JPH09183568A - シート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置

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JPH09183568A
JPH09183568A JP34405995A JP34405995A JPH09183568A JP H09183568 A JPH09183568 A JP H09183568A JP 34405995 A JP34405995 A JP 34405995A JP 34405995 A JP34405995 A JP 34405995A JP H09183568 A JPH09183568 A JP H09183568A
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folding
conveyance path
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rotating body
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】折り処理性能に優れ、しかも生産性にも優れた
シート折り装置を提供する。 【解決手段】第1の搬送路300に導入されたシート束
の厚みをシート束厚みセンサ50で検知し、この検知信
号をCPU400に入力して、該CPU400でもって
折りローラ3の駆動用のモータ20の正・逆回転の作動
を制御する。厚いシートでは複数回折ることによって折
り精度を上げることができる一方で、所定の厚み以下の
シートでは、複数回折りを行わないために、生産性を上
げることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成済のシー
トやシート束を折るために使用されるシート折り装置及
び該シート折り装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート折り装置としては、例え
ば、図4に示されるようなものが知られている。
【0003】図4において、折り処理するシートを装置
内部に導入するため、入口ガイド131,132で開口
部が形成されると共に、この入口ガイド131,132
につながるシートガイド133,134が形成されてお
り、そのシートガイド133,134の途中にシートス
トッパ135が配設されている。
【0004】108は突き出し板であって、この突き出
し板108は、突き出し板保持部材107によって保持
されている。突き出し板保持部材107には支軸111
が取り付けられ、この支軸111には突き出しアーム1
12の一端(図1中左端)が回動可能に嵌合されてい
る。突き出しアーム112の他端(図1中右端)は、突
き出し駆動板113に取り付けられた支軸に回動可能に
嵌合されている。突き出し駆動板113は、突き出しモ
ータ114に減速機(突き出し駆動板113に固定した
ギヤとそのギヤに噛合するアイドルギヤ)を介して連繋
され、突き出しモータ114によって駆動される。突き
出し駆動板113が回転すると、突き出しアーム112
及び突き出し保持部材107を介して突き出し板108
が図中A,B方向に平行移動をするようになっている。
尚、上記入口ガイド131,132とシートガイド13
3,134とによって第1の搬送路が構成されている。
【0005】この第1の搬送路から分岐するように排出
ガイド141,142が形成されている。そして、この
排出ガイドが第2の搬送路を構成している。この第2の
搬送路には、折りローラ対102,103が配置されて
いる。このうち、折りローラ102は、折りローラ10
3の方向に図示しない加圧機構によって加圧されてい
る。折りローラ103には、同軸上にギヤ122が一体
的に取り付けられている。このギヤ122は、折りモー
タ120の出力軸に固定したギヤ121に噛合してい
る。従って、折りローラ102,103は、折りモータ
120によって回転駆動される。尚、排出ガイド14
1,142の排出口側端部には、シートの通過を検知す
る排出センサ143が配設されている。
【0006】そして、折りローラ102,103によっ
て折られたシート束は、排出トレイ143上に排出さ
れ、順次積載される。
【0007】シート束は、該シート折り装置によって次
のように折られる。
【0008】あらかじめ整合されたシート束を入口ガイ
ド131,132の間に挿入し、図示しないスタートボ
タンを押すと、折りモータ120及び突き出しモータ1
14が回転する。これによって、挿入されたシート束が
A方向に移動してきた突き出し板108によって折りロ
ーラ102,103のニップに案内される。
【0009】シート束は、折りローラ102,103間
に挟み込まれ、折りローラ102,103によって折ら
れる。折られたシート束は、折りモータ120によって
回転駆動されている折りローラ102,103によって
搬送される。折られたシート束の先端が排出センサ14
3に達すると、排出センサ143がそのシート束の先端
を検知して、その検知信号に基づいて折りモータ120
が停止させられる。
【0010】その後、折りモータ120が逆方向に回転
