JP3898932B2 - 積層パネルの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパネルを接着して積層する積層パネルの製造装置及び製造方法に関し、特に、パネル積層時のパネル間に残留するエアを除去するのに用いて好適の、積層パネルの製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷凍車又は保冷車等に用いられる断熱を要するパネルとして、図5に示すように、断熱材(例えば、スチレンボードやウレタンボード等)2の両面に高剛性の表皮材(例えば、アルミボードやFRPボード等)3を接着剤により接着した積層パネル1が知られている。
【0003】
このような従来の積層パネルの製造方法としては、例えば、ホットプレス方式による製造方法や真空引き方式による製造方法が一般的に用いられている。
ホットプレス方式では、接着剤を介して断熱材2と表皮材3とを貼り合わせた後、加熱しながら油圧等により積層パネル1に所定の圧力を加えて断熱材2と表皮材3とを密着させるようになっている。
【0004】
また、ホットプレス方式で使用される断熱材2は、表皮材3を接着させる面に予め溝が形成されており、接着剤により断熱材2と表皮材3とを貼り合わせた後加圧した場合には、エアが断熱材2の表面に形成された溝に押し込まれるとともに接着剤内部に閉じ込められるので、断熱材2と表皮材3との間にエアが残留するのを防ぐようになっている。
【0005】
一方、真空引き方式では、ホットプレス方式と同様に断熱材2の表面に接着剤を介して表皮材3を合わせ、1つの積層パネル1とした後、図6(a)に示すように、平面上に積層パネル1を置き、積層パネル1の上部に弾性シート(以下、単にシートという)4を被せて真空ポンプ等により内部の真空引きを行なう。
これにより、断熱材2と表皮材3との間に存在するエアが吸引される。また、シート4が積層パネル1に圧力をかける方向に作用するため、断熱材2と表皮材3とが密着するようになっている。
【0006】
また、図6(b)に示すように、真空槽5の中に積層パネル1を複数載置し、真空槽5開口周辺縁部を覆うようにシート4を被せて真空槽5内部の真空引きを行なうことにより、断熱材2と表皮材3との間に存在するエアを除去して密着させるようにする方法も知られている。なお、図6(b)中に示す符号6は詰物であって、このような詰物6を設けることにより、積層パネル1と真空槽5との間の隙間を少なくして、積層パネル1と詰物6との間に入り込むシート4にかかる余分な引張力が低減される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような冷凍車又は保冷車等に用いられる積層パネル1は、断熱材2と表皮材3との間にエアが残留していると、夏場等の気温の高い環境下においてエアの膨張現象が起こり、表皮材3の表面が膨らんでしまうおそれがある。これにより、残留エアの存在する領域において断熱材2と表皮材3とが剥離してしまうため、高い断熱効果を維持することが困難となる。
【0008】
そこで、従来より、積層パネル1内(即ち、断熱材2と表皮材3との間)にエアが残留しないように積層パネル1を製造できるようにしたいという要望がある。
ホットプレス方式は、真空引き方式に比べて、断熱材2と表皮材3との間にエアが残留しにくく、夏場等に気温が上昇してもエアが膨張するのを防ぐので、表皮材3の膨れ現象は低減されるが、大型の積層パネル1を加圧する場合には大掛かりな装置が必要となり、設備費が高くなるという課題がある。
【0009】
また、真空引き方式は、ホットプレス方式の製造装置よりも設備費を抑えることができるが、ホットプレス方式に比べて積層パネル1にかけられる圧力が低く、また、積層パネル1の面内における圧力が均等でないため、特にパネル中央部に残留するエアを積層パネル1外に除去することが難しい。
また、真空引き方式では、真空槽5の内部を真空にした場合、図6(b)に示すように、積層パネル1と詰物6との間のシート4が引っ張られて伸長するが、このシート4が伸長するための引張力が余分に必要となり、高い真空効率が得られないおそれがある。
【0010】
また、積層パネル1を大型冷凍車に使用する場合、1つの積層パネル1は、最大寸法が2.5M×10M程の大きさになるため、確実にエア抜きを行なうのは困難であった。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、設備費を抑え、効率よく且つ確実に真空槽内部を真空にするとともに、積層パネル内部のエアの残留を防止できるようにした、積層パネルの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明の積層パネルの製造装置では、接着剤を介して基材に表皮材を接着して形成される積層パネルの製造装置において、該積層パネルが該基材と該表皮材との間に該接着剤を塗布された状態で、上方が開口された真空槽に配置される。また、該真空槽内において、該積層パネルの面積よりも広い面積を有する加圧板が、該真空槽の内壁との間に所定の間隙を有した状態で該積層パネルの最上部に載置される。さらに、シート部材により該加圧板と該真空槽の開口周縁部とが覆われ、真空手段により、該真空槽の内部が真空にされるとともに該加圧板を介して該積層パネルが加圧される。
