JPH09263332A - 自動荷積方法 - Google Patents
自動荷積方法Info
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- JPH09263332A JPH09263332A JP7283096A JP7283096A JPH09263332A JP H09263332 A JPH09263332 A JP H09263332A JP 7283096 A JP7283096 A JP 7283096A JP 7283096 A JP7283096 A JP 7283096A JP H09263332 A JPH09263332 A JP H09263332A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業者が望む積付け荷姿とする荷積み方法を
得る。 【解決手段】複数の種類からなるワーク7による直方体
形状の積み付け単位である複数のブロック候補から、作
業者によって選択された複数のブロック作成パラメータ
16に基づいてブロック候補を評価し、荷積みするブロ
ックを選択する。
得る。 【解決手段】複数の種類からなるワーク7による直方体
形状の積み付け単位である複数のブロック候補から、作
業者によって選択された複数のブロック作成パラメータ
16に基づいてブロック候補を評価し、荷積みするブロ
ックを選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、形状異なる複数
種類のワークを産業用ロボットを使用してパレットに混
載積付けを行う自動荷積方法に関する。
種類のワークを産業用ロボットを使用してパレットに混
載積付けを行う自動荷積方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来のパレタイズ装置の構成
図、図18は形状の異なる複数種類のワークをパレット
上へ混載積付けした配置を示す平面図、図197はハ゜レッ
ト にワークが積付けられた荷姿を示す正面図である。
図、図18は形状の異なる複数種類のワークをパレット
上へ混載積付けした配置を示す平面図、図197はハ゜レッ
ト にワークが積付けられた荷姿を示す正面図である。
【0003】図17において8は把手9が設けられてハ゜
レット 6に対向して配置された産業用ロボット、10は端
部が産業用ロボット8に対向して設けられて、産業ロボ
ット8を介してハ゜レット 6に積付けられるワーク7を供給
するコンベヤからなる供給装置、11はワークの積付指
令を出力する積付け指令装置、12は積付け指令に対応
した積付け要領を出力する制御装置、13は制御装置1
2からの積付け要領により供給装置10にワークの供給
を指示するとともに、量産業ロボット8にワークの積付
け動作を指示する指示装置である。図18において、2
7はパレット6上に存在する積付け平面、28は積付け
平面27と同じか小さい底面を有する平坦な上面を形成
するようなブロックである。図19において、1、2、
3、4、5はハ゜レット 6に積付けられたワークである。
レット 6に対向して配置された産業用ロボット、10は端
部が産業用ロボット8に対向して設けられて、産業ロボ
ット8を介してハ゜レット 6に積付けられるワーク7を供給
するコンベヤからなる供給装置、11はワークの積付指
令を出力する積付け指令装置、12は積付け指令に対応
した積付け要領を出力する制御装置、13は制御装置1
2からの積付け要領により供給装置10にワークの供給
を指示するとともに、量産業ロボット8にワークの積付
け動作を指示する指示装置である。図18において、2
7はパレット6上に存在する積付け平面、28は積付け
平面27と同じか小さい底面を有する平坦な上面を形成
するようなブロックである。図19において、1、2、
3、4、5はハ゜レット 6に積付けられたワークである。
【0004】次に、動作について説明する。まず、受注
情報等による出荷指令に基づくワーク7の積付け指令が
積付け指令装置13から制御装置12に発せられる。積
付け指令には積付け指令にかかわる各種ワーク7の形
状、外形サイズ等のワーク7の諸元が記載されており、
制御装置12は積付け指令に対応した所要の積付け要領
を指示装置13に出力する。これによって、指示装置1
3から所要のワーク7の供給が供給装置10に、また所
要のワーク7の積付け動作が産業用ロボット8に指示さ
れる。
情報等による出荷指令に基づくワーク7の積付け指令が
積付け指令装置13から制御装置12に発せられる。積
付け指令には積付け指令にかかわる各種ワーク7の形
状、外形サイズ等のワーク7の諸元が記載されており、
制御装置12は積付け指令に対応した所要の積付け要領
を指示装置13に出力する。これによって、指示装置1
3から所要のワーク7の供給が供給装置10に、また所
要のワーク7の積付け動作が産業用ロボット8に指示さ
れる。
【0005】次に荷積み装置の動作を図20に示すフロ
ーチャートによって説明する。まず、ステップ100に
おいてワーク7が積付けられていないハ゜レット 6があれば
ステップ101に進み、積付けられていれば終了とす
る。そして、ステップ101において割り当てられてい
ないワーク7が残っていればステップ102に進み、残
っていなければ終了する。次に、ステップ102におい
てワーク7の積付けられていないパレット6のサイズ等
よりパレット6の積付け可能体積を計算する。そして、
ステップ103においてパレット6に積載可能な組み合
わせのワーク7を決定する。次に、ステップ104にお
いてパレット66の積付け平面P(27)を得る。ステ
ップ105においてまだ積付けられていないワークの中
から最も残数の多いワークAを選択する。そして、ステ
ップ106においてワークAの縦横サイズ(AL、A
W)の整数倍で構成される平面サイズ(AL×m、AW
×n)が積付け平面Pの縦横サイズ(PL、PW)以下
になる、ワークAの残数で構成できる最大の平面を構成
する。次に、ステップ107においてワークAで構成さ
れた平面を積付け平面P’(29)とする。ステップ1
08において積付け平面P(27)に新たに発生した積
付け平面P’(29)を置いた残りの面から新たな面
(30)を発生する。そして、ステップ109において
ワークが残っていないのなら終了し、残っているのであ
ればステップ110へ進む。ステップ110において残
ったワークを積付けるのに十分な面積を持つ積付け平面
が存在するのであれば再度ステップ104へ進み、なけ
れば111へ進みハ゜レット 6の積付け可能体積を余ったワ
ークの体積分減らし、ステップ103へ戻る。ステップ
103では、パレット6の積載可能体積が前回より減っ
ているので、割り振られるワーク7の組み合わせも変わ
る。このように複数のパレット6に積付け可能ワーク7
を体積より計算しそれぞれ割り当て、積付けの可能な平
面に収まるワークの集合を構成し積付けていく。
ーチャートによって説明する。まず、ステップ100に
おいてワーク7が積付けられていないハ゜レット 6があれば
ステップ101に進み、積付けられていれば終了とす
る。そして、ステップ101において割り当てられてい
ないワーク7が残っていればステップ102に進み、残
っていなければ終了する。次に、ステップ102におい
てワーク7の積付けられていないパレット6のサイズ等
よりパレット6の積付け可能体積を計算する。そして、
ステップ103においてパレット6に積載可能な組み合
わせのワーク7を決定する。次に、ステップ104にお
いてパレット66の積付け平面P(27)を得る。ステ
ップ105においてまだ積付けられていないワークの中
から最も残数の多いワークAを選択する。そして、ステ
ップ106においてワークAの縦横サイズ(AL、A
W)の整数倍で構成される平面サイズ(AL×m、AW
×n)が積付け平面Pの縦横サイズ(PL、PW)以下
になる、ワークAの残数で構成できる最大の平面を構成
する。次に、ステップ107においてワークAで構成さ
れた平面を積付け平面P’(29)とする。ステップ1
08において積付け平面P(27)に新たに発生した積
付け平面P’(29)を置いた残りの面から新たな面
(30)を発生する。そして、ステップ109において
ワークが残っていないのなら終了し、残っているのであ
ればステップ110へ進む。ステップ110において残
ったワークを積付けるのに十分な面積を持つ積付け平面
が存在するのであれば再度ステップ104へ進み、なけ
れば111へ進みハ゜レット 6の積付け可能体積を余ったワ
ークの体積分減らし、ステップ103へ戻る。ステップ
103では、パレット6の積載可能体積が前回より減っ
ているので、割り振られるワーク7の組み合わせも変わ
る。このように複数のパレット6に積付け可能ワーク7
を体積より計算しそれぞれ割り当て、積付けの可能な平
面に収まるワークの集合を構成し積付けていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な従来の荷積
み方法では、ハ゜レット に配置可能なワーク体積によりハ゜レッ
トとワークの組み合わせを決定するため、ワーク間にす
き間の発生した場合、パレット とワークの組合せによ
っては、全てのワークを積付けられなくなり、ステップ
111において積付け可能体積を減らし、ステップ10
3に戻る等の後戻り計算が発生し時間がかかった。ま
た、最も残数の多いワークからハ゜レット に配置するため、
荷姿の調整ができなかったり、ワークの組み合わせによ
っては、ワーク間に多くのすき間が発生し、積残すこと