させられると、折りローラ102,103がD方向に回
転して、折り処理されたシート束が折りローラ102,
103のニップを通過したところで、折りモータ120
の駆動が停止させられる。その後、更に突き出し板10
8がA方向に移動させられ、同時に折りローラ102,
103がC方向に回転させられ、折り目のついたシート
束が再度折られることになる。
【0011】これによって、シート束の折り目が3度折
りローラ対102,103のニップを通過する。
【0012】その後、更に折りモータ120を回転し続
け、シート束を排出トレイ144上に排出し、順次積載
する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート折り装置は、一度に折り処理するシート枚数
が少ない場合でも、シート束を必ずスイッチバックさせ
るようになっていたため(例えば、一度に折り処理する
シートが2枚でもスイッチバックさせるため)、スイッ
チバックさせないときと然程かわらない折り性能である
にもかかわらず、シート束を往復させるのに時間を費や
し、生産性(シート束の折り処理の作業性)が落ちると
いう問題があった。
【0014】そこで、本発明は、このような従来技術の
不具合を解消し、折り処理性能に優れ、しかも生産性に
も優れたシート折り装置及び該シート折り装置を備えた
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1記載の発明は、シートを折り
状態で通過させる一対の回転体と、該回転体にシートを
導く手段と、シートの厚み情報に応じて前記回転体を制
御し、該回転体を正・逆回転させ或は正・逆回転の回数
を変える駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】又、請求項2記載の発明は、シートを導入
する第1の搬送路と、該第1の搬送路から分岐する第2
の搬送路と、該第2の搬送路に少なくとも一対配置さ
れ、該第2の搬送路内に導入されるシートを押圧すると
共に、シートを正・逆両方向に移動させることができる
回転体と、該回転体に連繋され、該回転体を正・逆両方
向に駆動する回転体駆動手段と、前記第2の搬送路が前
記第1の搬送路から分岐する分岐部近傍に配置され、前
記第1の搬送路内のシートを前記回転体のニップ部へ案
内するシート突き出し手段と、前記分岐部よりもシート
搬送方向下流側の前記第1の搬送路に移動可能に配置さ
れ、前記第1の搬送路内のシートの先端部に当接して、
シートの所定部を前記シート突き出し手段の配置部に位
置させるシートストッパと、を備えたシート折り装置に
おいて、前記第1の搬送路に導入されたシートの厚みを
信号化するシート厚出力手段と、該シート厚出力手段か
らの出力信号に基づいて、前記回転体駆動手段を正回転
又は逆回転させる制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0017】又、請求項3記載の発明は、請求項2に記
載した前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路の前
記分岐部よりもシート搬送方向上流側に配置されたシー
ト厚検知センサであることを特徴としている。
【0018】又、請求項4記載の発明は、請求項2に記
載した前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路に導
入されるシートの枚数を検知するシート枚数検知センサ
であることを特徴としている。
【0019】又、請求項5記載の発明は、請求項2に記
載した前記シート厚出力手段が、外部制御装置であるこ
とを特徴としている。
【0020】又、請求項6記載の発明は、請求項3記載
の前記シート厚検知センサが、前記第1の搬送路内に弾
性付勢されて突出し、前記第1の搬送路に導入されたシ
ートによって回動させられるレバーと、該レバーが所定
量回動すると作動するセンサ部と、を備えたことを特徴
としている。
【0021】又、請求項7記載の発明は、請求項2に記
載した前記第1の搬送路にシートの所定位置を綴じるシ
ート綴じ手段を配置したことを特徴としている。
【0022】更に、本発明の画像形成装置は、上記いず
れかのシート折り装置と、該シート折り装置で処理され
るシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたこと
を特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0024】図1は、本実施の形態に係るシート折り装
置の概略構成を示す図である。
【0025】この図1に示すように、フレーム1には、
装置内部に折り処理用のシートを導入するための入口ガ
イド31,32と、この入口ガイド31,32につなが
るシートガイド33,34が形成されている。尚、これ
ら入口ガイド31,32及びシートガイド33,34に
よって第1の搬送路300が構成されている。
【0026】そして、この第1の搬送路300の途中に
は、該第1の搬送路300から分岐する第2の搬送路3
01が形成されている。そして、その第2の搬送路30
1の分岐部302側には、折りローラ(回転体)2,3
が配置されている。このうち、折りローラ3は、ベアリ
