JPH09182608A - ピアスイヤリング - Google Patents

ピアスイヤリング

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Publication number
JPH09182608A
JPH09182608A JP35504395A JP35504395A JPH09182608A JP H09182608 A JPH09182608 A JP H09182608A JP 35504395 A JP35504395 A JP 35504395A JP 35504395 A JP35504395 A JP 35504395A JP H09182608 A JPH09182608 A JP H09182608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin member
titanium
synthetic resin
pin
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP35504395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakajima
剛 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NATSUKU KK
Original Assignee
NATSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NATSUKU KK filed Critical NATSUKU KK
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Publication of JPH09182608A publication Critical patent/JPH09182608A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】係止具をピン部材のどの位置にも確実に係止さ
せることができ、併せて、金属アレルギーを完全に防止
できるピアスイヤリングを提供する。 【解決手段】 基端に装飾部材を取付けたピン部材をチ
タンまたは合成樹脂で形成する。ピン軸体の基端側へチ
タンまたは合成樹脂製のカバーワッシャを外嵌する。ピ
ン軸体に差し込まれる係止具の貫通孔に拡径中空部を形
成し、この拡径中空部の軸方向に、ピン軸体の径よりも
小径の弾力性縮径部を有する異径のチタンまたは合成樹
脂製円筒コイルばねを嵌装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装飾体を取付けたピ
ン部材を耳たぶの通孔に貫通させ、抜け止めの係止具を
嵌めて身につけるピアスイヤリングに関する。
【0002】
【従来の技術】ピアス式イヤリングには、基端に貴金属
装飾品を取付けたピン部材を耳たぶの通孔に貫通させ、
ピン部材の先端から抜け止めの係止具を外嵌するタイプ
のものがある。
【0003】この種のピアスイヤリングは使用中の係止
具の離脱を防止するため、ばね手段により係止具をピン
部材に係止させている。ばね係合手段には、係止具自体
をばねで構成したものや係止具の内部にばねを内蔵させ
たものがあるが、前者は係止具に髪の毛などが引掛り易
く、また、前者、後者共、従来のばね係合手段はばね係
合面が点接触であるため支持力が弱く、容易に抜け落ち
てしまう。これを防止するために、ピン部材の軸に、係
止具のばねと係合する周溝を形成することが一般的に行
われているが、細いピン部材に周溝を形成するので加工
作業及びピン強度の点で問題があり、特に、耳たぶの厚
さに対応できるようにするには複数の周溝を設ける必要
があるのでコスト高及び強度劣化はさけられない。
【0004】次に、この種のピアスイヤリングにおいて
解決しなければならない問題として、使用による金属ア
レルギーの問題がある。この問題を解決するために、ピ
ン部材にフランジ付きの合成樹脂ピンを使用することが
提案されているが、このものは人目につく装飾体の台座
が合成樹脂になるため、装身具としての美観が損なわれ
るという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、係止具とピン部
材を広い面で弾力的に係合させることにより、係止具を
ピン部材のどの位置にも確実に係止させることができる
とともに、併せて、美観を損なうことなく金属アレルギ
ーを完全に防止できるピアスイヤリングを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のピアスイヤリングは基端に装飾部材を取付
け、先端に耳たぶ通孔への挿入先端部材を形成したチタ
ンまたは合成樹脂製のピン部材と;中央通孔を介して前
記ピン軸体の基端側へ外嵌され、耳たぶが直接装飾体に
接触しないようにカバーするチタンまたは合成樹脂製の
カバーワッシャと;前記ピンが差し込まれる貫通孔の一
部に拡径中空部を形成し、中央部にピン部材の径よりも
小径の弾力性縮径部を有する異径の円筒コイルばねを前
記拡径中空部の軸方向に嵌装したチタンまたは合成樹脂
製の係止具;を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のピアスイヤリング1は、
基端に装飾部材2を取付けたピン部材3と、このピン部
材3に嵌め込み、装飾部材2が耳たぶ4に直接接触しな
いように覆うカバーワッシャ5と、ピン部材3の先端か
ら外嵌され、耳たぶ4からピン部材3が脱落しないよう
にピン部材3に係止される係止具6から構成されてい
る。
【0008】ピン部材3には、耳たぶに貫通して使用し
たときに金属アレルギーをおこさないチタンまたは合成
樹脂などの材質が使用されている。図1の実施例のピン
部材3は、図2に示すように細いチタン材の中空パイプ
を所望の寸法に切断し、先を丸くした先端部材7の脚部
7aをピン部材3の先端側中空内部に挿着するととも
に、ピン部材3の基端側中空内部に装飾部材2の脚部2
aを挿着してある。
【0009】尚、ピン部材3は必ずしも図のような中空
