JPH09184000A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH09184000A
JPH09184000A JP35437495A JP35437495A JPH09184000A JP H09184000 A JPH09184000 A JP H09184000A JP 35437495 A JP35437495 A JP 35437495A JP 35437495 A JP35437495 A JP 35437495A JP H09184000 A JPH09184000 A JP H09184000A
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JP35437495A
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Takashi Nishino
隆司 西野
Kazuo Horie
和生 堀江
Takao Osugi
孝夫 尾杉
Masahiro Fukuda
正博 福田
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れの生じた硬質表面に適用した後、身近に
あるティッシュペーパー、トイレットペーパー等の紙を
用いてその汚れ面を拭き取ることにより容易にその汚れ
が除去でき、しかもその洗浄剤の拭き取りに用いた紙が
ぼろぼろと破れることがなく、かつ残存した洗浄剤成分
によるベタツキもなく、さらに使用後に洗浄面自体が本
来有しているツヤを回復させることのできる液体洗浄剤
組成物を提供する。 【解決手段】 (i)糖系非イオン性界面活性剤、(i
i)20℃における蒸気圧が2mmHg以上のアルコー
ル性水酸基を含有する液体及び(iii)八アセチル化し
ょ糖、フェニルエチルアルコール、ブルシン、安息香酸
デナトニウム及びゲラニオールの中から選ばれる少なく
とも1種の化合物を含有することを特徴とする液体洗浄
剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒトの肌が直接触
れる器具、機器類の汚れの除去に好適な液体洗浄剤組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の家庭内には、住宅内機器、事務機
器、トイレ備品等があり、これらは主にプラスチックを
その素材としている。そして、これら機器や備品類は身
近にあり、直接手などの肌に接触する機会が多いもので
ある。これらの機器や備品類に汚れが生じたときには、
液体洗浄剤を用いてその汚れは除去されている。しか
し、これまで一般に用いられている洗浄剤は使用前の準
備やその後の空ぶき等手間がかかる。特に、身近にある
トイレットペーパーやティッシュペーパーを使用して空
ぶきすると、紙がぼろぼろになり、かえって手間がかか
ることになる。また、従来の液体洗浄剤では汚れはある
程度除去できるが、その表面が本来有している光沢(ツ
ヤ)までも取り戻すことはできない。シリコーンオイ
ル、流動パラフィン等の油性液体を含ませた布やほこり
除去道具等も市販されているが、これらはほこりの除去
の目的には簡便で優れているが、手垢、皮脂等の汚れの
除去の点では充分ではないし、その汚れを除去した跡に
はそれらの油性液体成分の残存感(べたつき)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、汚れの生じ
た硬質表面に適用した後、身近にあるティッシュペーパ
ー、トイレットペーパー等の紙を用いてその汚れ面を拭
き取ることにより容易にその汚れが除去でき、しかもそ
の洗浄剤の拭き取りに用いた紙がぼろぼろと破れること
がなく、かつ残存した洗浄剤成分によるベタツキもな
く、さらに使用後に洗浄面自体が本来有しているツヤを
回復させることのできる液体洗浄剤組成物を提供するこ
とをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、(i)糖系非イオン
性界面活性剤、(ii)20℃における蒸気圧が2mmH
g以上のアルコール性水酸基を含有する液体及び(ii
i)八アセチル化しょ糖、フェニルエチルアルコール、
ブルシン、安息香酸デナトニウム及びゲラニオールの中
から選ばれる少なくとも1種の化合物を含有することを
特徴とする液体洗浄剤組成物が提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の液体洗浄剤組成物(以
