JPH09185199A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09185199A
JPH09185199A JP8017199A JP1719996A JPH09185199A JP H09185199 A JPH09185199 A JP H09185199A JP 8017199 A JP8017199 A JP 8017199A JP 1719996 A JP1719996 A JP 1719996A JP H09185199 A JPH09185199 A JP H09185199A
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Application number
JP8017199A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
Hiroshi Masuyama
洋 増山
Yoko Fukui
葉子 福井
Masami Higuchi
正己 樋口
Kunio Hayakawa
国男 早川
Ryoichi Suzuki
良一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる原稿サイズの予約ジョブの実行を可能
とした画像形成装置を得る。 【解決手段】 第1の給紙口の原稿が第2の排紙口に排
出され、予約ジョブがスタートすると、第2の給紙口に
原稿があれば(ステップS31/YES)、第2の給紙口
の原稿サイズを検知する(S32)。さらに、第1の給
紙口のセット可能な原稿サイズを検知し(S33)、第
2の原稿サイズと第1の原稿サイズが同じ場合は(S3
4/NO)、予約ジョブを実行する(S38)。また、第
2の原稿サイズと第1の原稿サイズが異なる場合は(S
34/YES)、後処理をソータにする(S35)。この
ことにより、予約ジョブの原稿を第1の排紙口に排出す
る必要がなくなる。従って、第2の給紙口より原稿を給
紙し、置数分のコピーを行い、それぞれのコピーを異な
るソータビンに排紙した後に、原稿を第2の排紙口へ排
出する(S36)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、予約ジョブの実行が可能な画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は一般に、機能が高
度化・多機能化されジョブの自動実行が可能とされてい
る。例えば、特開平2−8171号「再循環型原稿取扱
い装置を備えた複写機の自動ジョブ一括処理装置」があ
る。本従来例は、さまざまなジョブを一括処理および事
前プログラミングして、複写機を自動複写モードで無人
作動させることができることを特徴としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例等の画像形成装置は下記のような問題点を有して
いる。 1.給紙口から給紙された原稿サイズが第1の給紙口の
原稿サイズと異なる場合に、第1の排紙口に原稿排出す
ると原稿が破損したり、原稿の位置が合わせられずにコ
ピー画像に異常を生じ、予約コピーを実行することがで
きない。 2.ソータに排出可能なビン数が置数よりも少ない場合
に、排紙済みのビンに第2の画像形成モードである、い
わゆる予約ジョブ実行後の用紙を排出してしまう不具合
が生じる。 3.ソータに排出可能なビン数が置数よりも少ない場合
に予約ジョブの実行を全く行わずに停止してしまいコピ
ーの生産性が落ちてしまう。
【0004】本発明は、異なる原稿サイズの予約ジョブ
の実行を可能とした画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は、フィニッシャと、再給紙
可能な第1の給紙口と、この第1の給紙口に原稿を移動
することができる少なくとも1つの第2の給紙口と、第
1の給紙口から原稿の供給が可能な搬送路と、第1の給
紙口へ原稿を排出する第1の排紙口と、この第1の給紙
口と異なる少なくとも1つの第2の排紙口と、第1の給
紙口から供給される原稿に基づく第1の画像形成モード
と第2の給紙口から供給される原稿に基づく第2の画像
形成モードとを個別に設定可能なモード設定装置と、第
1の画像形成モードの実行後に第2の画像形成モードの
実行を設定する予約設定手段とを有する。さらに、第2
の給紙口から原稿を給紙して1部目のコピーをし、この
原稿を第1の排紙口へ排出後に、第1の給紙口より原稿
を供給して2部目のコピーをして原稿を第2の排紙口へ
排出し、第2の画像形成モードの実行時にフィニッシャ
を選択するそれぞれの動作を制御する制御手段と、第2
の給紙口にセットされた原稿のサイズを給紙前に検知す
る検知手段と、第1の給紙口にセット可能な原稿のサイ
ズを検知する検知手段とを有して構成される。そして、
第2の画像形成モードの原稿のサイズと第1の給紙口の
原稿のサイズとが異なる場合は、コピーの排出先をフィ
ニッシャからソータに切り換え、置数分のコピーを行
い、コピー終了後に原稿を第2の排紙口に排出すること
を特徴としている。
【0006】さらに、上記の画像形成装置はソータを有
し、このソータのビンが使用不可能の場合には第2の画
像形成モードの実行を行わないように制御し、または、
このソータの使用可能なビン数が第1の供給口および第
2の供給口にセットされた原稿の枚数より少ない場合
は、セット枚数をソータの使用可能ビン数に再セットし
第2の画像形成モードの実行を可能とするとよい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。図1
