JPH09183366A - 車両構体 - Google Patents

車両構体

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JPH09183366A
JPH09183366A JP1365697A JP1365697A JPH09183366A JP H09183366 A JPH09183366 A JP H09183366A JP 1365697 A JP1365697 A JP 1365697A JP 1365697 A JP1365697 A JP 1365697A JP H09183366 A JPH09183366 A JP H09183366A
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panel
panels
face plate
blocks
vehicle
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JP1365697A
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Mamoru Ohara
守 大原
Morishige Hattori
守成 服部
Takenao Okumoto
剛直 奥本
Masato Okazaki
正人 岡崎
Michifumi Takechi
通文 武市
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で走行するのに最適な、軽量で、かつ、耐
圧性および強度が高い車両構体を提供することである。 【解決手段】二枚の軽合金製面板51,52の間に軽合
金製芯材53が配置され、かつ、周囲に枠材55,56
が配置され、これらを金属間接合で一体に形成した複数
のパネル50a,50bを、各パネルの枠材55,56
を介して溶接し、パネルの接続部に側柱9,10を溶接
する。側柱10は2つの片からなり、それぞれを枠剤5
6,56の部分の面板51に溶接する。側柱10は強度
部材である枠材56に接合できるので、高強度にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、特に、乗客
に不快感を与える車外圧力の変動が生じる速い速度で走
行する鉄道車両に好適な車両構体である。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両構体は、走行速度の向上に伴っ
てそれ自身の軽量化が図られている。その一つの例とし
ては、構体を構成するパネルおよび骨部材を軽合金例え
ばアルミニウム合金によって構成している。また、前記
パネルおよび骨部材を一体に形成した押出し型材を用い
て、前記構体を構成している。このような構体として
は、例えば、軽金属車両委員会報告書 No.3 (昭
和49年〜昭和52年、社団法人日本鉄道車両工業会発
行)第90頁ないし第72頁に記載された構体構造が挙
げられる。
【0003】また、車体を軽量化する目的で、アルミニ
ウムハニカムサンドイッチパネルを床板として用いた鉄
道車両の例としては、例えば、実開昭54−18300
7号,実開昭60−179569号および特開平2−1
93760号が挙げられる。このアルミニウムハニカム
サンドイッチパネルは、アルミニウム合金製の面板およ
び芯材を重ね合わせて、樹脂製接着剤によってこれらを
接着して構成されている。
【0004】さらに、屋根或いは床を構成する板材とし
てハニカムパネルを用いた鉄道車両の例としては、ヨー
ロッパ特許出願公開明細書EP 0354436 A1
又は、フランス特許出願明細書FR 2635064
A1 が挙げられる。これらの鉄道車両の車体におい
ては、ハニカムパネルと骨部材の接合或いは骨部材同士
の接合をどのような手段によって行うのか詳細に説明さ
れていない。ただ一つ説明があるものでは、ハニカムパ
ネルと骨部材とをリベットによって接合している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】鉄道車両においては、
近年、走行速度の向上が図られている。鉄道車両の走行
速度の向上に伴って、振動,騒音の増大および消費動力
の増大が問題となっている。また、鉄道車両にあって
は、走行速度の向上に伴って、構体表面に作用する圧力
の変動が大きくなる。特に、前記車外圧力の変動は、ト
ンネル内で車両同士が擦れ違う場合に大きくなる。した
