JP3174658B2 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JP3174658B2 JP06194593A JP6194593A JP3174658B2 JP 3174658 B2 JP3174658 B2 JP 3174658B2 JP 06194593 A JP06194593 A JP 06194593A JP 6194593 A JP6194593 A JP 6194593A JP 3174658 B2 JP3174658 B2 JP 3174658B2
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0094High foaming compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体洗浄剤組成物に関
し、更に詳しくは、洗浄力、起泡力に優れるとともに拭
き取り時に泡が容易に消失し、かつ、拭き残りがなく良
好な仕上りをもたらす液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようする課題】従来、硬
質表面用洗浄剤組成物は、汚れの種類及び程度に応じ
て、次の3種が使い分けられている。即ち、比較的汚れ
の程度の軽い手あか汚れ、未変性油汚れに対しては界面
活性剤/溶剤系の洗浄剤が、台所回り等の熱、日光、空
気中の酸素などの作用により変質した油脂汚れ等には界
面活性剤/溶剤/アルカリ剤系の洗浄剤が、また浴室内
の金属石けん、特に脂肪酸のカルシウム塩に対しては界
面活性剤/溶剤/金属イオン封鎖剤系の洗浄剤が主に用
いられている。
【0003】しかし、これらの洗浄剤を使用した場合、
被洗浄面に界面活性剤やアルカリ剤若しくは金属イオン
封鎖剤が残存するため、洗浄後においても拭き跡が残り
仕上りが不充分であり、二度拭きするか、水で充分にす
すぐ必要があり、煩雑であった。例えば、特表昭62−
501570号公報には、グリコシド界面活性剤、溶
剤、水溶性洗浄剤及びビルダーからなる硬質表面用洗浄
剤組成物が開示されているが、このものは拭き残りが観
察されるため充分なすすぎが必要であった。
【0004】このような問題を解決する試みとして、特
開平2−29498号公報には、陰イオン性界面活性
剤、テルペン系炭化水素溶剤及び水溶性2価金属塩を必
須成分とする住居用液体洗浄剤組成物が開示されてい
る。しかし、このものでガラス面等の硬表面を洗浄した
場合、仕上りに関してはある程度改良されているもの
の、特に洗浄力、起泡力等において実用に供するには更
に改良する必要があった。
【0005】そこで、洗浄力、起泡力等に優れるととも
に特に拭き取り時の拭き残りがなく、仕上りが良好な液
体洗浄剤組成物の開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる実
情に鑑み鋭意検討した結果、後述する特定のスルホン酸
基を2個有するアルキルジフェニルエーテル型界面活性
剤とアルキルグリコシドとを特定割合で含有する組成物
が、洗浄力、起泡力等に優れるとともに特に拭き取り時
の拭き残りのない良好な仕上りを与えることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B); (A)ジフェニルエーテルジスルホン酸型のアニオン性
界面活性剤、(B)アルキルグリコシド、を含有し、か
つ、(A)/(B)が重量比で98/2〜50/50の
範囲にあり、更に(A)+(B)を0.01〜30重量
%含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物を提供す
るものである。
【0008】本発明に用いる(A)成分は、ジフェニル
エーテルジスルホン酸型のアニオン性界面活性剤であっ
て、好ましくは下記一般式(1)及び(2)で表わされ
るものである。
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1 及びR2 は炭素数5〜15の
直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示
し、M及びM′は水素原子、アルカリ金属、アンモニウ
ム基又はアルカノール置換アンモニウム基を示す。)
【0011】式中のR1 及びR2 は、それぞれ炭素数5
〜15の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
であるが、洗浄力及び拭き残りの少なさという点で、炭
素数8〜14のアルキル基、特に12〜14のアルキル
基が好ましい。またM及びM′は水素原子、ナトリウ
ム、カリウム等のアルカリ金属、アンモニウム基又はモ
ノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム
等のアルカノール置換アンモニウム基であるが、就中ア
ルカリ金属が好ましい。また(A)成分の2つの化合物
(1)及び(2)の配合比は、好ましくは重量比で
(1)/(2)=100/0〜25/75、より好まし
くは95/5〜70/30である。この比が25/75
未満、即ち(1)の化合物が、これより少ないと拭き取
り時の拭き取り性が不充分となることも起こりうるので
あまり好ましくない。上記化合物(1)及び(2)はジ
フェニルエーテルのフリーデル・クラフト反応によりア
ルキル化を行い、次いでジクロルメタン等の不活性溶媒
中にて三酸化イオウ等でスルホン化後中和するという通
常の方法により得られる。なお、ジフェニルエーテルに
対するアルキル化反応は、パラ位で選択的に起こるが、
用いるアルキル化試薬の量などの反応条件の違いによっ
て、アルキル化の個数や配向位置の異なるものも得られ
る。しかし、(1)及び(2)で表わされる化合物が主
成分として含まれる範囲内では、特に問題を生じること
はない。
