JPH09187449A - 画像再構成処理装置 - Google Patents
画像再構成処理装置Info
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- JPH09187449A JPH09187449A JP8001015A JP101596A JPH09187449A JP H09187449 A JPH09187449 A JP H09187449A JP 8001015 A JP8001015 A JP 8001015A JP 101596 A JP101596 A JP 101596A JP H09187449 A JPH09187449 A JP H09187449A
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Abstract
な再構成を実現する。 【解決手段】コーンビームにより得られてX線検出器デ
ータを、ボクセル列に平行に設定されたセンタリング面
を使用して逆投影を行って3次元再構成を実現するする
もの。さらに、センタリング面のセンタリング列の数を
X線検出器面の検出器列の数より多くして、高精度な2
回補間を行って、3次元再構成におけるボケを抑制する
もの。
Description
状に放射されたX線を対象物に照射し、この対象物を透
過したX線をX線検出器により検出し、このX線検出器
から得られた検出データに基づいて、前記対象物の透過
画像を再構成する画像再構成処理装置に関する。
装置では、図23に示すように、X線源101からX線
ビームがファン状( 扇形状 )に放射されるファンビーム
を使用するものが知られている。このようなX線CT装
置は、X線源101から放射されたX線ビームを被写体
に照射し、この被写体を通過したX線を扇状に1列に約
1000チャンネル配列したX線検出器102で検出し
てデータ収集を行い、X線源101及びX線検出器10
2を被写体の周囲を回転させながら、1回転する間に1
000回程度データ収集し( 1回のデータ収集を1ビュ
ーと称する )、その収集されたデータに基づいて被写体
のX線の透過画像を再構成する。なお、FOV103
は、有効視野を示すものである。このファンビームを使
用したときの画像再構成式は、( 式1 )により算出され
る。
ムの再構成では、X線検出器から得られたデータに、再
構成すべきピクセルの位置に依存した重み付けを乗算し
て逆投影する必要があるので複雑な処理になる。すなわ
ち、図24に示すように、有効視野FOV103に対し
て再構成すべき画像を構成するピクセルが設定されてお
り、X線検出器102の各チャンネルで得られたデータ
を、重み付けとして焦点( X線源101のX線ビームの
放射点 )−ピクセル間距離 FpixelD(X) の2乗の逆数を
乗算して、該当するピクセルに逆投影する。なお、Fpix
elD は、Focus-Pixel-Distanceである。また、直接逆投
影する方法もあるが、この場合には極座標変換が必要と
なり複雑な計算になる。
装置では、現在のところ2種類の画像再構成法が考案さ
れている。1つの方法は、ファン−パラ変換法と呼ばれ
るものであり、これは、図25に示すように、ファンビ
ームによるX線検出器から得られた投影データを並び替
えかつ補間してパラレルビーム投影データを作成( 変換
を含む )し、これにより得られたデータを、従来のパラ
レルビームを使用したX線CT装置で行われるように逆
投影する方法である。データ変換の計算と補間処理など
が必要になる反面、逆投影時には、ファンビームのとき
の再構成ピクセル毎に異なった重み付け処理などが不要
で、1つのデータ( パラレルビーム投影データ )をビー
ム路( パラレルビームとなるときの放射点とX線検出器
のチャンネルとを結ぶ直線 )の全てのピクセルに逆投影
すれば良いので処理が単純になる。
したファンビーム再構成法であり、その詳細は特開昭5
5−99240号に開示している。図26に示すよう
に、一度ピクセル列に平行な所定の基準軸( センタリン
グ軸)104にX線検出器から得られたデータを射影(
逆投影 )し、それを再度再構成のピクセル列毎に逆投影
するものである。このように一度センタリング軸に逆投
影することで、ピクセル毎に異なる重み付け処理がピク
セル列毎には同一となるので、高速かつ単純な処理が可
能になる。
ム再構成法のステップを以下に説明する。 1.投影データData-Proj のX 線強度補正などの種々の
補正とcos 項の乗算して、生データData-Rawを得る。こ
の生データData-Rawと再構成関数とのコンボリューショ
ン演算をしてData-Conv を得る。 2.Data-Conv をある基準軸 (センタリング軸、例えば
ピクセルが配列された基準となるX軸及びY軸)上の点
に( 式2 )の重み付け処理して射影し、Data-Centerを
得る。この( 式2 )式において、FcpD(X) は、焦点−セ
ンタリング軸点間距離である。