ングを介してフレーム1に回転自在に取り付けられてい
る。一方、折りローラ2は、ベアリングを介して加圧板
15に回転自在に取り付けられている。加圧板15は、
フレーム1に固着された加圧支点16を中心に揺動可能
に構成されている。そして、この加圧板15の一端には
バネ17を係止してあり、このバネ17により加圧板1
5が加圧支点16を中心に反時計回り方向に常時付勢さ
れている。従って、折りローラ2は、バネ17のバネ力
でもって折りローラ3に加圧されるようになっている。
又、折りローラ3は、同軸上にギヤ22が固着されてお
り、このギヤ22が折りモータ(スラッピングモータ)
20のピニオンギヤ21に噛合している。従って、折り
モータ(回転体駆動手段)20の駆動力がギヤ21,2
2を介して折りローラ3に伝達される。 [突き出し機構]第1の搬送路300を構成するシート
ガイド34の分岐部302に対向する部位(配置部30
4)には、シート突き出し手段303が配置されてい
る。このシート突き出し手段303は、開口部304か
ら折りローラ2,3のニップ部直前に突出する突き出し
板8を備え、該突き出し板8を突き出し板保持部材7に
よって保持するようになっている。突き出し板保持部材
7は、フレーム1に形成された図示しない長穴に沿って
平行移動するようになっている。突き出し板保持部材7
の両側にはそれぞれ支軸11が固着され、その支軸11
には突き出しアーム12の一端(図1中左端)が回動自
在に嵌合されている。突き出しアーム12の他端(右
端)には、突き出し駆動板13b上の支軸13cが回動
可能に嵌合されている。
【0027】突き出し駆動板13bは、図1の紙面に垂
直な方向に一対に配置され、突き出し駆動軸13aに固
着されている。突き出し駆動軸13a上には、突き出し
駆動ギヤ13dが固着されている。この突き出し駆動ギ
ヤ13dは、アイドルギヤ14bを介してを突き出し駆
動モータ(ステッピングモータ)14のモータギヤ14
aに連繋されており、突き出し駆動モータ14の回転が
モータギヤ14a及びアイドルギヤ14bによって減速
されて伝達される。尚、モータギヤ14aは、モータの
出力軸上に固着されている。従って、突き出し駆動モー
タ14の回転によって突き出し駆動軸13aが回転し、
更にその突き出し駆動軸13aに固着された突き出し駆
動板13bが回転する。これによって突き出しアーム1
2が揺動して、突き出し保持部材7が平行移動(図1中
折りローラ2,3のニップ部側に移動)をするようにな
っている。
【0028】折りローラ2,3の図1中下方に配設され
たシートガイド33,34は、その下端部にシートの先
端位置を規制するシートストッパ35を備えている。こ
のシートストッパ35は、装置外部に突出する図外のレ
バーによって図1中上下(a,b)方向にスライドさせ
ることができるようになっており、ユーザが折りたいシ
ートサイズにあわせてレバーを操作すれば、図1中矢印
のa,b方向に操作量に応じて移動する。
【0029】41,42は排出ガイドである。この排出
ガイド41,42は、図1中折りローラ2,3よりも左
側に位置し、前記第2の搬送路301を構成している。
そして、この排出ガイド41,42の大気側(図中左
側)端部には、シートの通過を検知する排出センサ43
が配置されている。この排出センサ43は、透過型のフ
ォトセンサで構成されている。そして、排出ガイド4
1,42によって案内されて外部に排出された折り処理
済のシート束は、排出トレイ44上に積載されるように
なっている。 [シート束厚みセンサ]次に、本実施の形態に係るシー
ト折り装置に使用されるシート束厚みセンサ(シート厚
出力手段)50について述べる。
【0030】このシート束厚みセンサ50は、入口ガイ
ド31,32の開口部側に配置されており、入口ガイド
31と入口ガイド32の間を通過するシート束の厚みを
検知するようになっている。そして、このシート束厚み
センサ50は、第1の搬送路300内に突出するシート
束厚みセンサフラグ(レバー)51と、透過型フォトセ
ンサ(センサ部)53とを備え、前記シート束厚みセン
サフラグ51が支点52を中心に回動できるようになっ
ている。シート束厚みセンサフラグ51は、図示しない
バネで常時時計回り方向に付勢され、その一端部51a
が入口ガイド31側に突出するようになっている。シー
ト束が入口ガイド31,32間に挿入されると、シート
束厚みセンサフラグ51がシート束の厚みに応じて回動
し、シート束が一定厚以上になると、シート束厚みセン
サフラグ51の他端部51bが透過型フォトセンサ53
の支軸を遮断して、シート束が所定厚以上であることを
検知する。検知信号は、透過型フォトセンサ53から制
御手段としてのCPU400に出力される。 [折り動作]次にシート束の折り動作について、図1,
図2及び図3を用いて説明する。
【0031】まず、シートストッパ35に連繋させたシ
ートサイズレバー(図示せず)を操作し、これから折ろ
うとするシートサイズに合致する位置までシートストッ
パ35を移動させる。
【0032】折ろうとするシート束を入口ガイド31,
32に沿って挿入すると、シート束厚みセンサフラグ5
1がそのシート束に接触して回動する。これによって、
シート束が所定の厚み以上か否かが検知される。更に、
シート束は、シートガイド33,34に沿って案内さ
