JP2963065B2 - 台所まわり用液体洗浄剤組成物 - Google Patents

台所まわり用液体洗浄剤組成物

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台所まわり用液体洗
浄剤組成物、特に台所におけるケイ素やカルシウム等の
無機質汚れ及び油の飛びはね汚れ等の油汚れ等の台所ま
わりの汚れに好適に使用される台所まわり用液体洗浄剤
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】食器や
野菜等の洗浄に使用するシンク内やカウンタートップ、
ガスレンジ等の台所まわりにはケイ素やカルシウムを主
成分とした無機質汚れ、調理時や食器類からの油汚れ、
あるいはそれらの複合汚れが付着している。
【0003】従来、このような汚れに対しては研磨剤を
配合した粉末又は液体クレンザーや強アルカリ性の洗浄
剤等が用いられている。しかしながら、前者の場合はこ
のような汚れに対して優れた洗浄性を有するものの、す
すぎ性、拭き取り性が悪く、粉残りし易い、研磨剤によ
る基材表面の傷付きが生じる等の欠点があった。また、
後者の場合には無機質汚れに対する洗浄力不足やアルカ
リによる手荒れ等の欠点があった。
【0004】また、特開平1−221498号公報にはアニオ
ン、ノニオン、両性等の活性剤と金属イオン封鎖剤、及
び溶剤の組合せで、主に浴室で発生する汚れを効果的に
洗浄する組成物が提案されているが、台所で特有に発生
するケイ素系の汚れには効果が不十分である等の課題が
あった。
【0005】このような実情から、本発明の目的は、台
所で発生する無機質汚れ、油汚れ等に対して優れた洗浄
力とすすぎ性を有し基材表面を傷付けることなく仕上が
りの良い台所まわり用液体洗浄剤組成物を提供すること
にある。さらには中性で手肌に優しい高洗浄性台所まわ
り用液体洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは上
記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、カチオン性
界面活性剤、金属キレート剤、水溶性溶剤及び増粘多糖
類をそれぞれ特定量含む洗浄剤組成物が、ケイ素やカル
シウムを主成分とした無機質汚れ及び油汚れ、あるいは
それらの複合汚れに対して非常に優れた洗浄力とすすぎ
性、拭き取り性を有することを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0007】すなわち本発明は、 (a)カチオン性界面活性剤;0.01〜10重量% (b)金属キレート剤;1〜20重量% (c)水溶性溶剤; 0.5〜10重量% (d)増粘多糖類;0.01〜3重量% を含有し、pHが6〜8であることを特徴とする台所ま
わり用液体洗浄剤組成物を提供するものである。本構成
は台所まわりで発生するケイ素系の汚れの洗浄に効果的
である。
【0008】本発明で用いられる成分(a)のカチオン
性界面活性剤は、主に無機質汚れに作用して洗浄効果を
高めているものと推測される。このようなカチオン性界
面活性剤としては、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザル
コニウム、ジアルキルジメチルアンモニウムハライド、
モノアルキルトリメチルアンモニウムハライド、アルキ
ルジアミノエチルグリシン、アルキルポリアミノエチル
グリシン等が挙げられるが、洗浄力が高い点で塩化ベン
ゼトニウム、塩化ベンザルコニウムが好ましい。これら
のカチオン性界面活性剤は全組成中に0.01〜10重量%、
特に0.03〜5重量%配合するのが好ましい。
【0009】さらに、本発明においては成分(a)のカ
チオン性界面活性剤の他に、洗浄効果及び起泡性等を高
める目的で成分(e)として非イオン性界面活性剤及び
/又は両性界面活性剤を用いることができる。
【0010】これら(e)成分のうち、非イオン性界面
活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルグリコ
シド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルポリグリセリン
エーテル等が挙げられる。また、両性界面活性剤として
は、例えば、アルキルカルボベタイン、アルキルスルホ
ベタイン、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキ
ルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン等が挙げられる。これらのうち、洗浄力及びす
すぎ性、拭き取り性に優れる点で特にアルキルグリコシ
ドが好ましい。
【0011】かかるアルキルグリコシドは下記一般式
(1)で示される。 R1(OR2)xGy (1) (式中、R1は直鎖又は分岐鎖の総炭素数8〜18のアルキ
ル基又はアルケニル基又はアルキルフェニル基を表し、
R2は炭素数2〜4のアルキレン基を表し、 Gは炭素数5
〜6を有する還元糖に由来する残基である。x(平均
値)は0〜5であり、y(平均値)は1〜5である。) 上記式中のxはその平均値が0〜5であるが、この値を
変えることにより本発明の液体洗浄剤組成物の水溶性及
び結晶性が変化する。つまり、xの値が大きいもの程、
水溶性が高くなり、かつ結晶性が低くなる傾向にある。
好ましいxの値は0〜2であり、特に好ましくは0であ
る。一方、yはその平均値が1より大きい場合、つまり
2糖以上の糖鎖を親水性基とする場合、糖鎖の結合様式
が1−2、1−3、1−4、1−6結合のもの、さらに
α−、β−ピラノシド結合又はフラノシド結合及びこれ
らの混合された結合様式を有する任意の混合物を含むこ
とが可能である。また、一般式(1)中のyの平均値は
1〜5、好ましくは1〜1.5 、より好ましくは 1.1〜1.
