JP2009085879A - 計量器及び組合せ計量装置 - Google Patents

計量器及び組合せ計量装置 Download PDF

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Abstract

【課題】計量皿に対する被計量物の供給及び排出を手動により行う計量器又はこの計量器を備えた手動式の組合せ計量装置であって、被計量物の計量皿から容器への移し替え作業を簡易化することのできるものを提案する。
【解決手段】被計量物を保持する計量皿31と被計量物の重量を計量する重量検出部30とを備えた計量器2において、皿部材69と、皿部材69の載置面69a上を摺動して被計量物を刮ぎ落とすスライド型排出機構70とで、計量皿31を構成した。スライド型排出機構70には、計量物の少なくとも三方に壁を有する枠状部材71と、該枠状部材71をの往復移動を案内するガイド機構32と、枠状部材71に設けられて枠状部材71の移動に伴って計量皿31上の被計量物を刮ぎ取るヘラ状部材75とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、計量皿に付着又は粘着する性質を有する被計量物を計量するために適した計量器、及びこの計量器を備えた組合せ計量装置に関する。
従来、重量にバラツキのある物品を複数集めて、所定の目標重量だけ袋又は容器詰めするに際しては、複数の計量器を備えた組合せ計量装置が用いられている。前記組合せ計量装置は、物品(被計量物)を所定量ずつ分散して個別に計量器で計量したのち、コンピュータで組合せ計算を行い、前記目標重量に最も近い組合せの物品を計量した計量器を選択するものである。
組合せ計量装置は、計量器に対する被計量物の供給及び排出の方法の違いにより、自動式、半自動式、手動式に大別することができる。このうち、手動式の組合せ計量装置では、計量器への被計量物の供給及び排出作業は人手により行われる。
手動式の組合せ計量装置は、例えば、特許文献1に示される構造のものである。特許文献1に記載の秤装置は、複数の計量器(秤量部)と組合せ演算を行う本体部とが一体として形成されている。そして、各計量器は、ロードセルに取り付けられた重点板上に、皿サポート、皿受板、及び秤皿(計量皿)を順に取り付けて構成されている。
実公平3−36894号公報
組合せ計量装置は食品の計量に用いられているが、この場合、乱切りや千切り等のカット野菜、汁気を有する総菜、レトルトパックのペースト状の具材、漬け物、練り物など、被計量物は計量皿に付着又は粘着するものであることが多い。被計量物が計量皿に付着又は粘着するものである場合、計量した被計量物を計量皿からスプーンやヘラ状部材で掻き取って排出せねばならない。特に、計量皿に対する被計量物の供給及び排出を手動により行う組合せ計量装置では、被計量物の排出作業が頻発するために作業効率が低く、時間がかかってしまう。また、計量皿に被計量物が付着して残ると、精確な計量を連続して行うことができなくなる。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、計量皿に付着又は粘着する被計量物の計量皿からの排出作業を簡易化できる計量器、及びこの計量器を備えた組合せ計量装置を提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
本発明の計量器は、被計量物を保持する計量皿と該計量皿に保持されている被計量物の重量を計量する重量検出部とを具備する計量器であって、前記計量皿は、前記重量検出部上に設置されて平面状の載置面を有する皿部材と、前記皿部材の載置面に載置される被計量物を取り囲む少なくとも三方の壁を有し、前記皿部材上を摺動する枠状部材と、前記枠状部材の壁の内周面又は底面に沿って前記皿部材に接して設けられているヘラ状部材とを備えているものである。
前記枠状部材を、前記皿部材に載置される被計量物を取り囲む位置と、前記被計量物を前記皿部材から押し出す位置との間を、往復移動するように案内するガイド機構を、さらに備えることが好ましい。
また、前記ガイド機構は、前記皿部材に設けられて前記枠状部材の往復移動方向に伸びるガイド部材と、前記枠状部材に設けられて前記ガイド部材に案内される被ガイド部とで構成することができる。
本発明の組合せ計量装置は、複数の前記計量器と、前記計量器にて計量された被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うことにより、前記計量値の合計が組合せ目標重量に対する許容範囲内にある前記計量器の組合せを求める本体部とを、備えたものである。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、計量された被計量物を包囲した枠状部材を皿部材上で摺動させて、該枠状部材で被計量物を皿部材から押し出すことで、計量皿より被計量物を一気に排出することができる。よって、計量皿からの被計量物の排出作業を簡易化できる。
