JPH09183519A - 荷積み方法 - Google Patents

荷積み方法

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JPH09183519A
JPH09183519A JP60296A JP60296A JPH09183519A JP H09183519 A JPH09183519 A JP H09183519A JP 60296 A JP60296 A JP 60296A JP 60296 A JP60296 A JP 60296A JP H09183519 A JPH09183519 A JP H09183519A
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Application number
JP60296A
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English (en)
Inventor
Shinya Kuramitsu
慎弥 蔵光
Toshiharu Shinoda
俊治 篠田
Tomohito Nonogaki
智仁 野々垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレット上に積み付ける物品が少数他品種で
構成されていた際に、効率よく物品を積みつけることが
できなかった。 【解決手段】積付面上に積み付けるべき物品の数として
予め定めた数と、上記積付面上に積み付けようとする物
品の数とを比較し、予め定めた数より少ないか否かを判
断する第1工程と、この第1工程により予め定めた数よ
り少ないと判断された端数物品について演算し、上記予
め定めた数により形成される平面積より小さく、かつ上
記積付面の半分以上の平面積を形成する予め定めた特定
形状を形成する端数物品を決定する第2工程と、この第
2工程により決定された物品の数分、物品を積み付ける
第3工程と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業用ロボット
を使用したパレダイズにおける、他品種ワークの混載作
業を効率よく実現する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のパレダイズ装置によ
り、物品Wが積み付けられた状態を示す状態図であり、
図11(a)は荷姿の正面図、図11(b)は荷姿の平
面図である。図において、1は同一形状の物品Waを積
み付けることにより、その物品Waの上面により構成さ
れた積付平面であり、説明のため、物品Waを(a×
b)個積み付けた際に生じる平面として説明する。ここ
で、物品Waの積付個数である(a×b)個は、物品W
a自身を積み付ける積付面積(パレット2の平面積等)
との関係上、これ以上積み付けることができない最大の
個数を示している。3は最上段の積付平面1を2分割し
た時の積付有効面、4は積付有効面3上に積み付けられ
た端数物品であり、例えば物品Waならば、その物品W
aが(a×b)個存在しないために最大面積を有する積
付平面1を構成することができない場合に残った物品を
示している。5は端数物品4と積付有効面3上に積み付
けることにより、端数物品4の上面により形成された端
数物品積付平面である。
【0003】次に、従来のパレタイズ装置による複数の
種類(大きさ、形状)を有する物品の積付動作を、図1
2の従来の荷積み方法における処理の流れを示したフロ
ーチャートを用いて説明する。ステップS1で、複数の
種類の物品毎に積付平面1を形成すべく、物品毎に定め
られている積付平面1を形成するための積付個数と、実
際に積み付けるべき物品の個数とを求め、ステップS2
に移行する。ステップS2で、パレット2上にステップ
S1で求めた結果に基づき、複数種類の物品それぞれに
おいて、同一形状の物品Waを積み付け、積付平面1を
形成して、ステップS3に移行する。ここで、積付平面
1を形成するだけの積付個数に達していない物品は、す
べて端数物品4とする。
【0004】ステップS3で、端数物品4の存在を確認
し、端数物品4が存在していれば、ステップS4に移行
し、最上段の積付平面1を2分割し、2つの積付有効面
3を形成し、ステップS5に移行する。ステップS5
で、端数物品4のうち同一物品が複数個あるものを優先
的に積付有効面3に積み付ける。また、他の種類の同一
物品は、先に積み付けた端数物品4の側面と対向させて
他方の積付有効面3に積み付ける。ここで、端数物品4
により優先的に積み付けた同一物品Waの上面に形成さ
れた端数物品積付平面5上に、残りの端数物品4を上記
同様に積み付けることを繰り返す。すべての端数物品4
を積み終わる、あるいは端数物品4を積み付けることの
できる積付有効面がなくなったとき積み付けを完了す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な従来の荷積
み方法では、同一形状の物品で積付平面1を形成するだ
けの積付個数に達していない物品の品種は端数物品4と
