JPH09181943A - 資料提示装置 - Google Patents

資料提示装置

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JPH09181943A
JPH09181943A JP7351376A JP35137695A JPH09181943A JP H09181943 A JPH09181943 A JP H09181943A JP 7351376 A JP7351376 A JP 7351376A JP 35137695 A JP35137695 A JP 35137695A JP H09181943 A JPH09181943 A JP H09181943A
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JP
Japan
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camera
image pickup
television camera
holding
image
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JP7351376A
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Akira Yamane
明 山根
Hiroko Inagaki
広子 稲垣
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Elmo Co Ltd
Original Assignee
Elmo Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/19Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using multi-element arrays
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 資料提示装置のアームを折り畳んでもテレビ
カメラが取り付けられているので、収納性に乏しい。 【解決手段】 カメラ部24を支柱22の先端に回転可
能に取り付け、支柱22の先端上側に凹部を形成し、カ
メラ部24をここに収納する。使用時には、カメラ部2
4を引き起こし、CCDカメラ23の光軸が略水平方向
となる人物撮像位置を経て、略鉛直下方向を撮像する資
料撮像位置まで、カメラ部24を回転する。この状態
で、CCDカメラ23は光軸の周りに回転できるから、
いずれの撮像位置でも映像の上下を正しく撮像すること
ができる。更に、カメラ部24は、取付具21Aに対し
てZ軸周りにおよそ90度回転可能であり、略水平方向
を撮像する人物撮像位置でも、資料提示装置20の配置
を自由に決めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資料提示装置に関
し、テレビカメラを保持するカメラ保持台を有し、該テ
レビカメラにより撮像された映像を外部に出力する映像
回路を備えた資料提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の資料提示装置は、図21
に示すように、資料を載置する資料台DDを備え、この
上に載置された資料DCをアームARにより保持された
テレビカメラCMにより撮像して、ビデオ信号として外
部に出力する映像回路を有する。この映像回路の出力を
モニタテレビMTに接続することで、テレビカメラCM
により撮像された資料台DD上の資料、例えば原稿や模
型などの映像は、離れた場所のモニタテレビMT上に映
し出され、プレゼンテーションなどに用いられる。
【0003】こうした資料提示装置は、資料台DD上に
コンピュータ用のキーボードを置けば、キーボード操作
の様子を撮像することができ、あるいは実験や調理の様
子などをそのまま映し出すことができるので、実演の提
示などにも用いられている。また、最近では、ビデオ信
号を取り込むことができるコンピュータが普及してお
り、いわゆるキャプチャ機能を利用して画像の取り込み
を行なう画像取り込み装置としても、これらの資料提示
装置が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
資料提示装置では、テレビカメラCMはアームARの先
端に取り付けられており、アームARを資料台DD側に
折り畳んでも、テレビカメラだけが飛び出した形にな
り、収納性が十分とは言えなかった。また、資料台DD
上の資料のみならず、周りの風景や人物などが撮像でき
るように、テレビカメラCMを回転可能としたものも提
案されているが、こうした撮像位置とテレビカメラの収
納位置との関係が無関係で、収納性を低下させる要因と
なることもあった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、資料提示装置の収納性を改善することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】か
かる目的を達成するために、本発明の資料提示装置は、
対象を撮像可能な撮像位置にテレビカメラを保持するカ
メラ保持台を有し、該テレビカメラにより撮像された映
像を外部に出力する映像回路を備えた資料提示装置であ
って、前記テレビカメラの撮像側端部を前記カメラ保持
台の先端に、回転可能に取り付け、前記撮像位置の一つ
として、前記回転可能に取り付けられたテレビカメラを
鉛直下向きに保持する保持手段を備え、該テレビカメラ