下、単に組成物とも言う)は、糖系非イオン性界面活性
剤(A成分)を含有する。この場合の糖系非イオン性界
面活性剤は従来公知のものであり、各種の単糖やオリゴ
糖等の糖類から誘導されたものである。この場合の単糖
としては、例えば、アラビノース、リボース、キシロー
ス、キシルロース、リブロース、2−デオキシリボー
ス、グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノ
ース、ソルボース、タロース、2−デオキシグルコー
ス、6−デオキシガラクトース、6−デオキシマンノー
ス、2−デオキシガラクトース、フコース、グルコヘプ
トース、セドヘプツロース、マンノヘプツロース、グル
コヘプツロース等が挙げられ、オリゴ糖としては、例え
ば、マルトース、ラクトース、セロビオース、イソマル
トース、ゲンチオビオース、ラミナリビオース、キシロ
ビオース、マンノビオース、マルトトリオース、セロト
リオース、マンニノトリオース、マルトテトラオース等
が挙げられる。
【0006】本発明で好ましく用いられる糖系非イオン
性界面活性剤を以下に示す。 (A−1)下記一般式(1)で示されるグルコース誘導
体。
【化1】 前記式中、R1は炭素数7〜17のアルキル基又はアル
ケニル基であり、直鎖状もしくは分岐状のものであるこ
とができる。アルケニル基に含まれる二重結合は、1個
又は複数個であることができる。R2は水素又は炭素数
1〜4のアルキル基である。前記グルコース類誘導体に
は、6−O−アシルグルコース及びそのアルキルグルコ
シドが包含され、その具体例としては、例えば以下のも
のが挙げられる。6−O−カプリリルグルコース、6−
O−カプリルグルコース、6−O−ウンデシロイルグル
コース、6−O−ラウロイルグルコース、メチル6−O
−カプリリルグルコシド、メチル6−O−カプリルグリ
コシド、メチル6−O−ウンデシロイルグリコシド、メ
チル6−O−ラウロイルグリコシド、エチル6−O−カ
プリリルグリコシド、エチル6−O−カプリルグリコシ
ド、エチル6−O−ウンデシロイルグリコシド、エチル
6−O−ウラロイルグリコシド、プロピル6−O−カプ
リリルグリコシド、プロピル6−O−カプリルグリコシ
ド、プロピル6−O−ウンデシロリルグリコシド、プロ
ピル6−O−ラウロイルグリコシド、ブチル6−O−カ
プリリルグリコシド、ブチル6−O−カプリルグリコシ
ド、ブチル6−O−ウンデシロイルグリコシド、ブチル
6−O−ラウロイルグリコシド等。
【0007】(A−2)下記一般式(2)で表わされる
アルキルサッカライド系界面活性剤 R3−O−(R4O)m−Gn (2) 前記式中、R3は炭素数6〜18の直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニル基、R4
は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5〜6の還
元糖を示し、mは0〜10の数を、nは1〜10の数を
示す。前記一般式(2)において、R1は炭素数6〜1
8の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル、アルケニル又はア
ルキルフェニル基であるが、特に炭素数9〜14の直鎖
もしくは分岐鎖のアルキル基(デシル基、ラウリル基、
ミリスチル基等)が洗浄特性の点で好ましい。また、ア
ルキレンオキシド(R4O)の平均重合度mは0〜10
の数を示すが、洗浄特性の点から0〜3が好ましく、特
に0が好ましい。また、親水基であるサッカライド部分
(G)は炭素数5〜6の還元糖を基本単位とするが、こ
の還元糖としては、グルコース、ガラクトース、フラク
トースが好ましい。サッカライドの平均重合度nは1〜
10であるが、n=1〜4であるものが80%以上であ
ることが好ましい。
【0008】(A−3)次の一般式(3)で表される糖
アミド系界面活性剤。
【化2】 前記式中、R5は炭素数5〜17の直鎖もしくは分岐鎖
のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニル基を示
し、R6は水素原子、炭素数1〜18の直鎖もしくは分
岐鎖のアルキル又はアルケニル基;−〔CH2CH
(R7)O〕pH(式中、R7は水素原子又はメチル基を
示し、pは0〜10の数を示す) ;−CH2−CH2−OH;−CH2−CH(OH)−C
3、又は−CH2−CH2−CH2−OHを示し、Xは炭
素数4〜30の糖残基からなるポリヒドロキシアルキル
基を示す) 前記一般式(3)において、R5は炭素数5〜17の直
