JPH09181892A - イメージデータ管理装置 - Google Patents

イメージデータ管理装置

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JPH09181892A
JPH09181892A JP7341464A JP34146495A JPH09181892A JP H09181892 A JPH09181892 A JP H09181892A JP 7341464 A JP7341464 A JP 7341464A JP 34146495 A JP34146495 A JP 34146495A JP H09181892 A JPH09181892 A JP H09181892A
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JP
Japan
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external storage
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data
storage device
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JP7341464A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ishida
敏明 石田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存されているイメージデータに対し再プリ
ント実行時の処理時間の軽減、記憶装置における記憶ス
ペースの低減を両立させることを目的とする。 【解決手段】 印刷可能なデータに展開されて外部記憶
装置3に保存されているイメージデータ2に対して再利
用の要求がある度に利用状況とその利用状況に応じた二
次処理の状態とをイメージデータ2の付属情報として外
部記憶装置3に記録し、管理する記録手段5と、定期的
にイメージデータ2の利用状況に応じて圧縮か伸長かの
二次処理か処理不要を判断する判断手段6と、その判断
に従った二次処理をイメージデータ2に対して行う二次
処理手段7とによってイメージデータ管理装置1を構成
した。これにより、よく使われるデータはプリント時に
伸長処理が不要な形で保存され、あまり使われないデー
タはプリント時に伸長処理が必要だが小さいサイズで保
存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージデータ管理
装置に関し、特に再利用のために保存されるプリンタ用
のイメージデータを管理するイメージデータ管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリントデータを展開した印刷可
能なイメージデータをハードディスクなどの外部記憶装
置に保存して再利用できるようにすることが行われてい
る。イメージデータを保存する場合、通常は、記憶装置
のサイズの問題から、イメージデータを圧縮して外部記
憶装置に保存し、再利用する時には、外部記憶装置から
圧縮したイメージデータを読み出し、伸長してプリンタ
に送出するようにしている。
【0003】従来のこのような装置の例として、特開平
5−301931号公報があり、この公報によれば、受
信データから出力イメージを作成し、それを圧縮して一
時保存し、さらに伸長して印刷する構成が記載されてい
る。
【0004】また、特開平5−224846号公報で
は、印刷情報からラスタデータに展開されたイメージデ
ータを圧縮し、検索コードデータを付加した上で外部記
憶装置に保存し、保存したイメージを再度プリントした
り、上位装置に送ることによりイメージデータをディス
プレイ上で見ることができる等のイメージデータの活用
例が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧縮したイメージデー
タはこれを保存する場合にはサイズがコンパクトになる
が、再利用する場合には、伸長して印刷可能なイメージ
データに復元するのに時間がかかる。ところが、保存さ
れているイメージデータの中には、よく再利用されるも
のとあまり再利用されないものとが存在する。よく使わ
れるデータについては、できるだけ原形に近い形式のデ
ータで保存されると、復元時間を短くすることができ
る。一方、あまり使用されないイメージデータはできる
だけ小さなサイズで保存しておくと、再利用の際に復元
時間は多少かかるが外部記憶装置の資源の節約には有効
である。