なり、最上段に端数物品4として積み付けられる。例え
ば、積付平面1を構成できないほど少数で複数種からな
る物品Wを従来の荷積み方法で積付けると、必ずしも積
付平面1を構成できず、すべての物品Wが端数物品4と
して積み付けられてしまう。そのため、積付平面1を均
等に2分割した積付有効面3上に、端数物品4のうち同
一物品の多いものを優先的に積み付け、積み付けた端数
物品4上に形成される端数物品積付平面5をさらに2分
割し、同様に処理を繰り返して物品を積み付けるので、
積み付けられた物品間のすき間が大きくなり、パレット
2上に十分な数量を積付けることができないという問題
点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、物品が少数多品
種で構成されていても効率良く積み付けることによって
パレットに十分な数量の物品を積付けることができる荷
積み方法を得ることである。また、この発明の第2の目
的は、さらに物品を積み付ける際の作業性を考慮し、広
い積付平面を得ることができる荷積み方法を得ることで
ある。また、この発明の第3の目的は、より広い段積み
面を形成することができる荷積み方法を得ることであ
る。さらに、第4の目的は、積物品が倒れることによる
不具合を解消し、積付作業の効率を向上させる荷積み方
法を得ることである。また、第5の目的は、物品を積付
ける際の物品相互の衝突等の干渉を抑えることができる
荷積み方法を得るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る荷積み方
法は、積付面上に積み付けるべき物品の数として予め定
めた数と、上記積付面上に積み付けようとする物品の数
とを比較し、予め定めた数より少ないか否かを判断する
第1工程と、この第1工程により予め定めた数より少な
いと判断された端数物品について演算し、上記予め定め
た数により形成される平面積より小さく、かつ上記積付
面の半分以上の平面積を形成する予め定めた特定形状を
形成する端数物品を決定する第2工程と、この第2工程
により決定された物品の数分、物品を積み付ける第3工
程と、を備えたものである。
【0008】また、積付面上に積み付けるべき物品の数
として物品の種類に応じ予め定めた数と、上記積付面上
に積み付けようとする複数種の物品の数とを比較し、予
め定めた数より少ないか否かを判断する第1工程と、こ
の第1工程により予め定めた数より少ないと判断された
端数物品が複数種ある場合に、上記積付面上に積み付け
ようとする物品により形成される平面の面積を、物品の
種類毎に算出し、最も広い平面積を形成する物品の種類
を判断する物品であると判断する第2工程と、この第2
工程により最も広い平面積を形成する物品であると判断
された特定種類の端数物品を、上記積付面上に積み付け
る第3工程と、を備えたものである。
【0009】また、端数物品により形成される特定形状
の平面積は、四角形状となるべく上記端数物品を積み付
けるようにしたものである。
【0010】さらに、積み付ける端数物品と略同一形状
となるべく他の端数物品を組み合わせて端数物品群と
し、この端数物品群及び上記端数物品を同一平面を形成
すべく積み付けるようにしたものである。
【0011】また、特定形状の平面積を形成する端数物
品は、複数ある端数物品毎の平面寸法と高さ寸法とから
求まる安定度が最も良い物品を選択し、使用するように
したものである。
【0012】また、積み付けるべき物品の積み付けが完
了した積付完了状態を演算する第1工程と、この積付完
了状態から、特定方向に物品を順に取り出す際に、積み
付けられている他の物品と干渉しない取り順を求める第
2工程と、この第2工程で求められた取り順とは逆の順
序で物品を積み付けるべく積付順を決定する第3工程
と、第3工程で決定された積付順により物品を実際に積
み付ける第4工程と、をそなえたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施形態1.この発明に係る荷積み方法の一実施形態を
説明する。図1は、この発明に係る荷積み方法の一実施
例を示す荷積み装置全体の構成を示す構成図であり、図
において、6はコンベアからなる供給装置7から供給さ
れる物品Wをパレット2上にパレタイズ作業する把手6
1が設けられた産業用ロボット、8は受注情報等による
出荷指令に基づく物品Wの積付指令を出力する積付指令
装置、9は積付指令にかかわる各種物品Wの形状、外形
寸法等の物品の諸元が登録されていて、積付指令に対応
した所要の積付要領を出力する制御装置、10は制御装
置9からの積付要領により、供給装置7に対して所要の
物品Wの供給を指示するとともに、産業用ロボット6に
対して所要の物品Wの積付動作を指示する指示装置であ
る。
【0014】図2は、この発明により積み付けれた物品
Wの積付状態を示す状態図であり、積付面積(同一形状
の物品から構成される積付平面)1A上に、端数物品W
x の積付により、端数物品積付平面5Aが形成された状
態を示している。11は積付面積1A上における、端数
物品Wx を積み付けなかった部分に相当する平面であ