ンビーム投影データを対応する基準軸に射影する。 4.基準軸に射影されたあるビューのデータData-Cente
r を、再構成する画像の全ピクセル列に対しピクセル列
毎に同一の( 式3 )の重み付けしてData-Backを得る。
この得た射影データData-Back を、逆投影( 画像メモリ
のピクセルに相当するアドレスに加算) する。なおA、
Bは、図26に示す。
の射影データを逆投影する。
変形すると、
( 式1 )の積分の中身と一致する。
l 列に逆投影することで、本来ピクセル毎に異なってい
た逆投影時の重み( 式1 )を、 pixel列単位では等しい
重み( 式2 )にして,重みの発生の計算自体の簡便化と
計算回数の削減を達成している。また、ここでは詳細に
は述べないが、円弧上に等角度で配列された検出器の素
子と直線上に等ピッチで配列されたpixel との複雑な対
応関係をも簡略化している。従来のファンビームを使用
したX線CT装置では、以上説明した2つの方法のうち
いずれかにより、高速な画像再構成処理を実現してい
る。
201からX線ビームが円錐状に放射されるコーンビー
ムと、ファンビーム用検出器列をZ軸方向にN列積み重
ねたような、円筒面上に検出器の素子(Mチャンネル×
N列)を配列した2次元X線検出器202とを使用し
て、X線透視画像を撮影するX線CT装置が考案されて
いる。このようなコーンビームを使用したX線CT装置
における代表的なコーンビーム再構成(Feldkamp再構
成)は、下記の文献に開示されている。
84 これは、数学的に厳密な再構成法であるファンビーム(2
次元平面内) 再構成アルゴリズム[ Filtered-Backproje
ction(フィルタ補正逆投影法) ] を、Z軸方向に拡張す
ることによって得られた近似的な3次元再構成アルゴリ
ズムである。
ームによるコンベンショナルスキャンを対象としてお
り,以下のステップからなる。なお、このコーンビーム
では、2次元的な画素としてのピクセルの代わりに、図
28に示すように、3次元的な画素としてのボクセルが
使用される。
る。
成関数とのコンボリューション演算を行う。
ら検出器のチャンネルまでの) パス上に逆投影する。す
なわち、焦点から逆投影するボクセルを通る直線が検出
器面と交差する点を計算し、その点の周囲の2の処理の
データから逆投影するデータを補間などで作成し、それ
をFvoxelD(X)の2乗の逆数で重み付けして逆投影する。
この逆投影は360°( 1回転 )にわたって行なう。
ると、下記となる。なお、 FvoxelD(X)=Focus-Voxel-Di
stanceは、焦点−ボクセル間距離である。
式 )( 式4 )について、式上ではファンビーム再構成と
非常に似ているが、Data-Back の逆投影方法が大きく異
なることを説明する。2次元的なファンビーム再構成に
おいては、図29に示すように、再構成面内の全画素
(ピクセル)に対して1 次元に配列された検出器のデー
タから逆投影するのに対し、コーンビーム(Feldkamp)再
構成においては、図30に示すように、焦点と再構成す
るボクセル(voxel) を結んだ直線が2次元のX線検出器
面と交差する点を求め、その交差点に関与する検出器素
子から得られるデータをその直線上に位置する全てのボ
クセルに逆投影する。
ーム再構成のようにある面を再構成する場合には、特定
の検出器列かつチャンネルのデータが再構成面の一部の
ボクセルにのみ逆投影されるため、各ボクセルに対して
逆投影するデータ(検出器列と検出器チャンネル)を選
択する必要があるので、再構成ボクセルと焦点を結んだ
直線とX線検出器面の3次元的な位置関係が重要にな
る。しかも、Z座標が同じ検出器列を考え、その検出器
素子と焦点を結んだ直線を考えた場合、ある面( 再構成
面 )においてそれらの直線が通過するボクセルは、焦点
を中心とした検出器面の相似図形(円筒検出器の場合、
同心円)上に並ぶため、この位置関係の計算は非常に複
雑になる。
のX線CT装置において、コーンビーム及び2次元的な
X線検出器を使用した場合、画像の再構成ではその計算
が複雑で膨大な量になり、一般的に普及しているコンピ
ュータ等では処理時間が長くかかり過ぎて実現できない
という問題があった。そこでこの発明は、コーンビーム
を使用して撮影された画像の正確な再構成を実現するこ
とができる画像再構成処理装置を提供することを目的と
する。
X線源から円錐状に放射されたX線を対象物に照射し、
この対象物を透過したX線をX線検出器により検出し、
このX線検出器から得られた検出データに基づいて、対
象物の透過画像を再構成する画像再構成処理装置におい
て、3次元的に空間配置された画素であるボクセルへの
逆投影が単純化されるように予め設定されたセンタリン
グ面へ、検出データを逆投影する第1段階逆投影手段
と、センタリング面に逆投影されたデータを該当するボ
クセルに逆投影する第2段階逆投影手段とを設けたもの
である。
明において、センタリング面のデータ列を、ボクセルの