れ、シートストッパ35に先端が突き当たって停止す
る。
【0033】シート束の第1の搬送路300へのセット
(積載)が終了したら、図示しないスタートボタンを押
す。このスタートボタンの信号は、CPU400に入力
され、CPU400から突き出し駆動モータ14及び折
りモータ20に制御信号が出力される。これによって突
き出し駆動モータ14及び折りモータ20が回転を始め
る。そして、折りモータ20の回転が折りローラ3に伝
達されるため、折りローラ2,3が図2(a)中のC方
向に回転する。又、突き出し駆動モータ14の回転がシ
ート突き出し手段303に伝達され、突き出し板8がA
方向に移動し、シート9束を折りローラ2,3側に突き
出す動作を開始する(図2(a))。
【0034】そして、図2(b)に示す様に、突き出し
板8は、シート束9を山型に変形させながら折りローラ
2,3に突き当てる。そうすると、突き出し板8によっ
て加えられた突き出し力により、折りローラ2,3とシ
ート束の間に摩擦力が生じ、更に折りローラ2,3の回
転力によりシート束9が折りローラ2,3のニップ内に
入り込む。その際、突き出し板8は、図示しないストッ
パに当接し、折りローラ2,3側への移動を阻止され、
折りローラ2,3のニップ内に入り込むのを防止され
る。
【0035】ここで、シート束厚みセンサ50によって
検知された厚みデータがOFF、すなわち、シート束の
厚みが一定厚以下であれば(図3、S202)、更に折
りローラ2,3を回転させてシート束9を排出する(S
203)。シート束は、排出ガイド41,42を通過し
て、排出トレイ44に排出され、順次積載される。
【0036】次に、シート束厚みセンサ50によって検
知された厚みデータがON(S202)、すなわちシー
ト束の厚みが一定厚以上であれば、以下の動作を行う。
【0037】折られたシート束9が、排出センサ43を
通過したことが排出センサ43で検知されると(図2
(d)、図3(S205))、折りモータ20の回転が
停止される。その後、折りモータ20を先述と逆方向に
回転させて(S206)、折りローラ2,3を図2
(e)に示す矢印D方向に回転させる。これによって、
シート束9が逆方向に移送される。
【0038】シート束9が折りローラ2,3のニップを
通過し、更に若干量移送されると、折りモータ20の回
転が停止させられる(図2(f))。
【0039】この後、図2(a),図2(b),図2
(c)の動作を行って(S207)、折られたシート束
9が排出トレイ44に排出されるに足りる分だけ折りモ
ータ20が回転させられ、その後折りモータ20が停止
させられる(S220)。この折りモータ20や突き出
し駆動モータ14は、制御手段としてのCPU400に
連繋され、このCPU400によって作動制御されるよ
うになっている。
【0040】尚、上記実施の形態では、全体的に必ず折
りローラを正・逆回転させる構成であるが、シートの厚
さに応じて折りローラの正・逆回転の回数を増加或は減
少(シート厚さが所定厚さ以下の場合には正・逆回転の
回数をゼロ、即ち正回転のみ)させるようにしてもよ
い。
【0041】又、本実施の形態では、シート束厚み検知
センサを設け、折ろうとするシート束の厚みによって、
折りを複数回行う構成としたが、本実施の形態に係るシ
ート折り装置を複写機やプリンタに接続して、該複写機
等から本シート折り装置にシートが1枚ずつ送られる場
合には、複写機等の外部制御装置(シート厚出力手段)
401から送られてくる枚数情報や、またはシート束厚
み検知センサのかわりにシート枚数検知センサ(シート
厚出力手段)402を設けて、折ろうとするシートの枚
数から厚みに換算して、折りの回数を決定してもよい。
【0042】更に、本実施の形態におけるシート束の折
り処理の前に、被折りシート束のほぼ中央にステイプル
可能なシート綴じ手段を配設して、シート束を綴じた後
に前述のシート束折りを行い、見開き状の冊紙を作成す
ることも可能である。 [画像形成装置]図5は、前記シート折り装置を使用し
た画像形成装置の一例を示すものである。
【0043】この画像形成装置500は、画像形成装置
本体501に本発明に係るシート折り装置503を接続
したものである。尚、シート折り装置503は、シート
導入用の付属装置502をフレーム1の上部に取り付け
てある。
【0044】このような画像形成装置500は、カセッ
ト505又はカセット506から送り出されたシートに
画像形成部507で画像を形成し、画像形成済のシート
を搬送ローラ508と排出ローラ509で付属装置50
2側に送り出す。そして、付属装置502は、導入ロー
ラ510でそのシートを受け取り、そのシートの枚数を
枚数カウンター手段511で計数した後、そのシートを
案内ローラ512でシート折り装置503内に送り込む
ようになっている。シート折り装置503は、前記した
ようにシートを折り処理する。
【0045】尚、画像形成装置本体501の上部には、
原稿自動送り装置504が取り付けられ、その原稿自動
送り装置504に原稿カウンター手段513が配置され
ている。又、画像形成装置本体501には、コピー枚数
設定釦514が取り付けられている。
【0046】以上の実施の形態は、シート折り装置50
3を画像形成装置本体501と組み合わせて使用し、シ
