JPH09181839A - 通信機器切替装置 - Google Patents
通信機器切替装置Info
- Publication number
- JPH09181839A JPH09181839A JP7335011A JP33501195A JPH09181839A JP H09181839 A JPH09181839 A JP H09181839A JP 7335011 A JP7335011 A JP 7335011A JP 33501195 A JP33501195 A JP 33501195A JP H09181839 A JPH09181839 A JP H09181839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- communication device
- signal
- communication
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一回線に一般電話機と通信用モデム等とを接
続する場合であっても、通信モデム等がデータを送受信
中に受話器が持ち上げられても送受信誤りを生じない通
信機器切替装置を提供する。 【解決手段】 第一・第二の通信機器1,2aが待受け
待機時には第一の通信機器と外部通信回線L1とを接続
し、第二の回線状態検知部5が第二の通信機器の使用状
態を検知すると第一の通信機器と外部通信回線とを開離
して、第一の通信機器と第一のメッセージ通知部9とを
接続する第一の回線切替部15と、第一・第二の通信機
器が待受け待機時には第二の通信機器と外部通信回線と
を接続し、第一の回線状態検知部4が第一の通信機器の
使用状態を検知すると第二の通信機器と外部通信回線と
を開離して、第二の通信機器と第二のメッセージ通知部
10とを接続する第二の回線切替部16とを有して通信
機器切替装置を構成した。
続する場合であっても、通信モデム等がデータを送受信
中に受話器が持ち上げられても送受信誤りを生じない通
信機器切替装置を提供する。 【解決手段】 第一・第二の通信機器1,2aが待受け
待機時には第一の通信機器と外部通信回線L1とを接続
し、第二の回線状態検知部5が第二の通信機器の使用状
態を検知すると第一の通信機器と外部通信回線とを開離
して、第一の通信機器と第一のメッセージ通知部9とを
接続する第一の回線切替部15と、第一・第二の通信機
器が待受け待機時には第二の通信機器と外部通信回線と
を接続し、第一の回線状態検知部4が第一の通信機器の
使用状態を検知すると第二の通信機器と外部通信回線と
を開離して、第二の通信機器と第二のメッセージ通知部
10とを接続する第二の回線切替部16とを有して通信
機器切替装置を構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの通信回線に
一般電話機と通信用モデムあるいはファックスとを接続
する通信機器切替装置に関する。
一般電話機と通信用モデムあるいはファックスとを接続
する通信機器切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線等の通信回線の一本に対して一
般電話機とファックス等とを接続する従来の方法を、図
7に基づいて説明する。図7は一般電話機とファックス
等とを通信回線に接続する方法の説明図である。
般電話機とファックス等とを接続する従来の方法を、図
7に基づいて説明する。図7は一般電話機とファックス
等とを通信回線に接続する方法の説明図である。
【0003】図7において、1は一般電話機、2はファ
ックスを示す。外部から建物内に引き込まれた通信回線
L1は、建物の例えば壁内で分岐され(A位置)、各部
屋のモジュラージャック3に接続される。そして、各部
屋に設置された一般電話機1やファックス2等がモジュ
ラージャックに接続されて使用される。
ックスを示す。外部から建物内に引き込まれた通信回線
L1は、建物の例えば壁内で分岐され(A位置)、各部
屋のモジュラージャック3に接続される。そして、各部
屋に設置された一般電話機1やファックス2等がモジュ
ラージャックに接続されて使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図7に示すよう配線方法にあっては、一般電話機1が外
部の話者と通話中に、ファックス2が書類を送信しよう
とすると、一般電話機1と外部話者との通話音声にファ
ックスの信号音が重畳され、いわゆる3者通話の状態と
なる。従って、もちろんファックス2にあっては、一般
電話機1が通信回線L1を使用しているので書類を送信
することができないが、それだけでなく話者はファック
ス2の信号音により会話を遮られるという問題点があっ
た。また、ファックス2が外部に書類を送信中に、一般
電話機1の受話器が持ち上げられると、ファックス2の
送信中のデータに受話器から集音された音声信号がノイ
ズとして混入して送信不良となり、途中で送信状態が解
除されて、書類の送信に失敗し、再度の書類の送信を必
要とするという問題点があった。
図7に示すよう配線方法にあっては、一般電話機1が外
部の話者と通話中に、ファックス2が書類を送信しよう
とすると、一般電話機1と外部話者との通話音声にファ
ックスの信号音が重畳され、いわゆる3者通話の状態と
なる。従って、もちろんファックス2にあっては、一般
電話機1が通信回線L1を使用しているので書類を送信
することができないが、それだけでなく話者はファック
ス2の信号音により会話を遮られるという問題点があっ
