JPH09185576A - システム運用中の入出力構成変更方法およびそのための装置 - Google Patents

システム運用中の入出力構成変更方法およびそのための装置

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JPH09185576A
JPH09185576A JP7342619A JP34261995A JPH09185576A JP H09185576 A JPH09185576 A JP H09185576A JP 7342619 A JP7342619 A JP 7342619A JP 34261995 A JP34261995 A JP 34261995A JP H09185576 A JPH09185576 A JP H09185576A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性および信頼性の高いシステムを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 入出力側装置(チャネルやI/Oなど)
それぞれの接続関係を規定したハード構成定義1および
当該入出力側装置に対応の各入出力パスの使用可、使用
不可などを規定したソフト構成定義2に基づいてシステ
ムの入出力構成5を設定するものであって、ハード構成
定義またはソフト構成定義の内容をシステム立上げ時の
ものから変化させることにより、実際に用いられる入出
力パスの変更処理を実行するように構成する。また、シ
ステム正常運用時の入出力側装置の接続パターンなどを
示した運用実績情報を作成して保持しておき、障害発生
に対するシステム復旧時の入出力構成を当該運用実績情
報に基づいて設定する。また、変更処理の影響を受ける
入出力パスに代替パスが存在しないときには当該処理を
取り消すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム運用中の
入出力構成変更方法およびそのための装置に関し、特に
入出力側装置それぞれの接続関係を規定したハード構成
定義および当該入出力側装置に対応の各入出力パスの使
用可、使用不可などを規定したソフト構成定義に基づい
てシステムの入出力構成を設定するようにしたものであ
る。
【0002】なお、本明細書の「入出力側装置」は、チ
ャネル、当該チャネルに接続されるコントロールユニッ
ト、当該コントロールユニットに接続される入出力デバ
イス(例えばDASD)などを示すものである。また、
必要に応じてチャネルをCHと、コントロールユニット
をCUと、入出力デバイスをI/Oとそれぞれ記載す
る。
【0003】一般に、システムの運用状況によってそれ
に必要な入出力構成(入出力側装置や入出力パス)がシ
ステム立上げ時のものとは異なってくることがあり、こ
の場合、システムを停止させずにその入出力構成を必要
状態に変更できることが望ましく、本発明はこのような
要請に応えるものである。
【0004】本発明の対象となるシステムは、例えば、 ・24時間無停止システム ・数カ月あるいは年に数回しか停止できないシステム ・停止期間にはメインテナンス作業が最優先して実行さ
れ、この停止期間に他の作業をすることが困難なシステ
ムなどである。
【0005】
【従来の技術】図9は、システムの入出力側装置の接続
例を示す説明図であり、61〜64はチャネル(CH)、65
〜67はコントロールユニット(CU)、68〜76はDAS
Dなどの入出力デバイス(I/O)をそれぞれ示してい
る。
【0006】この図示の場合、各チャネルはすべてのコ
ントロールユニットに接続され、 ・コントロールユニット65には3個の入出力デバイス
(68〜70) ・コントロールユニット66には2個の入出力デバイス
(71,72) ・コントロールユニット67には4個の入出力デバイス
(73〜76) がそれぞれ接続されている。
【0007】システム中のこのような入出力構成はオペ
レーティングシステムが認識するハード構成定義および
ソフト構成定義に基づいて設定され、その内容はシステ
ムの立上げで時から停止時まで不変なものであった。
【0008】ハード構成定義は入出力側装置それぞれの
接続関係を規定し(図6参照)、ソフト構成定義は入出
力側装置それぞれの使用形態を規定している。後者の定
義内容としては、 ・入出力装置の共用定義(複数システム間でその入出力
装置を共用するか否かを指定:排他の必要性の有無) ・コンソール属性(システムオペレータ用/一般ユーザ
用) ・接続属性(オンライン/オフライン)などがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ステムの入出力構成は、システム運用中にチャネル、D
