JPH09184460A - リターンレス式内燃機関用燃料供給装置及びその調整方法 - Google Patents
リターンレス式内燃機関用燃料供給装置及びその調整方法Info
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
で、消費電力を低減する等のエネルギー的に有利な機能
を有するリターンレス式内燃機関用燃料供給装置及びそ
の調整方法を提供すること。 【解決手段】 ステップ50及び51にて、内燃機関の
運転状態に応じて目標燃圧を設定する。続くステップ5
2〜53では、目標燃圧に応じてポンプモータへの供給
電流(電流目標値)を求める。ステップ55で、実際に
ポンプモータに流れる電流を検出し、続くステップ56
では、電流目標値とステップ55で求めた検出電流値と
を比較する。続くステップ58では、比較によって得ら
れた電流目標値と検出電流値との差に基づき、その差が
なくなる様に供給電流をフィードバック制御する。
Description
燃機関用燃料供給装置及びその調整方法に関し、詳しく
は燃料ポンプを駆動するモータの供給電流を制御して燃
料レール等に燃料を供給するリターンレス式内燃機関用
燃料供給装置及びその調整方法に関するものである。
料を噴射する燃料供給システムは、燃料タンクから燃料
ポンプにより汲上げられた燃料を燃料配管を介して燃料
レール(デリバリパイプ)に導入し、この燃料レールに
取り付けられた各気筒に対応する燃料噴射弁から吸気ポ
ートに向けて噴射供給するようになっている。そして、
燃料噴射弁に供給する燃料圧力(燃圧)を所定圧に保つ
ために燃料レールにプレッシャレギュレータを設けると
ともに、余剰燃料を燃料タンクに戻すリターン管を設け
ている。
特開昭57−68529号公報に開示される燃料ポンプ
の回転数制御装置があり、過剰な燃料供給を抑えて燃料
ポンプに加わる負荷を軽減している。そして、この装置
では、燃料ポンプ駆動用モータへの供給電流がエンジン
の運転条件に応じて選択した所定の基準値となるよう
に、コントロールユニットによってフィードバック制御
することで、燃料ポンプの回転数制御を的確に行なって
いる。
開昭57−68529号公報に開示される装置のような
リターン管を備える燃料供給システムによると、内燃機
関の近傍に燃料レールが位置することから、燃料供給シ
ステムが複雑になり、製品コストが増大するという問題
がある。
ンクに戻すリターン管を有しない燃料供給システム(リ
ターンレス式内燃機関用燃料供給装置)として、例えば
特開平7−27029号公報に記載のエンジンの燃料供
給装置が提案されている。この装置は、燃料ポンプをイ
ンタンク式として、燃料ポンプと燃料レールとの間の燃
料供給通路に、所定圧力に達すると通路を閉鎖する圧力
制御弁を設け、かつ燃料ポンプ本体に圧力制御弁で調圧
される圧力よりも僅かに高い圧力で作動する調圧装置を
設け、この調圧装置により、余剰燃料が直接燃料タンク
内に循環するようにしたものである。
に余剰燃料を必要とし、システム的に複雑になるという
問題があった。また、余剰燃料を燃料ポンプに吐出させ
るために、燃料ポンプに加わる負荷が増大し、消費電力
も増大するという問題があった。
プから加熱され、それが燃料タンク内を循環することに
より、燃料タンク内の燃料の温度が上昇し、エバポ量を
十分に抑えられないという問題があった。また、これと
は別の技術として、余剰燃料を低減する目的で、燃料レ
ールにおける燃圧を燃圧センサによって検出し、この検
出した燃圧と目標燃圧との差を低減するように、燃料ポ
ンプに印加する電圧を制御する技術が提案されている
(特開平6−147047号公報参照)。
合でも、燃料の流量が変化すると燃圧も変化するという
特性があるので、所望の燃料量を噴射させるためには、
燃料の流量に応じて印加する電圧を調節しなければなら
ず、制御が複雑になるという別の問題がある。
れたものであり、余剰燃料を必要とせず、簡易な構成及
び制御で、消費電力を低減する等のエネルギー的に有利
な機能を有するリターンレス式内燃機関用燃料供給装置
及びその調整方法を提供することを目的とする。
流制御部によって直流電動モータの供給電流を一定の所
定値に維持して直流電動式燃料ポンプを駆動し、この燃
料ポンプによって所定燃圧の燃料をデリバリパイプに圧
送し、デリバリパイプから燃料噴射弁に燃料を供給し
て、燃料噴射弁から所定燃料噴射量を噴射する。そし
て、電流制御部により、直流電動モータに流れる電流値
を検出して予め設定された電流目標値と比較し、供給電
流をフィードバック制御する。それにより、燃圧を所望
の目標燃圧とすることができる。
圧を検出し、この検出した燃圧と目標燃圧との差が小さ
くなる様に燃料ポンプの駆動モータに印加する電圧を制
御する場合は、燃料の流量(燃料供給流量)に応じて燃
圧が変化するので、目標燃圧とするために、図1の点線
で示す様に燃料供給流量に応じて駆動モータの制御電圧
を調節しなければならないが、本発明の様に、直流電動
モータに流れる電流値と電流目標値とを比較して供給電
流をフィードバック制御する場合には、図1の実線で示
す様に供給電流により燃圧が決まるので、従来の様な燃
料供給流量に応じた調節が不要であり、制御が著しく簡
易化される。
際に燃料供給流量に応じた調節が不要である理由は、こ
の直流電動式燃料ポンプにおいては、(ポンプ特性とし
て)燃圧はトルクに比例し、且つ(モータ特性として)
トルクは電流に比例し、よって、燃圧は電流に比例する
という特性を有するからである。
出してから制御電圧を調節するという手順ではなく、電
流値を比較して直接に供給電流を調節すればよいので、
制御を実行する際の処理速度が速く、応答性に優れると
いう利点がある。更に、本発明は、余剰燃料を省くこと
ができるリターンレス式であり、しかも、供給電流の制
御を行なうだけでよいので、装置構成及びエネルギー的
に有利である。
段によって、燃料ポンプによって供給される燃料供給流
量を内燃機関の動作状態から求め、燃料噴射制御手段に
よって、燃料供給流量に応じて燃料噴射にかかわる要素
を調節して、燃料噴射量を目標燃料噴射量に制御する。
は、例えばエンジン回転数、吸入空気量、燃料ポンプ回
転数が挙げられる。また、燃料噴射にかかわる要素とし
ては、燃料噴射量に影響を及ぼすことができる要素をい
い、例えば燃料噴射弁の開閉のタイミング(噴射時
間)、燃圧、燃料ポンプの供給電流等をいう。
前記請求項1に記載した様に、基本的には供給電流によ
って燃圧をほぼ所望の値に制御することができるが、実
際には、流体損失などの理由により、図1の一点鎖線で
示す様に燃料供給流量に応じて(電圧制御の場合と比較
すれば僅かではあるが)燃圧が変化する。
確なものとするために、内燃機関の動作状態から求めた
燃料供給流量に応じて、例えば燃料噴射弁の噴射時間や
供給電流などの燃料噴射にかかわる要素を調節する。こ
れにより、燃料供給流量の変化によって燃圧が目標燃圧
からずれたとしても、その燃圧のずれ分の燃料噴射量の
補正を行なうことができるので、適正な燃料噴射量を噴
射供給することができる。
射弁パルス幅とエンジン回転数とから求めることができ
る。本発明の場合、リターンレス式の燃料供給装置であ
り余剰燃料を必要としない構成であるので、燃料ポンプ
から供給される燃料供給流量は基本的にはそのまま燃料
噴射量と考えられる。従って、燃料供給流量(即ち燃料
噴射量)Qfは、例えばグループ噴射の場合、エンジン
回転数Neと1回の燃料噴射量qと気筒数Sとから、下
記式(1)で算出される。
ものであるので、下記式(2)より、噴射弁パルス幅τ
とエンジン回転数Neとに基づいて、燃料供給流量Qf
を求めることができる。
幅とエンジン回転数とから求めることができるのであ
る。
入空気量から求めることができる。例えば空燃比を一定
に保つ制御を行なう場合、その空燃比A/Fは、吸入空