本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複説明を省略する。
実施の形態1
本発明の実施の形態1に係る計量器について説明する。図1は実施の形態1に係る計量器の斜視図、図2は計量皿の断面図、図3は計量皿の平面図であって(a)は初期状態を示す図,(b)は枠状部材が引き出された状態を示す図である。
[計量器2]
図1に示すように、計量器2には、上部を載台30aとした重量検出部30と、前記重量検出部30の載台30a上に設置されて被計量物を保持する計量皿31とが、備えられている。この計量器2では、重量検出部30にて計量皿31に保持されている被計量物の重量が計量される。
[計量皿31]
続いて、前記計量皿31の構成について詳細に説明する。図2及び図3にも示すように、計量皿31には、重量検出部30の載台30a上に設置されて平面状の載置面69aを有する皿部材69と、該皿部材69に設けられたスライド型排出機構70とが備えられている。このスライド型排出機構70は、計量皿31に盛られた被計量物を該計量皿31から一掃するように排出して、容器等へ移し替えるために用いるものである。
[皿部材69]
皿部材69は、重量検出部30の載台30aの上面と周囲の上縁部とをすっぽり覆う蓋形状を有している。これにより、皿部材69は載台30aに対して着脱可能であるが、計量動作では相対移動しない。また、皿部材69の上面は、略平面状の載置面69aとされていて、この載置面69aに被計量物が載置される。
[スライド型排出機構70]
スライド型排出機構70には、皿部材69上を往復摺動する枠状部材71と、該枠状部材71の往復移動を案内するガイド機構32とが備えられている。
枠状部材71は、皿部材69の載置面69aに載置される被計量物を取り囲む少なくとも三方の壁を有しており、前記載置面69aに底面で接している。
詳細には、枠状部材71は、皿部材69の載置面69aに載置された被計量物から見た或一方(図3の紙面上側)を「後方」とすると、被計量物の後方とその左右両側方の少なくとも三方に壁を有している。本実施の形態における枠状部材71は、皿部材69の載置面69aと略等しいか若しくは一回り小さい外周形状を有し、計量皿31上の被計量物の四方に壁を備えた四周枠である。
上記枠状部材71を構成する壁のうち前方の壁71aには、枠状部材71を取り扱うときに使用する取っ手74が設けられている。また、枠状部材71を構成する壁のうち後方の壁(以下、「後壁71b」とする)には、皿部材69に接するヘラ状部材75が、壁の内周面又は底面に沿って設けられている。このヘラ状部材75は、先の尖った断面形状(例えば、略直角三角形の断面形状)を有する棒状の部材としているが、本実施の形態に限定されず、載置面69a上の被計量物を刮ぎ取ることのできる形状のものであればよい。そして、ヘラ状部材75は、摩擦熱に耐え、被計量物が固着しにくく、且つ、計量皿31を傷つけにくい素材(例えば、シリコンゴム)で構成されている。なお、枠状部材71の後壁71bだけでなく、その左右両側の壁にもヘラ状部材75を設けてもよい。また、枠状部材71とヘラ状部材75とを一つの部材として一体的に構成してもよい。
前記ガイド機構32は、枠状部材71を、図3(a)に示すように、皿部材69に載置される被計量物を取り囲む位置(以下、「定位置」とする)から、図3(b)に示すように、前記被計量物を皿部材69から押し出す位置(以下、「引き出し位置」とする)まで、前後方向の往復移動を案内するものである。
本実施の形態において、ガイド機構32は、皿部材69に設けられて枠状部材71の往復移動方向に伸びるガイドレール72,72(ガイド部材)と、枠状部材71に設けられてガイドレール72に案内されるガイド溝71c,71c(被ガイド部)とで構成されている。
ガイドレール72,72は、枠状部材71を左右両側方から挟み込むように略平行に配置されて、皿部材69の側面に固定されている。そして、略平行に配置された二本のガイドレール72,72の対向面には、ガイドレール72と略平行に伸びる突条72aが一体的に形成されている。
また、枠状部材71のガイドレール72,72との対峙面にはガイド溝71c,71cが形成されている。この枠状部材71のガイド溝71cがガイドレール72の突条72aに嵌合していて、それにより、枠状部材71は前後方向を往復運動するように案内される。本実施の形態では、枠状部材71に一体的に形成されたガイド溝71c,71cを被ガイド部としているが、枠状部材71に被ガイド形状を有する部材を設けてもよい。
[計量器2の使用手順]
続いて、上記構成の計量器2の使用手順を説明する。
