JPH09187399A - 簡易トイレ - Google Patents
簡易トイレInfo
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- JPH09187399A JPH09187399A JP101296A JP101296A JPH09187399A JP H09187399 A JPH09187399 A JP H09187399A JP 101296 A JP101296 A JP 101296A JP 101296 A JP101296 A JP 101296A JP H09187399 A JPH09187399 A JP H09187399A
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Abstract
閉塞した固形物を、簡単な構成で簡単に排除できるよう
にする。 【解決手段】 便容器15の貫通孔17に、液状し尿排
出管23を挿通して、液状し尿排出管23が動かないよ
うに固定する部材は設けないで、液状し尿排出管23を
便容器15の貫通孔17に取付け、便容器15は貫通孔
17の周縁部を可撓性の膜状体16で形成し、液状し尿
排出管23が膜状体16と共に揺れ動けるように形成し
て、流入孔25から固形物を振り落せるようにした。
Description
する簡易トイレに関する。
出願人がさきに出願した特公昭58−157948号公
報に記載されている。
に示すように、脚2で支持された床1を設け、この床1
に便器10を設けると共に、床1の下方に便容器15を
設け、便容器15に、支承筒用蓋51を設けた汲取りホ
ース支承筒50を設けると共に、便容器15の底部18
上に、固液分離器24を置き、この固液分離器24に接
続した液状し尿排出管23を、前記便容器15の側部を
貫通させて便容器15の外部に現出させたものである。
イレは、便容器15内の液状のし尿を、固液分離器24
から液状し尿排出管23を通して便容器15の外部に流
出させ、図示してない液状し尿を排出できる箇所に排出
し、汲取らなければならないし尿を小量にすることがで
き、便利である。
固形物が固液分離器24の流入孔25を閉塞した場合
に、流入孔25から固形物を排除するのが困難である。
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、簡易ト
イレの固液分離器の流入孔を閉塞した固形物を、簡単な
構成で、簡単に排除できるようにすることを課題とす
る。
持された床1を設け、床1に便器10を設けると共に、
床1の下方に便容器15を取付け、便容器15の側部に
貫通孔17を設け、貫通孔17に液状し尿排出管23を
挿通して、液状し尿排出管23が揺れ動かないように固
定する部材は設けないで、液状し尿排出管23を貫通孔
17に取付け、液状し尿排出管23の内端部に固液分離
器24を設け、便容器15は、少なくとも、貫通孔17
の周縁部を可撓性を有する膜状体16で形成し、液状し
尿排出管23が、便容器15の貫通孔17の周縁部の膜
状体16と共に揺れ動けるように形成して簡易トイレと
した。
し尿排出管23の便容器15の外部に現出した部分に、
液状し尿排出管23揺れ動かし用の取っ手30を設けて
簡易トイレとした。
又は第2の発明のいずれかの発明において、液状し尿排
出管23を、簡易トイレに取付けた吊下げ体36で吊下
げて支持して簡易トイレとした。
又は第2の発明のいずれかの発明において、液状し尿排
出管23を、便容器15の底部18の上に設けた、揺動
できる支持棒41で支持して簡易トイレとした。
形態の説明をする。図1及び図2は本発明の一実施の形
態の説明用の図である。
形に組立て、さらに、長尺に形成された側の、1対の枠
材3間には、1本の枠材3と2本の桟5を架設してあ
る。そして、前記4角形に組立てられた枠材3は、4本
の脚2で支持されている。
り、この床1はベニヤ板の上面に塩化ビニール樹脂製の
合成樹脂シートを敷設した板で形成されている。そし
て、前記床1の奥寄りの位置には、便器10装着用の孔
が設けてあり、この孔に合成樹脂製の便器10の下部が
挿入され、便器10に設けたフランジ11が、前記床1
の孔の縁に載置されて便器10が床1に装着されてい
る。
合成樹脂製の膜状体16で4角形の袋状に形成された便