【0006】イメージデータ保存の際にユーザがデータ
に対して任意に圧縮などの処理を行えるようにし、よく
使われると思われるデータに対しては原形に近い形で保
存し、あまり使われないと思われるデータに対してはで
きるだけ圧縮をして保存するという運用方法も考えられ
る。しかし、イメージデータ作成時には、どのデータを
よく再利用して、どのデータをあまり再利用しないかと
いうことは分からない場合が多い。再利用の頻度はある
程度の期間に渡って再利用の回数を記録することによっ
て初めて分かることであり、これが分かった後にユーザ
が自分で改めてデータに対して圧縮・伸長などの処理を
行うことは非常に煩雑である。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、保存されているイメージデータの利用頻度に
応じて圧縮、伸長などの二次処理を行い、よく使われる
データの処理時間の軽減、およびあまり使われないデー
タの記憶装置における記憶スペースの低減をはかり、効
果的なデータ保存を可能とするイメージデータ管理装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明によるイメ
ージデータ管理装置の原理構成を示す図である。この図
において、イメージデータ管理装置1は、印刷可能なデ
ータに展開されたイメージデータ2を外部記憶装置3に
保存し、再利用の際には、そのイメージデータ2を外部
記憶装置3から読み出してプリンタ4へ送信するような
装置に適用され、イメージデータ2の再利用の要求に対
してその利用状況とその利用状況に応じた二次処理の状
態とをイメージデータ2の付属情報として記録、管理す
る記録手段5と、一定期間を置いて記録手段5にイメー
ジデータ2の利用状況を問い合せ、それに応じた二次処
理の命令をする判断手段6と、外部記憶装置3に保存さ
れているイメージデータ2に対して伸長、圧縮の処理を
行う二次処理手段7とによって構成される。
【0009】このイメージデータ管理装置1では、記録
手段5に対してイメージデータの再利用の要求がある
と、記録手段5はその利用状況を更新し、イメージデー
タが圧縮されているかどうかの二次処理の状態に応じ
て、圧縮であるならば二次処理手段7がイメージデータ
を伸長してプリンタ4に渡す。判断手段6では、一定期
間ごとに更新要求を出すが、その場合には、まず、外部
記憶装置3に保存されているすべてのイメージデータに
ついて、記録されている利用状況を判断し、多数再利用
されているイメージデータについては、これが圧縮され
ていれば、二次処理手段7により伸長処理をして保存し
直し、再利用の少ないイメージデータについては、これ
が圧縮されていなければ、圧縮処理をして保存し直す。
このとき、そのイメージデータの利用状況はリセットさ
れ、二次処理の状態は更新される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、プ
リントサーバなどのプリンタ制御装置に適用した場合を
例にして説明する。
【0011】図2は本発明の実施の形態を示すブロック
図である。この図において、プリンタ制御装置10は、
プリント要求を受け付けるプリント要求受付部11と、
受け付けたプリント要求がページ記述言語で記述された
データの場合にはそのデータをラスタライズして印刷可
能なイメージデータに展開するデータ展開部12と、展
開されたデータを一時的に記憶しておく内部記憶部13
aおよび展開されたデータを再利用のために記憶してお
く外部記憶部13bから成る記憶装置13と、印刷しよ
うとする1ページ分のイメージデータを記憶するページ
バッファ14と、そのイメージデータをプリンタ20に
送信するデータ送信部15と、外部記憶部13bに記憶
されるイメージデータの利用状況や二次処理の状態に関
する付属情報を管理する付属情報管理部16と、外部記
憶部13bに記憶されているイメージデータの二次処理
に関する指示を出力する更新要求指示部17と、外部記
憶部13bに記憶されているイメージデータに対して圧
縮または伸長の処理を行う圧縮/伸長処理部18とから
構成されている。ここで、付属情報管理部16は図1に
おける記録手段5に対応し、更新要求指示部17は図1
における判断手段6に対応し、圧縮/伸長処理部18は
図1における二次処理手段7に対応する。
【0012】プリンタ制御装置10では、プリント要求
があると、まず、プリント要求受付部11にて受け付け
が行われる。そのプリント要求がネットワークなどを介
して送られてくるパーソナルコンピュータ、ワークステ
ーションなどからのプリントデータならば、そのデータ