気量(A)に変化に比例して燃料噴射量(F)も変化す
る関係にあるので、吸入空気量から燃料供給流量(=燃
料噴射量)を求めることができる。
料ポンプ回転数から求めることができる。つまり、燃料
ポンプにおいては、燃料ポンプ回転数に比例して燃料供
給流量が増加するので、燃料ポンプ回転数から燃料供給
流量を求めることができる。
間を、燃料供給流量に応じた(例えば流体損失による)
圧力変動を見込んだ噴射時間に設定する。つまり、上述
した様に、流体損失などにより燃料供給流量が変化する
と僅かに燃圧が変化するので、この圧力変動を見込んで
噴射時間を設定するようにすれば、常に、適正な燃料噴
射量を設定できることになる。
するにつれて噴射時間が長くなるように設定する。この
燃料供給装置においては、通常では、燃料供給流量が増
大するにつれて燃圧が徐々に低下する傾向が見られるの
で、その傾向を踏まえて、燃料供給流量が増大するにつ
れて噴射時間が長くなるようにするという簡単な設定に
より、容易に適正な燃料噴射量を設定することができ
る。
いて、内燃機関の運転状態に応じて設定された噴射弁パ
ルス幅を補正する。ここで、内燃機関の運転状態として
は、エンジン回転数、吸入空気量、エンジン温度(冷却
水温)、電気負荷、吸気温度、大気圧力などが挙げられ
る。
は、燃料供給流量が増大するほど燃圧が低下するという
関係(図2参照)があるが、これは、既に述べた様に、
燃料ポンプの燃料供給流量が増大するほど流体損失等が
増大するからである。一方、(運転状態に応じて設定さ
れる)燃料噴射量を規定する噴射弁パルス幅は、一定の
燃圧という仮定のもとで算出されるので、このままで
は、燃料供給流量が増加すると燃料噴射量は減少してし
まう。
て噴射弁パルス幅を補正することによって、具体的に
は、運転状態に応じて算出された燃料噴射量が適正に噴
射される様に、燃料供給流量が増加するにつれて噴射弁
パルス幅を増加させる制御を行なう。これによって、
(燃料供給流量の増加によって)燃圧が低下している場
合でも、常に適正な燃料噴射量を供給することができ
る。
いて燃圧を推定し、この推定した燃圧に基づいて噴射弁
パルス幅を補正する。つまり、燃料ポンプには、燃料供
給流量と燃圧との間に前記図2に示す様な関係があるの
で、燃料供給流量から燃圧を推定し、この燃圧から噴射
弁パルス幅を補正することにより、適正な燃料噴射量を
供給することができる。
供給流量に応じた(例えば流体損失による)圧力変動を
見込んで設定する。つまり、上述した様に、流体損失な
どにより燃料供給流量が変化すると僅かに燃圧が変化す
るので、この圧力変動を見込んで目標燃圧となる様に供
給電流を設定するようにすれば、常に、適正な燃料噴射
量を設定できることになる。
大するにつれて供給電流が大きくなるように設定する。
この燃料供給装置は、通常では、燃料供給流量が増大す
るにつれて燃圧が徐々に低下する傾向が見られるので、
その傾向を踏まえて、燃料供給流量が増大するにつれて
供給電流を大きくして燃圧の低減を防止するという簡単
な設定により、容易に適正な燃料噴射量を設定すること
ができる。
で供給電流を設定する手段として、燃料供給流量に基づ
いて、燃料ポンプを駆動する直流電動モータへの供給電
流の目標値を補正する。これにより、簡単に供給電流値
を設定でき、その結果、圧力変動を簡単に吸収できる。
は、燃料供給流量が増大するほど燃圧が低下するという
上述した関係がある(補正前圧力;点線)。一方、供
給電流は、通常一定電流に制御されている(補正前電
流;点線)。ところが、このままでは、燃料供給流量が
増加すると燃圧が低下するので燃料噴射量は減少してし
まう。
て供給電流を補正することにより(補正後電流;実
線)、燃圧を一定値に保つことができるので(補正後
圧力;実線)、常に適正な燃料噴射量を供給することが
できる。請求項13の発明では、予め求めた燃料供給流
量と燃圧との関係から、供給電流を補正する。
め分かっているので、例えば燃圧が一定となる様な供給
電流を、マップや演算式の形で予め記憶しておくことに
より、燃料供給流量の変化に応じて好適に供給電流を補
正することができる。請求項14の発明では、予め求め
た燃料ポンプ回転数と燃圧との関係から、供給電流を補
正する。
に対応したものであり、この燃料ポンプ回転数と燃圧と
の関係は予め分かっているので、例えば燃圧が一定とな
る様な供給電流を、マップや演算式の形で予め記憶して
おくことにより、燃料ポンプ回転数の変化に応じて好適
に供給電流を補正することができる。
供給流量域以下となった場合には、燃料ポンプの供給電
流を増大する。図4に示す様に、直流電動モータの供給
電流と燃料ポンプのトルクとは比例の関係にある。ま
た、燃料ポンプにおいて直流電動モータを一定値に制御
する場合には、消費電力をなるべく低く抑えるために、
電流値は最小限の値に設定される。ところが、通常はこ
れで支障はないが、万一異物がポンプの回転部分等に噛
み込んだ様な場合は、(低い電流値であるので)異物を
排除するような十分なトルクがない。
料供給流量域以下、即ち燃料ポンプが回転しても燃料が
供給されない領域(図の斜線部分の燃料供給0領域)に
ある場合には、供給電流を例えば図の,,の様に
増大させる。それによって、回転トルクが増大するの
で、異物を除去する力が大きくなる。また、これによっ
て、起動時のトルクアップも実現できる。尚、この場
合、燃料供給流量は変化しないので、燃料供給流量の増
加による不用意な燃圧の変動や燃料噴射量の変動等を引
き起こすことがない。
ルクが大きく、異物を除去する能力が大きく好適であ
る。また、の様に設定すると、トルクの変化が滑らか
であり、トルクアップした場合でも燃料ポンプの運転状
態の変動を低減することができる。更に、の様に設定
すると、必要なトルクアップを実現できるとともに、供
給電流をできるだけ低く抑えることができる。
側にチェック弁を設けこのチェック弁の開弁圧力を変更
可能としている。つまり、燃料供給流量と燃圧とには、
図6に示す様な関係があり、チェック弁の開弁圧力を調
整することによって、の様にその関係を示すグラフが
移動する。具体的には、開弁圧力を減少させるとグラフ
は左方に移動し、逆に開弁圧力を増加させるとグラフは
右方に移動する。従って、チェック弁の開弁圧力を調節
することによって、燃料供給流量と燃圧との関係を調節
することができる。
側に、開弁圧力が異なるチェック弁を着脱可能に装着で
きるようにしているので、例えば開弁圧力の異なるチェ
ック弁を入れ換えることによって、前記請求項16と同
様に、燃料供給流量と燃圧との関係を調節することがで
きる。
流入側に、チェック弁とリリーフ弁とを(例えば双方向
弁の形で)設定するとともに、このリリーフ弁の開弁圧
力を、燃料蒸気圧より僅かに高い圧力に設定している。
そのため燃料中に気泡が発生することがなく、また、過
剰な燃圧による燃料噴射弁からの漏れを防止することが
できる。
するにつれて飽和蒸気圧は変化するので、リリーフ弁の
開弁圧力を低い状態に設定しておくと、燃料温度の上昇
にともなって、燃料中に気泡が発生してしまう。一方、
燃料温度が高くなっても気泡が発生しない様に開弁圧力
を高く設定しておくと、燃圧が常に高く設定されている
ことになるので、燃料噴射弁から燃料が漏れ易くなる。
力を飽和蒸気圧より僅かに高い値に設定することによっ
て、気泡の発生を防止するとともに、燃料噴射弁からの
燃料の漏れも防止することができるものである。請求項
19の発明では、燃料ポンプの吐出流路をバイパスする
バイパス通路を設けているので、燃料ポンプの特性を調
節することが可能となる。
路面積を(ネジ締め等によって)可変調整できるように
しているので、燃料ポンプの特性、具体的には、燃料供
給流量と燃圧との関係を調節することができる。つま
り、燃料供給流量と燃圧とには、前記図6に示す様な関
係があり、バイパス流量(=バイパス通路面積)を調整
