JPH09186051A - 端子付電解コンデンサ - Google Patents

端子付電解コンデンサ

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JPH09186051A
JPH09186051A JP7353723A JP35372395A JPH09186051A JP H09186051 A JPH09186051 A JP H09186051A JP 7353723 A JP7353723 A JP 7353723A JP 35372395 A JP35372395 A JP 35372395A JP H09186051 A JPH09186051 A JP H09186051A
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JP
Japan
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lead
leads
rivet
electrolytic capacitor
anode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7353723A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Wakizaka
吉勝 脇坂
Haruo Nakagawa
晴雄 中川
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Elna Co Ltd
Original Assignee
Elna Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出しリードが3枚もしくは4枚であって
も、それら各リードをリベットに対して電気的にも機械
的にも確実に接続する。 【解決手段】 陽極および陰極の各電極箔からそれぞれ
3枚のリード21〜23が引き出されている場合、その
各リード21〜23を積層した状態でリベット11にか
しめるとともに、内2枚の第1および第2リード21,
23の先端部21a,23aをリベット頭部11c側に
折り返して同リベット頭部に溶接し、かつ、電極箔から
リベット11に至る中間部分においては、第1、第2リ
ード21,23のいずれか一方と第3リード22とを溶
接により部分的に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラグ端子型電解コン
デンサやネジ端子型電解コンデンサなどの端子付電解コ
ンデンサに関し、さらに詳しく言えば、コンデンサ素子
から引き出されているリードと封口板に設けられている
リベットとの接合技術に関する。
【0002】
【従来の技術】端子付電解コンデンサはその扱う電気量
が大きいことから、コンデンサ素子の引き出しリードは
リボン状のリードとされ、また、封口部材としては硬質
樹脂板からなる封口板が用いられている。封口板には一
対のリベットが貫設されており、引き出しリードはケー
ス内側においてそのリベットに接続されることにより、
外部に引き出される。
【0003】このように、端子付電解コンデンサにおい
ては、その電極引き出しにリベットが介在されるため、
リードとリベットとの電気的接続の良否がその特性に大
きな影響を与えることになる。そこで、この点を考慮し
て種々の提案がなされているが、その一例を図3に示
す。
【0004】これは実開昭53−22044号公報によ
るもので、まず、その全体の構成を概略的に説明する。
これによると、この電解コンデンサは有底円筒状の金属
ケース1を備え、同金属ケース1内にはコンデンサ素子
2が収納され、かつ、ピッチなどの固定材3により固定
されている。
【0005】コンデンサ素子2はアルミニウムからなる
陽極箔と陰極箔とをセパレータ紙を介して渦巻き状に巻
回し、電解液を含浸したものからなり、その陽極箔と陰
極箔とからアルミニウムのリボン片からなる引き出しリ
ード4,5がそれぞれ引き出されている。金属ケース1
の開口部は封口板6によって封口されている。
【0006】この場合、封口板6には上面にゴム板6b
が積層されたベークライトなどの硬質樹脂板6aが用い
られ、同封口板6には一対のリベット(アルミニウム製
の鋲)7,8が貫設されている。各リベット7,8のケ
ース外側端にはラグ端子7a,8aがそれぞれ取り付け
られている。
【0007】各引き出しリード4,5は、その極性に対
応するリベット7,8のケース内側端にそれぞれ接続さ
れるのであるが、この従来例においては、引き出しリー
ド4,5の所定部位に孔を明けてリベット7,8の端部