た。また、ファックス2が外部に書類を送信中に、一般
電話機1の受話器が持ち上げられると、ファックス2の
送信中のデータに受話器から集音された音声信号がノイ
ズとして混入して送信不良となり、途中で送信状態が解
除されて、書類の送信に失敗し、再度の書類の送信を必
要とするという問題点があった。
【0005】また、ファックス2だけでなく、通信用モ
デムをモジュラージャックに接続してデータの送受信を
行う場合にあっても同様の問題点が存在する。
デムをモジュラージャックに接続してデータの送受信を
行う場合にあっても同様の問題点が存在する。
【0006】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、一つの通信回
線に一般電話機と通信用モデムあるいはファックスとを
接続する場合であっても、通信モデムあるいはファック
スがデータを送受信中に一般電話機の受話器が持ち上げ
られても送受信に誤りを生じず、また一般電話機が外部
話者と音声通話中には通信モデムあるいはファックスの
信号音を重畳して会話を遮ることのない通信機器切替装
置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、一つの通信回
線に一般電話機と通信用モデムあるいはファックスとを
接続する場合であっても、通信モデムあるいはファック
スがデータを送受信中に一般電話機の受話器が持ち上げ
られても送受信に誤りを生じず、また一般電話機が外部
話者と音声通話中には通信モデムあるいはファックスの
信号音を重畳して会話を遮ることのない通信機器切替装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、第一の
通信機器の使用状態・不使用状態を判断する第一の回線
状態検知部と、第二の通信機器の使用状態・不使用状態
を判断する第二の回線状態検知部と、第一の通信機器に
対してメッセージを出力する第一のメッセージ通知部
と、第二の通信機器に対してメッセージを出力する第二
のメッセージ通知部と、第一の通信機器と第二の通信機
器とが待ち受け待機時には第一の通信機器と外部通信回
線とを接続し第二の回線状態検知部が第二の通信機器の
使用状態を検知すると第一の通信機器と外部通信回線と
を開離して第一の通信機器と第一のメッセージ通知部と
を接続する第一の回線切替部と、第一の通信機器と第二
の通信機器とが待ち受け待機時には第二の通信機器と外
部通信回線とを接続し第一の回線状態検知部が第一の通
信機器の使用状態を検知すると第二の通信機器と外部通
信回線とを開離して第二の通信機器と第二のメッセージ
通知部とを接続する第二の回線切替部とを有することを
特徴とするものである。
決するために、請求項1記載の発明にあっては、第一の
通信機器の使用状態・不使用状態を判断する第一の回線
状態検知部と、第二の通信機器の使用状態・不使用状態
を判断する第二の回線状態検知部と、第一の通信機器に
対してメッセージを出力する第一のメッセージ通知部
と、第二の通信機器に対してメッセージを出力する第二
のメッセージ通知部と、第一の通信機器と第二の通信機
器とが待ち受け待機時には第一の通信機器と外部通信回
線とを接続し第二の回線状態検知部が第二の通信機器の
使用状態を検知すると第一の通信機器と外部通信回線と
を開離して第一の通信機器と第一のメッセージ通知部と
を接続する第一の回線切替部と、第一の通信機器と第二
の通信機器とが待ち受け待機時には第二の通信機器と外
部通信回線とを接続し第一の回線状態検知部が第一の通
信機器の使用状態を検知すると第二の通信機器と外部通
信回線とを開離して第二の通信機器と第二のメッセージ
通知部とを接続する第二の回線切替部とを有することを
特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明にあっては、外部通信
回線からの呼び出し信号に応答して第一の通信機器と第
二の通信機器とのいずれを使用するかの選択を要求する
呼び出し信号検出手段と、外部通信回線から第一の通信
機器を選択する信号が入力されると第一の通信機器と外
部通信回線とを接続する第一の回線切替部と、外部通信
回線から第二の通信機器を選択する信号が入力されると
第二の通信機器と外部通信回線とを接続する第二の回線
切替部とを有することを特徴とするものである。
回線からの呼び出し信号に応答して第一の通信機器と第
二の通信機器とのいずれを使用するかの選択を要求する
呼び出し信号検出手段と、外部通信回線から第一の通信
機器を選択する信号が入力されると第一の通信機器と外
部通信回線とを接続する第一の回線切替部と、外部通信
回線から第二の通信機器を選択する信号が入力されると
第二の通信機器と外部通信回線とを接続する第二の回線
切替部とを有することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる通信機器切替装置
の第一実施の形態を図1〜図3に基づいて、第二実施の
形態を図4〜図6に基づいて説明する。
の第一実施の形態を図1〜図3に基づいて、第二実施の
形態を図4〜図6に基づいて説明する。
【0010】〔第一実施の形態〕図1〜図3は、通信機
器切替装置のブロック図である。
器切替装置のブロック図である。
【0011】図1〜図3において、4は第一の回線状態
検知部、5は第二の回線状態検知部、6は制御部、7は
第一の回線切替部、8は第二の回線切替部、9は第一の
メッセージ通知部、10は第二のメッセージ通知部、1
1は表示部を示す。
検知部、5は第二の回線状態検知部、6は制御部、7は