をデータ展開部12にて印刷可能なイメージデータに展
開し、内部記憶部13aに一時的に格納する。そのデー
タは外部記憶部13bにも格納される。そのとき、付属
情報管理部16はそのデータの付属情報を管理するファ
イルを作成し、外部記憶部13bに格納する。その付属
情報とは、イメージデータの利用状況(再利用回数)お
よび二次処理の状態(圧縮しているかしていないかの圧
縮情報)である。内部記憶部13aに格納されたイメー
ジデータはその1ページ分がページバッファ14に格納
され、データ送信部15によりプリンタ20に送信され
る。
【0013】外部記憶部13bに記憶されているイメー
ジデータを利用してプリントするよなプリント要求があ
ると、付属情報管理部16は要求されたイメージデータ
の付属情報の再利用回数をカウントアップし、付属情報
の圧縮情報を基にして、要求されたイメージデータが圧
縮されていれば、圧縮/伸長処理部18にてそのイメー
ジデータを伸長処理してからプリンタ20に送信するよ
うにしている。
【0014】更新要求指示部17は、タイマを有し、あ
らかじめ設定した時刻になると、外部記憶部13bに格
納されたイメージデータを圧縮するか伸長するかの指示
を出力する。たとえば、タイマの設定を「1か月」に設
定しておいた場合、1か月経過する毎に定期的に更新指
示を出す。更新指示が出されると、外部記憶部13bに
格納されたすべてのイメージデータについて、付属情報
の再利用回数を調べ、利用頻度が高ければそのイメージ
データを圧縮されていない形式に更新し、利用頻度が低
ければそのイメージデータを圧縮形式に更新するように
する。
【0015】これにより、よく使用されるイメージデー
タは圧縮されていない形式で保存されているため、再利
用の際に伸長処理が必要なくなり、プリント処理時間の
軽減がはかれ、あまり使用されないイメージデータにつ
いては圧縮形式で保存されているので外部記憶部13b
における記憶スペースの低減がはかれ、外部記憶部13
bの効果的なデータ保存が可能となる。
【0016】次に、外部記憶部13bに格納された付属
情報ファイルを管理する付属情報管理部16の動作につ
いて以下のフローチャートを参照して説明する。図3は
付属情報管理部の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0017】外部記憶部13bに保存されているあるイ
メージデータDnに対してプリントまたは更新の要求が
あると、まず、その要求は更新要求かどうかが判断され
る(ステップS1)。更新要求でなければ、その要求は
イメージデータDnの再利用の要求であるので、付属情
報の再利用回数Cnをカウントアップし(ステップS
2)、付属情報の圧縮情報Fnを取り出す(ステップS
3)。ここで、圧縮情報FnからイメージデータDnは
圧縮されているかどうかが判断され(ステップS4)、
圧縮されていれば、圧縮/伸長処理部18に伸長の二次
処理を要求する(ステップS5)。イメージデータDn
が圧縮されていない場合および圧縮/伸長処理部18に
よる伸長処理が済むと、そのイメージデータDnを内部
記憶部13aに渡してプリント処理が実行される(ステ
ップS6)。
【0018】ステップS1の判断において、要求がイメ
ージデータDnに対する更新要求ならば、そのイメージ
データDnを外部記憶部13bから読み出して圧縮/伸
長処理部18に渡して二次処理を依頼する(ステップS
7)。この更新要求の場合は再利用ではないので、付属
情報の再利用回数Cnはカウントアップされない。次い
で、二次処理後のイメージデータDnを圧縮/伸長処理
部18から受け取って(ステップS8)、外部記憶部1
3bにおけるイメージデータDnを二次処理後のデータ
に更新する(ステップS9)。そして、付属情報の圧縮
情報Fnを二次処理の内容に従って更新し(ステップS
10)、付属情報の再利用回数Cnをリセットする(ス
テップS11)。
【0019】図4は更新要求指示部の処理の流れを示す
フローチャートである。更新要求指示部17では内部で
持っているタイマによりデータの更新時期が来たかどう
かを判断する(ステップS21)。データ更新時期が来
たならば、nを1に初期化し(ステップS22)、外部
記憶部13bに保存されているイメージデータDnにつ
いての付属情報の再利用回数Cnおよび圧縮情報Fnを
取り出す(ステップS23)。ここで、再利用回数Cn
の値があらかじめ設定されたある回数N1と比較される
(ステップS24)。再利用回数Cnが回数N1よりも
多い場合には、このイメージデータDnはよく再利用さ
れていると判断される。この場合、次に、圧縮情報Fn
を見てイメージデータDnが圧縮されているかを判断す