3次元配列に対して平行に配置したものである。請求項
3対応の発明は、請求項1及び請求項2のいずれか一項
対応の発明において、第1段階逆投影手段は、検出デー
タの列数より、逆投影するセンタリング面のデータ列数
を多くしたものである。
態を図1〜図16を参照して説明する。図1は第1の実
施の形態によるX線CT装置の構成図である。図2は、
図1のガントリの外観図である。投影データ測定系とし
てのガントリ(架台ともいう)1は、円錐に近似したコ
ーンビーム状のX線束を発生するX線源3と、複数の検
出素子を2次元状に配列してなる2次元アレイ型のX線
検出器5とを収容する。前記X線源3と前記X線検出器
5とは、寝台6のスライド天板に載置された被検体を挟
んで対向した状態で回転リング2に装備される。前記X
線検出器5としては、複数( 1000チャンネル )の検
出素子が、ファンビーム用の1次元的に配列された1次
元アレイ型検出器を複数列( 10列 )積み重ねられたよ
うに配列されて構成されたもの( 図27参照 )で、前記
回転リング2に実装される。ここで、1つの検出素子は
1チャンネルに相当するものと定義する。
を介して被検体に曝射される。被検体を通過したX線は
前記X線検出器5で電気信号として検出される。X線制
御器8は高圧発生器7にトリガ信号を供給する。この高
圧発生器7はトリガ信号を受けたタイミングで前記X線
源3に高電圧を印加する。これによりX線源3からはX
線が曝射される。架台寝台制御器9は、前記ガントリ1
の前記回転リング2の回転と、前記寝台6のスライド天
板のスライドとを同期して制御する。システム全体の制
御中枢としてのシステム制御器10は、被検体から見て
前記X線源3が螺旋軌道を移動するいわゆるヘリカルス
キャンを実行するように、前記X線制御器8と前記架台
寝台制御器9を制御する。具体的には、前記回転リング
2が一定の角速度で連続回転し、前記寝台6のスライド
天板が一定の速度で移動し、前記X線源3から連続的又
は一定角度毎に間欠的にX線が曝射される。
ンネル毎にデータ収集部11で増幅され、ディジタル信
号に変換される。このデータ収集部11から出力される
投影データは、再構成処理部12に取り込まれる。この
再構成処理部12は、投影データに基づいてボクセル毎
にX線吸収率を反映した逆投影データを求める。コーン
ビームを使用したヘリカルスキャン方式のX線CT装置
において、有効視野( FOV、撮影領域 )は、ヘリカル
スキャンの回転中心軸を中心として円筒形状となり、再
構成処理部12は、この有効視野に複数のボクセル( 3
次元的に配置された画素 )を規定し( 図28参照 )、X
線検出器5からの投影データから各ボクセルの逆投影デ
ータを求める。この逆投影データに基づいて作成された
3次元画像データ又は断層像データは表示装置14に送
られ3次元画像又は断層像としてビジュアルに表示され
る。
このX線CT装置のジオメトリは、 検出器列数 M=20、 各列のZ軸方向の高さ Dseg =2mm、 X線検出器の厚み M×Dseg =40mm、 チャンネル数 N=1000、 焦点−回転中心間距離 FCD(Focus-center-Distance )=600mm、 焦点−検出器間距離 FDD(Focus-Detector-Distance )=1200mm、 有効視野直径 FOV(Field of View )=500mm、 有効視野角(ファン角)θ=50° となっている。
を示すブロック図である。21は、コンボリューション
処理及び逆投影処理におけるデータ選択、重み付け、セ
ンタリング処理、逆投影などの計算及び3次元再構成処
理全体を制御するこの再構成処理部12の制御部本体を
構成する再構成処理制御部である。コンボリューション
演算部22は、前記データ収集部11で収集された投影
データをコンボリューション処理し、このコンボリュー
ション処理により得られたコンボリューションデータは
第1のデータメモリ23に記憶される。
メモリ23に記憶されたコンボリューションデータを予
め設定されたセンタリング面に逆投影( 射影 )処理し、
この逆投影されたセンタリングデータは第2のデータメ
モリ25に記憶される。
メモリ23-2記憶されたセンタリングデータをボクセル
に逆投影( 3次元逆投影 )処理し、この逆投影された再
構成データ( 画像 )は画像メモリ27に記憶される。
3次元再構成について、幾つかの点について考察する。
再構成ボクセル列( 直線 )、センタリング面( 平面 )、
検出器列( 円弧 )、検出器面( 円筒、但しデータメモリ
上のように展開して考えるときは平面である)などの座
標変換を伴う関係について説明する。まず、再構成ボク
セル列、検出器面、センタリング面を考える。図5に示
すように、1列のボクセル列( 直線 )の検出器面への投
影が図6に示すような曲線になることを説明する。
グ面をZ軸方向( 上方 )から観察した図を、図7( a )
に示す。X線検出器5のチャンネル( 検出器列 )は焦点
FからZ軸方向において等角度の円弧上に配列されてお