これにより、真空引きによるエア吸い出し効果と加圧力によるエア抜き効果とが得られ、エアが残留しない積層パネルが製造される。
【0012】
請求項2記載の本発明の積層パネルの製造装置では、請求項1記載の装置において、該積層パネルと該加圧板との間に設けられたゴムシート部材により、該真空手段の作動時には該加圧板の圧力差によって生ずる変形が吸収される。
請求項3記載の本発明の積層パネルの製造装置では、請求項1又は2記載の装置において、該真空槽の開口周縁部を吸引する周縁部吸引手段により、該真空槽の内部吸引に先立って該開口周縁部が吸引される。
【0013】
請求項4記載の本発明の積層パネルの製造方法では、接着剤を介して基材に表皮材を接着して形成される積層パネルの製造方法において、第1の工程で、該基材と該表皮材との間に該接着剤が塗布され、第2の工程で、上方が開口された真空槽に該積層パネルが該基材と該表皮材とが重合した状態で載置され、第3の工程で、該積層パネルの最上部に該積層パネルの面積よりも広い面積を有する加圧板が載置され、第4の工程で、該加圧板と該真空槽の開口周縁部とがシート部材で覆われ、第5の工程で、該真空槽の開口周縁部が吸引された後該真空槽の内部が真空にされ、該加圧板を介して該積層パネルが加圧される。
これにより、真空引きによるエア吸い出し効果と加圧力によるエア抜き効果とが得られ、エアが残留しない積層パネルが製造される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
〔1〕第1実施形態
図1〜図3は第1実施形態の積層パネルの製造装置を示すもので、図1は図2におけるA−A断面図,図2はその上面図,図3は図2におけるB−B断面図である。なお、図1〜図3において、前述した従来例の積層パネルの製造装置と同一の部位等については同一の符号を用いて示している。
【0015】
本第1実施形態の積層パネルの製造装置は、図1に示すように、積層パネル1,真空槽5,加圧板10,シート部材としてのシート4,真空手段としての真空ポンプ7から構成される。
積層パネル1は、基材(以下、断熱材という)2と、断熱材2の両面に接着剤により接着される表皮材3とから構成される(図5参照)。また、断熱材2は、例えば、多孔質性のウレタンボード又はスチレンボード等により形成されており、表皮材3は、例えば、高剛性のアルミ又はFRP等により形成されている。
【0016】
真空槽5は、図1に示すように、上方が開口され、積層パネル1が配置されるようになっている。また、真空槽5には、真空槽5の開口周縁部15を吸引する周縁部吸引手段16が形成されている。
周縁部吸引手段16は、真空槽5の開口周縁部15に上方に向かって形成された第1吸引室13と、第1吸引室13の下部に貫通孔8を介して形成された第2吸引室14と、第1吸引室13と真空槽5内とを結ぶ吸引口9とから構成されている。
【0017】
また、周縁部吸引手段16の第1吸引室13及び第2吸引室14は、真空槽5の開口周縁部15の全周に亘って形成されている。
また、図2に示すように、貫通孔8及び吸引口9は、真空槽5の開口周縁部15の全周に亘って複数形成されている。
これにより、図1に示すように、真空槽5の開口周縁部15に亘って形成された第2吸引室14が真空ポンプ7により真空引きされると、複数の貫通孔8を介して第1吸引室13が真空引きされるとともに、吸引口9を介して真空槽5内が真空引きされるようになっている。
【0018】
また、吸引口9は、貫通孔8の開口面積よりも小さい開口面積になるように形成されている。
これにより、真空ポンプ7の作動時には、周縁部吸引手段16の機能により、真空槽5の内部吸引に先立って開口周縁部15が吸引されるようになっている。
加圧板10は、積層パネル1の最上部に載置されるとともに真空槽5内に配設され、積層パネル1の面積よりも広い面積を有するように形成されている。
【0019】
また、加圧板10は、加圧板10と真空槽5の内壁との間に所定の隙間が存在するように形成されており、吸引口9の開口部分を閉塞しないようになっている。
シート4は、例えば、弾性ゴムシートであり、加圧板10と真空槽5の開口周縁部15とを覆うような大きさに形成されている。