〜図16を参照すると本発明の画像形成装置の一実施形
態が示されている。
【0008】<全体構成について>図1は本発明の画像
形成装置を予約ジョブ複写機として適用した実施形態の
内部構成図である。本実施形態の画像形成装置におい
て、Aは原稿像を形成する画像形成装置、Bは原稿を搬
送するRDH、Cは同じく原稿を搬送するADF、Dは
フィニッシャ、Eはソータ、Fは反転ユニットである。
以下それぞれの構成および動作について、BのRDH、
CのADF、Aの画像形成装置、Dのフィニッシャ、E
のソータおよびFの反転ユニットの順で以下に説明す
る。
【0009】<BのRDHについて>図2はRDHの内
部構造図である。原稿載置台201に下向きに載置され
た原稿束は、最下部の用紙1枚がバキュームベルト20
2に引きつけられ、バキュームベルト202の移動によ
り原稿給紙口に送られるが、給紙に先立ち、原稿仕切爪
215は一旦原稿左上側に引き込まれ、再度出現するこ
とにより、原稿束上にセットされる。その状態で給紙さ
れた原稿は、原稿給紙ローラ203により中間搬送路2
04に送られ、一旦停止する。停止した原稿はその後の
再起動によりターンローラ205及び、原稿搬送ベルト
206によりコンタクトガラス上にセットされる。連続
給紙する場合は、同時に上記の給紙動作を実行すること
で次の原稿を中間搬送路204にセットする。
【0010】コンタクトガラス上にセットされた原稿の
排出は、原稿搬送ベルト206と原稿排紙ローラ208
とで原稿排紙路209に送られるが、片面原稿と両面原
稿で排出方法が異なっている。
【0011】《片面原稿の場合》片面原稿の排紙動作は
次のようになる。コンタクトガラス上の原稿は、原稿搬
送ベルト206により原稿排紙路209に導かれ、一旦
排出路に進入した原稿の後端が反転センサ211に検知
されたとき、スイッチバックローラ210が逆転し原稿
は逆走する。この時、排紙切換爪207が動作している
ので原稿は正転排出路213に導かれ、原稿排紙ローラ
214により、原稿載置台201の原稿束の上に、同じ
向きで排出される。
【0012】《両面原稿の場合》両面原稿は、スイッチ
バックローラ210の逆転はなく、そのまま反転排出路
212に進む。従って、原稿載置台に再度スタックされ
る場合は、天地が逆になる。この状態で給紙されるとコ
ンタクトガラス上では裏面が露光されることになり、再
度、反転排出路212を通ることでもとの状態に戻され
る。
【0013】《最終原稿検知》最終原稿の検知は、最終
原稿の上にセットされた原稿仕切爪215が最終原稿の
給紙により仕切り爪検知センサ216内に落下すること
で行われる。
【0014】<CのADFについて>図3はADFの構
造図である。ADFの原稿載置台251に下向きに載置
された原稿は分離ブレード252と分離ローラ253、
呼出ローラ254により最下面から1枚ずつ給紙され
る。給紙された原稿は、搬送ローラ255により搬送さ
れ、更に、RDHのターンローラ205、原稿搬送ベル
ト206によりコンタクトガラス上に送られる。その後
の動作はRDHと同様であるが、排紙する場合は、排紙
切換爪207がRDHの原稿排紙路209を塞ぐように
セットされることで、原稿は排紙口方向に搬送され、原
稿排紙ローラ208により原稿排紙トレイ260に排紙
される。
【0015】両面原稿は、裏面のコピーが完了した後排
出されるため、そのまま上記のように搬送すると、表裏
が逆になってしまう。そのため、一旦、原稿排紙路20
9に導く。一旦排出路に進入した原稿の後端が反転セン
サ211に検知されたとき、スイッチバックローラ21
0が逆転し原稿は逆走する。この時、排紙切換爪207
を作動させ、正転排出路213の方向に導くと同時に反
転切換爪217を切り換えて、中間搬送路204に送り
こむことで原稿を反転し、再度コンタクトガラス上に導
く。
【0016】その後の排出は片面原稿と同様である。2
56はADFレジストセンサで原稿をコンタクトガラス
上に精度良く停止させるために使用する。257は原稿
セットセンサで原稿セットを検知し、258は原稿エン
ドセンサで、ADFにセットされた原稿束の最終原稿を
検知する。259はADFサイドフェンスで原稿サイズ
を検知するためと、原稿給紙時に、斜めに送られないよ
う規制する働きを持つ。
【0017】RDHとADFの違いは、原稿循環により
複写処理をするか否かによる。ADFは原稿を給紙位置
に戻せないため、1枚原稿からの複数枚コピーを作成す
るのに向いている。但し、RDHは原稿を循環させない
ことによりADFによる複写動作を実行することは可能
である。
【0018】図4は、RDH及びADFの原稿移動制御
を行うDF制御装置のブロック図である。CPUはRO
M、RAM、ADコンバータ、シリアル通信ポートが一
体となったワンチップマイコンを使用し、出力ポート、
入力ポートを外付けしている。出力ポートにはモータを
等速に駆動するためのモータドライバが接続され、それ
ぞれのモータを必要に応じて駆動する。更に原稿給紙ク
ラッチ、仕切爪ソレノイド等の負荷も駆動する。入力ポ
ートには、搬送センサ、原稿サイズセンサ等の信号が接
続され、必要な情報が得られるように構成されている。
原稿の動作は、上記負荷の駆動を所定のタイミングで実
行することが実現される。
【0019】<Aの画像形成装置について>図5は、本
体Aに設けられた操作部である。図5の操作部500に
於いて、501はモードクリア/予熱キーで、モードク
リアキーと予熱キーを兼ねており、本キーを押すことに
よりモードクリアキーの機能となり、そのまま押し続け
ると、予熱キーの機能となる。モードクリアキーは、各
々のモードを標準モードに戻すためのものである。この
