JPH09186463A - 成形材料の成形方法とその成形装置 - Google Patents

成形材料の成形方法とその成形装置

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JPH09186463A
JPH09186463A JP18354196A JP18354196A JPH09186463A JP H09186463 A JPH09186463 A JP H09186463A JP 18354196 A JP18354196 A JP 18354196A JP 18354196 A JP18354196 A JP 18354196A JP H09186463 A JPH09186463 A JP H09186463A
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frame
molding
molding material
shaped
frame body
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JP18354196A
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Nobuhiko Fujieda
信彦 藤枝
Michitsugu Nakagome
道次 中込
Tadashi Kojima
忠 小島
Heijiro Yanagi
平次郎 柳
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 圧力容器の内部に置かれた基板上に、成
形材料を設置し、該成形材料の周囲を鍔のある帽子型の
枠体で、該鍔部の外周の表部にフレームが設置され、該
鍔部の外周の裏部に、シール用パッキンが設けられた該
枠体で覆い、該基板上に設置し、該基板に設けられた排
気口より内部を減圧すると共に、該圧力容器の内部を気
体を介して加圧、加熱した成形材料と密着させシールせ
しめるもので、成形材料を成形することを特徴とする成
形材料の成形方法およびその成形装置。 【効果】 本発明によれば枠体を長時間に何回も使用で
き、作業能率が上がり、製造コストを大幅に削減するこ
とができる。また、枠体が軟化劣化することを防止する
ことで、各種成形材料のサイズに応じた枠体を必要とせ
ず、一種類の枠体しか必要としない為、枠体の保管が容
易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形材料の成形方
法とその成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多層印刷配線板等を成形するに
は、プリント配線板、プリプレグ、銅貼り樹脂板などの
被成形樹脂板を積み重ね、加熱加圧してプリプレグを溶
融させ、さらに熱硬化させることにより、多層積層板と
して成形されることが知られている。この加熱加圧する
方法には、平板プレスが採用されてきたが、近年は、こ
の方法の欠点を改良したオートクレーブ法が使用される
ようになった(特開昭61−43543号)。
【0003】図7にオートクレーブ法における成形装置
の断面図を示す。この方法においてはナイロンフィルム
24を被成形体に被覆後シールし、内部を減圧し、外部
を加圧した状態で加熱して成形していた。その際一枚の
シートを被成形体の上部及び全側面に被覆するため、ナ
イロンフィルムにしわが発生して亀裂の原因となり、特
にコーナ部のシールが不完全になりやすい。しかも一回
しか使用できない等の問題があった。また、この方法で
は、ナイロンフィルムには外部と遮断する為のシールテ
ープ25がはってあるが、該シールテープをナイロンフ
ィルムに貼る時間がかかり、またシールテープはゴム状
の接着性のあるもので、該ゴムを基板に押しつけて接着
する作業時間がかかり、さらに真空を保持するため、シ
ール部をさらにおしつけてシール性を増すというような
熟練を要する作業となっており、だれでもすぐにできる
作業ではない。さらに、ナイロンフィルムと成形物との
密着を丁寧にしなければナイロンフィルムに亀裂が生じ
るというおそれがあり、作業者に精神的な負担をかけ、
加熱加圧時にナイロンフィルムが破れて他の製品を不良
にすることがあり、作業者の負担がさらに大きくなり、