る(ステップS25)。もし、イメージデータDnが圧
縮されているとすると、このイメージデータDnの再利
用時の復元時間を短くするために、圧縮/伸長処理部1
8に対してイメージデータDnを伸長するように二次処
理要求を出す(ステップS26)。もし、イメージデー
タDnが圧縮されていなかった場合は、付属情報管理部
16に対してイメージデータDnの更新要求を出し、再
利用回数Cnの値をリセットする(ステップS27)。
【0020】ステップS24の判断において、再利用回
数Cnが規定の回数N1よりも小さい場合、次に、別の
規定の回数N2(<N1)よりも小さいかどうかが判断
される(ステップS28)。ここで、再利用回数Cnが
回数N2よりも小さいと判断された場合、このイメージ
データDnはあまり再利用されないデータであると判断
される。この場合、次に、圧縮情報Fnを見てイメージ
データDnに圧縮がかかっていないかどうかが判断され
(ステップS29)、圧縮がかかっていなければ、外部
記憶装置13bの資源削減のために、更新要求指示部1
7は圧縮/伸長処理部18に対してイメージデータDn
を圧縮するように二次処理要求を出す(ステップS3
0)。すでに圧縮されている場合は、付属情報管理部1
6に対してイメージデータDnの更新要求を出し、再利
用回数Cnの値をクリアする。
【0021】その後、次のイメージデータDnについて
更新を行うために、nをカウントアップする(ステップ
S31)。このようにして、更新処理は外部記憶部13
bに保存されているすべてのイメージデータDnについ
て行う。
【0022】図5は圧縮/伸長処理部の処理の流れを示
すフローチャートである。圧縮/伸長処理部18では、
付属情報管理部16および更新要求指示部17から二次
処理要求があると、まず、その要求は更新要求指示部1
7からの要求かどうかが判断される(ステップS4
1)。要求が更新要求指示部17からの二次処理要求で
なければ、付属情報管理部16からの圧縮されたイメー
ジデータDnの再利用の要求、すなわち、図3のステッ
プS5からの要求であるので、外部記憶部13bからイ
メージデータDnを受け取り(ステップS42)、圧縮
されたイメージデータDnを伸長する二次処理を行い
(ステップS43)、そして伸長されたイメージデータ
Dnはプリント処理のために付属情報管理部16に渡さ
れ(ステップS44)、図3のステップS6に進む。
【0023】ステップS41の判断において、要求が更
新要求指示部17からの二次処理要求(図4のステップ
S26およびS30)であれば、保存されているイメー
ジデータDnを更新することになるので、外部記憶部1
3bからイメージデータDnを受け取り(ステップS4
5)、二次処理要求は伸長かどうかが判断される(ステ
ップS46)。二次処理要求が伸長であれば、ステップ
S43に進んで伸長の二次処理を行い、圧縮であれば、
圧縮の二次処理を行う(ステップS47)。伸長または
圧縮の二次処理が終了すると、そのイメージデータDn
は外部記憶部13bに渡され、更新される。
【0024】このような機構により外部記憶部13bに
保存されるイメージデータDnは再利用の状況によって
圧縮がかかっている状態とかかっていない状態との2種
類の状態で保存され、さらにその後の利用状況により、
圧縮状態が自動的に管理される。
【0025】図6は付属情報管理部が管理する付属情報
のデータ構造例を示す図である。新たなプリント要求が
あると、そのイメージデータDnは外部記憶部13bに
記憶されるが、その際に、イメージデータDnはページ
単位または単一のイメージ単位で外部記憶部13bに保
存される。そのとき、テーブル31に示したように、そ
のイメージデータDnはこれに識別番号(ID)が付け
られて管理され、イメージデータDnの呼び出しはその
識別番号により行われる。また、イメージデータDnの
付属情報である、利用状況を表した利用回数Cnおよび
二次処理の状態を表した圧縮情報Fnは、テーブル32
に示したように、それぞれイメージデータDnの識別番
号に対応する形で番号付けされ、イメージデータDnと
同様に外部記憶部13bに保存され、付属情報管理部1
6がこれを管理する。更新要求指示部17および圧縮/
伸長処理部18がイメージデータDnの付属情報を参照
または変更するときも、実際のイメージデータDnと同
様に識別番号により行われる。
【0026】ここで、使用頻度に応じてイメージデータ
の形式を変更して格納する場合の実際の外部記憶部13
bにおける領域の占有状態について例示する。たとえば
用紙サイズがA3のフルカラーのイメージの場合、その
イメージデータの容量サイズはCMYKで約128MB
