JPH09187352A - マットレス - Google Patents
マットレスInfo
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- JPH09187352A JPH09187352A JP402796A JP402796A JPH09187352A JP H09187352 A JPH09187352 A JP H09187352A JP 402796 A JP402796 A JP 402796A JP 402796 A JP402796 A JP 402796A JP H09187352 A JPH09187352 A JP H09187352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mattress
- cushion material
- tubular body
- opened
- surface side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】収納が容易に行えながら、寝心地及び通気性を
良好にでき、それでいて、就寝時に背骨が曲がるのを防
止する。 【解決手段】クッション材1を有するマットレスにおい
て、クッション材1内に、該クッション材1の平面方向
に延びる多数の筒状体2を介在させると共に、該筒状体
2の長さ方向両端の少なくとも一方を前記クッション材
1の端面で開放した。
良好にでき、それでいて、就寝時に背骨が曲がるのを防
止する。 【解決手段】クッション材1を有するマットレスにおい
て、クッション材1内に、該クッション材1の平面方向
に延びる多数の筒状体2を介在させると共に、該筒状体
2の長さ方向両端の少なくとも一方を前記クッション材
1の端面で開放した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてベッドに
使用されるマットレスに関する。
使用されるマットレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッドに用いられるマットレス
で、通気性を有するものとして、本願発明者は、実開平
7−16658号公報に記載のものを提案した。
で、通気性を有するものとして、本願発明者は、実開平
7−16658号公報に記載のものを提案した。
【0003】このマットレスは、図2に示すように、比
較的硬質で可撓性の少ない芯材Aと、該芯材Aの上部に
積層され、この芯材Aより薄肉としたクッション材B
と、該クッション材Bの上部に積層される表皮材Cとか
ら成り、この表皮材Cを、多数の突条部Dをもった放熱
部Eと、前記突条部Dを結合する基板Fとで構成してお
り、比較的硬質で可撓性の少ない前記芯材Aを使用する
ことにより、就寝時、身体の重量配分線に沿って凹陥す
ることなく、背骨が曲がるのを防止し、しかも、前記芯
材Aに薄肉とした前記クッション材Bを積層して寝心地
を良好にし、さらに、クッション材Bの上部に積層する
前記表皮材Cにおける放熱部Eの多数の突条部D間に空
間を形成して身体の熱を外部に放散して通気性を良くし
ている。
較的硬質で可撓性の少ない芯材Aと、該芯材Aの上部に
積層され、この芯材Aより薄肉としたクッション材B
と、該クッション材Bの上部に積層される表皮材Cとか
ら成り、この表皮材Cを、多数の突条部Dをもった放熱
部Eと、前記突条部Dを結合する基板Fとで構成してお
り、比較的硬質で可撓性の少ない前記芯材Aを使用する
ことにより、就寝時、身体の重量配分線に沿って凹陥す
ることなく、背骨が曲がるのを防止し、しかも、前記芯
材Aに薄肉とした前記クッション材Bを積層して寝心地
を良好にし、さらに、クッション材Bの上部に積層する
前記表皮材Cにおける放熱部Eの多数の突条部D間に空
間を形成して身体の熱を外部に放散して通気性を良くし
ている。
【0004】尚、Gは前記表皮材Cの基板Fから前記ク
ッション材Bを経て芯材Aの下面に開口する複数の貫通
穴である。
ッション材Bを経て芯材Aの下面に開口する複数の貫通
穴である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
なマットレスは、就寝時の背骨の曲がりを防止しなが
ら、通気性が良好で、かつ、寝心地の良いマットレスと
して提案されたが、就寝時の背骨の曲がりを防止するた
めに比較的硬質で可撓性の少ない芯材Aを使用している
ため、マットレスを折畳むことができず保管の際、場所
をとるという不具合があった。
なマットレスは、就寝時の背骨の曲がりを防止しなが