があった。また、完成した荷姿より作業者が、任意のワ
ークを取り出す際に 他のワークが障害になり荷姿を崩
さなければ、取り出せないことがあった。
み方法では、ハ゜レット に配置可能なワーク体積によりハ゜レッ
トとワークの組み合わせを決定するため、ワーク間にす
き間の発生した場合、パレット とワークの組合せによ
っては、全てのワークを積付けられなくなり、ステップ
111において積付け可能体積を減らし、ステップ10
3に戻る等の後戻り計算が発生し時間がかかった。ま
た、最も残数の多いワークからハ゜レット に配置するため、
荷姿の調整ができなかったり、ワークの組み合わせによ
っては、ワーク間に多くのすき間が発生し、積残すこと
があった。また、完成した荷姿より作業者が、任意のワ
ークを取り出す際に 他のワークが障害になり荷姿を崩
さなければ、取り出せないことがあった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、この発明の第1の目的は、積付
け荷姿作成方法を作業者が変更できる荷積み方法を得る
ことである。また、この発明の第2の目的は、より多く
のワークを積付ける荷積み方法を得ることである。ま
た、この発明の第3の目的は、作業者の望む荷姿を積付
ける荷積み方法を得ることである。さらに、この発明の
第4の目的は、完成した荷姿より作業者が任意のワーク
を取り出す際に、荷姿を崩すことなく取り出せる荷姿を
作成できる荷積み方法を得るこである。また、この発明
の第5の目的は高速に荷姿を得る荷積み方法を得ること
である。
ためになされたもので、この発明の第1の目的は、積付
け荷姿作成方法を作業者が変更できる荷積み方法を得る
ことである。また、この発明の第2の目的は、より多く
のワークを積付ける荷積み方法を得ることである。ま
た、この発明の第3の目的は、作業者の望む荷姿を積付
ける荷積み方法を得ることである。さらに、この発明の
第4の目的は、完成した荷姿より作業者が任意のワーク
を取り出す際に、荷姿を崩すことなく取り出せる荷姿を
作成できる荷積み方法を得るこである。また、この発明
の第5の目的は高速に荷姿を得る荷積み方法を得ること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のに係る自動荷
積み方法においては、ある複数種類のワークをパレット
上へ積付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わ
せて積付け面に積付ける複数種類のブロックを作成する
ブロック作成工程と、上記ブロックの形状を表すブロッ
作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付
けされるブロックを選択するブロック選択工程と、この
ブロック選択工程により選択された上記ブロックを上記
積付け面に積み付ける積付け工程とを備える。
積み方法においては、ある複数種類のワークをパレット
上へ積付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わ
せて積付け面に積付ける複数種類のブロックを作成する
ブロック作成工程と、上記ブロックの形状を表すブロッ
作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付
けされるブロックを選択するブロック選択工程と、この
ブロック選択工程により選択された上記ブロックを上記
積付け面に積み付ける積付け工程とを備える。
【0009】また、上記ブロック選択工程は、入力手段
により入力された上記ブロッ作成パラメータと上記ブロ
ッ作成パラメータに応じた重み係数に基づいて評価点を
算出するとともに、表示手段により荷姿を確認すること
によりブロックを選択するものである。
により入力された上記ブロッ作成パラメータと上記ブロ
ッ作成パラメータに応じた重み係数に基づいて評価点を
算出するとともに、表示手段により荷姿を確認すること
によりブロックを選択するものである。
【0010】また、上記重み係数は、上記ブロック作成
パラメータ毎に優先順位をつけた複数個からなり、優先
順位の高い順に使用されるものである。
パラメータ毎に優先順位をつけた複数個からなり、優先
順位の高い順に使用されるものである。
【0011】また、複数種類のワークをパレット上へ積
付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積
付け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロッ
ク作成工程と、上記ブロック毎にブロックの形状を表す
ブロッ作成パラメータとこれらの各ブロッ作成パラメー
タに対応した複数の重み係数を記憶する重み係数記憶工
程と、この重み係数記憶工程で記憶された上記複数の重
み係数の中から、使用していない重み係数のいずれかひ
とつを選択し、この選択された重み係数と上記記憶され
たブロッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価
し、積付けされるブロックを選択するブロック選択工程
と、このブロック選択工程により選択されたブロックを
上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工程
と、上記ワークが残っていないか、または、上記残った
ワークの積付け面がなければ荷姿が完成したものとして
上記荷姿を記憶する荷姿記憶工程と、使用していない上
記重み係数がなければ、上記完成した荷姿を複数表示
し、その中から荷姿を選択する荷姿選択工程と、この荷
姿選択工程で選択された上記荷姿を評価し、荷姿評価パ
ラメータとして記憶する荷姿評価パラメータ記憶工程と
を備え、上記記憶された荷姿評価パラメータに基づい
て、荷姿を自動選択するものである。
付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積
付け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロッ
ク作成工程と、上記ブロック毎にブロックの形状を表す
ブロッ作成パラメータとこれらの各ブロッ作成パラメー
タに対応した複数の重み係数を記憶する重み係数記憶工
程と、この重み係数記憶工程で記憶された上記複数の重
み係数の中から、使用していない重み係数のいずれかひ
とつを選択し、この選択された重み係数と上記記憶され
たブロッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価
し、積付けされるブロックを選択するブロック選択工程
と、このブロック選択工程により選択されたブロックを
上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工程
と、上記ワークが残っていないか、または、上記残った
ワークの積付け面がなければ荷姿が完成したものとして
上記荷姿を記憶する荷姿記憶工程と、使用していない上
記重み係数がなければ、上記完成した荷姿を複数表示
し、その中から荷姿を選択する荷姿選択工程と、この荷
姿選択工程で選択された上記荷姿を評価し、荷姿評価パ
ラメータとして記憶する荷姿評価パラメータ記憶工程と
を備え、上記記憶された荷姿評価パラメータに基づい
て、荷姿を自動選択するものである。
【0012】また、複数ワークからなる柱状ブロックで
ある柱をパレット上へ積付ける荷積み方法において、上
記柱を上記パレットへ配置する配置位置を設定する工程
と、四方を他の柱に囲まれた上記柱の上記配置位置があ
り、かつ、同一種類で複数の柱を構成できるワークがあ
れば、最も多い柱本数を構成できるワークを四方が他の
柱に囲まれる上記配置位置に割当てる工程とを備える。
ある柱をパレット上へ積付ける荷積み方法において、上
記柱を上記パレットへ配置する配置位置を設定する工程
と、四方を他の柱に囲まれた上記柱の上記配置位置があ
り、かつ、同一種類で複数の柱を構成できるワークがあ
れば、最も多い柱本数を構成できるワークを四方が他の
柱に囲まれる上記配置位置に割当てる工程とを備える。
【0013】また、複数種類のワークをパレット上へ積
付ける荷積み方法において、上記ワーク間の間隙による
間隙容積の割合いを示す間隙率に基づいて、上記ワーク
が上記パレットに積付けされる有効体積を算出する有効
体積算出工程と、この有効体積算出工で程算出された上
記有効体積に基づいて積付け対象ワークを割当てる割当
て工程と、この割当て工程で割当てられた上記対象ワー
クを組合わせて積付け面に積付けできる複数種類のブロ
ックを作成するブロック作成工程と、このブロック作成
工程作成された上記ブロックの形状を表すブロッ作成パ
ラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされ
るブロックを選択するブロック選択工程と、このブロッ
ク選択工程により選択された上記積付けされるブロック
を上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工
程と、上記ワークが残っていれば、上記間隙率を下げて
前記有効体積算出工程に戻す工程とを備える。
付ける荷積み方法において、上記ワーク間の間隙による
間隙容積の割合いを示す間隙率に基づいて、上記ワーク
が上記パレットに積付けされる有効体積を算出する有効
体積算出工程と、この有効体積算出工で程算出された上
記有効体積に基づいて積付け対象ワークを割当てる割当
て工程と、この割当て工程で割当てられた上記対象ワー
クを組合わせて積付け面に積付けできる複数種類のブロ