になる。このデータが10ページ分存在すると、これら
を保存する外部記憶部13bは約1.3GBの容量を必
要とする。例として、10ページのデータのうち、3ペ
ージ分は一定期間のうち10回使われ、残りの7ページ
は2回しか使われなかったとする。更新要求指示部17
の設定において、回数N2を「2」に設定しておくとす
ると、7ページ分のイメージデータは圧縮された形で更
新される。外部記憶部13bはイメージデータが圧縮に
よって小さくなった分、スペースが節約されることにな
る。また、頻繁に使用されるページについては、圧縮さ
れないので使用毎の復元処理は不要であり、処理速度を
低下させることはない。
【0027】圧縮方法として、UNIXの「compr
ess」を使用した場合、上記の例のイメージデータは
約1/4のサイズになることが確認されている。したが
って、7ページ分のデータを圧縮して保存すると、約6
70MBの容量が節約されることになる。また、最初か
ら圧縮して保存した場合と比較すると、10回使われた
3ページ分のデータの復元時間の差が1ページ当たり約
2分であるとすれば、その3ページ分のデータを圧縮し
ないでおくと、復元に要するはずの約60分は節約され
たことになる。
【0028】上述の実施例では一種類の圧縮方法による
管理について説明したが、複数の圧縮方法を用いること
で、さらに効果的な運用が可能となる。ファイルを圧縮
する場合、同一の圧縮方法を繰り返し用いてもサイズ縮
小には結び付かないので、より効果的にデータサイズを
縮小するには複数の圧縮方法を併用する必要がある。こ
の場合、更新要求指示部17におけるNの値を複数個設
定し、これに合わせて圧縮/伸長処理部18に複数の圧
縮方法を導入することにより、使用頻度に応じてイメー
ジデータの圧縮率を段階的に異なるようにすることがで
きる。これにより、使用頻度の高いデータほど、復元に
時間のかからない低圧縮率の圧縮データで保存すること
ができることになる。
【0029】さらに別の方法として、外部記憶部13b
にイメージデータを保存する際に、あらかじめ複数の圧
縮方法によってイメージデータのサイズをできるだけ小
さくしておき、再利用がある回数以上に達したときに、
段階的に復元処理を行うという方法もある。
【0030】なお、更新要求指示部17の応用例とし
て、定期更新時に再利用回数がなかった回数を記録する
機能を有し、再利用ゼロの回数が所定回数連続したデー
タが存在した場合には、そのデータを外部記憶部13b
から削除するように付属情報管理部16に対して要求す
るよう構成することもできる。これにより、外部記憶部
13bの容量の節約およびデータ再利用時の復元時間の
節約をより効果的に行うことができるようになる。
【0031】また、イメージデータDnの付属情報であ
る利用回数Cnのデータを、データのソーティングの基
準値として導入することができ、これによって、再利用
イメージデータの選択画面において、よく使われるデー
タは再利用イメージデータ表示リストのうち、より選択
しやすい位置に表示されるようなユーザインタフェース
に変更することが可能になる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、イメー
ジデータ管理装置を外部記憶装置に保存されるイメージ
データの利用状況および二次処理の状態を記録、管理す
る記録手段と、イメージデータの利用頻度に応じた二次
処理の種類を判断する判断手段と、その判断に従ってイ
メージデータに対し伸長、圧縮の処理を行う二次処理手
段とによって構成した。これにより、どのデータがよく
使われて、どのデータがあまり使われないかを定期的に
調べて、保存されているデータを利用頻度に合わせた二
次処理で更新するようにしたので、ユーザの手を煩わせ
ることなく、よく使われるデータの処理時間の軽減、お
よびあまり使われないデータの記憶装置における記憶ス
ペースの低減がはかられ、効果的なデータ管理が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイメージデータ管理装置の原理構
成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】付属情報管理部の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図4】更新要求指示部の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】圧縮/伸長処理部の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】付属情報管理部が管理する付属情報のデータ構
