JPH09182040A - テレビジョン放送を利用した双方向通信装置 - Google Patents

テレビジョン放送を利用した双方向通信装置

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JPH09182040A
JPH09182040A JP7338875A JP33887595A JPH09182040A JP H09182040 A JPH09182040 A JP H09182040A JP 7338875 A JP7338875 A JP 7338875A JP 33887595 A JP33887595 A JP 33887595A JP H09182040 A JPH09182040 A JP H09182040A
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JP
Japan
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television
data
program
memory
Prior art date
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JP7338875A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Tanaka
忠行 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】識別番号の再入力を容易で正確なものとし、し
かも自動的に設定ができ、システムの信頼性を向上す
る。 【解決手段】文字多重及びデータ放送デコーダ107
は、固有の識別番号を記憶するメモリ43を有し、通信
回線網13にデータを送出する場合にはこの識別番号を
付加して送出する。システムコントローラ106は、メ
モリ43に記憶されている識別番号を、例えばシステム
の電源投入時に選局回路105のメモリ111の一部に
転送して記憶させている。このように2か所に同じ識別
番号を記憶させておき、いずれか一方のメモリの内容が
消去された場合、他方のメモリの識別番号を電源投入時
等に自動的に書き込むようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はテレビジョン放送
信号に含めて放送されるデータ放送を受信および再生可
能であり、さらにこのデータ放送を活用して機能を拡張
したテレビジョン放送を利用した双方向通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、通常のテレビジョン放送信号に文
字や図形データを多重化して伝送する文字放送番組が実
現されている。現在サービスが実施されている文字放送
番組として、ニュース、天気予報、交通情報、観光案
内、テレビショッピングなどがある。また、番組の中で
視聴者にアンケート調査を行うような場合もある。
【0003】ところで、現在の文字放送番組はテレビ局
から視聴者に対して一方的に情報を提供する方式であ
る。したがって、テレビショッピングの場合、文字放送
でショッピング情報番組を放送した場合、視聴者は画面
表示される文字を見ながら希望する商品番号や通信販売
会社の電話番号などをメモに取り、そのメモを見ながら
電話機を使って電話することになる。また、番組の中で
視聴者にアンケート調査を行うような場合も、視聴者か
らの応答は、電話番号などをメモに取り、そのメモを見
ながら電話機を使って行うことになる。このような場
合、誤ダイアルによる間違い電話が発生したり、電話番
号を誤ってメモした場合の間違い電話などの問題が発生
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の文字多重放送番組ではテレビ局からの一方的な放送を
行い、その応答に関しては視聴者からの電話連絡を待つ
という方式であるために、応答期間が長くなる。また多
くの間違い電話などを発生させるという問題を有してい
た。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、文字多重放送番組において放送局側からコンピュー
タプログラムデータを伝送し、受信機にはこのコンピュ
ータプログラムを実行するプログラム実行手段を設け、
視聴者が操作入力を与えたときに、プログラム実行手段
が通信制御手段を介して自動的に電話機のダイヤリング
を行い、視聴者の入力データを自動的に伝送するように
しようという提案が行われている。このようにすると、
間違い電話も少なくなり、収集局に対する応答時間もリ
アルタイムに近くなる。
【0006】このようなシステムになった場合、自動ダ
イヤリングが実行されるために、視聴者が所有する受信
機に割り当てられている識別番号を管理する必要が生じ
る。通常は、プログラム実行手段又は通信制御手段にそ
の識別番号を記憶するメモリが用意されており、自動ダ
イヤリングが行われデータが伝送されるときは、このデ
ータに識別番号が付加されて伝送されるようになってい
る。
【0007】しかしながら、上記プログラム実行手段及
び通信制御手段のブロックと、本来のテレビジョン受信
ブロックとは、互いに修理点検などが行われたり、交換
される場合がある。
【0008】ここで上記プログラム実行手段及び通信制
御手段のブロックが交換されたり、機器から取り出され
修理点検などが行われた場合、あるいはこのブロック内
のメモリが交換された場合等、メモリに記憶されている
識別番号が消去されてしまうことになる。そこで識別番
号を視聴者やサービスマンが正確に入力することは、極
めて困難を伴う。これは、パスワードが与えられている
こともあるからである。また、視聴者やサービスマンが
個々の機器の識別番号を正確に認知するとは限らないか
らである。
【0009】そこでこの発明では、識別番号の再入力を
容易で正確なものとし、しかも自動的に設定ができるテ
レビジョン放送を利用した双方向通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、テレビジョ
ン放送信号に含まれており映像・音声信号とは独立した
データチャンネルに多重されて伝送されてくるデータ放
送番組を受信する受信手段と、前記データ放送番組に含
まれているコンピュータプログラムを復調する復調手段
と、通信回線を介して相手局と通信を行うための通信制
御手段と、固有の識別番号を記憶した第1の記憶手段
と、復調された前記コンピュータプログラムに基づい
て、前記通信制御手段、第1の前記記憶手段、及び操作
入力手段を制御してデータ処理を行うプログラム実行手
段と、前記テレビジョン放送信号に含まれている映像・
音声信号を処理するためのテレビ信号処理系と、前記テ
レビ信号処理系に含まれており、前記固有の識別番号を
記憶した第2の記憶手段と、前記第1と第2の記憶手段
のいずれか一方に前記固有の識別番号が記憶されていな
い状態では、他方に記憶されている前記固有の識別番号
を転送して双方に記憶された状態とする識別番号転写手
段とを備える。
【0011】上記の手段により、常に第1と第2の記憶
手段に固有の識別番号が記憶されており、いずれか一方
が消去された場合は、自動的に他方の内容が記憶される
ので、識別番号が外部に漏れる必要もなく、機器の修理
点検、交換などが行われても正確な書き込み維持が可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1には、この発明の実施の形
態であるテレビジョン放送を利用した双方向通信装置が
適用されたシステムの例を示している。このシステム
は、現行の文字多重放送の機能と電話通信機能とを活用
することによって、テレビジョン放送の一方向放送に対
して、電話通信機能を付加し、上り方向のデータ伝送機
能を拡張し、全体としては双方向通信機能を実現してい
る。
【0013】全体的システムは、TV受像機11、放送
局12、電話回線網13、および収集局14を含むネッ
トワークによって構成されている。放送局12は、文字
放送のチャンネルを利用して、双方向性を実現するため
のコンピュータプログラム(スクリプト)をデータ放送
番組として通常の番組に同期して放送する。あるいは独
立放送として所定放送時間内に繰り返し放送される。こ
のスクリプトは、双方向通信システムの進行手続きを記
述した一種のアプリケーションプログラムであり、TV
放送信号の垂直帰線期間に重畳されてる送信される。
【0014】このスクリプトは、TV放送信号を受信し
たTV受像機11のメモリに貯えられ、例えばそのTV
受像機11に組み込まれたプログラム実行装置(スクリ
プトデコーダ)によって実行される。このスクリプトデ
コーダは、現在の番組が双方向放送番組であることを示
すシンボルマーク、例えば「i」を画面表示して視聴者
にそれを通知し、視聴者からの操作入力に応じて、スク
リプト実行を開始し、番組補足情報の表示などの応答を
行う。
【0015】応答は、TV受像機11のなかで自足的に
終わることもあるが、応答の結果を各地に備えたコンピ
ュータ・システム(収集局14)に電話回線網13を経
由して送り、場合によっては、放送局12が提供する番
組内容にリアルタイムに反映させることも可能である。
【0016】このシステムは、既存の文字多重放送シス
テムを、ソフトウェア的に機能拡張している。また視聴
者からの応答は、電話回線網13を介して収集局14に
送るようになっている。また、スクリプトを文字多重放
送に追加して放送しても、現在のTV放送、文字放送、
およびTV受像機にはまったく影響を与えることはな
い。
【0017】TV受像機11には、文字多重デコーダを
含む通常のTV放送受信回路に加え、双方向機能を実現
するために、スクリプトデコーダおよびモデムが装備さ
れる。スクリプトデコーダは、放送局12から送られて
くるTV放送信号の中からスクリプトを取り出し、それ
を実行することによって双方向通信を実現する。上りデ
ータを送るために、視聴者が応答する場合には、TV操
作用のリモコンを用いて応答を行う。収集局14にデー
タが伝送されるときは、TV受像機11に接続されたモ
デムによって自動ダイヤルが行われ収集局14に接続さ
れる。上りデータは即座に送信される場合もあり、ある
いは夜間など待ってから送信することもできる。
【0018】TV受像機11に追加されるモデムは、自
動的にダイヤルする機能をもっているので、上りデータ
伝送ために視聴者によるダイヤル操作は不要である。自
動ダイヤル先の電話番号は、双方向文字放送番組ごとに
放送局12側からのスクリプトに埋め込んで送信されて
くる。この電話番号は1つあるはい複数の場合があり、
複数の場合は、視聴者が送り先を選択できるようになっ
ている。
【0019】スクリプトデコーダは、コンピュータプロ
グラムを実行するプロセッサによって実現される。しか
し、文字多重デコーダにも通常はプロセッサが内蔵され
ているので、実際には、スクリプトデコーダは文字多重
デコーダをソフトウェア的に機能拡張することによって
実現することができる。よって、スクリプトデコーダ
は、文字多重デコーダと、プログラムROMとから構成
され、多くの回路を文字多重デコーダと共有している。
【0020】放送局12は、視聴者の応答を番組に反映
させるなどの視聴者参加方式の番組を放送する場合に
は、通常の映像・音声を含む放送信号に、スクリプトを
挿入して送信する。スクリプトの再生および挿入のため
の番組制作システムは、パーソナル・コンピュータと多
重化装置で構成することができる。
【0021】放送局12は、通常の番組に追加するかた
ちで放送電波にスクリプトを挿入して放送を行う。追加
するコンピュータプログラムは、放送局自身が制作する
もの、広告会社、通販会社などの第三者が制作し提供す
るものに大別される。さらに、放送局制作のものは、事
前に用意できるものと、スポーツ中継時のようにライブ
で挿入されるものがある。
【0022】ここで、スクリプトの構成について説明す
る。スクリプトは、放送局12の制作システムによって
作成され、通常の画像・音声と共に、送出される。スク
リプトは、次のようなオブジェクトの集合として実現さ
れている。
【0023】(1)背景・表示素材 (2)動作ボタン (3)文字列 (4)画像 など 各オブジェクトには、補完的な手順(手続き)を持たせ
ることができ、この手続きは拡張BASIC言語などに
よって記述される。この言語は、通常のBASICに双
方向通信用の制御命令を持たせたものである。
【0024】このスクリプトの実行時には、まず最初
に、画面の背景と動作ボタンなどの画面構成要素が表示
される。視聴者がその動作ボタンを選択すると、そのボ
タンに対応するプログラムが起動される。
【0025】収集局14にはあらかじめ応答データの処
理方法が登録されており、これに応じて収集した内容
を、放送局、広告会社、スポンサ、通販会社などに再配
送することができる。
【0026】この双方向通信システムで実現できる双方
向番組の形態は、次の3つに大別できる。 (1)補完情報番組 ・広告商品についての付加的な情報を選択表示する。 ・スポーツ中継時のデータを選択的に表示する。 ・番組内容の表示をする。 ・料理リサピーを記憶しておき、後で表示する。 ・幼児教育番組において、質問に対する答えに反応す
る。 ・クイズ番組において、視聴者の答えに反応する。 (2)応答フィードバック番組(収集局を使う) ・政治、経済、社会報道に関するアンケートを採る。 ・スポーツ番組でアンケートを採る。 ・視聴者参加クイズ番組で、正答者の統計表示や、トー
ナメントを行う。 (3)トランザクション付き番組(収集局を使う) ・テレビショッピングで注文をサーバ(収集局)にて受
け付ける。 ・情報など要求付き広告で、カタログ要求などをサーバ
(収集局)にて受け付ける。 ・視聴率調査のため、視聴者の同意を得て、視聴番組デ
ータをサーバ(収集局)に送る。
【0027】図2には、TV受像機11に設けられる双
方向通信機能を含む文字多重及びデータ放送デコーダの
具体的な回路構成が示されている。受信チャンネルの映
像信号は入力端子21を介して同期分離部22、A/D
変換器23に供給される。映像信号の垂直帰線期間には
双方向デジタル通信のためのデータが多重されている
(この信号形式については図3で説明する)。A/D変
換器23でデジタル化されたデータは、波形等化部24
で波形等化されデータ取り込み・誤り訂正部25に導入
される。波形等化部24は、デジタル信号に変換された
映像信号の伝送途中の劣化を補償するもので、映像信号
に多重されているデジタル放送信号を分離し、その中の
多重化データ及びクロックを出力する。データ取り込み
・誤り訂正部25は、クロックに同期して多重化データ
を8ビット単位でバッファRAM26に取り込み誤り訂
正を行う。
【0028】CPU27は、プログラムROM28の固
定プログラムを基本にして動作する。文字フォントRO
M29には文字表示を行うための文字フォントが格納さ
れており、このROM29に対して、希望の文字をアド
レス指定することにより対応した文字データを読み出す
ことができる。
【0029】入力端子30には、TV受像機に同期した
表示用の同期信号が導入され、表示制御部31に供給さ
れている。表示制御部31は、表示メモリ32のデータ
をテレビジョン画像の再生に同期させて読み出すと共
に、CPU27からの書き込み命令を受けて表示メモリ
32に表示データを書き込む処理を行う。表示メモリ3
2から読み出されたデータは、カラーマップメモリ33
に供給され表示データをアドレス入力とし、当該アドレ
スに対応する原色信号RGBの各レベルデータを出力す
る。このレベルデータは、D/A変換器34にてアナロ
グRGB信号に変換し、出力端子から表示信号として導
出される。なおこの表示信号は、図示しない合成手段に
よりテレビジョン画像信号と合成されグラフィックスが
スーパーインポーズされたテレビジョン画像信号として
ディスプレイに表示される。
【0030】入力端子36からはリモコン操作部からの
視聴者による操作信号が入力される。この操作信号は操
作入力インターフェース(I/F)37を介してCPU
27に取り込まれ解析される。
【0031】38は変調及び復調器(モデム)であり、
通信制御部を構成しており、回線接続部39を介して電
話回線40に接続される。回線接続部39は、回線の接
続、切断を制御するものでCPU27により制御され
る。
【0032】CPU27は、バスラインを介して各機能
ブロック、即ちデータ取り込み・誤り訂正部25、プロ
グラムROM28、文字フォントROM29、操作入力
I/F37、表示制御部31、モデム38などに接続さ
れている。さらにバスラインには、作業RAM41、番
組RAM42、不揮発性メモリ43が接続されている。
番組RAM42は、放送局から伝送されてくるコンピュ
ータプログラムを格納するメモリであり、視聴者の操作
に応じて、ROM28に格納された固定プログラムの中
のインタープリタに従い、このコンピュータプログラム
の内容を解釈し、このコンピュータプログラムの手順を
実行することができる。不揮発性メモリ43には、この
受信端末(デコーダ)の固有の識別番号(ID)が格納
されており、例えばテレビショッピング等で収集局14
に注文データを伝送するときはこの固有の識別番号が利
用される。収集局14では、IDを認識するこにより、
注文主を判別することになる。
【0033】図3の(A)及び(B)には、ハイブリッ
ド伝送方式のTV文字多重放送信号において文字放送デ
ータが伝送されてくる期間を示している。即ち文字放送
データは、垂直帰線期間の第14H(第277H)〜第
16H(第279H)、および第21H(第284H)
に重畳されている。この垂直帰線期間には、さらにデー
タを多重可能な余裕があるので、例えば第10H(第2
73H)〜第13H(第276H)に上述したスクリプ
トを多重して伝送することができる。スクリプトは、こ
のように現行の文字多重位置とは異なる位置に多重して
も良いが、現行の文字多重信号と同じ位置に時分割で伝
送されてきてもよい。また、文字放送データを音声多重
信号の一方の副チャンネルに乗せて送信することもで
き、この場合には、FM受信部からのデータを取り込む
ことになる。
【0034】図4はこの発明の特徴部を全体的に示して
いる。チューナ101で選択されたチャンネルのテレビ
信号は、ビデオ処理回路102で処理され復調される。
ビデオ処理回路102の出力ビデオ信号は、合成回路1
03を介してカラー陰極線管104に供給され表示され
る。また、ビデオ処理回路102の出力ビデオ信号は、
文字多重及びデータ放送デコーダ107に入力されて処
理される。この文字多重及びデータ放送デコーダ107
の具体的構成は図2で説明した通りであり、IDを記憶
した不揮発性メモリ43を有する。システムコントロー
ラ106から操作信号が入力され、スクリプトが実行さ
れる。
【0035】システムコントローラ106には、リモコ
ン操作器108からの操作信号も供給される。リモコン
操作器108により選局が行われると、システムコント
ローラ106は、選局回路105を駆動する。選局回路
105は、チャンネル選択のための選局データ記憶用の
メモリ111を有する。選局操作が行われると指定され
た番地の選局データが選局回路105のメモリ111か
ら読み出され、チューナ101のチューニング端子に供
給される。
【0036】図4には一点鎖線で囲む部分であって、本
発明に特に関連する部分をさらに抽出して示している。
111は選局回路105に含まれるメモリであり、11
2はシステムコントローラ106に含まれる中央演算処
理装置(CPU)である。文字多重及びデータ放送デコ
ーダ107の内部に関しては、CPU27とメモリ43
を取り出して示している。
【0037】この発明の装置の場合、例えばシステムの
電源投入時に、CPU112又は27のいずれかのプロ
グラムにより、メモリ43のIDと、メモリ111の所
定エリアのIDとが一致するかどうかの判定が行われ
る。一致する場合には、問題はなく次の処理に進むが、
不一致の場合には次のような処理が実行される。
【0038】即ち、不一致であって、いずれか一方のメ
モリにIDが記憶されていない場合は、記憶されている
方のIDを他方のメモリに転送して記憶する処理が行わ
れる。双方のIDの内容が異なる場合には、予め指定さ
れている方のIDを他方のメモリに転送し、統一する。
【0039】不揮発性メモリ43や111は、それ自体
が単品であってもよいし、1チップのマイコン内に内蔵
されたものであってもよい。各メモリが別々のチップに
構成されていればよい。よってメモリ111はシステム
コントローラ106内に設けられたものであってもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上説明した発明によれば、識別番号の
再入力を容易で正確なものとし、しかも自動的に設定が
でき、システムの信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテレビジョン放送を利用した双方向
通信装置が適用されたシステムの例を示す図。
【図2】この発明のテレビジョン放送を利用した双方向
通信装置の実施の形態の一例を示す図。
【図3】文字多重放送信号及びデータ放送信号の説明
図。
【図4】この発明の特徴部を取り出して示す説明図。
【符号の説明】
11…TV受像機 12…放送局 13…電話回線網 14…収集局 22…同期分離部 23…A/D変換器 24…波形等化部 25…データ取り込み・誤り訂正部 26…バッファRAM 27…CPU 28…プログラムROM 29…文字フォントROM 31…表示制御部 32…表示メモリ 33…カラーマップメモリ 34…D/A変換器 37…操作入力I/F 38…モデム 39…回線接続部 41…作業RAM 42…番組RAM 43…不揮発性メモリ 105…選局回路 111…メモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送信号に含まれており映像
    ・音声信号とは独立したデータチャンネルに多重されて
    伝送されてくるデータ放送番組を受信する受信手段と、 前記データ放送番組に含まれているコンピュータプログ
    ラムを復調する復調手段と、 通信回線を介して相手局と通信を行うための通信制御手
    段と、 固有の識別番号を記憶した第1の記憶手段と、 復調された前記コンピュータプログラムに基づいて、前
    記通信制御手段、第1の前記記憶手段、及び操作入力手
    段を制御してデータ処理を行うプログラム実行手段と、 前記テレビジョン放送信号に含まれている映像・音声信
    号を処理するためのテレビ信号処理系と、 前記テレビ信号処理系に含まれており、前記固有の識別
    番号を記憶した第2の記憶手段と、 前記第1と第2の記憶手段のいずれか一方に前記固有の
    識別番号が記憶されていない状態では、他方に記憶され
    ている前記固有の識別番号を転送して双方に記憶された
    状態とする識別番号転写手段とを具備したことを特徴と
    するテレビジョン放送を利用した双方向通信装置。
  2. 【請求項2】前記第2の記憶手段は、テレビジョン受信
    機の受信チャンネルを決める選局部のメモリであること
    を特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送を利用し
    た双方向通信装置。
  3. 【請求項3】前記第2の記憶手段は、テレビジョン受信
    機のシステム制御マイコンに含まれるメモリであること
    を特徴とする請求項1記載のテレビジョン放送を利用し
    た双方向通信装置。
  4. 【請求項4】前記識別番号転写手段は、テレビジョン受
    信機のシステム制御マイコンのプログラム実行部により
    実現されていることを特徴とする請求項1記載のテレビ
    ジョン放送を利用した双方向通信装置。
  5. 【請求項5】前記識別番号転写手段は、前記プログラム
    実行手段の一部で構成されていることを特徴とする請求
    項1記載のテレビジョン放送を利用した双方向通信装
    置。
JP7338875A 1995-12-26 1995-12-26 テレビジョン放送を利用した双方向通信装置 Pending JPH09182040A (ja)

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