【0012】本発明に用いる(B)成分はアルキルグリ
コシドであって、好ましくは下記一般式(3)で表わさ
れる。
【0013】R3(OR4)xGy (3) (式中、R3 は炭素数8〜18の直鎖若しくは分岐鎖の
アルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示
し、R4 は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭
素数5〜6を有する還元糖に由来する残基を示し、xは
その平均値が0〜5の数を示し、yはその平均値が1〜
15の数を示す。)
【0014】一般式(3)中、xはその平均値が0〜5
であるが、この値が本発明組成物の水溶性及び結晶性を
調整する。つまり、xが高い程、水溶性が高くなり且つ
結晶性が低くなる傾向にある。好ましいxの値は0〜2
であり、特に好ましくは0である。一方、yは、その平
均値が1より大きい場合、つまり2糖以上の糖鎖を親水
性基とする一般式(3)で表わされる界面活性剤を含有
する場合、糖鎖の結合様式は1−2、1−3、1−4、
1−6結合、更にα−、β−ピラノシド結合又はフラノ
シド結合及びこれらの混合された結合様式を有する任意
の混合物を含むことが可能である。また、一般式(3)
中のyの平均値は1〜15、好ましくは1〜10、より
好ましくは1〜3であるが、更に好ましい平均値は1〜
1.5、特に1.1〜1.4である。なお、yの測定法
はプロトンNMR法によるものである。また、一般式
(3)中のR3 は炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖を有
するアルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基
であるが、溶解性、起泡性及び洗浄性の点から、好まし
いのは炭素数10〜14のアルキル基である。また、R
4は炭素数2〜4のアルキレン基であるが、水溶性の点
から好ましい炭素数は2〜3である。更にGは単糖若し
くは2糖以上の原料によってその構造が決定されるが、
このGの原料としては、単糖ではグルコース、フルクト
ース、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソ
ース、アラビノース等及びこれらの混合物等が、2糖以
上ではマルトース、キシロビオース、イソマルトース、
セロビオース、ゲンチビオース、ラクトース、スクロー
ス、ニゲロース、ツラノース、ラフィノース、ゲンチア
ノース、メレジトース等及びこれらの混合物等が挙げら
れる。これらのうち、好ましい単糖類原料は、それらの
入手容易性及びコストの点から、グルコース及びフルク
トースであり、2糖以上ではマルトース及びスクロース
である。この中でも、特に入手容易性の点からグルコー
スが好ましい。
【0015】前記成分(A)と(B)との重量比は、起
泡力及び拭き取り性の点から、98/2〜50/50、
好ましくは96/4〜60/40、最も好ましくは94
/6〜80/20である。(A)/(B)が98/2よ
り多いと、起泡力が弱く、また、50/50未満では拭
き取り性が不充分となる。また、(A)と(B)との配
合量の和は0.01〜30重量%(以下、単に「%」と
いう)、好ましくは0.05〜15%、最も好ましくは
0.1〜10%である。0.01%未満では、界面活性
剤が果たすべき乳化作用、分散作用及び可溶化作用が不
充分であり、一方、30%を超えて配合してもそれ以上
の効果は期待されない。
【0016】本発明の組成物には、下記一般式(4)、
(5)、(6)
【0017】
【化4】
【0018】(式中、R5 及びR6 は、ともに水素原子
である場合を除き、水素原子又は炭素数1〜6のアルキ
ル基を示し、R7 、R8 及びR9 は炭素数1〜3のアル
キル基を示し、m及びnはそれぞれ0〜3の数を示す。
但し、mとnとが同時に0である場合を除く。)
【0019】で表わされる水溶性溶剤、炭素数1〜5の
一価アルコール及び炭素数4〜12の二価アルコールか
ら選ばれる一種又は二種以上(成分(C))の水溶性溶
剤を0.1〜50%、好ましくは1〜30%、特に好ま
しくは1〜20%含有せしめることが好ましい。
【0020】一般式(4)で表わされる化合物として
は、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ヘキサプロピレングリコールモノエチルエーテル、
テトラプロピレングリコールジメチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(m=1)ポリオキシプロピレン(n=
3)グリコールモノエチルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(m=1)ポリオキシプロピレン(n=1)グリコー
ルブチルエーテル等が挙げられる。
【0021】一般式(5)で表わされる化合物として
は、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3
−ジエチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0022】一般式(6)で表わされる化合物として
は、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−エトキ
シ−3−メチルブタノール等が挙げられる。
【0023】炭素数1〜5の一価アルコール及び炭素数
4〜12の二価アルコールの具体例としては、メタノー
ル、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、
イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、ペンチ
ルアルコール、ネオペンチルアルコール、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、イソプレングリコー