することによって、の様にその関係を示すグラフが移
動する。具体的には、バイパス流量を減少させるとグラ
フは上方に移動し、逆にバイパス流量を増加させるとグ
ラフは下方に移動する。従って、バイパス流量を調節す
ることによって、燃料供給流量と燃圧との関係を調節す
ることができる。
通路面積が異なる通過流路規制部材を着脱可能に装着で
きるようにしているので、例えば通路面積の異なるオリ
フィスを入れ換えることによって、前記請求項20と同
様に、燃料供給流量と燃圧との関係を調節することがで
きる。
置したバイパス流量調整弁には、オリフィスにて燃料の
流量を制限する固定絞り部と、自身の(例えばねじ込み
動作に伴う)移動によって流路の断面積を変化させて燃
料の流量を制限する可変絞り部とを、流路に直列に設け
ている。
合(図8(a)の)やオリフィスだけの場合(図8
(b)の)と比べて、図8(c)の+のグラフに
示す様に、弁の(軸方向の)変位量に対するバイパス流
量の変化は緩やかなものとなり、バイパス流量の微調整
を容易に行なうことができる。
る。
よって軸方向に移動して流路の断面積を変更する円錐形
状のテーパ部を備えているので、例えば弁自体のネジ込
み動作によってこのテーパ部を軸方向に移動させること
により、燃料供給流量の微調整を行なうことができる。
機関用燃料供給装置の調整方法であり、回転数調整工程
にて、燃料ポンプの回転数を基準燃料ポンプ回転数に調
整し、圧力調整工程にて、燃料ポンプの燃料供給圧力
(吐出圧力)を基準燃料供給圧力に調整し、流量調整工
程にて、燃料ポンプの燃料供給流量(吐出流量)を基準
燃料供給流量に調整する。この調整方法により、例えば
工場出荷時等において、燃料ポンプの特性や回路のばら
つきに対応した調整を精密に行なうことができる。
機関用燃料供給装置の調整方法であり、回転数調整工程
にて、燃料ポンプの回転数を基準燃料ポンプ回転数に調
整し、流量調整工程にて、燃料ポンプの燃料供給流量を
基準燃料供給流量に調整し、圧力調整工程にて、燃料ポ
ンプの燃料供給圧力を基準燃料供給圧力に調整する。こ
の調整方法により、前記請求項24と同様に、例えば工
場出荷時等において、燃料ポンプの特性や回路のばらつ
きに対応した調整を精密に行なうことができる。
機関用燃料供給装置の調整方法であり、燃料供給流量算
出手段により、燃料ポンプの燃料供給流量を求め、目標
回転数算出手段により、この燃料供給流量に基づいて目
標燃料ポンプ回転数を求め、電流値調整手段により、燃
料ポンプの実際の回転数が目標回転数算出手段によって
求めた目標燃料ポンプ回転数に近づく様に、燃料ポンプ
を駆動する直流電動モータの電流値を制御する。
25記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置の調
整方法にて調整したリターンレス式内燃機関用燃料供給
装置の再調整を行なうことができる。つまり、一旦例え
ば出荷時等に燃料ポンプの調整を行なった場合でも、実
際に運転を行なったときには燃料ポンプの特性等に変化
が生じることがあるので、本発明により、適宜特性の変
化等に応じた調整を精密に行なうことができる。
燃機関用燃料供給装置及びその調整方法の例(実施例)
を図面に基づいて説明する。 (実施例1) a)図9に、本実施例のリターンレス式内燃機関用燃料
供給装置(以下単に燃料供給装置と記す)のシステム構
成図を示す。
タンク1内に配設される燃料ポンプ3と、燃料ポンプ3
の吸入側に接続される低圧燃料フィルタ4と、この燃料
ポンプ3の吐出側に燃料配管5を介して接続される高圧
燃料フィルタ7と、高圧燃料フィルタ7の出口側に燃料
配管9を介して接続される燃料レール(デリバリパイ
プ)10と、燃料レール10に気筒数分、配設され図示
しない内燃機関の吸気ポートに向けて燃料を噴射供給す
る燃料噴射弁11と、図示しないバッテリから燃料ポン
プ3に供給される電力を電流制御によって制御する定電
流型制御回路13と、燃料噴射弁11や定電流制御回路
13を制御する電子制御装置(ECU)15とから構成
されている。
OM、RAM、バックアップRAM、CPU、入出力
部、及びそれらを接続するバスラインが設けられてい
る。そして、入出力部には、エンジン回転数を検出する
エンジン回転数センサ17、吸入空気量を検出するエア
フローメータ19、バッテリ電圧を検出する電圧センサ
21が接続され、それらの検出信号が入力される。ま
た、この入出力部には、定電流制御回路13、燃料噴射
弁11が接続され、それらに制御信号が出力される。
尚、定電流制御回路13には、例えば、脈動波(電流波
形)を検出し、その検出した電流値と基準電流値を比較
し、基準値より大なる時をOFFとするパルス波に変換
し、該パルス波のパルス数をカウントすることにより、
燃料ポンプ3の回転数(燃料ポンプ回転数)を検出する
ためのポンプ回転数検出部13aが設けてあり、その検
出結果が、ECU15に報知される。
配設された燃料ポンプ3によって燃料を汲上げるとき
に、低圧燃料フィルタ4によって異物等が取り除かれ、
この燃料ポンプ3によって汲上げられた燃料が燃料配管
5を介して高圧燃料フィルタ7に送られる。そして、高
圧燃料フィルタ7では、燃料に含まれる微小な異物、水
分等が取り除かれ、この濾過された燃料が燃料配管9を
介して燃料レール10に送られる。そして、燃料レール
10に供給される高圧燃料は、燃料噴射弁11から図示
しない内燃機関の吸入ポートに向けて噴射される。
レス供給燃料システムであるため、燃料レール10等か
ら燃料タンク1に戻るリターン管を有しない。そのた
め、本実施例では、燃料レール10からの燃料噴射量に
対して燃料レール10内の燃料圧力(燃圧)が一定とな
るように、定電流型制御回路13によって燃料ポンプ3
のポンプモータ(直流電動モータ)への供給電流を制御
している。
状態に応じて設定される)目標燃料圧力となる様に、ポ
ンプモータへの供給電流の電流目標値を設定し、それと
ともに、実際にポンプモータに流れている電流値(検出
電流値)を測定し、この検出電流値と電流目標電流値と
を比較して、検出電流値が電流目標値となる様に供給電
流をフィードバック制御している。具体的なハード構成
については、公知のフィードバック式定電流回路を適用
すればよい。
3の構成を説明する。図10は燃料ポンプ4の縦断面図
である。燃料ポンプ3は、ポンプ部31とこのポンプ部
31を駆動するモータ部32とから構成されている。こ
のモータ部32はブラシ付きの直流モータであり、円筒
状のハウジング33内に永久磁石34を環状に配置し、
この永久磁石34の内周側に同心状に電機子35を配置
した構成となっている。
ンプ部31は、ケーシング本体36,ケーシングカバー
37及びインペラ38等から構成され、ケーシング本体
36とケーシングカバー37は、例えばアルミのダイカ
スト成形により形成されている。ケーシング本体36
は、ハウジング33の一端に圧入固定され、その中心に
嵌着された軸受40に電機子35の回転シャフト41が
貫通支持されている。一方、ケーシングカバー37は、
ケーシング本体36に被せられた状態でハウジング33
の一端にかしめ付け等により固定される。このケーシン
グカバー37の中心にはスラスト軸受42が固定され、
これによって回転シャフト41のスラスト荷重が受けら
れるようになっている。これらケーシング本体36とケ
ーシングカバー37とで1つのケーシングが構成され、
その内部にインペラ38が回転自在に収納されている。
グカバー37の内側面には、円弧状のポンプ流路44が
形成されている。このケーシングカバー37には、ポン
プ流路44の一端に連通する吸込口45が形成され、ケ
ーシング本体36には、ポンプ流路44の他端に連通す
る吐出口46が形成されており、この吐出口46は、ケ
ーシング本体36を貫通してモータ部32内の空間に連
通している。
は、モータ部32内の空間部を通過して、ハウジング3