4 である。なお、yの測定法はプロトンNMR法による
ものである。
【0012】また、式中のR1は溶解性及び洗浄性の点か
ら炭素数10〜14のアルキル基が好ましい。また、R2は水
溶性の点から炭素数2〜3のアルキレン基が好ましい。
さらに、 Gは単糖類又は2糖類以上の原料によってその
構造が決定されるが、この Gの原料としては、単糖類で
はグルコース、フルクトース、ガラクトース、キシロー
ス、マンノース、リキソース、アラビノース、及びこれ
らの混合物等が挙げられ、2糖類以上ではマルトース、
キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、ゲン
チビオース、ラクトース、スクロース、ニゲロース、ツ
ラノース、ラフィノース、ゲンチアノース、メレジトー
ス、及びこれらの混合物等が挙げられる。これらのう
ち、好ましい原料は、それらの入手容易性及びコストの
点から、単糖類ではグルコース及びフルクトースであ
り、2糖類以上ではマルトース及びスクロースである。
この中でも特に入手容易性の点からグルコースが好まし
い。
【0013】(e)成分としては、これらの非イオン性
界面活性剤及び両性界面活性剤から1種又は2種以上を
組み合わせて用いることができ、成分(a)と成分
(e)の合計が全組成中に10重量%以下の範囲内で配合
するのが好ましい。成分(a)と成分(e)の合計が10
重量%以上では洗浄力に大きな差はなく、逆にすすぎ性
及び拭き取り性が悪化するため好ましくない。(e)成
分を併用する場合、(a)/(e)重量比は、1/10〜
10/1が好ましく、より好ましくは1/5〜5/1、更
に好ましくは1/3〜3/1である。
【0014】本発明の成分(b)の金属キレート剤とし
ては、金属イオンをキレートする能力を有するものであ
れば特に制限されないが、例えばエチレンジアミンテト
ラ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、
ジエチレントリアミンペンタ酢酸、ニトリロトリ酢酸、
トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、アミノトリ(メチ
レンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチリデン−1,1
−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホ
スホン酸)、エチレングリコールビス(2−アミノエチ
ルエーテル)テトラ酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、マレイン酸、ポリアクリル酸、イソアミレン−マレ
イン酸共重合体、グルコン酸、ヒドロキシベンジルイミ
ジノ酢酸、イミジノ酢酸及びこれらの塩が挙げられる。
これらのうち、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸等の多価ヒ
ドロキシカルボン酸類又はこれらの塩、アミノトリ(メ
チレンホスホン酸) 、1−ヒドロキシエチリデン−1、
1−ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラ(メチレン
ホスホン酸)等の多価ホスホン酸類又はこれらの塩を用
いた場合に特に優れた洗浄効果が得られるため好まし
い。
【0015】本発明において成分(b)の金属キレート
剤は1種又は2種以上を組み合わせて用いることがで
き、全組成中に1〜20重量%、特に3〜10重量%の範囲
で配合するのが好ましい。1重量%より少ない場合には
十分な効果が得られず、20重量%より多い場合には保存
中に金属キレート剤の析出が生じ品質の低下を招くため
好ましくない。
【0016】本発明に用いられる成分(c)の水溶性溶
剤は、特に限定されるものではないが、次の一般式
(2)で示される化合物及び炭素数1〜5の一価アルコ
ールから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。 R3O(C2H4O)m(C3H6O)nR4 (2) (式中、R3及びR4は、それぞれ水素原子、炭素数1〜8
のアルキル基、フェニル基又はベンジル基を示すが、R3
及びR4の双方が水素原子となる場合を除く。mは0〜10
の整数を、nは0〜10の整数を示すが、m及びnの双方
が0である場合を除く。)。
【0017】上記一般式(2)で示される水溶性溶剤に
おいて、R3及び/又はR4がアルキル基である場合の炭素
数は1〜4が特に好ましい。また、式(2)中、エチレ
ンオキサイド及びプロピレンオキサイドの平均付加モル
数のm及びnは、それぞれ0〜10のものが用いられる
が、これらの付加順序は特に限定されず、ランダム付加
したものであってもよい。この一般式(2)で示される