ASDや入出力パスなどの入出力構成を変更(追加、削
除)する必要が生じた場合、動作中のシステムを停止さ
せた上で、 ・ハード構成定義を変更し、 ・入出力側装置として用いられるチャネルやDASDな
どを物理的に接続し、 ・ソフト構成定義を変更する、 といった作業を行なわなければならず、システムとして
の利便性にかけるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明では、システムが管理して
いるハード構成定義またはソフト構成定義を変えてシス
テム運用中のまま入出力構成を変更できるようにし、さ
らには入出力構成の変更にともなう複数の入出力構成パ
タ−ンの中で正常動作したものを保持しておき障害発生
に対するリカバリの際には当該保持情報に基づいて入出
力構成を設定するようにして、利便性および信頼性の高
いシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本構
成図である。1は、ハード構成定義であり、チャネルや
入出力デバイスなどの入出力側装置の接続関係を規定し
たものである(図6参照)。なお、使用予定のものでシ
ステム運用開始時には実装されていない仮想の入出力装
置も規定対象としている。2は、ソフト構成定義であ
り、前記の共用定義、コンソール属性、接続属性などに
加えて入出力側装置に対応の各入出力パスの使用可/使
用不可などを規定したものである。3は、管理制御手段
であり、次のような機能を有している。 ・システム立ち上げ時のハード構成定義およびソフト構
成定義に対応の入出力パス管理情報を作成して記憶手段
4に展開する機能 ・運用中のI/O構成を例えば新ハード構成定義や新ソ
フト構成定義に基づいて変更するとともに、当該変更内
容で入出力パス管理情報を更新する機能 ・正常運用時のI/O構成パタ−ンなどからなる運用実
績情報を作成して記憶手段4に展開する機能 ・障害発生に対するシステム復旧時のI/O構成を運用
実績情報に基づいて設定する機能 4は、記憶手段であり、管理制御手段3が作成する入出
力パス管理情報や運用実績情報を保持している。5は、
I/O構成であり、チャネルおよびこれに接続されるコ
ントロールユニット(図示省略)や入出力デバイスなど
からなっている。
【0012】ここで、I/O構成5はハード構成定義1
およびソフト構成定義2に基づいて設定され、運用中に
I/O構成5を変更する場合には、これらの定義を変え
る、例えばあらかじめ用意しておいた別のハード構成定
義やソフト構成定義を読み込んで現在使用の構成定義と
の差分を求め、当該差分情報に基づいてチャネルと入出
力デバイスとの接続関係を変更したり入出力パスの使用
可/使用不可を変更することになる。
【0013】このような構成定義を用いることにより、
チャネル障害やパス障害が発生したときの各入出力デバ
イスへの回避ルートとなる多数の入出力パス、例えばす
べてのチャネルとコントロールユニットとの間を接続す
る場合の各入出力パス(図2参照)をハード構成定義1
で規定し、その中の「使用可」のパスをソフト構成定義
2で選択的に規定することができる。
【0014】ハード構成定義1およびソフト構成定義2
の中で未実装のI/Oについても規定することができ
る。これによって年末などの限られた時期にのみ設置さ
れるチャネルやDASDなどの入出力側装置をシステム
立ち上げ時から例えば「使用不可」の形で規定しておく
ことができる(図2参照)。
【0015】図2は、チャネルに未実装のコントロール
ユニットが接続されている状態を示す説明図であり、11
〜14はチャネル、15および16はシステムに実装のコント
ロールユニット、17はシステムに未実装のコントロール
ユニットをそれぞれ示している。
【0016】ここで、ある時期までは使用されることの
ないコントロールユニット17と各チャネル11〜14との接
続関係をハード構成定義により規定した状態でシステム
を運用することにより、運用中はハード構成定義の変更
を認識することができない古い資産のアプリケーション
プログラムも当該時期からは(システムを停止させるこ
となしに)コントロールユニット17の使用を認識してそ
れに対処することができる。
【0017】図1のシステムにおいて、変更処理の影響
を受ける入出力パスに代替パスが存在しないとき、例え
ばチャネル1に新たなI/Oを追加するに際してその影
響を受ける入出力パス1(I/O1)の代替パスが存在
しないときには当該変更処理を取り消している。
【0018】もっとも、代替パスの有無の確認に先だっ
て変更処理の影響の有無を判断することが必要となる。