キーの操作によりリピート枚数は1枚、濃度は自動濃
度、給紙は自動給紙選択、変倍率は等倍に設定され、後
処理はフィニッシャに設定し、両面等、その他の機能は
全て解除される。予熱キーは、オルタネートスイッチで
あり、機械を予熱状態にするときと予熱状態を解除する
ときに押す。予熱状態では、定着ユニットが低温制御さ
れ、また、予熱ランプのみ点灯し、その他の表示は消灯
することで消費電力を抑えている。従って、コピー処理
実行中は、この予熱キーは無効となる。
【0020】502は、割り込みキーで、割り込みコピ
ーをする場合に押し、503は、エンターキーで、ズー
ム変倍、綴じ代の数値を入力するときに押し、504
は、プリントキー(スタートキー)で、複写動作を開始
するときに押す。ここは、レディ/ウェイト表示を兼ね
ており、レディ時は、グリーンのLEDが、ウェイト時
はレッドのLEDが点灯する。
【0021】505はテンキーであり、複写枚数を設定
する場合、ズーム変倍、綴じ代の数値を入力する場合に
使用する。506はクリア/ストップキーであり、待機
中はクリアキー、複写動作中はストップキーの機能を有
する。このクリアキーは、設定した複写枚数を解除する
時に押す。また、ストップキーは、複写動作を中断する
ときに押し、その時点での複写動作が終了したときに機
械は停止する。
【0022】507はガイダンスキーで基本操作の説明
を表示するときに押し、508は、プログラム登録キー
で、使用者が頻繁に利用するモードを登録することがで
き、登録したモードはプログラム呼び出しキー509で
呼び出すことができる。510は予約キーで、予約モー
ドを設定するときに押し、511は予約設定キーで、予
約複写のモードが設定された後に押すことで予約設定が
確認される。
【0023】550は、表示部でLCDタイプのもので
ある。このディスプレイは、表面にタッチキーを配設
し、機能の表示とともに選択キーにもなっている。図6
にこの表示部を示す。
【0024】以下、図6に基づいて表示部の動作を説明
する。複写処理は、複写機本体である画像形成装置Aに
設けられた操作部に、必要な処理モードを設定し、プリ
ントキーを押すことにより開始される。
【0025】551はメッセージディスプレイであり、
機械に関する情報を表示する場所で、例えば、「コピー
できます。」「用紙を補給してください。」等のメッセ
ージを表示する。552はセット表示エリアである。5
53は、トレイ選択キー及び用紙サイズ、残量表示エリ
アで、左より順に、上段トレイ、下段トレイ、大容量ト
レイを示している。554は、自動用紙選択キーで、こ
のキーが選択されたときは原稿と同じサイズの用紙が収
納されたトレイが自動選択される。
【0026】555は、濃度調整キーで複写濃度を手動
で調整するときに押す。556は、自動濃度キーで、原
稿の地肌濃度に応じて複写濃度を自動的に調整するとき
に押す。557は等倍キー、558は拡大キー、559
は縮小キーで、等倍コピー、あるいは定形サイズの縮
小、拡大を指定するときに押す。
【0027】560はズームキーで、64〜142%の
間で任意の倍率を指定するときに押す。561は用紙指
定変倍キーで指定した用紙のサイズに合わせて原稿の画
像を自動的に縮小拡大したい場合に使用する。562
は、両面キーで片面原稿を両面にする場合、両面原稿を
両面にする場合、両面原稿を片面にする場合に選択す
る。563は両面モードメッセージエリアで両面モード
の機能が選択されたとき、コピー作成状態が絵で示され
る。564は綴じ代キーで、綴じ代が必要なとき21mm
以下であれば左右どちら側にも設定できる。565は綴
じ代モードメッセージエリアで、綴じ代モードの機能が
選択されたとき、綴じ代状態が表示される。566はシ
フト機能選択キーで、567は1箇所ステイプル選択キ
ー、568は2箇所ステイプル選択キーである。
【0028】570はフィニッシャ選択キー、571は
ソータ選択キーであり、後処理(転写紙の排紙口)を選
択できる。なお、この2つのモードのうち必ず1つが設
定されている。569は570、571のキーで選択さ
れた後処理状態を表示する後処理メッセージエリアであ
る。
【0029】図7は、操作制御部の構成を示すブロック
図である。操作制御部はCPU601、ROM602、
RAM603、割り込みコントローラ604、主制御部
との通信を行う通信レポート605、LCD表示部をコ
ントロールするLCDコントローラ606と表示メモリ
607、LEDを点灯させるための出力ポート608及
び、タッチキー、プッシュキーの入力を読み込むDMA
コントローラ609等で構成されている。
【0030】操作者は、必要な処理モードを操作部に設
定し、プリントキーによりコピースタート指示を入力す
る。画像形成装置は、操作部に設定された処理モードに
従い、コピープロセスを実行する。
【0031】<Dのフィニッシャについて>図1の記号
Dの部分はフィニッシャの構成を表している。ステイプ
ル切換爪304はソータから排出された用紙をステイプ
ルトレイ305へ搬送するか、フィニッシュトレイ30
6へ搬送するかを切り換える。ステイプルトレイ305
は用紙束をステイプルするために一旦排出される用紙を
スタックするためのトレイである。最終原稿の用紙がス
タックされると、ステイプラー307により用紙束は綴
じられ、リフトアップベルト308によりフィニッシュ
トレイ306へ排出される。
【0032】<Eのソータについて>図1の記号Eの部
分はソータの構成を表している。反転排紙ユニットから
排出された用紙は、シート搬入口401に搬入され、ソ
ータ通紙経路403を通る。ソータ経路切換爪405は