を前記撮像位置から回転して、前記カメラ保持台側に設
けられた凹部である収納位置に収納可能としたことを要
旨としている。
【0007】この資料提示装置では、テレビカメラはカ
メラ保持台の先端にテレビカメラが回転可能に取り付け
られており、このテレビカメラを収納する凹部がカメラ
保持台側に設けられている。したがって、テレビカメラ
を回転してこの凹部に収納すると、収納時にはカメラ保
持台側に収納され、収納性が良好となる。
【0008】かかる資料提示装置において、テレビカメ
ラを保持するカメラ保持台は、資料台から立設するもの
としても良いが、カメラ保持台を自立可能に支持する脚
部を備え、この脚部に、カメラ保持台が資料提示装置の
載置面に対して斜めとなるように取り付ける構成とする
ことも可能である。この場合には、資料台がなく、資料
提示装置の収納性は一層高くなる。カメラ保持部の先端
にはテレビカメラの撮像側端部が回転可能に取り付けら
れているので、収納用の凹部は、該傾斜したカメラ保持
台の上向きの面に設けることができる。なお、収納性を
考えると、テレビカメラの形状がその光軸に沿って縦長
の時には、上向きの面に凹部を設けここに収納するのが
自然であるが、テレビカメラの形状が光軸に沿って横長
の時には、下向きの面に凹部を設け、ここに収納するも
のとすることも可能である。
【0009】更にこの資料提示装置で、テレビカメラ
を、収納位置から撮像位置までの間の所定の位置で保持
し、撮像可能とすれば、机上などの資料のみならず、周
りの風景や人物などを撮像することができる。
【0010】こうした構成でテレビカメラを、その光軸
の周りに回転可能に保持すれば、資料を様々な角度で撮
像することが可能となる。更に、光軸と交差する方向に
回転可能とすれば、撮像方向の自由度を一層高くするこ
とができる。
【0011】本発明では、カメラ保持台の先端にテレビ
カメラを回転可能に取り付けているが、テレビカメラの
撮像側端部を回転可能に取り付ける構造の他、テレビカ
メラの撮像側とは反対側の端部を取り付ける構造が可能
である。かかる構成の資料提示装置は、対象を撮像可能
な撮像位置にテレビカメラを保持するカメラ保持台を有
し、該テレビカメラにより撮像された映像を外部に出力
する映像回路を備えた資料提示装置であって、前記テレ
ビカメラの撮像側とは反対側の端部を前記カメラ保持台
の先端に、回転可能に取り付け、前記撮像位置の一つと
して、前記回転可能に取り付けられたテレビカメラを鉛
直下向きに保持する保持手段を備え、該テレビカメラを
前記撮像位置から回転して、前記カメラ保持台側に設け
られた凹部である収納位置に収納可能としたことを要旨
としている。
【0012】かかる資料提示装置において、テレビカメ
ラを保持するカメラ保持台は、資料台から立設するもの
としても良いが、カメラ保持台を自立可能に支持する脚
部を備え、この脚部に、カメラ保持台が資料提示装置の
載置面に対して斜めとなるように取り付ける構成とする
ことも可能である。この場合には、資料台がなく、資料
提示装置の収納性は一層高くなる。カメラ保持部の先端
にはテレビカメラの撮像側とは反対側の端部が回転可能
に取り付けられているので、収納用の凹部は、該傾斜し
たカメラ保持台の下向きの面に設けることができる。な
お、収納性を考えると、テレビカメラの形状がその光軸
に沿って縦長の時には、下向きの面に凹部を設けここに
収納するのが自然であるが、テレビカメラの形状が光軸
に沿って横長の時には、上向きの面に凹部を設け、ここ
に収納するものとすることも可能である。
【0013】更にこの資料提示装置で、テレビカメラ
を、撮像位置から収納位置とは反対側に回転した所定の
位置で保持し、撮像可能とすれば、机上などの資料のみ
ならず、周りの風景や人物などを撮像することができ
る。
【0014】こうした構成でテレビカメラを、その光軸
の周りに回転可能に保持すれば、資料を様々な角度で撮
像することが可能となる。更に、光軸と交差する方向に
回転可能とすれば、撮像方向の自由度を一層高くするこ
とができる。
【0015】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、資料提示装置が合成樹脂
から形成されたものである。合成樹脂の使用により、装
置全体の重量を軽減し、資料提示装置の一層の携帯性を
実現することができる。また、第2の態様としては、こ
の資料提示装置が他の機器からの映像信号または/およ
び音声信号を入力する端子を備え、テレビカメラにより
撮像した映像信号に代えて/映像信号と共に外部に出力
可能な構成を有する構成である。この場合には、この資
料提示装置が、映像信号などのセレクタないしミキサー
として機能する。本発明の資料提示装置は、携帯性、収
納性に優れるので、映像信号を用いる機器に接続したま
まにしておく使用形態が考えられ、こうした場合に、他
の機器からの映像信号を利用することが容易となる。
【0016】また、本発明の他の態様として、テレビカ
メラを光軸方向の中程で、カメラ保持台の先端に回転可
能に取り付ける構造を考えることができる。この場合に
は、テレビカメラは縦長でも横長でも置くことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成、作用
を一層明らかにするために、以下本発明の資料提示装置
の好適な実施例について説明する。図1および図2は実
施例である資料提示装置20の組立過程を示す全体斜視
図、図3は資料提示装置20の脚部材26,28を折り
畳んだ状態を示す外観図である。また、図4は、カメラ
部24により人物や風景などを撮影する状態を示す斜視