3の他端側に設けられた燃料吐出口48から吐出される
ようになっている。更に、前記燃料吐出口48には、所
定の圧力になると開弁して通路を開くチェック弁48a
と、チェック弁48aを付勢することによって燃料吐出
圧力を調整する開弁調整用スプリング48bが設けられ
ている。このチェック弁48aは、前記図6のにて示
した様に、燃料ポンプ3の特性、具体的には、燃料供給
流量と燃料圧力との関係を調整するものである。
え可能であり、この開弁調整用スプリング48bを取り
替えることによって、燃料ポンプ3の特性を変更するこ
とができる。また、ここでは、開弁調整用スプリング4
8bを取り替える構成を述べたが、ネジ等でスプリング
の付勢力を調整する構成とすることによって、開弁圧力
を調整するようにしてもよい。
する。 まず、供給電流のフィードバック制御について、図1
1のフローチャートに基づいて説明する。このフローチ
ャートで表されるプログラムは、所定時間(本例は4m
sec)ごとの間隔で繰り返される。
燃機関の運転状態に応じて目標燃圧を設定する。例えば
エンジン回転数、吸入空気量、冷却水温、吸気温度等に
基づいて、現在の運転状態が、例えば一般走行状態か高
温再始動状態か高速全負荷状態かを判定し(ステップ5
0)、各運転状態に応じて(運転状態と目標燃圧の関係
を示す)マップを用いて適切な目標燃圧を設定する(ス
テップ51)。
パルス信号から目標電流を求める。その求め方として、
目標燃圧とパルス信号のデューティ比(Duty比)の
マップから、ステップ52で、一旦パルス信号のデュー
ティ比を決める。尚、このマップは、目標燃圧の増加に
対し、デューティ比が増加する右上がりの直線になって
いる。
流値とのマップから、ステップ53にて、目標電流値を
決める。尚、このマップは、デューティ比の増加に対
し、目標電流値が増加する右上がりの直線部分と、デュ
ーティ比が高い値のところではデューティ比の増加にか
かわらず目標電流値が一定である平坦部分を有する段差
付き右上がりの曲線になっている。更に、このマップ
は、個々の燃料ポンプの特性のバラツキを補正するた
め、個々の燃料ポンプに一対のマップとしている。
標電流値と目標燃圧との間に介在させることにより、ノ
イズの影響を受けにくくなり、精度良く信号を送ること
ができる。続くステップ55で、実際にポンプモータに
流れる電流を検出し、ステップ56では、前記電流目標
値とステップ55で求めた検出電流値とを比較する。
尚、実際にポンプモータに流れる電流を検出する場合に
は、例えばポンプモータに接続された導線部分に、例え
ば電流検出抵抗の様な電流検出回路配置し、この電流検
出回路によりポンプモータに流れている電流の検出を行
なう。
基づき、その差がなくなる様に、供給電流を制御する。
例えば検出電流値の方が電流目標値よりも所定値だけ小
さければ、ステップ57で、その所定値に応じて供給電
流を大きくする制御、例えば、ポンプモータへの印加電
圧のパルス幅を大きくする制御(いわゆるデューティ比
制御)を行なう。また、検出電流値の方が電流目標値よ
りも所定値より大きければ、ステップ58で、その所定
値に応じて供給電流を小さくする制御、例えば、ポンプ
モータのへの印加電圧のパルス幅を小さくする制御を行
なう。そして、電流目標値と検出電流値が等しくなるま
でこれを続け、等しくなれば、一旦本処理を終了する。
電流値との差に基づいて、実際にポンプモータに流れる
電流が電流目標値となる様に、供給電流をフィードバッ
ク制御しているので、正確に電流目標値に制御すること
ができる。そして、この様にポンプモータへの供給電流
を制御する場合には、上述した様に、燃圧は供給電流に
ほぼ比例するという特性があるので、供給電流を制御す
ることにより、容易に燃料圧力を目標燃料圧力に設定す
ることができる。
ることにより、ほぼ所望の燃圧とすることができるの
で、従来の電圧制御の様に、燃料供給流量に応じて大き
く電圧値を変更する制御を行なう必要がない。また、従
来の様に、燃圧を検出してから電圧を制御するという手
順ではなく、電流値を比較して直接供給電流を制御して
いるので、制御の処理速度が速く、応答性に優れるとい
う利点がある。尚、より一層精密な制御を行なう場合に
は、後述する様に、燃料供給流量に応じて燃料噴射量を
補正する必要があるが、前記図1に示した様に、燃料供
給流量が変化しても燃圧の変化が殆どない供給流量の領
域もあり、この補正については、必要に応じて適宜選択
すればよい。
(=噴射弁パルス幅)を補正する処理について、図12
のフローチャートに基づいて説明する。図12のステッ
プ100にて、内燃機関の運転状態に応じて設定された
燃料噴射弁パルス幅(噴射弁パルス幅)τをRAMから
読み込むとともに、エンジン回転数センサ17の信号か
ら得られたエンジン回転数Neを読み込み、電圧センサ
21の信号から得られたバッテリ電圧Vを読み込む。
ルス幅τ(=Ti)を設定する場合には、例えば次の式
(4)から求める様にする。
定まる定数 Q:吸入空気量 Ne:エンジン回転数 n:気筒数 Tv:無効パルス幅(バッテリ電圧から算出) 続くステップ110では、本実施例のシステムはリター
ンレスであるので、下記式(5)(即ち上述した式
(2))に、前記ステップ100で求めた噴射弁パルス
幅τ及びエンジン回転数Neを用い、燃料供給流量(=
燃料噴射量)Qfを算出する。
料供給流量Qfと燃料圧力Pfとの関係を示すマップを
用いて、前記式(5)により算出した燃料供給流量Qf
から燃料圧力Pfを求める。このマップは、ステップ1
20の枠内(図12参照)に示すQf−Pfカーブのよ
うに、Qfの増加に伴いPfが減少する右下がり曲線に
なっている。
用いて、噴射弁パルス幅τを補正する。尚、補正前燃圧
Pf0は、前記ステップ120で求めた燃料圧力Pfで
あり、補正前パルス幅Ti0は、前記ステップ100で
求めた噴射弁パルス幅τである。
正前燃圧Pf0、補正後燃圧Pf1から、補正後パルス
幅Ti1を求め、一旦本処理を終了する。
τとエンジン回転数Neとから式(5)を用いて燃料供
給流量Qfを求め、この燃料供給流量Qfからマップを
用いて燃料圧力Pfを求め、この燃料圧力Pf(=Pf
0)やバッテリ電圧Vや噴射弁パルス幅τ(=Ti0)
から式(6)を用いて補正後パルス幅Ti1を算出して
いる。
量Qfの増大に応じて燃料圧力Pfが減少する場合で
も、適切に噴射弁パルス幅τを補正することにより、内
燃機関の運転状態に応じて必要とされる燃料噴射量分の
燃料を、正確に噴射供給することができる。
剰燃料が不要となり、消費電力を抑えることができる。
更に、燃料タンク1内を余剰燃料が循環することがない
ので、エバポ量を抑えることができる。更に、従来の様
に、燃圧センサを使用して燃圧を測定する必要がないの
で、燃圧センサを省略できるという利点がある。 (実施例2)次に、実施例2について説明する。
流量の算出方法が異なり、空気流量を用いる点に特徴が
ある。尚、本実施例の説明では、前記実施例1と同様な
ハード構成などは省略又は簡略化するが、図番は同様な
ものを用いる。図13に示す様に、ステップ200で
は、内燃機関の運転状態に応じて設定された噴射弁パル
ス幅τをRAMから読み込むとともに、エアフロメータ
19の信号から得られた空気流量Qaを読み込み、電圧
センサ21の信号から得られたバッテリ電圧Vを読み込
む。
定義から、空燃比一定では燃料供給流量Qfは空気流量
Qaに比例すると考えられるので、下記式(7)に前記
ステップ200で求めた空気流量Qaを用い、燃料供給
流量Qfを算出する。 Qf=f(Qa)=k・Qa …(7) 但し、kは所定の係数 続くステップ220では、前記ROMに記憶している燃
料供給流量Qfと燃料圧力Pfとの関係を示す図12の
ステップ120と同様なマップを用いて、前記式(7)
による算出した燃料供給流量Qfから燃料圧力Pfを求
める。
ステップ130で述べた式(6)を用いて、噴射弁パル