反転ユニットからの用紙をソータビン406へ搬送する
か、フィニッシャへ搬送するかを切り換える。ソータビ
ン切換爪407は所定のソータビン406に排紙するた
めのものである。ソータ用紙センサ408はソータビン
406に用紙があるか否かを検出するセンサである。
【0033】<Fの反転ユニットについて>図1の記号
Fの部分は反転ユニットの構成を表している。排出され
た用紙は用紙受け入れ口301から搬送される。反転切
換爪302は用紙の反転/非反転により動作し、反転す
る場合は、反転路303に用紙を導き、反転が不要の場
合は反転路を経由しないでソータへ搬送する。
【0034】<コピープロセスについて>上記の各部に
より構成される本実施形態の画像形成装置の基本的なコ
ピープロセスを、図8を参照しながら説明する。複写す
べき原稿はRDH、あるいはADFによりコンタクトガ
ラス101上に搬送される。そこで原稿はフラッシュラ
ンプ102により全面光照射される。フラッシュランプ
102の電源103は、フラッシュに先立ち、電荷が与
えられ、所定のタイミングで発光する。原稿からの反射
光は、第1ミラー104、スルーレンズ105、第2ミ
ラー106によりベルト感光体107を露光する。
【0035】ベルト感光体107は、帯電器108によ
り電荷が一様に与えられており、露光により静電潜像を
形成する。ベルト感光体107上の静電潜像は、イレー
サ109により不要部分の電荷が除去され、現像器11
0により現像されて、転写部へ送られる。現像された原
稿像は、そこで、転写チャージャ111により転写紙に
転写される。この転写紙は、給紙トレイ112、11
3、114、両面トレイ124のいずれかより給紙さ
れ、搬送路115に沿って搬送され、レジストローラ1
16により、感光体107上の原稿像とタイミングを合
わせて、感光体107と転写チャージャ111との間に
送られる。そこで像転写された転写紙は、分離チャージ
ャ120により、感光体と分離し、搬送ベルト117を
通り定着器118により定着される。
【0036】転写紙の両面に複写する両面モードでは、
両面切り替え爪121が両面トレイ124側に切り替わ
り、転写紙が両面進入路123より両面トレイ124に
送られ、両面トレイ内に一旦貯えられる。また、転写紙
の片面にのみ複写する片面モードでは、両面切り替え爪
121が排紙側に切り替わり、排出切り替え爪122ま
で搬送される。排出切り替え爪122は、転写紙を本体
トレイ119側への排出か周辺機への排出かを切り換え
る働きをする。感光体107は、転写紙の分離後に除電
用チャージャ125により除電され、クリーニング装置
126により感光体上の残トナーを除去され、次の複写
に備える。
【0037】このベルト感光体107は、継目を有する
ため、ベルト上の画像形成領域は、継目の部分を避け
て、各サイズ毎に、それぞれ等間隔になるように決めら
れている。図5は、継目で切って展開したベルト感光体
の画像形成領域(セグメント)の配置を示す図である。
一点鎖線で示すA4セグメントは5個、破線で示すB4
セグメントは4個、二点鎖線で示すA3セグメントは3
個が、等間隔になるように決められている。
【0038】図9は、上記のベルト感光体に像を形成
し、給紙トレイより搬送された転写紙に像を形成するた
めの制御ブロック図である。以下、その動作について説
明する。画像形成時は、継目を避けるために、画像形成
に先立って感光体上の画像形成領域を決める必要があ
る。そのためにベルト感光体107の端部には、継目か
ら一定の距離に同期マークが設けられ、マークセンサ4
10で検出される。画像領域を決定するためには、感光
体を駆動し、このマークを検出する必要がある。そのた
めに出力ポート402からの駆動信号が、モータ制御回
路404に入力され、感光体駆動モータ408が駆動さ
れる。感光体駆動モータ408には、エンコーダ409
が、一体に取り付けられており、ベルト感光体107の
移動距離に比例した数のパルスを出力する。そのパルス
信号は、モータ制御回路404に入力され、感光体駆動
モータ408を等速に回転させるために使用されるとと
もに、分周器406にも入力され、所定の分周比で分周
されたのち、CPU401に入力され、その数がカウン
トされる。この値は、感光体の移動量に比例しているの
で、このカウント値により画像形成領域が決定される。
【0039】次に複写シーケンスについて説明する。上
記のセグメントの先端が、所定の位置に達するとシーケ
ンス動作が始まり、シーケンス制御用のカウンタが動作
を開始する。このカウンタは、前記分周回路406から
のパルス信号によりカウントアップ動作をし、シーケン
スが完了することによりクリアされる。カウンタが動作
を開始し、その値がCNT_1の値になると出力ポート
402からパワーパック405に信号が出力され、帯電
器108が動作し、感光体107を一様に帯電させる。
【0040】次に、カウント値がCNT_2になると、
出力ポート402よりフラッシュ電源103に充電開始
信号が入力され、フラッシュランプ102を点灯させる
ために、フラッシュ電源103内のコンデンサに電荷が
貯えられる。さらに、フラッシュ信号をフラッシュ電源
103に送ることによりフラッシュランプ102を点灯
させ、コンタクトガラス101上にセットされた原稿を
光照射し、感光体107を露光する。このフラッシュ信
号は、カウント値が、CNT_3で出力される。更に感
光体107が回転し、画像の先端が、イレーサ109の
位置(=CNT_4)に達すると、イレーサ109の画
像に対応する部分が消灯し、画像の後端がイレーサ10
9の位置(=CNT_5)に達すると、イレーサは全点
灯し、感光体上の余分な荷電が消されて、原稿像の部分