第一の回線切替部、8は第二の回線切替部、9は第一の
メッセージ通知部、10は第二のメッセージ通知部、1
1は表示部を示す。
【0012】第一の回線状態検知部4は、モジュラージ
ャック3aを介して接続される第一の通信機器に相当す
る一般電話機1の使用状態を検知するものであり、受話
器が持ち上げられフックがあがっていると使用状態と判
断し、受話器が降ろされてフックが降りていると不使用
状態と判断する。一般電話機1が外部の通信回線L1と
接続されている状態で、受話器が持ち上げられると、通
信回線L1から一般電話機1に給電されるので、第一の
回線状態検知部4は該電流の有無により、使用状態・不
使用状態を判断する。第一の回線状態検知部4は、該電
流がある場合は、一般電話機1は使用中であると判断
し、該電流がない場合は、一般電話機1は不使用中であ
ると判断する。そして、第一の回線状態検知部4は、一
般電話機1が使用中であると判断すると、制御部6に対
して第一の検知信号S1を出力する。
ャック3aを介して接続される第一の通信機器に相当す
る一般電話機1の使用状態を検知するものであり、受話
器が持ち上げられフックがあがっていると使用状態と判
断し、受話器が降ろされてフックが降りていると不使用
状態と判断する。一般電話機1が外部の通信回線L1と
接続されている状態で、受話器が持ち上げられると、通
信回線L1から一般電話機1に給電されるので、第一の
回線状態検知部4は該電流の有無により、使用状態・不
使用状態を判断する。第一の回線状態検知部4は、該電
流がある場合は、一般電話機1は使用中であると判断
し、該電流がない場合は、一般電話機1は不使用中であ
ると判断する。そして、第一の回線状態検知部4は、一
般電話機1が使用中であると判断すると、制御部6に対
して第一の検知信号S1を出力する。
【0013】第二の回線状態検知部5は、モジュラージ
ャック3bを介して接続される第一の通信機器に相当す
る通信モデム2aの使用状態を検知するものであり、該
通信モデム2aの使用状態・不使用状態を判断する。第
二の回線状態検知部5は、通信モデム2aが外部の通信
回線L1と接続されている状態において使用状態である
と、通信回線L1から通信モデム2aに給電されるの
で、該電流の有無により、使用状態・不使用状態を判断
する。即ち、第二の回線状態検知部5は、該電流がある
場合は、通信モデム2aは使用中であると判断し、該電
流がない場合は、通信モデム2aは不使用中であると判
断する。そして、第二の回線状態検知部5は、通信モデ
ム2aが使用中であると判断すると、制御部6に対して
第二の検知信号S2を出力する。
ャック3bを介して接続される第一の通信機器に相当す
る通信モデム2aの使用状態を検知するものであり、該
通信モデム2aの使用状態・不使用状態を判断する。第
二の回線状態検知部5は、通信モデム2aが外部の通信
回線L1と接続されている状態において使用状態である
と、通信回線L1から通信モデム2aに給電されるの
で、該電流の有無により、使用状態・不使用状態を判断
する。即ち、第二の回線状態検知部5は、該電流がある
場合は、通信モデム2aは使用中であると判断し、該電
流がない場合は、通信モデム2aは不使用中であると判
断する。そして、第二の回線状態検知部5は、通信モデ
ム2aが使用中であると判断すると、制御部6に対して
第二の検知信号S2を出力する。
【0014】制御部6は、第一の検知信号S1を受け取
ると、第二の回線切替部8に第一の切替信号S3を出力
すると共に、第二のメッセージ通知部10に第一のメッ
セージ出力信号S4を出力する。制御部6は、第二の検
知信号S2を受け取ると、第一の回線切替部7に第二の
切替信号S5を出力すると共に、第一のメッセージ通知
部9に第二のメッセージ出力信号S6を出力する。ま
た、制御部6は、第一の検知信号S1または第二の検知
信号S2を受けとると、表示部11に表示信号S7を出
力する。
ると、第二の回線切替部8に第一の切替信号S3を出力
すると共に、第二のメッセージ通知部10に第一のメッ
セージ出力信号S4を出力する。制御部6は、第二の検
知信号S2を受け取ると、第一の回線切替部7に第二の
切替信号S5を出力すると共に、第一のメッセージ通知
部9に第二のメッセージ出力信号S6を出力する。ま
た、制御部6は、第一の検知信号S1または第二の検知
信号S2を受けとると、表示部11に表示信号S7を出
力する。
【0015】第一の回線切替部7は、接点7a,7b,
7cと切替片7dとを有しており、接点7aは外部の通
信回線L1から分岐した一端と接続しており、接点7b
は第一のメッセージ通知部9と接続しており、接点7c
は第一の回線状態検知部4と接続している。そして、通
常時にあっては、図1に示すように、接点7aと接点7
cとが切替片7dを介して接続するようにされており、
第一の回線切替部7は、第二の切替信号S5を制御部6
から受け取ると、図2に示すように、該切替片7dの接
触状態を切り替えて、接点7bと接点7cとが切替片7
dを介して接続するようにする。
7cと切替片7dとを有しており、接点7aは外部の通
信回線L1から分岐した一端と接続しており、接点7b
は第一のメッセージ通知部9と接続しており、接点7c
は第一の回線状態検知部4と接続している。そして、通
常時にあっては、図1に示すように、接点7aと接点7
cとが切替片7dを介して接続するようにされており、
第一の回線切替部7は、第二の切替信号S5を制御部6
から受け取ると、図2に示すように、該切替片7dの接
触状態を切り替えて、接点7bと接点7cとが切替片7