水溶性溶剤の具体例としては、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノ
エチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエー
テル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(p=2〜3)ポリオキシプロピレン(p
=2〜3)グリコールジメチルエーテル(pは平均付加
モル数を示す)、ポリオキシエチレン(p=3)グリコ
ールフェニルエーテル、フェニルカルビトール、フェニ
ルセロソルブ、ベンジルカルビトール等が挙げられる。
このうち、洗浄力及び使用感の点から、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ポリオキシエチレン(p=1〜4)グ
リコールフェニルエーテルが好ましい。
【0018】また、炭素数1〜5の一価アルコールとし
ては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル等が例示されるが、中でもエタノールが好適に用いら
れる。
【0019】成分(c)の水溶性溶剤は、油汚れに対す
る洗浄力の面から全組成中に 0.5〜10重量%、好ましく
は1〜7重量%配合される。(c)成分の配合量が 0.5
重量%より少ない場合には十分な油洗浄力が得られず、
10重量%を超えると洗浄対象面の材質によっては変色、
ひび割れ等の劣化の原因となるため好ましくない。
【0020】本発明に用いられる成分(d)の増粘多糖
類は、増粘効果により本発明の液体洗浄剤組成物の特に
トリガー式のスプレーヤーで使用した場合の使用性を向
上させ、ひいては非水平面での洗浄力の向上をもたらす
ものである。かかる多糖類としては、通常増粘剤として
用いられる多糖類であれば特に限定されないが、例え
ば、キサンタンガム、カラギーナン、ローカストビーン
ガム、アルギン酸塩やセルロース誘導体等が挙げられ
る。これらの多糖類は1種又は2種以上を混合して用い
ることができる。これらの中でも特にキサンタンガムが
高い耐塩性を有している点から好ましく用いられる。キ
サンタンガムは、キサントモナス・カンペストリス(Xa
nthomonas campestris) の発酵作用により得られるヘテ
ロ多糖類であり、市販品を用いることができる。なお、
本発明において用いることのできる多糖類は、天然多糖
類及び変性された多糖類を含むものである。
【0021】本発明においてこれらの増粘多糖類(d)
は全組成中0.01〜3重量%、好ましくは0.03〜1重量%
用いられる。増粘多糖類(d)が0.01重量%より少ない
場合には非水平面への使用性(本発明の液体洗浄剤組成
物の泡状態での付着性)が満足できるものでなく、ま
た、3重量%より多い場合には粘度が高くなり過ぎるた
めトリガーレバーが重くなる等の使用性の低下及び、す
すぎ性、拭き取り性の低下等の問題が生じるため好まし
くない。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の液体洗浄剤組成物は、上
記(a)、(b)、(c)及び(d)、さらには(e)
成分を配合して得られるが、必要に応じてハイドロトロ
ープ剤、アルカリ剤、顔料、着色剤、香料、殺菌剤、防
腐剤等を配合することができる。
【0023】本発明の台所まわり用液体洗浄剤組成物
は、前記成分に加え水を常法に従って混合することによ
り製造され、そのpHは6〜8の範囲である。これ以外
の範囲では手荒れ等の問題が生じることがある。
【0024】本発明の液体洗浄剤組成物は、トリガー式
スプレーヤーに充填するのが好ましく、その使用法とし
ては被洗浄部に直接スプレーし、スポンジ等で軽く擦っ
た後に洗い流すか拭き取る方法が好ましい。また、本発
明組成物はステンレス、ホーロー、人造大理石、タイ
ル、プラスチック等の表面の汚れを洗浄するのに使用さ
れるものであり、その汚れとしては台所で発生する無機
質汚れ、油汚れ、水アカ、手アカ、それらの複合汚れが
対象となる。
【0025】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、それ自体
高い洗浄力、特にケイ素やカルシウムを主体とする無機
複合汚れや水アカ等の水まわりの汚れに対する高い洗浄
力を有すると共に、すすぎ性、拭き取り性に優れ、仕上
がり性も良好であり、スプレーヤーでの使用に際し、垂
直面で泡ダレし難く、使用性、作業性に優れている。さ
らには中性で、使用に対する手荒れの心配が少ない。
【0026】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明
するが、本発明はこれらにより何ら制限されるものでは
ない。
【0027】実施例1〜及び比較例1〜8 表1〜4に示す組成の液体洗浄剤組成物を調製し、これ
を用いてその洗浄力、スプレー性、垂直面での泡のタレ