にのみ静電潜像が残される。
【0041】この静電潜像は、現像器110で現像さ
れ、表面コピーの場合は、給紙トレイ112、113、
114の何れかから送られた用紙に、裏面コピーの場合
は、両面トレイ124から送られた用紙に転写される。
原稿像と同期をとるために用紙は、どのトレイから送ら
れるかにより、異なったタイミングで搬送を開始する。
【0042】原稿像を転写された用紙は、搬送ベルト1
17を通り、定着器118により定着される。両面切り
替え爪121は、CNT_6で動作し、両面トレイにス
タックする場合は、両面トレイ側に、そうでない場合は
排出側に切り換える。排出切り替え爪122は、CNT
_7で動作し、用紙を本体トレイに排出するか、周辺装
置に送るかを切り換える。用紙が排出されることにより
シーケンス動作は終了する。カウント値とシーケンス処
理の関係を下記の表1に示す。
【0043】(表1) カウント値 シーケンス処理 CNT_1 帯電ON CNT_FEED 原稿給紙 CNT_DPX 両面給紙 CNT_2 充電スタート CNT_3 フラッシュON CNT_EXIT 原稿排紙 CNT_4 イレースOFF CNT_HIGH 上段給紙 CNT_MID 中段給紙 CNT_5 イレースON CNT_LOW 下段給紙 CNT_6 両面切り替え爪ON/OFF CNT_7 排紙切り替え爪ON/OFF
【0044】複写処理は、このシーケンス処理を前記セ
グメントの移動タイミングで次々に実行することにより
実現される。通常の複写処理は、このセグメントサイズ
と使用する用紙サイズで決定されるため、A4サイズの
処理速度が最も速く、B4サイズがその次で、A4サイ
ズの5分の4あり、A3サイズでは5分の3となる。
【0045】処理速度の変更は、セグメントサイズと用
紙サイズの対応を変えることで実現される。即ち、用紙
サイズがA4であってもB4セグメントを使用すること
で、5分の4に、A3セグメントを使用することで、5
分の3に下げることが可能である。用紙サイズがB4の
場合はA4セグメントを使用することで4分の3にする
ことができる。
【0046】<RDHを用いた場合のコピー方法につい
て> 《片面/片面コピー》原稿載置台に下向きに置かれた原
稿は、1枚ずつ原稿束の下側から給紙され、原稿給紙路
を通って、コンタクトガラス上に送られ露光される。露
光が完了すると、コンタクトガラス上の原稿は、搬送ベ
ルトにより左側に送られ、原稿排出トレイに排出され
る。次の原稿は、露光中の原稿が、露光完了しないうち
に給紙され始めるため、原稿交換のための遅れを設ける
ことなく、コピーが作成される。この時の原稿給紙と用
紙給紙の様子を図10の(1)に示す。原稿載置台の原
稿が一巡すると1部のコピーが作成されるため、N部作
成するためにはこの動作をN回繰り返す。
【0047】《片面/両面コピー》片面/両面コピーの
場合は、まず最初の原稿循環で表面となる原稿のコピー
をとり一旦両面トレイにスタックする。次の循環で、両
面トレイ内の表面コピー用紙に1回目の循環でコピーし
なかった原稿のコピーをとることで1部の両面コピーを
作成する。
【0048】複数部作成する場合は、2巡目以降の原稿
循環時、両面トレイからの用紙にコピーすると同時に表
面コピーを作成し、両面トレイにスタックすることでN
部をN+1回の原稿循環で作成する。この時の原稿給紙
と用紙給紙の様子を図10の(2)に示す。
【0049】《両面/両面コピー》両面/両面コピーの
場合は、まず最初の原稿循環で表面となる原稿のコピー
をとり一旦両面トレイにスタックする。この循環で原稿
は反転して排出される。次の循環で、両面トレイ内の表
面コピー用紙に原稿の裏面コピーをとることで1部の両
面コピーを作成する。裏面コピーの原稿循環で原稿は再
度反転され、最初の状態に戻される。即ち、原稿載置台
の原稿が2循環すると1部のコピーが作成される。この
時の原稿給紙と用紙給紙の様子を図10の(3)に示
す。
【0050】ADFを用いたコピー方法は、図11の
(1)、(2)、(3)に示すように、コンタクトガラ
ス上に搬送した原稿に対し、所定数の複写処理を実行す
ることである。従って、原稿交換を実施しないうちは、
同じコピーが連続で作成される。
【0051】両面コピーの場合は、一旦、複写された用
紙が両面トレイにスタックされ、次の原稿の画像が裏面
に複写される。片面原稿の場合は、次の原稿は、原稿載
置台上の原稿であり、両面原稿の場合、現原稿の反転さ
れたものである。この反転動作については、前述した通
りである。
【0052】<予約ジョブモードについて>予約ジョブ
モードの動作は、次のようになる。RDHでの複写動作
が完了した後、予約ジョブが設定されている場合、RD
Hの原稿載置台上の原稿を、排紙トレイに排出する。こ
の動作は、RDHの原稿給紙動作により、原稿を1枚ず
つ露光位置に搬送し、そのまま、左に位置する排紙トレ
イに送り出す。すなわち、複写処理の完了した原稿載置
台上の原稿を排出トレイに排出することでRDHを次の
ジョブに使用可能な状態にする。その後、ADFの原稿
載置台に原稿がセットされていれば、RDHに原稿を移
動し、複写処理を実行する。ADFの原稿載置台にセッ
トされた原稿を、RDHの原稿載置台に移送する方法
は、前述したADFの給紙動作とRDHの排紙動作を組
み合わせたものである。
【0053】《予約ジョブモードの設定》予約ジョブモ
ード(第2の画像形成モード)の設定について以下に説
明する。複写開始待ち状態、あるいは複写動作中に予約
キー510が押されると、現在の設定された複写モード
は、一旦、メモリに記憶され、現在の設定画面とは異な
る複写モード設定画面が表示される。