に挿通し、その端部をかしめて圧着接続した後、さらに
引き出しリード4,5の各先端部をリベット7,8の端
部に折り返して溶接するようにしている。その溶接箇所
を参照符号9にて示す。
【0008】ところで、電解コンデンサ特性中、例えば
tanδ(損失角の正接)の低減および低インピーダン
ス化を図るには、陽極箔および陰極箔の各引き出しリー
ドの本数を増やせばよいことが知られている(例えば、
実開昭53−143037号公報参照)。
【0009】引き出しリードの数を増やした場合、上記
従来例によると、1つのリベットに対して同一極性の複
数本の引き出しリードを重ねてかしめることになるが、
各リードの間には隙間があり、また、かしめの際に酸化
皮膜が破壊されて初期的な接触抵抗は低くなるが、その
後の各種試験(例えば、エージングテスト)で再び酸化
皮膜が形成されて接触抵抗が大きくなるという問題が生
ずることになる。
【0010】そこで、実開昭55−32085号公報に
おいては、図4(a)に示されているように、例えば3
枚の引き出しリード4の各先端部を重ねて超音波溶接
し、その接合部10に孔開けを行なった後、ワッシャ1
1とともにリベット7の首部7aに挿通し、その首部7
aをかしめにより潰して各引き出しリード4をリベット
7に固着するようにしている(図4(b)参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端子付
電解コンデンサに用いられる引き出しリードは、厚さが
約0.2mmで、しかも陽極用の引き出しリードには化
成皮膜が形成されているため、重ねる枚数が3枚以上と
なると、超音波溶接では一体的に接合することが困難に
なる。
【0012】したがって、仮に上記各従来例を組み合わ
せて、図4(a)のように超音波溶接により接合部10
を形成してリベット7にかしめる(図4(b)参照)と
ともに、同接合部10を長くして、その先端部を図3の
ように、リベット7の首部上に折り返して溶接するよう
にしたとしても、接触抵抗を十分な値にまで下げること
ができない。
【0013】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、引き出しリー
ドが3枚もしくは4枚であっても、それら各リードをリ
ベットに対して電気的にも機械的にも確実に接続し得る
ようにした端子付電解コンデンサを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る第1の発明は、アルミニウムからなる
陽極箔と陰極箔とをセパレータ紙を介して巻回したコン
デンサ素子と、上記陽極箔と陰極箔とからそれぞれ複数
枚として引き出されたリボン状の陽極リードおよび陰極
リードと、上記コンデンサ素子が収納される有底筒状の
金属ケースと、一対のリベットが貫設され、同金属ケー
スの開口部を封口する封口板とを含み、上記各リベット
のケース内側端には上記陽極リードおよび陰極リードが
それぞれ接続される端子付電解コンデンサにおいて、上
記陽極リードおよび陰極リードはそれぞれ3枚ずつ引き
出され、その各3枚ともが積層した状態でその極性に対
応する上記各リベットにかしめられているとともに、内
2枚の第1および第2リードの先端部がリベット頭部側
に折り返されて同リベット頭部に溶接され、かつ、上記
コンデンサ素子から上記リベットに至る中間部分におい
ては、上記第1、第2リードのいずれか一方と第3リー
ドとが溶接により部分的に接合されていることを特徴と
している。
【0015】この場合、上記第1および第2リードが上
層リードと下層リードであり、上記第3リードが中層リ
ードであることが作業性の点で好ましい。また、同様な
理由により、上記第1および第2リードは、そのリベッ
ト頭部側への折り返し部分だけ、上記第3リードよりも
長くされていることが好ましい。
【0016】次に、本発明に係る第2の発明は、上記陽
極リードおよび陰極リードがそれぞれ4枚ずつ引き出さ
れ場合であって、その各4枚ともが積層した状態でその
極性に対応する上記各リベットにかしめられているとと
もに、内2枚の第1および第2リードの先端部がリベッ
ト頭部側に折り返されて同リベット頭部に溶接され、か
つ、上記コンデンサ素子から上記リベットに至る中間部
分においては、第1リードと第3リードとが、また、第
2リードと第4リードとがそれぞれ溶接により部分的に
接合されていることを特徴としている。
【0017】この場合、上記第1および第2リードが最
上層リードと最下層リードであり、上記第3リードおよ
び第4リードがそれらの間の中層リードであることが作
業性の点で好ましい。また、同様な理由により、上記第