図であり、図5は、カメラ部24により机などの上の資
料DCを撮影する状態を示す斜視図である。説明の都合
上、まず図3に基づいて折り畳んだ状態から説明する。
【0018】図示するように、この資料提示装置20
は、非使用時には、その脚部材26,28は、支柱22
側に折り畳まれて、全体がコンパクトな形状に畳まれて
いる。脚部材26,28は、支柱22の端部側面(互い
に約90度をなすよう面取りされた側面)に回転自在に
取りつけられている。この状態から、支柱22を持っ
て、まず片側の脚部材(ここでは脚部材26)をその回
転軸Aの周りに回転する。回転方向は、図1矢印F1→
F2→F3である。収納位置から回転移動した脚部材2
6は、ストッパ30Aに脚部材26の一側面が当たる位
置で停止する。この位置を、図1に符号LLで示した。
次に、反対側の脚部材28を、図2に示すように、回転
軸Bの周りに、脚部材26同様回転する。回転方向は、
図2矢印G1→G2→G3である。収納位置から回転移
動した脚部材28は、ストッパ30Bに、その一側面が
当たる位置で停止する。この位置を、図2に、符号LR
で示した。
【0019】結果的には、脚部材26,脚部材28は、
各々の回転軸A,Bの周りに略270度回転し、支柱2
2に設けられたストッパ30A,30Bに、その側面が
当たる位置まで回転される。この状態で、資料提示装置
20を机の上などに置けば、資料提示装置20は、支柱
22の下端22Bと、脚部材26,脚部材28の先端下
部に設けられた足26A,28Aの三点に支えられて、
安定に立つ。机などに接するのが、三点になっているこ
とから、机上の僅かな凹凸などに影響されることがな
く、安定に載置される。また、支柱22の下端22Bか
ら脚部材26,28の足26A,28Aまでの間は、机
の上面と脚部材26もしくは脚部材28との間に間隙が
形成されるから、長尺上のシートなどをこの間隙を介し
て搬送するといった使い方も可能である。
【0020】脚部材26,脚部材28がその収納位置か
ら展開した状態から、カメラ部24を、図2矢印C方向
に引き起こすと、カメラ部24を搭載している取付具2
1Aの一端が支柱22の上端に、回転軸21により回転
可能に取りつけられているので、図4に示す位置(以
下、この位置を人物撮像位置と呼ぶ)を経て、図5に示
す位置(以下、この位置を資料撮像位置と呼ぶ)に至
る。カメラ部24は、取付具21Aに対して、カメラ部
24の光軸に直交する軸(図4符号Z)の周りに約90
度回転可能に取り付けられている。カメラ部24をこの
Z軸周りに回転させる撮像の使途については、後述す
る。
【0021】資料提示装置20の収納時には、上述した
手順を逆に取ればよい。収納状態では、カメラ部24の
頭部は、支柱22の段部22Aに接した状態となる。
【0022】なお、資料撮像位置と人物撮像位置とで
は、カメラ部24が撮像した映像の上下は一般に逆にな
る。そこで、この資料提示装置20では、カメラ部24
に内蔵したCCDカメラ23を、ツマミ27を操作する
ことで、少なくとも180度回転可能に支持している。
したがって、資料撮像位置で撮像していたカメラ部24
を引き起こして人物撮像位置にセットする場合には、ツ
マミ27を回動して、カメラ部24に収納されたCCD
カメラ23を、その光軸の周りに180度回転させる。
CCDカメラ23の回転の機構およびその使途について
も、後述する。
【0023】資料提示装置20の脚部材26,28が収
納位置から回転・展開され、カメラ部24も回転されて
人物撮像位置(図4に示す位置)にセットされているも
のとして、以下説明する。実施例の資料提示装置20
は、支柱22、その一方端部に回転可能に取りつけられ
資料を撮像するカメラ部24、支柱22を支える脚部材
26,28から構成されていることは既に説明した。カ
メラ部24は、ズーム調整部やホワイトバランス調整部
などを備えており、後述する電気回路によりこれらの各
部が制御され、その撮像結果をNTSC方式の画像信号
に変換して出力端子に出力している。これらの映像信号
の入出力用の端子が、支柱22の一方の側面に設けられ
ている。
【0024】この資料提示装置20には、映像信号を入
力する端子も設けられており、内部のセレクタを介し
て、カメラ部24により撮像した映像信号または外部か
ら入力した映像および音声信号のいずれかの信号を出力
することができる。これらの入出力信号の端子の配列を
図4によって説明する。入出力信号の端子は、大きく
は、信号の出力端子、同期信号端子、入力信号端子、制
御信号端子に分かれている。信号の出力端子には、音声
信号の出力端子31,映像信号の出力端子32,映像の
S−VIDEO出力端子33がある。同期信号端子は、
映像信号の外部同期を取るための外部同期信号入力端子
35が用意されている。また、入力信号端子としては、
音声入力端子36および映像入力端子37が用意されて
いる。制御信号端子は、外部のコンピュータ等によりこ
の資料提示装置20を制御するためのものであり、RS
−232C規格の外部制御用端子38が設けられてい
る。
【0025】これらの端子群は、脚部材26の回転範囲
とは全く干渉しない位置に設けられている。したがっ
て、映像信号などの入出力端子にケーブルが接続されて
いる場合でも、これらのケーブルと干渉することなく、
収納位置から通常の使用位置まで脚部材26を回転する
ことができる。即ち、ケーブルなどを接続したまま、本
実施例の資料提示装置20は折り畳んでおくことができ
るのである。
【0026】映像や音声信号の入出力端子が設けられた
支柱22の一側面とは反対側の側面には、図1または図
