JPH09184752A - 計量装置 - Google Patents

計量装置

Info

Publication number
JPH09184752A
JPH09184752A JP7354194A JP35419495A JPH09184752A JP H09184752 A JPH09184752 A JP H09184752A JP 7354194 A JP7354194 A JP 7354194A JP 35419495 A JP35419495 A JP 35419495A JP H09184752 A JPH09184752 A JP H09184752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weighed
hopper
weight
opening
weighing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7354194A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumisuke Tsukasa
文祐 政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP7354194A priority Critical patent/JPH09184752A/ja
Publication of JPH09184752A publication Critical patent/JPH09184752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計量装置の運転効率を向上させること。 【解決手段】 供給ホッパ23から供給される被計量物
を計量ホッパ27で受けてその重量を重量検出器31で
検出し、検出した重量に基づいて被計量物を組合せ排出
する計量装置において、計量ホッパ27が被計量物を受
けるときと被計量物を排出するときの各重量検出器31
のホッパ支持部31の変位を規制装置32によって規制
して重量検出を短時間に行なう。また、供給ホッパ23
および計量ホッパ27のホッパ本体の下側開口部の開口
面が下方に向かうほど大きくなるように形成して、被計
量物の排出時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量検出器に支持
された被計量物受けに供給装置から物品を間欠的に供給
してその重量を検出し、重量検出した物品を被計量物受
けから順次排出する計量装置において、その運転効率を
向上させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、組合せ計量装置では、図8に示
すように、供給ホッパ1、計量ホッパ2および計量ホッ
パ2を支持するロードセル型の重量検出器3を一組と
し、これを複数組設け、各供給ホッパ1のゲート1aを
開閉して計量ホッパ2にそれぞれ被計量物を供給し重量
検出器3でその重量を求め、求めた重量の組合せのうち
目標重量範囲内に入る組合せを選定し、選定した組合せ
の被計量物を収容している計量ホッパ2のゲート2aを
それぞれ開閉してその被計量物を排出し、目標重量に近
い被計量物を得るようにしている。
【0003】このように被計量物を上方から順次下方へ
移送しながら計量する装置では、図9の(b)に示す計
量ホッパの開閉動作時と、図9の(a)に示す供給ホッ
パの開閉による被計量物の収容時に負荷される力によっ
て、図9の(c)のように重量検出器の重量信号が大き
く振動変化する。
【0004】このため、従来では、図9の(d)のよう
に、フィルタ回路(LPF)等によってこの振動成分を
除去し、この信号が十分安定したタイミングに被計量物
の重量を求めるようにしていた。なお、このフィルタの
遮断周波数を低く設定すれば、重量信号の振動成分を大
きく除去できるが、その分応答速度が遅くなってしま
い、重量信号が被計量物の重量に対応した値に収束する
までの時間がかえって長くなってしまうので、効率と精
度を維持するためには、図に示したように高速の振動成
分のみを除去して、低速の振動成分が収束したタイミン
グに重量を求めていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
計量装置の運転サイクルは、主に、供給ホッパ1を開い
てから計量ホッパ2内に被計量物が完全に収容されるま
でに必要な供給時間と、計量ホッパ2に被計量物が収容
されてから重量信号が安定するまでの安定時間および計
量ホッパ2を内の被計量物を排出するための排出時間に
よって決定される。
【0006】したがって、精度を維持したままで運転効
率をより高くするためには、これらの各時間を短縮しな
ければならない。
【0007】前記した供給時間は、供給ホッパのゲート
が開いてからそのホッパ内の被計量物が完全に排出され
るまでの時間に依存し、計量ホッパの排出時間は、計量
ホッパのゲートが開いてからそのホッパ内の被計量物が
完全に排出されるまでの時間と、開いたゲートを閉じる
までの時間に依存している。したがって、供給ホッパお