がって、鉄道車両構体は、走行速度の向上に伴って、軽
量化と耐圧性を向上させる必要がある。
【0006】鉄道車両構体は、前記課題を解決するため
に、耐圧性の向上と軽量化を達成しなければならない。
従来の鉄道車両構体では、前述のように軽合金製の押出
し型材を用いているが、前記押出し型材は、その厚さを
薄くするのに現状の技術では限界がある。したがって、
前記押出し型材を用いた構体にあっては、必要以上の剛
性を有し、全体の重量が重くなることが予想される。
【0007】一方、ハニカムパネルを用いた構体におい
ては、パネルと骨部材との接合に溶接を用いておらず、
構体製作に多くの時間と労力を必要とするという問題が
あった。すなわち、樹脂製接着剤を用いる場合には、そ
の塗布作業が煩雑であり、かつ、接着剤が固化するのに
時間を要する、また、強度が均一とならないなどの問題
がある。また、リベット,ボルトおよびナット等を用い
る場合には、下穴の加工が必要であり、締結作業の自動
化も困難である。更に、樹脂製接着剤を用いて構成部材
を接合するパネルにあっては、該構成部材間の接合強度
を十分確保できず、パネル自体の面内および面外剛性を
向上させることができない。したがって、該パネルによ
って構体を構成した場合、その垂直曲げ剛性が低く、構
体全体のたわみによる振動のため、乗心地の向上を図る
上で不利である。
【0008】また、従来の鉄道車両構体においては、前
記ハニカムパネルを構成する面板の板厚を薄くすること
に伴って生じる不具合については十分な配慮がなされて
いない。すなわち、前記面板の板厚を薄くすると、ハニ
カムパネルの取扱い時に他のものとの接触によって該面
板に損傷を与えやすくなる。特に、前記面板をアルミニ
ウム合金によって構成した場合、工具等が当って穴が空
く等の不具合が生じ易くなる。このような不具合は、構
体完成後においても生じる可能性が高い。すなわち、鉄
道車両として完成した車体表面に石或いはその他の先端
のとがったものが当った際に、比較的簡単に損傷する恐
れがある。また、前記ハニカムパネルによって構体を製
作した場合、該構体に車外の圧力変動或いは乗客,搭載
機器および構体自体の重量が作用した際に、面板の表面
に芯材の形状に一致した凹凸が生じるという不具合が予
想される。
【0009】本発明の目的は、軽量で、耐圧性および強
度の高い車両構体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、二枚の面板
と、該二枚の面板の間に配置した芯材と、該二枚の面板
の間において該二枚の面板の端部に配置した枠材とから
なり、前記二枚の面板に、前記芯材および前記枠材を接
合してパネルを構成しており、複数の前記パネルの端部
同士を接合して構成した車両構体において、前記積層材
を構成する前記二枚の面板に、前記芯材と前記枠材を金
属間接合で接合しており、前記パネルのそれぞれの面板
の外側から、前記パネルの端部の前記面板および前記枠
材を隣接するパネルの端部の前記面板および前記枠材に
溶接しており、前記パネルの端部同士の溶接部におい
て、骨部材を前記枠材の部分に位置する前記面板に溶接
しており、該骨部材は2つの片を有し、該2つの片のう
ち一方の片は前記パネルの端部の前記面板に溶接してお
り、他方の片は前記一方に隣接する他方のパネルの端部
の前記面板に溶接して車両構体を構成することによっ
て、達成できる。
【0011】かかる構成によれば、積層材のパネルを金
属間接合で構成し、この複数のパネルを溶接して構体を
構成しているので、軽量、高耐圧、高強度にできるもの
である。また、パネルの溶接は端部(縁部)の枠材同士
を溶接することになるので、強固に、また車両の外面側
を平坦にでき見栄えを向上できるものである。また、骨
部材(例えば、側構体の場合は柱、屋根構体の場合は垂
木である。)は前記枠材がある部分のそれぞれの面板に
溶接しているので、骨部材は強度部材である枠材に接合
できるので、高強度にでき、また、骨部材と各パネルと
の関係を同一にでき、高強度にできるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例を図1ないし
図5によって説明する。1は鉄道車両を成す構体であ
る。2は前記構体1の側面部分を構成する側構体であ
る。3は前記構体1の底面部分を構成する台枠である。
4は構体1の上面部分を構成する屋根構体である。5は
構体1の長手方向端面部分を構成する妻構体である。前
記構体1は二つの側構体2,一つの台枠3,一つの屋根