り、図のように焦点回転( ビュー) による回転角をφ、
チャンネル方向の角度をθで示す。また、この焦点位置
においてセンタリング面はX軸上にあり( X軸Z軸平面
に含まれている )、X軸はセンタリング面のX軸である
Xcp軸に一致する。再構成ボクセル列の座標を( Xv ,
Yv )…( Xv はボクセルと共に変化するが、Yvは一
定 )で定義する。図7( b )に示すように、線分FCの
長さ( 焦点−回転中心間距離 )をFCD、線分FV0 の
長さ( 焦点−ボクセル間距離 )をFCD´、あるボクセ
ルVを考えるときに線分FVをXY平面へ射影したとき
の( 図の点線における )長さをFCD”、焦点- 検出器
間距離をFDDとする。また、焦点とボクセルを通る直
線を引き、XY平面上での焦点からの距離がFCDのと
きのZ座標をZ0 、ボクセルVのZ座標をZv とする。
さらに、展開した検出器面上での座標を図7(c )のよ
うに横軸( Xdet=θ・FDD )と縦軸( Zdet)とする。
することを考える。なお、Xcpは線分FVのセンタリン
グ面上でのX座標を示し、次の( 式5 )により求められ
る。
なので、次に示す関係式( 式6 )を使用して、
構成ボクセル列の検出器面への投影におけるチャンネル
方向の式である。
係は次に示す( 式8 )であるから、( 式9 )を得る。
投影における列方向の式は、次に示す( 式10 )とな
る。
セル列を検出器面へ投影すると非線形な配列になること
がわかる。従って、図中左方例えば第1ボクセルと第2
ボクセルを検出器面上に投影したときの間隔(例えば
2.4チャンネル分)と、図中右方例えば第511ボク
セルと第512ボクセルの間隔(例えば3.5チャンネ
ル分)とは異なり、角度θに依存して非線形な配列にな
る。また、( 式10 )からZ座標がZv で固定された直
線の再構成ボクセル列を検出器面へ投影すると角度θに
依存して図6のような非線形な曲線になることがわか
る。ただし、再構成ボクセル列のZ座標Zv とZdet と
は比例関係にある。
には、ボクセル列V、センタリング面C、検出器面Dと
それぞれの変数および端点と中心点の定義を示す。な
お、図10には、ボクセル列Vとセンタリング面Cとを
示す。このボクセル列Vに対してセンタリング面Cは平
行に配置されている。図9( b )に示した直線であるボ
クセル列のセンタリング面への投影も、図9( c )に示
すように直線になる。ボクセルのピッチとセンタリング
面上の点のピッチは一定の比になっており、歪みは全く
生じない。すなわち、逆投影すべきデータが、センタリ
ング面上で直線かつ等ピッチであれば、当然そのボクセ
ルへの逆投影も直線かつ等ピッチとなる。すなわち、ボ
クセルとセンタリング面との関係は単純な拡大縮小関係
となる。
と、図9( a )に示すように、チャンネル方向、列方向
ともに非線形な歪みが発生する。しかし、Z座標Zv の
異なる2本のボクセル列の投影が示すように、検出器面
上の2本のボクセル列の投影像どうしの間には、上述の
拡大縮小関係的な比例関係が成立している。
ビームの再構成法は、以下に説明するステップである。 1.X線検出器からの投影データをX線強度補正等の補
正処理後、Feldkamp重みづけ処理し、データメモリに記
憶させる。 2.データメモリに記憶された補正投影データを再構成
関数とコンボリューション処理し、データメモリに記憶
させる。 3.( 式7 )および( 式10 )に従って逆投影するボク
セル列を検出器面に投影した投影曲線を計算し、逆投影
するデータを選択してそのアドレスを発生させる。 4.該当するデータを読み出し、所定の重みづけ処理
後、画像メモリ該当するボクセルの位置に加算する。
理は、予め投影曲線を計算しておきテーブルとしてデー
タメモリ等に記憶しておいても良い。これを“テーブル
法”と称する。いずれの方法でも投影曲線は近似曲線で
も良い。しかしこの方法ではファンビーム投影データの
2次元逆投影でも存在した、逆投影する (チャンネル方
向の)データ選択の計算と、重み計算の他に、列方向の
データ選択計算が加わるため、膨大な計算量になってし
まう。または“テーブル法”による場合には巨大なテー
ブルを記憶するメモリが必要になる。
いては、X線検出器5から得られた逆投影するデータ(
投影データ )を一度センタリング面へ逆投影後、各ボク
セルへ逆投影する方法を行う。図9における考察とは逆
に、検出器面上(あるいはデータメモリ上)のピッチお
よび直線がセンタリング面に投影される場合を検討す
る。前述の( 式5 )と、( 式10の変形 )を( 式8 )に
より解いた( 式11 )を次に示す。
上に投影される場合は、次の( 式7の変形 )及び( 式1
1の変形 )となる。
形歪みの代わりに、( 式5 )と( 式11 )に従った非線
形歪みが発生する。
)に直線で示された検出器列の全チャンネルのデータを
センタリング面に投影すると、図11( c )に示すよう
に、上述の非線形( 式4及び式8 )によってXcp、Zcp