1および第2リードは、そのリベット頭部側への折り返
し部分だけ、上記第3リードおよび第4リードよりも長
くされていることを特徴としていることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の技術的思想をより
よく理解するうえで、図1および図2に示されている実
施の形態について説明する。これらの図には、例えば陽
極用の引き出し端子側の構成しか示されていないが、陰
極用のものも同一構成であると理解されたい。また、端
子付電解コンデンサ自体の基本的な構成については、図
3の全体構成図を参照されたい。
【0019】なお、図1および図2の各実施例におい
て、リベットにはネジ端子型電解コンデンサ用の雌ネジ
付リベット11が用いられている。すなわち、このリベ
ット11はアルミニウム製であって、例えばフェノール
樹脂の封口板12に一体的にモールド成形されており、
ケース外側の一方の端部には雌ネジ11aが形成され、
ケース内側の他方の端部には縮径された首部11bを備
えている。なお、封口板12の周縁部にはゴムなどの弾
性リング13が嵌着されている。
【0020】《実施例1》図1は引き出しリードを3枚
とした場合の第1実施例の説明図で、同図(a)は分解
図、同図(b)はその組み立て図である。これによる
と、3枚の引き出しリード21,22および23はとも
にアルミニウムのリボン片からなり、図示されていない
その各一端はコンデンサ素子2(図3参照)の例えば陽
極箔に取り付けられている。
【0021】引き出しリード21〜23の各他端側は互
いに重ね合わされて積層部24とされ、この積層部24
には各リードを通して図示しないポンチなどの穿孔工具
にて孔25が明けられる。
【0022】積層部24はその孔25を介してリベット
11の首部11bに挿通されるのであるが、この場合、
各リードの重ね合わせ順を上から21,22,23とす
ると、上層および下層の引き出しリード21,23は、
その積層部24よりさらに延長された先端部21a、2
3aを備えている。この各先端部21a、23aの長さ
は、折り返されてリベット11の頭部11c上に重ねら
れる長さとされている。
【0023】これに対して、中層に位置する引き出しリ
ード22の他端側は積層部24で終端とされている。こ
の中層の引き出しリード22は図示しない陽極箔から積
層部25に至る中間部分P1において、上層の引き出し
リード21もしくは下層の引き出しリード23のいずれ
か一方と溶接される。この実施例では上層の引き出しリ
ード21と超音波溶接されている。
【0024】積層部24をリベット11に取り付けるに
あたって、この実施例では、まず第1のワッシャ26a
をリベット11の首部11bに挿通した後、積層部24
をその孔25を介して挿通し、その上にさらに第2のワ
ッシャ26bを挿通する。そして、首部11bをかしめ
により潰して積層部24をリベット11に固着する。
【0025】次に、図1(b)に示されているように、
上層の引き出しリード21と下層の引き出しリード23
の各先端部21a,23aを折り返してリベット11の
頭部11c上に重ね合わせ、その上から超音波ホーンH
(図1(a)参照)を所定の圧力で押圧して、各リード
の先端部21a,23aおよびリベット11を一体的に
溶接する。
【0026】《実施例2》図2には、引き出しリードを
4枚とした場合の第2実施例が示されている。同図
(a)は分解図、同図(b)はその組み立て図である。
この第2実施例においても、上記第1実施例と同様に4
枚の引き出しリード31,32,33および34はとも
にアルミニウムのリボン片からなり、図示されていない
その各一端はコンデンサ素子2(図3参照)の例えば陽
極箔に取り付けられている。
【0027】引き出しリード31〜34の各他端側は互
いに重ね合わされて積層部35とされ、この積層部35
には各リードを通して図示しないポンチなどの穿孔工具
にて孔36が明けられる。
【0028】積層部35はその孔36を介してリベット
11の首部11bに挿通されるのであるが、この場合、
各リードの重ね合わせ順を上から31,32,33,3
4とすると、最上層および最下層の引き出しリード3
1,34は、その積層部35よりさらに延長された先端
部31a、34aを備えている。この各先端部31a、
34aの長さは、折り返されてリベット11の頭部11
c上に重ねられる長さとされている。
【0029】これに対して、中層に位置する2枚の引き
出しリード32,33の他端側は積層部24で終端とさ
れている。この場合、一方の中層の引き出しリード32
は図示しない陽極箔から積層部35に至る中間部分P2