ら、通気性が良好で、かつ、寝心地の良いマットレスと
して提案されたが、就寝時の背骨の曲がりを防止するた
めに比較的硬質で可撓性の少ない芯材Aを使用している
ため、マットレスを折畳むことができず保管の際、場所
をとるという不具合があった。
【0006】本発明の目的は、保管収納が容易に行えな
がら、寝心地及び通気性を良好にでき、かつ、就寝時に
背骨が曲がるのを防止しうるマットレスを提供すること
にある。
がら、寝心地及び通気性を良好にでき、かつ、就寝時に
背骨が曲がるのを防止しうるマットレスを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、クッション材1を有するマ
ットレスにおいて、クッション材1内に、該クッション
材1の平面方向に延びる多数の筒状体2を介在させると
共に、該筒状体2の長さ方向両端の少なくとも一方を前
記クッション材1の端面で開放したのである。
め、請求項1記載の発明は、クッション材1を有するマ
ットレスにおいて、クッション材1内に、該クッション
材1の平面方向に延びる多数の筒状体2を介在させると
共に、該筒状体2の長さ方向両端の少なくとも一方を前
記クッション材1の端面で開放したのである。
【0008】クッション材1は、例えば発泡ポリエチレ
ン等の発泡樹脂からなるスポンジや、綿又は合成糸から
成るわた状のものにより構成される。
ン等の発泡樹脂からなるスポンジや、綿又は合成糸から
成るわた状のものにより構成される。
【0009】筒状体2は、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等の合成樹脂からなるパイプにより構成し、人体によ
る荷重で完全につぶれて扁平にならない強度及び弾力性
を有するものが好ましく、パイプ径は、内径8〜10m
mが好ましい。
ン等の合成樹脂からなるパイプにより構成し、人体によ
る荷重で完全につぶれて扁平にならない強度及び弾力性
を有するものが好ましく、パイプ径は、内径8〜10m
mが好ましい。
【0010】また、筒状体2は、単に並設するだけでも
よいし、紐などにより連結させておいて型崩れを防止す
るようにしてもよい。
よいし、紐などにより連結させておいて型崩れを防止す
るようにしてもよい。
【0011】以上の構成により、請求項1記載の発明で
は、クッション材1内に介在される筒状体2を外気に開
放させられるので、マットレスの放熱が行え、さらに、
筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を与えら
れるので、快適な寝心地が得られながら、複数の筒状体
2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の曲がり
を防止できるのである。さらに、筒状体2をクッション
材1の平面方向に延びるように配設しているので、マッ
トレスを巻取ることが可能となり、巻状にすることによ
り限られた保管スペースにおいても収納が可能となる
し、筒状体2により軽量化ができ、収納が容易に行える
のである。
は、クッション材1内に介在される筒状体2を外気に開
放させられるので、マットレスの放熱が行え、さらに、
筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を与えら
れるので、快適な寝心地が得られながら、複数の筒状体
2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の曲がり
を防止できるのである。さらに、筒状体2をクッション
材1の平面方向に延びるように配設しているので、マッ
トレスを巻取ることが可能となり、巻状にすることによ
り限られた保管スペースにおいても収納が可能となる
し、筒状体2により軽量化ができ、収納が容易に行える
のである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のマ
ットレスにおいて、一端が該マットレスの表面側で開口
し、他端がマットレスの下面側で開口する複数の貫通穴
8を形成したのである。
ットレスにおいて、一端が該マットレスの表面側で開口
し、他端がマットレスの下面側で開口する複数の貫通穴
8を形成したのである。
【0013】前記貫通穴8は、例えば、クッション材1
に発泡樹脂を使用する場合には、棒状のヒータを過熱し
て貫通させ、熱溶融させることにより容易に形成でき
る。
に発泡樹脂を使用する場合には、棒状のヒータを過熱し
て貫通させ、熱溶融させることにより容易に形成でき
る。
【0014】以上の構成により、請求項2記載の発明で