り、この平面11及び端数物品積付平面5Aが、次に端
数物品4を積付可能な積付有効面となる。
【0015】次に図1に示される荷積み装置における制
御装置9が行う処理の動作について図3のフローチャー
トを用いて説明する。まず、積付指令装置からの積付指
令に基づき、制御装置9は、複数種類の物品群の中か
ら、同一形状の物品で積付平面1を形成すべく、その物
品毎の縦横寸法と、物品を積み付ける積付面積とからそ
の物品毎の積付個数を演算し、その結果を積付要領とし
て指示装置10に出力する。指示装置10では、制御装
置9からの積付要領に基づき、同一形状の物品を供給す
べく供給装置7に指示を与えるとともに、産業用ロボッ
ト6に対してその供給装置7により供給されてくる同一
形状の物品をパレット2上に積み付け、積付平面1を形
成する。
【0016】ステップS11において、その内部に登録
されている各種物品の形状、外形寸法等の物品の諸元を
もとに、上述のようにパレット2上に形成された積付平
面1(=積付面積1A)の大きさP(PL,PW )を演算
して、ステップS12に移行する。ここで、PL は積付
平面Pにおける縦寸法、PW は積付平面Pにおける横寸
法を示している。
【0017】ステップS12において、積付平面1を形
成できなかった端数物品4のうち、最も残数の多い物品
Wx を選択し、ステップS13に移行する。その際に、
登録されている物品Wx の寸法(WxL: 縦寸法、WxW:
横寸法、WxH: 横寸法)も求めておく。
【0018】ステップS13において、物品Wx の縦横
寸法(WxL, WxW)の整数倍で構成される平面寸法(W
xL×m, WxW×n)が、積付面積1Aである積付平面P
の縦横寸法(PL,PW )以下になる、物品Wx の残数で
構成できる最大の平面を演算し、ステップS14に移行
する。
【0019】ステップS14において、物品Wx で構成
された端数物品積付平面5Aを積付平面P1(図2にお
けるP1)としてステップS15に移行する。これによ
り、積付平面1は、計算上において、積付平面P1と平
面11とに分割される。
【0020】ステップS15において、制御装置9で演
算された結果に基づき、積付平面P1上に、縦にm個、
横にn個の物品Wx (合計m×n個)を積み付けるべく
指示装置10に対して指示を与え、物品Wx を積み付け
る。その際、積付平面P上への物品Wx の積み付けによ
り、残りの面から新たな平面11を発生する。その後、
ステップS16に移行して、他の端数物品4が残ってい
るかどうかの判断を行い、物品が残っていないのなら全
てのパレタイズ作業を終了し、残っているのであればス
テップS17へ移行する。
【0021】ステップS17において、残った端数物品
4を新たに積付平面P1(WxL×m, WxW×n)上に積
み付け可能かどうかを判断し、残った端数物品4を再度
積み付け不可能であれば、そのパレット2上に物品Wを
積み付けるパレタイズ作業を終了する。一方、積付平面
P1上に、端数物品4を積み付け可能ならば、再度ステ
ップS11に移行して、積付平面P1の大きさ(P1
(P1L,P1W )を同様に演算して、上述したフローを
繰り返し、端数物品4をパレット2上に積み付ける。本
実施形態では、上述したように、積み付けの可能な平面
に収まる物品の集合を構成し、積み付けていくことにな
る。
【0022】本実施形態によれば、同一物品Waにより
積付平面1を形成できなくなった際には、端数物品4の
中から最も残数の多い物品Wx を選択し、その物品Wx
を可能な限り積付平面P(=積付平面1)上に積み付
け、広い積付平面P1を形成することができ、限られた
パレット2上のスペースを無駄を少なく有効活用するこ
とができる。即ち、従来のごとく、積付個数に達せず積
付平面1を形成できない端数物品4が発生した際に、最
上段の積付平面1を均等に2分割して積付有効面3と
し、その積付有効面3上に端数物品4を積み付ける作業
を繰り返すことにより生じる無駄なスペースを発生させ
ることがない。そのため、積み付けるべき物品Wにおい
て、同一品種の数が少なくともパレット2上に効率よく
物品を密に積み上げることができる。
【0023】また、本実施形態では、端数物品4の中か
ら最も残数の多い物品Wx を選択し、その物品Wx を可
能な限り積み付ける構成としたが、本実施形態は、最も
広い積付平面P1を得るために、端数物品4の中から最
も底面積(上面積)の大きい物品を選択し、それらの物
品の組み合わせにより最も広い積付平面P1を形成する
ようにしても同様である。
【0024】実施形態2.上述した実施形態1では、端
数物品4の中で最も残数の多い物品Wx により、物品W
x の縦横寸法(WxL, WxW)の整数倍で構成される平面
寸法(WxL×m,WxW×n)が、積付平面1(=積付平
面P)の縦横寸法(PL,PW )以下になる、最大の積付
平面を演算し、物品Wx を積付面積上に積み付ける方法
を示したが、あくまで物品Wx の残数以内で四角形状の
積付平面P1ができるように、m×nそれぞれの係数を
抑えなければならなかった。そこで、本実施形態では、