すなわち、変更処理の影響をいわば一次的に受けるの
は、 ・追加対象の入出力側装置(例えば前記の新I/O)が
他の入出力側装置と共用することになる既存部分(I/
O2と共用するチャネル1) ・削除対象の入出力側装置が変更処理時点で共用してい
る既存部分であり、当該既存部分(例えば前記のチャネ
ル1)が運用状態のままで変更処理を実行しても前記共
用の相手先に影響を与えることのない属性のものである
かどうかを調べる。
【0019】そして、この既存部分が運用状態のままで
変更処理を実行すると当該相手先に影響を与えるものの
場合にはじめて前記代替パスの有無の確認作業に移行す
る。なお、入出力側装置それぞれの前記属性はハード構
成定義の中で規定されている(図6のチャネルテーブル
を参照)。
【0020】前記変更処理が取消しとなったときの対応
としては、 ・I/O1をチャネル2にも接続して入出力パス1の代
替パスを確保した上で前記追加処理を再実行すること ・入出力パス1をいったん「使用不可」とした上で前記
追加処理を再実行すること ・新たなI/Oを別のチャネルに追加する処理を実行す
ることなどがある。
【0021】また、変更処理の影響を受ける(使用可
の)入出力パスに代替パスが存在するときには当該入出
力パスの使用を、当該変更処理の間、禁止している。例
えばチャネル2に新たなI/Oを追加するときには、そ
の追加処理の終了を確認するまでI/O2へのアクセス
は入出力パス2のみで行ない、入出力パス3の使用を禁
止する。
【0022】また、入出力パス管理情報は、入出力パス
を構成する入出力側装置の接続関係およびその入出力パ
スが使用できるかどうかなどを示すものであり、そのフ
ォーマットをハード構成定義1およびソフト構成定義2
から作成した新たな情報形式にするか、双方の構成定義
をいわば一括して保持しただけの情報形式にするかは任
意である。なお、入出力パス管理情報はハード構成定義
1およびソフト構成定義2の変化に対応して更新され
る。
【0023】また、入出力構成を変更してシステムが正
常に動作したときの入出力側装置の接続パターンなどを
運用実績情報として保持しておき、障害発生に対するシ
ステム復旧時の入出力装置構成を当該運用実績情報に基
づいて設定することにより復旧対象部分の動作再開を確
実なものにしている。
【0024】また、変更処理の実行通知要求をシステム
に登録済のアプリケーションプログラムに対してはその
旨が通知され、これを受けたアプリケーションプログラ
ムは記憶手段4の入出力パス管理情報を参照することに
より変更後のI/O構成を認識することができる。
【0025】本発明の基本的な構成は、「入出力側装置
それぞれの接続関係を規定したハード構成定義および当
該入出力側装置に対応の各入出力パスの使用可、使用不
可などを規定したソフト構成定義に基づいてシステムの
入出力構成を設定する方法であって、前記ハード構成定
義または前記ソフト構成定義をシステム立上げ時のもの
から変化させることにより、実際に用いることができる
前記入出力パスを変更するようにしたこと」である。
【0026】
【発明の実施の形態】図3乃至図8を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図3は、本発明の全体構成を示
す説明図であり、21は第1のハード構成定義、22は第2
のハード構成定義、23は第1のソフト構成定義、24は第
2のソフト構成定義、25はOS構成管理部、26はハード
構成管理部、27はI/0要求管理部、28は入出力パス管
理情報などを格納したメモリ、29はOS内の別機能また
はアプリケーションプログラム、30はオペレータがI/
0構成の変更指示などを行なう入力部、31はチャネルと
装置(コントロールユニットやI/Oデバイス)との接
続パタ−ンを切り換えるためのスイッチャ、32は正常動
作対応の接続パタ−ン定義、33は既存ハードウェア、34
は増設ハードウェアをそれぞれ示している。
【0027】ここで、OS構成管理部25、ハード構成管
理部26、I/0要求管理部27およびスイッチャ31などが
図1の管理制御手段3に対応し、OS構成管理部25はO
Sがアクセスする入出力側装置(33、34のハードウェ
ア)すべてを管理している。
【0028】システム立上げ時、OS構成管理部25は、
選択された構成定義、例えば第1のハード構成定義21お
よび第1のソフト構成定義23を外部記憶装置(図示省
略)から読み込んで、これらに対応した入出力パス管理
情報を作成してメモリ28に格納し、またこの入出力パス
管理情報をハード構成管理部26に通知する。
【0029】ハード構成管理部26は、チャネルを起動し