ス幅τを補正して、補正後パルス幅Ti1を求め、一旦
本処理を終了する。この様に、本実施例では、空気流量
Qaから式(7)を用いて燃料供給流量Qfを求め、こ
の燃料供給流量Qfからマップを用いて燃料圧力Pfを
求め、この燃料圧力Pf(=Pf0)やバッテリ電圧V
や噴射弁パルス幅τ(=Ti0)から式(6)を用いて
補正後パルス幅Ti1を算出している。
流量Qfの増大に応じて燃料圧力Pfが減少する場合で
も、内燃機関の運転状態に応じて必要とされる燃料噴射
量分の燃料を、正確に噴射供給することができる。 (実施例3)次に、実施例3について説明する。
場合に、噴射弁パルス幅を補正するのではなく、噴射弁
パルス幅及びエンジン回転数から燃料供給流量を求め、
この燃料供給流量から圧力変動を見込んで燃料ポンプの
供給電流目標値を求める点に特徴がある。尚、本実施例
の説明では、前記実施例1と同様なハード構成などは省
略又は簡略化するが、図番は同様なものを用いる。
内燃機関の運転状態に応じて設定された噴射弁パルス幅
τをRAMから読み込むとともに、エンジン回転数セン
サ17の信号から得られたエンジン回転数Neを読み込
む。続くステップ310では、前記式(5)に、前記ス
テップ300で求めた噴射弁パルス幅τ及びエンジン回
転数Neを用い、燃料供給流量(=燃料噴射量)Qfを
算出する。
料供給流量Qfと燃料ポンプ3の供給電流Iとの関係を
示すマップを用いて、前記式(5)により算出した燃料
供給流量Qfから供給電流目標値Iを求め、一旦本処理
を終了する。このマップは、ステップ320の枠内(図
14参照)のQf−Iカーブに示す様に、Qfの増加に
伴いIが増加する右下がり曲線になっている。
τ及びエンジン回転数Neから式(5)を用いて燃料供
給流量Qfを求め、この燃料供給流量Qfからマップを
用いて供給電流目標値Iを設定している。従って、前記
実施例1と同様に、前記図3に示す様に、燃料供給流量
Qfの増大に応じて燃料圧力Pfが減少する場合でも、
適切に燃料ポンプ(詳しくは直流電動モータ)の供給電
流目標値Iを増加させることにより、供給電流値を制御
でき、これにより、燃料圧力を燃料供給流量にかかわら
ず一定にできるので、内燃機関の運転状態に応じて必要
とされる燃料噴射量分の燃料を、正確に噴射供給するこ
とができる。 (実施例4)次に、実施例4について説明する。
ではなく、空気流量から燃料供給流量を求め、この燃料
供給流量から燃料ポンプの供給電流目標値を求める点に
特徴がある。尚、本実施例の説明では、前記実施例1と
同様なハード構成などは省略又は簡略化するが、図番は
同様なものを用いる。
エアフロメータ19の信号から得られた空気量流Qaを
読み込む。続くステップ410では、前記式(7)に、
前記ステップ400で求めた空気流量Qaを用い、燃料
供給流量Qfを算出する。
料供給流量Qfと燃料ポンプ3の供給電流Iとの関係を
示す図14のステップ320と同様なマップを用いて、
前記式(7)により算出した燃料供給流量Qfから供給
電流目標値Iを求め、一旦本処理を終了する。
ら式(7)を用いて燃料供給流量Qfを求め、この燃料
供給流量Qfからマップを用いて供給電流目標値Iを求
めている。従って、前記実施例3と同様に、燃料供給流
量Qfの増大に応じて燃料圧力Pfが減少する場合で
も、適切に供給電流Iを増加させることにより、内燃機
関の運転状態に応じて必要とされる燃料噴射量分の燃料
を、正確に噴射供給することができる。
メータから求め例を示したが、スロットル開度とエンジ
ン回転数や、インテークマニホールド圧とエンジン回転
数から求める等種々の方法が考えられる。 (実施例5)次に、実施例5について説明する。
流量の算出方法が異なり、燃料ポンプ回転数を用いる点
に特徴がある。尚、本実施例の説明では、前記実施例1
と同様なハード構成などは省略又は簡略化するが、図番
は同様なものを用いる。図16に示す様に、ステップ5
00では、内燃機関の運転状態に応じて設定された噴射
弁パルス幅τをRAMから読み込むとともに、定電流制
御回路13のポンプ回転数検出部13aの信号から得ら
れた燃料ポンプ回転数Npを読み込む。尚、このポンプ
回転数検出部13aは、定電流制御回路13を流れる電
流が燃料ポンプ3の回転に応じて脈動するため、この脈
動の状態から燃料ポンプ3の回転数を検出するものであ
る。
fは燃料ポンプ回転数Npに比例すると考えられるの
で、下記式(8)に前記ステップ500で求めた燃料ポ
ンプ回転数Npを用い、燃料供給流量Qfを算出する。 Qf=f(Np)=k・Np …(8) 但し、kは所定の係数 続くステップ520では、前記ROMに記憶している燃
料供給流量Qfと燃料圧力Pfとの関係を示す図12の
ステップ120と同様なマップを用いて、前記式(8)
により算出した燃料供給流量Qfから燃料圧力Pfを求
める。
ステップ130で述べた式(6)を用いて、噴射弁パル
ス幅τを補正して、補正後パルス幅Ti1を求め、一旦
本処理を終了する。この様に、本実施例では、燃料ポン
プ回転数Npから式(8)を用いて燃料供給流量Qfを
求め、この燃料供給流量Qfからマップを用いて燃料圧
力Pfを求め、この燃料圧力Pf(=Pf0)やバッテ
リ電圧Vや噴射弁パルス幅τ(=Ti0)から式(6)
を用いて補正後パルス幅Ti1を算出している。
燃料圧力Pfが減少する場合でも、内燃機関の運転状態
に応じて必要とされる燃料噴射量分の燃料を、正確に噴
射供給することができる。 (実施例6)次に、実施例6について説明する。
流量の算出方法は同じであるが、供給電流目標値を求め
る点に違いがある。尚、本実施例の説明では、前記実施
例1と同様なハード構成などは省略又は簡略化するが、
図番は同様なものを用いる。図17に示す様に、ステッ
プ600では、定電流制御回路13のポンプ回転数検出
部13aの信号から得られた燃料ポンプ回転数Npを読
み込む。
fは燃料ポンプ回転数Npに比例すると考えられるの
で、前記式(8)に前記ステップ600で求めた燃料ポ
ンプ回転数Npを用い、燃料供給流量Qfを算出する。
続くステップ620では、前記ROMに記憶している燃
料供給流量Qfと燃料ポンプ3の供給電流Iとの関係を
示すマップを用いて、燃料供給流量Qfから供給電流I
を求め、一旦本処理を終了する。
数Npから式(8)を用いて燃料供給流量Qfを求め、
この燃料供給流量Qfから図14のステップ320と同
様なマップを用いて供給電流目標値Iを求めている。従
って、燃料供給流量Qfの増大に応じて燃料圧力Pfが
減少する場合でも、適切に供給電流Iを増加させること
により、内燃機関の運転状態に応じて必要とされる燃料
噴射量分の燃料を、正確に噴射供給することができる。 (実施例7)次に、実施例7について説明する。
給流量>0に対応する燃料ポンプ回転数の領域において
は、燃料ポンプ供給電流を一定値i0に制御することに
加え、燃料供給流量0に対応する燃料ポンプ回転数の領
域において、燃料ポンプの供給電流をi0に対し増加さ
せる点に特徴がある。尚、本実施例の説明では、前記実
施例1と同様なハード構成などは省略又は簡略化する
が、図番は同様なものを用いる。また、図5では、燃料
供給流量0に対応する燃料ポンプ回転数の領域を、Q=
0に対応する領域と称している。
定電流制御回路13のポンプ回転数検出部13aの信号
から得られた燃料ポンプ回転数Npを読み込む。続くス
テップ710では、燃料ポンプ回転数Npが、燃料供給
流量0に対応する回転数領域を示す判定値Np0以下か
否かを判定する。ここで肯定判断されると、すなわちN
p≦Np0であると判断されると、ステップ720に進
み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
によって設定される電流値を、マップや演算式等に基づ
き、燃料ポンプ回転数Npに応じて(通常の電流値i0
より高めに)予め設定された供給電流とし、一旦本処理