3に示すように、電源スイッチ50、操作部52が設け
られている。操作部52には、ポインタの表示を行なう
ポインタスイッチ53、外部制御用端子38から入力さ
れる信号のボーレートを設定するボーレート設定スイッ
チ54、カメラ部24の焦点の自動調整を指示するオー
トフォーカスボタン55、カメラ部24のズームをテレ
方向に調整するかワイド方向に調整するかの指示を行な
うテレボタン57およびワイドボタン58が配列されて
いる。この操作部52も、端子群同様、脚部材28の回
転範囲とは全く干渉しない位置に設けられている。
【0027】また、支柱22の背面、即ち収納された脚
部材26,28に挟まれた面には、図3に示したよう
に、映像信号の設定スイッチ群61が配列されている。
こうしたスイッチとしては、外部同期信号に対する色相
切換用の第1,第2スイッチ62,63、色相および水
平位相調整用ボリューム64,65、シャッタ速度の切
換(1/60または1/100)スイッチ67が用意さ
れている。
【0028】次に、撮像手段であるカメラ部24の構成
について説明する。図6は、カメラ部24の外ケースを
はずした状態で、その内部を示す斜視図である。また、
図7は、この資料提示装置20の電気的な構成を示すブ
ロック図である。カメラ部24の内部には、アイリス2
4A,フォーカスレンズ24Bおよびズームレンズ24
Cの光学系が組み込まれている(図7参照)が、これら
のレンズ群は、予め一体に組み込まれ、光学ユニット2
9を構成しているので、外ケースをはずしただけでは直
接目視することはできない。アイリス24Aは、入射光
量を調整する絞りであり、図6に示すアイリスモータ2
5Aにより駆動される。フォーカスレンズ24Bは、焦
点の調整用に使用されるレンズであり、図6に示すフォ
ーカスモータ25Bにより駆動される。ズームレンズ2
4Cは、最も倍率の高いテレ(望遠)と倍率の低いワイ
ドとの間で、倍率を段階的に調節するためのレンズであ
り、撮像範囲の遠近の選択に用いられる。このズームレ
ンズ24Cは、図6に示すズームモータ25Cによって
駆動される。
【0029】フォーカスモータ25Bは、直接には、後
述するレンズ駆動回路82により制御されるが、CCD
カメラ23により撮像された映像に基づいて焦点を自動
的に合わせるオートフォーカス制御に用いられている。
オートフォーカスは、CCDカメラ23が撮像した所定
画角の範囲の映像を用いて、焦点の自動調整を行なう機
能である。図5に示した使用状態にあっては、自動焦点
調整の対象となる画角の範囲とは、脚部材26,28に
挟まれた撮像範囲を含む大きな画角の範囲(CCDカメ
ラ23による撮像範囲の中心約1/2)である。一方、
図4の人物撮像位置にあっては、撮像対象となる画面
は、CCDカメラ23の撮像範囲中心の僅かな範囲にの
み位置することが多いから、自動焦点調整の対象となる
画角は小さくしている。また、オートアイリス制御も上
記同様の画角範囲の映像に基づいて行なわれる。
【0030】フォーカスレンズ24Bやズームレンズ2
4Cは、カメラ部24内に組み込まれているが、クロー
ズアップレンズ24Dは、図6に示すように、外ケース
の外に、開閉可能な取り付けられたマウント25D上に
取りつけられている。このクローズアップレンズ24D
を、撮像用の光学路にセットすると、資料撮像位置にお
いて、机上の資料に対してズームレンズ24Cをテレ側
やワイド側に調整しても、資料上に焦点を合わせること
が可能になる。クローズアップレンズ24Dのマウント
25Dを開くことで(図4参照)、クローズアップレン
ズ24Dを光学路から除けば、人物撮像位置で、カメラ
部24から離れた位置に焦点を合わせることが可能とな
る。実施例の資料提示装置20では、カメラ部24を回
転することにより、二つの位置で撮像が可能であり、こ
のため、カメラ部24の撮像条件が、資料撮像位置にお
ける至近距離撮影から、人物撮像位置における所定距離
以上の撮影まで大きく変化する。そこで実施例では、ク
ローズアップレンズ24Dをカメラ部24本体から分離
し、カメラ部24を資料撮像位置(図5参照)にセット
した状態を基本として、クローズアップレンズ24Dは
カメラ部24に密着・固定されるものとしている。他
方、人物撮像位置では、クローズアップレンズ24D
を、カメラ部24本体から分離できる構成としている。
従って、カメラ部24を人物撮像位置(図4参照)に回
動したときには、このクローズアップレンズ24Dは分
離され、カメラ部24の撮像条件を所定距離以上離れた
場所を撮像する状態となる。本実施例では、クローズア
ップレンズ24Dのマウント25Dの動きは、手動とし
ているが、カメラ部24の位置の変化に応じて自動的に
開閉する構造とすることも可能である。
【0031】クローズアップレンズ24Dが光学路に入
っているか否かにより変化するカメラ部24の撮像条件
を検出するため、カメラ部24の前面部には、リミット
スイッチ24Sが設けてある。この様子を図6に示す。
マイクロスイッチタイプのスイッチであるリミットスイ
ッチ24Sは、図示するように、カメラ部24の内部に
設けられており、その操作部に対応する位置には、開口
24Eが設けられている。他方、マウント25Dには、
突起24Fが設けられている。クローズアップレンズ2
4Dがカメラ部24に密着する位置まで移動されると、
この突起24Fは、開口24Eに嵌合し、開口24Eの
奥のリミットスイッチ24Sの操作部を押圧・操作す
る。したがって、クローズアップレンズ24Dを搭載し
たマウント25Dがカメラ部24から分離されたときは
リミットスイッチ24Sがオフ状態に、カメラ部24に
密着されたときはオン状態になる。