鎖もしくは分岐鎖のアルキル、アルケニル又はアルキル
フェニル基を示すが、とりわけR5−CO−がカプリン
酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸又はオレイン酸
から誘導されるものが好ましく、特にカプリン酸、ラウ
リン酸から誘導されるものが好ましい。R6の具体例と
しては、例えば、水素、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル
基、n−ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、デシル基、ドデシル基、ステアリル基、イソステア
リル基の他、重合度2〜10のポリエチレングリコール
基やポリプロピレングリコール基、2−ヒドロキシエチ
ル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロ
ピル基等が挙げられるが、とりわけ、水素原子、メチル
基、エチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキ
シプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基が好ましい。
Xは炭素数4〜30の糖残基からなるポリヒドロキシア
ルキル基を示すが、モノ−、ジ−又はオリゴサッカライ
ド基とグリコシド結合している炭素数4〜7のポリヒド
ロキシアルキル基であってもよい。この具体例として
は、1−デオキシグリシチル基、2−デオキシフルクチ
チル基、1−デオキシマルチチル基、1−デオキシラク
チチル基、1−デオキシマンニチル基、1−デオキシエ
リスリチル基、1−デオキシアラビチル基、1−デオキ
シシリチル基、1−デオキシソルビチル基、2−デオキ
シソルビット−2−イル基、1−デオキシマンニチル
基、2−デオキシマンニット−2−イル基、1−デオキ
シガラクチル基、1−デオキシ−4−グルコシド−ソル
ビチル基、1−デオキシ−4−ガラクトシド−ソルビチ
ル基、2−デオキシ−4−グルコシド−ソルビット−2
−イル基、2−デオキシ−4−グルコシド−マンニット
−2−イル基、1−デオキシ−4−マルトグルコシド−
ソルビチル基、1−デオキシ−4−オリゴグルコシド−
ソルビチル基、1−デオキシ−4−ポリグルコシド−ソ
ルビチル基等が挙げられ、とりわけ、1−デオキシソル
ビチル基、1−デオキシ−4−グルコシド−ソルビチル
基が好ましい。
【0009】(A−4)ショ糖の脂肪酸モノエステル又
はジエステル(脂肪酸残基の炭素数6〜18) 好ましいものとして、ショ糖ラウリン酸モノエステルが
挙げられる。
【0010】(A−5)ソルビタンエステル類(ソルビ
タン脂肪酸モノエステル又はジエステル、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノ脂肪酸エステル;脂肪酸残基の炭
素数は6〜18) この具体例としては、ソルビタンラウレート、ソルビタ
ンパルミテート、ソルビタンステアレート、ソルビタン
オレート、ソルビタントリラウレート、ソルビタントリ
パルミテート、ソルビタントリステアレート、ソルビタ
ントリオレート、ソルビタンベヘネート、ソルビタント
リベヘネートなどが挙げられる。
【0011】前記の糖系非イオン性界面活性剤は、組成
物中に0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量
%の割合で配合される。配合量が0.01重量%未満で
は充分な洗浄効果が得られず、また5重量%を越えると
拭き取りが容易ではなくなり、べたつき等の問題を生じ
る。
【0012】本発明の組成物は、20℃における蒸気圧
が2mmHg以上のアルコール性水酸基を含有する液体
(B成分)を含有する。この液体には、一価アルコール
の他、多価アルコール及びその誘導体が包含される。前
記液体の具体例には、一価アルコールとして、エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブ
タノール、第二ブタノール、第三ブタノール等が挙げら
れ、多価アルコール及びその誘導体としては、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノメチルエーテル、ジメチルジグリコール、ジエチル
グリコール、ジメチルグリコール等が挙げられる。蒸気
圧2mmHg(20℃)以上の液体は、ポリカーボネー
トやABS等プラスチック表面に損傷を与えることはな
い。また、これらの液体は硬質表面上に付着した皮脂汚