容器15が、取付けられている。そして、この便容器1
5は、便容器15の開口縁部に、図示してない補強用帯
状片を水平方向に重ねて接着して設け、この便容器15
の補強用帯状片を重ねて設けた部分に、多数の吊下げ用
孔を設け、この吊下げ用孔を、前記枠材3の内側に設け
た図示してない鈎に引っ掛けて、便容器15を床1の下
方に取付けている。
7を設け、この貫通孔17に逆U字状に形成した合成樹
脂製の液状し尿排出管23を挿通して、液状し尿排出管
23が揺れ動かないように固定する部材は設けないで、
液状し尿排出管23を便容器15の貫通孔17に液密状
に取付けてある。
は、流入孔25を設けた固液分離器24を設け、液状し
尿排出管23の上部で、便容器15の内側となる部分に
は、滅菌剤収容部26が設けてあり、この滅菌剤収容部
26には、滅菌剤収容部用蓋27が嵌着されている。
1には、滅菌剤交換用の孔が設けてあり、この孔に滅菌
剤交換孔用蓋28が嵌着されている。そして、液状し尿
排出管23の便容器15の外部に現出した部分には、上
方に延びる鋼製又は合成樹脂製の取っ手30が、締め付
けられると環状となる締付部31で締付けて取付けてあ
る。
さきに述べたように、全体を可撓性を有する合成樹脂製
の膜状体16で形成しているが、便容器15は、少なく
とも、便容器15の側部の貫通孔17の周縁部を、可撓
性を有する膜状体16で形成し、液状し尿排出管23
が、便容器15の貫通孔17の周縁部の膜状体16と共
に、揺れ動けるように形成してもよいものである。
支柱装着用孔4が設けてあり、この支柱装着用孔4に、
図示してない鋼製の棒で形成した支柱を立設し、この支
柱を、図示してない布製シートなどで覆い、この覆った
布製シートなどに出入口を設けるものである。
た側の布1の端部には、図示してないタラップが取付け
られるものである。そして、液状し尿排出管23の排出
口29は、直接に、或は排出口29に接続される図示し
てないホースによって、液状し尿を排出用水路に放出で
きるように形成されている。
レは、便容器15内にし尿が溜ると、固形の大便の1部
はし尿中の水分によって溶解する。そして、この溶解は
し尿中の微生物による分解作用によって促進される。
24の流入孔25から固液分離器24内に流入し、滅菌
剤収容部26内で滅菌剤により滅菌され排出口29から
排出される。
トイレットペーパその他の固形物が詰まると、液状し尿
排出管23からの液状し尿の排出に支障が生じる。そこ
で、この実施の形態の液状し尿排出管23に外力を加え
ると、液状し尿排出管23は、液状し尿排出管23が揺
れ動かないように固定する部材は設けないで、貫通孔1
7に取付け、そして、便容器15は、少なくとも、貫通
孔17の周縁部を可撓性を有する膜状体16で形成し、
液状し尿排出管23が便容器15の貫通孔17の周縁部
の膜状体16と共に揺れ動けるように形成してある。
急激に大きく揺れ動かして、固液分離器24の流入孔2
5を閉塞している固形物を流入孔25から振り落とし、
固液分離器24の流入孔25は開放され液状し尿が流通
できるようになる。
を設けた発明は、液状し尿排出管23を揺れ動かし易
い。図3及び図4は、別の実施の形態の液状し尿排出管
23を設けた部分を示すものであり、以下さきの実施の
形態と同様の部分は図示を省略し、そして、図示した同
様の部分は同一の符号を用い説明を省略した。
を、さらに、U字状に形成した鋼製又は合成樹脂製の吊
り下げ体36で揺れ動けるように吊下げたものである。
この吊下げ体36は、床1に設けた吊下げ体36の外径
より若干大径に形成した挿入孔に先端を挿入してナット
37で止めたものである。そして、前記吊下げ体36は
鎖で形成することも可能である。
吊下げ体36でも、液状し尿排出管23を支持するの
で、液状し尿排出管23は、揺れ動かせるものでありな
がら安定して支持される。
出管23の大部分又は、全部の重さを、吊下げ体36で
支持するようにし形成できるものである。そして、前記
吊下げ体36は、枠材3の部分の下方に吊下げることも
可能である。
尿排出管23を設けた部分を示すものである。この実施
の形態は、液状し尿排出管23を、便容器15の底部1
8の上に設けた、揺動できる支持棒41で支持できるよ
うに形成したものである。
部18の上に載置した支持板44の上に、発条42を介
して1本の支持棒41を立設し、支持棒41の上端にU