において、例えば最上層のリード31と互いに超音波溶
接され、また、他方の中層の引き出しリード33は図示
しない陽極箔から積層部35に至る中間部分P3におい
て、例えば最下層のリード34と互いに超音波溶接され
ている。
【0030】積層部35をリベット11に取り付けるに
あたって、この第2実施例においても2つのワッシャが
用いられ、まず第1のワッシャ26aをリベット11の
首部11bに挿通した後、積層部35をその孔36を介
して挿通し、その上にさらに第2のワッシャ26bを挿
通する。そして、首部11bをかしめにより潰して積層
部35をリベット11に固着する。
【0031】次に、図2(b)に示されているように、
最上層の引き出しリード31と最下層の引き出しリード
34の各先端部31a,34aを折り返してリベット1
1の頭部11c上に重ね合わせ、その上から超音波ホー
ンH(図1(a)参照)を所定の圧力で押圧して、各リ
ードの先端部31a,34aおよびリベット11を一体
的に溶接する。
【0032】このように、各実施例ともに引き出しリー
ドの溶接対象枚数を2枚としているため、例えば厚さが
0.2mmで、かつ、その表面に化成皮膜が形成されて
いる陽極用のアルミニウム箔であっても超音波溶接によ
り確実に溶接することができる。
【0033】また、各引き出しリードの電気接続系統を
見ると、第1実施例では上層の引き出しリード21と下
層の引き出しリード23は、その先端部21a,23a
同士がリベット11上においてその頭部11cとともに
超音波溶接により一体的に接合され、積層部24では3
枚の引き出しリード21〜23がかしめ圧により相互に
一体的に接合され、さらに積層部24から陽極箔に至る
途中では、中層の引き出しリード22が上層もしくは下
層の引き出しリード21,23のいずれか一方と超音波
溶接されるため、各引き出しリード21〜23相互が電
気的によく導通し、より一層のtanδの低減と低イン
ピーダンス化を図ることができる。
【0034】第2実施例の電気接続系統も同様に、最上
層の引き出しリード31と最下層の引き出しリード34
は、その先端部31a,34a同士がリベット11上に
おいてその頭部11cとともに超音波溶接により一体的
に接合され、積層部35では4枚の引き出しリード31
〜34がかしめ圧により相互に一体的に接合され、さら
に積層部35から陽極箔に至る途中では、中層に位置す
る一方の引き出しリード32が最上層の引き出しリード
31と、また、中層に位置する他方の引き出しリード3
3が最下層の引き出しリード34とそれぞれ超音波溶接
されるため、各引き出しリード31〜34相互が電気的
によく導通し、より一層のtanδの低減と低インピー
ダンス化を図ることができる。
【0035】なお、上記各実施例では溶接手段として超
音波溶接を用いているが、抵抗溶接を適用してもよい。
また、積層部をリベットにかしめる際、2つのワッシャ
を介在させているが、いずれか一方のワッシャを除去し
てもよく、また場合によっては、そのワッシャを2個と
も除去することができる。
【0036】上記各実施例では、引き出しリードが3枚
と4枚の場合について説明したが、引き出しリードが5
枚以上の場合にも本発明を適用することができる。ま
た、一方の電極箔の引き出しリードを3枚とし、他方の
電極箔の引き出しリードを4枚としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電解コンデンサのtanδの低減および低インピーダン
ス化を図るため、電極箔からの引き出しリードを3枚も
しくは4枚に増やし、その各引き出しリードをかしめと
溶接を併用してリベットに取り付けるにあたって、かし
め部分においてはその全部のリードをリベットに対して
固着するとともに、リベットへの溶接およびリード同士
の溶接は2枚単位で行なうようにしたことにより、電気
的にも機械的にも確実な接続状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引き出しリードを3枚とした場合の本発明に係
る端子付電解コンデンサの第1実施例の説明図で、
(a)は分解図、(b)はその組み立て図。
【図2】引き出しリードを4枚とした場合の本発明に係
る端子付電解コンデンサの第2実施例の説明図で、
(a)は分解図、(b)はその組み立て図。
【図3】従来例としての端子付電解コンデンサを示した
断面図。
【図4】引き出しリードを複数枚とした場合の従来にお
けるリベットに対する固定例を説明するための模式図。
【符号の説明】