また、図2及び図3に示すように、テーブル部材12が、第1吸引室13内の貫通孔8,8間に設置されており、真空槽5の開口周縁部15に位置するシート4下部を支えるようになっている。
【0020】
本発明の第1実施形態としての積層パネルの製造装置は、上述のごとく構成されているので、積層パネルの製造方法は、以下のような手順で行なわれる。
まず、断熱材2と表皮材3との間に接着剤を塗布して(第1の工程)、上方が開口された真空槽5内に断熱材2と表皮材3とが重合した状態の積層パネル1を載置する(第2の工程)。
その後、積層パネル1の最上部に積層パネル1の面積よりも広い面積を有する加圧板10を載置し(第3の工程)、加圧板10と真空槽5の開口周縁部15とをシート4で覆う(第4の工程)。
【0021】
そして、真空ポンプ7を作動させて、真空槽5の開口周縁部15(即ち、第1吸引室13)を吸引し、その後、真空槽5の内部を真空にして加圧板10を介して積層パネル1を加圧する(第5の工程)。
つまり、真空槽5内部を真空にした場合、加圧板10の下面には、加圧板10の下面と最上段に載置された積層パネル1の上面とが重なり合わない領域において、図1に示す矢印Cの向きに引張力がかかり、加圧板10は積層パネル1を加圧する。
【0022】
したがって、加圧板10により積層パネル1の面内全域に亘って均等に加圧することができるので、積層パネル1の内部に残留するエアを除去することができる。また、これに加えて、真空引きによるエアの吸い出し効果により、積層パネル1内に、エアが残留するのを防止することができ、夏場等の気温の高い環境下においてもエアの膨張現象を低減することができる。
【0023】
また、上記のように、従来の積層パネルの製造装置に対して、加圧板10を設けるだけで良いので、設備費を抑えることができる。
なお、この場合の積層パネル1にかかる加圧力は、加圧板10の面積をS1,積層パネル1の面積をS2,真空槽5内の圧力をP1,大気圧をP0とすると、積層パネル1にかかる加圧力は以下の式で表される。
【0024】
(S1−S2)(P0−P1)/S2
ただし、加圧板10の重量による積層パネル1への加圧力は、上記の式には含まれない。
また、加圧板10を備えたことにより、真空槽5の内部を真空にした場合には、シート4が引っ張られて伸長するのを低減でき、即ち、このシート4が伸長するのに余分な引張力がかかるのを低減することができ、高い真空効率を得ることができる。
【0025】
また、周縁部吸引手段16が、真空槽5の内部吸引に先立って開口周縁部15を吸引するので、真空槽5の開口周縁部15に接するシート4の下面を真空槽5内部の吸引に先立って吸引することができ、シート4を真空槽5の開口周縁部15に密着させて真空槽5の内部を密閉した後に、真空槽5の内部を少しずつ吸引して真空槽5の内部を真空にすることができる。
これにより、真空槽5の内部を効率よく且つ確実に真空にすることができる。
【0026】
〔2〕第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る積層パネルの製造装置について説明すると、図4は、その構成を模式的に示す断面図であって、図2におけるB−B断面に対応する図である。なお、図4において、前述した従来例及び第1実施形態の積層パネルの製造装置と同一の部位等については同一の符号を用いて示している。
【0027】
本第2実施形態では、第1実施形態のものにおいて、積層パネル1と加圧板10との間にゴムシート部材11が設けられている。
ゴムシート11は、真空ポンプ7の作動時に加圧板10が圧力差によって生ずる変形を吸収するべく設けられたものである。
これにより、真空ポンプ7の作動時に加圧板10が圧力差によって変形した場合でも、積層パネル1と加圧板10との間に設けられたゴムシート11が加圧板10の変形を吸収するので、より確実に積層パネル1の面内全域に亘って均等に圧力をかけることができる。
【0028】
したがって、積層パネル1の内部にエアが残留するのをより確実に防止することができ、夏場等の気温の高い環境下においてもエアの膨張現象をさらに低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0029】
例えば、本発明の第2実施形態では、積層パネル1と加圧板10との間にゴムシート部材11を設けるようにしたが、加圧板10の下面にゴムシート11を接着剤を介して貼り付けて加圧板10とゴムシート11とを一体に成形しても良い。
なお、本発明の第1及び第2実施形態では、真空槽5の内部に複数の積層パネル1を載置して一度に加圧を行なうようにしたが、1つの積層パネル1だけを載置して加圧を行なうようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の本発明の積層パネルの製造装置によれば、真空引きによるエアの吸い出し効果に加えて加圧板により積層パネルの面内全域に亘って均等に加圧することができるので、積層パネル内部にエアが残留するのを確実に防止することができ、夏場等の気温の高い環境下においてもエアの膨張現象を低減することができる。