てそれに入出力パス構成を通知したり、ハードウェアの
ファームウェアをローディングすることにより既存ハー
ドウェア33および増設ハードウェア34の初期設定をおこ
なう。
【0030】I/0構成の変更時、OS構成管理部25
は、先ず新構成の内容(第2のハード構成定義22や入力
部30からの指示)を確認した上で変更対象部分を求め、
次にこれをハード構成管理部26に通知して変更内容をハ
ード側に反映させるとともに、メモリ28の内容をこの新
構成に対応した入出力パス管理情報で更新している(図
4参照)。
【0031】なお、変更対象部分を求めるに際し、 ・新構成が第2のハード構成定義22などの新たな構成定
義である場合には、この新構成定義と現状の構成定義と
の差分を求める処理が行なわれ、 ・新構成が入力部30からの指示、すなわち現状の入出力
構成に対する変更部分の指示の場合には、その指示内容
自体が変更対象部分として取り扱われる。
【0032】後者の新構成の場合、OS構成管理部25
は、現在使用中のハード構成定義およひソフト構成定義
に入力部30からの指示内容を反映した形の構成定義を新
たに作成し、今後のシステム立上げ時にはこの新たな構
成定義を使用できるようにしている。
【0033】I/0要求管理部27は、システム内部やア
プリケーションプログラム29からのI/0要求に対しO
S構成管理部25を介してメモリ28の入出力パス管理情報
を参照し、要求先I/0へのアクセスパスが「使用可」
で存在していればハード構成管理部26を介してI/0起
動信号を対応ハードウェア(既存ハードウェア33または
増設ハードウェア34)に送っている。なお、メモリ28
は、OS構成管理部25によって、入出力パス管理情報が
その時点のシステムの運用状況を示すように制御されて
いる。
【0034】既存ハードウェア33および増設ハードウェ
ア34はスイッチャ31に接続されているものと、スイッチ
ャ31に接続されていないものとがあり、前者の場合、I
/0起動信号はスイッチャ31を介して送られる。
【0035】スイッチャ31は既存ハードウェア33および
増設ハードウェア34のチャネルと他の入出力装置との接
続関係をOS構成管理部25の制御の下で切り替えてお
り、この切り替えにともなう各接続パターンの中で正常
動作対応の接続パターン定義32を保持している(図7参
照)。
【0036】OS構成管理部25は、システムのリカバリ
に際し、接続パターン定義32を参照してその中から入出
力構成の初期状態を選択している。この接続パターン定
義32の利用によりリカバリ動作直後の信頼性を高めるこ
とができる。
【0037】OS構成管理部25と、OS内の別機能およ
びアプリケーションプログラム29とのインタフェース
は、入出力構成の変更結果の通知をあらかじめシステム
(OS構成管理部)に登録してあるアプリケーションプ
ログラムなどにはOS構成管理部が当該変更結果を通知
する内容になっている。
【0038】メモリ28の入出力パス管理情報は、OS構
成管理部25だけでなく、I/0要求管理部27やアプリケ
ーションプログラム29からも直接参照されて例えば特定
の入出力装置の接続状況やそれに対するアクセスの可/
不可などの確認に用いられることがある。
【0039】図4および図5は、入出力構成の変更処理
手順を示す説明図であり、その内容は次のようになって
いる。なお、各ステップの実行主体はOS構成管理部25
である。
【0040】(11)新構成の内容(新構成定義または入力
部30からのオペレータによる指示)を認識して、次のス
テップに進む。 (12)現状構成および新構成の内容に基づいて変更対象部
分を求め、ワーク領域に保持して、次のステップに進
む。 (13)変更処理の影響を受ける入出力パスがあるかどうか
を判断し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「N
O」の場合はステップ(16)に進む。 (14)当該入出力パスの代替パスは存在するかどうかを判
断し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「NO」の
場合はステップ(22)に進む。 (15)ステップ(13)の入出力パスの使用を禁止して(入出
力パス管理情報の当該入出力パスの部分を「使用不可」
にして)、次のステップに進む。 (16)ステップ(12)の変更対象部分をハード側に反映させ
て(OS構成管理部25からハード構成管理部26に変更対
象部分を知らせて)、次のステップに進む。 (17)当該変更対象部分の実際の接続態様がステップ(11)
の新構成の内容に合致しているかどうかを判断し、「YE