を終了する。この様に、本実施例では、燃料ポンプ回転
数Npが判定値Np0以下となった場合には、供給電流
Iを通常(即ち燃料供給流量0に対応する燃料ポンプ回
転数の領域ではない領域)の電流値i0より、例えば図
5の、、の様に、高めに設定するので、燃料ポン
プ3のトルクが大きくなる。従って、万一、燃料ポンプ
3の回転部分等に異物が詰まった場合でも、この大きな
トルクで駆動することにより、容易に異物を除去できる
という利点がある。 (実施例8)次に、実施例8について説明する。
備えた双方向弁を用いる点に特徴がある。尚、本実施例
の説明では、前記実施例1と同様な他のハード構成など
は省略又は簡略化するが、図番は同様なものを用いる。
図19に示すように、燃料供給装置は、燃料タンク1、
燃料ポンプ3、低圧燃料フィルタ4、燃料配管5、9、
高圧燃料フィルタ7、燃料レール10、燃料噴射弁1
1、定電流型制御回路13、電子制御装置15に加え、
燃料レール10側の燃料配管9に、双方向弁16を備え
ている。
燃料配管9に接続された中央室51と、この中央室51
に接続された左室53及び右室55とを備えている。そ
して、燃料レール10と接続する左室53には、燃料レ
ール10に流入しようとする燃料の圧力が所定値以上に
なると開弁するチェック弁57が配置され、右室55に
は、燃料レール10内の圧力が所定値以上になると開弁
するリリーフ弁59が配置されている。尚、チェック弁
57の開弁圧力よりリリーフ弁59の開弁圧力の方が高
く設定されている。
によって中央側に付勢されており、その半球状の先端部
57bはチェック弁シート57cと当接し、燃料配管9
から燃料レール10に燃料を供給する通路を閉鎖する。
一方、リリーフ弁59は、スプリング59aによって中
央側に付勢されており、その半球状の先端部59bはリ
リーフ弁シート59cと当接し、燃料レール10から燃
料配管9に燃料を戻す通路を閉鎖する。
よって形状(即ち付勢力が)が変化する形状記憶合金に
よって形成されている。このうち、チェック弁57のス
プリング57aは、燃料ポンプ3が駆動し所定の開弁圧
力(即ち燃料圧力Pfの下限値)に達するとスムーズに
通路を開く様な圧力に設定されている。また、リリーフ
弁59のスプリング59aは、前記図7に示す様に、飽
和蒸気圧よりは僅かに高い開弁圧力(即ち燃料圧力Pf
の上限値)にて開く様に設定されている。
を用いるのは、温度によって飽和蒸気圧が変化するの
で、温度によってリリーフ弁59の開弁圧力を変更する
ためである。尚、このスプリング59aの特性として
は、図21に示す様な、温度とスプリング荷重との関係
を有するものを用いると、飽和蒸気圧より僅かに高い開
弁圧を設定し易いので好適である。
明する。まず、双方向弁16においては、燃料ポンプ3
が作動すると、実線の矢印の方向に沿って、中央室51
から通路51aに燃料が供給され、その圧力によってチ
ェック弁57を押し開いて、左室53から燃料レール1
0に燃料が供給される。
僅かに高く設定された)リリーフ弁59の開弁圧力より
低い場合は、リリーフ弁59は開弁しない。そして、燃
料圧力Pfが増大してリリーフ弁59の開弁圧力に達す
ると、リリーフ弁59が開弁するので、燃料レール10
側の燃料は、通路53a,53b、右室55を介して中
央室51に逃がされる。そのため、燃料レール10内の
燃料圧力Pfは、リリーフ弁59の開弁圧力以上には上
がらないことになる。
ル10内の燃料圧力Pfが下がった状態において、リリ
ーフ弁59は閉じている。この状態から、内燃機関の温
度が上昇し、燃料レール10内が高圧になっても、飽和
蒸気圧を越えない状態では、依然としてリリーフ弁59
は閉じたままである。更に、燃料レール10内が高圧に
なって飽和蒸気圧を越え、ベーパが液体状態になった状
態で更に燃料レール10内が高圧になり開弁圧を越える
と、リリーフ弁59が開いて圧力を逃がすので、燃料圧
力Pfは開弁圧以上には上がらない。
作動すると、チェック弁57を介して所定の燃料圧力P
fの燃料が燃料レール10に供給され、また、燃料温度
に応じて、燃料圧力Pfが所定の(飽和蒸気圧より僅か
に高い)上限値に達するとリリーフ弁59が開いて燃料
圧力Pfを低減している。このため、燃料圧力Pfは、
所定燃料温度範囲にわたって飽和蒸気圧より僅かに高い
圧力に維持できる。
に、燃料圧力Pfが高過ぎることによる燃料噴射弁11
からの燃料の漏れを、効果的に防止することができる。 (実施例9)次に、実施例9について説明する。
同様な他のハード構成などは省略又は簡略化するが、図
番は同様なものを用いる。本実施例は、前記実施例1の
様に、燃料ポンプ3の特性を変更するのに、開弁圧調整
スプリング48bを変更する手段を採用するのではな
く、図22に示す様に、バイパス通路61の面積を変更
可能なバイパス流量調整弁63を用いて、バイパス流量
を調整するものである。
(図10参照)と燃料ポンプ3の外部とを接続する通路
61に設けられる。バイパス流量調整弁63は、通路6
1にねじ込まれる(先端が円錐形の)ネジ部63aとそ
のネジ部63aが緩まない様に上方に付勢するスプリン
グ63bとから構成され、更に、ネジ部63aの軸方向
中央には先端側が分岐する流路63cが設けられてい
る。また、通路61の燃料ポンプ側(図の下方)は、ネ
ジ部63aの先端と当接して通路61を閉鎖可能な様に
小径とされている。
部63aをねじ込むことによって、バイパス流量が減少
し、最後までネジ込むと通路61が遮断され、逆方向に
回されるとバイパス流量が増加する様に構成されてい
る。そのため、前記図6ににて示した様に、このバイ
パス流量調整弁63を回すことによって、燃料供給流量
と燃料圧力との関係を容易に調節することができる。
リフィス(図示せず)を取り付けてもよい。この場合、
燃料ポンプ3の特性を変更するには、オリフィスの内径
の異なるものを取り替えればよい。 (実施例10)次に、実施例10について説明する。
同様な他のハード構成などは省略又は簡略化するが、図
番は同様なものを用いる。本実施例に用いられるバイパ
ス流量調整弁は、その形状が前記実施例9とは若干異な
っている。
量調整弁73は、燃料ポンプ3の内部側と燃料ポンプ3
の外部側とを連通する流路を形成する連通路61に取り
付けられている。このバイパス流量調整弁73は、その
先端側(燃料ポンプ3内部側)より、流路を開閉する
(角度αの)円錐形状のテーパ部74と、テーパ部74
をそのネジ込み動作によって軸方向に移動させるための
ネジ部75と、燃料のシールを行なう大径の鍔部76と
から構成されている。
連通する連通孔74aが設けられ、ネジ部75の軸中心
には、流路74aと連通する内径φdのオリフィス75
aが設けられ、鍔部73cの軸中心には、オリフィス7
5aと連通する大きな内径の連通孔76aが設けられて
おり、これによって、バイパス流量調整弁73の軸中心
から先端側が左右に垂直に分岐する流路78が形成され
ている。
が形成されており、この溝76bにシールのためのパッ
キン76cが配置されている。更に、鍔部76の外部側
の軸中心には、バイパス流量調整弁73をネジ込むため
の溝76dが設けられている。
られる燃料ポンプ3側は、バイパス流量調整弁73の形
状に合わせてネジ部81等が形成されているが、特にそ
の内部側は、前記テーパ部74の表面形状に対応して、
内側に環状に突出した内径φDの環状部82が形成され
ている。よって、環状部82の内側の上端からテーパ部
74の表面に垂直に伸びる円錐台状の面が、可変となる
流路の断面(可変流路断面)となる。
がねじ込まれることによって、可変流路断面が変化して
バイパス流量が減少し、最後までネジ込まれるとテーパ
部74が環状部82に着座して連通路61における流路
が遮断され、一方、逆方向に回されると、バイパス流量
が増加する様に構成されている。
た調整方法について、図24に基づいて説明する。図2