生産性を著しく低下させるという問題があった。
【0004】一方、上記ナイロンフィルムの代わりに鍔
のある枠体を使用する製造方法においては、成形材料の
大きさによって該枠体の帽子型の部分のサイズを合わせ
ねばならない。該枠体を金型を用いて成形する方法にお
いては、各種の金型を準備しなければならず、該枠体製
造のための金型代が高価であるためコスト高となる。
【0005】また、該枠体の材質が硬度の低いシリコン
ゴムの場合には、加熱加圧時において該シリコンゴムが
徐々に軟化してきて、使用回数が増すと共に亀裂が大き
くなり、ある時点で完全に使用不能となる。更に、亀裂
の発生場所が確認されずに使用された場合において、加
熱加圧時にこの部分より破壊が起こり、該枠体内部の成
形物を不良にする事があった。特に、該枠体の鍔部は、
シール性を確保する為に枠体の周辺にシール用パッキン
が設けられており、該枠体内部が真空に引かれた時、該
パッキンがつぶれる事で外部と遮断されシールされる。
ところが、つぶれた際にパッキンとの間で軟化劣化が進
行し、最終的には、該パッキンの全周に広がり加熱加圧
時において破壊が起こる事となり、該枠体の寿命を短縮
し製造コストに悪影響を与えるという問題があった。一
方、成形材料のサイズに応じた各サイズの枠体を用意し
ようとすると、保管する為の場所が必要で、狭い作業場
所が一段と狭くなり作業効率を阻害するという問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
本発明者らが見いだした問題に鑑みて検討された結果な
されたものであり、パッキングの装着が簡単で、バッキ
ング材の破損がなく、長期的に何回も使用できて、作業
能率が上がる等の効果が期待できる、特開平7−124
972号において提案した成形方法とその成形装置をさ
らに進歩せしめたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記種々
の問題点を解決し、安価でかつ作業性が高く、成形物を
一体化することを目的として鋭意検討を重ねた結果、該
枠体が、硬度が大きく伸び率が高く引き裂き強さの大き
く、引っ張り強度の大きい材質からなるもので成形物を
覆い、該枠体の鍔部の裏面に設けたシール用のパッキン
を基板上に置き、さらに真空排気し、外部から加圧、加
熱することで上記目的を達成することができ、しかも枠
体が繰り返し使用可能な効率よい成形物が製造可能であ
ることを見いだし本発明を完成するに至ったものであ
る。
【0008】本発明は、枠体の取扱いが容易で、シール
部の重しの役割りをするフレームを設け、枠体の材質が
硬度が大きい、伸びの高い引っ張り強度の大きい引き裂
き強さの大きいシリコンゴム或はシリコンゴムにテフロ
ンを張り合わせたもの及びポリアクリルゴム等から選ば
れた耐熱性のあるものを成形材料に覆い、鍔部に設けら
れた断面がY字状、半月状亦はフック状のシール用パッ
キンを基板の上に乗せて真空排気した後、外部が加熱、
加圧できる容器内にいれて、成形物を製造することを特
徴とする成形材料の成形方法及び成形装置を提供するも
のである。
【0009】すなわち、本発明は、(1)圧力容器の内
部に置かれた基板上に、銅箔、プリプレグ、内層材を積
み重ねた積層板用の成形材料を設置し、該成形材料の周
囲を鍔のある帽子型の枠体で、該鍔部の外周の表部にフ
レームが設置され、該鍔部の外周の裏部に、Y字状、半
月状亦はフック状の形状のシール用パッキンが設けられ
た該枠体で覆い、該基板上に設置し、該基板に設けられ
た排気口より内部を減圧すると共に、該圧力容器の内部
を気体を介して加圧、加熱した成形材料と密着させシー
ルせしめるもので、成形材料を成形することを特徴とす
る成形材料の成形方法、(2)該枠体は、硬度の大きい
材質からなるもので、枠体内を真空排気した際、成形材
料と密着させることのできるものであることを特徴とす
る(1)の成形材料の成形方法であり、また、(3)加
圧加熱する手段を備えてなる圧力容器と、その内部に銅
箔、プリプレグ、内層材を積み重ねた積層板用の成形材
料を設置する基板と、該基板の底部に設けられた真空排
気できる排気口と、該成形材料を覆うための帽子状の枠
体と、鍔部の外周の表部に設けられたフレームと、裏部
に設けられたY字状、半月状亦はフック状の形状である
シール用パッキンとからなる成形材料の成形装置、