また、従来の装置に対して、加圧板を設けるだけで良いので、設備費を抑えることができる。
【0031】
また、請求項2記載の本発明の積層パネルの製造装置によれば、真空手段の作動時に加圧板が圧力差によって変形しても、積層パネルと加圧板との間に設けられたゴムシート部材が加圧板の変形を吸収するので、より確実に積層パネルの面内全域に亘って均等に圧力をかけることができる。したがって、より確実に積層パネル内部にエアが残留するのを防止することができ、夏場等の気温の高い環境下においてもエアの膨張現象をさらに低減することができる。
【0032】
また、請求項3記載の本発明の積層パネルの製造装置によれば、真空槽の開口周縁部に接するシート部材の下面を真空槽の内部の吸引に先立って吸引することができ、シート部材を真空槽の開口周縁部に密着させて真空槽の内部を密閉した後、真空槽の内部を真空にすることができる。即ち、真空槽の内部を効率よく且つ確実に真空にすることができる。
【0033】
また、請求項4記載の本発明の積層パネルの製造装置によれば、加圧板により積層パネルの面内全域に亘って均等に加圧することができるので、積層パネル内部にエアが残留するのを防止することができ、夏場等の気温の高い環境下においてもエアの膨張現象を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての積層パネルの製造装置を模式的に示すもので、図2におけるA−A断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての積層パネルの製造装置を示す模式的な上面図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての積層パネルの製造装置を模式的に示すもので、図2におけるB−B断面図である
【図4】本発明の第2実施形態としての積層パネルの製造装置の模式的な断面図である。
【図5】積層パネルを示す模式的な分解斜視図である。
【図6】従来の真空引き方式の積層パネルの製造装置を示す模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 積層パネル
2 断熱材(基材)
3 表皮材
4 シート(シート部材)
5 真空槽
6 詰物
7 真空ポンプ(真空手段)
8 貫通孔
9 吸引口
10 加圧板
11 ゴムシート
12 テーブル部材
13 第1吸引室
14 第2吸引室
15 真空槽5の開口周縁部
16 周縁部吸引手段

Claims (4)

  1. 接着剤を介して基材に表皮材を接着して形成される積層パネルの製造装置において、
    上方が開口されるとともに該積層パネルが該基材と該表皮材との間に該接着剤を塗布された状態で配置される真空槽と、
    該積層パネルの面積よりも広い面積を有し、該積層パネルの最上部に載置されるとともに、該真空槽の内壁との間に所定の間隙を有して該真空槽内に配設され加圧板と、
    該加圧板と該真空槽の開口周縁部とを覆うシート部材と、
    該真空槽の内部を真空にするとともに該加圧板を介して該積層パネルを加圧する真空手段とをそなえている
    ことを特徴とする、積層パネルの製造装置。
  2. 該積層パネルと該加圧板との間に、該真空手段の作動時に該加圧板が圧力差によって生ずる変形を吸収するゴムシート部材が設けられている
    ことを特徴とする、請求項1記載の積層パネルの製造装置。
  3. 該真空槽の開口周縁部を吸引する周縁部吸引手段が設けられ、該周縁部吸引手段が、該真空槽の内部吸引に先立って該開口周縁部を吸引する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の積層パネルの製造装置。
  4. 接着剤を介して基材に表皮材を接着して形成される積層パネルの製造方法において、
    該基材と該表皮材との間に該接着剤を塗布する第1の工程と、
    上方が開口された真空槽に該積層パネルを該基材と該表皮材とが重合した状態で載置する第2の工程と、
    該積層パネルの最上部に該積層パネルの面積よりも広い面積を有する加圧板を載置する第3の工程と、
    該加圧板と該真空槽の開口周縁部とをシート部材で覆う第4の工程と、
    該真空槽の開口周縁部を吸引しその後該真空槽の内部を真空にして該加圧板を介して該積層パネルを加圧する第5の工程とからなる
    ことを特徴とする、積層パネルの製造方法。
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