【0032】カメラ部24の内部には、上記リミットス
イッチ24Sと同様にカメラ部24の構成要素の収納デ
ッドスペースを利用し、可視光照射部40が内蔵されて
いる。可視光照射部40は、高輝度LED40Aを光源
としており、図6に示すように、カメラ部24前面の開
口24Gを介して、可視光を外部に照射する構成となっ
ている。開口24Gには、集光用のレンズ40Bが設け
られている。図7に簡略化して示したように、高輝度L
ED40Aから発光される可視光は、集光レンズ40B
により集光され、カメラ部24の光軸と略同一の光軸
で、カメラ部24の撮像の方向に照射可能となってお
り、図5に示したように、資料撮像位置では、机上の資
料DC上に光スポットLSを形成する。高輝度LED4
0Aの発光は、支柱22の側面中央に設けられたポイン
タスイッチ53の操作に応じた電気回路の制御により行
なわれる。
【0033】この資料提示装置20の各部は、図7に示
したように、マイクロコンピュータ70により制御され
ている。図7に拠って、資料提示装置20の電気的な構
成について説明する。なお、この資料提示装置20の一
部の操作は、既述した各種スイッチによっても行なえる
が、これを遠隔操作するためのリモコン60が設けられ
ており、リモコン60を用いることにより、その総ての
機能を扱うことが可能となる。リモコン60は、支柱2
2の内側正面に設けられたリモコン収納凹部30に収納
可能である(図5参照)。リモコン60の構成を図8に
示した。
【0034】まずリモコン60に用意された各種スイッ
チについて説明する。図8に示すように、リモコン60
には、絞りの開閉量をより開く側に、あるいはより閉じ
る側に調整するOPENスイッチ60AとCLOSEス
イッチ60Bが設けられている。また、CLOSEスイ
ッチ60Bの下部には、絞りを初期設定の状態とするN
ORMスイッチ60Cが設けられている。これらのスイ
ッチの右横には、カメラ部24を人物撮像位置(図4参
照)に回動したときの最適の画角・焦点・ズーム量など
を設定するためのFACEスイッチ60D、所定の倍率
や絞りの状態を予め記憶しておきその状態までカメラ部
24の各モータを駆動するMOVEスイッチ60E、現
在の画角・焦点・ズーム量などを記憶するPRESET
スイッチ60Fが設けられている。
【0035】これらのスイッチ群の下側には、フォーカ
ス調整用のスイッチが設けられている。一つは、焦点距
離を近い位置の側に調節するためのNEARスイッチ6
0Gであり、他の一つは、焦点距離を遠い位置の側に調
整するためのFARスイッチ60Hである。更にその下
部には、ズームを望遠側(テレ)から広角側(ワイド)
までを調節するための2接点型のTELE/WIDEス
イッチ60Iが設けられている。これらのスイッチの
他、出力端子から出力する画像信号をカメラ部24の撮
像信号(INT)と外部入力信号(EXT)とに切り換
えるINPUTスイッチ60J、オートフォーカス機能
を手動で起動するためのAFスイッチ60Kおよび支柱
22に設けられたポインタスイッチ53と同様に可視光
照射部40を操作するためのPOINTスイッチ60L
が備えられている。リモコン60は図示しない赤外線発
光ダイオードを内蔵しており、上記スイッチ60A〜6
0Lの操作に応じたコード情報を赤外線信号として無線
送信する。
【0036】このリモコン60に対応して設けられたリ
モコン受信部86は、リモコン60からの赤外光による
信号を電気信号に変換する回路であり、その出力も同様
にマイクロコンピュータ70に入力される。この結果、
マイクロコンピュータ70は、リモコン60の各種スイ
ッチの操作を逐一知ることができる。
【0037】マイクロコンピュータ70は、リモコン6
0からの指示をリモコン受信部86を介して読み取り、
あるいは操作部52の操作を読み取って、各種の制御を
実行する。図7に示すように、資料提示装置20は、1
チップのマイクロコンピュータ70と、CCDカメラ2
3からの映像信号を取り扱うその他の電気回路を内蔵し
ている。マイクロコンピュータ70は、論理演算を実行
するCPU70A,不揮発的に情報を記憶するROM7
0B,CPU70Aの主記憶となるRAM70C,A/
D変換回路や波形成型回路などからなる入力部70D,
CPU70Aからの出力指示に応じて負荷に適合した駆
動信号を出力する出力部70Eを内蔵している。カメラ
部24からの映像信号は、映像信号出力部72により目
的としているNTSC方式の信号に変換され、信号切替
スイッチ74に入力される。信号切替スイッチ74は、
映像信号出力部72および外部入力端子EXTに接続さ
れており、コンピュータ70からの指示に応じた映像信
号を出力端子OUTに出力する。また、マイクロコンピ
ュータ70には、入力部70Dを介して、操作部52か
らの信号も入力されており、リモコン60の操作と同
様、操作部52の各スイッチの操作状態を知ることがで
きる。このほか、マイクロコンピュータ70の出力部7
0Eには、アイリスモータ25A,フォーカスモータ2
5B,ズームモータ25Cを駆動するレンズ駆動回路8
2と、撮像している資料上にポインタを表示する可視光
照射部40と、オートフォーカスの処理において利用す
る画像の領域を設定するエリア抽出回路78とが接続さ
れている。
【0038】カメラ部24からの映像信号は、アイリス
回路75およびバンドパスフィルタ76にも並列的に入
力されている。バンドパスフィルタ76では、所定周波
数成分のみが取り出されて次段のエリア抽出回路78そ
してサンプルホールド回路80に送られ、最終的にマイ
クロコンピュータ70に入力される。この構成によりマ