れ等に由来する油性汚れの除去にも有用である。前記液
体は、組成物中10〜50重量%、好ましくは20〜4
0重量%の割合で配合される。この液体の配合量が10
重量%未満ではペーパー類の破れ防止に対して十分な効
果を有さず、また50重量%を越えて配合されても、汚
れ除去及び紙の破れ防止効果の向上は期待できない。
【0013】本発明の組成物は、変色防止剤(C成分)
を含有する。本発明者らは、前記A成分とB成分からな
る組成物の品質を安定化させ、その変色を防止すべく種
々研究を重ねた結果、八アセチル化しょ糖、フェニルエ
チルアルコール、ブルシン、安息香酸デナトニウム及び
ゲラニオールの中から選ばれる化合物の1種又は2種以
上の組み合わせがすぐれた変色防止効果を示すことを見
出した。これらの化合物は、組成物中、0.0002〜
0.15重量%の割合で配合される。この成分の配合量
が0.0002重量%未満では変色防止効果が十分でな
く、0.15重量%を越えて配合すると組成物中での安
定配合が困難であり、また、洗浄表面への残留が多くな
り、拭きじみやべたつきの問題を生じる。
【0014】本発明の組成物には、本発明の目的を阻害
しない限り、当該分野で添加される慣用の補助成分を添
加することができる。このようなものとしては、各種の
殺菌剤、防腐剤、抗菌性植物抽出液、消臭性植物抽出
液、着色剤、紫外線吸収剤、着香剤等が挙げられる。ま
た、本発明の組成物の使用時の乾燥速度を調節するため
に、プラスチックに対する損傷の心配のない、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、
グリセリン、ヘキシレングリコールなどの沸点の高い溶
剤を添加することができる。
【0015】本発明の洗浄剤組成物は、一般的に使用さ
れている容器に収容させて使用することができる。この
場合には、直接ボトルから液をだして、汚れている部分
に液をかければよい。また、本発明の組成物は、霧状、
泡状になるディスペンサー容器、トリガー付き容器、ス
クイズフォーマー容器に充填し、洗浄対象物に吹き掛け
た後、ティッシュペーパー、トイレットペーパーあるい
は布等で塗りひろげ、拭き取る方法で使用することがで
きる。また、本発明の組成物を吹き掛けにくい場合や周
辺部にかけたくない場合は、乾いた布、ティッシュペー
パー、トイレットペーパーに吹き掛け、液で濡れている
状態で洗浄対象物を拭き取って使用することも出来る。
【0016】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0017】実施例1〜10、比較例1〜4 表1に示す成分組成(重量%)の洗浄剤組成物を調製
し、以下に示す方法で、洗浄力、べたつきのなさ、紙屑
の発生、ツヤの回復について評価した。その結果を表1
に示す。
【0018】(1)洗浄力 一定期間使用したトイレのプラスチック製便座に対
して、試料液を5ml/30cm2の割合でたらし、ト
イレットペーパー(大王製紙(株)製;エリエールW)
で拭き取った後、汚れ落ちを官能(目視)により評価し
た。 汚れの付着したミニコンポのプラスチック表面を試
料液を含ませたティッシュペーパーで拭き取り、汚れ落
ちを官能(目視)により評価した。 ○:きれいに汚れが落ちている。 △:少し汚れが残る。 ×:全く汚れが取れない
【0019】(2)べたつきのなさ 試料液をプラスチック製便座に5ml/30cm2
の割合でたらし、トイレットペーパーで一度拭き取った
後、官能により評価した。 ○:べたつかない、△:ややべたつく、×:べたつく
【0020】(3)紙くずの発生 試料液を(2)と同じ条件でプラスチック製便座にたら
し、その試料液をトイレットペーパー(大王製紙(株)
製品、エリエールW)で満遍なく塗り広げ、汚れを取り
除くようにこすった後、紙くずの発生を目視で判定し
た。 ○:屑が認められない、△:屑が少し認められる、×:
屑が多く認められる
【0021】(4)ツヤの回復 試料液を(2)と同じ条件でプラスチック製便座に
たらし、その試料液をトイレットペーパー(大王製紙
(株)製、エリエールW)で満遍なく塗り広げ、汚れを
取り除ようにこすった後、便座のツヤの回復状況を目視
で評価した。 汚れの付着したミニコンポのプラスチック表面を試
料液を含ませたティッシュペーパーで拭き取り、汚れを
取り除ようにこすった後、目視で評価した。 ○:本来のツヤがある、△:ややツヤがもどっている、
×:ツヤがない
【0022】(5)液の変色 試料液を50℃で1ケ月間保存した後の液の色の変色の