構体4および二つの妻構体5から構成されている。6は
前記台枠3を構成する側はりで、台枠3の車体幅方向両
側に車体長手方向に引き通して配置されている。7は台
枠3の幅方向両側に設置された側はり6の間に配置され
る横はりで、側はり6に対して直角に配置されている。
前記側はり6の間に配置される複数の横はり7の長手方
向端部は、前記側はり6の側面6aにそれぞれ接合され
ている。前記複数の横はり7は車体長手方向に一定の間
隔を隔てて並行に配置されている。8は前記複数の横は
り7の上に設置される床板である。該床板8としては、
車体長手方向に引き通して配置される複数の軽合金製押
出し型材が用いられる。床板8を成す押出し型材は、室
内側にT型断面のリブを一体に形成している。床板8
は、車体幅方向について平面を成すように配置されてい
る。なお、床板としは、車体幅方向について円弧状の曲
面を成すように設置してもよい。床板を曲面を成すよう
に設置すれば、車外圧力変動に対して有効であり、板厚
を薄くできる。
【0013】前記側構体2は、車体長手方向について複
数のブロックを接合することによって構成されている。
すなわち、図3において、側構体2は、台車設置部に近
い部分を成す二つのブロックXと台車設置部より離れた
部分を成す二つのブロックYとから構成されている。ブ
ロックX,Yはパネル50a,50bから構成されてお
り、骨部材の側柱9,10を備えている。側柱9,10
は、それぞれの一端を前記側はり6に接合し、それぞれ
の他端を後述する軒桁11に接合している。側柱9は、
断面形状がU型をした型材によって構成されている。側
柱9は、前記各ブロックの接合部に取付けられる。側柱
10は、断面形状がΠ型をした型材によって構成されて
いる。側柱10は、前記各ブロックの車体長手方向中間
部に取付けられる。側柱9,10は、その断面形状が接
合面に対して直角な方向の中心線について線対称な形状
に構成されている。側パネル50a,50bには、側窓
開口部17が形成されている。該側窓開口部17の縁に
は、窓ガラスを支えるフランジ18を有した型材が設置
されている。
【0014】前記側パネル50a,50bは面板51,
52,芯材53および枠材55,56を金属間接合であ
るろう付によって接合することにより構成されている。
前記面板51,52は、アルミニウム合金製の薄い板材
から構成されている。前記芯材53は、二枚のリボン状
のアルミニウム合金製の薄い板材をハニカム状に接合し
て構成されている。前記枠材55は、U型断面を成した
アルミニウム合金製押出し型材で構成されている。該枠
材55の幅寸法は、前記芯材53の厚さ寸法と一致して
いる。前記枠材56は、断面形状が一辺をフランジ状に
突出させた箱型をなす、アルミニウム合金製押出し型材
で構成されている。該枠材56は、幅寸法が前記芯材5
3の厚さ寸法と一致した部分を有しており、この部分が
面板51および52の間に挿入される。枠材56のフラ
ンジ56fは、構体1の外表面を成す面板52に連続し
た面を成すように構成されている。前記ブロックX,Y
の車体長手方向端部に配置される側パネル50aは、前
記面板51および52の間に芯材53および枠材55,
56によつて構成される。また、ブロックX,Yの車体
長方向の中間部分に配置される側パネル50bは、前記
面板51および52の間に芯材53および複数の枠材5
5によつて構成される。側パネル50a,50bは、芯
材53の外周に枠材55,56を配置し、これらを面板
51および52で挾んだ状態でろう付することにより作
られる。前記各枠材は、真空炉内で前記各面板に荷重を
加えながら、加熱することによって製作される。側パネ
ル50a,50bの仕様は、例えば縦寸法約2m,横寸
法約0.5ないし1m,厚さ寸法約30mmである。前
記各ブロックX,Yの外周部には、前記枠材56が配置
されており、前記フランジ56fが突出して配置されて
いる。また、前記各ブロックX,Yは、車体長手方向端
部にそれぞれ側パネル50aを配置し、各側パネル50
aの間に複数の側パネル50bを配置し、これらをそれ
ぞれの枠材55を溶接によって接合することにより構成
されている。前記側パネル50aと側パネル50bとの
接合部および側パネル50b同士の接合部には、車内側
に前記側柱10が溶接によって取付けられている。該側
柱10は、接合された側パネル50bの隣接する二つの
枠材55に対応させて面板51の表面に接合される。前
記ブロックX,Yの接合部およびブロックY同士の接合