S 」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合はステ
ップ(22)に進む。 (18)当該内容は入力部30からのものか、すなわち外部か
ら変更対象部分だけを指示されたものかどうかを判断
し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「NO」の場
合はステップ(20)に進む。 (19)当該内容を現状の構成定義に反映させた形の新構成
定義を作成して、次のステップに進む。 (20)新構成定義の対応の入出力パス管理情報でメモリ28
の内容を更新して、次のステップに進む。 (21)ステップ(15)の使用禁止を解除するとともに変更部
分の利用を開始して、一連の処理を終了する。 (22)先行ステップでの処理結果を取り消して、次のステ
ップに進む。 (23)変更処理をリトライするかどうかを判断し、「YES
」の場合は次のステップに進み、「NO」の場合は一連
の処理を終了する。 (24)新構成の内容を別の形に設定して、ステップ(12)に
戻る。
【0041】ここで、すでに設定済の新構成定義(シス
テム立上げ時に用いたものとは別のハード構成定義やソ
フト構成定義)用いて入出力構成を変更する場合は勿論
のこと、入力部30からのオペレータによる指示内容を用
いて入出力構成を変更する場合も請求項1記載の「前記
ハード構成定義または前記ソフト構成定義の内容をシス
テム立上げ時のものから変化させることにより、実際に
用いられる前記入出力パスの変更処理を実行する」に相
当する。
【0042】また、ここで、ステップ(13)およびステッ
プ(14)の判断は、変更対象部分を示す情報および入出力
パス管理情報に基づいて行われ、例えば変更対象チャネ
ルに接続されている変更対象外のI/Oが別のチャネル
に接続されていないかなどの確認が行われる。
【0043】また、ステップ(17)の判断に際しては、O
S構成管理部25がハード構成管理部26およびスイッチャ
31を参照してチャネルやI/Oなどの入出力側装置の接
続状況を確認することが必要である。
【0044】また、ステップ(22)の取消対象は、 ・ステップ(12)におけるワーク領域の保持内容 ・ステップ(15)における「使用不可」の設定内容 ・ステップ(16)におけるハード構成管理部26の受理内容 などである。
【0045】また、ステップ(23)のリトライを実行する
かどうかは、構成定義だけでは決定できないのでI/O
変更処理の全体プロセスのトラブルに対する判断を下せ
るオペレータなどへの問い合わせが必要となる。
【0046】図6は、ハード構成定義のメモリ上への展
開内容例を示す説明図であり、41は「CH00」のチャ
ネルテーブル、42は「CH00」の接続CUテーブル、
43はは「CU0001」の接続I/Oテーブルをそれぞ
れ示している。なお、入出力パス管理情報は、これにソ
フト構成定義を取り込んだ形のものである。
【0047】ここで、 ・42はチャネル「CH00」に接続のコントロールユニ
ット「CU0000」およびコントロールユニット「C
U0001」についてのものであって、各コントロール
ユニットの接続チャネルが「CH00」であることも明
示されており、 ・43はコントロールユニット「CU0001」に接続の
I/O「DASD1010」、I/O「DASD101
1」およびI/O「DASD1012」についてのもの
であって、各I/Oの接続コントロールユニットが「C
U0001」であることも明示されている。
【0048】また、チャネルテーブル41には、そのチャ
ネルの種別情報(電気チャネル)や当該チャネルに関連
の入出力パスの変更を運用状態のままで行えるかどうか
を示す情報も付加され、接続I/Oテーブル43には、パ
スIDやI/Oのタイプも付加されている。
【0049】このように、41〜43の各テーブルを参照す
れば、チャネル、トロールユニットおよびI/Oのどの
装置からスタートしてもそれぞれの接続関係およびその
入出力パスのパスIDを求めることができる。
【0050】なお、この展開部分の各装置の情報は次の
とおりである。 CH00 :CU0000とCU0001が接続され
ている電気チャネル CH01 :CU0010とCU0011が接続され
ている光チャネル CU0000:DASD1000とDASD1001と
DASD1002が接続されている入出力制御装置(C
U) CU0001:DASD1010とDASD1011と
DASD1012が接続されている入出力制御装置(C
U) DASD1010:CKD−EXタイプのDASD DASD1011:CKD−EXタイプのDASD DASD1012:CKD−EXタイプのDASD
