JPH09183504A - ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ - Google Patents
ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤInfo
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- JPH09183504A JPH09183504A JP35226795A JP35226795A JPH09183504A JP H09183504 A JPH09183504 A JP H09183504A JP 35226795 A JP35226795 A JP 35226795A JP 35226795 A JP35226795 A JP 35226795A JP H09183504 A JPH09183504 A JP H09183504A
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Abstract
あって、ベルト押さえ装置がベルトの中央部を押さえな
いようにして、搬送断面の減少及び中央部のばら物の両
サイドへの広がりを抑え、荷こぼれの防止とベルトの安
定走行を得ることを目的とする。 【解決手段】 ベルト押さえ装置の押さえローラを幅狭
で、ベルト幅方向において間隔を有する一対のローラで
構成し、該ローラを固定トラフローラの底ローラの両端
部に対応する位置でベルトを押さえるようにした。
Description
合させて走行させ、両ベルト間にばら物を挟み込んで垂
直あるいは急傾斜搬送するベルトコンベヤに関するもの
であり、特にそのベルト押さえ装置の改良に係わる。
ヤにおいては通常一方のベルトを固定トラフローラによ
って支持し、揚送部においてはそれに他方のベルトが押
さえローラにより押し当てがわれる。2枚のベルトの両
端部は耳ローラによって重合されている。従って、その
揚送部の搬送断面形状は図6に示すように概略矩形状の
中央部分aと、両サイドの三角状部分bとを有する形状
となっている。
平4−354717、実公平2−45209、特開平3
−216407等が知られているが、何れも前述した断
面形状の中央部分を押さえるように押さえローラを当て
がっている。このため、次のような欠点がみられる。
が減少する。 2)中央部を押さえると、加圧力により中央部分の搬送
物を両サイドの三角状部分に押す作用が発生し、荷こぼ
れが起きる危険性がある。 3)積載断面の変動が生じると各ローラの動きに差が生
じ、押さえ装置が振動源となりベルトの縦揺れが生じ、
ベルトの安定走行が阻害され、荷こぼれの増大に繋が
る。
技術において指摘される問題点は、搬送物の荷ずれが生
じること、そして、そのことが押さえローラの振動源と
なり、又、荷こぼれの発生原因ともなり、ひいては搬送
量の減少に繋がることである。本発明はベルト押さえ装
置の改良により搬送量の多少に拘らず、常に最適の挾み
力を維持でき、ばら物を確実に揚送させることを目的と
するものである。
を対面重合させて走行させ、2枚のベルト間にばら物を
挟み込んで搬送させるベルト挟み式垂直・急傾斜ベルト
コンベヤであって、固定トラフローラに対して設けられ
るベルト押さえ装置の押さえローラを、幅狭で、ベルト
幅方向に間隔をおいて設けた一対のローラで構成し、該
押さえローラを固定トラフローラの底ローラの両端部に
対応する位置でベルトを押さえるようにした。又、一対
の押さえローラを同じ動きとする構成として、揺動量、
加圧力を同量としたものである。
説明するが、先ず図1に沿って本発明に係るベルト挟み
式垂直・急傾斜ベルトコンベヤの全体概要構成を説明す
る。1、2は装置本体フレームに回転自在に固設された
各プーリー3に夫々エンドレスに捲回されたベルトであ
り、揚送部分では両ベルト1、2が対面して重合されて
いる。
ラフローラ4によりトラフ状に成形支持されており、ベ
ルト2は適当な間隔で設置された押さえ装置5によりベ
ルト1に向かって適宜な圧力で押し当てられている。
尚、ベルト1、2の幅方向両端部は適当な間隔で設置さ
れた耳ローラで重合されている。
上に開口したばら物受入ホッパーであり、8はベルトコ
ンベヤ1の上部における端部下で排出ばら物を受け取る
ホッパーである。又、9はベルト1、2の緊張装置であ
る。
り、固定トラフローラ4によりトラフ状に形成されたベ
ルト1上に供給され、進行していく。このベルト1に対
応してベルト2が蓋状に覆い被さる状態となり、揚送部
においてはベルト2は押さえ装置5により加圧されてベ
ルト1側に押し当てがわれることになる。従って、搬送
物は両ベルト1、2間に挟さまれた状態で揚送され、上
部において両ベルト1、2が開放され、ベルト1が反転
部に到ったときホッパー8に排出されることになる。
ルトコンベヤにおいて使用する本発明のベルト押さえ装
置について以下図2〜5に沿って詳細に説明する。図2
は押さえ装置の側面図、図3は同正面図、図4は図2に
おけるA矢視の断面図、図5は同じく図2におけるB矢
視の断面図である。
ラ取付フレームであって、ベルト1、2の端部を挟んで
重合する耳ローラ6を支持している。ベルト1を押さえ
る耳ローラ6とベルト2を押さえる耳ローラ6とは対面
する同じ位置でベルト1、2を挟んで押さえてもよい
し、対面せず上下に間隔をおいた位置で交互にベルト
1、2を押さえるようにしてもよい。
って、フレームに平行な底トラフローラ4’と、その両
側に角度をもって配置されるサイドトラフローラ4”と
を支持している。前記耳ローラ6とトラフローラ4’、
4”は夫々回転自在に支持されているし、又図示してい
ないが、取付位置の調整機構を有している。
定された押さえローラ取付フレーム12と、該フレーム
12に揺動自在に取り付けられる押さえローラ取付アー
ム13と、該アーム13の一端に取り付けられる押さえ
ローラ14と、同アーム13の他端と押さえローラ取付