は、マットレスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8
を介してマットレスの下面側に逃がすことができるので
通気性を高められ、床ずれが生ずるのを少なくできるの
である。
は、マットレスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8
を介してマットレスの下面側に逃がすことができるので
通気性を高められ、床ずれが生ずるのを少なくできるの
である。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載のマ
ットレスにおいて、前記貫通穴8を前記筒状体2の内部
空間に連通させたのである。
ットレスにおいて、前記貫通穴8を前記筒状体2の内部
空間に連通させたのである。
【0016】以上の構成により、請求項3記載の発明で
は、マットレスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8
を介してマットレスの下面側及び筒状体2からマットレ
スの側面側に逃がすことができるのでさらに通気性を高
められ、床ずれの発生をより少なくできるのである。
は、マットレスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8
を介してマットレスの下面側及び筒状体2からマットレ
スの側面側に逃がすことができるのでさらに通気性を高
められ、床ずれの発生をより少なくできるのである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示したマットレスの実施例
は、クッション材1と、該クッション材1内に介在させ
る多数の筒状体2と、クッション材1の表面を覆う表皮
材3と、クッション材1の裏面を覆う裏材4から構成し
ている。
は、クッション材1と、該クッション材1内に介在させ
る多数の筒状体2と、クッション材1の表面を覆う表皮
材3と、クッション材1の裏面を覆う裏材4から構成し
ている。
【0018】前記クッション材1としては、連続気泡を
もち通気性のある例えば発泡ポリエチレン樹脂や発泡ウ
レタン樹脂などから成るシート状部材を使用している。
もち通気性のある例えば発泡ポリエチレン樹脂や発泡ウ
レタン樹脂などから成るシート状部材を使用している。
【0019】また、前記クッション材1内に介在させる
多数の筒状体2は、比較的硬質で可撓性少なく、適度な
弾性力を有する例えばポリエチレンのパイプから構成
し、複数の筒状体2を平行に配設した状態で紐体5によ
り各筒状体2を連結して平面状のシート状物を形成し、
各筒状体2間の前記紐体5による連結部で折り曲げ可能
にしている。
多数の筒状体2は、比較的硬質で可撓性少なく、適度な
弾性力を有する例えばポリエチレンのパイプから構成
し、複数の筒状体2を平行に配設した状態で紐体5によ
り各筒状体2を連結して平面状のシート状物を形成し、
各筒状体2間の前記紐体5による連結部で折り曲げ可能
にしている。
【0020】さらに、クッション材1を、第一クッショ
ン材11と第二クッション材12とから構成して、シー
ト状の前記筒状体2の上部に第一クッション材11を位
置させ、下部に第二クッション材12を位置させて、各
クッション材11,12で前記筒状体2を挟持してい
る。
ン材11と第二クッション材12とから構成して、シー
ト状の前記筒状体2の上部に第一クッション材11を位
置させ、下部に第二クッション材12を位置させて、各
クッション材11,12で前記筒状体2を挟持してい
る。
【0021】尚、クッション材1は、上記のように二分
割せず、発泡成形機内に前記筒状体2を介在させておい
て、樹脂を発泡させることにより、クッション材1内に
前記筒状体2を一体的に内蔵するようにしてもよい。
割せず、発泡成形機内に前記筒状体2を介在させておい
て、樹脂を発泡させることにより、クッション材1内に
前記筒状体2を一体的に内蔵するようにしてもよい。
【0022】そして、前記各筒状体2の長さ方向両端を
前記クッション材1の端面で開放させて、該筒状体2内
を空気が通過できるようにしている。尚、筒状体2は一
方の端部のみを開口させるようにしてもよい。
前記クッション材1の端面で開放させて、該筒状体2内
を空気が通過できるようにしている。尚、筒状体2は一
方の端部のみを開口させるようにしてもよい。
【0023】さらに、前記表皮材3は、多数のパイル状
突条部31をもつ放熱部32と、前記突条部31を結合
する基板33とで構成するのであって、その一例を説明
すると、ポリプロピレンの繊維からなる基布に同ポリプ
ロピレン糸をタフティング機でパイル状に植毛すること