4は、縦軸にバイパス流量l(リットル)/H(時間)をと
り、横軸にバイパス流量調整弁73の回転の度合をと
り、α=20゜とし、オリフィスの径φdを変えた場合
におけるバイパス流量調整弁73の回転に応じたバイパ
ス流量Qの変化を示している。
イパス流量調整弁73を回しても、バイパス流量Qが急
変しないので、バイパス流量の微調整を好適に行なうこ
とができる。また、テーパ部74の角度αを変えること
により、特に回転が少ない範囲でバイパス流量Qの変化
を任意に設定することができる。更に、オリフィスの径
φdを変えることで、どのバイパス流量Qの近傍での調
整を行なうかを任意に設定することができ、より精密な
調整を行なうことができる。 (実施例11)次に、実施例11について説明する。
同様な他のハード構成などは省略又は簡略化するが、図
番は同様なものを用いる。本実施例は、前記各実施例と
は異なり、燃料供給装置、具体的には、燃料ポンプ3の
調整方法に関するものである。以下、調整工程順に沿っ
て説明する。
する圧力計と燃料供給流量を測定する流量計とを配置す
るとともに、燃料ポンプ3(即ち燃料ポンプ3を駆動す
る直流電動モータ)への供給電流の変動から、燃料ポン
プ3(即ち直流電動モータ)の回転数を検出する測定回
路を設ける。
ポンプ3の回転数を基準燃料ポンプ回転数に設定する。 b)圧力調整工程 次に、前記回転数調整工程にてその回転数が調整された
燃料ポンプ3の燃料供給圧力(吐出圧力)を、例えば前
記実施例1のチェック弁48aの開弁圧や直流電動モー
タの磁石の強さ等を調節することにより、基準燃料供給
圧力に調整する。
れた燃料ポンプ3の燃料供給流量(吐出流量)を、例え
ば前記実施例10のバイパス流量調整弁73を回転させ
ることにより、基準燃料供給流量に調整する。
に示す様に、回転数調整工程の作業にての位置にある
ものを、圧力調整工程の作業によりの位置にし、流量
調整工程の作業にて、の適切な位置に調整する。これ
によって、燃料ポンプ3の特性や燃料ポンプ3を駆動す
る回路のばらつきを、精密に且つ容易に調節することが
できる。 (実施例12)次に、実施例12について説明する。
同様な他のハード構成などは省略又は簡略化するが、図
番は同様なものを用いる。本実施例は、前記実施例11
と同様に、燃料供給装置、具体的には、燃料ポンプ3の
調整方法に関するものである。以下、調整工程順に沿っ
て説明する。
する圧力計と燃料供給流量を測定する流量計とを配置す
るとともに、燃料ポンプ3への供給電流の変動から、燃
料ポンプ3の回転数を検出する測定回路を設ける。
ポンプ3の回転数を基準燃料ポンプ回転数に設定する。 b)流量調整工程 次に、前記回転数調整工程にてその回転数が調整された
燃料ポンプ3の燃料供給流量を、例えば前記実施例10
のバイパス流量調整弁73を回転させることにより、基
準燃料供給流量に調整する。
れた燃料ポンプ3の燃料供給圧力を、例えば前記実施例
1のチェック弁48aの開弁圧や直流電動モータの磁石
の強さ等を調節することにより、基準燃料供給圧力に調
整する。
25に示す様に、回転数調整工程の作業にての位置に
あるものを、流量調整工程の作業により’の位置に
し、圧力調整工程の作業にて、の適切な位置に調整す
る。これによって、前記実施例11と同様に、燃料ポン
プ3の特性や燃料ポンプ3を駆動する回路のばらつき
を、精密に且つ容易に調節することができる。 (実施例13)次に、実施例13について説明する。
同様な他のハード構成などは省略又は簡略化するが、図
番は同様なものを用いる。本実施例は、前記実施例10
又は実施例11の調整方法で調整した燃料供給装置に対
し、実際の運転状態に応じて、再度調整を行なうもので
ある。以下、本実施例の調整方法を、図26のフローチ
ャートに基づいて説明する。
ら、エンジン回転数Ne、アイドルスイッチの状態、燃
料噴射弁パルス幅τを読み込む。続くステップ810に
て、エンジン回転数Neが所定のエンジン回転数(アイ
ドル回転数)Neidle以下で、且つアイドルスイッチが
ON(アクセル全閉)であるか否かを判定する。ここで
肯定判断されるとステップ820に進み、一方否定判断
されると一旦本処理を終了する。
際の燃料ポンプ回転数Np及び燃料ポンプ供給電流Iを
読み込む。続くステップ830では、エンジン回転数N
e及び燃料噴射弁パルス幅τから、目標燃料ポンプ回転
数Npstdを求める。
プ回転数Npが目標燃料ポンプ回転数Npstd以下か否
かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ850
に進み、一方否定判断されるとステップ860に進む。
ステップ850では、実際の燃料ポンプ回転数Npが目
標燃料ポンプ回転数Npstd以下であるので、燃料ポン
プ回転数Npを上げるために、燃料ポンプ供給電流Iを
所定値△Iだけ増加させ、ステップ870に進む。
ンプ回転数Npが目標燃料ポンプ回転数Npstdを上回
るので、燃料ポンプ回転数Npを下げるために、燃料ポ
ンプ供給電流Iを所定値△Iだけ減少させ、ステップ8
70に進む。ステップ870では、実際の燃料ポンプ回
転数Npと目標燃料ポンプ回転数Npstdとの偏差(絶
対値)を求め、この偏差が所定値△Np以下か否かを判
定する。ここで肯定判断されると、実際の燃料ポンプ回
転数Npが十分に目標燃料ポンプ回転数Npstdに近づ
いたとして、一旦本処理を終了し、一方、否定判断され
ると、再度燃料ポンプ供給電流Iの調整を行なうため
に、前記ステップ840に戻る。
プ回転数Npが目標燃料ポンプ回転数Npstdに近づく
様に、燃料ポンプ供給電流Iの調整を行なうので、経時
変化等に伴う、燃料ポンプ3の特性や回路のばらつきを
好適に調節することができる。
ではなく、本実施例の要旨を逸脱しない範囲内で各種の
態様で実施できることは勿論である。例えば、前記アイ
ドルスイッチの替わりに、スロットル開度で判断すると
いう手段を採用することもできる。
んにかかわらず、一定の燃圧を目標燃圧とする方式を示
したが、吸気管圧力を検出し、吸気管圧力との差を一定
とする様に燃圧を制御するべく目標燃圧を定める方式に
も容易に適用できることは言うまでない。
と燃料圧力との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
電流との関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
燃料供給流量との関係を示すグラフである。
フである。
ある。
示すグラフである。
給装置が適用されるシステム構成図である。
る。
ャートである。
ャートである。
である。
である。
である。
トである。
トである。
である。
供給装置が適用されるシステム構成図である。
断面図、(b)はその左側面図である。
である。
の平面図、(b)はそのバイパス流量調整弁を示す説明
図である。
である。
対応したバイパス流量の変化を示すグラフである。
す説明図である。
トである。
Claims (26)
- 【請求項1】 所定燃料噴射量で燃料噴射する燃料噴射
弁と、 該燃料噴射弁に燃料を供給するデリバリパイプと、 該デリバリパイプに所定燃圧の燃料を圧送するとともに
直流電動モータで駆動される直流電動式燃料ポンプと、 前記直流電動モータの供給電流を一定の所定値に維持す
る電流制御部と、 を有するリターンレス式内燃機関機関用燃料供給装置で
あって、 前記電流制御部は、前記直流電動モータに流れる電流値
を検出して予め設定された電流目標値と比較し、前記供
給電流をフィードバック制御することを特徴とするリタ
ーンレス式内燃機関機関用燃料供給装置。 - 【請求項2】 前記燃料ポンプによって供給される燃料
供給流量を、内燃機関の動作状態から求める燃料供給流
量検出手段と、 該燃料供給流量検出手段によって求められた燃料供給流
量に応じて、燃料噴射にかかわる要素を調節して、燃料