【0051】図7は、正常動作対応の接続パタ−ン定義
を示す説明図であって、 接続パタ−ン定義1は次の5つの接続 ・チャネル1ー入出力装置1 ・チャネル2ー入出力装置2 ・チャネル3ー入出力装置3 ・チャネル4ー入出力装置4 ・チャネル5ー入出力装置5 からなり、 接続パタ−ン定義2は次の5つの接続 ・チャネル1ー入出力装置2 ・チャネル2ー入出力装置1 ・チャネル3ー入出力装置3 ・チャネル4ー入出力装置5 ・チャネル5ー入出力装置4 からなり、 接続パタ−ン定義3は次の8つの接続 ・チャネル1ー入出力装置1 ・チャネル1ー入出力装置2 ・チャネル2ー入出力装置2 ・チャネル2ー入出力装置3 ・チャネル3ー入出力装置3 ・チャネル3ー入出力装置4 ・チャネル4ー入出力装置4 ・チャネル5ー入出力装置5 からなっている。なお、ここの入出力装置はコントロー
ルユニットやI/Oデバイスが相当する。
【0052】図8は、入出力側装置ごとの処理時間累積
情報フィールドを示す説明図であり、51は処理時間累積
情報フィールド、52および53は入出力側装置をそれぞれ
示している。
【0053】この処理時間累積は、ソフトウェアが用意
した連続領域に、ハードウェアが入出力側装置ごとに一
回の入出力処理時間を計測してその値を設定するインタ
ーフェイスとなっている。
【0054】この処理時間累積情報は、システムの入出
力の実行時間を監視してシステム全体の実行性能を測定
するプログラムで使用され、入出力構成を変更したとき
には、前記連続領域も、増設装置の処理時間累積情報の
ための領域を追加し、削除装置の処理時間累積情報の格
納に使用していた領域を解放する形で再作成しなければ
ならない。
【0055】この再作成時の連続領域獲得の手法として
は、 ・既存の領域を拡張する ・別の連続領域を新たに作成する といった二つの方法がある。
【0056】前者の場合、既存連続領域の継続利用が可
能であるが、拡張する部分をあらかじめ確保しておくこ
とが必要となり、またこの確保した範囲が増設装置の使
用領域の限界となる。
【0057】後者の場合、拡張する部分をあらかじめ確
保しておく必要はないが、変更対象外の既存装置の領域
についても再作成されるので、その処理時間累積情報を
連続測定するためには再作成の際のデータコピーなどの
間は当該既存装置のI/O要求停止することが必要であ
る。もっとも、このデータコピーなどの間の当該既存装
置の処理時間をその処理時間累積情報に正確に加算する
といったことを保証しないときは、既存装置のI/O要
求停止は不要である。
【0058】また、後者の場合には、旧連続領域と新連
続領域とが併存することになるので、入出力構成の変更
に失敗したときには旧連続領域を選択して使用すればよ
いといった利点がある。
【0059】
【発明の効果】本発明は、このように、システムが管理
しているハード構成定義またはソフト構成定義を変えて
システム運用中のまま入出力構成を変更できるように
し、さらには入出力構成の変更にともなう複数の入出力
構成パタ−ンの中で正常動作したものを保持しておき障
害発生に対するリカバリの際には当該保持情報に基づい
て入出力構成を設定するようにしている。
【0060】そのため、チャネルやDASDなどの入出
力側装置を有するシステムの利便性を高めるとともに、
障害発生部分の復旧動作の信頼性を高いものにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、基本構成図である。
【図2】本発明の、チャネルに未実装のコントロールユ
ニットが接続されている状態を示す説明図である。
【図3】本発明の、全体構成を示す説明図である。
【図4】本発明の、入出力構成の変更処理手順を示す説
明図(その1)である。
【図5】本発明の、入出力構成の変更処理手順を示す説
明図(その2)である。
【図6】本発明の、ハード構成定義のメモリ上への展開
内容例を示す説明図である。
【図7】本発明の、正常動作対応の接続パタ−ン定義を
示す説明図である。
【図8】本発明の、入出力側装置ごとの処理時間累積情
報フィールドを示す説明図である。
【図9】一般的な、システムの入出力側装置の接続例を
示す説明図である。
【符号の説明】
図1において、 1・・・ハード構成定義 2・・・ソフト構成定義 3・・・管理制御手段 4・・・記憶手段 5・・・I/O構成

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力側装置それぞれの接続関係を規定
    したハード構成定義および当該入出力側装置に対応の各
    入出力パスの使用可、使用不可などを規定したソフト構
    成定義に基づいてシステムの入出力構成を設定する方法