により前記突条部31を有する前記放熱部32を形成
し、この後前記基布の裏面側にラテックスをコーティン
グし、このラテックスを加熱融着して前記基板33とな
し、該基板33で前記突条部31を固定することよって
構成するのである。
突条部31をもつ放熱部32と、前記突条部31を結合
する基板33とで構成するのであって、その一例を説明
すると、ポリプロピレンの繊維からなる基布に同ポリプ
ロピレン糸をタフティング機でパイル状に植毛すること
により前記突条部31を有する前記放熱部32を形成
し、この後前記基布の裏面側にラテックスをコーティン
グし、このラテックスを加熱融着して前記基板33とな
し、該基板33で前記突条部31を固定することよって
構成するのである。
【0024】また、前記突条部31を固定する前記基板
33としては、塩化ビニル樹脂から成るシート状物を用
いてもよい。また、前記放熱部32は、ポリプロピレン
樹脂により形成しているので、抗菌性を有し、前記表皮
材3にダニなどの害虫が付着するのを防止することがで
きる。さらに、前記放熱部32の突条部31は、図1に
示したようにパイル状に形成することが好ましく、斯か
るパイル状とするときには、柔軟性を良好にできなが
ら、通気性に優れたものとなるのであるが、この突条部
31はパイル状に限らず、例えば突起状に形成すること
もできる。
33としては、塩化ビニル樹脂から成るシート状物を用
いてもよい。また、前記放熱部32は、ポリプロピレン
樹脂により形成しているので、抗菌性を有し、前記表皮
材3にダニなどの害虫が付着するのを防止することがで
きる。さらに、前記放熱部32の突条部31は、図1に
示したようにパイル状に形成することが好ましく、斯か
るパイル状とするときには、柔軟性を良好にできなが
ら、通気性に優れたものとなるのであるが、この突条部
31はパイル状に限らず、例えば突起状に形成すること
もできる。
【0025】さらに、前記裏材4は、例えばポリエチレ
ン糸など合成糸により形成した織物から構成しており、
前記第二クッション材12の裏面に重ね合わせている。
織地は、平織物、綾織物、二重織などがある。
ン糸など合成糸により形成した織物から構成しており、
前記第二クッション材12の裏面に重ね合わせている。
織地は、平織物、綾織物、二重織などがある。
【0026】また、マットレスにおける端面で、前記筒
状体2が開口していない面を、前記表皮材3、クッショ
ン材1、裏材4を一度に覆うようにコの字状にシート6
を当てがって、該シート6の上から、前記表皮材3の上
部表面側、クッション材1、前記裏材4の裏面側へとミ
シン糸7で縫製することにより、それぞれの部材を一体
化状に結合している。
状体2が開口していない面を、前記表皮材3、クッショ
ン材1、裏材4を一度に覆うようにコの字状にシート6
を当てがって、該シート6の上から、前記表皮材3の上
部表面側、クッション材1、前記裏材4の裏面側へとミ
シン糸7で縫製することにより、それぞれの部材を一体
化状に結合している。
【0027】さらに、前記マットレスには、一端が該マ
ットレスの表面側、つまり、前記表皮材3の表面で開口
し、他端がマットレスの下面側、つまり、前記裏材4の
下面で開口する複数の貫通穴8を形成しており、これ
ら、貫通穴8は、前記各筒状体2の内部空間に連通させ
ている。
ットレスの表面側、つまり、前記表皮材3の表面で開口
し、他端がマットレスの下面側、つまり、前記裏材4の
下面で開口する複数の貫通穴8を形成しており、これ
ら、貫通穴8は、前記各筒状体2の内部空間に連通させ
ている。
【0028】前記貫通穴8は、棒状のヒータを各部材の
溶融温度まで過熱して、このヒータを前記表皮材3、ク
ッション材1、裏材4を熱溶融させながら貫通させるこ
とにより容易に形成できる。
溶融温度まで過熱して、このヒータを前記表皮材3、ク
ッション材1、裏材4を熱溶融させながら貫通させるこ
とにより容易に形成できる。
【0029】次に、以上の構成による作用について説明
する。前記クッション材1内に介在される筒状体2を外
気に開放させているので、マットレスの放熱が行え、さ
らに、筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を
与えられるので、快適な寝心地が得られながら、複数の
筒状体2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の
曲がりを防止できるのである。
する。前記クッション材1内に介在される筒状体2を外
気に開放させているので、マットレスの放熱が行え、さ