部には、前記側柱9が溶接によって取付けられている。
側柱10のそれぞれの片は側パネル50a,50b,5
0bの接合部の枠材55,55の部分の面板51,51
に溶接している。側柱9,10は、側パネル50a,5
0bに接合されることにより、箱型断面形状を構成す
る。ところで、前記側柱としては、後述するように前記
側柱9,10とは異なる断面形状の型材を用いてもよ
い。
【0015】ところで、前記面板51,52としては、
例えば板厚が0.6mm,0.8mm,1.0mmの三
種類が用意されている。そして、ブロックXを構成する
側パネル50a,50bの車外側の面板52としては、
板厚が1.0mmのものを用いる。ブロックXを構成す
る側パネル50a,50bの車内側の面板51として
は、板厚が0.8mmのものを用いる。また、ブロック
Yを構成する側パネル50a,50bの車外側の面板5
2としては、板厚が0.8mmのものを用いる。ブロッ
クYを構成する側パネル50a,50bの車内側の面板
51としては、板厚が0.6mmのものを用いる。した
がって、側構体2を構成する側パネル50a,50bで
あるところのハニカムパネルは、車外側に配置される面
板52が車内側に配置される面板51よりも板厚が厚
い。また、前記ブロックXとブロックYとでは、ブロッ
クXを構成する面板のほうがブロックYを構成する面板
よりも板厚が厚い。なお、前記側パネル50a,50b
を構成する芯材53は、例えば厚さ0.2mmの板によ
って構成されている。
【0016】前記側パネル50a,50bとしては、そ
の幅寸法が約0.5mから1mの間で数種類のものが製
作される。側構体2は、台車設置位置から離れるに従っ
て、幅寸法の長い側パネルを配置して構成されている。
したがって、ブロックXを構成する側パネルは、幅が狹
く、ブロックYを構成する側パネルは、幅が広い。側パ
ネル50a,50bの幅寸法に合わせて、前記側柱9,
10の間隔も台車設置位置から離れるに従って広くな
る。但し、該側柱9,10の間隔は、客室の仕様によっ
て変更される場合がある。したがって、側パネルの接合
部に一致させて前記側柱を設置できない場合が生じる。
このような場合には、側柱設置位置に対応させて面板間
に箱型断面の型材を配置して側パネルを製作する。そし
て、前記箱型断面の型材の設置位置に対応させて面板の
表面に溶接によって側柱を接合する。
【0017】前記各ブロックX,Yの幅方向上端部すな
わち屋根構体側端部には、前記枠材56と同様な断面形
状を有する枠材が取付けられている。各ブロックX,Y
の幅方向上端部の枠材に、車体長手方向に構体の全長に
渡り引き通されたアルミニウム合金製の押出し型材より
なる幕板12が溶接によって接合されている。幕板12
は、円弧状に形成された平板部,該平板部の車内側に一
体に形成されたT型のリブおよび屋根構体4に接合され
るL型フランジから構成されている。幕板12の前記L
型フランジは、後述する屋根構体4を構成する軒桁11
と溶接によって接合される。該幕板12の前記L型フラ
ンジと軒桁11は、接合されることにより、車体長手方
向に伸びる箱型断面を成す桁を構成する。また、前記各
ブロックX,Yの幅方向下端部すなわち台枠側端部に
は、長土台に相当するアルミニウム合金製の押出し型材
が取付けられている。該長土台は、車体長手方向につい
て、各ブロックX,Yの長さに等しい長さとなってい
る。各ブロックX,Yを接合して側構体2を構成する際
に、各ブロックの長土台はその端部を溶接によって接合
される。
【0018】屋根構体4は、前記側構体2と同様に、車
体長手方向について複数のブロックを接合することによ
って構成されている。図5において、屋根構体4を構成
する各ブロックは、前記側構体2と同様に複数の屋根パ
ネル60a,60bから構成されている。屋根パネル6
0a,60bは、面板61,62,芯材63および枠材
65,66から構成されている。前記屋根パネル60a
は、前記ブロックの車体長手方向端部に配置される。屋
根パネル60bはブロックの中間部分に配置される。屋
根パネル60aは、芯材63の外周に枠材65,66を
配置し、これらを面板61,62で挟んでろう付するこ
とにより構成される。屋根パネル60bは、芯材63の
外周に枠材65を配置し、これらを面板61,62で挟
んでろう付することにより構成される。前記屋根パネル
60aと屋根パネル60bとを組合せ、溶接によって接
合することにより前記ブロックは構成されている。各ブ
ロック同士の結合部には、骨部材の垂木19が設置され