物品Wx の残数による積付平面P1の形成に捕らわれる
ことなく、物品Wx の残数により例え四角形状に納まら
なくても、物品Wx とは別の端数物品4である物品W
y、Wz等との組み合わせにより、より広い積付平面P
2を形成する方法を示したものである。
【0025】図4は、この発明により積み付けられた物
品Wの積付状態を示す状態図であり、図において、12
は例えば物品Wx が所定の積付個数に一つ足りず積付平
面P2を構成することができない時に生じる不足物品、
13は不足物品12に対応する余剰物品、14は他の端
数物品4である物品Wy、Wz等により不足物品12
(物品Wx )と同じ寸法(WxL: 縦寸法、WxW: 横寸
法、WxH: 高さ寸法)となるべく集合させられた仮想物
品である
【0026】次に図1で示される荷積み装置における制
御装置9が行う処理の動作について図5に示すフローチ
ャートを用いて説明する。ステップS21において、パ
レット2上に同一形状の物品Wx を縦横整数倍並べて積
付平面1を形成するための構成(個数、並べ方等)を計
算し、ステップS22に移行する。
【0027】ステップS22においては、ステップS2
1で計算した結果に基づき、物品Wx により積付平面P
2を形成するのに必要な積付個数(物品Wx の個数)が
あるか否かを判断し、積付平面P2を形成するのに必要
な積付個数があれば、実施形態1で説明したように積付
要領として指示装置10に出力し、物品Wx を供給すべ
く供給装置7に指示を与えるさせるとともに、産業ロボ
ット6に対してその供給装置7により供給されてくる物
品Wx をパレット2上に積み付け、積付平面P2を形成
させる。一方、積付平面P2を形成するのに必要な積付
個数分の物品Wx がなければ、ステップS23に移行す
る。
【0028】ステップS23においては、その他の端数
物品4の中から物品Wx の寸法(WxL: 縦寸法、WxW:
横寸法、WxH: 高さ寸法)以下の物品群を全て抽出して
ステップS24に移行する。ステップS24において
は、積付平面P2を形成するための積付個数に達しない
物品Wx の不足物品12に相当する仮想空間K(WxL
α: 縦寸法、WxWβ: 横寸法、WxH: 高さ寸法)を求
め、ステップS25に移行する。ここで、α、βは、不
足物品12に対応する係数であり、例えば不足物品12
が一つの場合は、それぞれ“1”となり、不足物品12
が二つの場合は、何れか一方が“2”、他方が“1”と
なる自然数である。
【0029】ステップS25においては、仮想空間K内
にステップS23で抽出した物品群の中から物品Wyを
積み付けることができる空間があるか否かを判断し、積
み付けることができる空間あれば、ステップS26に移
行する。一方、物品Wyを積み付けることができる空間
がなければ、ステップS27に移行する。
【0030】ステップS26では、仮想空間K(WxL
α: 縦寸法、WxWβ: 横寸法、WxH:高さ寸法)内に、
物品Wy(WyL: 縦寸法、WyW: 横寸法、WyH: 高さ寸
法)を積み付けたと仮定する。そして、ステップS25
に再度移行して、仮想空間Kに物品Wyを積み付けたこ
とにより発生する仮想空間K1(仮想空間Kに物品Wy
を積み付けた結果残る空間)を求め、その仮想空間K1
をもとにステップS25、ステップS26をループし
て、仮想空間内の空間体積に物品群を積み付けることが
できなくなるまで繰り返し演算する。ここで、物品Wy
のみを用いるのではなく、他の物品Wz等をも用いて、
仮想空間内の空間体積と物品群で形成される空間体積と
ができるだけ等しくなるように演算する。
【0031】ステップS27では、ステップS25、ス
テップS26により演算された仮想空間Kに対応する物
品群で形成される空間と仮想空間Kとのすき間が、あら
かじめ定められた許容範囲(経験則から求められる数値
であり、物品の形状、固さ等により左右され、例えば5
mm程度)以内であるか否かを判断し、物品群で形成さ
れる空間が許容範囲以外であれば、ステップS28に移
行して、物品Wx のみによるの縦横整数倍の積付平面を
形成すべく余剰物品13を取り除く。一方、物品群で形
成される空間が許容範囲内であれば、ステップS29に
移行して、物品Wx と物品Wy等の物品群とにより積付
平面P2を形成すべく、物品群を仮想空間K内に積み付
ける。
【0032】本実施形態によれば、同一の物品Wx によ
り積付平面P2を形成することができない際には、他の
物品群の中から、物品Wy、Wz等を選び、それらの物
品群の積み付けにより物品Wx の不足分を補い、他の物
品Wy、Wz等により代用することができる。したがっ
て大きな面積を持つ積付平面P2を構成しやすくなり、
これにより効率よく物品を積み付けることができるよう
になる。
【0033】実施形態3.上述した実施形態1、2で
は、以下に効率よく物品を積み付けるかを主題として、
端数物品4により積付平面P1、P2を形成する実施形
態を説明したが、本実施形態3では、さらに積み付けた
物品の安定性をも考慮した物である。以下に、積付平面
1上の残りの面である平面11上に他の端数物品4を安