噴射量を目標燃料噴射量に制御する燃料噴射制御手段
と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1記載のリターン
レス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項3】 前記燃料供給流量は、噴射弁パルス幅と
エンジン回転数とから求めることを特徴とする前記請求
項2記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項4】 前記燃料供給流量は、吸入空気量から求
めることを特徴とする前記請求項2記載のリターンレス
式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項5】 前記燃料供給流量は、燃料ポンプ回転数
から求めることを特徴とする前記請求項2記載のリター
ンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項6】 前記燃料噴射弁の噴射時間を、前記燃料
供給流量に応じた圧力変動を見込んだ噴射時間に設定す
ることを特徴とする前記請求項2〜5のいずれか記載の
リターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項7】 前記燃料供給流量が増大するにつれて前
記噴射時間が長くなるように設定することを特徴とする
前記請求項6記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給
装置。 - 【請求項8】 前記内燃機関の運転状態に応じて設定さ
れた噴射弁パルス幅を、前記燃料供給流量に基づいて補
正することを特徴とする前記請求項6又は7記載のリタ
ーンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項9】 前記燃料供給流量に基づいて燃圧を推定
し、該推定した燃圧に基づいて前記噴射弁パルス幅を補
正することを特徴とする前記請求項8記載のリターンレ
ス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項10】 前記供給電流を、前記燃料供給流量に
応じた圧力変動を見込んで設定することを特徴とする前
記請求項2〜5のいずれか記載のリターンレス式内燃機
関用燃料供給装置。 - 【請求項11】 前記燃料供給流量が増大するにつれて
前記供給電流が大きくなるように設定することを特徴と
する前記請求項10記載のリターンレス式内燃機関用燃
料供給装置。 - 【請求項12】 前記燃料供給流量に基づいて前記電流
目標値を補正することで、前記供給電流を設定すること
を特徴とする前記請求項10又は11記載のリターンレ
ス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項13】 予め求めた、前記燃料供給流量と前記
燃圧との関係から、前記供給電流を補正することを特徴
とする前記請求項12記載のリターンレス式内燃機関用
燃料供給装置。 - 【請求項14】 予め求めた、前記燃料ポンプ回転数と
前記燃圧との関係から、前記供給電流を補正することを
特徴とする前記請求項12記載のリターンレス式内燃機
関用燃料供給装置。 - 【請求項15】 前記燃料ポンプの燃料供給流量域以下
となった場合には、該燃料ポンプの供給電流を増大する
ことを特徴とする前記請求項1記載のリターンレス式内
燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項16】 前記燃料ポンプの吐出側にチェック弁
を設け、該チェック弁の開弁圧力を可変調整できるよう
にしたことを特徴とする前記請求項1〜15のいずれか
記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項17】 前記燃料ポンプの吐出側に、開弁圧力
が異なるチェック弁を着脱可能に装着できるようにした
ことを特徴とする前記請求項1〜16のいずれか記載の
リターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項18】 前記デリバリパイプの流入側に、該流
入方向の所定圧力で開弁するチェック弁と戻り方向の所
定圧力で開弁するリリーフ弁とを設定するとともに、該
リリーフ弁の開弁圧力を、燃料蒸気圧より僅かに高い圧
力に設定したことを特徴とする前記請求項1〜17のい
ずれか記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項19】 前記燃料ポンプの吐出流路をバイパス
するバイパス通路を設けたことを特徴とする前記請求項
1〜18のいずれか記載のリターンレス式内燃機関用燃
料供給装置。 - 【請求項20】 前記バイパス通路の通路面積を可変調
整できるようにしたことを特徴とする前記請求項19記
載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項21】 前記バイパス通路に、通路面積が異な
る通過流路規制部材を着脱可能に装着できるようにした
ことを特徴とする前記請求項19記載のリターンレス式
内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項22】 前記バイパス通路に、該バイパス通路
を通過する燃料の流量を調節するバイパス流量調整弁を
設けるとともに、 該バイパス流量調整弁には、オリフィスにて燃料の流量
を制限する固定絞り部と、自身の移動によって流路の断
面積を変化させて燃料の流量を制限する可変絞り部と
を、流路に直列に設けたことを特徴とする前記請求項2
0又は21記載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装
置。 - 【請求項23】 前記可変絞り部は、ネジ込み動作によ
って軸方向に移動して流路の断面積を変更する円錐形状
のテーパ部を備えたことを特徴とする前記請求項22記
載のリターンレス式内燃機関用燃料供給装置。 - 【請求項24】 前記請求項1記載のリターンレス式内
燃機関用燃料供給装置の調整方法であって、 前記燃料ポンプの回転数を、基準燃料ポンプ回転数に調
整する回転数調整工程と、 該回転数調整工程にて調整された前記燃料ポンプの燃料
供給圧力を、基準燃料供給圧力に調整する圧力調整工程
と、 該圧力調整工程にて調整された前記燃料ポンプの燃料供
給流量を、基準燃料供給流量に調整する流量調整工程
と、 を備えたことを特徴とするリターンレス式内燃機関用燃
料供給装置の調整方法。 - 【請求項25】 前記請求項1記載のリターンレス式内
燃機関用燃料供給装置の調整方法であって、 前記燃料ポンプの回転数を、基準燃料ポンプ回転数に調
整する回転数調整工程と、 該回転数調整工程にて調整された前記燃料ポンプの燃料
供給流量を、基準燃料供給流量に調整する流量調整工程
と、 該流量調整工程にて調整された前記燃料ポンプの燃料供
給圧力を、基準燃料供給圧力に調整する圧力調整工程
と、 を備えたことを特徴とするリターンレス式内燃機関用燃
料供給装置の調整方法。 - 【請求項26】 前記請求項1記載のリターンレス式内
燃機関用燃料供給装置の調整方法であって、 前記燃料ポンプの燃料供給流量を求める燃料供給流量算
出手段と、 該燃料供給流量算出手段によって算出した燃料供給流量
に基づいて、目標燃料ポンプ回転数を求める目標回転数
算出手段と、 前記燃料ポンプの実際の回転数が、前記目標回転数算出
手段によって求めた目標燃料ポンプ回転数に近づく様
に、前記燃料ポンプを駆動する直流電動モータの電流値
を制御する電流値調整手段と、 を備えたことを特徴とするリターンレス式内燃機関用燃
料供給装置の調整方法。
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