11 リベット 21〜23;31〜34 引き出しリード 21a,23a;31a,34a 先端部 24,35 積層部 25,36 孔 26a,26b ワッシャ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムからなる陽極箔と陰極箔と
    をセパレータ紙を介して巻回したコンデンサ素子と、上
    記陽極箔と陰極箔とからそれぞれ複数枚として引き出さ
    れたリボン状の陽極リードおよび陰極リードと、上記コ
    ンデンサ素子が収納される有底筒状の金属ケースと、一
    対のリベットが貫設され、同金属ケースの開口部を封口
    する封口板とを含み、上記各リベットのケース内側端に
    は上記陽極リードおよび陰極リードがそれぞれ接続され
    る端子付電解コンデンサにおいて、上記陽極リードおよ
    び陰極リードはそれぞれ3枚ずつ引き出され、その各3
    枚ともが積層した状態でその極性に対応する上記各リベ
    ットにかしめられているとともに、内2枚の第1および
    第2リードの先端部がリベット頭部側に折り返されて同
    リベット頭部に溶接され、かつ、上記コンデンサ素子か
    ら上記リベットに至る中間部分においては、上記第1、
    第2リードのいずれか一方と第3リードとが溶接により
    部分的に接合されていることを特徴とする端子付電解コ
    ンデンサ。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2リードが上層リード
    と下層リードであり、上記第3リードが中層リードであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の端子付電解コンデ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 上記第1および第2リードは、そのリベ
    ット頭部側への折り返し部分だけ、上記第3リードより
    も長くされていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の端子付電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】 アルミニウムからなる陽極箔と陰極箔と
    をセパレータ紙を介して巻回したコンデンサ素子と、上
    記陽極箔と陰極箔とからそれぞれ複数枚として引き出さ
    れたリボン状の陽極リードおよび陰極リードと、上記コ
    ンデンサ素子が収納される有底筒状の金属ケースと、一
    対のリベットが貫設され、同金属ケースの開口部を封口
    する封口板とを含み、上記各リベットのケース内側端に
    は上記陽極リードおよび陰極リードがそれぞれ接続され
    る端子付電解コンデンサにおいて、上記陽極リードおよ
    び陰極リードはそれぞれ4枚ずつ引き出され、その各4
    枚ともが積層した状態でその極性に対応する上記各リベ
    ットにかしめられているとともに、内2枚の第1および
    第2リードの先端部がリベット頭部側に折り返されて同
    リベット頭部に溶接され、かつ、上記コンデンサ素子か
    ら上記リベットに至る中間部分においては、第1リード
    と第3リードとが、また、第2リードと第4リードとが
    それぞれ溶接により部分的に接合されていることを特徴
    とする端子付電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2リードが最上層リー
    ドと最下層リードであり、上記第3リードおよび第4リ
    ードがそれらの間の中層リードであることを特徴とする
    請求項4に記載の端子付電解コンデンサ。
  6. 【請求項6】 上記第1および第2リードは、そのリベ
    ット頭部側への折り返し部分だけ、上記第3リードおよ
    び第4リードよりも長くされていることを特徴とする請
    求項4または5に記載の端子付電解コンデンサ。
JP7353723A 1995-12-28 1995-12-28 端子付電解コンデンサ Withdrawn JPH09186051A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460417B1 (ko) * 2002-10-31 2004-12-08 장동환 전기 에너지 저장 장치 및 그 제조 방법
JP2014093496A (ja) * 2012-11-07 2014-05-19 Nec Tokin Corp リアクトル及びその製造方法

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