定良く積み付ける際の実施形態について説明する。
【0034】図6は、物品Wを積み付けた際の倒れやす
さに対する安定度を説明するために2種類の物品W1、
W2の構成を示す構成図であり、図6(a)は物品W1
を示し、図6(b)は物品W2を示す。図において、物
品W1の寸法は(L:縦寸法,W:横寸法,4H:高さ
寸法)で表され、物品W2の寸法は(2L:縦寸法,2
W:横寸法,H:高さ寸法)で表される。
【0035】次に、積付平面の倒れやすさに対する安定
度の計算について説明する。物品Wを積み付けた際の倒
れやすさに対する安定度は、「積み付けられた物品Wの
高さ÷底面を構成する縦横寸法のうち短い寸法」で算出
された結果をもとに判断できる。例えば、L:縦寸法<
W:横寸法の関係があるとすれば、図6(a)におい
て、物品W1の高さは、4H、底面を構成する横寸法の
うち短い寸法は、Lとなる。一方、図6(b)において
は、物品W2の高さは、1H、底面を構成する横寸法の
うち短い寸法は、2Lとなる。
【0036】(a)の安定度=4H/W=8H/2W (b)の安定度=H/2W となる。安定度は、値が小さいほど安定性が良いことを
示しているので、この2つの安定度を比較すると、
(b)の値の方が明らかに小さく、安定性が高いことを
示している。そこで、安定度の低い、安定性のより物品
W2を平面11に積み付ける。本実施形態では説明を省
略したが、物品W2の積付面積が、平面11より大きけ
れば積み付けることができないのは言うまでもなく、あ
くまで平面11内に積み付けることのできる物品の中か
ら抽出するものである。
【0037】本実施形態では、積付面積上の残りの面で
ある平面11上に他の端数物品4を安定よく積み付ける
際の実施形態について説明したが、例えば上述した実施
形態2において、物品Wy、Wz等により不足物品12
とほぼ同一の寸法となるべく仮想物品を選択する際に、
上述した安定度を考慮して物品Wy、Wz等を選択する
ようにしてもよい。そうすることにより、物品Wy、W
z等の組み合わせによる仮想物品の安定性が向上して、
積付けが容易になる。
【0038】本実施形態では、平面11に端数物品4を
積み付ける際に、複数ある物品の中からより安定度の低
い物品を抽出して積み付けることにより、比較的小面積
の平面11内に転倒しにくく物品を積み付けることが可
能となり、物品の転倒による危険回避、その片づけ等の
作業性、積付けの信頼性等が向上する。
【0039】実施形態4.上述した実施形態3では、安
定度により、平面11内に物品Wを積み付ける際の優先
順位を求めたが、本実施形態4では、より無駄のない空
間となるべく充填率により積み付ける物品を抽出する動
作について説明する。
【0040】図7は充填率を説明するため複数(本実施
形態では3つ)の物品W4により平坦な上面を形成する
ように構成した構成図であり、図において、15は積付
平面P3を形成した際の、積付平面P3を上面とした直
方体であり、例えば(LA:縦寸法,WA:横寸法,H
A:高さ寸法)として説明する。ここで、充填率とは、
直方体15の体積と、直方体15内部に積み付けられた
物品W3、W4等により形成される総体積との比によっ
て求められる。物品W3、W4等により形成される総体
積と直方体15の体積とが等しい、つまり充填率(体積
比)が1である場合にもっとも効率よく物品W3、W4
を直方体15内に積付けることができる。
【0041】例えば、直方体15の空間(LA:縦寸
法,WA:横寸法,HA:高さ寸法)に物品Wを積み付
ける際に、端数物品4の中からの特定の物品W3、W4
等の組み合わせにより形成される体積と、物品W3、W
4等の組み合わせにより形成される積付平面P3を上面
とした直方体15の体積との比を制御装置9が演算し、
最もその比が“1”に近似したものを算出し、その組み
合わせに基づいて、物品W3、W4等を積付平面P3に
積み付けるべく指示装置10に積付要領を出力し、物品
W3、W4を積み付ける。
【0042】具体的には、図7に示されるように、物品
W3及び物品W4により直方体の空間15に物品を積み
付ける際に、1個の物品W3及び1個の物品W4とによ
り形成される物品の総体積と物品W3の上面を積付平面
P3とした時の直方体の体積との比である第1の充填率
と、2個の物品W3及び3個の物品W4の組み合わせに
より形成される物品の総体積と2つ積まれた物品W3の
上面を積付平面P3とした時の直方体の体積との比であ
る第2の充填率と、の関係より、第2の充填率の方がよ
り“1”に近似していたとすると、2個の物品W3及び
3個の物品W4の組み合わせにより積み付ける方法を抽
出する。
【0043】すなわち、積み付ける物品と平面11の底
面積との関係にのみ捕らわれることなく、高さ方向をも
含めた充填率との関係により、物品を積み付けるので、
より無駄なスペースのない積付けが可能となり、物品が
疎に積み付けられたり、物品の積み付けの高さが異なる
端数物品積付平面を抑えることができ、限られたパレッ
ト上を有効活用することができる。
【0044】また、積付平面P3を例えば、他の物品で