る。また、各ブロック内の屋根板同士の接合部には骨部
材の垂木20が設置される。垂木19の断面形状は、前
記側柱9の断面形状と同一である。垂木20の断面形状
は、前記側柱10の断面形状と同一である。側柱20の
それぞれの片は屋根パネル60a,60bの接合部の枠
材66,66の部分の面板61,61に溶接している。
垂木19は枠材65に溶接している。屋根パネル60a
および屋根パネル60bの仕様は、縦寸法および横寸法
がほぼ1mあるいは 1m X 2m であり、厚さが
30mmである。前記ブロックは、二つの屋根パネル6
0aの間に一つ或いは二つの屋根パネル60bを配置
し、この組合せを二列並べて接合することによって構成
されている。なお、車外側に配置される面板62は厚さ
が1mmであり、車内側に配置される面板61は厚さが
0.8mmである。また、芯材63は厚さが0.2mm
である。屋根構体4を構成する屋根パネル60aおよび
屋根パネル60bであるところのハニカムパネルは、前
記側構体2を構成するハニカムパネルと基本的に構成が
同じである。
【0019】妻構体5は、前記側構体2および屋根構体
4と同様にアルミ合金製のハニカムパネルを組み合わ
せ、溶接によって接合することによって構成されてい
る。前記ハニカムパネルを構成する二つの面板は、車外
側の面板が車内側の面板よりも板厚が厚くなっている。
【0020】但し、妻構体に多数の電気機器或いは他の
部材を取付ける場合には、該妻構体を軽合金製の押出し
型材によって構成してもよい。
【0021】前記構体1の製作手順について以下説明す
る。台枠3は、まず、二つの側はり6の間に複数の横は
り7を設置して溶接によって接合し、さらに、前記各横
はり7の上面に床部材8を載せ溶接によって接合して構
成される。
【0022】側構体2は、該側構体2の外表面の形状に
一致させて構成した治具上で製作される。まず、ハニカ
ムパネルである側パネル50a,50bは、前述のよう
に真空炉で製作される。これらの側パネル50a,50
bをブロックX,Yの仕様に合わせて組合せ、溶接によ
って接合する。ブロックX,Yは、車体長手方向両端に
側パネル50aを配置し、その間に側パネル50bを配
置し、それぞれの枠材55を溶接によって接合すること
により構成される。ブロックX,Yの幅方向端部の各枠
材も溶接によって接合され、かつ、前記長土台も溶接に
よって取付けられる。そして、二つのブロックXの間に
二つのブロックYを配置し、前記治具上に載せる。各ブ
ロックを拘束した状態で、隣接した枠材56のフランジ
56f同士を溶接によって接合する。また、各ブロック
の幅方向端部の枠材および長土台も溶接によって接合す
る。次に、各ブロックX,Yの幅方向上端部に幕板12
を配置する。そして、前記ブロックX,Yの各枠材5
5,56の上に側柱9,10を載せる。その後、前記側
柱9,10,幕板12およびブロックX,Yを拘束した
状態で、該側柱9,10,幕板12をブロックX,Yに
溶接によって取付ける。このようにして側構体2は完成
する。
【0023】屋根構体4は、該屋根構体4の外表面に一
致させて構成した治具上で製作される。ハニカムパネル
である屋根パネル60a,60bは、前記側パネルと同
様に真空炉で製作される。これらの屋根パネル60a,
60bを各ブロックの仕様に合わせて組合せ、溶接によ
って接合する。該ブロックの幅方向両端には、軒桁11
が溶接によって取付けられる。該軒桁11の長さは、ブ
ロックの車体長手方向の長さに一致している。このよう
にして構成された複数のブロックを前記治具上に載せて
拘束した状態で、溶接によって接合する。各ブロック間
の接合は、各ブロックの枠材66のフランジを接合する
ことによって行われる。また、各ブロックの軒桁11も
溶接によって接合される。このようにして接合された複
数のブロックの上に垂木19,20を載せる。そして、
垂木19,20および各ブロックを拘束した状態で、溶
接によって該垂木19,20を各ブロックの枠材65,
66および軒桁11に取付ける。このようにして屋根構
体4は完成する。
【0024】妻構体5も前記側構体2或いは屋根構体4
と同様に治具上で構成される。
【0025】このようにして構成された台枠3,二つの
側構体2,屋根構体4および二つの妻構体5を組み立て
る。すなわち、台枠3の上に二つの側構体2および二つ
の妻構体5を配置し、それぞれの位置決めを行った後、
これらを溶接によって接合する。そして、前記二つの側
構体2および二つの妻構体5の上部に屋根構体4を載