dを介して接続するようにする。
【0016】第二の回線切替部8は、接点8a,8b,
8cと切替片8dとを有しており、接点8aは外部の通
信回線L1から分岐した他端と接続しており、接点8b
は第二のメッセージ通知部10と接続しており、接点8
cは第二の回線状態検知部5と接続している。そして、
通常時にあっては、図1に示すように、接点8aと接点
8cとが切替片8dを介して接続するようにされてお
り、第二の回線切替部8は、第一の切替信号S3を制御
部6から受け取ると、図3に示すように、該切替片8d
の接触状態を切り替えて、接点8bと接点8cとが切替
片8dを介して接続するようにする。
8cと切替片8dとを有しており、接点8aは外部の通
信回線L1から分岐した他端と接続しており、接点8b
は第二のメッセージ通知部10と接続しており、接点8
cは第二の回線状態検知部5と接続している。そして、
通常時にあっては、図1に示すように、接点8aと接点
8cとが切替片8dを介して接続するようにされてお
り、第二の回線切替部8は、第一の切替信号S3を制御
部6から受け取ると、図3に示すように、該切替片8d
の接触状態を切り替えて、接点8bと接点8cとが切替
片8dを介して接続するようにする。
【0017】第一のメッセージ通知部9は、制御部6か
ら第二のメッセージ出力信号S6を受け取ると、第一の
回線切替部7に「現在、他の電話機またはファックスま
たはモデムがつかわれております。しばらくしてから、
もう一度おかけ直し下さい」等の他の通信用モデム2等
により通信回線L1が使用されている旨の音声信号を繰
り返して出力する。
ら第二のメッセージ出力信号S6を受け取ると、第一の
回線切替部7に「現在、他の電話機またはファックスま
たはモデムがつかわれております。しばらくしてから、
もう一度おかけ直し下さい」等の他の通信用モデム2等
により通信回線L1が使用されている旨の音声信号を繰
り返して出力する。
【0018】第二のメッセージ通知部10は、制御部6
から第一のメッセージ出力信号S4を受け取ると、第二
の回線切替部8にメッセージに相当する話中音(一般電
話機における話し中のときの音)と同等の音声信号を繰
り返して出力する。
から第一のメッセージ出力信号S4を受け取ると、第二
の回線切替部8にメッセージに相当する話中音(一般電
話機における話し中のときの音)と同等の音声信号を繰
り返して出力する。
【0019】表示部11は、表示信号S7を受け取る
と、点灯して通信回線L1が一般電話機1または通信モ
デム2aにより使用されていることを表示する。
と、点灯して通信回線L1が一般電話機1または通信モ
デム2aにより使用されていることを表示する。
【0020】以上のようにして構成された通信機器切替
装置の動作を以下に説明する。まず、図1に示す一般電
話機1と通信用モデム2aとのどちらも使用されていな
い状態にあって、通信回線L1から呼び出し信号が入力
された場合、該呼び出し信号は、第一の回線切替部7を
通じて一般電話機1を鳴動させ、また第二の回線切替部
8を通じて通信用モデム2aに至る。そこで、操作者が
該一般電話機1の鳴動に応じて、受話器を持ち上げる
と、第一の回線状態検知部4が一般電話機1を使用状態
であると判断し、制御部6に第一の検知信号S1を出力
する。
装置の動作を以下に説明する。まず、図1に示す一般電
話機1と通信用モデム2aとのどちらも使用されていな
い状態にあって、通信回線L1から呼び出し信号が入力
された場合、該呼び出し信号は、第一の回線切替部7を
通じて一般電話機1を鳴動させ、また第二の回線切替部
8を通じて通信用モデム2aに至る。そこで、操作者が
該一般電話機1の鳴動に応じて、受話器を持ち上げる
と、第一の回線状態検知部4が一般電話機1を使用状態
であると判断し、制御部6に第一の検知信号S1を出力
する。
【0021】制御部6は第一の検知信号S1を受け取る
と、図3に示すように、第二の回線切替部8に第一の切
替信号S3を出力し、第二のメッセージ通知部10に第
一のメッセージ出力信号S4を出力すると共に、表示部
11に表示信号S7を出力する。
と、図3に示すように、第二の回線切替部8に第一の切
替信号S3を出力し、第二のメッセージ通知部10に第
一のメッセージ出力信号S4を出力すると共に、表示部
11に表示信号S7を出力する。
【0022】第二の回線切替部8は第一の切替信号S3
を受け取ると、端子8bと端子8cとが接続されるよう
に切替片8dを切り替える。第二のメッセージ通知部1
0は、第一のメッセージ出力信号S4を受け取ると、第
二の回線切替部8に話中音と同等の音声信号を繰り返し
て出力する。
を受け取ると、端子8bと端子8cとが接続されるよう
に切替片8dを切り替える。第二のメッセージ通知部1
0は、第一のメッセージ出力信号S4を受け取ると、第
二の回線切替部8に話中音と同等の音声信号を繰り返し
て出力する。
【0023】従って、一般電話機1は第一の回線切替部
7を介して通信回線L1と接続されて通話路が確立さ
れ、一方、通信用モデム2aは第二の回線切替部8を介
して第二のメッセージ通知部10と接続される。そし
て、通信用モデム2aがデータを送信しようとしても、
通信回線L1は接続されておらず、第二のメッセージ通
知部10からの話中音が入力されるのみとなる。また、
表示部11は通信回線L1が使用されていることを表示
する。
7を介して通信回線L1と接続されて通話路が確立さ
れ、一方、通信用モデム2aは第二の回線切替部8を介
して第二のメッセージ通知部10と接続される。そし
