JP3747955B2 - シート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成済のシートやシート束を折るために使用されるシート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート折り装置としては、例えば、図4に示されるようなものが知られている。
【0003】
図4において、折り処理するシートを装置内部に導入するため、入口ガイド131,132で開口部が形成されると共に、この入口ガイド131,132につながるシートガイド133,134が形成されており、そのシートガイド133,134の途中にシートストッパ135が配設されている。
【0004】
108は突き出し板であって、この突き出し板108は、突き出し板保持部材107によって保持されている。突き出し板保持部材107には支軸111が取り付けられ、この支軸111には突き出しアーム112の一端(図中左端)が回動可能に嵌合されている。突き出しアーム112の他端(図中右端)は、突き出し駆動板113に取り付けられた支軸に回動可能に嵌合されている。突き出し駆動板113は、突き出しモータ114に減速機(突き出し駆動板113に固定したギヤとそのギヤに噛合するアイドルギヤ)を介して連繋され、突き出しモータ114によって駆動される。突き出し駆動板113が回転すると、突き出しアーム112及び突き出し保持部材107を介して突き出し板108が図中A,B方向に平行移動をするようになっている。尚、上記入口ガイド131,132とシートガイド133,134とによって第1の搬送路が構成されている。
【0005】
この第1の搬送路から分岐するように排出ガイド141,142が形成されている。そして、この排出ガイドが第2の搬送路を構成している。この第2の搬送路には、折りローラ対102,103が配置されている。このうち、折りローラ102は、折りローラ103の方向に図示しない加圧機構によって加圧されている。折りローラ103には、同軸上にギヤ122が一体的に取り付けられている。このギヤ122は、折りモータ120の出力軸に固定したギヤ121に噛合している。従って、折りローラ102,103は、折りモータ120によって回転駆動される。尚、排出ガイド141,142の排出口側端部には、シートの通過を検知する排出センサ143が配設されている。
【0006】
そして、折りローラ102,103によって折られたシート束は、排出トレイ144上に排出され、順次積載される。
【0007】
シート束は、該シート折り装置によって次のように折られる。
【0008】
あらかじめ整合されたシート束を入口ガイド131,132の間に挿入し、図示しないスタートボタンを押すと、折りモータ120及び突き出しモータ114が回転する。これによって、挿入されたシート束がA方向に移動してきた突き出し板108によって折りローラ102,103のニップに案内される。
【0009】
シート束は、折りローラ102,103間に挟み込まれ、折りローラ102,103によって折られる。折られたシート束は、折りモータ120によって回転駆動されている折りローラ102,103によって搬送される。折られたシート束の先端が排出センサ143に達すると、排出センサ143がそのシート束の先端を検知して、その検知信号に基づいて折りモータ120が停止させられる。
【0010】
その後、折りモータ120が逆方向に回転させられると、折りローラ102,103がD方向に回転して、折り処理されたシート束が折りローラ102,103のニップを通過したところで、折りモータ120の駆動が停止させられる。その後、更に突き出し板108がA方向に移動させられ、同時に折りローラ102,103がC方向に回転させられ、折り目のついたシート束が再度折られることになる。
【0011】
これによって、シート束の折り目が3度折りローラ対102,103のニップを通過する。
【0012】
その後、更に折りモータ120を回転し続け、シート束を排出トレイ144上に排出し、順次積載する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシート折り装置は、一度に折り処理するシート枚数が少ない場合でも、シート束を必ずスイッチバックさせるようになっていたため(例えば、一度に折り処理するシートが2枚でもスイッチバックさせるため)、スイッチバックさせないときと然程かわらない折り性能であるにもかかわらず、シート束を往復させるのに時間を費やし、生産性(シート束の折り処理の作業性)が落ちるという問題があった。
【0014】
そこで、本発明は、このような従来技術の不具合を解消し、折り処理性能に優れ、しかも生産性にも優れたシート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のうち請求項1記載の発明は、シートを折り状態で通過させる一対の回転体と、