ックを作成するブロック作成工程と、このブロック作成
工程作成された上記ブロックの形状を表すブロッ作成パ
ラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされ
るブロックを選択するブロック選択工程と、このブロッ
ク選択工程により選択された上記積付けされるブロック
を上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工
程と、上記ワークが残っていれば、上記間隙率を下げて
前記有効体積算出工程に戻す工程とを備える。
【0014】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図につ
いて説明する。図1は荷積み装置全体の構成を示す構成
図、図2はブロック積付けの説明図、図3はパレット6
に積付けするブロック候補の外形図、図4はブロックの
各サイズを示した図、図5は荷積み装置の動作を示すフ
ローチャートである。
いて説明する。図1は荷積み装置全体の構成を示す構成
図、図2はブロック積付けの説明図、図3はパレット6
に積付けするブロック候補の外形図、図4はブロックの
各サイズを示した図、図5は荷積み装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0015】図1において8は把手9が設けられてハ゜レッ
ト 6に対向して配置された産業用ロボット、10は端部
が産業用ロボット8に対向して設けられて、産業ロボッ
ト8を介してハ゜レット 6に積付けられるワーク7を供給す
るコンベヤからなる供給装置、11はワークの積付指令
を出力する積付け指令装置、12は積付け指令に対応し
た積付け要領を出力する制御装置、13は制御装置12
からの積付け要領により供給装置10にワークの供給を
指示するとともに、量産業ロボット8にワークの積付け
動作を指示する指示装置である。15は表示装置14に
接続された入力装置、16は制御装置12に格納され、
ブロックの底面積、構成数複数、体積等ブロックの形状
に関するブロック作成パラメータ、18は配置の完了し
たブロックである。図2(a)は最初にブロック18が
パレット6に配置された状態を示し、図2(b)は次に
ブロック20がパレット6に配置された状態を示し、図
において、19はパレット6上の積付け有効面、20は
選択され、実際にパレット6に積付けされるブロック、
21は新たに発生した積付け有効面である。図3におい
て、20a〜20dは形状の異なる複数種類のワークを
用いてワークをパレット6上に存在する積付け有効面1
9と同じ、または、小さい底面を有するとともに、平坦
な上面を形成するようなブロック候補を示す。図4
(a)は配置完了したブロックのサイズを示し、図4
(b)は次に配置するブロック作成候補の一例であり、
このブロック作成候補のサイズを示し、図において18
zは配置完了ブロック18の高さサイズ、7xはワーク
7の横サイズ、7yはワーク7の縦サイズ、7zはワー
ク7の高さサイズ、20xはブロックの横サイズ、20
yはブロックの縦サイズ、20zはブロックの高さサイ
ズ、Sはすき間である。
ト 6に対向して配置された産業用ロボット、10は端部
が産業用ロボット8に対向して設けられて、産業ロボッ
ト8を介してハ゜レット 6に積付けられるワーク7を供給す
るコンベヤからなる供給装置、11はワークの積付指令
を出力する積付け指令装置、12は積付け指令に対応し
た積付け要領を出力する制御装置、13は制御装置12
からの積付け要領により供給装置10にワークの供給を
指示するとともに、量産業ロボット8にワークの積付け
動作を指示する指示装置である。15は表示装置14に
接続された入力装置、16は制御装置12に格納され、
ブロックの底面積、構成数複数、体積等ブロックの形状
に関するブロック作成パラメータ、18は配置の完了し
たブロックである。図2(a)は最初にブロック18が
パレット6に配置された状態を示し、図2(b)は次に
ブロック20がパレット6に配置された状態を示し、図
において、19はパレット6上の積付け有効面、20は
選択され、実際にパレット6に積付けされるブロック、
21は新たに発生した積付け有効面である。図3におい
て、20a〜20dは形状の異なる複数種類のワークを
用いてワークをパレット6上に存在する積付け有効面1
9と同じ、または、小さい底面を有するとともに、平坦
な上面を形成するようなブロック候補を示す。図4
(a)は配置完了したブロックのサイズを示し、図4
(b)は次に配置するブロック作成候補の一例であり、
このブロック作成候補のサイズを示し、図において18
zは配置完了ブロック18の高さサイズ、7xはワーク
7の横サイズ、7yはワーク7の縦サイズ、7zはワー
ク7の高さサイズ、20xはブロックの横サイズ、20
yはブロックの縦サイズ、20zはブロックの高さサイ
ズ、Sはすき間である。
【0016】次に動作概要について説明する。まず、受
注情報等による出荷指令に基づくワーク7の積付け指令
が積付け指令装置11から制御装置12に発せられる。
積付け指令には、積付け指令にかかわる各種ワーク7の
形状、外形サイズ等のワーク7の諸元、パレット6の形
状、外形サイズ等の諸元等が記載されている。制御装置
12には、ブロック作成パラメータ16 が格納されてお
り、ブロック作成パラメータ16に基づいてブロックが
選択される。ブロック作成パラメータ16は表示装置1
4と入力装置15を使用し、作業者が変更できるように
なっている。制御装置12おいて、積付け指令に対応し
た所要の積付け要領が作成され、指示装置13に出力さ
れる。これによって、指示装置13から所要のワーク7
の供給が供給装置10に、また所要のワーク7の積付け
動作が産業用ロボット8に指示される。
注情報等による出荷指令に基づくワーク7の積付け指令
が積付け指令装置11から制御装置12に発せられる。
積付け指令には、積付け指令にかかわる各種ワーク7の
形状、外形サイズ等のワーク7の諸元、パレット6の形
状、外形サイズ等の諸元等が記載されている。制御装置
12には、ブロック作成パラメータ16 が格納されてお
り、ブロック作成パラメータ16に基づいてブロックが
選択される。ブロック作成パラメータ16は表示装置1
4と入力装置15を使用し、作業者が変更できるように
なっている。制御装置12おいて、積付け指令に対応し
た所要の積付け要領が作成され、指示装置13に出力さ
れる。これによって、指示装置13から所要のワーク7
の供給が供給装置10に、また所要のワーク7の積付け
動作が産業用ロボット8に指示される。
【0017】次に、動作について図5に示すフローチャ
ート図、図2及び図3によって説明する。まず、ステッ
プ120において積付け有効面P(19)を得る。次
に、ステップ121においてまだ積付けられていないワ
ーク7を直方体になるように組合わせ、ブロック候補2
0a〜20dを作成する。20a〜20dの形状や個数
はワーク7のサイズや個数において変わり、本実施の形
態では示していないが、荷積みについての経験等から算
出される。そして、ステップ122においてブロック候
補20a〜20dをブロック作成パラメータ17に基づ
いて評価し、ブロック20cをブロック20と決定す
る。
ート図、図2及び図3によって説明する。まず、ステッ
プ120において積付け有効面P(19)を得る。次
に、ステップ121においてまだ積付けられていないワ
ーク7を直方体になるように組合わせ、ブロック候補2
0a〜20dを作成する。20a〜20dの形状や個数
はワーク7のサイズや個数において変わり、本実施の形
態では示していないが、荷積みについての経験等から算
出される。そして、ステップ122においてブロック候
補20a〜20dをブロック作成パラメータ17に基づ
いて評価し、ブロック20cをブロック20と決定す
る。
【0018】次に、ブロック作成パラメータ16に基づ
く評価について説明する。まず、ブロック作成パラメー
タ16は例えば次の算式(1)〜(6)に示すように設
定する。 ブロックの底面積=ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20y ) --------- (1) ブロックの構成高さ=ブロック高さ(20z) -------- (2) ブロックの構成数=ブロックを構成しているワーク7の個数 --- (3) ブロックの体積=ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20y) ×ブロック高さサイズ(20z) ----------(4) ブロックのすき間=[ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20 y)×ブロック高さサイズ(20z)]−[ ワーク横サイズ(7x)×ワーク 縦サイズ(7y)×ワーク高さサイズ(7z)×ブロックの構成数] ---(5) 他のブロックとの高さ釣合=ブロック高さサイズ(20z)−配置完了ブロック 高さサイズ(18z) ----------------------------(6)
く評価について説明する。まず、ブロック作成パラメー
タ16は例えば次の算式(1)〜(6)に示すように設