よび計量ホッパのゲートの開き速度と閉じ速度を速く
し、開いている時間を短かくすれば、これらの時間を短
縮することができる。
【0008】しかしながら、計量ホッパのゲートの開き
速度や閉じ速度を速くするためには、計量ホッパに対し
て短時間に強い外力を加えなければならず、この外力に
よって機械的振動が大きくなってしまう。このため、前
記した安定時間が長くなってしまい、装置全体の運転効
率は高くならない。
【0009】また、ゲート開閉時には実際に計量しよう
とする被計量物の重量負荷よりも大きな力が計量ホッパ
に加わるので、通常は重量検出器の変位部の剛性(即ち
荷重と変位量との比)をこのゲート開閉時に加わる力に
合わせたものに設定して重量検出器の寿命を維持してい
るが、前記したようにより強い外力に耐えるようにする
ために変位部の剛性をさらに高くしてしまうと、被計量
物の荷重に対する変位がさらに少なくなり、被計量物の
重量検出感度が低下してしまう。
【0010】また、ゲートが高速に開いたとき、ホッパ
内の被計量物は、ゲートの近くにあった部分から先に下
方へ落下するが、ホッパの内壁に接している部分はその
内壁との摩擦によって遅れて落下する。
【0011】このため、ホッパの下面全体を高速に開放
しても、そのホッパから排出される被計量物全体の形状
は収容時の形状に比べて上下方向に延びてしまい、この
形状の乱れにより供給時間や排出時間を短くできない。
【0012】本発明は、これらの課題を解決して、運転
効率の高い計量装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の計量装置は、被計量物を間欠的
に供給するための供給装置と、前記供給装置から供給さ
れる被計量物を一旦受けて、該受けた被計量物を排出す
る被計量物受けと、前記被計量物受けを支持し、該被計
量物受けの荷重変化に応じて変位する変位部を有し、該
変位部の変位量に対応した重量信号を出力する重量検出
器と、前記被計量物受けが被計量物を受けるときあるい
は被計量物を排出するときに前記重量検出器の変位部の
変位を規制する規制装置とを備えている。
【0014】また、本発明の請求項2記載の計量装置
は、前記供給装置および前記被計量物受けは、上方から
被計量物を受け入れるための上側開口部および受け入れ
た被計量物を下方へ排出するための下側開口部とを有す
るホッパ本体と、該ホッパ本体の下側開口部を開閉する
ためのゲートとからなるホッパによって構成されてお
り、前記供給装置および前記被計量物受けの少なくとも
一方のホッパ本体の下側開口部の開口面が下方に向かう
ほど大きくなるように形成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明を適用した組合せ計
量装置の全体構成図である。
【0016】図1において、分散供給装置21は、上方
から受けた被計量物を分散させつつ複数の振動搬送装置
22へ搬出する。各振動搬送装置22は、分散供給装置
21から受けた被計量物を所定時間振動搬送して各供給
ホッパ23に収容させる。
【0017】各供給ホッパ23は、上下が開口したホッ
パ本体24の下側開口部をゲート25で閉じて、振動搬
送装置から排出される被計量物を内部に一旦収容し、ゲ
ート開閉装置26によってゲート25が開閉されると、
内部に収容していた被計量物をそれぞれ計量ホッパ27
へ供給する。
【0018】この供給ホッパ23のホッパ本体24は、
下側開口部の開口面が下方に向かう程大きくなるように
下部内壁がハの字状に開いており、ゲート25が高速に
開いたときに落下しようとする被計量物とこの内壁との
摩擦が極めて少なく、ホッパ内に収容されていた被計量
物は、収容時の形状をほぼ維持したまま下方へ落下す
る。
【0019】図2は供給ホッパ23のホッパ本体24の
具体例を示しており、例えば、図2の(a)に示すよう
に、上下が開口した枠状のホッパ本体24の下方に延び
た側板24a、24bを、その間隔が下方へ向かうほど
大きくなるようにハの字状に対向させ、側板24a、2
4bの側方と下方を1対のゲート25で両側から覆うよ
うに構成する。一対のゲート25は、ホッパ本体24の
上部に回動自在に取り付けられ、図示しないバネ等によ
って常時閉じるように付勢され、ゲート開閉装置26に
よってホッパ本体24の下側開口部を全開するように開
く。
【0020】また、図2の(b)に示すように、上下が
開口した角筒状(円筒状でもよい)のホッパ本体24の
下部の開口径が下方に向かうほど大きくなるように側板
24a〜24dを裾広がりとなるように形成し、その下
面を板状のゲート25で覆うように構成してもよい。こ
の場合、ゲート開閉装置26によってゲート25をホッ
パ本体24に対してスライド移動して開閉を行なう。こ
のようなホッパ構造は、ゲート25がスライドして開く
ときに、その上面に付着した被計量物がホッパ本体24
の下縁によってかき落とされるので、粘着性の強い被計
量物を計量する場合に特に有効である。なお、図2の
(a)、(b)に示したホッパ構造は、後述する計量ホ
ッパ27についても同等に適用される。