造例を示す図である。
【符号の説明】
1 イメージデータ管理装置 2 イメージデータ 3 外部記憶装置 4 プリンタ 5 記録手段 6 判断手段 7 二次処理手段 10 プリンタ制御装置 11 プリント要求受付部 12 データ展開部 13 記憶装置 13a 内部記憶部 13b 外部記憶部 14 ページバッファ 15 データ送信部 16 付属情報管理部 17 更新要求指示部 18 圧縮/伸長処理部 20 プリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再利用のために外部記憶装置に保存され
    たイメージデータを管理するイメージデータ管理装置に
    おいて、 イメージデータを外部記憶装置に保存する際にイメージ
    データの利用状況とその利用状況に応じた二次処理の状
    態とをイメージデータの付属情報として前記外部記憶装
    置に記録するとともに、イメージデータの再利用の要求
    に対して前記利用状況および二次処理の状態を更新する
    記録手段と、 前記記録手段にイメージデータの利用状況を定期的に問
    い合せ、前記利用状況に応じてイメージデータを圧縮す
    るか伸長するかの二次処理の内容を判断する判断手段
    と、 前記外部記憶装置に保存されているイメージデータに対
    し前記判断手段によって判断された二次処理の内容に従
    って圧縮または伸長の処理を行って更新する二次処理手
    段と、 を備えていることを特徴とするイメージデータ管理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、イメージデータの利用
    状況と比較される再利用回数を規定し、前記付属情報の
    利用状況から得られた回数が規定された再利用回数に満
    たない場合に、前記二次処理手段に対して前記イメージ
    データを圧縮する指示を出すように構成したことを特徴
    とする請求項1記載のイメージデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記二次処理手段は複数の圧縮/伸長手
    段を有し、前記判断手段では前記イメージデータの利用
    状況と比較される再利用回数を複数規定し、前記付属情
    報の利用状況から得られた回数が規定された複数の再利
    用回数によって規定される範囲のいずれかに該当する場
    合に、前記二次処理手段に対して当該イメージデータを
    対応する圧縮/伸長手段にて圧縮または伸長する指示を
    出すように構成したことを特徴とする請求項1記載のイ
    メージデータ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、定期的な問い合せ時に
    再利用回数がなかった回数を記録する手段を有して、所
    定の期間に再利用がまったくなかったイメージデータを
    前記外部記憶装置から削除する指示を前記記録手段に対
    して出すように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のイメージデータ管理装置。
JP7341464A 1995-12-27 1995-12-27 イメージデータ管理装置 Pending JPH09181892A (ja)

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JP7341464A JPH09181892A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 イメージデータ管理装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002251274A (ja) * 2000-11-30 2002-09-06 Seiko Epson Corp 著作物の印刷管理システム、方法及び記録媒体
US8526751B2 (en) 2001-08-24 2013-09-03 International Business Machines Corporation Managing image storage size
JP2015114820A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 富士ゼロックス株式会社 印刷サービス提供装置及び印刷システム

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