はじめに、計量皿31に被計量物を供給する。図3(a)に示すように、計量皿31の皿部材69と枠状部材71とを平面視において重複させて枠状部材71が定位置にある初期状態とし、この初期状態の計量皿31の皿部材69の載置面69a上であって枠状部材71の内側に、計量皿31に付着又は粘着する被計量物を載置する。
次に、計量皿31上の被計量物を計量する。計量皿31上の被計量物は、計量器2の重量検出部30にてその重量が計量される。
最後に、計量皿31から被計量物を排出する。図3(b)に示すように、作業者は枠状部材71に設けた取っ手74に手をかけて、前記枠状部材71を引き出し位置まで引き出す。これにより、枠状部材71がガイド機構32に案内されて前方へ移動し、その過程で被計量物は枠状部材71の後壁71bに押し出されて皿部材69の載置面69aから落下し、落下位置に配置された容器等へ移し替えられる。このとき、皿部材69の載置面69aを移動する被計量物は、枠状部材71に設けられたヘラ状部材75により刮ぎ取られて、皿部材69には残留しないので、計量皿31に付着して残った前回までの計量物の影響を受けて計量精度が低下するという不具合を解消できる。
このようにして皿部材69の載置面69aから被計量物を排出したのち、作業者は枠状部材71に設けた取っ手74に手をかけて、今度は枠状部材71を後方へ定位置まで押し戻して初期状態に復帰させる。以上で、計量皿31への被計量物の供給、被計量物の計量、及び計量皿31からの被計量物の排出、の計量の一サイクルの作業が終了する。
上述の通り、枠状部材71を一往復移動させるという単純な動作により、計量皿31の被計量物を容器等へ排出することができる。これにより、被計量物を計量皿31からスプーンやヘラ状部材で掻き取る繁雑な作業が不要となって、計量の作業効率を向上させることができる。
実施の形態2
続いて、実施の形態2として、実施の形態1に示した計量器2を複数備えた、手動式の組合せ計量装置1について説明する。手動式の組合せ計量装置1では、組合せに参加する計量器2の被計量物を容器へ排出する作業が数多く繰り返されることから、計量皿31上の被計量物を排出する作業の効率性が特に求められる。よって、本発明に係るスライド型排出機構70を設けた計量器2を手動式の組合せ計量装置1に備えることによって、作業効率の飛躍的改善が期待される。
[組合せ計量装置1の構成]
まず、組合せ計量装置1のハードウエアの構成について説明する。図4は計量器の構造を示す断面図、図5は実施の形態2に係る組合せ計量装置の斜視図、図6は組合せ計量装置が備える計量器及び計量器台の構成を示す側面一部断面図である。
図5及び図6に示すように、組合せ計量装置1には、被計量物を計量する複数の計量器2,2,,,と、前記各計量器2が接続されるとともに該計量器2,2,,,を二列に並べて保持する計量器台3と、組合せ演算を実行する指示計ユニット60とが、備えられている。計量器台3と指示計ユニット60とで組合せ計量装置1の本体部が構成され、該本体部にて、計量器2,2,,,にて計量された被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うことにより、前記計量値の合計が組合せ目標重量に対する許容範囲内にある計量器2,2,,,の組合せが求められる。
[指示計ユニット60]
指示計ユニット60には、計量器台3から受けた重量信号(計量値)に基づいて組合せ演算を実行する演算制御部61と、組合せ演算の結果を表示するための表示部63と、作業者が指示計ユニット60に対する指示を入力するための入力部64等が備えられている。
[計量器台3]
計量器台3は、一対のエンドフレーム3a,3aと、該エンドフレーム3a,3aに架設された連結桿3b,3bと、エンドフレーム3a,3aの略中央部同士に架設されたボックス状の表示部3cとで構成されている。
計量器台3の表示部3cの天面26には、各計量器2,2,,,の保持位置に対応する表示灯25が設けられている。この表示灯25を指示計ユニット60の指示に従って点灯又は点滅させることにて、被計量物を追加供給して増量すべき計量器2、被計量物を一部取り出して減量すべき計量器2、又は、組合せに参加する計量器2,2,,,等を作業者に知らせることができる。
[計量器2]
図4及び図6に示すように、計量器2は、重量検出部30と計量皿31とで構成されている。重量検出部30の外形状は、螺子等の結合手段により一体的に結合された上部筐体6と下部筐体7とで形成されている。この上部筐体6には重量センサであるロードセル5等が、また、下部筐体7にはA/D変換回路9を具備するA/D基盤等がそれぞれ格納されている。
上記構成の重量検出部30の天面は載台30aである。この載台30a上に計量皿31が設置され、該計量皿31には、前述のスライド型排出機構70が備えられている。このスライド型排出機構70を備えた計量皿31の構成は、実施の形態1で説明したものと同一であるので、詳細な説明を省略する。