【0021】各計量ホッパ27は、図1に示しているよ
うに上下が開口したホッパ本体28の下側開口部をゲー
ト29で閉じて振動搬送装置から排出される被計量物を
内部に一旦収容し、ゲート開閉装置30によってゲート
29が開閉されると、内部に収容していた被計量物を排
出する。
【0022】この計量ホッパ27のホッパ本体28は、
供給ホッパ23と同様に、下側開口部の開口面が下方に
向かう程広くなるように下部内壁がハの字状に開いてお
り、ゲート29が高速に開いたときに被計量物に対して
大きな摩擦力を生じさせずに、収容時の形状をほぼ維持
させたまま下方へ落下させる。なお、計量ホッパ27
は、供給ホッパ23から排出される被計量物をその形状
を大きく乱さずに収容するために、供給ホッパ23とほ
ぼ相似形でやや大型に形成されている。
【0023】各計量ホッパ27は、ロードセル型の重量
検出器31のホッパ支持部31aにそれぞれ支持されて
いる。各重量検出器31は、この組合せ計量装置の図示
しないフレーム等に固定されおり、図3の(a)に示す
ように、ホッパ支持部31aに負荷される力を内部の変
位部31b(ロードセル本体)で受けて、その変位部の
変位量に応じた信号を重量信号として出力する。
【0024】各重量検出器31のホッパ支持部31aに
は、重量検出器31の変位部の変位を規制するための規
制装置32がそれぞれ取り付けられている。
【0025】各規制装置32は、例えば図3の(a)に
示しているように、ホッパ支持部31aに固定された円
筒状のコイルボビン33と、コイルボビン33に巻かれ
たコイル34と、このコイル34に対して同心位置に近
接配置されコイル34と交わる磁束を発生する永久磁石
35とを有しており、コイル34の端子間には、図3の
(b)に示すように、2つのツェナダイオード36を互
いに逆極性に直列接続したリミッタ回路37と、規制抵
抗38とが並列に接続されている。
【0026】2つのツェナダイオード36のツェナ電圧
は、被計量物が計量ホッパ27に落下収容する際やゲー
ト29が開閉する際にホッパ支持部31aが大きく振動
変位しようとするとき、永久磁石35との間の磁気作用
によってコイル34の両端にに誘起される電圧に対して
十分低い電圧に設定されており、コイル34の両端にに
誘起される電圧がこのツェナ電圧より大きい間はコイル
34に大きな電流を流して、この電流によって生じる磁
界と永久磁石35との間の吸引力により、コイル34の
動きを妨げてホッパ支持部31aの振動を規制する。
【0027】また、被計量物が完全に収容された後のよ
うにホッパ支持部31aに対する荷重変動が少なくなっ
てコイル34に誘起される電圧がツェナ電圧より小さく
なると、リミッタ回路37はオフとなり、規制抵抗38
の抵抗値に対応した電流がコイル34に流れ、この電流
によってコイル34の振動が抑制されるため、ホッパ支
持部31aはその振動が規制された状態で被計量物の重
量に対応した分だけ変位することになる。
【0028】各計量ホッパ27から排出される被計量物
は、図1に示しているように集合装置39によって所定
の集合位置に集められ、図示しない包装機や包装ライン
へ移される。
【0029】なお、供給ホッパ23や計量ホッパ27を
環状に配置する場合には、集合装置として計量ホッパ2
7から排出された被計量物を集合位置まで滑走させるよ
うに漏斗状に形成したシュートを用い、また、供給ホッ
パ23や計量ホッパ27を直線状に配置する場合には、
集合装置としてコンベアを用いることができる。
【0030】前記したように、供給ホッパ23および計
量ホッパ27の下側開口部の開口面が下方に向かう程大
きくなるように、ホッパ本体の下部内壁がハの字状に開
いていて、この計量ホッパ内に収容されている被計量物
の落下時の内壁と間の摩擦が少ないので、図4の(a)
のように計量ホッパ27のゲート29が高速に開いたと
きや、図4の(b)のように供給ホッパ23のゲート2
5が高速に開いたときに、被計量物はその収容時の形状
をほぼ維持したまま下方へ排出されることになり、被計
量物がホッパから完全に排出されるまでの時間が短くて
済む。
【0031】このため、ゲートの開時間を大幅に短縮す
ることができ、計量ホッパに対する被計量物の供給時間
および計量ホッパの被計量物の排出時間を短縮できる。
また、この実施形態のように、供給ホッパ23と計量ホ
ッパ27の形状をほぼ相似形にしておけば、供給ホッパ
23から計量ホッパ27へ落下した被計量物は、その落
下時の形状を大きく乱すことなく計量ホッパ27の底部
に収まるため、重量信号の乱れも少なくて済む。
【0032】図5は、供給ホッパ23および計量ホッパ
27の開閉タイミングと重量信号との関係を示す図であ
り、図5の(b)に示すように、計量ホッパ27を短時
間に開閉して被計量物を排出するとき、およびこの計量
ホッパの開閉に続いて図5の(a)のように供給ホッパ
23が短時間に開閉されてその被計量物が供給されると
きに、重量検出器31のホッパ支持部31aは規制装置
32による規制作用が無い状態では図5の(c)のよう
に激しく振動することになるが、規制装置32による規