定する。 ブロックの底面積=ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20y ) --------- (1) ブロックの構成高さ=ブロック高さ(20z) -------- (2) ブロックの構成数=ブロックを構成しているワーク7の個数 --- (3) ブロックの体積=ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20y) ×ブロック高さサイズ(20z) ----------(4) ブロックのすき間=[ブロック横サイズ(20x)×ブロック縦サイズ(20 y)×ブロック高さサイズ(20z)]−[ ワーク横サイズ(7x)×ワーク 縦サイズ(7y)×ワーク高さサイズ(7z)×ブロックの構成数] ---(5) 他のブロックとの高さ釣合=ブロック高さサイズ(20z)−配置完了ブロック 高さサイズ(18z) ----------------------------(6)
【0019】次に、以上のブロック作成パラメータに
は、ブロック作成パラメータに対応した重み付けを表わ
す係数が設定され、係数は実数値を設定することがで
き、この係数の設定は作業者が表示装置14と入力装置
15を用いて行う。また、各項目について評価計算を実
施する/しない等の設定変更もシステム構築後でも自由
に行うことができるようになっている。次に、以上のブ
ロック作成パラメータにより、各ブロック候補20a〜
20dについて計算を行い、偏差値等を用いて算出した
評価値Siを求め、この評価値Siと各ブロック作成パ
ラメータの重み係数Kiから次の算式(7)により、各
ブロック候補評価得点Pを求める。
は、ブロック作成パラメータに対応した重み付けを表わ
す係数が設定され、係数は実数値を設定することがで
き、この係数の設定は作業者が表示装置14と入力装置
15を用いて行う。また、各項目について評価計算を実
施する/しない等の設定変更もシステム構築後でも自由
に行うことができるようになっている。次に、以上のブ
ロック作成パラメータにより、各ブロック候補20a〜
20dについて計算を行い、偏差値等を用いて算出した
評価値Siを求め、この評価値Siと各ブロック作成パ
ラメータの重み係数Kiから次の算式(7)により、各
ブロック候補評価得点Pを求める。
【0020】
【数1】 ただしnは、ブロック作成パラメータ数を表わし、Si
は例えばブロック作成パラメータが体積の場合、体積を
Vi、平均をAV 、標準偏差をSとして次の算式(8)
〜(10)から求められる。
は例えばブロック作成パラメータが体積の場合、体積を
Vi、平均をAV 、標準偏差をSとして次の算式(8)
〜(10)から求められる。
【0022】
【数2】 次に、ブロック候補20a〜20dの中から最もブロッ
ク候補評価得点Pの高いブロック20を決定する。次
に、ステップ123においてブロック20を有効積付け
面P(19)に配置する。そして、ステップ124にお
いて有効積付け面P(19)に配置したブロック20の
占める面積を除いた新たな有効積付け面P(21)が発
生する。もし、ブロック20の底面が、有効積付け面P
(19)とほぼ等しいか、有効積付け面P(21)上に
他のワーク7を配置することができない場合は、新たな
有効積付け面(21)は、配置の完了したブロック18
と20の上面に発生させる。ステップ125においてワ
ークが残っていないのなら終了し、残っているのであれ
ばステップ126へ進む。ステップ126において残っ
たワークを積付けるのに十分な面積を持つ積付け平面が
存在するのであれば再度ステップ120へ進み、なけれ
ば終了する。
ク候補評価得点Pの高いブロック20を決定する。次
に、ステップ123においてブロック20を有効積付け
面P(19)に配置する。そして、ステップ124にお
いて有効積付け面P(19)に配置したブロック20の
占める面積を除いた新たな有効積付け面P(21)が発
生する。もし、ブロック20の底面が、有効積付け面P
(19)とほぼ等しいか、有効積付け面P(21)上に
他のワーク7を配置することができない場合は、新たな
有効積付け面(21)は、配置の完了したブロック18
と20の上面に発生させる。ステップ125においてワ
ークが残っていないのなら終了し、残っているのであれ
ばステップ126へ進む。ステップ126において残っ
たワークを積付けるのに十分な面積を持つ積付け平面が
存在するのであれば再度ステップ120へ進み、なけれ
ば終了する。
【0024】以上のように、作業者の好みに合ったブロ
ックの組み合わせで構築された荷姿を得ることができ、
また、荷姿を変更することができる。
ックの組み合わせで構築された荷姿を得ることができ、
また、荷姿を変更することができる。
【0025】実施の形態2.以下、この発明の他の実施
の形態を図について説明する。図6は異なった複数のブ
ロック作成パラメータによってハ゜レット 6上に異なったブ
ロックを選択し、配置したブロックの外形図である。1
8a〜18dは、異なったブロック作成パラメータによ
って作成されたブロックである。図7は荷積み装置の動
作を示すフローチャートである。
の形態を図について説明する。図6は異なった複数のブ
ロック作成パラメータによってハ゜レット 6上に異なったブ
ロックを選択し、配置したブロックの外形図である。1
8a〜18dは、異なったブロック作成パラメータによ
って作成されたブロックである。図7は荷積み装置の動
作を示すフローチャートである。
【0026】次に荷積み装置の動作を図7に示すフロー
チャートによって説明する。まず、ステップ130にお
いて使用していないブロック作成パラメータを複数個
(n個)持ち、これらのロック作成パラメータには各々
1〜nの優先順位をつけておき、このなかで優先順位の
高いブロック作成パラメータ17を制御装置12に格納
する。なお、ブロック作成パラメータの優先順位はブロ
ック作成パラメータに対応した重み係数も含めておく。
次に、ステップ131において荷姿の作成を行う。荷姿
の作成方法は実施の形態1に従って行う。ステップ13
2においてすべてのワークが積付け完了したかどうかを
調べ、完了したのであれば終了する。ステップ132に
おいてすべてのワークの積付けが完了していなければ、
ステップ133に進む。ステップ133において使用さ
れていないブロック作成パラメータが存在するか調べ存
在すれば、再度ステップ130に進み、存在しなければ
終了する。このように、ブロック作成パラメータを複数
持ち切り替えることにより、18a〜18dに示したよ
うな異なったブロックを作成することができ、あるブロ
ック作成パラメータで荷姿を求めた結果、ワークの余り
が発生しても、別のブロック作成パラメータで荷姿を求
めた結果、余りの発生しない荷姿を得ることができ、こ
のように異なった方法で荷姿を作成することにより、最
適な荷姿に到達することができ、より多くのワークの積
付けを行うことができる。
チャートによって説明する。まず、ステップ130にお
いて使用していないブロック作成パラメータを複数個
(n個)持ち、これらのロック作成パラメータには各々
1〜nの優先順位をつけておき、このなかで優先順位の
高いブロック作成パラメータ17を制御装置12に格納
する。なお、ブロック作成パラメータの優先順位はブロ
ック作成パラメータに対応した重み係数も含めておく。
次に、ステップ131において荷姿の作成を行う。荷姿
の作成方法は実施の形態1に従って行う。ステップ13
2においてすべてのワークが積付け完了したかどうかを
調べ、完了したのであれば終了する。ステップ132に
おいてすべてのワークの積付けが完了していなければ、
ステップ133に進む。ステップ133において使用さ
れていないブロック作成パラメータが存在するか調べ存
在すれば、再度ステップ130に進み、存在しなければ
終了する。このように、ブロック作成パラメータを複数
持ち切り替えることにより、18a〜18dに示したよ
うな異なったブロックを作成することができ、あるブロ
ック作成パラメータで荷姿を求めた結果、ワークの余り
が発生しても、別のブロック作成パラメータで荷姿を求
めた結果、余りの発生しない荷姿を得ることができ、こ
のように異なった方法で荷姿を作成することにより、最
適な荷姿に到達することができ、より多くのワークの積
付けを行うことができる。
【0027】以上のように、より多くのワークの積付け
を行うことができる。また、作業者の好みに合ったブロ
ックを作成し荷姿を構築していくことができる。
を行うことができる。また、作業者の好みに合ったブロ
ックを作成し荷姿を構築していくことができる。
【0028】実施の形態3.この発明の他の実施の形態
を図について説明する。図8は荷積み装置全体の構成を
示す構成図、図9は表示装置14に表示された複数の荷
姿荷姿候補の外形図、図10は荷積み装置の動作を示す
フローチャート図、図11は荷姿候補の各サイズを示す
図である。
を図について説明する。図8は荷積み装置全体の構成を
示す構成図、図9は表示装置14に表示された複数の荷
姿荷姿候補の外形図、図10は荷積み装置の動作を示す
フローチャート図、図11は荷姿候補の各サイズを示す
図である。
【0029】図8は実施の形態1の図1の制御装置12
に格納される荷積みの充填率、荷積みの高さ等の荷姿評
価パラメ−タ17を追加した構成であり、図9において
22a〜22dは荷姿候補である。
に格納される荷積みの充填率、荷積みの高さ等の荷姿評
価パラメ−タ17を追加した構成であり、図9において
22a〜22dは荷姿候補である。
【0030】次に、荷積み装置の動作を図8に示すフロ
ーチャートによって説明する。まず、ステップ140に
おいて使用していないブロック作成パラメータを荷姿計
算用に記憶エリアに格納する。そして、ステップ141
において荷姿の作成を行う。荷姿の作成方法は実施の形
態1に従って行う。次に、ステップ142においてすべ