有無を観察した。 ○:変色していない、△:やや変色している、×:非常
に変色している
【0023】なお、表1に示した配合成分の具体的内容
は次の通りである。 (1)グルコシドエステルA メチル−6−O−カプリルグルコシド (2)アルキルサッカライドA 前記一般式(2)において、R3:デシル基、m:0、
n:1.4の化合物(デシルポリグルコシド) (3)糖アミド化合物A デシル−N−メチルグルコンアミド (4)LAS ラウリルベンゼンスルホン酸Na (5)エタノールA フェニルエチルアルコール0.3重量%含有エタノール (6)エタノールB 安息香酸デナトニウム0.0013重量%含有エタノー
ル (7)一価アルコールA イソプロパノール8重量部とエタノール2重量部との混
合物 (8)DEBE ジエチレングリコールモノブチルエーテル
【0024】
【表1】
【0025】実施例11 表2に示す成分組成(重量%)の洗浄剤組成物を調製
し、これをトリガー付容器に充填した。これを用いて、
家庭内で使用している便座に対して前記(1)〜(4)
の洗浄拭き取り試験を行った。その結果、すぐれた洗浄
効果が得られ、しかもトイレットペーパーの屑発生も認
められず、また、塗布乾燥後のべたつき感はなく、かつ
便座にツヤが回復し、洗浄後ただちに便座を使用しても
快適な使用感が得られることが確認された。又、当然の
ことながら、50℃、1ヶ月保存後の液に変色の問題は
生じていなかった。
【0026】
【表2】 * ティゴールドシュミット社製、商品名:テゴ51
【0027】実施例12 実施例11において、アルキルサッカライドAの代り
に、しょ糖ラウリン酸モノエステルを用いた以外は同様
にして実験を行った。この場合にも良好な結果が得られ
た。
【0028】実施例13 実施例11において、アルキルサッカイライドAの代り
に、ソルビタンジラウレートを用いた以外は同様にして
実験を行った。この場合にも良好な結果が得られた。但
し、この場合、容器としてはスクイズフォーム容器を用
いた。
【0029】実施例14 グルコシドA:0.5重量%、八アセチル化しょ糖0.
125重量%含むエタノールC30重量%及び残部:精
製水からなる洗浄剤組成物を調製し、その保存安定性を
調べた。この組成物は、50℃で1ヶ月間保存した後で
も変色を生じなかった。
【0030】実施例15 実施例14において、八アセチル化しょ糖0.125重
量%含むエタノールCの代りに、ブルシン0.006重
量%含むエタノールDを用いた以外は同様にして実験を
行った。この場合にも、得られた組成物は50℃で1ヶ
月間保存した後でも変色を生じなった。
【0031】実施例16 実施例14において、八アセチル化しょ糖0.125重
量%含むエタノールCの代りに、ゲラニオール0.18
8重量%含むエタノールDを用いた以外は同様にして実
験を行った。この場合にも、得られた組成物は50℃で
1ヶ月間保存した後でも変色を生じなった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:22 3:32) (72)発明者 福田 正博 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)糖系非イオン性界面活性剤、(i
    i)20℃における蒸気圧が2mmHg以上のアルコー
    ル性水酸基を含有する液体及び(iii)八アセチル化し
    ょ糖、フェニルエチルアルコール、ブルシン、安息香酸
    デナトニウム及びゲラニオールの中から選ばれる少なく
    とも1種の化合物を含有することを特徴とする液体洗浄
    剤組成物。
JP35437495A 1995-12-28 1995-12-28 液体洗浄剤組成物 Pending JPH09184000A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514003A (ja) * 2014-03-07 2017-06-01 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 苦味剤を含む組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017514003A (ja) * 2014-03-07 2017-06-01 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 苦味剤を含む組成物

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