字状支持部43を形成し、このU字状支持部43で、液
状し尿排出管23を支持するように形成したものであ
る。
形成することも可能である。そして、この実施の形態の
液状し尿排出管23は、支持棒41が揺動させ易く、液
状し尿排出管23の揺動を容易に行なえるものである。
け、貫通孔17に液状し尿排出管23を挿通して、液状
し尿排出管23が揺れ動かないように固定する部材は設
けないで、液状し尿排出管23を貫通孔17に取付け、
便容器15は、貫通孔17の周縁部を可撓性を有する膜
状体16で形成し、液状し尿排出管23が膜状体16と
共に揺れ動けるように形成したものである。
流入孔25に固形物が詰まった場合に、液状し尿排出管
23に外力を加えて揺すると、液状し尿排出管23は、
容易に急激に大きく揺れ動き、固液分離器24の流入孔
25を閉塞している固形物を振り落とし、流入孔25を
開放するので、液状し尿排出管23は、良好に液状し尿
を外部に排出できる。
を設けた発明は、液状し尿排出管23を揺れ動かし易
い。さらに、液状し尿排出管23を、吊下げ体36で吊
下げて支持した発明は、液状し尿排出管23が揺れ動か
せるものでありながら、安定して支持させることができ
る。
る支持棒41で支持した発明は、支持棒41が揺動させ
易く、液状し尿排出管23の揺動を容易に行なえるもの
である。
面図
Claims (4)
- 【請求項1】 脚2で支持された床1を設け、床1に便
器10を設けると共に、床1の下方に便容器15を取付
け、便容器15の側部に貫通孔17を設け、貫通孔17
に液状し尿排出管23を挿通して、液状し尿排出管23
が揺れ動かないように固定する部材は設けないで、液状
し尿排出管23を貫通孔17に取付け、液状し尿排出管
23の内端部に固液分離器24を設け、便容器15は、
少なくとも、貫通孔17の周縁部を可撓性を有する膜状
体16で形成し、液状し尿排出管23が、便容器15の
貫通孔17の周縁部の膜状体16と共に揺れ動けるよう
に形成した簡易トイレ。 - 【請求項2】 液状し尿排出管23の便容器15の外部
に現出した部分に、液状し尿排出管23揺れ動かし用の
取っ手30を設けた請求項1記載の簡易トイレ。 - 【請求項3】 液状し尿排出管23を、簡易トイレに取
付けた吊下げ体36で吊下げて支持した請求項1又は請
求項2のいずれかに記載した簡易トイレ。 - 【請求項4】 液状し尿排出管23を、便容器15の底
部18の上に設けた、揺動できる支持棒41で支持した
請求項1又は請求項2のいずれかに記載した簡易トイ
レ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00101296A JP3848391B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00101296A JP3848391B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易トイレ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187399A true JPH09187399A (ja) | 1997-07-22 |
JP3848391B2 JP3848391B2 (ja) | 2006-11-22 |
Family
ID=11489672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00101296A Expired - Fee Related JP3848391B2 (ja) | 1996-01-08 | 1996-01-08 | 簡易トイレ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3848391B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-08 JP JP00101296A patent/JP3848391B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3848391B2 (ja) | 2006-11-22 |
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