方向共に歪む。Z方向の歪み及びX方向の等ピッチの配
列の歪みは、共に図9の場合とは逆になる。前述のよう
にセンタリング面と再構成ボクセル列との間に歪みはな
いが、図11( a )に示すように、検出器列の全チャン
ネルのデータをボクセルに投影すると同様の歪みが発生
する。すなわち、図11( c )に示す前述のセンタリン
グ面への投影のZ方向の歪み及びX方向の等ピッチの配
列の歪みと図11( a )に示すボクセルへの投影のZ方
向の歪み及びX方向の等ピッチの配列の歪みとは、同様
のもので拡大・縮小関係になっている。
によってデータのリサンプリングを行い、直線上に等ピ
ッチでデータが並ぶように処理する。その結果が図12
( a)である。センタリング面上の座標系Xcp、Zcpと
再構成ボクセルの座標系Xv 、Zv の関係は、( 式5
)、( 式6 )、( 式9 )、( 式10 )を応用して、次の
( 式12)及び( 式13 )を得る。
位置Z=Zcpのアキシャル断面を再構成するとき、その
アキシャル断面を図12( b )に示すような正方形に内
接する円形FOVと考えると、( 式12 )、( 式13 )
でZv を断面内で常に定数、ボクセル列内でYv を定数
とし、ボクセル単位でXv を変化させることになる。従
って、( 破線で示す )正方形とその内接する円形FOV
の投影は、( 破線で示す )台形とそれに内接する円の変
形( 図示せず )になる。また、ボクセル列をセンタリン
グ面に投影した直線は、ボクセル列の位置に対応してセ
ンタリング面内を上下に平行移動する。そこで、逆投影
するボクセル列に対応するZ座標Zcpを( 式13 )で求
め、逆投影するボクセルに対応するX座標Xcpを( 式1
2 )で求め、対応するデータを目的のボクセルに逆投影
する。これを全ボクセルに全ビュー繰り返して逆投影を
行う。
dpDは焦点−検出器素子間距離であり、FcpD( X,Z
)は焦点−センタリング点間距離である。
ン処理したデータを示す式であり、( 式15 )は、セン
タリング処理したデータを示す式であり、( 式16 )
は、ボクセルに逆投影したデータを示す式である。
( 式3 )と一致する。
用した3次元再構成法( コーンビーム再構成法 )のステ
ップを以下に説明する。 1.再構成処理制御部21は、データ収集部11からの
投影データData-ProjをX線強度補正などの補正処理し
て生データData-Rawを得て、第1のデータメモリ23に
記憶させる。 2.再構成処理制御部21はコンボリューション演算部
22により、第1のデータメモリ23のデータを読み出
し、Feldkamp重みづけ( ( 式14 )の第1項 )処理後、
再構成関数Conv-Function とコンボリューションし( (
式14 )の第2項) 、第1のデータメモリ23に記憶さ
せる。
部24により、第1のデータメモリ23に記憶されたコ
ンボリューションデータに基づいて、次の(i) あるいは
(ii)のいずれか一方により( 式15 )のセンタリング処
理を行う。 (i) ( 式5 )及び( 式11 )に従って、検出器面のデ
ータをセンタリング面に投影した投影曲線を計算し、コ
ンボリューションデータに重み付けを行った後にセンタ
リング面に射影してセンタリングデータを計算し、更に
センタリング面上のセンタリングデータを図12( a )
のように格子状にリサンプリングして、第2のデータメ
モリ25に記憶する。 (ii) ( 式7変形 )及び( 式11変形 )に従って、セン
タリング面上で(i) でリサンプリングしたような格子状
のデータの位置を検出器面に投影した投影点の位置を計
算し、投影点周囲の4個 (2列×2CH) の検出器素子の
コンボリューションデータを重みづけ加算後に( 式15
)の3次元逆投影における重み付けを行ってセンタリン
グ面に射影してセンタリングデータData-Center を計算
し、第2のデータメモリ25に記憶する。
及び( 式13 )に従って、再構成するボクセル (列) を
センタリング面に投影した投影点 (直線) を計算し、逆
投影するデータを例えば4個 (2列×2CH) 選択してそ
のアドレスを発生させる。 5.再構成処理制御部21は第2の逆投影部26によ
り、第2のデータメモリ25から該当するセンタリング
データData-Center を読み出し、データ数が複数の場合
は重みづけ加算し、2次元ファンビーム再構成における
センタリングデータの逆投影時と同様に、A/Bの2乗
の重みづけ処理後(この正当性は( 式17)にて証明済
み)、画像メモリ27の該当するボクセルの位置に加算
する。以上で3次元再構成ができる。この3次元再構成
処理の流れを図13に示す。
ける検出器面上の点又はセンタリング面上の点からセン
タリング面上の点又はボクセルへの逆投影( 射影 )デー
タの計算では、4点Bi-Linear 補間等の線形補間やSpli
ne補間等の非線形補間、あるいはその他の補間を使用し
てリサンプリングしても良いものである。さらに、補間