せ、位置決めを行った後溶接によって接合する。
【0026】前記各パネル50a,50b,60a,6
0bは、構成部材を金属間接合即ちろう付によって接合
していることから従来の樹脂接着剤を用いて構成される
パネルに比べて前記面板および芯材間の接合強度が高
く、面板,芯材等パネル構成部材の板厚を薄くできる。
また、前記パネル構成部材間の接合強度が高いことに起
因して該パネル自体の面外曲げ剛性も高く構体の耐圧性
を向上できる。したがって、前記パネルで構体が構成さ
れることにより、鉄道車両はその耐圧性が向上し、か
つ、軽量となる。
【0027】前記各パネル50a,50bは、面板およ
び芯材間の接合強度が高いために、その面内剛性も高
く、これらにより側構体2を構成することによって、構
体1全体の垂直曲げ剛性を向上させることができる。こ
のことにより、構体1の垂直方向のたわみに伴う振動を
防止して、乗心地の向上を図ることができる。換言すれ
ば、車体を軽量化しても所定の垂直曲げ剛性を確保でき
るため、乗心地の低下を防止できる。
【0028】また、前記パネル50a,50b,60
a,60bを溶接によって接合して構体を構成すること
により、各パネル間の接合強度を確保できるとともに構
体表面を容易に平滑化できる。したがって、前記パネル
で構体が構成されることにより、鉄道車両は軽量で耐圧
性が高く、見栄えが向上する。
【0029】このような構成によれば、前記構体1を構
成するハニカムパネルは、車外側の面板例えば面板5
2,62が室内側の面板例えば51,61よりも板厚を
厚くしていることから、耐圧性の向上と軽量化が図れ
る。すなわち、ハニカムパネル自体の構造によって剛性
低下を防止し、車内側と車外側の面板の板厚を前述のよ
うに設定することによって軽量化が達成される。また、
構体1を構成するハニカムパネルの車外側の面板の板厚
をある程度確保することにより、該構体1表面の凹凸を
減少させることができる。このことにより、構体1の表
面を平滑にするために該構体1表面に塗布されるパテの
量を低減できる。最終的に完成した鉄道車両の軽量化が
図れる。
【0030】また、構体構成部材すなわち台枠3,二つ
の側構体2,屋根構体4および二つの妻構体5のうちの
少なくとも一つを構成する前記ハニカムパネルは、板厚
の厚い面板を車外側に配置しているため、飛び石或いは
その他の外部衝撃に対して強度を確保でき、かつ、該表
面の歪みを防止できる。また、車内側の面板については
強度の限界まで板厚を薄くすることができるため、車外
側面板の板厚を厚くしても構体の重量が増加することは
ない。
【0031】前記パネルの車外側面板の板厚が厚いこと
に伴う効果は、該パネルを樹脂製接着剤によって構成し
た場合にも達成されるものである。
【0032】構体1を構成するハニカムパネルの車外側
の面板の板厚をある程度確保することにより、該ハニカ
ムパネルの搬送等に際して、該パネルの一方の面は他の
ものとの衝突による破損を防止できる。したがって、前
記ハニカムパネルを極力軽く構成しても、その取扱いが
比較的容易である。このことによって、構体1の製作時
における作業性を向上させることができる。
【0033】ハニカムパネルから成る側パネル50a,
50bによって側構体2を構成するので、車外圧力変動
に対して十分な剛性を確保できる。すなわち、このハニ
カムパネルは、二枚の面板間に芯材を配置し、これらを
接合して構成されている。したがって、ハニカムパネル
は、それ自体の構造によって面内および面外の荷重に対
して高い剛性を有している。このような特徴を有するハ
ニカムパネルから成る側パネル50a,50bによって
側構体2を構成するので、該側構体2の面内および面外
の剛性を向上させることができる。このことは、側構体
2の耐圧性の向上と軽量化を達成する上で有効である。
側パネル50a,50bを成すハニカムパネルは、面
板,芯材および枠材をろう付によって接合しているた
め、従来の樹脂製接着剤による接着に比べて経年変化が
なく、信頼性が高い。
【0034】また、側パネル50a,50bは、従来用
いられている押出し型材よりも相対的に板厚を薄くでき
るため、側構体2を軽くすることができる。また、従
来、鉄道車両用の樹脂接着剤を用いたハニカムパネル
は、該ハニカムパネル同士或いはハニカムパネルと型材
との接合を樹脂製接着剤或いはリベットなどによって接
合することから、接合部の重なる部分が広くなる。した
がって、樹脂接着剤を用いたハニカムパネルでは、十分