にくさ、すすぎ性/拭き取り性について下記評価方法に
より評価を行った。全ての液体洗浄剤組成物について、
水酸化ナトリウムを用いてpH7に調整した。なお、表
中の数字は重量%を示す。
【0028】<評価方法> 〔洗浄力〕一般家庭の調理台の流しの部分にステンレス
テストピース(3×8cm) を張り付け、その部分を1ケ
月間洗浄せずに実際の汚れを採取した。これを各洗浄液
中に30秒間浸漬し、水洗いした後に下記の評価基準にて
官能評価を行った。 ○:汚れ落ち良好。 △:汚れが落ちない箇所がある。 ×:ほとんど汚れが落ちない。
【0029】〔スプレー性〕各洗浄液を市販のスプレー
ヤーに充填し、スプレーした時のトリガーの引き易さ、
重さについて下記の評価基準にて官能評価を行った。 ○:スプレー性良好。 △:トリガーやや重く、やや引きにくい。 ×:トリガー重く、引きにくい。
【0030】〔泡のタレにくさ〕ステンレス板を垂直に
立てかけ、各洗浄液を市販のスプレーヤーで1ccスプレ
ーし、泡のタレにくさを次の評価基準にて官能評価を行
った。 ◎:泡ダレスピードが非常に遅い。 ○:泡ダレスピードが遅い。 △:泡ダレスピードが速い。 ×:泡ダレスピードが非常に速い。
【0031】〔すすぎ性〕ステンレス板を垂直に立てか
け、各洗浄液を市販のスプレーヤーで1ccスプレーし、
100cc の水を流してすすいだ後のステンレス表面の洗浄
液の残留感について次の評価基準にて官能評価を行っ
た。 ○:すすぎ性良好。 △:ややヌルヌルする。 ×:ヌルヌルする。
【0032】〔拭き取り性〕水平に置いたステンレス板
上に、各洗浄液を市販のスプレーヤーで1ccスプレー
し、乾いたタオルで拭き取った。この時の拭き取り残り
性について次の評価基準にて官能評価を行った。 ○:拭き残り跡がほとんどない。 △:やや拭き取り跡が残る。 ×:拭き残り跡が残る。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】比較例8 市販の液体クレンザーを用いて洗浄力、すすぎ性、拭き
取り性について同様な評価を行ったところ、洗浄力には
優れるものの、すすぎ、拭き取り時における粉残りが見
られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−188699(JP,A) 特開 平7−233394(JP,A) 特開 平8−199189(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 1/38 C11D 3/22 - 3/43 WPI/L(QUESTEL)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)塩化ベンゼトニウム及び/又は塩化
    ベンザルコニウム;0.01〜10重量% (b)金属キレート剤;1〜20重量% (c)水溶性溶剤; 0.5〜10重量% (d)増粘多糖類;0.01〜3重量% を含有し、pHが6〜8であることを特徴とする台所ま
    わり用液体洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、(e)非イオン性界面活性剤及
    び/又は両性界面活性剤を含有する請求項1記載の台所
    まわり用液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 金属キレート剤(b)が、2個以上のカ
    ルボキシル基を有する多価ヒドロキシカルボン酸及び2
    個以上のホスホン酸基を有する多価ホスホン酸又はこれ
    らの塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項1
    は2記載の台所まわり用液体洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 増粘多糖類(d)がキサンタンガムであ
    る請求項1〜の何れか1項記載の台所まわり用液体洗
    浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 非イオン性界面活性剤(e)がアルキル
    グリコシドである請求項2〜の何れか1項記載の台所
    まわり用液体洗浄剤組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜の何れか1項記載の液体洗
    浄剤組成物をトリガー式スプレーヤーに充填してなるこ
    とを特徴とするスプレー式台所まわり用液体洗浄剤組成
    物。
  7. 【請求項7】 台所まわりに付着する無機質汚れ、油汚
    れ、あるいはそれらの複合汚れを請求項1〜の何れか
    1項記載の組成物を用いて洗浄する方法。
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