前記回転体にシートを導く手段と、
シートの厚み情報に応じて前記回転体を制御し、前記回転体を正・逆回転させ或は正・逆回転の回数を変える駆動手段と、を備え、
前記駆動手段は、シートの厚みが所定厚さ以下の場合には前記回転体を正回転のみさせるよう制御することを特徴としている。
【0016】
又、請求項2記載の発明は、シートを導入する第1の搬送路と、
前記第1の搬送路から分岐する第2の搬送路と、
前記第2の搬送路に少なくとも一対配置され、前記第2の搬送路内に導入されるシートを押圧すると共に、シートを正・逆両方向に移動させることができる回転体と、
前記回転体に連繋され、前記回転体を正・逆両方向に駆動する回転体駆動手段と、
前記第2の搬送路が前記第1の搬送路から分岐する分岐部近傍に配置され、前記第1の搬送路内のシートを前記回転体のニップ部へ案内するシート突き出し手段と、
前記分岐部よりもシート搬送方向下流側の前記第1の搬送路に移動可能に配置され、前記第1の搬送路内のシートの先端部に当接して、シートの所定部を前記シート突き出し手段の配置部に位置させるシートストッパと、
を備えたシート折り装置において、
前記第1の搬送路に導入されるシートの厚みを信号化するシート厚出力手段と、
前記シート厚出力手段からの出力信号に基づいて、前記回転体駆動手段を正回転又は逆回転させる制御手段と、を備え、
前記制御手段は、シートの厚みが所定厚さ以下の場合には前記回転体を正回転のみさせるよう制御することを特徴としている。
【0017】
又、請求項3記載の発明は、請求項2に記載した前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路の前記分岐部よりもシート搬送方向上流側に配置されたシート厚検知センサであることを特徴としている。
【0018】
又、請求項4記載の発明は、請求項2に記載した前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路に導入されるシートの枚数を検知するシート枚数検知センサであることを特徴としている。
【0019】
又、請求項5記載の発明は、請求項2に記載した前記シート厚出力手段が、外部制御装置であることを特徴としている。
【0020】
又、請求項6記載の発明は、前記シート厚検知センサが、
前記第1の搬送路内に弾性付勢されて突出し、前記第1の搬送路に導入されたシートによって回動させられるレバーと、
前記レバーが所定量回動すると作動するセンサ部と、
を備えたことを特徴としている。
【0021】
又、請求項7記載の発明は、請求項2に記載した前記第1の搬送路にシートの所定位置を綴じるシート綴じ手段を配置したことを特徴としている。
【0022】
更に、本発明の画像形成装置は、上記いずれかのシート折り装置と、前記シート折り装置で処理されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
【0024】
図1は、本実施の形態に係るシート折り装置の概略構成を示す図である。
【0025】
この図1に示すように、フレーム1には、装置内部に折り処理用のシートを導入するための入口ガイド31,32と、この入口ガイド31,32につながるシートガイド33,34が形成されている。尚、これら入口ガイド31,32及びシートガイド33,34によって第1の搬送路300が構成されている。
【0026】
そして、この第1の搬送路300の途中には、該第1の搬送路300から分岐する第2の搬送路301が形成されている。そして、その第2の搬送路301の分岐部302側には、折りローラ(回転体)2,3が配置されている。このうち、折りローラ3は、ベアリングを介してフレーム1に回転自在に取り付けられている。一方、折りローラ2は、ベアリングを介して加圧板15に回転自在に取り付けられている。加圧板15は、フレーム1に固着された加圧支点16を中心に揺動可能に構成されている。そして、この加圧板15の一端にはバネ17を係止してあり、このバネ17により加圧板15が加圧支点16を中心に反時計回り方向に常時付勢されている。従って、折りローラ2は、バネ17のバネ力でもって折りローラ3に加圧されるようになっている。又、折りローラ3は、同軸上にギヤ22が固着されており、このギヤ22が折りモータ(スラッピングモータ)20のピニオンギヤ21に噛合している。従って、折りモータ(回転体駆動手段)20の駆動力がギヤ21,22を介して折りローラ3に伝達される。
[突き出し機構]