    であって、 前記ハード構成定義または前記ソフト構成定義の内容を
    システム立上げ時のものから変化させることにより、実
    際に用いられる前記入出力パスの変更処理を実行するよ
    うにしたことを特徴とするシステム運用中の入出力構成
    変更方法。
  2. 【請求項2】 前記ハード構成定義または前記ソフト構
    成定義の中で未実装の前記入出力側装置についても規定
    できることを特徴とする請求項1記載のシステム運用中
    の入出力構成変更方法。
  3. 【請求項3】 前記変更処理の影響を受ける前記入出力
    パスに代替パスが存在しないときには当該変更処理を取
    り消すことを特徴とする請求項1または2記載のシステ
    ム運用中の入出力構成変更方法。
  4. 【請求項4】 前記変更処理の影響を受ける前記入出力
    パスの使用を、当該変更処理の間、禁止することを特徴
    とする請求項1または2記載のシステム運用中の入出力
    構成変更方法。
  5. 【請求項5】 前記入出力パスを構成する前記入出力側
    装置の接続関係およびその入出力パスが使用できるかど
    うかなどを示した入出力パス管理情報を前記ハード構成
    定義および前記ソフト構成定義から作成するとともに、
    当該構成定義の変化に対応させて当該入出力パス管理情
    報を更新していき、また当該入出力パス管理情報に基づ
    いて前記変更処理を実行することを特徴とする請求項1
    乃至4記載のシステム運用中の入出力構成変更方法。
  6. 【請求項6】 システム正常運用時の前記入出力側装置
    の接続パターンなどを示した運用実績情報を作成して保
    持しておき、障害発生に対するシステム復旧時の入出力
    構成を当該運用実績情報に基づいて設定することを特徴
    とする請求項1乃至5記載のシステム運用中の入出力構
    成変更方法。
  7. 【請求項7】 前記変更処理の結果をシステム中の所定
    のアプリケーションプログラムに通知することを特徴と
    する請求項1乃至6記載のシステム運用中の入出力構成
    変更方法。
  8. 【請求項8】 入出力側装置それぞれの接続関係を規定
    したハード構成定義および当該入出力側装置に対応の各
    入出力パスの使用可、使用不可などを規定したソフト構
    成定義に基づいてシステムの入出力構成を設定する装置
    であって、 前記ハード構成定義または前記ソフト構成定義の内容を
    システム立上げ時のものから変化させることにより、実
    際に用いられる前記入出力パスの変更処理を実行する管
    理制御手段を備えたことを特徴とするシステム運用中の
    入出力構成変更装置。
  9. 【請求項9】 前記管理制御手段は、 前記変更処理の影響を受ける前記入出力パスに代替パス
    が存在しないときには当該変更処理を取り消すことを特
    徴とする請求項8記載のシステム運用中の入出力構成変
    更装置。
  10. 【請求項10】 前記管理制御手段は、 前記変更処理の影響を受ける前記入出力パスの使用を、
    当該変更処理の間、禁止することを特徴とする請求項8
    記載のシステム運用中の入出力構成変更装置。
  11. 【請求項11】 前記管理制御手段は、 前記入出力パスを構成する前記入出力側装置の接続関係
    およびその入出力パスが使用できるかどうかなどを示し
    た入出力パス管理情報を前記ハード構成定義および前記
    ソフト構成定義から作成するとともに、当該構成定義の
    変化に対応させて当該入出力パス管理情報を更新してい
    き、また当該入出力パス管理情報に基づいて前記変更処
    理を実行することを特徴とする請求項8乃至10記載の
    システム運用中の入出力構成変更装置。
  12. 【請求項12】 前記管理制御手段は、 システム正常運用時の前記入出力装置の接続パターンな
    どを示した運用実績情報を作成して保持しておき、障害
    発生に対するシステム復旧時の入出力装置構成を当該運
    用実績情報に基づいて設定することを特徴とする請求項
    8乃至11記載のシステム運用中の入出力構成変更装
    置。
  13. 【請求項13】 前記管理制御手段は、 前記変更処理の結果をシステム中の所定のアプリケーシ
    ョンプログラムに通知することを特徴とする請求項8乃
    至12記載のシステム運用中の入出力構成変更装置。
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