JPH0615798U - 脱臭装置を取付けた浄化槽 - Google Patents

脱臭装置を取付けた浄化槽

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JPH0615798U
JPH0615798U JP053593U JP5359392U JPH0615798U JP H0615798 U JPH0615798 U JP H0615798U JP 053593 U JP053593 U JP 053593U JP 5359392 U JP5359392 U JP 5359392U JP H0615798 U JPH0615798 U JP H0615798U
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JP
Japan
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septic tank
deodorizing
cartridge
deodorizing device
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Withdrawn
Application number
JP053593U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 河田
Original Assignee
日立化成工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日立化成工業株式会社 filed Critical 日立化成工業株式会社
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Publication of JPH0615798U publication Critical patent/JPH0615798U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形の浄化槽における臭気の除去を、簡便な
装置で効率的に行う。 【構成】 脱臭剤を収納したカートリッジ8及び浄化槽
内の空気を該カートリッジ8を通して槽外に排出する排
気部材9を備えた脱臭装置4を取付けた浄化槽。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は脱臭装置を取付けた浄化槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
浄化槽から発生する悪臭を除去する装置として、特開昭57−190695号 公報や特開昭58−205583号公報に示されるように、土壌に付着した菌に 悪臭分子を分解させる土壌脱臭装置がある。また、特開昭62−149397号 公報に示されるように、浄化槽内にオゾンガスを発生させ、オゾンの酸化力によ って脱臭する装置がある。更には特開昭60−112395号公報に示されるよ うに、浄化槽内の臭気を含む空気を曝気槽エア源とすることにより、悪臭を外部 に出さないようにする装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の特開昭57−190695号公報や特開昭58−205583号公報に 示される装置は、反応速度が遅いため大規模な装置となってしまうという問題が あった。また、特開昭62−149397号公報に示される装置は、オゾンによ る浄化槽構成体(樹脂)の劣化が速いという問題があり、更に特開昭60−11 2395号公報に示される装置は、曝気空気の酸素濃度が低くなってしまうとい う問題があった。 本考案は、上記した問題を解消する脱臭装置を取り付けた浄化槽を提供するこ とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、脱臭剤を収納したカートリッジ及び浄化槽内の空気を該カートリッ ジを通して槽外に排出する排気部材を備えた脱臭装置を取り付けた浄化槽に関す る。 本考案において、脱臭装置は脱臭剤を収納するカートリッジと浄化槽内の臭気 を有する空気をカートリッジに導き、カートリッジで臭気を除去した後、臭気の 除去された空気を槽外に排出する排気部材とを備える。カートリッジは浄化槽内 の臭気を除去できるものであれば、その形状等に制限はない。排気部材は例えば 強制排気用のファンとそのファンを駆動するモータからなる。脱臭剤としては分 解、吸着、中和等により脱臭するものが好ましく、固体であればそのまま充填し たり、液体であれば媒体に吸収させるなどしてカートリッジに収納する。浄化槽 における脱臭装置を取り付ける場所は、マンホール等の臭気を出し易い場所や臭 気を除去し易い場所が好ましいが制限するものではない。脱臭装置を構成する材 料は、浄化槽内から発生するH2S、NOX、NH3等のガスにより腐食されない もので、かつ自重やモータの重量を支えることが出来るなど適当な強度を持つも のが好ましく、例えばFRP成形体、塩化ビニル等が挙げられる。
【0005】
【実施例】
次に本考案の実施例を説明する。 実施例1 図1は本考案の実施例になる脱臭装置を取付けた浄化槽の概要を示す図で、こ の浄化槽1は、汚水流入口2から流入した汚水を図示しない槽内の沈殿分離室、 接触曝気室、分離室及び消毒室で浄化して処理水排水口3から排出する通常のも のに、脱臭装置である臭突管4を取付けたものであり、5はマンホールである。 図2は図1の臭突管4の拡大図及び図3は図2の断面図である。臭突管4は塩化 ビニル製で、浄化槽取付け部7、脱臭カートリッジ8及び排気部9から構成され ており、浄化槽取付け部7はその接続口13を取付けボルト12によって浄化槽 1の臭突口6に取付けられる。図4は脱臭剤15をポリプロピレンシートに圧着 して脱臭シート14としたもので、(a)は平面図、(b)は正面図である。この脱 臭シート14をハニカム構造に近くなるように巻いて図4(c)に示す巻物16と し、脱臭カートリッジ8に収納する。この脱臭カートリッジ8は段付きの円筒形 状をしており、浄化槽取付け部7の上口部7aにひっかかり、かつ空気の短絡流 が生じないように密着して嵌め込まれる。なお脱臭剤15としては株式会社鐵原 製の「オフノン」を用いた。排気部9は、浄化槽内の悪臭を脱臭カートリッジ8 を通して矢印のように吸引するためのファン10及びファン10を回転させるた めのモータ11から構成されており、浄化槽付け部7の上口部7aに素手で容易 に脱着が可能な程度に確実に嵌め込まれる。