第1の搬送路300を構成するシートガイド34の分岐部302に対向する部位(配置部304)には、シート突き出し手段303が配置されている。このシート突き出し手段303は、開口部304から折りローラ2,3のニップ部直前に突出する突き出し板8を備え、該突き出し板8を突き出し板保持部材7によって保持するようになっている。突き出し板保持部材7は、フレーム1に形成された図示しない長穴に沿って平行移動するようになっている。突き出し板保持部材7の両側にはそれぞれ支軸11が固着され、その支軸11には突き出しアーム12の一端(図1中左端)が回動自在に嵌合されている。突き出しアーム12の他端(右端)には、突き出し駆動板13b上の支軸13cが回動可能に嵌合されている。
【0027】
突き出し駆動板13bは、図1の紙面に垂直な方向に一対に配置され、突き出し駆動軸13aに固着されている。突き出し駆動軸13a上には、突き出し駆動ギヤ13dが固着されている。この突き出し駆動ギヤ13dは、アイドルギヤ14bを介してを突き出し駆動モータ(ステッピングモータ)14のモータギヤ14aに連繋されており、突き出し駆動モータ14の回転がモータギヤ14a及びアイドルギヤ14bによって減速されて伝達される。尚、モータギヤ14aは、モータの出力軸上に固着されている。従って、突き出し駆動モータ14の回転によって突き出し駆動軸13aが回転し、更にその突き出し駆動軸13aに固着された突き出し駆動板13bが回転する。これによって突き出しアーム12が揺動して、突き出し保持部材7が平行移動(図1中折りローラ2,3のニップ部側に移動)をするようになっている。
【0028】
折りローラ2,3の図1中下方に配設されたシートガイド33,34は、その下端部にシートの先端位置を規制するシートストッパ35を備えている。このシートストッパ35は、装置外部に突出する図外のレバーによって図1中上下(a,b)方向にスライドさせることができるようになっており、ユーザが折りたいシートサイズにあわせてレバーを操作すれば、図1中矢印のa,b方向に操作量に応じて移動する。
【0029】
41,42は排出ガイドである。この排出ガイド41,42は、図1中折りローラ2,3よりも左側に位置し、前記第2の搬送路301を構成している。そして、この排出ガイド41,42の大気側(図中左側)端部には、シートの通過を検知する排出センサ43が配置されている。この排出センサ43は、透過型のフォトセンサで構成されている。そして、排出ガイド41,42によって案内されて外部に排出された折り処理済のシート束は、排出トレイ44上に積載されるようになっている。
[シート束厚みセンサ]
次に、本実施の形態に係るシート折り装置に使用されるシート束厚みセンサ(シート厚出力手段)50について述べる。
【0030】
このシート束厚みセンサ50は、入口ガイド31,32の開口部側に配置されており、入口ガイド31と入口ガイド32の間を通過するシート束の厚みを検知するようになっている。そして、このシート束厚みセンサ50は、第1の搬送路300内に突出するシート束厚みセンサフラグ(レバー)51と、透過型フォトセンサ(センサ部)53とを備え、前記シート束厚みセンサフラグ51が支点52を中心に回動できるようになっている。シート束厚みセンサフラグ51は、図示しないバネで常時時計回り方向に付勢され、その一端部51aが入口ガイド31側に突出するようになっている。シート束が入口ガイド31,32間に挿入されると、シート束厚みセンサフラグ51がシート束の厚みに応じて回動し、シート束が一定厚以上になると、シート束厚みセンサフラグ51の他端部51bが透過型フォトセンサ53の支軸を遮断して、シート束が所定厚以上であることを検知する。検知信号は、透過型フォトセンサ53から制御手段としてのCPU400に出力される。
[折り動作]
次にシート束の折り動作について、図1,図2及び図3を用いて説明する。
【0031】
まず、シートストッパ35に連繋させたシートサイズレバー(図示せず)を操作し、これから折ろうとするシートサイズに合致する位置までシートストッパ35を移動させる。
【0032】
折ろうとするシート束を入口ガイド31,32に沿って挿入すると、シート束厚みセンサフラグ51がそのシート束に接触して回動する。これによって、シート束が所定の厚み以上か否かが検知される。更に、シート束は、シートガイド33,34に沿って案内され、シートストッパ35に先端が突き当たって停止する。
【0033】
シート束の第1の搬送路300へのセット(積載)が終了したら、図示しないスタートボタンを押す。このスタートボタンの信号は、CPU400に入力され、CPU400から突き出し駆動モータ14及び折りモータ20に制御信号が出力される。これによって突き出し駆動モータ14及び折りモータ20が回転を始める。そして、折りモータ20の回転が折りローラ3に伝達されるため、折りローラ2,3が図2(a)中のC方向に回転する。又、突き出し駆動モータ14の回転がシート突き出し手段303に伝達され、突き出し板8がA方向に移動し、シート9束を折りローラ2,3側に突き出す動作を開始する(図2(a))。
【0034】