フレーム12との間に装着した加圧装置15とで構成さ
れている。
アームで構成されており、夫々の先端部にベルト押さえ
ローラ14が取り付けられている。16はアーム連結部
材であって、一対のL型アームを連結している。これに
よって一対のベルト押さえローラ14、14は同じ動き
をすることとなる。即ち、その揺動量及び加圧力が同量
となることとなる。
ねを示しているが、油圧や空圧シリンダーあるいは油
圧、空圧とばねを併用する方式のものでもよい。又、加
圧装置15は一対のL型アーム13、13に各別に連結
されているが、一対のL型アーム13、13の間に一つ
の加圧装置を配置し、横部材等を配して夫々に連結する
ことも可能である。この加圧装置15の加圧力により押
さえローラ14はL型アーム13を介して常にベルト2
の外面に押し当てられる。
ーラ14は幅狭で、ベルト幅方向において間隔をおいて
設けられた一対のローラで構成されている。そして、押
さえローラ14、14の間隔、つまり押さえローラ1
4、14がベルト2を押さえる位置は固定トラフローラ
4の底ローラ4’の両端部にあたる位置を押さえるよう
になっている。
トラフローラの底ローラ4’の両端部に対応する位置を
押さえることによって、ばら物搬送断面における略中央
部分aを包込むような状態となり、中央部のばら物を両
サイドの略三角形状となる端部分b側へ押しやることが
なくなる。
おける押さえローラを幅狭で、ベルト幅方向に間隔をお
いて設けられた一対のローラで構成し、該一対の押さえ
ローラを底トラフローラの両端部に対応する幅をもって
設けたので、ばら物搬送断面における中央部分を包み込
むようにして搬送でき、中央部分のばら物を両サイド部
分に押しやることがなくなり、荷ずれを防止することが
できるようになった。
れ、搬送振動をも押さえることができ、ベルト挟み式垂
直・急傾斜ベルトコンベヤにおける輸送量を増大できる
と云う効果を有する。更に、一対のベルト押さえローラ
を連結し、同じ揺動量、同じ加圧力を与えるようにした
ので、より荷ずれを抑える効果を得ることができる。
体概要図。
側面図。
正面図。
ベヤのばら物搬送断面概要図。
Claims (2)
- 【請求項1】2枚のベルトを対面重合させて走行させ、
両ベルト間にばら物を挟んで搬送するベルト挟み式垂直
・急傾斜ベルトコンベヤにおいて、ベルト押さえ装置の
押さえローラを幅狭で、ベルト幅方向において間隔を有
する一対のローラで構成し、該ローラを固定トラフロー
ラの底ローラの両端部に対応する位置でベルトを押さえ
るようにしたことを特徴とするベルト挟み式垂直・急傾
斜ベルトコンベヤ。 - 【請求項2】一対のベルト押さえローラを連結し、一対
のベルト押さえローラの動きを等しくしたことを特徴と
する請求項1記載のベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコ
ンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352267A JP3065523B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7352267A JP3065523B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183504A true JPH09183504A (ja) | 1997-07-15 |
JP3065523B2 JP3065523B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=18422894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7352267A Expired - Fee Related JP3065523B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065523B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005255325A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | シールベルト装置 |
KR100916045B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2009-09-08 | 주식회사 포스코 | 스태커의 밸트 뒤집힘 방지장치 |
KR101032099B1 (ko) * | 2010-04-15 | 2011-05-02 | (주)케이비티엔에스 | 2중 플렉스 월 벨트 컨베이어 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101042260B1 (ko) * | 2009-06-09 | 2011-06-17 | 김정식 | 이송 시스템 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7352267A patent/JP3065523B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100916045B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2009-09-08 | 주식회사 포스코 | 스태커의 밸트 뒤집힘 방지장치 |
JP2005255325A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | シールベルト装置 |
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JP3065523B2 (ja) | 2000-07-17 |
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