てのワークが積付け完了したかどうかを調べ、完了した
のであれば143に進む。そして、ステップ142にお
いてすべてのワークの積付けが完了していなければ、1
44に進む。次に、ステップ143においては、完成し
た荷姿を記憶装置に保存する。そして、ステップ144
において使用されていないブロック作成パラメータ17
が存在するか調べ存在すれば、再度ステップ140に進
み、存在しなければステップ145に進む。次に、ステ
ップ145においては完成した荷姿が存在するかどうか
調べ、存在するならステップ146に進み、存在しなけ
れば終了する。ステップ146において完成した複数の
荷姿を表示装置14に表示する。ステップ147におい
て、作業者による入力装置15からの荷姿選択入力待ち
を行い、選択されればステップ148において作業者の
選択した荷姿を評価し、評価結果を荷姿評価パラメータ
17に格納する。例えば、表示装置14に図9に示すよ
うな荷姿候補22a〜22dが表示され、作業者が入力
装置15より荷姿候補22aを選択したならば、22a
と他の荷姿の違いを評価することになる。作業者が表示
装置14に表示された荷姿を選択し自動的に荷姿評価パ
ラメータを決定する他に、表示装置14と入力装置15
を使用して荷姿評価パラメータを編集することも可能で
ある。また、テスト用のワークデータを使用して産業ロ
ボットの動作に係わらず、荷姿候補を作成し作業者から
の入力により荷姿評価パラメータを決定できる。いずれ
の方法を採用しても、次回からは格納された荷姿評価パ
ラメータ17に基づいて自動的に荷姿が1つだけ決定さ
れる。
ーチャートによって説明する。まず、ステップ140に
おいて使用していないブロック作成パラメータを荷姿計
算用に記憶エリアに格納する。そして、ステップ141
において荷姿の作成を行う。荷姿の作成方法は実施の形
態1に従って行う。次に、ステップ142においてすべ
てのワークが積付け完了したかどうかを調べ、完了した
のであれば143に進む。そして、ステップ142にお
いてすべてのワークの積付けが完了していなければ、1
44に進む。次に、ステップ143においては、完成し
た荷姿を記憶装置に保存する。そして、ステップ144
において使用されていないブロック作成パラメータ17
が存在するか調べ存在すれば、再度ステップ140に進
み、存在しなければステップ145に進む。次に、ステ
ップ145においては完成した荷姿が存在するかどうか
調べ、存在するならステップ146に進み、存在しなけ
れば終了する。ステップ146において完成した複数の
荷姿を表示装置14に表示する。ステップ147におい
て、作業者による入力装置15からの荷姿選択入力待ち
を行い、選択されればステップ148において作業者の
選択した荷姿を評価し、評価結果を荷姿評価パラメータ
17に格納する。例えば、表示装置14に図9に示すよ
うな荷姿候補22a〜22dが表示され、作業者が入力
装置15より荷姿候補22aを選択したならば、22a
と他の荷姿の違いを評価することになる。作業者が表示
装置14に表示された荷姿を選択し自動的に荷姿評価パ
ラメータを決定する他に、表示装置14と入力装置15
を使用して荷姿評価パラメータを編集することも可能で
ある。また、テスト用のワークデータを使用して産業ロ
ボットの動作に係わらず、荷姿候補を作成し作業者から
の入力により荷姿評価パラメータを決定できる。いずれ
の方法を採用しても、次回からは格納された荷姿評価パ
ラメータ17に基づいて自動的に荷姿が1つだけ決定さ
れる。
【0031】次に、ステップ148における格納された
荷姿評価パラメータ17の一例を図11により説明す
る。図において22zは荷姿高さ、6xはハ゜レット 横サイ
ズ、6yはハ゜レット サイズ、23a〜23cは各積付け面
の ハ゜レット表面からの高さを示している。24は棒状に積
まれたブロックである。また、荷姿評価パラメータは次
の項目または算式(11)〜(14)により設定する。 充填率=ハ゜レット に積まれたワークの総体積÷[ハ゜レット 横方向サイズ(6x)× ハ゜レット 縦方向サイズ(6y)×荷姿高さ(22z)]×100 ----(11) 荷姿の高さ=荷姿高さ(22z) -----(12) 最上段の面高さの揃い=[Σ荷姿高さ−各積付け面の高さ]÷ 最上段の個数 -------(13) 棒積み数=棒状に積まれたブロックの個数 ------(14) 次に、以上の荷姿評価パラメータについて、各荷姿につ
いてそれぞれ計算を行い、各荷姿評価パラメータ毎に偏
差値Snを求める。次に、作業者が選択した荷姿各評価
パラメータ(n個)の偏差値Snより、例えば偏差値5
0を境に各荷姿評価パラメータ毎に評価係数Knを次の
算式(15)により求めて、荷姿評価パラメータ17に
格納する。 評価係数Kn= −(50−Sn) -------(15)
荷姿評価パラメータ17の一例を図11により説明す
る。図において22zは荷姿高さ、6xはハ゜レット 横サイ
ズ、6yはハ゜レット サイズ、23a〜23cは各積付け面
の ハ゜レット表面からの高さを示している。24は棒状に積
まれたブロックである。また、荷姿評価パラメータは次
の項目または算式(11)〜(14)により設定する。 充填率=ハ゜レット に積まれたワークの総体積÷[ハ゜レット 横方向サイズ(6x)× ハ゜レット 縦方向サイズ(6y)×荷姿高さ(22z)]×100 ----(11) 荷姿の高さ=荷姿高さ(22z) -----(12) 最上段の面高さの揃い=[Σ荷姿高さ−各積付け面の高さ]÷ 最上段の個数 -------(13) 棒積み数=棒状に積まれたブロックの個数 ------(14) 次に、以上の荷姿評価パラメータについて、各荷姿につ
いてそれぞれ計算を行い、各荷姿評価パラメータ毎に偏
差値Snを求める。次に、作業者が選択した荷姿各評価
パラメータ(n個)の偏差値Snより、例えば偏差値5
0を境に各荷姿評価パラメータ毎に評価係数Knを次の
算式(15)により求めて、荷姿評価パラメータ17に
格納する。 評価係数Kn= −(50−Sn) -------(15)
【0032】これによって荷姿評価パラメータ17が設
定でき、次回からは複数の荷姿候補から各荷姿評価パラ
メータの偏差値Snと荷姿評価パラメータ17に格納さ
れた評価係数Knから次の算式(16)で荷姿得点Pを
得る。 荷姿得点P=ΣSn×Kn ------(16) 荷姿決定の際には、得点Pの最も高い荷姿を選択する。
定でき、次回からは複数の荷姿候補から各荷姿評価パラ
メータの偏差値Snと荷姿評価パラメータ17に格納さ
れた評価係数Knから次の算式(16)で荷姿得点Pを
得る。 荷姿得点P=ΣSn×Kn ------(16) 荷姿決定の際には、得点Pの最も高い荷姿を選択する。
【0033】以上のように、複数の荷姿がある場合、荷
姿パラメータを使用して荷姿を評価し、作業者の好みに
あった荷姿を自動選択することができる。
姿パラメータを使用して荷姿を評価し、作業者の好みに
あった荷姿を自動選択することができる。
【0034】実施の形態4.以下、この発明の他の実施
の形態を図について説明する。図12は取り出し易さを
考慮した荷姿の外形図であり、25a〜25lは荷姿を
構成するワークの柱であり各柱は同一ワークで構成され
ており荷姿全体としては複数のワークから構成されてい
る。図13は図12の荷姿の場合の各柱の配置位置を示
したものであり、26a〜26lは各柱の配置位置であ
る。図14は荷積み装置の動作を示すフローチャートで
ある。図12の荷姿において、各柱はワークを柱形状の
ブロックとしたものであり、同一柱でのワークは同一サ
イズである。柱25aと柱25jは、柱の四方向を他の
柱に囲まれて、水平方向に取り出すことができない。そ
こで、柱置き位置26cと26jはそれぞれ同じ種類の
2本以上の柱からなるワークの柱を割り当てなければ、
作業者は任意のワークを自由に取り出すことができな
い。
の形態を図について説明する。図12は取り出し易さを
考慮した荷姿の外形図であり、25a〜25lは荷姿を
構成するワークの柱であり各柱は同一ワークで構成され
ており荷姿全体としては複数のワークから構成されてい
る。図13は図12の荷姿の場合の各柱の配置位置を示
したものであり、26a〜26lは各柱の配置位置であ
る。図14は荷積み装置の動作を示すフローチャートで
ある。図12の荷姿において、各柱はワークを柱形状の
ブロックとしたものであり、同一柱でのワークは同一サ
イズである。柱25aと柱25jは、柱の四方向を他の
柱に囲まれて、水平方向に取り出すことができない。そ
こで、柱置き位置26cと26jはそれぞれ同じ種類の
2本以上の柱からなるワークの柱を割り当てなければ、
作業者は任意のワークを自由に取り出すことができな
い。
【0035】次に荷積み装置の動作を図14に示すフロ
ーチャートによって説明する。まず、ステップ150に
おいて複数ワークからなる各柱のサイズにより柱の配置
位置を設定する。柱の配置位置は予め荷積み装置に登録
されている場合や、自動的に求める場合がある。そし
て、ステップ151において四方を他の柱によって囲ま
れた柱の配置位置を求める。次に、ステップ152にお
いて四方を囲まれるワークの柱が割り当てられていない
柱の配置位置が存在するかを調べ、存在するならステッ
プ153に進み、存在しなければステップ155へ進
む。そして、ステップ153において同一種類のワーク
で複数の柱を構成するだけの個数を持ったワークを列挙
し、ステップ154で列挙した中で最も柱本数の多いワ
ークから構成される柱を四方を囲まれる柱の配置位置に
割り当てる。すなわち、少ないワークの柱はパレットの