【0054】複写開始待ちの場合の画面変化は、一旦、
モードクリアされた後、複写モード設定画像が表示され
る。複写動作中の場合は、複写中画面が退避され、初期
設定画面が表示され、複写モードの設定が可能になる。
複写モードの設定については、通常の設定と同様に行
う。
【0055】両面、変倍、置数、用紙選択、濃度設定等
の複写モードの設定が完了した後は、予約設定キー51
1を押すことで、第2のジョブの予約が完了する。予約
設定が完了すると、画面は予約キー510の押下前の画
面に戻り、予約中である旨のメッセージが表示される。
予約モードで複写したい原稿束は、ADFにセットす
る。
【0056】複写動作中における予約モードへの移行
は、上記予約キー510の押下以外に、ADFへの原稿
セットによっても行うことが可能なように制御されてい
る。原稿セットにより予約モードに移行するか否かは、
upモードと呼ばれる、使用者によってカスタマイズ可
能な機能を設定するモードにより設定可能である。この
予約ジョブモードにより、複写動作中に次のジョブのセ
ットができるため、前のジョブの終了を気にすること無
く機械を有効に使うことができる。
【0057】図12及び図13はこの予約モード設定の
フローチャートである。まず、予約キーのONをチェッ
クしONであれば(ステップS1/YES)、複写開始待
ち状態か複写処理の実行中かをチェックする(S2)。
即ち、予約が可能であるか否かをチェックし可能であれ
ば、既に予約済か(S3)、予約中かをチェックし(S
4)、どちらでもない場合は(S4/NO)、予約が可能
であるから現在の複写モードを記憶し(S5)、予約中
フラグをセットする(S6)。その後、操作部の複写モ
ード設定画面を出力し(S7)、予約のモード設定が可
能なようにする。
【0058】ADF原稿載置台への原稿セットをチェッ
クし複写処理の実行中か、複写開始待ち状態かをチェッ
クし、複写処理の実行中であれば(S8/YES)、原稿
セットによる予約を可能とするフラグがセットされてい
るか否かをチェックし(S3)、セットされていれば原
稿セットフラグをみて原稿がセットされたか否かをチェ
ックする。
【0059】予約キーがONされた場合(S1)、ある
いは、上記条件時に原稿がセットされた場合は(S1
0)、現在の複写モードをメモリに記憶し(S6)、新
規の複写モードの設定画面を表示する(S7)。予約モ
ードの設定は、ADFの原稿セットによっても可能であ
るが、その場合は、原稿がセットされたか否かをチェッ
クし、更に複写処理中であり(S11)、かつ原稿セッ
トで予約可のフラグがセットされている場合には(S1
2/YES)、予約キーONと同じ処理を実行する。
【0060】図13において、複写モードの設定完了
は、予約設定キーの押下をチェックし(ステップS2
1)、押下された場合には予約複写モードの設定中かを
チェックし、予約中であれば(S22/YES)、予約モ
ード設定中に設定された複写モードをメモリに記憶し
(S23)、予約中フラグをクリアし(S24)、予約
済のフラグをセットする(S25)。予約済のフラグが
セットされると予約キーは無効となるよう制御されてい
ると同時に、予約中の表示を実行する。最後に、予約前
の複写モードを呼びだして(S26)、画面表示するこ
とにより予約モードの設定は完了する。
【0061】《予約ジョブの複写動作》予約ジョブの複
写動作は、RDHの原稿載置台の原稿を排紙トレイに排
出することより始まる。RDHを用いた複写動作は、前
述したようにRDHの原稿載置台の原稿を1枚ずつコン
タクトガラス上に搬送することで行われるが、予約ジョ
ブ時の1部目の複写動作はADFのコンタクトガラス上
への原稿給紙動作とRDHのコンタクトガラス上からの
原稿排紙動作の組み合わせで行う。即ち、ADFの原稿
載置台から1枚ずつ原稿をコンタクトガラス上に送り、
露光完了後、RDHの原稿載置台に排出する。これらの
動作は、前述した通りである。2部目(両面コピーの場
合は2巡目)移行の複写処理方法は、この様に、RDH
モードにおける1巡目の複写処理を、原稿移送時に実行
するように制御することで、移送のみと言う無駄な時間
を省くことができ、より生産性をあげることが可能とな
る。
【0062】一旦、ADFの原稿載置台の原稿がRDH
の原稿載置台へ移行した後は予約ジョブの予約済フラグ
はクリアされるため、予約中表示は消え、次の予約が可
能になる。
【0063】<動作例>以下に片面/片面モードでの動
作例を説明する。但し、上記の構成および動作の説明と
下記の説明とにおける以下の相互の名称、第1の給紙口
/RDHの給紙口、第1の排紙口/RDHの排紙口、第
2の給紙口/前記ADFの給紙口、第2の排紙口/RD
Hの排紙トレイ、は同一部に係る名称である。
【0064】図14は第1の動作例を示すフローチャー
トである。図14において、第1の給紙口の原稿が第2
の排紙口に排出され、予約ジョブがスタートすると、第
2の給紙口に原稿があれば(ステップS31/YES)、
第2の給紙口の原稿サイズ(または、第2の原稿サイズ
とも言う)を検知する(S32)。
【0065】さらに、第1の給紙口のセット可能な原稿
サイズ(または、第1の原稿サイズとも言う)を検知し
(S33)、第2の原稿サイズと第1の原稿サイズが同
じ場合は(S34/NO)、第2の給紙口の原稿を給紙し
(S37)、予約ジョブを実行する(S38)。
【0066】また、第2の原稿サイズと第1の原稿サイ
ズが異なる場合は(S34/YES)、後処理をソータに
する(S35)。このことにより、予約ジョブの原稿を
第1の排紙口に排出する必要がなくなる。従って、第2
の給紙口より原稿を給紙し、コンタクトガラス上に搬送