ートの折り処理を自動的に行うようにしたものである
が、シート折り装置503を単独で使用することもで
き、又、画像形成装置本体501のシート排出部にシー
ト折り装置503の第1の搬送路300が開口するよう
な構成であれば、付属装置502は不要である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
厚いシートでは複数回折るか或は折り回数を増加させる
ことによって折り精度を上げることができる一方で、所
定の厚み以下のシートでは、複数回折りを行わないか或
は折り回数を少なくするために、生産性を上げることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート折り装置の断
面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るシート折りの手順を
説明する作動説明図。図2(a)は第1の作動説明図、
図2(b)は第2の作動説明図、図2(c)は第3の作
動説明図、図2(d)は第4の作動説明図、図2(e)
は第5の作動説明図、図2(f)は第6の作動説明図。
【図3】本発明の実施の形態に係るシート折り装置の作
動手順を示すフローチャート図。
【図4】従来のシート折り装置の断面図。
【図5】本発明のシート折り装置を備えた画像形成装置
の概略構成図。
【符号の説明】
2 折りローラ(回転体) 3 折りローラ(回転体) 20 折りモータ(回転体駆動手段) 35 シートストッパ 50 シート束厚みセンサ(シート厚出力手段) 51 シート束厚みセンサフラグ(レバー) 53 透過型フォトセンサ(センサ部) 300 第1の搬送路 301 第2の搬送路 302 分岐部 303 シート突き出し手段 304 配置部 400 CPU(制御手段) 401 外部制御装置(シート厚出力手段) 402 シート枚数検知手段(シート厚出力手段) 500 画像形成装置 503 シート折り装置 507 画像形成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを折り状態で通過させる一対の回
    転体と、 該回転体にシートを導く手段と、 シートの厚み情報に応じて前記回転体を制御し、該回転
    体を正・逆回転させ或は正・逆回転の回数を変える駆動
    手段と、 を備えたことを特徴とするシート折り装置。
  2. 【請求項2】 シートを導入する第1の搬送路と、 該第1の搬送路から分岐する第2の搬送路と、 該第2の搬送路に少なくとも一対配置され、該第2の搬
    送路内に導入されるシートを押圧すると共に、シートを
    正・逆両方向に移動させることができる回転体と、 該回転体に連繋され、該回転体を正・逆両方向に駆動す
    る回転体駆動手段と、 前記第2の搬送路が前記第1の搬送路から分岐する分岐
    部近傍に配置され、前記第1の搬送路内のシートを前記
    回転体のニップ部へ案内するシート突き出し手段と、 前記分岐部よりもシート搬送方向下流側の前記第1の搬
    送路に移動可能に配置され、前記第1の搬送路内のシー
    トの先端部に当接して、シートの所定部を前記シート突
    き出し手段の配置部に位置させるシートストッパと、 を備えたシート折り装置において、 前記第1の搬送路に導入されるシートの厚みを信号化す
    るシート厚出力手段と、 該シート厚出力手段からの出力信号に基づいて、前記回
    転体駆動手段を正回転又は逆回転させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするシート折り装置。
  3. 【請求項3】 前記シート厚出力手段が、前記第1の搬
    送路の前記分岐部よりもシート搬送方向上流側に配置さ
    れたシート厚検知センサであることを特徴とする請求項
    2記載のシート折り装置。
  4. 【請求項4】 前記シート厚出力手段が、前記第1の搬
    送路に導入されるシートの枚数を検知するシート枚数検
    知センサであることを特徴とする請求項2記載のシート
    折り装置。
  5. 【請求項5】 前記シート厚出力手段が、外部制御装置
    であることを特徴とする請求項2記載のシート折り装
    置。
  6. 【請求項6】 前記シート厚検知センサが、 前記第1の搬送路内に弾性付勢されて突出し、前記第1
    の搬送路に導入されたシートによって回動させられるレ
    バーと、 該レバーが所定量回動すると作動するセンサ部と、 を備えたことを特徴とする請求項3記載のシート折り装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の搬送路にシートの所定位置を
    綴じるシート綴じ手段を配置したことを特徴とする請求
    項2記載のシート折り装置。
  8. 【請求項8】 記請求項1乃至請求項7いずれか1項に
    記載のシート折り装置と、該シート折り装置で処理され
    るシートに画像を形成する画像形成部を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
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