体に限らず、非中空のロッドを使用して先端を丸く形成
してもよい。また、チタン及び合成樹脂材のピン部材は
ロウ付けがきかないので、非中空のロッドを使用する場
合は、ロッド基端側の軸芯に差し込み孔を形成し、この
孔に装飾部材2の脚部2aを圧嵌して結合するのが望ま
しい。
【0010】カバーワッシャ5は、金属アレルギーをお
こさないチタンまたは合成樹脂からなり、図3に示すよ
うに中央部を内側に向けて凸状に湾曲させたプレート5
aにピン部材2を通す挿通孔5bを形成してある。そし
て、カバーワッシャ5はこの挿通孔5bを介してピン部
材3の基端に挿着し、図1に示すように装飾部材2の背
面側をカバーするようになっている。
【0011】係止具6は、図1及び図4に示すように、
軸芯に沿って前記ピン部材3の先端が差し込まれる貫通
孔6aを有するとともに、この貫通孔6aの一部に貫通
孔6aと共有の拡径中空部6bを形成し、この拡径中空
部6bの軸方向に沿って異径の円筒コイルばね8を嵌装
した構成になっている。
【0012】円筒コイルばね8は、図5及び図6に示す
ように、中央部にその内径が前記ピン部材3の径よりも
小径の弾性縮径部8aを有する異径の円筒コイルばねに
形成されており、図1のように係止具6の拡径中空部5
bに嵌装した後、係止具6の拡径中空部先端6cを内側
にかしめて該拡径中空部6bの内部に両端を係止させた
状態に収納されている。
【0013】かくして、係止具6の貫通孔6aを介して
ピン部材3に係止具6を外嵌するとピン部材3の軸に接
触する円筒コイルばね8の弾性縮径部8aが外側に弾力
的におし拡げられ、所定の軸長にわたってピン部材3に
圧接される。従って、係止具6は円筒コイルばね8とピ
ン部材3との広い弾力的面接触によって安定した強い圧
接力でピン部材3に係止される。
【0014】
【効果】本発明のピアスイヤリングは、ピン部材及び係
止具に金属アレルギーをおこさないチタンまたは合成樹
脂材が使用され、また、装飾部材の耳たぶ側は同じくチ
タンまたは合成樹脂材のカバーワッシャが介在している
ので耳たぶに金属アレルギーがおこる心配が完全になく
なる。特にカバーワッシャを使用することにより装飾部
材の台座に貴金属を使用することができるとともに、カ
バーワッシャは外からほとんど見えないので装飾品とし
ての美観が損なわれることがない。
【0015】係止具は中空内部の軸方向に嵌装したたて
長の異径螺旋ばねを介して面接触でピン部材に圧接され
ているので、ピン部材に周溝を設ける必要がなく、係止
具をピン部材の任意の位置に確実に係合させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 係止具の一部を断面で示す本発明のピアスイ
ヤリングの全体構成図
【図2】 ピン部材の一例を示す断面図
【図3】 カバーワッシャの透視図
【図4】 係止具の縦断面図
【図5】 係止具正面図
【図6】 円筒コイルばねの側面図
【図7】 円筒コイルばねの正面図
【符号の説明】
1…ピアスイヤリング、 2…装飾部材、 2a…装飾
部材脚部、 3…ピン部材、 4…耳たぶ、 5…カバ
ーワッシャ、 5a…プレート、 5b…挿通孔、 6
…係止具、 6a…貫通孔、 6b…拡径中空部、6c
…拡径中空部先端、 7…先端部材、 7a…先端部材
脚部、 8…円筒コイルばね、 8a…弾性縮径部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端に装飾部材を取付け、先端に耳たぶ
    通孔への挿入先端部材を形成したチタンまたは合成樹脂
    製のピン部材と;中央通孔を介して前記ピン軸体の基端
    側へ外嵌され、耳たぶが直接装飾体に接触しないように
    カバーするチタンまたは合成樹脂製のカバーワッシャ
    と;前記ピンが差し込まれる貫通孔の一部に拡径中空部
    を形成し、中央部にピン部材の径よりも小径の弾力性縮
    径部を有する異径の円筒コイルばねを前記拡径中空部の
    軸方向に嵌装したチタンまたは合成樹脂製の係止具;と
    を有することを特徴とする
JP35504395A 1995-12-28 1995-12-28 ピアスイヤリング Pending JPH09182608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35504395A JPH09182608A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ピアスイヤリング

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JP35504395A JPH09182608A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ピアスイヤリング

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JPH09182608A true JPH09182608A (ja) 1997-07-15

Family

ID=18441603

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JP35504395A Pending JPH09182608A (ja) 1995-12-28 1995-12-28 ピアスイヤリング

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JP (1) JPH09182608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346070A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Tsutsumi Jewely Co Ltd チェーン状装身具に用いるアジャスター及びそれを備えたチェーン状装身具
WO2010073967A1 (ja) * 2008-12-24 2010-07-01 有限会社 宝石のエンジェル ピン留め具

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