イクロコンピュータ70は、所定のエリア(資料撮像位
置では、CCDカメラ23の撮像範囲の中心約1/2、
人物撮像位置ではこれより狭い範囲)の所定周波数範囲
の信号を拾い出すことができる。マイクロコンピュータ
70は、フォーカスモータ25Bを前後に駆動して、サ
ンプルホールド回路80からの信号に含まれるコントラ
ストが最も強く検出される位置までフォーカスレンズ2
4Bを駆動するいわゆる山登り方式の調整を行なう。こ
うして、オートフォーカスを実現することができる。
【0039】また、マイクロコンピュータ70は、アイ
リス回路75からの信号に基づいて、映像の所定エリア
内の平均的な明るさを検出することができる。検出した
平均的な明るさに基づいて、マイクロコンピュータ70
は、レンズ駆動回路82を介してアイリスモータ25A
を駆動し、絞りを適正な位置まで制御する。これが、オ
ートアイリス制御である。
【0040】WINDパルス発生回路84は、カメラ部
24の位置をクローズアップレンズ24Dの位置により
判断して、エリア抽出回路78およびアイリス回路75
に信号を送り、エリア抽出回路78がサンプルホールド
回路80に映像信号を出力する画像の範囲の広さ、およ
びアイリス回路75が像の明るさの信号を生成するため
に参照する画像範囲の広さを切り替えている。この結
果、資料撮像位置か人物撮像位置かにより、用いる映像
信号の範囲が変更され、上述したオートフォーカス制御
およびオートアイリス制御が適正に行なわれる。
【0041】次に、カメラ部24のCCDカメラ23の
回転機構を説明する。図9は、カメラ部24の外ケース
をはずした状態をカメラ部24の頭部側から見た平面図
である。CCDカメラ23と各種レンズ群を固定した光
学ユニット29は、この光軸の周りに回転可能に取りつ
けられており、図9に示すように、光学ユニット29の
上端は回転ガイド92に固定されており、この回転ガイ
ド92は、光学ユニット29と共に回転する。ツマミ2
7を回すことにより、光学ユニット29を回転すること
ができる。
【0042】図9では、矢印AWによりCCDカメラ2
3の上下方向を示した。回転ガイド92には、中心角約
90度に亘って凸部92aが設けられており、この凸部
92aの両肩がストッパ90に当たることで、CCDカ
メラ23の回転範囲は規制される。即ち、図9に示した
状態では、回転ガイド92の凸部92aの一方の肩部が
ストッパ90に当たっており、これ以上、反時計回りに
回ることはない。この位置を、図10に位置PAとして
示した。このとき、CCDカメラ23は、支柱22の中
心線(図9および図10符号Y)に対して略45度回転
した方向を上下方向とする位置にある。この位置PAか
ら、ツマミ27を、更に時計回りに45度移動すると、
CCDカメラ23は回転ガイド92と共に回転し、位置
PBに至る。この位置PBでは、CCDカメラ23の上
下方向は、支柱22の中心線Yと一致する。
【0043】ツマミ27を更に45度回転し位置PCに
至ると、CCDカメラ23の上下方向は、支柱22の中
心線Yから右に45度傾いた状態となる。この状態のカ
メラ部24の様子を図11に示した。この状態では、光
学ユニット29は、図9に示した位置から時計回りに9
0度回転している。光学ユニット29の回転位置と、撮
像している資料DCとの関係を、図12に示した。図1
2に示すように、資料提示装置20を脚部材26が横方
向に、脚部材28が縦方向になるように置いて、位置P
Aでは、資料縦横が脚部材28,26と平行になる。ま
た、位置PBでは、資料の上下方向が、支柱22の中心
線の方向と一致する。更に、位置PCでは、資料の縦
(図12では短辺)が脚部材26と平行に、資料の横
(図12では長辺)が脚部材28と平行になる。
【0044】位置PDは、CCDカメラ23を位置PB
に対して丁度180度回転した位置である。このとき、
CCDカメラ23が撮像する映像は、位置PBにおける
映像に対して上下が逆になっている。CCDカメラ23
をこの位置PDとすると、図4に示した人物撮像位置に
おいて、CCDカメラ23が撮像する映像の上下が正し
い方向となる。この様子を図13に示した。CCDカメ
ラ23の上下方向を180度回転しているので、撮像し
た映像を電気的な信号上で変換する必要がなく、資料撮
像位置の映像でも人物撮像位置での映像でも、モニタテ
レビ上に、上下を正しく表示することができる。
【0045】本実施例におけるカメラ部24の動きを模
式的に示したのが、図14である。図14(A)に示す
ように、収納位置では、カメラ部24は支柱22の先端
の凹部に収納されている。上記実施例では、カメラ部2
4の厚みは支柱22の厚みより大きいから、実際には、
カメラ部24を収納した状態では、資料提示装置20
は、図14に示したような棒状にはならないが、図14
では簡略化して、両者を同じ厚みで描いてある。(A)
の状態から、カメラ部24を引き起こすと、カメラ部2
4は回転軸21を中心に回転し、図14(B)に示すよ
うに、おおよそ水平方向を撮像する位置(人物撮像位
置)に至る。更にカメラ部24を回転すると、図14
(C)に示すように、おおよそ鉛直下方向を撮像する位
置(資料撮像位置)に至る。
【0046】本実施例の資料提示装置20は、既述した
ように、支柱22に対して回転軸21により回転可能に
取り付けられた取付具21A上に、更にZ軸周りに回転
可能に取り付けられている。したがって、カメラ部24
は、図4に示した位置、即ち支柱22の伸張方向そのま
まに撮像する位置から、図15に示すように、カメラ部
24に向かって左45度まで回転することができる。図