て、通信用モデム2aがデータを送信しようとしても、
通信回線L1は接続されておらず、第二のメッセージ通
知部10からの話中音が入力されるのみとなる。また、
表示部11は通信回線L1が使用されていることを表示
する。
【0024】次に、図1に示す一般電話機1と通信用モ
デム2aとのどちらも使用されていない状態にあって、
通信回線L1から呼び出し信号が入力された場合、該呼
び出し信号は、第一の回線切替部7を通じて一般電話機
1を鳴動させ、また第二の回線切替部8を通じて通信用
モデム2aに至る。そこで、通信用モデム2aが呼び出
し信号に応じて、使用状態となると、第二の回線状態検
知部5が通信用モデム2aは使用状態であると判断し
て、制御部6に第二の検知信号S2を出力する。
デム2aとのどちらも使用されていない状態にあって、
通信回線L1から呼び出し信号が入力された場合、該呼
び出し信号は、第一の回線切替部7を通じて一般電話機
1を鳴動させ、また第二の回線切替部8を通じて通信用
モデム2aに至る。そこで、通信用モデム2aが呼び出
し信号に応じて、使用状態となると、第二の回線状態検
知部5が通信用モデム2aは使用状態であると判断し
て、制御部6に第二の検知信号S2を出力する。
【0025】制御部6は第二の検知信号S2を受け取る
と、第一の回線切替部7に第二の切替信号S5を出力
し、第一のメッセージ通知部9に第二のメッセージ出力
信号S6を出力すると共に、表示部11に表示信号S7
を出力する。
と、第一の回線切替部7に第二の切替信号S5を出力
し、第一のメッセージ通知部9に第二のメッセージ出力
信号S6を出力すると共に、表示部11に表示信号S7
を出力する。
【0026】第一の回線切替部7は第二の切替信号S5
を受け取ると、図2に示すように、端子7aと端子7c
との接続を解いて、端子7bと端子7cとが接続される
ように切替片7dを切り替える。第一のメッセージ通知
部9は、第二のメッセージ出力信号S6を受け取ると、
第二の回線切替部8に回線が使用中である旨の「現在、
他の電話機またはファックスまたはモデムがつかわれて
おります。しばらくしてから、もう一度おかけ直し下さ
い」というメッセージの音声信号を繰り返して出力す
る。
を受け取ると、図2に示すように、端子7aと端子7c
との接続を解いて、端子7bと端子7cとが接続される
ように切替片7dを切り替える。第一のメッセージ通知
部9は、第二のメッセージ出力信号S6を受け取ると、
第二の回線切替部8に回線が使用中である旨の「現在、
他の電話機またはファックスまたはモデムがつかわれて
おります。しばらくしてから、もう一度おかけ直し下さ
い」というメッセージの音声信号を繰り返して出力す
る。
【0027】従って、通信用モデム2aは第二の回線切
替部8を介して通信回線L1と接続されてデータ送受信
路が確立され、一方、一般電話機1は第一の回線切替部
7を介して第一のメッセージ通知部9と接続される。そ
して、一般電話機1を用いて通話しようと、受話器を持
ち上げると、第一のメッセージ通知部9から出力される
メッセージ音声が受話器から聞こえるのみであり、通信
回線L1と一般電話機1とは接続されない。また、表示
部11は通信回線L1が使用されていることを表示す
る。
替部8を介して通信回線L1と接続されてデータ送受信
路が確立され、一方、一般電話機1は第一の回線切替部
7を介して第一のメッセージ通知部9と接続される。そ
して、一般電話機1を用いて通話しようと、受話器を持
ち上げると、第一のメッセージ通知部9から出力される
メッセージ音声が受話器から聞こえるのみであり、通信
回線L1と一般電話機1とは接続されない。また、表示
部11は通信回線L1が使用されていることを表示す
る。
【0028】〔第二実施の形態〕図4〜図6は通信機器
切替装置の構成を示すブロック図である。
切替装置の構成を示すブロック図である。
【0029】図4〜図6において、12は第一の回線状
態検知部、13は第二の回線状態検知部、14は制御
部、15は第一の回線切替部、16は第二の回線切替
部、17は呼び出し信号出力部を表す。また、通信機器
切替装置のモジュラージャック3cにはファックス2b
が接続され、モジュラージャック3dには留守番電話機
2cが接続されている。
態検知部、13は第二の回線状態検知部、14は制御
部、15は第一の回線切替部、16は第二の回線切替
部、17は呼び出し信号出力部を表す。また、通信機器
切替装置のモジュラージャック3cにはファックス2b
が接続され、モジュラージャック3dには留守番電話機
2cが接続されている。
【0030】第一の回線状態検知部12は、モジュラー
ジャック3bを介して接続される第一の通信機器に相当
するファックス2cの使用状態・不使用状態を判断す
る。第一の回線状態検知部12は、呼び出し信号出力部
17からファックス2bに給電されている場合は、ファ
ックス2bは使用状態であると判断し、給電されていな
い場合は、ファックス2bは不使用状態であると判断す
る。そして、第一の回線状態検知部12は、ファックス
2bが使用状態であると判断すると、制御部17に対し
て第一の検知信号S8を出力する。
ジャック3bを介して接続される第一の通信機器に相当
するファックス2cの使用状態・不使用状態を判断す
る。第一の回線状態検知部12は、呼び出し信号出力部
17からファックス2bに給電されている場合は、ファ
ックス2bは使用状態であると判断し、給電されていな
い場合は、ファックス2bは不使用状態であると判断す
る。そして、第一の回線状態検知部12は、ファックス