(4)該枠体の材質が、硬度が35〜50(−)、引っ
張り強度85〜100(kgf/cm2 )、伸び率60
0〜900(%)、引き裂き強さ20(kgf/c
2 )以上からなることを特徴とする(3)の成形装
置、(5)該枠体の鍔部外周に設けたフレームは、金属
の板或は金属の角棒により形成されており、該鍔部に接
着剤で接着、または焼付け接着により固着されているこ
とを特徴とする(3)の成形装置、(6)該枠体の鍔部
に設けたシール用のパッキンは、該枠体と同質の材質か
らなり、一体もの或は張り合わせたものとして構成され
ており、断面がY字状、半月状亦はフック状の形状であ
ることを特徴とする(3)の成形装置、(7)該枠体の
材質が、シリコンゴム、シリコンゴムにテフロン或はイ
ミドを張り合わせたもの、ポリアクリルゴムからなるこ
とを特徴とする(3)の成形装置、(8)シリコンゴム
が、SiO2 を3〜25wt%含有してなることを特徴
とする(7)の成形装置に関するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。本発明において使用する枠体の材質としては、シ
リコンゴム或はシリコンゴムにテフロン或はイミドを張
り合わせたもの及びポリアクリルゴム等から選ばれる。
この内、シリコンゴムとしては、硬度が大きく、伸び率
が高く、引っ張り強度が大きく、かつ引き裂き強さの強
いものが挙げられる。また、シリコンゴムにテフロンを
張り合わせたものは、テフロンの薄膜としたものが挙げ
られる。また、ポリアクリルゴムで枠体と鍔とシール用
パッキンを形成したものが挙げられる。またシリコンゴ
ムを張り合わせたものでもかまわない。本発明において
は、その何れでも可能であるが、シリコンゴムからでき
たものは成形体とよく密着し、材質の歪を減少させるこ
とができるのでより好ましい。
【0011】枠体の形状は、鍔のある帽子型でできてお
り、鍔部の外周には、該枠体の取扱が容易になるための
フレームを取り付けている。該フレームは、耐熱性が要
求されるために金属が好ましい。該フレームは、鍔部の
表側に配置され、作業性をよくするため軽量金属である
ことが好ましく、例えばアルミニウム枠板或はアルミニ
ウムの角棒でできた枠を外周に設けているが、ステンレ
ス或は鉄等であってもかまわない。
【0012】該鍔部の裏側には、断面がY字状、半月状
亦はフック状のシール用パッキンを形成した形状であ
る。該帽子型枠体は、成形材料に密着しやすいサイズと
し、真空排気時及び加熱,加圧した時点で、成形材料の
全体に均一に圧力がかかる形状とする。該シール用パッ
キンは、基板と密着することで、枠体内を真空にするた
め、枠体と密着性を増すために、同一材質あるいは柔軟
性のある異種の材質でできており、断面がY字状、半月
状亦はフック状で形成する。容器は、加圧、加熱するた
めのもので通常のオートクレーブが好ましい。
【0013】以下本発明を更に具体的に説明する。図
1、図2は、本発明の実施の一例を示す断面図及び斜視
図であり、圧力容器7の内部に真空排気口6を持つ基板
5が配置され、その上に枠体内部を容易に減圧するため
のディスパージャー9を配置し、次に金型10を置き、
多層プリント配線板基板用の成形材料2が置かれ、さら
に金型10を置いた後、その周囲をブリーザシート1で
覆い、断面が鍔のある帽子型枠体8で囲んだ状態を示し
ている。
【0014】該枠体の鍔部8aの裏側は、基板5と密着
するべくシール用パッキン3が外周に設けられている。
該パッキンは、枠体と一体ものであるか枠体と張り合わ
せた(接着)ものとして構成されている。該枠体の形状
としては、図3、図6のように断面がY字状、図4のよ
うに半月状、図5のようにフック状等のものが挙げられ
る。該パッキン3が真空排気口6から排気されながら、
基板5の表面に密着するようになっている。
【0015】該鍔部の表側は外周に該枠体の取扱いが容
易になる為のフレーム4が設けられている。該フレーム
は、アルミニウム板或は角棒の枠でできており、好まし
くはアルミニウムの角棒の枠が作業性が良好であり実施
される。該フレームの接着は、該枠体と接着剤で接着す
るか焼付け接着するかのいずれかにより固着されている
ことが好ましい。
【0016】該成形材料2は、内層用プリント配線板、
半硬化性樹脂がガラスクロス基材に含浸処理されたプリ