16は、この状態の資料提示装置20を上から見た平面
図である。このとき、カメラ部24による撮像の方向
は、脚部材28と平行になっている。したがって、図1
2に示した状態で位置PAにある資料を撮像している状
態からカメラ部24を引き起こし(図4に示した状態と
なる)、更にカメラ部24をZ軸周りに回転すると共に
CCDカメラ23を位置PDまで回転すると、図15お
よび図16に示した状態となり、そのまま人物や風景な
どを正しく撮像することができる。
【0047】カメラ部24は、Z軸周りに90度回転す
ることができ、図15,図16とは反対側に回転し、図
17に示す位置でも撮像することができる。これは、資
料提示装置20全体を図16の位置とは左右反対の位置
に置いても、正面の人物などを撮像することができるこ
とを意味している。
【0048】以上詳しく説明したように、本実施例の資
料提示装置20は、支柱22の先端に回転可能に取り付
けられたカメラ部24を収納位置から、人物撮像位置、
更には資料撮像位置まで回転移動し、各々の位置で、必
要な映像を撮像することができる。収納位置では、支柱
22の先端に設けられた凹部にカメラ部24が嵌まる込
むので、全体を極めてコンパクトに収納することができ
る。したがって、収納時のコンパクトさと、資料撮像位
置での資料までの距離の確保という相反する要請を共に
満足することができる。また、この資料提示装置20
は、カメラ部24自体の回転軸21周りの回転、CCD
カメラ23の光軸の周りの回転、光軸に直交するZ軸周
りの回転の3つの回転の自由度を有しているので、各軸
周りの回転範囲において、所望の方向を撮像することが
できる。3軸の周りに回転できるので、撮像の自由度は
極めて高い。
【0049】更に、本実施例資料提示装置20では、脚
部材26,28も回転させて収納することができ、カメ
ラ部24および脚部材26,脚部材28を収納した状態
(図3参照)では、極めてコンパクトである。また、資
料を載置する資料台がないことも、全体をコンパクトに
する上で、大きく寄与している。
【0050】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。上記実施例では、カメラ部24の収納位置は、支柱
22の上側としたが、図18(A)に示すように、支柱
122の先端下側に凹部を形成し、ここにカメラ部12
4を収納する構成とすることも可能である。この状態か
らカメラ部124を引き出すと、カメラ部124は、図
18(B)に示す状態となって鉛直下方向を撮像可能と
なり、更にカメラ部124を引き起こすと、図18
(C)の位置に至り、略水平方向を撮像可能となる。も
とより、更にカメラ部124を回転させて、上方向を撮
像可能とすることもできる。
【0051】図14および図18に示した例では、カメ
ラ部24,124は、縦長の形状をしているものとした
が、カメラ部を横長の形状とすることも可能である。例
えば、図19に示すように、カメラ部224を横長の形
状とし、第一実施例と同様に、支柱222の先端上側に
形成された凹部を収納部として収納でき、かつ支柱支柱
22の先端に回転可能に取り付けることも可能である。
この場合には、カメラ部224を引き起こして略水平方
向SAを撮像する位置と、更にカメラ部224を回転し
て、略鉛直下方向SBを撮像する位置とに移動するもの
とすればよい。あるいは、支柱322の先端下側に収納
部となる凹部を設け、ここに収納されるカメラ部324
を、支柱322の先端に回転可能に取り付ける構成とす
ることも可能である。この場合には、カメラ部324を
引き起こすように回転させることで、略鉛直下方向SB
を撮像する位置を経て、略水平方向SAを撮像する位置
まで、カメラ部324を移動することができる。
【0052】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である資料提示装置20の一
方の脚部材26を収納位置から展開している様子を示す
斜視図である。
【図2】同じく他の脚部材28を展開している様子を示
す斜視図である。
【図3】資料提示装置20の脚部材26,28を折り畳
んだ状態を示す斜視図である。
【図4】その資料提示装置20の人物撮像位置での使用
状態を示す全体斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である資料提示装置20の資
料撮像位置での使用状態を示す全体斜視図である。
【図6】カメラ部24の内部構造を示す斜視図である。
【図7】資料提示装置20の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】資料提示装置20のリモコン60の正面図であ
る。
【図9】CCDカメラ23を回転する機構を示す平面図
である。
【図10】CCDカメラ23と回転ガイド92の回転と
停止位置とを示す説明図である。
【図11】光学ユニット29が位置PCに至った時のカ
メラ部24の内部の状態を示す斜視図である。
【図12】資料提示装置20の配置と撮像している資料
との位置関係を示す説明図である。
【図13】人物撮像位置での撮像の様子を示す説明図で
ある。
【図14】第一実施例の資料提示装置20におけるカメ
ラ部24の動きを示す模式図である。
【図15】図4に示した人物撮像位置から、カメラ部2
4をZ軸周りに45度回転した状態を示す斜視図であ
る。
【図16】図15の状態にある資料提示装置20の平面
図である。
【図17】カメラ部24をZ軸周りに逆方向に回転した
状態を示す斜視図である。
【図18】第二実施例のカメラ部124の動きを示す模
式図である。