2bが使用状態であると判断すると、制御部17に対し
て第一の検知信号S8を出力する。
【0031】第二の回線状態検知部13は、モジュラー
ジャック3cを介して接続される第二の通信機器に相当
する留守番電話機2cの使用状態・不使用状態を判断す
る。第二の回線状態検知部13は、呼び出し信号出力部
17から留守番電話機2cに給電されている場合は、留
守番電話機2cは使用状態であると判断し、給電されて
いない場合は、留守番電話機2cは不使用状態であると
判断する。そして、第二の回線状態検知部13は、留守
番電話機2cが使用状態であると判断すると、制御部1
7に対して第二の検知信号S9を出力する。
ジャック3cを介して接続される第二の通信機器に相当
する留守番電話機2cの使用状態・不使用状態を判断す
る。第二の回線状態検知部13は、呼び出し信号出力部
17から留守番電話機2cに給電されている場合は、留
守番電話機2cは使用状態であると判断し、給電されて
いない場合は、留守番電話機2cは不使用状態であると
判断する。そして、第二の回線状態検知部13は、留守
番電話機2cが使用状態であると判断すると、制御部1
7に対して第二の検知信号S9を出力する。
【0032】制御部14は、呼び出し信号検出手段14
aと、プッシュボタン信号検出手段14bと、ファック
ス呼び出し信号検出手段14cと切替制御手段14dと
を有している。
aと、プッシュボタン信号検出手段14bと、ファック
ス呼び出し信号検出手段14cと切替制御手段14dと
を有している。
【0033】呼び出し信号検出手段14aは、外部の通
信回線L1からの呼び出し信号S10を検出すると、外
部の通信機器18との間に通話状態を確立して、外部通
信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッシュボ
タンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用の場合
はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との選択を
求めるメッセージ音声を出力する。
信回線L1からの呼び出し信号S10を検出すると、外
部の通信機器18との間に通話状態を確立して、外部通
信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッシュボ
タンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用の場合
はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との選択を
求めるメッセージ音声を出力する。
【0034】プッシュボタン信号検出手段14bは、外
部通信機器18から通信回線L1を通じてプッシュボタ
ンの1番のトーン信号S11が出力されたことを検出す
ると、呼び出し信号出力部17にファックス利用信号S
12を出力する。また、プッシュボタン信号検出手段1
4bは、外部通信機器18から通信回線L1を通じてプ
ッシュボタンの2番のトーン信号S13が出力されたこ
とを検出すると、呼び出し信号出力部17に留守番電話
利用信号S14を出力する。
部通信機器18から通信回線L1を通じてプッシュボタ
ンの1番のトーン信号S11が出力されたことを検出す
ると、呼び出し信号出力部17にファックス利用信号S
12を出力する。また、プッシュボタン信号検出手段1
4bは、外部通信機器18から通信回線L1を通じてプ
ッシュボタンの2番のトーン信号S13が出力されたこ
とを検出すると、呼び出し信号出力部17に留守番電話
利用信号S14を出力する。
【0035】ファックス呼び出し信号検出手段14c
は、呼び出し信号検出手段14aがメッセージ音声を外
部通信機器18に出力した後に、プッシュボタンのトー
ン信号S11,S13ではなく、ファックス呼び出し信
号S15が送信されてきた場合(即ち、外部通信機器1
8がファックスであって、前記メッセージ音声を無視し
て書類の送信を開始しようとした場合)、該ファックス
呼び出し信号S15を検出して、呼び出し信号出力部1
7にファックス利用信号S12を出力する。
は、呼び出し信号検出手段14aがメッセージ音声を外
部通信機器18に出力した後に、プッシュボタンのトー
ン信号S11,S13ではなく、ファックス呼び出し信
号S15が送信されてきた場合(即ち、外部通信機器1
8がファックスであって、前記メッセージ音声を無視し
て書類の送信を開始しようとした場合)、該ファックス
呼び出し信号S15を検出して、呼び出し信号出力部1
7にファックス利用信号S12を出力する。
【0036】切替制御手段14dは、第一の回線状態検
知部12から第一の検知信号S8を受け取ると、第一の
回線切替部15に第一の回線切替信号S16を出力し、
第二の回線状態検知部13から第二の検知信号S9を受
け取ると、第二の回線切替部16に第一の回線切替信号
S17を出力する。
知部12から第一の検知信号S8を受け取ると、第一の
回線切替部15に第一の回線切替信号S16を出力し、
第二の回線状態検知部13から第二の検知信号S9を受
け取ると、第二の回線切替部16に第一の回線切替信号
S17を出力する。
【0037】第一の回線切替部15は、接点15a,1
5b,15cと切替片15dとを有しており、接点15
aは制御部14を介して外部の通信回線L1と接続して
おり、接点15bは呼び出し信号出力部17と接続して
おり、接点15cは第一の回線状態検知部12と接続し
ている。そして、通常時にあっては、図4に示すように