形成された積付平面P1(図2参照)と同一の高さ(許
容範囲を±5mm程度)となるように設定し、積付平面
P1と積付平面P3とにより、より広い積付平面P4を
形成することが可能となり、さらに物品Wの積み付け効
率が向上することができる。本実施形態では説明を省略
したが、直方体15の高さは、パレット上に積み付けら
れるあらかじめ定められた高さを越えてはいけないのは
言うまでもない。
【0045】本実施形態では、積付平面1上の残りの面
である平面11上に他の端数物品4を充填率に基づいて
積み付ける際の実施形態について説明したが、例えば上
述した実施形態2において、物品Wy、Wz等により不
足物品12とほぼ同一の寸法となるべく仮想物品を選択
する際に、上述した充填率を考慮して物品Wy、Wz等
を選択するようにしてもよい。そうすることにより、物
品Wy、Wz等の組み合わせによる仮想物品の充填率が
向上して、積付けの無駄がより少なくなる。
【0046】実施形態5.上述した実施形態3、4で
は、安定度または充填率により物品を積み付ける方法を
示したが、本実施形態では、これら安定度、充填率等を
評価関数として、より安定性良く、無駄なスペースがな
いように物品Wを積み付ける際の方法について説明す
る。
【0047】図8の本実施形態における制御装置9のフ
ローチャートを用いて、積み付け面P5決定までのフロ
ーを説明する。ステップS31において、複数の種類か
らなる物品を積付ける有効面よりも小さい底面を有する
平坦な上面(上述したように許容範囲を±5mm程度)
を形成する積み付け面P5を発生する際に、複数個物品
の組み合わせにより形成される積付面候補を発生し、ス
テップS32に移行する。
【0048】ステップS32において、上記候補すべて
について上述したように安定度や充填率などの複数の評
価値En(n=1,2,3…n)を求める。その後、ス
テップS33〜ステップS36において、上記候補すべ
てについてのそれぞれの評価値Enを同一の基準で扱う
ために上記評価値Enの偏差値Dを求める。実際には、
ステップS33において、評価値Enの平均値Eを求め
(数1)、ステップS34において、分散S2を求め
(数2)、ステップS35において、標準偏差Sを求め
る(数3)。その後、ステップS36において、各候補
の偏差値Dを求める(数4)。
【0049】
【数1】
【0050】
【数2】
【0051】
【数3】
【0052】
【数4】
【0053】そして、ステップS37において、全ての
評価値について偏差値Dの計算を行ったか否かを判断
し、全ての評価値の計算を行っていない際にはステップ
S33にループして、全ての評価値の計算を行う。一
方、全ての評価値の計算を行った場合には、ステップS
38に移行して、上記積付平面候補すべてについて求め
られた安定度の偏差値、充填率の偏差値等すべての評価
値を足したものを上記積付平面候補それぞれの得点とし
て記憶し、ステップS39に移行する。
【0054】ステップS39において、ステップS38
で求められた各積付平面候補ごとの得点を比較し、この
得点の最も高い積付平面候補を採用抽出し、積付平面P
5を形成すべく、指示装置10に積付要領を出力し、積
付平面P5を形成する。
【0055】本実施形態によれば、積付平面P5を形成
する際に、多数の積付平面候補の中から、安定性、充填
率等が良いものを抽出することができ、無駄なスペース
がなく、物品の転倒による危険回避、その片づけ等の作
業性、積付けの信頼性等が向上した優秀な積付平面を得
ることができる。従って、この積付平面P5を用いて優
秀な積み荷姿を得ることができる。
【0056】また、評価関数として、安定度、充填率を
説明したが、このほかにもパレット2の下方により重量
の重い物品を積み付け、上方に行くに従い軽いものを積
み付けることにより積付けを安定させる重量分布、パレ
ット2上の見た目、梱包時に都合の良い最上段の積み荷
の高さの差等を評価関数として追加することにより優秀
な積み付け平面を得ることができる。
【0057】実施形態6.本実施形態6では、積付平面
上に物品Wを積み付ける際に、制御装置9内部におい
て、その物品Wの積付順序を決定する際の動作に関して
説明する。図9は、積付平面上に物品Wが積み付けられ
た際の構成を示す平面図であり、図10は、制御装置9
内部において演算され、積付平面上に物品Wを積み付け
る際の積付順序を決定するフローを説明するフローチャ
ートである。図9において、16は物品Wの取りだし方
向、17は取りだし方向16に物品Wを移動した際の干
渉区域、18は干渉区域17に他の物品が存在したとき
の干渉部である。
【0058】次に、図10のフローチャートをもとに積
付順序決定の動作を説明する。まず、積付平面上に物品
Wの積み付けが決定されると、制御装置9内部におい
て、その物品Wが実際に積み付けられたと仮定した際の
積付構成(積付形状)の予想が立てられる。ステップS
41では、物品Wを取りだし方向16に移動したと仮定
した時の干渉区域17内に他の物品Wが存在し、干渉部
18が発生するのであれば別の物品について同様に調
べ、干渉部18の存在しない物品Wがあればこの物品W