し、置数分のコピーを行い、それぞれのコピーを異なる
ソータビンに排紙した後に、原稿を第2の排紙口へ排出
する(S36)。
【0067】上記の動作例1によれば、第2の給紙口か
ら給紙された原稿サイズが第1の給紙口の原稿サイズと
異なる場合でも、ソータに切り換え置数分コピーするこ
とで、予約ジョブを中断することなく実行することが可
能となる。
【0068】図15は第2の動作例を示すフローチャー
トである。図15において、第1の給紙口の原稿が第2
の排紙口に排出され、予約ジョブがスタートすると、第
2の給紙口に原稿があれば(ステップS41/YES)、
第2の原稿サイズを検知する(S42)。さらに、第1
の原稿サイズを検知し(S43)、第2の原稿サイズと
第1の原稿サイズが同じ場合は(S44/NO)、第2の
給紙口原稿を給紙し(S48)、予約ジョブを実行する
(S49)。
【0069】また、第2の原稿サイズと第1の原稿サイ
ズが異なる場合は(S44/YES)、後処理をソータに
する(S45)。更に、ソータの使用可能ビン数と予約
ジョブの置数との比較を行い、ソータの使用可能ビン数
が予約ジョブの置数以上の場合(S46/YES)、第2
の給紙口より原稿を給紙し、コンタクトガラス上に搬送
し、置数分のコピーを行い、それぞれのコピーを異なる
ソータビンに排紙した後に、原稿を第2の排紙口へ排出
する(S47)。また、ソータの使用可能ビン数が予約
ジョブの置数未満の場合は(S46/NO)、第2の給紙
口より原稿を給紙せずに予約ジョブの実行を中止する
(S50)。尚、ソータの使用可能ビン数は、ソータ用
紙センサ408により検出するか、制御部が各ビンへの
排紙履歴を記憶しておくことにより求められる。
【0070】動作例2によれば、ソータに排出可能なビ
ン数が置数より少ない場合に予約ジョブの実行を禁止す
ることで、ミスコピーを阻止することが可能となる。
【0071】図16は第3の動作例を示すフローチャー
トである。図16において、第1の給紙口の原稿が第2
の排紙口に排出され、予約ジョブがスタートすると、第
2の給紙口に原稿があれば(ステップS61/YES)、
第2の原稿サイズを検知する(S62)。さらに、第1
の原稿サイズを検知し(S63)、第2の原稿サイズと
第1の原稿サイズが同じ場合は(S64/NO)、第2の
給紙口原稿を給紙し(S68)、予約ジョブを実行する
(S69)。
【0072】また、第2の原稿サイズと第1の原稿サイ
ズが異なる場合は(S64/YES)、後処理をソータに
する(S65)。更に、ソータの使用可能ビン数と予約
ジョブの置数との比較を行い、ソータの使用可能ビン数
が予約ジョブの置数以上の場合(S66/YES)、第2
の給紙口より原稿を給紙し、コンタクトガラス上に搬送
し、置数分のコピーを行い、それぞれのコピーを異なる
ソータビンに排紙した後に、原稿を第2の排紙口へ排出
する(S67)。
【0073】また、ソータの使用可能ビン数が予約ジョ
ブの置数未満の場合で(S66/NO)、ソータの使用可
能ビン数が0でない場合は(S70/YES)、予約ジョ
ブの置数をソータの使用可能ビン数に変更した後、第2
の給紙口より原稿を給紙し、コンタクトガラス上に搬送
し、置数分のコピーを行い、それぞれのコピーを異なる
ソータビンに排紙した後に、原稿を第2の排紙口へ排出
する(S71)。ソータの使用可能ビン数が0の場合は
(S70/NO)、第2の給紙口より原稿を給紙せずに予
約ジョブの実行を中止する(S72)。
【0074】動作例3によれば、ソータに排出可能なビ
ン数が置数より少ない場合でも置数を使用可能ビン数に
変更することで予約ジョブの実行が可能になり、動作例
3と比べてコピーの生産性を上げることができる。
【0075】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
画像形成装置は、第2の画像形成モードのいわゆる予約
ジョブの原稿のサイズと第1の給紙口の原稿のサイズと
が異なる場合は、コピーの排出先をフィニッシャからソ
ータに切り換え、コピー終了後に原稿を第2の排紙口に
排出する。よって、第2の給紙口から給紙された原稿サ
イズが第1の給紙口の原稿サイズと異なる場合でも、ソ
ータに切り換え置数分コピーすることで、予約ジョブを
中断することなく実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置を予約ジョブ複写機とし
て適用した実施形態の内部構成図である。
【図2】RDHの内部構造図である。
【図3】ADFの構造図である。
【図4】RDH及びADFの原稿移動制御を行うDF制
御装置のブロック図である
【図5】本体Aに設けられた操作部の平面図である。
【図6】LCD表示部の平面図である。
【図7】操作制御部の構成を示すブロック図である
【図8】コピープロセスを説明するためのブロック図で
ある。
【図9】ベルト感光体に像を形成し、給紙トレイより搬
送された転写紙に像を形成する過程を説明するための図
である。
【図10】RDHコピーの手順を説明するための図であ
り、(1)が片面原稿/片面コピー、(2)が片面原稿
/両面コピー、(3)が両面原稿/両面コピーの方法を
示す図である。
【図11】ADFコピーの手順を説明するための図であ
り、(1)が片面原稿/片面コピー、(2)が片面原稿
/両面コピー、(3)が両面原稿/両面コピーの方法を
示す図である。
【図12】予約モード設定のフローチャートである
【図13】予約モード設定のフローチャートである
【図14】第1の動作例を示すフローチャートである。
【図15】第2の動作例を示すフローチャートである。