制によって実際の変位は図5の(d)に示すように、始
めはリミッタ回路37によって強く抑制されてほとんど
変位せず、その後に規制抵抗38によってやや弱く抑制
されながら被計量物の重量に相当した位置まで速やかに
変位する。したがって、被計量物が収容されてから短時
間で安定した重量信号を得ることができる。
【0033】このように、計量ホッパ27に被計量物が
供給されるときや計量ホッパが被計量物を排出するとき
に規制装置32によって重量検出器31自体の変位を規
制しているので、ゲートの開閉時間を短縮したことによ
って安定時間が延びてしまう恐れがなく、ゲートの開閉
時間を短縮した分だけ効率を向上させることができる。
【0034】また、この規制装置32は、電源が不要
で、ホッパ支持部31aの変位を自動的に規制するの
で、ゲートの開閉時や被計量物の収容時以外でも、大き
な外力が瞬間的に加わったたときにこの規制機能が働
き、常に重量検出器31を保護する。
【0035】また、ゲート開閉時の強い外力が負荷され
るときに規制装置32によって重量検出器31自体の変
位を抑えてしまうので、重量検出器31として、少ない
荷重で大きく変位する感度の高いものを用いることがで
き、被計量物の重量を高い感度で検出できる。
【0036】このように被計量物を受けてから短時間で
安定した重量検出器31の出力は、図1のように重量測
定回路40へ入力される。重量測定回路40は、図5の
(d)に示しているように供給ホッパ23が開閉駆動さ
れてから所定時間T1が経過したときの重量信号を取り
込み、その取込み値からこの供給ホッパ23に対応する
計量ホッパ27自体の重量値を減じて、計量ホッパ27
に収容された被計量物の重量値をそれぞれ求めて、組合
せ選定回路41に出力する。
【0037】組合せ選定回路41は、重量測定回路40
によって求めた各計量ホッパ27毎の被計量物の重量値
の組合せ演算を行い、目標とする重量範囲(あるいは個
数範囲)内となる組合せを選定し、選定した被計量物を
収容している計量ホッパに対応するゲート開閉装置30
を駆動させ、図5の(b)に示しているようにその計量
ホッパのゲート29を開閉させて、組合せに選定された
被計量物を集合装置39によって集合させる。
【0038】供給制御回路42は、図5の(d)に示し
たように組合せに選定された被計量物を収容していた計
量ホッパのゲート開閉装置30が駆動されてから所定時
間T2後にその計量ホッパに対応する供給ホッパ23の
ゲート開閉装置26を駆動させて、空になった計量ホッ
パに新たな被計量物を供給する。
【0039】搬送供給制御回路43は、供給ホッパ23
のゲート開閉装置26が駆動されてから所定時間後にそ
の供給ホッパに対応する搬送供給装置22を一定時間駆
動して、空になった供給ホッパに新たな被計量物を供給
する。
【0040】以上のように構成された組合せ計量装置で
は、各供給ホッパ23から計量ホッパ27に対する被計
量物の供給時間、各計量ホッパ27から被計量物を排出
するための排出時間、および、計量ホッパが被計量物を
受けてからその被計量物の重量値を検出するまでに必要
な安定時間を、計量精度を犠牲にすることなく短縮する
ことができ、運転効率が格段に向上する。
【0041】
【他の実施の形態】前記実施形態の規制装置32は、コ
イル34と永久磁石35との間に生じる力によって重量
検出器31のホッパ支持部31aの急激な変位を常時規
制するように構成されていたが、これは本発明を限定す
るものでなく、例えば、図6に示すように、コイル34
の端子間を短絡するためのスイッチ50を設け、計量ホ
ッパ27が開閉されてから次の被計量物が供給されるま
での間、制御回路51によってこのスイッチ50をオン
させてコイル34の端子間を短絡してホッパ支持部31
aの変位を強力に抑え、被計量物が供給された後にこの
スイッチ50をオフして規制抵抗38に応じた規制力で
ホッパ支持部31aの変位を抑えるようにしてもよい。
この場合、制御回路51は、スイッチ50をオンオフす
るタイミングを前記した組合せ選定回路41や供給制御
回路42からの信号に基づいて検出するように構成して
おけばよい。
【0042】また、前記規制装置32は、強い力が加わ
ったときリミッタ回路36による規制をかけ、それ以外
のときには規制抵抗38による規制を常時かけるように
して、重量検出器31のホッパ支持部31aの変位を2
段階に分けて規制していたが、抵抗値の異なる複数の規
制抵抗をスイッチによってコイルの両端に順次切替え接
続するように構成して、さらに多段階に規制をかけるよ
うにしてもよい。また逆に、規制抵抗38を省き、前記
したリミッタ回路36や図6に示したスイッチ50によ
る強い規制のみを所定時間だけかけてから、コイル34
の端子を開放状態にしてもよい。
【0043】また、重量検出器の振動を規制するために
図7に示すような規制装置60を用いることもできる。
この規制装置60は、油等の液体61が注入されている
筒62と、筒62内を上下動できるように設けられ上端
側がホッパ支持部31aに固定されている軸体63と、
筒62の上部と下部の間をバイパスする管64と、管6