な軽量化が期待できない。また、該ハニカムパネルでは
側構体表面の平滑化が困難である。前記側パネル50
a,50bは、溶接によって接合されるため、接合部に
おいて重なる部分がなく、軽量化が図れる。溶接によっ
て側パネル50a,50bを接合することにより、短時
間で接合作業が完了する。また、前記溶接による接合部
表面は、グラインダによって簡単に平滑に仕上げること
ができる。
【0035】側構体2は、面板51,52の板厚が厚い
ブロックXと面板51,52の板厚の薄いブロックYと
から構成されている。したがって、前記側構体2は台車
設置位置近傍のブロックXが台車設置位置から離れたブ
ロックYよりも剛性が高い。側構体に作用する剪断応力
および曲げモーメントは、台車設置位置近傍が最も高
く、離れるにしたがって減少する。前記側構体2は、前
記剪断応力および曲げモーメントに対応した構成を有し
ているため、強度を確保しながら軽量化することができ
る。また、側構体2を構成する側柱9,10は、車体長
手方向について、設置間隔が台車設置位置に近くなるほ
ど狭くなるように配置されている。このように側柱9,
10を設置することにより、側構体2を強度を確保しな
がら軽量化することができる。
【0036】なお、前記側柱9,10の設置位置に合わ
せて、ハニカムパネル内に箱型断面の型材を予め設置す
ることができる。前記型材の設置位置に側柱9,10を
設置することにより、該側柱9,10の設置位置を任意
に決定できる。このようにハニカムパネルを構成するこ
とによって、側柱9,10を任意の位置に設置できるた
め、側構体2の剛性をその鉄道車両に要求される仕様に
容易に対応させることができる。
【0037】前記各ブロックX,Yは、突き合わせた枠
材56の各フランジ56fを溶接することによって接合
される。したがって、各ブロックX,Yは、車内側の一
方向からの溶接作業によって接合することができる。ま
た、前記フランジ56fは、その表面が側構体表面を成
すように構成されている。したがて、ブロックX,Yの
接合部表面をグラインダ等によって仕上げるだけで、簡
単に平滑にできる。
【0038】側柱10、垂木20は隣接するパネル50
a,50b,60a,60b同士の枠材55,66の部
分の面板51,62に溶接しているので、側柱10、垂
木20は強度部材(骨部材)である枠材55,66に接
合できるので、高強度にでき、また、側柱10、垂木2
0と各パネルとの関係を同一にでき、高強度にできるも
のである。
【0039】ところで、各側パネル周囲に全て枠材56
を配置すれば、全ての側パネルの接合は前述のように一
方側からの溶接によって行うことができる。このこと
は、複数の側パネルを接合する際に、該複数の側パネル
を裏返す必要がなく、接合作業を簡略化できる。
【0040】ところで、前記側パネル50a,50bを
最も軽く構成するには、以下に述べる構造が考えられ
る。側パネルを上下に分けて、側窓開口部17を構成す
る上部とそれ以外の部分の下部とから構成する。前記下
部の面板の板厚を可能な限り、例えば車外および車内の
面板を共に0.6mmとして側パネルを構成する。この
ようにすれば、側パネル50a,50bを最も軽く構成
することができる。
【0041】前記ハニカムパネルは、それ自体の製作条
件例えば加圧力の均一化およびコスト面から大型のもの
が製作できないため、複数の該パネルを組み合わせてブ
ロックを構成し、該ブロックを接合して構体構成部材を
構成するのが最も効率的である。すなわち、個々に製作
したパネルを前記ブロックX或いはYの単位で並べて接
合する。そして、各ブロックX,Yを構体構成部材単位
の治具上に並べて接合する。このようにすることによ
り、構体構成部材の組立が段階的に効率良く行なえる。
また、各パネル自体の製作は、その品質およびコスト面
で最も有利な大きさにて行なえる。
【0042】本発明の第2実施例を図6によって説明す
る。図6において、前記第1実施例と同一符号は同一部
材を示すものである。第2実施例の特徴は、前記第1実
施例の構体にいて台枠上に設置されている床板をハニカ
ムパネルによって構成したことである。したがって、第
2実施例の床板を除く部分の構造は、前記第1実施例と
同様である。70は台枠3を構成する横はり7sの上面
に設置される床板である。該床板70は、面板71,7
2と該面板の間に配置される芯材73および二種類の枠
材から構成される。面板72は車外側に設置され、面板
71よりも板厚が厚い。ちなみに、面板71は厚さ0.