ル、トリメチレングリコール、2,2,4−トリメチル
−1,3−ペンタンジオール等が挙げられる。これら水
溶性溶剤の中でも洗浄力及び拭き取りの容易さの点か
ら、一般式(4)で表わされる化合物、エタノール及び
イソプロピルアルコールが好ましい。特に一般式(4)
で表わされる化合物、例えばプロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル等が優れている。
【0024】かかる水溶性溶剤は、それぞれ単独で使用
することもでき、また2種以上を組み合わせて使用する
こともできる。本発明の組成物における水溶性溶剤の配
合量が0.1%未満では溶剤として充分満足できる洗浄
効果が発現せず、また50%を超えると仕上り性が損な
われ好ましくない。
【0025】更に、本発明の組成物には、液状アミン化
合物及び金属封鎖剤からなる群より選ばれる一種又は二
種以上を0.01〜30%、好ましくは0.01〜20
%、特に好ましくは0.05〜10%含有せしめること
ができる。液状アミン化合物としては、例えばアンモニ
ア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、ジエチレントリアミン、ジエチルア
ミノエタノール、N−メチルプロパノール、N−(β−
アミノエチル)エタノールアミン、モルホリン、N−エ
チルモルホリン等が挙げられる。これらの中でも特にモ
ノエタノールアミン及びモルホリンが好ましい。金属イ
オン封鎖剤は、通常洗浄剤組成物に使用されるものなら
ばいずれも使用でき、特に限定されるものではないが、
好ましくはクエン酸、リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシ
カルボン酸、ピロリン酸等の縮合リン酸、エチレンジア
ミン四酢酸、ヒドロキシエチレンジアミン酢酸等のアミ
ノカルボン酸又はこれらの水溶性塩が挙げられる。これ
らの水溶性塩としてはナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩が挙げられる他、アンモニウム塩、アミン
塩、アルカノールアミン塩も挙げることができる。
【0026】本発明の組成物には、目的に応じ、本発明
の効果を損なわない範囲で、例えば組成物中に0.01
〜20%、好ましくは0.05〜10%の範囲で前記
(A)以外の界面活性剤を配合することができる。この
ような界面活性剤は特に限定されないが、非イオン性、
陰イオン性及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる
1種又は2種以上のものが好ましい。具体的には次のも
のが挙げられる。
【0027】陰イオン性界面活性剤としては、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩類、アルキレンオキシド付加アル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩類、アルキル又はア
ルケニル硫酸塩類、オレフィンスルホン酸塩類、アルカ
ンスルホン酸塩類、脂肪酸塩類、アルキレンオキシド付
加アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩類、α
−スルホ脂肪酸塩類及びそのエステル類等が挙げられ
る。陰イオン性界面活性剤の対イオンとしては、ナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属又はアンモニウム塩若
しくはモノエタノールアンモニウム、ジエタノールアン
モニウム、トリエタノールアンモニウム等のアルカノー
ル置換アンモニウム基を挙げることができる。
【0028】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル類、ポリ
オキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、蔗糖脂
肪酸エステル類、脂肪酸グリセリンエステル類、アミン
オキシド類等が挙げられる。
【0029】両性界面活性剤としては、例えば炭素数1
〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基
を有するスルホベタイン及びカルボベタイン等が挙げら
れる。両性界面活性剤のうち、洗浄力若しくは拭き取り
性の向上の点からアミンオキシド類、スルホベタイン類
及びカルボベタイン類が好ましい。
【0030】また、本発明の組成物には、本発明の効果
を損なわない範囲でモノテルペン及びセスキテルペンか
ら選ばれるテルペン系炭化水素を配合することができ
る。テルペン系炭化水素としては以下のものが挙げられ
る。モノテルペン系炭化水素としてはオレンジ油、レモ
ン油等に含まれるD−又はL−リモネン、テルピン油等
に含まれるα−ピネン、パイン油等に含まれるα−テル
ピネオール等を例示することができ、セスキテルペン系
炭化水素としてはシグ油、クローバ油、カナンガ油に多
く含まれるカリオフィレン、セドレン等を例示すること
ができる。テルペン系炭化水素は、本発明の洗浄剤組成
物中に0.001〜10%、好ましくは、0.01〜8
%配合されるのが適当である。
【0031】本発明洗浄剤組成物をエアゾールのような
形態で使用するときは、缶腐蝕の問題から、ケイ酸ソー
ダ、アンモニア、安息香酸ソーダ、亜硝酸ソーダ、ベン
ゾトリアゾール、ベンゾチアゾール等の化合物を防錆剤
として使用することが好ましい。
【0032】この他にも、必要に応じて通常の分散剤、
染料、顔料、防腐剤及び殺菌剤等の任意成分を適宜添加
することも可能である。
【0033】本発明の洗浄剤組成物は、通常上記の
(A)及び(B)の必須成分及び任意成分にバランス量