そして、図2(b)に示す様に、突き出し板8は、シート束9を山型に変形させながら折りローラ2,3に突き当てる。そうすると、突き出し板8によって加えられた突き出し力により、折りローラ2,3とシート束の間に摩擦力が生じ、更に折りローラ2,3の回転力によりシート束9が折りローラ2,3のニップ内に入り込む。その際、突き出し板8は、図示しないストッパに当接し、折りローラ2,3側への移動を阻止され、折りローラ2,3のニップ内に入り込むのを防止される。
【0035】
ここで、シート束厚みセンサ50によって検知された厚みデータがOFF、すなわち、シート束の厚みが一定厚以下であれば(図3、S202)、更に折りローラ2,3を回転させてシート束9を排出する(S203)。シート束は、排出ガイド41,42を通過して、排出トレイ44に排出され、順次積載される。
【0036】
次に、シート束厚みセンサ50によって検知された厚みデータがON(S202)、すなわちシート束の厚みが一定厚以上であれば、以下の動作を行う。
【0037】
折られたシート束9が、排出センサ43を通過したことが排出センサ43で検知されると(図2(d)、図3(S205))、折りモータ20の回転が停止される。その後、折りモータ20を先述と逆方向に回転させて(S206)、折りローラ2,3を図2(e)に示す矢印D方向に回転させる。これによって、シート束9が逆方向に移送される。
【0038】
シート束9が折りローラ2,3のニップを通過し、更に若干量移送されると、折りモータ20の回転が停止させられる(図2(f))。
【0039】
この後、図2(a),図2(b),図2(c)の動作を行って(S207)、折られたシート束9が排出トレイ44に排出されるに足りる分だけ折りモータ20が回転させられ、その後折りモータ20が停止させられる(S220)。この折りモータ20や突き出し駆動モータ14は、制御手段としてのCPU400に連繋され、このCPU400によって作動制御されるようになっている。
【0040】
尚、上記実施の形態では、全体的に必ず折りローラを正・逆回転させる構成であるが、シートの厚さに応じて折りローラの正・逆回転の回数を増加或は減少(シート厚さが所定厚さ以下の場合には正・逆回転の回数をゼロ、即ち正回転のみ)させるようにしてもよい。
【0041】
又、本実施の形態では、シート束厚み検知センサを設け、折ろうとするシート束の厚みによって、折りを複数回行う構成としたが、本実施の形態に係るシート折り装置を複写機やプリンタに接続して、該複写機等から本シート折り装置にシートが1枚ずつ送られる場合には、複写機等の外部制御装置(シート厚出力手段)401から送られてくる枚数情報や、またはシート束厚み検知センサのかわりにシート枚数検知センサ(シート厚出力手段)402を設けて、折ろうとするシートの枚数から厚みに換算して、折りの回数を決定してもよい。
【0042】
更に、本実施の形態におけるシート束の折り処理の前に、被折りシート束のほぼ中央にステイプル可能なシート綴じ手段を配設して、シート束を綴じた後に前述のシート束折りを行い、見開き状の冊紙を作成することも可能である。
[画像形成装置]
図5は、前記シート折り装置を使用した画像形成装置の一例を示すものである。
【0043】
この画像形成装置500は、画像形成装置本体501に本発明に係るシート折り装置503を接続したものである。尚、シート折り装置503は、シート導入用の付属装置502をフレーム1の上部に取り付けてある。
【0044】
このような画像形成装置500は、カセット505又はカセット506から送り出されたシートに画像形成部507で画像を形成し、画像形成済のシートを搬送ローラ508と排出ローラ509で付属装置502側に送り出す。そして、付属装置502は、導入ローラ510でそのシートを受け取り、そのシートの枚数を枚数カウンター手段511で計数した後、そのシートを案内ローラ512でシート折り装置503内に送り込むようになっている。シート折り装置503は、前記したようにシートを折り処理する。
【0045】
尚、画像形成装置本体501の上部には、原稿自動送り装置504が取り付けられ、その原稿自動送り装置504に原稿カウンター手段513が配置されている。又、画像形成装置本体501には、コピー枚数設定釦514が取り付けられている。
【0046】
以上の実施の形態は、シート折り装置503を画像形成装置本体501と組み合わせて使用し、シートの折り処理を自動的に行うようにしたものであるが、シート折り装置503を単独で使用することもでき、又、画像形成装置本体501のシート排出部にシート折り装置503の第1の搬送路300が開口するような構成であれば、付属装置502は不要である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、厚いシートでは複数回折るか或は折り回数を増加させることによって折り精度を上げることができる一方で、所定の厚み以下のシートでは、複数回折りを行わないか或は折り回数を少なくするために、生産性を上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート折り装置の断面図。