8mm,面板72は厚さ1mmである。横はり7sは、
高さ寸法が前記第1実施例の横はりよりも短く形成され
ている。床板70の具体的な構造は、前記側パネルとほ
ぼ同一である。したがって、前記二種類の枠材を組み合
わせることによって二種類のハニカムパネルが形成され
る。二種類のハニカムパネルを組み合わせて床板を構成
するブロックを製作する。複数の前記ブロックを接合す
ることによって床板70を構成する。
【0043】このような構成によれば、床板70を車外
側の面板72の板厚を厚くしたハニカムパネルで構成す
ることから、台枠3の耐圧性を向上させることができ
る。また、台枠3を軽量化することができる。床板70
は車外側の面板72が厚いため、横はり7との接合作業
を簡略化することができる。前記床板70は面外剛性が
前記第1実施例の床板よりも高いため、横はり7sの高
さ寸法を短くできる。このことにより、台枠3全体の高
さ寸法を短くできるため、客室空間或いは床下の機器を
取付ける空間を広く確保できる。
【0044】ところで、前記実施例において、側柱9,
10はU型およびΠ型断面の押出し型材によって構成さ
れている。しかし、側柱として図7に示すようなZ型を
なす型材29を用いてもよい。また、この型材29を二
つ向い合わせて接合すれば、前記U型断面の側はり9と
同様な形状にできる。また、前記Z型の型材29は、単
体で側柱として用いてもよい。このように各種の側柱を
Z型断面の型材によって構成すれば、部材を共通化する
ことができるため、コストを低減できる。
【0045】さらに、側柱としては、図8に示すような
Y型の型材30を用いてもよい。この方材30は、断面
形状が線対称であるため、前記Z型に型材29に比べて
剛性が高い。また、接合部先端部部に溝が形成されてい
ることから、板部材の接合部の溶接ビードを跨いで接合
することができる。
【0046】前記各実施例においては、芯材としてセル
をハニカム状に形成したものを示し説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。すなわち、前記芯材
のセルを四角形に形成したもの、あるいは略三角形に形
成したもの等を用いても同様の効果が達成できる。ま
た、セルを四角形に形成した芯材はそれ自体の製作が容
易であり、セルを略三角形に形成した芯材はパネルとし
て球面を容易に形成することができるという特徴を有し
ている。なお、これら芯材の形状の例としては、文献
軽金属(1990)Vol.40 No.5 第394
頁に記載されている。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、積層材のパネルを金属
間接合で構成し、この複数のパネルを溶接して構体を構
成しているので、軽量、高耐圧、高強度にできるもので
ある。また、骨部材は前記枠材がある部分のそれぞれの
面板に溶接しているので、骨部材は強度部材である枠材
に接合できるので、高強度にでき、また、骨部材と各パ
ネルとの関係を同一にでき、高強度にできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例の鉄道車両構体示す斜
視図である。
【図2】図1の構体全体を示した斜視図である。
【図3】図2の3−3部断面図である。
【図4】図2の4−4部断面図である。
【図5】図2の5−5部断面図である。
【図6】本発明による第2実施例の鉄道車両構体示す斜
視図である。
【図7】側柱或いは垂木の断面形状を示す断面図であ
る。
【図8】側柱或いは垂木の断面形状を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…構体、2…側構体、3…台枠、4…屋根構体、5…
妻構体、6…側はり、7…横はり、9,10…側柱、1
1…軒桁、12…幕板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B61D 17/08 B61D 17/08 17/10 17/10 17/12 17/12 (72)発明者 岡崎 正人 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 武市 通文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二枚の面板と、該二枚の面板の間に配置し
    た芯材と、該二枚の面板の間において該二枚の面板の端
    部に配置した枠材とからなり、前記二枚の面板に、前記
    芯材および前記枠材を接合してパネルを構成しており、 複数の前記パネルの端部同士を接合して構成した車両構
    体において、 前記積層材を構成する前記二枚の面板に、前記芯材と前
    記枠材を金属間接合で接合しており、 前記パネルのそれぞれの面板の外側から、前記パネルの
    端部の前記面板および前記枠材を隣接するパネルの端部
    の前記面板および前記枠材に溶接しており、 前記パネルの端部同士の溶接部において、骨部材を前記
    枠材の部分に位置する前記面板に溶接しており、該骨部
    材は2つの片を有し、該2つの片のうち一方の片は前記
    パネルの端部の前記面板に溶接しており、他方の片は前
    記一方に隣接する他方のパネルの端部の前記面板に溶接
    していること、 を特徴とする車両構体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005329412A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd レーザ溶接方法、レーザ溶接継手、外板パネルおよび鉄道車両の構体構造
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