4内の液体61の移動を止めるための電磁弁65と、こ
の電磁弁65の開閉制御を行なう制御回路66とによっ
て構成されている。制御回路66は、計量ホッパ27が
開閉されるときや供給ホッパ23から被計量物が供給さ
れるときに、電磁弁65を閉じて軸体63の上下動を規
制しホッパ支持部31aの変位を抑え、被計量物が計量
ホッパに収容された後に、電磁弁65を開いてこの規制
を緩め、計量ホッパに収容された被計量物の重量に対応
した重量信号が得られるようにする。なお、太さの異な
る複数の管64にそれぞれ電磁弁を設け、電磁弁を順次
開放するように制御して、規制力を多段階に変化させて
もよい。
【0044】また、規制装置によってホッパ支持部31
aを機械的に固定して、その振動を規制するようにして
もよい。また、前記実施形態は、本発明を組合せ計量装
置に適用していたが、一組の供給ホッパ23と計量ホッ
パ27で構成された計量装置においても、本発明を適用
できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の計量装置
は、供給装置から被計量物受けに被計量物が供給される
とき、あるいは被計量物受けから被計量物が排出される
ときに、規制装置によってこの被計量物受けを支持する
重量検出器の変位部の変位を規制しているので、たと
え、強い外力が被計量物受けに加わっても被計量物受け
に収容された被計量物の重量を短い期間に検出すること
ができ、運転効率を向上させることができる。
【0046】また、上下が開口したホッパ本体と下側開
口部を開閉するゲートからなるホッパで供給装置または
被計量物受けを構成し、ホッパ本体の下側開口部の開口
面が下方に向かうほど大きくなるように形成したので、
ホッパに収容された被計量物の排出時間を短縮すること
ができ、運転効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体構成図
【図2】一実施形態の要部の概略斜視図
【図3】一実施形態の規制装置の構成を示す図
【図4】一実施形態の動作説明図
【図5】一実施形態の動作説明図
【図6】本発明の他の実施形態の要部の構成を示す図
【図7】本発明の他の実施形態の要部の構成を示す図
【図8】従来装置の構成を示す図
【図9】従来装置の動作説明図
【符号の説明】
23 供給ホッパ 24 ホッパ本体 25 ゲート 26 ゲート開閉装置 27 計量ホッパ 28 ホッパ本体 29 ゲート 30 ゲート開閉装置 31 重量検出器 32 規制装置 34 コイル 35 永久磁石 37 リミッタ回路 38 規制抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被計量物を間欠的に供給するための供給装
    置と、 前記供給装置から供給される被計量物を一旦受けて、該
    受けた被計量物を排出する被計量物受けと、 前記被計量物受けを支持し、該被計量物受けの荷重変化
    に応じて変位する変位部を有し、該変位部の変位量に対
    応した重量信号を出力する重量検出器と、 前記被計量物受けが被計量物を受けるときあるいは被計
    量物を排出するときに前記重量検出器の変位部の変位を
    規制する規制装置とを備えた計量装置。
  2. 【請求項2】前記供給装置および前記被計量物受けは、
    上方から被計量物を受け入れるための上側開口部および
    受け入れた被計量物を下方へ排出するための下側開口部
    とを有するホッパ本体と、該ホッパ本体の下側開口部を
    開閉するためのゲートとからなるホッパによって構成さ
    れており、 前記供給装置および前記被計量物受けの少なくとも一方
    のホッパ本体の下側開口部の開口面が下方に向かうほど
    大きくなるように形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の計量装置。
JP7354194A 1995-12-29 1995-12-29 計量装置 Pending JPH09184752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354194A JPH09184752A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7354194A JPH09184752A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 計量装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09184752A true JPH09184752A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18435922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7354194A Pending JPH09184752A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 計量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09184752A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345278A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