【図2】本発明の実施の形態に係るシート折りの手順を説明する作動説明図。図2(a)は第1の作動説明図、図2(b)は第2の作動説明図、図2(c)は第3の作動説明図、図2(d)は第4の作動説明図、図2(e)は第5の作動説明図、図2(f)は第6の作動説明図。
【図3】本発明の実施の形態に係るシート折り装置の作動手順を示すフローチャート図。
【図4】従来のシート折り装置の断面図。
【図5】本発明のシート折り装置を備えた画像形成装置の概略構成図。
【符号の説明】
2 折りローラ(回転体)
3 折りローラ(回転体)
20 折りモータ(回転体駆動手段)
35 シートストッパ
50 シート束厚みセンサ(シート厚出力手段)
51 シート束厚みセンサフラグ(レバー)
53 透過型フォトセンサ(センサ部)
300 第1の搬送路
301 第2の搬送路
302 分岐部
303 シート突き出し手段
304 配置部
400 CPU(制御手段)
401 外部制御装置(シート厚出力手段)
402 シート枚数検知手段(シート厚出力手段)
500 画像形成装置
503 シート折り装置
507 画像形成部

Claims (8)

  1. シートを折り状態で通過させる一対の回転体と、
    前記回転体にシートを導く手段と、
    シートの厚み情報に応じて前記回転体を制御し、前記回転体を正・逆回転させ或は正・逆回転の回数を変える駆動手段と、を備え、
    前記駆動手段は、シートの厚みが所定厚さ以下の場合には前記回転体を正回転のみさせるよう制御することを特徴とするシート折り装置。
  2. シートを導入する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路から分岐する第2の搬送路と、
    前記第2の搬送路に少なくとも一対配置され、前記第2の搬送路内に導入されるシートを押圧すると共に、シートを正・逆両方向に移動させることができる回転体と、
    前記回転体に連繋され、前記回転体を正・逆両方向に駆動する回転体駆動手段と、
    前記第2の搬送路が前記第1の搬送路から分岐する分岐部近傍に配置され、前記第1の搬送路内のシートを前記回転体のニップ部へ案内するシート突き出し手段と、
    前記分岐部よりもシート搬送方向下流側の前記第1の搬送路に移動可能に配置され、前記第1の搬送路内のシートの先端部に当接して、シートの所定部を前記シート突き出し手段の配置部に位置させるシートストッパと、
    を備えたシート折り装置において、
    前記第1の搬送路に導入されるシートの厚みを信号化するシート厚出力手段と、
    前記シート厚出力手段からの出力信号に基づいて、前記回転体駆動手段を正回転又は逆回転させる制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、シートの厚みが所定厚さ以下の場合には前記回転体を正回転のみさせるよう制御することを特徴とするシート折り装置。
  3. 前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路の前記分岐部よりもシート搬送方向上流側に配置されたシート厚検知センサであることを特徴とする請求項2記載のシート折り装置。
  4. 前記シート厚出力手段が、前記第1の搬送路に導入されるシートの枚数を検知するシート枚数検知センサであることを特徴とする請求項2記載のシート折り装置。
  5. 前記シート厚出力手段が、外部制御装置であることを特徴とする請求項2記載のシート折り装置。
  6. 前記シート厚検知センサが、
    前記第1の搬送路内に弾性付勢されて突出し、前記第1の搬送路に導入されたシートによって回動させられるレバーと、
    前記レバーが所定量回動すると作動するセンサ部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のシート折り装置。
  7. 前記第1の搬送路にシートの所定位置を綴じるシート綴じ手段を配置したことを特徴とする請求項2記載のシート折り装置。
  8. 前記請求項1乃至請求項7いずれか1項に記載のシート折り装置と、前記シート折り装置で処理されるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP34405995A 1995-06-15 1995-12-28 シート折り装置及び該シート折り装置を備えた画像形成装置 Expired - Lifetime JP3747955B2 (ja)

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