を演算からはずすとともに、取り順を記憶してステップ
S42に移行する。
【0059】ステップS42では、まだ積付平面上に演
算すべき物品Wが存在するのであれば、ステップ41に
戻り、演算すべき物品Wがなくなるまで繰り返し、すべ
ての物品Wの取り順を決定し、ステップS43に移行す
る。ステップS43では、制御装置9内部に記憶されて
いる取り順を逆向きに並び変えて、積み付け順として記
憶する。そして、この積み付け順に基づいて、積付要領
として指示装置10に出力し、指示装置10から物品W
を供給すべく供給装置7に指示を与えるとともに、段業
用ロボット6に対してその供給装置7により供給されて
くる物品Wをパレット上に積み付ける。
【0060】本実施形態では、物品Wを積み付けた後
の、物品W間が干渉しない取り順をもとに積み付け順序
を決定するので、他の物品Wに干渉せずに積付けること
の可能な積み順を求めることができる。したがって、産
業用ロボットにより物品Wを積み付ける際に、物品同士
の衝突のない安全な積み付けが可能となる。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。積付面
上に積み付けるべき物品の数として予め定めた数と、上
記積付面上に積み付けようとする物品の数とを比較し、
予め定めた数より少ないか否かを判断する第1工程と、
この第1工程により予め定めた数より少ないと判断され
た端数物品について演算し、上記予め定めた数により形
成される平面積より小さく、かつ上記積付面の半分以上
の平面積を形成する予め定めた特定形状を形成する端数
物品を決定する第2工程と、この第2工程により決定さ
れた物品の数分、物品を積み付ける第3工程と、を備え
たので、広い面積を持つ端数物品による積付平面を形成
することができ、物品間のすき間を小さくし、物品を密
に効率よく積み付けることができる。
【0062】また、積付面上に積み付けるべき物品の数
として物品の種類に応じ予め定めた数と、上記積付面上
に積み付けようとする複数種の物品の数とを比較し、予
め定めた数より少ないか否かを判断する第1工程と、こ
の第1工程により予め定めた数より少ないと判断された
端数物品が複数種ある場合に、上記積付面上に積み付け
ようとする物品により形成される平面の面積を、物品の
種類毎に算出し、最も広い平面積を形成する物品の種類
を判断する物品であると判断する第2工程と、この第2
工程により最も広い平面積を形成する物品であると判断
された特定種類の端数物品を、上記積付面上に積み付け
る第3工程と、を備えたので、広い面積を持つ端数物品
による積付平面を形成することができ、物品間のすき間
を小さくし、物品を密に効率よく積み付けることができ
る。
【0063】また、端数物品により形成される特定形状
の平面積は、四角形状となるべく上記端数物品を積み付
けるので、端数物品積付平面にさらに端数物品を積み付
ける際の作業効率が向上する。
【0064】また、積み付ける端数物品と略同一形状と
なるべく他の端数物品を組み合わせて端数物品群とし、
この端数物品群及び上記端数物品を同一平面を形成すべ
く積み付けるので、より広い端数物品積付平面を得るこ
とができ、物品の積付効率がより向上する。
【0065】また、特定形状の平面積を形成する端数物
品は、複数ある端数物品毎の平面寸法と高さ寸法とから
求まる安定度が最も良い物品を選択し、使用するので、
端数物品積付平面を形成する際に、物品を積付面の法線
方向に棒状に積み上げただけの転倒しやすい端数物品積
付平面の発生が抑えられ、物品が倒れることなくパレッ
ト搬送等を行うことができ、作業効率が向上する。
【0066】また、積み付けるべき物品の積み付けが完
了した積付完了状態を演算する第1工程と、この積付完
了状態から、特定方向に物品を順に取り出す際に、積み
付けられている他の物品と干渉しない取り順を求める第
2工程と、この第2工程で求められた取り順とは逆の順
序で物品を積み付けるべく積付順を決定する第3工程
と、第3工程で決定された積付順により物品を実際に積
み付ける第4工程と、を備えたので、物品を積み付ける
際の物品相互の衝突等の干渉を抑えることができ、積付
作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 荷積み方法における荷積み装置全体の構成を
示す説明図。
【図2】 この発明の実施例1を示す図で、積付平面に
段積み面を配置した荷姿の一例を示す平面図。
【図3】 図1の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図4】 この発明の実施例2を示す図で、不足物品を
不足物品より小さい物品で構成した一例を示す平面図。
【図5】 図3の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
【図6】 この発明の実施例3を示す図で、倒れやすさ
に対する安定度を説明する斜視図。
【図7】 この発明の実施例3を示す図で、段積み面の
充填率を説明する斜視図。
【図8】 図6、図7から荷姿の得点を計算する動作を