JP2008265878A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Hastamat Verpackungstechnik Gmbh スティック形状、棒形状または流動可能な製品の複数の部分を組み合わせるとともに部分を同期して包装装置に搬送するための装置および方法
JP2009085879A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yamato Scale Co Ltd 計量器及び組合せ計量装置
JP2013062268A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Nippon Zeon Co Ltd 粉体圧延装置及び圧延シートの製造方法
CN103389152A (zh) * 2013-08-16 2013-11-13 长沙开元仪器股份有限公司 一种称量装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345278A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Yamato Scale Co Ltd 計量装置
JP2008265878A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Hastamat Verpackungstechnik Gmbh スティック形状、棒形状または流動可能な製品の複数の部分を組み合わせるとともに部分を同期して包装装置に搬送するための装置および方法
JP2009085879A (ja) * 2007-10-02 2009-04-23 Yamato Scale Co Ltd 計量器及び組合せ計量装置
JP2013062268A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Nippon Zeon Co Ltd 粉体圧延装置及び圧延シートの製造方法
CN103389152A (zh) * 2013-08-16 2013-11-13 长沙开元仪器股份有限公司 一种称量装置
CN103389152B (zh) * 2013-08-16 2015-11-25 长沙开元仪器股份有限公司 一种称量装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5639995A (en) Apparatus and method for controlling a vibratory feeder in a weighing machine
US4092990A (en) Vibratory coin feeder
JP2001255198A (ja) 組合せ計量計数装置
JP6595489B2 (ja) 分散供給装置及び組合せ計量装置
KR0140955B1 (ko) 부품 공급 장치
JPH09184752A (ja) 計量装置
JPS59167415A (ja) 品物供給制御方式
CN102640172B (zh) 用于对作为散装物料供给的物品计数的设备
EP0781718B1 (en) Control method and controller of vibrating feeder
EP0108439A2 (en) Weighing device
US6291781B1 (en) Combination weighing and counting apparatus
JP3917700B2 (ja) 振動フィーダの制御方法及び制御装置並びに計量装置
JP4072925B2 (ja) 振動フィーダの制御方法及び制御装置並びに計量装置
US2925983A (en) Pulse generator weigher
JP2011084396A (ja) 振動フィーダの制御方法及び振動フィーダ装置と組合せ秤
JP5762865B2 (ja) 組合せ秤
JP5289216B2 (ja) 組合せ秤
CN208360528U (zh) 称重包装机及其出料装置
JP3761912B2 (ja) 散薬供給装置
JP2004244134A (ja) 電磁振動式フィーダおよび組合せ計量装置
JP5844090B2 (ja) 振動搬送装置およびそれを用いた組合せ秤
JPS6120826A (ja) 振動体の振巾判別方法
JP2010175391A (ja) 組合せ秤
CN107554833A (zh) 一种提高称重精度的定量称重控制包装系统及方法
GB2064770A (en) Improvements relating to weighing devices