端に配置する。この後に、再びステップ152に進む。
次に、ステップ155において割り当てられていない柱
位置に、割り当てられていないワークの柱を割り当てて
終了する。
ーチャートによって説明する。まず、ステップ150に
おいて複数ワークからなる各柱のサイズにより柱の配置
位置を設定する。柱の配置位置は予め荷積み装置に登録
されている場合や、自動的に求める場合がある。そし
て、ステップ151において四方を他の柱によって囲ま
れた柱の配置位置を求める。次に、ステップ152にお
いて四方を囲まれるワークの柱が割り当てられていない
柱の配置位置が存在するかを調べ、存在するならステッ
プ153に進み、存在しなければステップ155へ進
む。そして、ステップ153において同一種類のワーク
で複数の柱を構成するだけの個数を持ったワークを列挙
し、ステップ154で列挙した中で最も柱本数の多いワ
ークから構成される柱を四方を囲まれる柱の配置位置に
割り当てる。すなわち、少ないワークの柱はパレットの
端に配置する。この後に、再びステップ152に進む。
次に、ステップ155において割り当てられていない柱
位置に、割り当てられていないワークの柱を割り当てて
終了する。
【0036】以上のように、作業者が産業ロボットの積
付けた荷姿から、任意のワークを取り出す際に荷姿を崩
すことなく任意のワークを水平方向に取り出すことがで
きる積付け荷姿の作成をすることができる。
付けた荷姿から、任意のワークを取り出す際に荷姿を崩
すことなく任意のワークを水平方向に取り出すことがで
きる積付け荷姿の作成をすることができる。
【0037】実施の形態5.以下、この発明の他の実施
の形態を図について説明する。図15はハ゜レット 6の積付
け可能体積を示したもので、6xはハ゜レットノ横サイズ、6
yは ハ゜レットの縦サイズ、6zはハ゜レット 固有に設定された
積付け制限高さである。積付け制限高さを超えてワーク
7を積付けることはできない。図16は、荷積み装置の
動作を示すフローチャートである。
の形態を図について説明する。図15はハ゜レット 6の積付
け可能体積を示したもので、6xはハ゜レットノ横サイズ、6
yは ハ゜レットの縦サイズ、6zはハ゜レット 固有に設定された
積付け制限高さである。積付け制限高さを超えてワーク
7を積付けることはできない。図16は、荷積み装置の
動作を示すフローチャートである。
【0038】次に荷積み装置の動作を図16に示すフロ
ーチャートによって説明する。ステップ160において
ハ゜レット 6の最大積付け可能体積Vmaxを次の算式(1
7)で計算する。 Vmax=ハ゜レット 横サイズ(6x)×ハ゜レット 縦サイズ(6y)×積付け制限高 さ(6z) -------(17) 次に、ステップ161においてハ゜レット 6の有効積付け体
積Vrを間隙率Gから計算する。間隙率Gは表示装置1
4と入力装置15を用いて予め作業者の経験によって初
期値が設定されているものとする。間隙率Gは次の算式
(18)に基づく0〜1までの実数値である。 間隙率G=[Vmax −有効積付け体積Vr]÷ Vmax ---(18) 有効積付け体積Vrは次の算式(19)で計算する。 Vr=Vmax −[Vmax× G] -------(19) 次に、ステップ162において積付け対象として割り当
てられていないワーク7が存在するかどうか調べ、存在
するならステップ163に進み、存在しないならステッ
プ166に進む。そして、ステップ163において割り
当て体積Pと現在割り当てられていない最小体積ワーク
の体積Vgminの加算値が有効積付け体積Vrを超えない
かどうかを次の算式(20)で調べる。 割り当て体積P+最小体積ワーク体積Vgmin>Vr -----(20) 但し、P+Vgmin は積付け体積の合計値である。最小
体積ワークの体積Vgminの加算値が有効積付け体積Vr
を超超える場合はステップ166に進み、超えなければ
ステップ164に進む。そして、ステップ164におい
てワーク体積Vgminと割り当て体積Pの加算値が有効積
付け体積Vrを超えないワークを積付け対象ワークとす
る。次に、ステップ165において次の算式(21)に
示すように割り当て体積Pにステップ164で割り当て
たワーク体積Vgminを加算し、ステップ162に戻る。
P=P+Vgmin
---- (21) 左辺のPは今回の割り当て体積、右辺のPは前回の割り
当て体積(初期値葉0)である。そして、ステップ16
6において荷姿計算を行う。荷姿計算は実施の形態1と
同様に行う。次に、ステップ167においてステップ1
66の荷姿計算で積付けできなかった余り品種が存在す
るかどうか調べ、余り品種が存在しなければ終了し、存
在するならステップ167に進む。そして、テップ16
7において間隙率Gを下げる。このときの間隙率を下げ
る割合Gδは、表示装置14と入力装置15を用いて予
め作業者によって設定されているものとする。Gδは0
〜1までの実数値である。間隙率Gは、 G=G−Gδ の値で計算される。これにより予め荷姿が直方体に対し
て密にならないことを考慮して間隙率を設けて、有限サ
イズのハ゜レット に複数ワークの割り当てを行うことによ
り、荷姿を効率良く高速に求めることができる。また間
隙率初期値Gと間隙率を下げる割合Gδの設定内容によ
り、荷姿計算の繰り返し回数を調整することができる。
さらに、ステップ167において、積付け残りワークが
無く積付け計算が終了したときに、その時点で設定され
ている間隙率Gの値を保存し、数回の間隙率Gの平均値
から間隙率初期値Gを自動的に更新することも可能であ
る。
ーチャートによって説明する。ステップ160において
ハ゜レット 6の最大積付け可能体積Vmaxを次の算式(1
7)で計算する。 Vmax=ハ゜レット 横サイズ(6x)×ハ゜レット 縦サイズ(6y)×積付け制限高 さ(6z) -------(17) 次に、ステップ161においてハ゜レット 6の有効積付け体
積Vrを間隙率Gから計算する。間隙率Gは表示装置1
4と入力装置15を用いて予め作業者の経験によって初
期値が設定されているものとする。間隙率Gは次の算式
(18)に基づく0〜1までの実数値である。 間隙率G=[Vmax −有効積付け体積Vr]÷ Vmax ---(18) 有効積付け体積Vrは次の算式(19)で計算する。 Vr=Vmax −[Vmax× G] -------(19) 次に、ステップ162において積付け対象として割り当
てられていないワーク7が存在するかどうか調べ、存在
するならステップ163に進み、存在しないならステッ
プ166に進む。そして、ステップ163において割り
当て体積Pと現在割り当てられていない最小体積ワーク
の体積Vgminの加算値が有効積付け体積Vrを超えない
かどうかを次の算式(20)で調べる。 割り当て体積P+最小体積ワーク体積Vgmin>Vr -----(20) 但し、P+Vgmin は積付け体積の合計値である。最小
体積ワークの体積Vgminの加算値が有効積付け体積Vr
を超超える場合はステップ166に進み、超えなければ
ステップ164に進む。そして、ステップ164におい
てワーク体積Vgminと割り当て体積Pの加算値が有効積
付け体積Vrを超えないワークを積付け対象ワークとす
る。次に、ステップ165において次の算式(21)に
示すように割り当て体積Pにステップ164で割り当て
たワーク体積Vgminを加算し、ステップ162に戻る。
P=P+Vgmin
---- (21) 左辺のPは今回の割り当て体積、右辺のPは前回の割り
当て体積(初期値葉0)である。そして、ステップ16
6において荷姿計算を行う。荷姿計算は実施の形態1と
同様に行う。次に、ステップ167においてステップ1
66の荷姿計算で積付けできなかった余り品種が存在す
るかどうか調べ、余り品種が存在しなければ終了し、存
在するならステップ167に進む。そして、テップ16
7において間隙率Gを下げる。このときの間隙率を下げ
る割合Gδは、表示装置14と入力装置15を用いて予
め作業者によって設定されているものとする。Gδは0
〜1までの実数値である。間隙率Gは、 G=G−Gδ の値で計算される。これにより予め荷姿が直方体に対し
て密にならないことを考慮して間隙率を設けて、有限サ
イズのハ゜レット に複数ワークの割り当てを行うことによ
り、荷姿を効率良く高速に求めることができる。また間
隙率初期値Gと間隙率を下げる割合Gδの設定内容によ
り、荷姿計算の繰り返し回数を調整することができる。
さらに、ステップ167において、積付け残りワークが
無く積付け計算が終了したときに、その時点で設定され
ている間隙率Gの値を保存し、数回の間隙率Gの平均値
から間隙率初期値Gを自動的に更新することも可能であ
る。
【0039】以上のように、作業者の経験が無くても効
率の良い間隙率を得ることができ、また、後戻り計算が
減り高速に荷姿計算を行うことができる。さらに、間隙
率を調整することにより、積付け計算の時間を調整する
ことや、積付け計算完了時の間隙率を保存し統計を取る
ことにより、最適な間隙率を自動で得ることができる。
率の良い間隙率を得ることができ、また、後戻り計算が
減り高速に荷姿計算を行うことができる。さらに、間隙
率を調整することにより、積付け計算の時間を調整する
ことや、積付け計算完了時の間隙率を保存し統計を取る
ことにより、最適な間隙率を自動で得ることができる。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下のような効果を奏する。
れているので、以下のような効果を奏する。
【0041】ある複数種類のワークをパレット上へ積付
ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積付
け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロック
作成工程と、上記ブロックの形状を表すブロッ作成パラ
メータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされる
ブロックを選択するブロック選択工程と、このブロック
選択工程により選択された上記ブロックを上記積付け面
に積み付ける積付け工程とを備えたので積付け荷姿の作
成方法を作業者が変更できる。
ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積付
け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロック
作成工程と、上記ブロックの形状を表すブロッ作成パラ
メータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされる
ブロックを選択するブロック選択工程と、このブロック
選択工程により選択された上記ブロックを上記積付け面
に積み付ける積付け工程とを備えたので積付け荷姿の作
成方法を作業者が変更できる。
【0042】また、上記ブロック選択工程は、入力手段
により入力された上記ブロッ作成パラメータと上記ブロ
ッ作成パラメータに応じた重み係数に基づいて評価点を
算出するとともに、表示手段により荷姿を確認すること
によりブロックを選択するので、積付け荷姿の作成方法
を作業者がよりよく変更できる。
により入力された上記ブロッ作成パラメータと上記ブロ
ッ作成パラメータに応じた重み係数に基づいて評価点を
算出するとともに、表示手段により荷姿を確認すること
によりブロックを選択するので、積付け荷姿の作成方法
を作業者がよりよく変更できる。
【0043】また、上記重み係数は、上記ブロック作成
パラメータ毎に優先順位をつけた複数個からなり、優先
順位の高い順に使用されるので、より多くのワークの積
付けを行うことができる。
パラメータ毎に優先順位をつけた複数個からなり、優先
順位の高い順に使用されるので、より多くのワークの積
付けを行うことができる。
【0044】また、複数種類のワークをパレット上へ積
付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積
付け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロッ
ク作成工程と、上記ブロック毎にブロックの形状を表す
ブロッ作成パラメータとこれらの各ブロッ作成パラメー
タに対応した複数の重み係数を記憶する重み係数記憶工
程と、この重み係数記憶工程で記憶された上記複数の重
み係数の中から、使用していない重み係数のいずれかひ
とつを選択し、この選択された重み係数と上記記憶され
たブロッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価
し、積付けされるブロックを選択するブロック選択工程
と、このブロック選択工程により選択されたブロックを
上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工程
と、上記ワークが残っていないか、または、上記残った
ワークの積付け面がなければ荷姿が完成したものとして
上記荷姿を記憶する荷姿記憶工程と、使用していない上
記重み係数がなければ、上記完成した荷姿を複数表示
し、その中から荷姿を選択する荷姿選択工程と、この荷
姿選択工程で選択された上記荷姿を評価し、荷姿評価パ
ラメータとして記憶する荷姿評価パラメータ記憶工程と
を備え、上記記憶された荷姿評価パラメータに基づい
て、荷姿を自動選択するので、作業者の好みにあった荷
姿を積み付けることができる。
付ける荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積
付け面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロッ
ク作成工程と、上記ブロック毎にブロックの形状を表す
ブロッ作成パラメータとこれらの各ブロッ作成パラメー
タに対応した複数の重み係数を記憶する重み係数記憶工
程と、この重み係数記憶工程で記憶された上記複数の重
み係数の中から、使用していない重み係数のいずれかひ
とつを選択し、この選択された重み係数と上記記憶され
たブロッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価
し、積付けされるブロックを選択するブロック選択工程
と、このブロック選択工程により選択されたブロックを
上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工程
と、上記ワークが残っていないか、または、上記残った
ワークの積付け面がなければ荷姿が完成したものとして
上記荷姿を記憶する荷姿記憶工程と、使用していない上
記重み係数がなければ、上記完成した荷姿を複数表示
し、その中から荷姿を選択する荷姿選択工程と、この荷
姿選択工程で選択された上記荷姿を評価し、荷姿評価パ
ラメータとして記憶する荷姿評価パラメータ記憶工程と
を備え、上記記憶された荷姿評価パラメータに基づい
て、荷姿を自動選択するので、作業者の好みにあった荷
姿を積み付けることができる。
【0045】また、複数ワークからなる柱状ブロックで
ある柱をパレット上へ積付ける荷積み方法において、上
記柱を上記パレットへ配置する配置位置を設定する工程
と、四方を他の柱に囲まれた上記柱の上記配置位置があ
り、かつ、同一種類で複数の柱を構成できるワークがあ
れば、最も多い柱本数を構成できるワークを四方が他の
柱に囲まれる上記配置位置に割当てる工程とを備えたの
で、積付けた荷姿から、任意のワークを取り出す際に荷
姿を崩すことなく任意のワークを水平方向に取り出すこ
とができる積付け荷姿の作成をすることができる。
ある柱をパレット上へ積付ける荷積み方法において、上
記柱を上記パレットへ配置する配置位置を設定する工程
と、四方を他の柱に囲まれた上記柱の上記配置位置があ
り、かつ、同一種類で複数の柱を構成できるワークがあ
れば、最も多い柱本数を構成できるワークを四方が他の
柱に囲まれる上記配置位置に割当てる工程とを備えたの
で、積付けた荷姿から、任意のワークを取り出す際に荷
姿を崩すことなく任意のワークを水平方向に取り出すこ
とができる積付け荷姿の作成をすることができる。
【0046】また、複数種類のワークをパレット上へ積
付ける荷積み方法において、上記ワーク間の間隙による
間隙容積の割合いを示す間隙率に基づいて、上記ワーク
が上記パレットに積付けされる有効体積を算出する有効
体積算出工程と、この有効体積算出工で程算出された上
記有効体積に基づいて積付け対象ワークを割当てる割当
て工程と、この割当て工程で割当てられた上記対象ワー
クを組合わせて積付け面に積付けできる複数種類のブロ
ックを作成するブロック作成工程と、このブロック作成
工程作成された上記ブロックの形状を表すブロッ作成パ
ラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされ
るブロックを選択するブロック選択工程と、このブロッ
ク選択工程により選択された上記積付けされるブロック
を上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工
程と、上記ワークが残っていれば、上記間隙率を下げて
前記有効体積算出工程に戻す工程とを備えたので、高速
に荷姿計算を行うことができる。
付ける荷積み方法において、上記ワーク間の間隙による
間隙容積の割合いを示す間隙率に基づいて、上記ワーク
が上記パレットに積付けされる有効体積を算出する有効
体積算出工程と、この有効体積算出工で程算出された上
記有効体積に基づいて積付け対象ワークを割当てる割当
て工程と、この割当て工程で割当てられた上記対象ワー
クを組合わせて積付け面に積付けできる複数種類のブロ
ックを作成するブロック作成工程と、このブロック作成
工程作成された上記ブロックの形状を表すブロッ作成パ
ラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされ
るブロックを選択するブロック選択工程と、このブロッ
ク選択工程により選択された上記積付けされるブロック
を上記積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工
程と、上記ワークが残っていれば、上記間隙率を下げて
前記有効体積算出工程に戻す工程とを備えたので、高速
に荷姿計算を行うことができる。
【図1】この発明の実施の形態1を示す荷積み方法にお
ける荷積み装置全体の構成図である。
ける荷積み装置全体の構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す図で、積付けの
説明図である。
説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1を示す図で、ブロック
候補の外形図である。
候補の外形図である。
【図4】図3のブロック候補のサイズを示す図である。
【図5】 図1の装置の動作を説明するフローチャー
ト。
ト。
【図6】 この発明の実施の形態2のブロックの外形図
である。
である。