【図16】第3の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 画像形成装置 B RDH C ADF D フィニッシャ E ソータ F 反転ユニット 201 原稿載置台 202 バキュームベルト 203 原稿給紙ローラ 204 中間搬送路 205 ターンローラ 206 原稿搬送ベルト 207 排紙切換爪 208 原稿排紙ローラ 209 原稿排紙路 210 スイッチバックローラ 211 反転センサ 212 反転排出路 213 正転排出路 214 原稿排紙ローラ 215 原稿仕切爪 216 仕切り爪検知センサ 251 原稿載置台 252 分離ブレード 253 分離ローラ 254 呼出ローラ 255 搬送ローラ 256 ADFレジストセンサ 257 原稿セットセンサ 258 原稿エンドセンサ 259 ADFサイドフェンス 500 操作部 501 モードクリア/予熱キー 502 割り込みキー 503 エンターキー 504 プリントキー(スタートキー) 505 テンキー 506 クリア/ストップキー 507 ガイダンスキー 508 プログラム登録キー 509 プログラム呼び出しキー 510 予約キー 511 予約設定キー 550 表示部 551 メッセージディスプレイ 552 セット表示エリア 553 トレイ選択キー及び用紙サイズ、残量表示エリ
ア 554 自動用紙選択キー 555 濃度調整キー 556 自動濃度キー 557 等倍キー 558 拡大キー 559 縮小キー 560 ズームキー 561 用紙指定変倍キー 562 両面キー 563 両面モードメッセージエリア 564 綴じ代キー 565 綴じ代モードメッセージエリア 566 シフト機能選択キー 567 1箇所ステイプル選択キー 568 2箇所ステイプル選択キー 569 後処理メッセージエリア 570 フィニッシャ選択キー 571 ソータ選択キー 601 CPU 602 ROM 603 RAM 604 割り込みコントローラ 605 通信レポート 606 LCDコントローラ 607 表示メモリ 608 出力ポート 609 DMAコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 正己 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 早川 国男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 良一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィニッシャと、 再給紙可能な第1の給紙口と、 該第1の給紙口に原稿を移動することができる少なくと
    も1つの第2の給紙口と、 前記第1の給紙口から原稿の供給が可能な搬送路と、 前記第1の給紙口へ原稿を排出する第1の排紙口と、 該第1の給紙口と異なる少なくとも1つの第2の排紙口
    と、 前記第1の給紙口から供給される原稿に基づく第1の画
    像形成モードと前記第2の給紙口から供給される原稿に
    基づく第2の画像形成モードとを個別に設定可能なモー
    ド設定装置と、 前記第1の画像形成モードの実行後に前記第2の画像形
    成モードの実行を設定する予約設定手段と、 前記第2の給紙口から原稿を給紙して1部目のコピーを
    し、該原稿を第1の排紙口へ排出後に、前記第1の給紙
    口より原稿を供給して2部目のコピーをして該原稿を前
    記第2の排紙口へ排出し、前記第2の画像形成モードの
    実行時に前記フィニッシャを選択するそれぞれの動作を
    制御する制御手段と、 前記第2の給紙口にセットされた原稿のサイズを給紙前
    に検知する検知手段と、 前記第1の給紙口にセット可能な原稿のサイズを検知す
    る検知手段とを有し、 前記第2の画像形成モードの原稿のサイズと前記第1の
    給紙口の原稿のサイズとが異なる場合は、コピーの排出
    先をフィニッシャからソータに切り換え、置数分のコピ
    ーを行い、コピー終了後に原稿を第2の排紙口に排出す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、さらにソータを有
    し、該ソータのビンが使用不可能の場合には前記第2の
    画像形成モードの実行を行わないように制御することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、さらにソータを有
    し、該ソータの使用可能なビン数が前記第1の供給口お
    よび第2の供給口にセットされた原稿の枚数より少ない
    場合は、セット枚数をソータの使用可能ビン数に再セッ
    トし前記第2の画像形成モードの実行を可能としたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0987606A2 (en) * 1998-09-14 2000-03-22 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0987606A2 (en) * 1998-09-14 2000-03-22 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method
EP0987606A3 (en) * 1998-09-14 2001-08-01 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method

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