プレグ並びに銅張り積層板が多層状に積み重ねられ、金
型、ディスパージャーで固定されたもので加圧加熱され
ることで、一体成形物とするものである。
【0017】該圧力容器7は、内部にヒーターによる加
熱手段が設置され、内部温度を均一とするためのファー
ンが設置されている。且つ加圧気体を導入できる構造と
なっており、該成形材料2を加熱、加圧して多層プリン
ト配線板を成形することができる。該枠体の鍔部に、密
着性を増すための重しを乗せることにより真空洩れを防
ぐことが採用されてもよい。
【0018】本発明において、使用される鍔付き帽子型
枠体には、前記したとおり耐熱性があり、硬度の大き
い、伸び率の高い、引っ張り強度の大きい、引き裂き強
さの強いゴム材、例えばシリコンゴム、シリコンにテフ
ロンを張り合わせたもの、或は成形材料の外周部にポリ
アクリルラバーにシリコンゴムを張り合わせて形成した
もので、さらに鍔部の基板と密着する部分にシリコン、
あるいはシリコンにテフロンを張り合わせたものが好ま
しい。該枠体の物性は、硬度35〜50(−)、引っ張
り強度85〜100(kgf/cm2 )、伸び率が60
0〜900(%)引き裂き強さ20(kgf/cm2
以上からなるもので、特に、硬度を上げることでこれら
の物性を制御できるものである。従って、従来品より硬
度を上げるために、無機の充填剤を添加してもよい。充
填剤としては、SiO2 が挙げられ、該枠体のシリコン
ゴムは、SiO2 を3〜25wt%、好ましくは20〜
23wt%含有してなるものが好ましい。含有量が、3
wt%未満では、硬度が低く不都合であり、一方25w
t%を超えると枠体の成形が不完全となり、また、伸び
率が低下し好ましくないという不都合が生じるのであ
る。このようにして、従来使用中に発生していた軟化劣
化による該枠体の破壊というものを防止することができ
る。
【0019】また、シリコンゴムの特性を改質すること
により、成形材料の大きさによる鍔付き枠体を準備する
ことなく、一つの該枠体で種々の成形材料のものに使用
される。従って、該枠体の保管場所あるいは保管方法が
容易となり、製造コストの低減をもたらすものである。
なお、上記では、プリント配線板用の成形材料を成形し
ていたが、本発明の成形メカニズムを利用できるもので
あれば特に限定されない。
【0020】
【実施例】次に、実施例について説明する。 [実施例1]成形材料の大きさが520mm ×620mm で、基
板上にディスパージャー、金型を設置しガイドピンを配
置し銅箔18μm,プリプレグ0.1mm ×2枚,内層材0.3m
m の銅箔35μm/35μm,プリプレグ0.1mm ×2 枚, 内
層材0.3mm の銅箔35μm/35μm,プリプレグ0.1mm ×
2枚, 銅箔18μmのそれぞれにガイド孔を設けたものを
順次ガイドピンに積み重ね、これらを金型で挟んだ後、
端部をブリザーシートで覆い、鍔付き帽子型枠体にシリ
コンゴムを使用し、該シリコンゴムの物性が、硬度3
5、引っ張り強度85(kgf/cm2 )、引き裂き強
さ20(kgf/cm2 )、伸び率750(%)である
枠体をかぶせ、鍔に設けたシール部を基板上に設置し、
枠体の内側を減圧し10torrとし、オートクレーブ内に配
置し、徐々に温度、圧力を上げて200 ℃、14kg/cm2で4
時間保持した後、冷却した。この成形方法について評価
した結果を表1に示した。
【0021】[実施例2〜3]該枠体のシリコンゴムの
物性を表1のように変えた以外は、実施例1と同様な方
法で行った。この成形方法について評価した結果を表1
に示した。
【0022】[比較例1〜2]該枠体のシリコンゴムの
物性を表1のように変えた以外は、実施例1と同様な方
法で行った。この成形方法について評価した結果を表1
に示した。
【0023】[比較例3]該枠体の代わりにナイロンフ
ィルムを使用し、基板と密着する部分にシールテープを
張った以外は、実施例1と同様な方法で実施した。この
成形方法について評価した結果を表1に示した。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明による成形装置を使用すれば、作
業者の負担にならず、生産性が改善され枠体破壊による
不良が発生しない成形が容易に得られる。また、本発明
は、該枠体の材質を改良する事により、該枠体の寿命を
延命させることができ、製造コストを大幅に削減するこ