を行わずに、例えばNearest Neighborとして、該当する
投影点に最も近い点を選択して逆投影データを計算して
も良い。
つの投影点に対して例えばj列及びj+1列とnチャン
ネル及びn+1チャンネルの4点Data(j,n) ,Data(j,n
+1),Data(j+1,n) ,Data(j+1,n+1) が補間するデータ
として計算対象となる。このとき、4点Bi-Linear 補間
においては、以下の計算が行われる。 Data(j,n) ×wch+Data(j,n+1) ×( 1−wch )…CH(j) Data(j+1,n) ×wch+Data(j+1,n+1) ×( 1−wch )…CH(j+1) CH(j) ×wro+CH(j+1) ×( 1−wro )…SEG(j,j+1) 以上の処理を複数の投影点について順番に繰り返して処
理することになる。すなわちCH(j) を計算し、次にC
H(j+1) を計算し、それらの計算結果によりSEG(j,j
+1) を計算する。そして次の投影点について、CH(j)
を計算し、次にCH(j+1) を計算し、それらの計算結果
によりSEG(j,j+1) を計算する。以下同様にして各投
影点について、繰り返して補間処理が行われる。この繰
り返し補間処理は時間がかかる。そこで、CH(j) とC
H(j+1) とをそれぞれ並列処理し、この並列処理を連結
するようにSEG(j,j+1) をパイプライン処理すること
により、処理時間を短縮して、2点補間とほぼ同じ処理
時間で補間処理を行うことができる。
上の場合、Nearest Neighborとして該当する投影点に最
も近い点を選択して逆投影データを計算することによ
り、画像劣化が少なく、計算回数が4点Bi-Linear 補間
に比べて約1/3になり処理時間が短縮されるという効
果が得られる。
T( ファンビームCT )と同様にチャンネル方向の非線
形と逆投影時の重み発生の簡便化だけを図る目的で、3
の処理でのセンタリング面上でのリサンプリング処理を
省略し、4の処理で逆投影するボクセルに対応するセン
タリングデータに該当するような投影曲線を発生させて
も良い。リサンプリング処理を省略する代償として逆投
影時の投影曲線が複雑になるが、トータルの補間回数が
減るというメリットがある。
ば、3次元逆投影において、一度センタリング面に射影
することで、円弧上に等角度で配列された検出器CH列と
直線上に等ピッチで配列されたボクセル列の複雑な対応
関係を簡略化している。すなわち、一度センタリング面
に射影することで逆投影のときのボクセル単位に異なる
重みをボクセル列単位に同じにでき、重みの計算回数削
減、計算自体を簡便化した。コーンビームCT特有の逆
投影時のZ方向の歪み(非線形)を、センタリング面上
で格子状にデータを配列することで是正し、再構成ボク
セルへの逆投影を簡便にできた。このような是正は、格
子状センタリング点への投影又はリサンプリング処理で
実現した。
簡便化し、現存の2次元逆投影用(ファンビーム再構成
)の逆投影部の構成と比べても、大幅な拡張をせずに単
純な構成で3次元逆投影における画像再構成が実現でき
る。
円筒型X線検出器を持つコーンビームX線CT装置につ
いて記述したが、この発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、図14に示すような平面型X線検出器を
持つコーンビームCT装置でも同様の効果が得られるも
のである。すなわち、図15に示すように、有効視野F
OV中の直線矢印及び破線矢印で示されたボクセル列に
ついて、平面型X線検出器面への投影では、図16に示
すように、傾いた直線矢印及び破線矢印になるのが、チ
ャンネル方向( 横方向 )の歪み( 非線形な歪みを含めて
)は発生しない。さらに、列方向( 縦方向 )についても
歪みは発生しないが、その投影線が傾斜した直線となる
ため、円筒型X線検出器の場合に比べて軽減されるもの
の、データ選択及び逆投影時の重み発生は複雑である。
影( 射影 )するセンタリング処理を行うことによって、
図17に示すように、ボクセル列はセンタリング面へ平
行に投影されるので、有効視野FOV中の直線矢印及び
破線矢印で示されたボクセル列の平面型X線検出器面へ
の投影すると、ボクセル列単位での逆投影データ計算に
使うセンタリング列を固定できるので、データ選択、重
み発生を共に単純にすることができる。なお、逆投影時
の重みについて、ボクセル単位の計算からボクセル列単
位の計算に削減できることは円筒型X線検出器の場合と
同様である。また、センタリング列数を増やせば、補間
精度を向上する等の効果も円筒型X線検出器の場合と同
様である。
22を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態
におけるX線CT装置( コーンビームCT装置 )の基本
的な構成は上述した第1の実施の形態とほとんど同一な
ので、ここではその説明は省略し、異なる点としてのが
画像再構成処理部における処理について説明する。