の水を加え、常法に従って調製することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、洗浄力、
起泡力等に優れるとともに、特に拭き取り時に泡が容易
に消失し、かつ拭き残りのない良好な仕上りを与えるも
のである。
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】実施例1〜6及び比較例1〜3 表1に組成を示す液体洗浄剤組成物を常法に従って調製
し、下記評価方法により拭き取り性、拭き残り性及び洗
浄力につき評価した。
【0037】〔拭き取り性の評価〕実際の家庭の窓ガラ
スに、市販のスプレーヤーで3ccスプレーし、乾いたタ
オルで拭き取った。拭き取り時に引きずる泡の量と、そ
の泡が消える速度を次の評価基準により官能評価した。 ○:タオルで拭いている時泡を引きずらない。(拭いて
いる間、すぐに泡が消える。) △:タオルで拭いている時、やや泡を引きずる。(拭い
ている間、すぐには泡が消えにくい。) ×:タオルで拭いている時、泡を引きずる。(拭いてい
る間、泡が消えない。) 〔拭き残り性(仕上り性)の評価〕前記拭き取り性の評
価を行った後、拭き残り性を次の評価基準により官能評
価した。 ◎:拭き跡が全く残らない。 ○:拭き跡がほとんど残らない。 △:やや拭き跡が残る。 ×:拭き跡が残る。 〔洗浄力の評価〕10cm×10cmのガラスプレート上
に、手アカ汚れを強制的に付着させ1ケ月間室温放置し
たものをモデル汚れとした。モデル汚れに、各洗浄液を
市販のスプレーヤーで1ccスプレーし、乾いたタオルで
拭き取った後に、下記の評価基準にて官能評価を行っ
た。 ◎:汚れ落ち非常に良好。 ○:汚れ落ち良好。 △:汚れが落ちない箇所がある。 ×:ほとんど汚れが落ちない。 結果を併せて表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示す結果より明らかなように、本発
明組成物(実施例1〜6)は、比較品(比較例1〜3)
に比べ、いずれも良好な拭き取り性、拭き残り性及び洗
浄力を示すことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−228591(JP,A) 特開 平4−292696(JP,A) 特開 平3−56596(JP,A) 特開 昭58−104625(JP,A) 米国特許3717590(US,A) 米国特許4071463(US,A) 米国特許4390448(US,A) 米国特許4540715(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/83 C11D 1/24 C11D 1/68 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B); (A)ジフェニルエーテルジスルホン酸型のアニオン性
    界面活性剤、 (B)アルキルグリコシド、を含有し、かつ、(A)/
    (B)が重量比で98/2〜50/50の範囲にあり、
    更に(A)+(B)を0.01〜30重量%含有するこ
    とを特徴とする液体洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分が下記一般式(1)及び
    (2) 【化1】 (式中、R1 及びR2 は炭素数5〜15の直鎖若しくは
    分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、M及び
    M′は水素原子、アルカリ金属、アンモニウム基又はア
    ルカノール置換アンモニウム基を示す)で表わされ、
    (1)/(2)が重量比で100/0〜25/75の範
    囲にあるアニオン性界面活性剤である請求項1記載の液
    体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分が下記一般式(3) R3(OR4)xGy (3) (式中、R3 は炭素数8〜18の直鎖若しくは分岐鎖の
    アルキル基、アルケニル基又はアルキルフェニル基を示
    し、R4 は炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Gは炭
    素数5〜6を有する還元糖に由来する残基を示し、xは
    その平均値が0〜5の数を示し、yはその平均値が1〜
    15の数を示す)で表わされるアルキルグリコシドであ
    る請求項1又は2記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 更に、次の成分(C); (C)下記一般式(4)、(5)、(6) 【化2】 (式中、R5 及びR6 は、ともに水素原子である場合を
    除き、水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、
    7 、R8 及びR9 は炭素数1〜3のアルキル基を示
    し、m及びnはそれぞれ0〜3の数を示す。但し、mと
    nとが同時に0である場合を除く。)で表わされる化合
    物、炭素数1〜5の一価アルコール及び炭素数4〜12
    の二価アルコールからなる群より選ばれる一種又は二種
    以上の水溶性溶剤を0.1〜50重量%含有する請求項
    1、2又は3記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 更に、液状アミン化合物及び金属封鎖剤
    からなる群より選ばれる一種又は二種以上を0.01〜
    30重量%含有する請求項1〜4のいずれかに記載の液
    体洗浄剤組成物。
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Cited By (1)

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