説明するフローチャート。
【図9】 この発明の実施例4を示す図で、積み順決定
方法を説明する平面図。
【図10】 図9をもとに積み順決定方法を説明するフ
ローチャート。
【図11】 産業用ロボットによりパレットに積み付け
た物品の正面図。
【図12】 従来の積み付け方法を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 段積み面、2 パレット、6 産業用ロボット、7
供給装置、8 積付指令装置、9 制御装置、10
指示装置、11 平面、12 不足物品、13余剰物
品、14 仮想物品、15 直方体、16 取りだし方
向、17 干渉区域、18 干渉部。
フロントページの続き (72)発明者 野々垣 智仁 愛知県名古屋市北区東大曽根町上五丁目 1071番地三菱電機メカトロニクスソフトウ エア株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積付面上に積み付けるべき物品の数とし
    て予め定めた数と、上記積付面上に積み付けようとする
    物品の数とを比較し、予め定めた数より少ないか否かを
    判断する第1工程と、 この第1工程により予め定めた数より少ないと判断され
    た端数物品について演算し、上記予め定めた数により形
    成される平面積より小さく、かつ上記積付面の半分以上
    の平面積を形成する予め定めた特定形状を形成する端数
    物品を決定する第2工程と、 この第2工程により決定された物品の数分、物品を積み
    付ける第3工程と、を備えた荷積み方法。
  2. 【請求項2】 積付面上に積み付けるべき物品の数とし
    て物品の種類に応じ予め定めた数と、上記積付面上に積
    み付けようとする複数種の物品の数とを比較し、予め定
    めた数より少ないか否かを判断する第1工程と、 この第1工程により予め定めた数より少ないと判断され
    た端数物品が複数種ある場合に、上記積付面上に積み付
    けようとする物品により形成される平面の面積を、物品
    の種類毎に算出し、最も広い平面積を形成する物品の種
    類を判断する物品であると判断する第2工程と、 この第2工程により最も広い平面積を形成する物品であ
    ると判断された特定種類の端数物品を、上記積付面上に
    積み付ける第3工程と、を備えた荷積み方法。
  3. 【請求項3】 端数物品により形成される特定形状の平
    面積は、四角形状となるべく上記端数物品を積み付ける
    ことを特徴とする請求項第1項または第2項記載の荷積
    み方法。
  4. 【請求項4】 積み付ける端数物品と略同一形状となる
    べく他の端数物品を組み合わせて端数物品群とし、この
    端数物品群及び上記端数物品を同一平面を形成すべく積
    み付けることを特徴とする請求項第3項記載の荷積み方
    法。
  5. 【請求項5】 特定形状の平面積を形成する端数物品
    は、複数ある端数物品毎の平面寸法と高さ寸法とから求
    まる安定度が最も良い物品を選択し、使用することを特
    徴とする請求項第1項または第2項記載の荷積み方法。
  6. 【請求項6】 積み付けるべき物品の積み付けが完了し
    た積付完了状態を演算する第1工程と、 この積付完了状態から、特定方向に物品を順に取り出す
    際に、積み付けられている他の物品と干渉しない取り順
    を求める第2工程と、 この第2工程で求められた取り順とは逆の順序で物品を
    積み付けるべく積付順を決定する第3工程と、 第3工程で決定された積付順により物品を実際に積み付
    ける第4工程と、を備えた荷積み方法。
JP60296A 1996-01-08 1996-01-08 荷積み方法 Pending JPH09183519A (ja)

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JP60296A JPH09183519A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 荷積み方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162583A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Nsk Ltd 配置決定システムおよび配置決定方法
JP2018203400A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 株式会社エヌテック 積付装置及び積付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014162583A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Nsk Ltd 配置決定システムおよび配置決定方法
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