とができる優れた成形装置である。また、該枠体が軟化
劣化することを防止することで、各種成形材料のサイズ
に応じた枠体を必要とせず、一種類の枠体しか必要とし
ない為、枠体の保管が容易となる。特に、枠体の材質の
物性を規定することにより、特開平7−124972号
におけるブロックの使用を不要とならしめたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一例を示す断面図
【図2】本発明の実施の一例を示す斜視図
【図3】本発明のシール用パッキンの部分断面図
【図4】本発明のシール用パッキンの部分断面図
【図5】本発明のシール用パッキンの部分断面図
【図6】本発明のシール用パッキンの部分断面図
【図7】従来例の断面図
【符号の説明】
1 ブリーザーシート 2 成形材料 3 シール用パッキン 4 フレーム 5 基板 6 真空排気口 7 圧力容器 8 鍔付き帽子型枠体 8a 鍔部 9 ディスパージャー 10 金型 20 金型 21 ブリーザーシート 22 成形材料 23 ディスパージャー 24 枠体(ナイロンフィルム) 25 シールテープ 26 基板 27 真空排気口 28 鍔部 29 圧力容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 平次郎 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力容器の内部に置かれた基板上に、銅
    箔、プリプレグ、内層材を積み重ねた積層板用の成形材
    料を設置し、該成形材料の周囲を鍔のある帽子型の枠体
    で、該鍔部の外周の表部にフレームが設置され、該鍔部
    の外周の裏部に、Y字状、半月状亦はフック状の形状の
    シール用パッキンが設けられた該枠体で覆い、該基板上
    に設置し、該基板に設けられた排気口より内部を減圧す
    ると共に、該圧力容器の内部を気体を介して加圧、加熱
    した成形材料と密着させシールせしめるもので、成形材
    料を成形することを特徴とする成形材料の成形方法。
  2. 【請求項2】 該枠体は、硬度の大きい材質からなるも
    ので、枠体内を真空排気した際、成形材料と密着させる
    ことのできるものであることを特徴とする請求項1記載
    の成形材料の成形方法。
  3. 【請求項3】 加圧加熱する手段を備えてなる圧力容器
    と、その内部に銅箔、プリプレグ、内層材を積み重ねた
    積層板用の成形材料を設置する基板と、該基板の底部に
    設けられた真空排気できる排気口と、該成形材料を覆う
    ための帽子状の枠体と、鍔部の外周の表部に設けられた
    フレームと、裏部に設けられたY字状、半月状亦はフッ
    ク状の形状であるシール用パッキンとからなる成形材料
    の成形装置。
  4. 【請求項4】 該枠体の材質が、硬度が35〜50
    (−)、引っ張り強度85〜100(kgf/c
    2 )、伸び率600〜900(%)、引き裂き強さ2
    0(kgf/cm2 )以上からなることを特徴とする請
    求項3記載の成形材料の成形装置。
  5. 【請求項5】 該枠体の鍔部外周に設けたフレームは、
    金属の板或は金属の角棒により形成されており、該鍔部
    に接着剤で接着、または焼付け接着により固着されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の成形装置。
  6. 【請求項6】 該枠体の鍔部に設けたシール用のパッキ
    ンは、該枠体と同質の材質からなり、一体もの或は張り
    合わせたものとして構成されており、断面がY字状、半
    月状亦はフック状の形状であることを特徴とする請求項
    3記載の成形装置。
  7. 【請求項7】 該枠体の材質が、シリコンゴム、シリコ
    ンゴムにテフロン或はイミドを張り合わせたもの、ポリ
    アクリルゴムからなることを特徴とする請求項3記載の
    成形装置。
  8. 【請求項8】 シリコンゴムが、SiO2 を3〜25w
    t%含有してなることを特徴とする請求項7記載の成形
    装置。
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