してしまう。しかし投影曲線と重みの簡単化のために、
センタリング面に一度逆投影後にボクセルへ逆投影する
場合、2回の補間は避けられない。すなわち、図18に
示すように1回補間の場合に、ボクセルデータDBが、
検出器列をボクセルへ逆投影した( オリジナルの )デー
タ位置( D1 ,D2 ,D3)に対して、D1とD2との
間を8:1に分ける位置にあるとき、 DB=( 1/9 )×D1+( 8/9 )×D2 となり、データ位置D1とD2とにより確定し、D3等
の他のデータの干渉が完全に排除されている。一方、図
19に示すようにセンタリング面に一度逆投影する2回
補間の場合には、まず、センタリング点Dc1及びDc2
が、検出器列をセンタリング面へ逆投影( 射影 )した(
オリジナルの )データ位置( D1 ,D2 ,D3 )に対し
て、D1とD2との間を5:4に分ける位置及びD2と
D3との間を2:1に分ける位置にあるとき、 Dc1=( 4/9 )×D1+( 5/9 )×D2 Dc2=( 1/3 )×D2+( 2/3 )×D3 となり、さらに、ボクセルデータ( 点 )DBが、Dc1と
Dc2との間を3:5に分ける位置にあるとき、 DB=( 5/8 )×Dc1+( 3/8 )×Dc2 =( 5/18 )×D1+( 17/36 )×D2+( 1/4 )×D3 となる。すなわち、実際にはボクセルデータDBは、D
1とD2との間にあるにもかかわらず、2回の補間によ
りD3の干渉項が加わりその分だけD1及びD2の項も
誤差を含むようになり、実際の画像においてボケが増幅
することになる。そこで、補間の精度を向上することに
より画像に生じるボケを減少させることが必要になる。
す2つの例がある。図20は高精度な2回補間の第1の
例である。検出器列をセンタリング面へ逆投影( 射影 )
した( オリジナルの )データ位置( D1 ,D2 ,D3 )
と一致するように、センタリング面上でセンタリング点
(Dc1,Dc4,Dc6 )を設定すると共に、それらの各セ
ンタリング点の間に等ピッチで補間点( Dc2,Dc3,D
c5 )を設定したことである。これにより2回補間のボケ
を減少させることができる。例えば、ボクセルデータD
Bが、Dc3とDc4との間を2:1に分ける位置にあると
き、 DB=( 1/3 )×Dc3+( 2/3 )×Dc4 =( 1/9 )×D1+( 8/9 )×D2 となり、オリジナルのデータ位置においてD3の干渉項
を完全に排除している。しかし、センタリング面上にお
ける検出器列の投影曲線は非線形な歪みを持ち、隣接す
るチャンネル間すなわちXcp方向に隣接したセンタリン
グ点におけるオリジナルの検出器データが存在するZcp
座標が微妙に食い違ってくるため、全部のセンタリング
列でオリジナルのデータ位置に補間点( センタリング点
)を設定することは困難である。
ある。等ピッチの補間点( センタリング点 )の個数を計
算時間とのバランスから可能なだけ多数にしたもので、
オリジナルのデータ位置には必ずしも補間点は存在しな
くても良い。しかし、少なくとも検出器列の個数よりセ
ンタリング列の個数を多くしたことにより、大部分の位
置において補間精度は高く、補間によるボケが生じるの
は第2回目の補間位置( ボクセル )がオリジナルのデー
タ位置を挟む第1回目の補間点2点の間にあるとき(例
えばDc9とDc10 の間)だけである。
c9との間を1:1に分ける位置にあるとき、 DB=( 1/2 )×Dc8+( 1/2 )×Dc9 =( 1/10 )×D1+( 9/10 )×D2 となり、オリジナルのデータ位置においてD3の干渉項
を完全に排除している。また、ボクセルデータDBが、
Dc9とDc10 との間を1:1に分ける位置( 丁度D2に
対応する位置 )にあるとき、 DB=( 1/2 )×Dc9+( 1/2 )×Dc10 =( 1/40 )×D1+( 14/15 )×D2+( 1/24 )×D3 となり、D3( この場合ではD1も該当する )の干渉項
が排除されていないが、D1,D3の重み( 係数 )がD
2に比べて小さいので、従来のボケよりは減少されてお
り、しかもこのボケが発生する範囲は、上述したよう
に、Dc9とDc10 との間の距離に限定される。
2に示す。図22( a )は検出器列5列のセンタリング
面への投影曲線であり、オリジナルのデータ位置を示
す。前述の第1の実施の形態において説明したセンタリ
ング面を使用した3次元再構成法( コーンビーム再構成
法 )のステップに記載されているように、このオリジナ
ルデータからセンタリング面において格子状に配列され
たセンタリングデータを作成する。格子の列(センタリ
ング列)の数を検出器列数と同じ数の5列とした場合
を、図22( b )に示す。あるボクセル列のセンタリン
グ面への投影直線Sに対して、2列目のセンタリング列
C2は軽い重みで補間に使用され、3列目のセンタリン
グ列C3は重い重みで補間に使用される。この補間に使
用されるデータの幅がZcp方向に広くなり、ボケが生じ