接点15bと接点15cとが切替片15dを介して接続
するようにされており、第一の回線切替部15は、第一
の切替信号S16を制御部14の切替制御手段14dか
ら受け取ると、図5に示すように該切替片15dの接触
状態を切り替えて、接点15aと接点15cとが切替片
15dを介して接続するようにする。
5b,15cと切替片15dとを有しており、接点15
aは制御部14を介して外部の通信回線L1と接続して
おり、接点15bは呼び出し信号出力部17と接続して
おり、接点15cは第一の回線状態検知部12と接続し
ている。そして、通常時にあっては、図4に示すように
接点15bと接点15cとが切替片15dを介して接続
するようにされており、第一の回線切替部15は、第一
の切替信号S16を制御部14の切替制御手段14dか
ら受け取ると、図5に示すように該切替片15dの接触
状態を切り替えて、接点15aと接点15cとが切替片
15dを介して接続するようにする。
【0038】第二の回線切替部16は、接点16a,1
6b,16cと切替片16dとを有しており、接点16
aは制御部14を介して外部の通信回線L1と接続して
おり、接点16bは呼び出し信号出力部17と接続して
おり、接点16cは第二の回線状態検知部13と接続し
ている。そして、通常時にあっては、図4に示すように
接点16bと接点16cとが切替片16dを介して接続
するようにされており、第二の回線切替部16は、第二
の切替信号S17を制御部14の切替制御手段14dか
ら受け取ると、図6に示すように該切替片16dの接触
状態を切り替えて、接点16aと接点16cとが切替片
16dを介して接続するようにする。
6b,16cと切替片16dとを有しており、接点16
aは制御部14を介して外部の通信回線L1と接続して
おり、接点16bは呼び出し信号出力部17と接続して
おり、接点16cは第二の回線状態検知部13と接続し
ている。そして、通常時にあっては、図4に示すように
接点16bと接点16cとが切替片16dを介して接続
するようにされており、第二の回線切替部16は、第二
の切替信号S17を制御部14の切替制御手段14dか
ら受け取ると、図6に示すように該切替片16dの接触
状態を切り替えて、接点16aと接点16cとが切替片
16dを介して接続するようにする。
【0039】呼び出し信号出力部17は、ファックス利
用信号S12を受け取ると、第一の回線切替部15の端
子15bに対して、呼び出し信号S18と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力する。また、呼び出し信号出力部17
は、留守番電話利用信号S14を受け取ると、第二の回
線切替部16の端子16bに対して、呼び出し信号S1
9と通信回線が通話時にファックスや一般電話機等に供
給する電流と同等の電流とを出力する。
用信号S12を受け取ると、第一の回線切替部15の端
子15bに対して、呼び出し信号S18と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力する。また、呼び出し信号出力部17
は、留守番電話利用信号S14を受け取ると、第二の回
線切替部16の端子16bに対して、呼び出し信号S1
9と通信回線が通話時にファックスや一般電話機等に供
給する電流と同等の電流とを出力する。
【0040】以上のようにして構成された通信機器切替
装置の動作を以下に説明する。まず、ファックス2bと
留守番電話2cとがどちらも使用されていない場合、図
4に示すように、第一の回線切替部15は接点15bと
接点15cとを接続しており、第二の回線切替部16は
接点16bと接点16cとを接続している。
装置の動作を以下に説明する。まず、ファックス2bと
留守番電話2cとがどちらも使用されていない場合、図
4に示すように、第一の回線切替部15は接点15bと
接点15cとを接続しており、第二の回線切替部16は
接点16bと接点16cとを接続している。
【0041】そして、呼び出し信号検出手段14aは、
外部通信機器18からの呼び出し信号S10を検出する
と、外部の通信機器18との間に通話状態を確立して、
外部通信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッ
シュボタンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用
の場合はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との
選択を求めるメッセージ音声を出力する。外部通信機器
18の話者が該メッセージ音声に応じて、プッシュボタ
ンの1番を押したとすると、プッシュボタン信号検出手
段14bは、プッシュボタンの1番のトーン信号S11
が出力されたことを検出して、呼び出し信号出力部17
にファックス利用信号S12を出力する。また、プッシ
ュボタンが押されずに、直接にファックス呼び出し信号
S15が制御部14に入力された場合、ファックス呼び
出し信号検出手段14cは、該信号を検出して、呼び出
し信号出力部17にファックス利用信号S12を出力す
る。
外部通信機器18からの呼び出し信号S10を検出する
と、外部の通信機器18との間に通話状態を確立して、
外部通信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッ
シュボタンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用