【図19】横長のカメラ部224の取付と動きを示す模
式図である。
【図20】横長のカメラ部324の取付と動きを示す模
式図である。
【図21】従来の資料提示装置VPの構成例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
20…資料提示装置 21…回転軸 21A…取付具 22…支柱 23…CCDカメラ 24…カメラ部 24A…アイリス 24B…フォーカスレンズ 24C…ズームレンズ 24D…クローズアップレンズ 24E…開口 24F…突起 24G…開口 24S…リミットスイッチ 25A…アイリスモータ 25B…フォーカスモータ 25C…ズームモータ 25D…マウント 26,28…脚部材 27…ツマミ 29…光学ユニット 30…リモコンホルダ 30A,30B…ストッパ 31…出力端子 32…出力端子 33…S−VIDEO出力端子 35…外部同期信号入力端子 36…音声入力端子 37…映像入力端子 38…外部制御用端子 40…可視光照射部 40A…高輝度LED 40B…集光レンズ 50…電源スイッチ 52…操作部 53…ポインタスイッチ 54…ボーレート設定スイッチ 55…オートフォーカスボタン 57…テレボタン 58…ワイドボタン 60…リモコン 60A…OPENスイッチ 60B…CLOSEスイッチ 60C…NORMスイッチ 60D…FACEスイッチ 60E…MOVEスイッチ 60F…PRESETスイッチ 60G…NEARスイッチ 60H…FARスイッチ 60I…TELE/WIDEスイッチ 60J…INPUTスイッチ 60K…AFスイッチ 60L…POINTスイッチ 61…設定スイッチ群 62…第1スイッチ 63…第2スイッチ 64,65…位相調整用ボリューム 67…切換スイッチ 70…マイクロコンピュータ 70A…CPU 70B…ROM 70C…RAM 70D…入力部 70E…出力部 72…映像信号出力部 74…信号切替スイッチ 75…アイリス回路 76…バンドパスフィルタ 78…エリア抽出回路 80…サンプルホールド回路 82…レンズ駆動回路 84…WINDパルス発生回路 86…リモコン受信部 90…ストッパ 92…回転ガイド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象を撮像可能な撮像位置にテレビカメ
    ラを保持するカメラ保持台を有し、該テレビカメラによ
    り撮像された映像を外部に出力する映像回路を備えた資
    料提示装置であって、 前記テレビカメラの撮像側端部を前記カメラ保持台の先
    端に、回転可能に取り付け、 前記撮像位置の一つとして、前記回転可能に取り付けら
    れたテレビカメラを鉛直下向きに保持する保持手段を備
    え、 該テレビカメラを前記撮像位置から回転して、前記カメ
    ラ保持台側に設けられた凹部である収納位置に収納可能
    とした資料提示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の資料提示装置であって、 前記カメラ保持台を自立可能に支持する脚部を備え、 該脚部に、該カメラ保持台が載置面に対して斜めとなる
    ように取り付け、 前記テレビカメラ収納用の凹部は、該傾斜したカメラ保
    持台の上向きの面に設けられた資料提示装置。
  3. 【請求項3】 前記テレビカメラを、前記収納位置から
    前記撮像位置までの間の所定の位置で保持し、撮像可能
    とした請求項1記載の資料提示装置。
  4. 【請求項4】 前記テレビカメラは、該テレビカメラを
    光軸の周りに回転可能に保持された請求項1ないし請求
    項3のいずれか記載の資料提示装置。
  5. 【請求項5】 前記テレビカメラは、該テレビカメラの
    光軸に交差する軸の周りに回転可能に保持された請求項
    4記載の資料提示装置。
  6. 【請求項6】 対象を撮像可能な撮像位置にテレビカメ
    ラを保持するカメラ保持台を有し、該テレビカメラによ
    り撮像された映像を外部に出力する映像回路を備えた資
    料提示装置であって、 前記テレビカメラの撮像側とは反対側の端部を前記カメ
    ラ保持台の先端に、回転可能に取り付け、 前記撮像位置の一つとして、前記回転可能に取り付けら
    れたテレビカメラを鉛直下向きに保持する保持手段を備
    え、 該テレビカメラを前記撮像位置から回転して、前記カメ
    ラ保持台側に設けられた凹部である収納位置に収納可能
    とした資料提示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の資料提示装置であって、 前記カメラ保持台を自立可能に支持する脚部を備え、 該脚部に、該カメラ保持台が載置面に対して斜めとなる
    ように取り付け、 前記テレビカメラ収納用の凹部は、該傾斜したカメラ保
    持台の下向きの面に設けられた資料提示装置。
  8. 【請求項8】 前記テレビカメラを、前記撮像位置から
    前記収納位置とは反対側に回転した所定の位置で保持
    し、撮像可能とした請求項7記載の資料提示装置。
  9. 【請求項9】 前記テレビカメラは、該テレビカメラを
    光軸の周りに回転可能に保持された請求項6ないし請求
    項8のいずれか記載の資料提示装置。
  10. 【請求項10】 前記テレビカメラは、該テレビカメラ
    の光軸に交差する軸の周りに回転可能に保持された請求
    項9記載の資料提示装置。
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