ることが分かる。これは図19の2回補間の例に相当す
る。
り多くした例を図22( c )に示す。この図22( c )
では10列としている。あるボクセル列に逆投影するデ
ータ位置を上と同様に直線Sで示した。4列目のセンタ
リング列C4は軽い重みで補間に使用され、5列目のセ
ンタリング列C5は重い重みで補間に使用される。この
補間に使われるデータの幅がZcp方向に狭くなり、ボケ
を抑制できることが分かる。これは図22の高精度な2
回補間の第2の例に相当する。なお、図22において補
間方法は同様に距離の逆比による線形1次補間である。
しかし例に示した矢印の点( Dc8とDc9との間にDBが
位置する場合 )の補間精度は非常に高い。
数を格段に多くして(例えば検出器列5列に対してセン
タリング列50列あるいは500列)、第2回目の補間
を0次補間すなわち最も近いセンタリング列を選択する
Nearest Neighborにしても良いものである。
ば、センタリング面を使用した逆投影処理を行うときに
避けられない補間によるデータのボケを、補間精度を高
めることにより最小に抑制することができる。
コーンビームを使用して撮影された画像の正確な再構成
を実現することができる画像再構成処理装置を提供でき
る。
示すの構成図。
外観図
明するための図。
要部構成を示すブロック図。
おけるボクセル列の検出器面への投影を示す図。
おけるボクセル列の検出器面上の投影曲線を示す図。
おけるボクセル列の検出器面上の投影曲線を説明するた
めの図。
おけるボクセル列、センタリング面、検出器面とそれぞ
れの変数および端点と中心点の定義を示すセンタリング
面を示す図。
おけるボクセル列の検出器面への投影曲線、ボクセル列
及びボクセル列のセンタリング面への投影曲線を示す
図。
におけるボクセル列及びセンタリング面を示す図。
における検出器列のボクセルへの投影曲線、検出器列及
び検出器列のセンタリング面への投影曲線を示す図。
におけるセンタリング面上での補間処理などのデータの
リサンプリングを説明するための図。
における3次元再構成処理の流れを示す図。
線検出器の他の例としての平面型X線検出器を示す図。
X線CT装置におけるボクセル列と平面型X線検出器と
の位置関係を示す図。
X線CT装置におけるボクセル列の平面型X線検出器の
検出器面への投影曲線を示す図。
X線CT装置におけるボクセル列のセンタリング面への
投影曲線を示す図。
補間の例を説明するための図。
補間の例を説明するための図。
の再構成処理部における検出器列をボクセルへの逆投影
における高精度な2回補間の第1の例を説明するための
図。
における検出器列をボクセルへの逆投影における高精度
な2回補間の第2の例を説明するための図。
における5列の検出器列のセンタリング面への投影曲
線、センタリング列の数を5列としたときのボクセル列
のセンタリング面への投影直線と重み付けされるセンタ
リング列及びセンタリング列の数を10列としたときの
ボクセル列のセンタリング面への投影直線と重み付けさ
れるセンタリング列を示す図。
構成及びFOVを示す図。
説明するための図。
変換法を説明するための図。
軸を使用したファンビーム再構成法を説明するための
図。
を示す図。
に対するボクセルを説明するための図。
置における検出器データのピクセルへの逆投影を説明す
るための図。
置における検出器データのボクセルへの逆投影を説明す
るための図。
Claims (3)
- 【請求項1】 X線源から円錐状に放射されたX線を対
象物に照射し、この対象物を透過したX線をX線検出器
により検出し、このX線検出器から得られた検出データ
に基づいて、前記対象物の透過画像を再構成する画像再
構成処理装置において、 3次元的に空間配置された画素であるボクセルへの逆投
影が単純化されるように予め設定されたセンタリング面
へ、前記検出データを逆投影する第1段階逆投影手段
と、 前記センタリング面に逆投影されたデータを該当する前
記ボクセルに逆投影する第2段階逆投影手段とを設けた
ことを特徴とする画像再構成処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像再構成処理装置にお
いて、前記センタリング面のデータ列を、前記ボクセル
の3次元配列に対して平行に配置したことを特徴とする
画像再構成処理装置。 - 【請求項3】 請求項1及び請求項2のいずれか一項記
載の画像再構成処理装置において、前記第1段階逆投影
手段は、前記検出データの列数より、逆投影する前記セ
ンタリング面のデータ列数を多くしたことを特徴とする
画像再構成処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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ID=11489758
Family Applications (1)
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