【図7】 この発明の実施の形態2の動作を説明するフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す荷積み方法に
おける荷積み装置全体の構成図である。
おける荷積み装置全体の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態3を示す図で、荷姿を
説明する図である。。
説明する図である。。
【図10】この発明の実施の形態3の動作を説明するフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図11】荷姿候補の各サイズを示す図である。
【図12】この発明の実施の形態4の荷姿の外形図であ
る。
る。
【図13】図12の荷姿を構成する柱の積付け配置位置
を説明した図である。
を説明した図である。
【図14】この発明の実施の形態4の動作を説明するフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図15】この発明の実施の形態5の積付け可能体積の
計算を説明するための図である。
計算を説明するための図である。
【図16】この発明の実施の形態5の動作を説明するフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図17】従来のパレタイズ装置の構成を説明するため
の図である。
の図である。
【図18】従来のブロックをハ゜レット に配置したことを説
明するための図である。
明するための図である。
【図19】従来のワークが積付けられたことを表わす正
面図である。
面図である。
【図20】従来のパレタイズ装置の動作を説明するため
のフローチャート図である。
のフローチャート図である。
6 パレット、7 積付けられるワーク、8 産業ロボ
ット、9把手、10供給装置、11 積付け指令装置、
12制御装置、13 指示装置、14 表示装置、15
入力装置、16 制御装置に格納されたブロック作成
パラメータ、17 制御装置に格納された荷姿評価パラ
メータ、18 配置の完了したブロック、19 積付け
有効面、 20a〜20d ブロック候補、21 新た
に発生した積付け有効面、22a〜22d 表示装置に
表示された荷姿候補、25a〜25l 同一ワークから
構成される柱、 26a〜26l 柱の配置位置。
ット、9把手、10供給装置、11 積付け指令装置、
12制御装置、13 指示装置、14 表示装置、15
入力装置、16 制御装置に格納されたブロック作成
パラメータ、17 制御装置に格納された荷姿評価パラ
メータ、18 配置の完了したブロック、19 積付け
有効面、 20a〜20d ブロック候補、21 新た
に発生した積付け有効面、22a〜22d 表示装置に
表示された荷姿候補、25a〜25l 同一ワークから
構成される柱、 26a〜26l 柱の配置位置。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数種類のワークをパレット上へ積付け
る荷積み方法において、上記ワークを組合わせて積付け
面に積付ける複数種類のブロックを作成するブロック作
成工程と、上記ブロックの形状を表すブロッ作成パラメ
ータに基づいて上記ブロックを評価し、積付けされるブ
ロックを選択するブロック選択工程と、このブロック選
択工程により選択された上記ブロックを上記積付け面に
積み付ける積付け工程と、を備えたことを特徴とする荷
積み方法。 - 【請求項2】 上記ブロック選択工程は、入力手段によ
り入力された上記ブロッ作成パラメータと上記ブロッ作
成パラメータに応じた重み係数に基づいて評価点を算出
するとともに、表示手段により荷姿を確認することによ
りブロックを選択することを特徴とする請求項1の荷積
み方法。 - 【請求項3】 上記重み係数は、上記ブロック作成パラ
メータ毎に優先順位をつけた複数個からなり、優先順位
の高い順に使用されることを特徴とする請求項2記載の
荷積み方法。 - 【請求項4】 複数種類のワークをパレット上へ積付け
る荷積み方法において、 上記ワークを組合わせて積付け面に積付ける複数種類の
ブロックを作成するブロック作成工程と、 上記ブロック毎にブロックの形状を表すブロッ作成パラ
メータとこれらの各ブロッ作成パラメータに対応した複
数の重み係数を記憶する重み係数記憶工程と、 この重み係数記憶工程で記憶された上記複数の重み係数
の中から、使用していない重み係数のいずれかひとつを
選択し、この選択された重み係数と上記記憶されたブロ
ッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評価し、積
付けされるブロックを選択するブロック選択工程と、 このブロック選択工程により選択されたブロックを上記
積付け面に積み付けた荷姿を作成する荷姿作成工程と、 上記ワークが残っていないか、または、上記残ったワー
クの積付け面がなければ荷姿が完成したものとして上記
荷姿を記憶する荷姿記憶工程と、 使用していない上記重み係数がなければ、上記完成した
荷姿を複数表示し、その中から荷姿を選択する荷姿選択
工程と、 この荷姿選択工程で選択された上記荷姿を評価し、荷姿
評価パラメータとして記憶する荷姿評価パラメータ記憶
工程とを備え、 上記記憶された荷姿評価パラメータに基づいて、荷姿を
自動選択することを特徴とする荷積み方法。 - 【請求項5】 複数ワークからなる柱状ブロックである
柱をパレット上へ積付ける荷積み方法において、 上記柱を上記パレットへ配置する配置位置を設定する工
程と、 四方を他の柱に囲まれた上記柱の上記配置位置があり、
かつ、同一種類で複数の柱を構成できるワークがあれ
ば、最も多い柱本数を構成できるワークを四方が他の柱
に囲まれる上記配置位置に割当てる工程とを備えたこと
を特徴とする荷積み方法。 - 【請求項6】 複数種類のワークをパレット上へ積付け
る荷積み方法において、 上記ワーク間の間隙による間隙容積の割合いを示す間隙
率に基づいて、上記ワークが上記パレットに積付けされ
る有効体積を算出する有効体積算出工程と、 この有効体積算出工で程算出された上記有効体積に基づ
いて積付け対象ワークを割当てる割当て工程と、 この割当て工程で割当てられた上記対象ワークを組合わ
せて積付け面に積付けできる複数種類のブロックを作成
するブロック作成工程と、 このブロック作成工程作成された上記ブロックの形状を
表すブロッ作成パラメータに基づいて上記ブロックを評
価し、積付けされるブロックを選択するブロック選択工
程と、このブロック選択工程により選択された上記積付
けされるブロックを上記積付け面に積み付けた荷姿を作
成する荷姿作成工程と、 上記ワークが残っていれば、上記間隙率を下げて前記有
効体積算出工程に戻す工程とを備えたことを特徴とする
荷積み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7283096A JPH09263332A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 自動荷積方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7283096A JPH09263332A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 自動荷積方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002124433A Division JP2002362741A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 自動荷積方法 |
JP2002124432A Division JP2003002436A (ja) | 2002-04-25 | 2002-04-25 | 自動荷積方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263332A true JPH09263332A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13500735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7283096A Pending JPH09263332A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 自動荷積方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09263332A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017137737A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 五洋建設株式会社 | ケーソン中詰材の投入管理方法及び投入管理装置 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7283096A patent/JPH09263332A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017137737A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 五洋建設株式会社 | ケーソン中詰材の投入管理方法及び投入管理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |