JP4668452B2 - データ放送を利用したスタンプサービスシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルデータ放送サービスにおいて、視聴者にインセンティヴを与えて視聴者の視聴履歴データ、番組視聴傾向等の情報を得るためのスタンプサービスシステムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来から地上波TV放送(アナログ放送)では、同意してくれた一部の視聴者宅に、専用の調査機器をTV受信機に設置することにより、視聴率調査を実現していた。一方、商店などが顧客にインセンティヴを与えて見返りに、何かのメリットを得る手法としては、以前からポイントシステムが広く用いられている。最も基本的なものは、顧客の固定化を図るために、店舗での購買金額に応じて顧客に、後に何かの利益と交換できるポイントを与えるものである。最近では、インターネットを通じて着信した電子メールに返信することによってポイントを与えるというポイントシステムも提案されている。単に商店が顧客の固定化を図るだけでなく、商品メーカーやサービス業者の広告宣伝効果を高めるため、あるいは潜在顧客の情報収集の手段としてポイントシステムを利用しようという動きもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
データ放送サービスは、放送局と視聴者の間での双方向のコミニケーションを可能とする新しい放送サービスであり、新しい放送メディアとして大きな可能性を有している。しかしながら、この放送サービスの双方向コミニケーション機能を有効に活用して、その放送局の視聴者がその放送局が提供するどのような番組を好んで視聴しているか等の視聴者の番組視聴傾向を得る方法は確立されていない。本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、データ放送サービスの双方向コミニケーション機能を有効に活用して視聴者にインセンティヴを与えながら視聴者の番組視聴傾向を収集するスタンプサービスシステムを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明は、データ放送サービスを行うデジタル放送局と、データを記憶する不揮発性記憶部、通信回線インターフェース、および放送局から送信されるデータ放送番組データを受付けそれらを解釈してデータ放送画面を生成する中央演算プロセサを備えたデジタルデータ放送受信機と、必要に応じてこの受信機から送信されるデータを通信回線網を経由して受付け、それらを集計するデータベースを管理するセンターサーバーと、を含んで構成されるデジタルデータ放送システムを利用したスタンプサービスシステムであって、前記受信機に、スタンプサービス対象番組を視聴した時に視聴者が前記受信機上で適当な対話操作を行うと、前記受信機の不揮発性記憶部に視聴中の番組IDを記録したスタンプマークを記憶させ、このスタンプマークが一定数貯まった時は、さらにプレゼント応募のための対話画面を表示し、視聴者の適当な対話操作により視聴者IDとプレゼント応募通知、前記不揮発メモリに蓄積されたスタンプマークを前記センターサーバーに送信して、前記不揮発メモリに記録されたスタンプマークを消去するスタンプサービス手段を備えることにより、視聴者にスタンプサービスを提供するとともに番組IDを含む視聴者の視聴履歴データを収集できるようにしたデータ放送を利用したスタンプサービスシステムである。
【0005】
上記課題を解決する第2の発明は、データ放送サービスを行うデジタル放送局と、データを記憶する不揮発性記憶部、通信回線インターフェース、および放送局から送信されるデータ放送番組データを受付けそれらを解釈してデータ放送画面を生成する中央演算プロセサを備えたデジタルデータ放送受信機と、必要に応じてこの受信機から送信されるデータを通信回線網を経由して受付け、それらを集計するデータベースを管理するセンターサーバーと、を含んで構成されるデジタルデータ放送システムを利用したスタンプサービスシステムであって、前記受信機に、スタンプサービス対象番組を視聴した時に視聴者が前記受信機上で適当な対話操作を行うと、前記受信機の不揮発性記憶部に視聴中の番組IDを記録したスタンプマークを記憶させ、このスタンプマークが一定数貯まった時は、視聴者IDと蓄積されたスタンプマークデータを前記センターサーバーに転送してスタンプマークを回収して代わりに1枚のスタンプカードデータを前記不揮発メモリに記憶させ、このスタンプカードが一定数貯まった時は、さらにプレゼント応募のための対話画面を表示し、視聴者の適当な対話操作により視聴者IDとプレゼント応募通知を前記センターサーバーに送信して、前記不揮発メモリに記録されたスタンプカードデータを消去するスタンプサービス手段を備えることにより、視聴者にスタンプサービスを提供するとともに番組IDを含む視聴者の視聴履歴データを収集できるようにしたデータ放送を利用したスタンプサービスシステムである。
【0006】
上記課題を解決する第3の発明は、第1または第2の発明のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、不揮発メモリに記録されているスタンプマークの収集状態をグラフィカルに表示するエリアを備えた画面を表示することを特徴とするデータ放送を利用したスタンプサービスシステムである。
【0007】
上記課題を解決する第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、前記適当な対話操作としてスタンプボタンによる操作がなされた場合に、スタンプマークを記憶させた後、当該スタンプボタンによる操作を不能とする処理を行うことを特徴とするデータ放送を利用したスタンプサービスシステム
【0008】
上記課題を解決する第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、前記受信機の中央演算プロセサが解釈可能なスクリプトとして記述された、放送データの一部であって、デジタル放送局がこのスタンプサービス手段をスタンプサービス対象番組の放送データの一部として放送することにより、結果としてスタンプサービス対象番組視聴中に前記スタンプサービス手段を、前記受信機上で動作可能とすることにより、前記受信機には特別なハードウエア装置を装着することなしにまた、特別なソフトウエアをインストールさせた専用受信機を用いること無しに、通常のデジタル放送受信機を用いてスタンプサービスを提供できることを特徴としたデータ放送を利用したスタンプサービスシステムである。
【0009】
上記課題を解決する第の発明は、デジタルデータ放送受信機に放送データの一部として受信され、前記受信機の中央演算プロセサにより解釈されて前記第発明のスタンプサービスシステムのスタンプサービス手段として動作するスクリプトとして記述されたプログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明をBSデジタル放送システムに適用した場合の実施形態を以下に説明してゆく。図1は、BSデジタル放送システムの構成要素を説明する図である。60は放送局である。放送信号は放送アンテナ5から放送衛星6に向かって送られる。放送衛星は南西の上空(東経110度、北緯度)に位置する静止衛星である。放送衛星6は放送信号を、受信アンテナ7に向けてふりそそぐ。10は受信機である。視聴者は受信機10のケーブルをテレビモニタ20に接続し、ICカード30を挿入して番組を受信する。視聴者は、リモコン40を操作して望みの番組を選択して楽しむことができる。データ放送受信中は、リモコン操作内容を上り回線8、上り回線網9を通じてデータセンター50に設置されたセンターサーバー51に伝えることができる。上り回線は、放送局の番組内容にもよるが、視聴者からの資料請求やアンケート回答を伝える通信路として使用することができる。
【0011】
本発明のBSデジタル放送を利用したスタンプサービスシステムの説明に入る前に、BSデジタル放送サービスの放送方式を説明する。BSデジタル放送で採用される放送方式は、DVB(Digital Video Broadcasting:欧州でのデジタル放送システムの促進と標準化を目的とした民間標準化団体またはその規格)で規定されるMPEG2-systemsである。放送局は、BSデジタル放送での番組を構成する要素(映像、音声、データ放送のデータ)をデジタル化し、多重化してして送り出す。これらの要素は、幾つかの放送チャンネルまたは番組を束ねて受信機が受取れるストリーム形式であるTS(トランスポートストリーム)となって受信機に送られてくる。
【0012】
デジタル放送における放送番組は、本線映像、本線音声、データ放送のデータ、から構成される。データ放送のデータは、BML(Broadcast Markup Language)で記述される。複数のBMLファイルが集まって1つのデータ放送番組のデータとなる。データ放送の番組は、本線(いわゆる通常のテレビ放送)と同期した関連した内容である場合と、本線とは別の内容である場合とがある。これらの放送番組のデータはTSとなって伝送される。TSには、上記放送番組データの他、番組の構成情報、番組内容案内情報、有料放送実施のための制御情報が含まれる。
【0013】
データ放送番組を構成するデータは、ユーザーが何時チャンネルを合わせても、コンテンツを見られるようにするために、その時のデータ放送番組のデータを繰り返し一斉同報する。これをカルーセル伝送方式と呼ぶ。
【0014】
図2は、BSデジタル放送で用いられる基本機能受信機の構成を説明する図である。チューナー部102および復調部103で選局を行い、一つのTSストリームを選択する。デスクランブル104で放送信号のスクランブルを解除する。TSデコード105で所望のパケットを選択することにより、特定のチャンネルの特定の番組を選択する。本線映像・音声信号はMPEGデコーダ113でTVモニタ20が受付ける信号に変換され提示される。
【0015】
作業用メモリ106は、選択されたチャンネルのデータ放送データがキャッシュ(一時記憶)される記憶領域である。チャンネルが変更された時、または放送局からデータカルーセルの内容が変更されたことを伝えるメッセージを受取った時、新しいデータカルーセルを取り込み、ここに保持する。
【0016】
110は入出力ポートである、視聴者の操作するリモコンの信号等を受付ける。109はモデムインターフェースである。108は不揮発メモリである、放送事業者毎に使用できるエリアが決められている。不揮発メモリに記録されたデータは、受信機10の電源を切ってもそのまま保持される。115は揮発性メモリである。同一のチャンネルを選曲している間だけ、データを記憶しておくことができる一時的な記憶エリアである。他の局に移ると、揮発性メモリ115上のデータは消去される。111はICカードインターフェースである。視聴者の識別情報、個人情報等を記録させたICカード112のデータを読み書きする。107は中央演算プロセサ(以下CPU)である。CPU107は、入出力ポート110からリモコン操作の命令等を受取り受信機10を制御するとともに、データ放送選択時には、作業用メモリ106にキャッシュされているBMLファイルを読み出し解釈して、データ放送画面データを構成し、グラフィックコントローラ114のビデオメモリに書込む。こうして、データ放送画面がTVモニタ20に表示される。
【0017】
BMLは、XML(eXtensible Markup Language)を基本にデータ放送用途に専用化した記述言語である。BMLは、データ放送画面上で動的な動作を表現可能とするために、ECMAScriptという手続き記述言語で、処理手順を記述させることができる。ECMAScriptは、JavaScriptをベースとしたオブジェクト指向スクリプト言語である。また、文書内の各オブジェクトを動的に操作するためにDOM Level1 I/Fを備えている。DOM(Document Object Model)は、HTML文書や、XML文書の内容構造を動的に操作するために規定された文書構造のモデルである。ここまでを準備として、以下に本発明の実施形態の説明に入る。
【0018】
本発明におけるスタンプサービス機能は、スタンプサービス機能を実行するスクリプト(上記スクリプト言語で記述したステートメント)を含んだデータ放送番組データが受信機のCPU107に解釈されてスタンプサービス手段として動作することにより実現される。以下スタンプサービス手段の動作を説明してゆく。
【0019】
図3はスタンプサービス手段による動作フローの全体を表す流れ図である。スタンプサービス機能を実行するスクリプトをデータ放送番組データに含んだスタンプサービス対応番組が放送されると、データ放送画面としては初期画面100が表示される(S0)。ここで初期画面100において、スタンプボタンを押すことにより、スタンプマーク付与処理が実行され(S1)、スタンプ済み画面110となる(S2)。通常は、このままであるが、スタンプマークが1枚のカードに一杯になったときは、視聴者の選択によりその場で貯まったスタンプカードを回収させて、新しいカードと交換することができる(S3→S4)。交換した後は通常スタンプ済み画面110に戻るが、ステップS4にて、交換したカードの枚数がプレゼント交換枚数に達した場合は、視聴者の選択によりその場でプレゼント選択、応募ができる(S5→S6→S7)。プレゼント応募処理を行った後はスタンプ済み画面110に戻る。以上がスタンプサービス手段による一連の動作の流れである。ステップS4におけるスタンプマーク回収時に、スタンプマークに含まれる視聴者の番組記録データがセンターサーバーに集められる。
【0020】
図7は初期画面100の一例である。209は本線映像表示部分である。201はスタンプボタンである。202は不揮発メモリに記録されているスタンプマークの収集状態をグラフィカルに表示するエリアである。図7では交換したカードが3枚と現在使用しているカードにスタンプマークが8個貯まっていることを示している。203はスタンプサービス手段からのメッセージ表示エリアである。
【0021】
図7で、視聴者がスタンプボタン201を押すと、スタンプマーク付与処理が起動される。図4はスタンプマーク付与処理のフローチャートである。まず、受信機10の作業用メモリ106に記録されている現在選局した放送局の放送番組の番組IDを取得する(S10)。この番組IDを含むスタンプマークデータを作成し、不揮発メモリ108に記録する(S12)。同じく不揮発メモリ108に記録されているスタンプマークカウンタをインクリメントし(S14)、スタンプボタン201を選択不能とする(S16)。そして、スタンプ済み画面110を表示する(S18)。
【0022】
図8はスタンプ済み画面110である。スタンプマークのグラフィカル表示202が1増加した表示となっている。スタンプボタン201は選択不可能となるので同じ番組視聴中にスタンプマークを二重にマークすることはない。
【0023】
スタンプ済み画面110表示するとき、または初期画面100表示時に既に、スタンプマークカウンタが満タンである場合は、図9に示す画面120を表示する。メッセージ表示203の表示が「スタンプ満タンです。新しいカードと交換して下さい。」となり、イエスノーボタン205が現れる。ノーボタンを押した場合は、その場ではカード交換を行わない。イエスボタンが押されたときはスタンプマーク回収処理が始まる。
【0024】
図5はスタンプマーク回収処理の内容を説明するフローチャートである。まずユーザーIDを取得する。ユーザーIDは視聴者が受信機10に挿入するICカードに記録されている(S40)。次に不揮発メモリ108内に記録されているスタンプマークデータを読み出す(S42)。ユーザーIDと読み出したスタンプマークデータを含むカード交換メッセージを構成してセンターサーバー51に送信する(S44)。不揮発メモリ108のスタンプマークデータを消去し、スタンプマークカウンタをリセットする(S46)。不揮発メモリ108の交換カード枚数カウンタをインクリメントする(S48)。ここでプレゼント交換枚数に到達したかどうか判定し(S50)、プレゼント交換枚数に達っしている場合は画面130を表示する(S54)。そうでない場合は画面110を表示する(S52)。
【0025】
図10は、プレゼント選択を促す画面130の画面体裁図である。メッセージ表示203の表示が「カードが4枚たまりました。プレゼント選択しますか」となり、イエスノーボタン205が現れる。ノーボタンを押した場合は、その場ではプレゼント選択を行わない。視聴者はより多くの交換カードをためてより高価な他のプレゼントに応募することもできる。イエスボタンが押されたときはプレゼント選択確認画面140を表示する。図11にプレゼント選択確認画面140の画面体裁を示す。プレゼント選択確認ウインドウ206内に、プレゼントの表示、選択、選択結果の確認が表示される。視聴者が送信ボタン207を押すとプレゼント応募処理が始まる。
【0026】
図6は、プレゼント応募処理の内容を説明するフローチャートである。まず視聴者のユーザーIDを取得する(S70)。次に視聴者が選択したプレゼント番号を取得する(S42)。そして、ユーザーIDとプレゼント番号を含むプレゼント交換メッセージを構成して、上り回線8を通じてこのメッセージをセンターサーバー51に送信する(S46)。次に選択したプレゼントに応じて、不揮発メモリ108の交換カード枚数カウンタを減じる(S46)。最後に、画面110を表示する(S48)。センターサーバー51はプレゼント交換メッセージを解釈して、顧客データベース等を参照して、応募者の住所情報等を得て、応募した視聴者にプレゼントを発送する。
【0027】
以上でスタンプサービス手段による、スタンプサービスの内容を全て説明した。センターサーバー51が回収するスタンプマークデータに含まれる視聴者が視聴した番組IDデータは、当該放送局の受信契約者の視聴傾向等を把握するためのデータとして活用されることができる。
【0028】
上記のスタンプサービス手段において、カードの交換を行うということをせず、1枚のカードにスタンプマークが一杯になったらプレゼントを要求可能とする動作としてもよい。これは本発明のスタンプサービスの変形例といえる。
【0029】
以上、本発明をBSデジタル放送を利用したシステムとして説明したが、本発明は、不揮発メモリを備え、不揮発メモリへのデータの読み書きとデータ放送画面の動的な制御を記述可能な、データ放送番組データに挿入可能なスクリプトを解釈実行するしくみを備えた受信機を用いるデータ放送を伴うデジタル放送サービスに対しても適用することができる。必ずしもBSデジタル放送に限られるものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明のデータ放送を利用したスタンプサービスシステムによれば、視聴者に無理なくインセンティヴを与えながら、視聴者の視聴記録を収集することができ、視聴者総体としての視聴傾向、視聴者個人の嗜好の傾向の他、視聴者のマスターデータと照合することにより視聴者の年代別、性別の視聴傾向、などを科学的に把握可能なデータを収集することができるという顕著な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 BSデジタル放送システム全体図である。
【図2】 BSデジタル放送受信機のブロック図である。
【図3】 スタンプサービス手段によるスタンプサービス処理の流れを説明するブロック図である。
【図4】 スタンプマーク付与処理を説明するフローチャートである。
【図5】 スタンプマーク回収処理を説明するフローチャートである。
【図6】 プレゼント応募処理を説明するフローチャートである。
【図7】 初期画面100の画面体裁である。
【図8】 スタンプ済み画面110の画面体裁である。
【図9】 画面120の画面体裁である。
【図10】画面130の画面体裁である。
【図11】プレゼント選択確認画面140の画面体裁である。
【符号の説明】
5 放送アンテナ
6 放送衛星
7 受信アンテナ
8 上り回線
9 上り回線用ネットワーク
10 デジタル放送受信機
20 TVモニタ
30 ICカード
40 リモコン
50 データセンター
51 センターサーバー
60 放送局
101 アンテナ
102 同調回路
103 復調回路
104 デスクランブル回路
105 トランスポートストリームデコード回路
106 作業用メモリ
107 CPU
108 不揮発性メモリ
109 モデムインターフェース
110 入出力インターフェース
111 ICカードインターフェース
112 ICカード
113 MPEGデコーダ
114 グラフィックコントローラ
115 揮発性メモリ

Claims (6)

  1. データ放送サービスを行うデジタル放送局と、データを記憶する不揮発性記憶部、通信回線インターフェース、および放送局から送信されるデータ放送番組データを受付けそれらを解釈してデータ放送画面を生成する中央演算プロセサを備えたデジタルデータ放送受信機と、必要に応じてこの受信機から送信されるデータを通信回線網を経由して受付け、それらを集計するデータベースを管理するセンターサーバーと、を含んで構成されるデジタルデータ放送システムを利用したスタンプサービスシステムであって、前記受信機に、スタンプサービス対象番組を視聴した時に視聴者が前記受信機上で適当な対話操作を行うと、前記受信機の不揮発性記憶部に視聴中の番組IDを記録したスタンプマークを記憶させ、このスタンプマークが一定数貯まった時は、さらにプレゼント応募のための対話画面を表示し、視聴者の適当な対話操作により視聴者IDとプレゼント応募通知、前記不揮発メモリに蓄積されたスタンプマークを前記センターサーバーに送信して、前記不揮発メモリに記録されたスタンプマークを消去するスタンプサービス手段を備えることにより、視聴者にスタンプサービスを提供するとともに番組IDを含む視聴者の視聴履歴データを収集できるようにしたデータ放送を利用したスタンプサービスシステム。
  2. データ放送サービスを行うデジタル放送局と、データを記憶する不揮発性記憶部、通信回線インターフェース、および放送局から送信されるデータ放送番組データを受付けそれらを解釈してデータ放送画面を生成する中央演算プロセサを備えたデジタルデータ放送受信機と、必要に応じてこの受信機から送信されるデータを通信回線網を経由して受付け、それらを集計するデータベースを管理するセンターサーバーと、を含んで構成されるデジタルデータ放送システムを利用したスタンプサービスシステムであって、前記受信機に、スタンプサービス対象番組を視聴した時に視聴者が前記受信機上で適当な対話操作を行うと、前記受信機の不揮発性記憶部に視聴中の番組IDを記録したスタンプマークを記憶させ、このスタンプマークが一定数貯まった時は、視聴者IDと蓄積されたスタンプマークデータを前記センターサーバーに転送してスタンプマークを回収して代わりに1枚のスタンプカードデータを前記不揮発メモリに記憶させ、このスタンプカードが一定数貯まった時は、さらにプレゼント応募のための対話画面を表示し、視聴者の適当な対話操作により視聴者IDとプレゼント応募通知を前記センターサーバーに送信して、前記不揮発メモリに記録されたスタンプカードデータを消去するスタンプサービス手段を備えることにより、視聴者にスタンプサービスを提供するとともに番組IDを含む視聴者の視聴履歴データを収集できるようにしたデータ放送を利用したスタンプサービスシステム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、不揮発メモリに記録されているスタンプマークの収集状態をグラフィカルに表示するエリアを備えた画面を表示することを特徴とするデータ放送を利用したスタンプサービスシステム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、前記適当な対話操作としてスタンプボタンによる操作がなされた場合に、スタンプマークを記憶させた後、当該スタンプボタンによる操作を不能とする処理を行うことを特徴とするデータ放送を利用したスタンプサービスシステム。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のスタンプサービスシステムにおいて、前記スタンプサービス手段は、前記受信機の中央演算プロセサが解釈可能なスクリプトとして記述された、放送データの一部であって、デジタル放送局がこのスタンプサービス手段をスタンプサービス対象番組の放送データの一部として放送することにより、結果としてスタンプサービス対象番組視聴中に前記スタンプサービス手段を、前記受信機上で動作可能とすることにより、前記受信機には特別なハードウエア装置を装着することなしにまた、特別なソフトウエアをインストールさせた専用受信機を用いること無しに、通常のデジタル放送受信機を用いてスタンプサービスを提供できることを特徴としたデータ放送を利用したスタンプサービスシステム。
  6. デジタルデータ放送受信機に放送データの一部として受信され、前記受信機の中央演算プロセサにより解釈されて請求項5に記載のスタンプサービス手段として動作するスクリプトとして記述されたプログラム。
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