らに、筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を
与えられるので、快適な寝心地が得られながら、複数の
筒状体2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の
曲がりを防止できるのである。
【0030】さらに、筒状体2をクッション材1の平面
方向に延びるように配設しているので、マットレスを巻
取ることが可能となり、巻状にすることにより限られた
保管スペースにおいても収納が可能となるし、筒状体2
により軽量化ができ、収納が容易に行えるのである。
方向に延びるように配設しているので、マットレスを巻
取ることが可能となり、巻状にすることにより限られた
保管スペースにおいても収納が可能となるし、筒状体2
により軽量化ができ、収納が容易に行えるのである。
【0031】また、前記クッション材1の上部に積層す
る前記表皮材3を、多数の突条部31をもった放熱部3
2と、前記突条部31を結合する基板33とで構成した
から、前記放熱部32の突条部31で、該突条部31間
に空間を形成でき、この空間により身体の熱を外部に放
散できるし、しかも、前記基板33を設けているから、
身体の重量部分に対応する前記放熱部32の撓みを局部
的な凹みではなく、重量部分に対して緩やかにでき、従
って、撓みを緩やかにできる分、身体への前記表皮材3
の密着部分を少なくでき、前記放熱部32による放熱効
果と相まって通気性を良好にでき、長期の病臥によって
も床ずれが生ずるのを少なくできるのである。
る前記表皮材3を、多数の突条部31をもった放熱部3
2と、前記突条部31を結合する基板33とで構成した
から、前記放熱部32の突条部31で、該突条部31間
に空間を形成でき、この空間により身体の熱を外部に放
散できるし、しかも、前記基板33を設けているから、
身体の重量部分に対応する前記放熱部32の撓みを局部
的な凹みではなく、重量部分に対して緩やかにでき、従
って、撓みを緩やかにできる分、身体への前記表皮材3
の密着部分を少なくでき、前記放熱部32による放熱効
果と相まって通気性を良好にでき、長期の病臥によって
も床ずれが生ずるのを少なくできるのである。
【0032】そして、一端が該マットレスの表面側で開
口し、他端がマットレスの下面側で開口する複数の貫通
穴8を形成したので、マットレスの表面と人体との間の
熱を前記貫通穴8を介してマットレスの下面側に逃がす
ことができるので通気性を高められ、さらに床ずれが生
ずるのを少なくできるのである。
口し、他端がマットレスの下面側で開口する複数の貫通
穴8を形成したので、マットレスの表面と人体との間の
熱を前記貫通穴8を介してマットレスの下面側に逃がす
ことができるので通気性を高められ、さらに床ずれが生
ずるのを少なくできるのである。
【0033】さらに、前記貫通穴8を前記筒状体2の内
部空間に連通させているので、マットレスの表面と人体
との間の熱を前記貫通穴8を介してマットレスの下面側
だけでなく筒状体2からマットレスの側面側に逃がすこ
とができるのでさらに通気性を高められ、床ずれの発生
をより少なくできるのである。
部空間に連通させているので、マットレスの表面と人体
との間の熱を前記貫通穴8を介してマットレスの下面側
だけでなく筒状体2からマットレスの側面側に逃がすこ
とができるのでさらに通気性を高められ、床ずれの発生
をより少なくできるのである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、クッション材1内に介在される筒状体2を
外気に開放させたから、マットレスの放熱が行え、さら
に、筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を与
えられるので、快適な寝心地が得られながら、複数の筒
状体2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の曲
がりを防止できるのである。さらに、筒状体2をクッシ
ョン材1の平面方向に延びるように配設しているので、
マットレスを巻取ることが可能となり、巻状にすること
により限られた保管スペースにおいても収納が可能とな
るし、筒状体2により軽量化ができ、収納が容易に行え
るのである。
明によれば、クッション材1内に介在される筒状体2を
外気に開放させたから、マットレスの放熱が行え、さら
に、筒状体2を前記クッション材1で覆って柔軟性を与
えられるので、快適な寝心地が得られながら、複数の筒
状体2により、適度な硬さが得られて就寝時の背骨の曲
がりを防止できるのである。さらに、筒状体2をクッシ