下部筐体7の一方(図4における右側)の側面には、計量器2を取り扱うときに使用する取っ手13が設けられている。そして、取っ手13の下方には、計量器2の安定した計量動作を確保するために、筐体6,7の内部と外部とを通気させる通気機構14が設けられている。
また、下部筐体7の他方(図4における左側)の側面には、計量器台3から計量器2へ電源を供給するための非接触電源部11が設けられている。この非接触電源部11には、計量器2と計量器台3とが接続状態にあるとき、計量器台3の表示部3cに設けられている非接触電源部21から電力が供給される。
また、下部筐体7の非接触電源部11の近傍には、赤外線通信部12が設けられている。この赤外線通信部12は、計量器2と計量器台3とが接続状態にあるとき、計量器台3の表示部3cに設けられている赤外線通信部22と赤外線通信を行うものである。計量器台3の表示部3cには通信部24が設けられ、該通信部24と指示計ユニット60との間で無線通信が実行される。
[計量器2と計量器台3との接続状態又は離脱状態]
ここで、計量器2と計量器台3との接続状態又は離脱状態、並びにその検出方法について説明する。図6に示すように、計量器2の下部に形成されている係合ピン18が、計量器台3の表示部3cに形成された係合フック23に嵌ることによって、係合ピン18が係合フック23に係止される。また、計量器2の取っ手13が、計量器台3の連結桿3bに形成された係止片27に係合することによって、取っ手13が係止片27に係止される。このようにして、計量器2と計量器台3とが接続状態となる。
図7に示すように、計量器2と計量器台3との接続状態を検出するために、計量器2には磁石42が設けられており、計量器台3の連結桿3bには、磁石42の変位に基づく磁界の強弱を判別するホール素子52が設けられている。このホール素子52にて計量器2の磁石42が計量器台3の表示部3cに接近したと判別された場合に、計量器2と計量器台3との接続状態が検出される。
一方、図5に示すように、作業者が計量器2の取っ手13を把持して計量器2を上方へ持ち上げたのち、これを計量器台3の外方へ引っ張り出すことにより、計量器台3の表示部3cに設けられている係合フック23から計量器2が離れ、該計量器2は計量器台3から離脱状態となる。
計量器台3の表示部3cには、コイルが設けられており、このコイルに流れる電流又は電圧を測定し、その測定値に基づいて計量器2と計量器台3とが離脱状態になったことが検出される。離脱状態が検出されたときには、表示部3cの非接触電源部21は、計量器2の非接触電源部11への電力の供給を停止する。
[組合せ計量装置1の制御系統の構成]
組合せ計量装置1の制御系統の構成について説明する。図7は組合せ計量装置の制御系統を示すブロック図である。
組合せ計量装置1が備える各計量器2には、CPU等から成る演算制御部40と、ロードセル5と、該ロードセル5により得られたアナログ重量信号をデジタル重量信号へ変換するA/D変換回路9と、RAM及びROM等から成るメモリ41と、赤外線通信部12と、非接触電源部11と、磁石42とが備えられている。メモリ41には、スパン調整に関する情報及び風袋の重量値に関する情報など、計量の設定に係る設定情報が記憶されている。
計量器台3には、CPU等から成る演算制御部50と、赤外線通信部22、非接触電源部21、ホール素子52、RAM及びROM等から成るメモリ53及び表示灯25とが備えられており、これらの構成要素は、計量器台3に装着できる計量器2の数だけ備えられている。また、計量器台3には、外部電源68から供給される電力を変換及び調整するためのスイッチング素子を具備するスイッチング電源51が備えられており、このスイッチング電源51から各演算制御部50へ電力が供給される。さらに、前記計量器台3には、指示計ユニット60と無線通信するための通信部24が備えられている。
指示計ユニット60には、CPU等から成る演算制御部61と、表示部63と、入力部64と、計量器台3と無線通信するための通信部62と、外部電源68から供給される電力を変換及び調整するスイッチング電源65と、RAM及びROM等から成るメモリ66とが備えられている。前記メモリ66には、組合せ条件を決定するためのプログラム、組合せ演算を行うためのプログラム、及び各種のデータ等が記憶されている。
[組合せ計量装置1の計量動作]
続いて、上記構成の組合せ計量装置1の計量動作について説明する。なお、各計量器2は、計量器台3と接続状態にあり、非接触電源部11より電力の供給を受け、無線通信により計量器台3と通信可能な状態となっているものとする。
作業者により指示計ユニット60の入力部64が操作されて、組合せ条件を決定するためのパラメータなどが入力されると、指示計ユニット60の演算制御部61は、これらのパラメータ等の情報を取得して、必要に応じて表示部63に表示する。