【0006】 実施例2 図5は本考案の他の実施例になる脱臭装置を浄化槽のマンホールの部分に取付 けた状態を示し、図6は図5の脱臭装置の断面図及び図7は図6における脱臭カ ートリッジ部の平面図である。この脱臭装置はFRP製のもので、マンホール蓋 部17、脱臭カートリッジ18、排気用のファン21及びモータ22から構成さ れている。脱臭カートリッジ18は円環形状で、側面だけから空気を吸入するよ うに底蓋23が設けられており、側面に設けた止め具19aによりマンホール蓋 部17の係止鉤19に、確実にかつ脱着可能に取付ける。なお、マンホール蓋部 17は、図6に示すように、マンホールに直接接する下蓋24及び雨水が直接流 入しないように上蓋25が取り付けられた構造になっている。この脱臭装置を図 6のように浄化槽1のマンホール5に吊り下げ固定する。浄化槽内の悪臭を含ん だ空気は、モータ22によって回転するファン21により脱臭カートリッジ18 を通して排気口20から排気される。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、小形の浄化槽の高性能な脱臭が可能となり、かつ脱臭装置の 容積も小さくて済むので、家庭用の浄化槽に特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例になる脱臭装置を取付けた浄化
槽の概要を示す図である。
【図2】図1の浄化槽における臭突管の拡大図である。
【図3】図2の臭突管の断面図である。
【図4】図2の臭突管の脱臭カートリッジに収納する脱
臭シートを示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図及び
(c)はこれを巻物にした平面図である。
【図5】本考案の他の実施例になる脱臭装置を取付けた
浄化槽を示す図である。
【図6】図5における脱臭装置の断面図である。
【図7】図6の脱臭装置における脱臭カートリッジの平
面図である。
【符号の説明】
1…浄化槽、2…汚水流入口、3…処理水排水口、4…
臭突管、5…マンホール、6…臭突口、7…浄化槽取付
け部、8…脱臭カートリッジ、9…排気部、10…ファ
ン、11…モータ、12…取付けボルト、13…接続
口、14…脱臭シート、15…脱臭剤、16…巻物、1
7…マンホール蓋部、18…脱臭カートリッジ、19…
係止鉤、19a…止め具、20…排気口、21…ファ
ン、22…モータ、23…底蓋、24…下蓋、25…上

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭剤を収納したカートリッジ及び浄化
    槽内の空気を該カートリッジを通して槽外に排出する排
    気部材を備えた脱臭装置を取付けた浄化槽。
JP053593U 1992-07-30 1992-07-30 脱臭装置を取付けた浄化槽 Withdrawn JPH0615798U (ja)

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JP053593U JPH0615798U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 脱臭装置を取付けた浄化槽

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JP053593U JPH0615798U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 脱臭装置を取付けた浄化槽

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JPH0615798U true JPH0615798U (ja) 1994-03-01

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ID=12947181

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JP053593U Withdrawn JPH0615798U (ja) 1992-07-30 1992-07-30 脱臭装置を取付けた浄化槽

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10128045A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Nikko Plant:Kk 脱臭装置
JPH10264991A (ja) * 1997-03-25 1998-10-06 Hitachi Chem Co Ltd 浄化槽用マンホール蓋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10128045A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Nikko Plant:Kk 脱臭装置
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