ョン材1の平面方向に延びるように配設しているので、
マットレスを巻取ることが可能となり、巻状にすること
により限られた保管スペースにおいても収納が可能とな
るし、筒状体2により軽量化ができ、収納が容易に行え
るのである。
【0035】請求項2記載の発明によれば、一端が該マ
ットレスの表面側で開口し、他端がマットレスの下面側
で開口する複数の貫通穴8を形成したから、マットレス
の表面と人体との間の熱を前記貫通穴8を介してマット
レスの下面側に逃がすことができるので通気性を高めら
れ、床ずれが生ずるのを少なくできるのである。
ットレスの表面側で開口し、他端がマットレスの下面側
で開口する複数の貫通穴8を形成したから、マットレス
の表面と人体との間の熱を前記貫通穴8を介してマット
レスの下面側に逃がすことができるので通気性を高めら
れ、床ずれが生ずるのを少なくできるのである。
【0036】請求項3記載の発明によれば、前記貫通穴
8を前記筒状体2の内部空間に連通させたから、マット
レスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8を介してマ
ットレスの下面側及び筒状体2からマットレスの側面側
に逃がすことができるのでさらに通気性を高められ、床
ずれの発生をより少なくできるのである。
8を前記筒状体2の内部空間に連通させたから、マット
レスの表面と人体との間の熱を前記貫通穴8を介してマ
ットレスの下面側及び筒状体2からマットレスの側面側
に逃がすことができるのでさらに通気性を高められ、床
ずれの発生をより少なくできるのである。
【図1】本発明にかかるマットレスの要部を示す一部省
略した側断面図。
略した側断面図。
【図2】従来のマットレスの一部省略側断面図。
1……クッション材 2……筒状体
Claims (3)
- 【請求項1】クッション材(1)を有するマットレスで
あって、クッション材(1)内に、該クッション材
(1)の平面方向に延びる多数の筒状体(2)を介在さ
せると共に、該筒状体(2)の長さ方向両端の少なくと
も一方を前記クッション材(1)の端面で開放している
ことを特徴とするマットレス。 - 【請求項2】一端がマットレスの表面側で開口し、他端
がマットレスの下面側で開口する複数の貫通穴(8)を
有している請求項1記載のマットレス。 - 【請求項3】貫通穴(8)が筒状体(2)の内部空間に
連通している請求項2記載のマットレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP402796A JPH09187352A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | マットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP402796A JPH09187352A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | マットレス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09187352A true JPH09187352A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11573489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP402796A Pending JPH09187352A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | マットレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09187352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101040908B1 (ko) * | 2010-11-30 | 2011-06-14 | 신현덕 | 라텍스폼 성형몰드 |
CN105852504A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-08-17 | 新疆大学 | 三孔式排骨床架支撑结构 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP402796A patent/JPH09187352A/ja active Pending
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