次に作業者により、被計量物が各計量器2の計量皿31に載置される。このとき、被計量物は、スライド型排出機構70の枠状部材71の内側に配置される。すべての計量皿31に計量物が載せられたのち、作業者により指示計ユニット60の入力部64が操作されて、組合せ演算開始の指示が入力される。入力部64を介して作業者からの組合せ演算開始の指示を受けた指示計ユニット60の演算制御部61は、計量動作開始を指示する命令を、通信部62を介して計量器台3へ出力する。
一方、各計量器2において、ロードセル5は計量皿31に載置された被計量物の重量値を測定し、その測定した重量値をアナログ重量信号としてA/D変換回路9へ出力する。アナログ重量信号を受けたA/D変換回路9は、これをデジタル重量信号に変換し、演算制御部40へ出力する。演算制御部40は、受け取ったデジタル信号を赤外線通信部12を介して、計量器台3へ送信する。
計量動作開始を指示する命令を指示計ユニット60から受けた計量器台3の各演算制御部50は、赤外線通信部22を介して計量器2からデジタル重量信号を受信する。このようにして各演算制御部50で受信されたデジタル重量信号は、どの計量器2に係るデジタル信号であるかを示すための識別情報等とともに、通信部24を介して指示計ユニット60へ送信される。
指示計ユニット60の演算制御部61は、通信部62を介して計量器台3から計量器2の数に応じたデジタル信号を受信する。そして、演算制御部61は、受信したデジタル重量信号とメモリ66に記憶されているプログラムとを用いて、組合せ演算を実行し、計量値の合計が組合せ目標重量に対する許容範囲内にある最適組合せに参加する計量器2,2,,,を決定する。最適組合せが演算制御部61によって選択されると、該演算制御部61は通信部62を介して、その最適組合せを示す組合せ情報を計量器台3へ送信する。計量器台3の演算制御部50では、最適組合せを示す組合せ情報を表示灯25で表示する。
そして、作業者は、計量器台3の表示灯25に示された最適組合せ情報を視認し、この最適組合せに参加する計量器2,2,,,を計量器台3から離脱させ、当該計量器2,2,,,の計量皿31,31,,,に盛られている被計量物をスライド型排出機構70を利用して、一つの容器に移し取る作業を行う。これにより、前記容器には、組合せ計量装置1にて設定された組合せ目標重量に対する許容範囲内にある重量の被計量物が収容されることとなる。
本発明の計量器及び組合せ計量装置は、計量皿への付着性を有する食品などを被計量物とする計量器及び組合せ計量装置に有用である。
実施の形態1に係る計量器の斜視図である。 計量皿の断面図である。 計量皿の平面図であって(a)は初期状態を示す図,(b)は枠状部材が引き出された状態を示す図である。 計量器の構造を示す断面図である。 実施の形態2に係る組合せ計量装置の斜視図である。 組合せ計量装置が備える計量器及び計量器台の構成を示す側面一部断面図である。 組合せ計量装置の制御系統を示すブロック図である。
符号の説明
1 組合せ計量装置
2 計量器
3 計量器台
6 上部筐体
7 下部筐体
13 取っ手
30 重量検出部
31 計量皿
32 ガイド機構
69 皿部材
69a 載置面
70 スライド型排出機構
71 枠状部材
71c ガイド溝
72 ガイドレール
72a 突条
74 取っ手
75 ヘラ状部材

Claims (4)

  1. 被計量物を保持する計量皿と該計量皿に保持されている被計量物の重量を計量する重量検出部とを具備する計量器であって、
    前記計量皿は、
    前記重量検出部上に設置されて平面状の載置面を有する皿部材と、
    前記皿部材の載置面に載置される被計量物を取り囲む少なくとも三方の壁を有し、前記皿部材上を摺動する枠状部材と、
    前記枠状部材の壁の内周面又は底面に沿って前記皿部材に接して設けられているヘラ状部材とを備えている、
    計量器。
  2. 前記枠状部材を、前記皿部材に載置される被計量物を取り囲む位置と、前記被計量物を前記皿部材から押し出す位置との間を、往復移動するように案内するガイド機構を、さらに備える、
    請求項1に記載の計量器。
  3. 前記ガイド機構は、
    前記皿部材に設けられて前記枠状部材の往復移動方向に伸びるガイド部材と、
    前記枠状部材に設けられて前記ガイド部材に案内される被ガイド部とで構成されている、
    請求項2に記載の計量器。
  4. 複数の請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の計量器と、
    前記計量器にて計量された被計量物の計量値に基づいて組合せ演算を行うことにより、前記計量値の合計が組合せ目標重量に対する許容範囲内にある前記計量器の組合せを求める本体部とを
    備えている、組合せ計量装置。
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