の場合はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との
選択を求めるメッセージ音声を出力する。外部通信機器
18の話者が該メッセージ音声に応じて、プッシュボタ
ンの1番を押したとすると、プッシュボタン信号検出手
段14bは、プッシュボタンの1番のトーン信号S11
が出力されたことを検出して、呼び出し信号出力部17
にファックス利用信号S12を出力する。また、プッシ
ュボタンが押されずに、直接にファックス呼び出し信号
S15が制御部14に入力された場合、ファックス呼び
出し信号検出手段14cは、該信号を検出して、呼び出
し信号出力部17にファックス利用信号S12を出力す
る。
【0042】呼び出し信号出力部17は、ファックス利
用信号S12を受け取ると、第一の回線切替部15の端
子15bに対して、呼び出し信号S18と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力し、該電流と呼び出し信号S18とはフ
ァックス2bに入力される。
用信号S12を受け取ると、第一の回線切替部15の端
子15bに対して、呼び出し信号S18と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力し、該電流と呼び出し信号S18とはフ
ァックス2bに入力される。
【0043】ファックス2bは、該呼び出し信号S18
を受け取って使用状態となる。そして、第一の回線状態
検知部12はファックス2bが使用状態であることを検
知して、第一の検知信号S8を制御部14に出力する。
を受け取って使用状態となる。そして、第一の回線状態
検知部12はファックス2bが使用状態であることを検
知して、第一の検知信号S8を制御部14に出力する。
【0044】制御部14の切替制御手段14dは第一の
回線状態検知部12から第一の検知信号S8を受け取る
と、第一の回線切替部15に第一の回線切替信号S16
を出力する。そして、第一の回線切替部15は、第一の
切替信号S16を制御部14から受け取ると、図5に示
すように、該切替片15dの接触状態を切り替えて、接
点15aと接点15cとが切替片15dを介して接続す
るようにする。
回線状態検知部12から第一の検知信号S8を受け取る
と、第一の回線切替部15に第一の回線切替信号S16
を出力する。そして、第一の回線切替部15は、第一の
切替信号S16を制御部14から受け取ると、図5に示
すように、該切替片15dの接触状態を切り替えて、接
点15aと接点15cとが切替片15dを介して接続す
るようにする。
【0045】従って、ファックス2bは第一の回線状態
検知部12と第一の回線切替部15と制御部14とを介
して、外部の通信回線L1と接続され、外部通信機器1
8との間に通話路が確立される。一方、留守番電話機2
cは第二の回線切替部16により呼び出し信号出力部1
7と接続された状態であって外部の通信回線L1とは接
続していないので動作しない。
検知部12と第一の回線切替部15と制御部14とを介
して、外部の通信回線L1と接続され、外部通信機器1
8との間に通話路が確立される。一方、留守番電話機2
cは第二の回線切替部16により呼び出し信号出力部1
7と接続された状態であって外部の通信回線L1とは接
続していないので動作しない。
【0046】次に、呼び出し信号検出手段14aは、外
部通信機器18からの呼び出し信号S10を検出する
と、外部の通信機器18との間に通話状態を確立して、
外部通信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッ
シュボタンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用
の場合はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との
選択を求めるメッセージ音声を出力する。外部通信機器
18の話者が該メッセージ音声に応じて、プッシュボタ
ンの2番を押したとすると、プッシュボタン信号検出手
段14bは、プッシュボタンの2番のトーン信号S13
が出力されたことを検出して、呼び出し信号出力部17
に留守番電話利用信号S14を出力する。
部通信機器18からの呼び出し信号S10を検出する
と、外部の通信機器18との間に通話状態を確立して、
外部通信機器18に「ファックスをご利用の場合はプッ
シュボタンの1番を押して下さい。留守番電話をご利用
の場合はプッシュボタンの2番を押して下さい。」との
選択を求めるメッセージ音声を出力する。外部通信機器
18の話者が該メッセージ音声に応じて、プッシュボタ
ンの2番を押したとすると、プッシュボタン信号検出手
段14bは、プッシュボタンの2番のトーン信号S13
が出力されたことを検出して、呼び出し信号出力部17
に留守番電話利用信号S14を出力する。
【0047】呼び出し信号出力部17は、留守番電話利
用信号S14を受け取ると、第二の回線切替部16の端
子16bに対して、呼び出し信号S19と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力し、該電流と呼び出し信号S19とは留
守番電話機2cに入力される。
用信号S14を受け取ると、第二の回線切替部16の端
子16bに対して、呼び出し信号S19と通信回線が通
話時にファックスや一般電話機等に供給する電流と同等
の電流とを出力し、該電流と呼び出し信号S19とは留
守番電話機2cに入力される。
【0048】留守番電話機2cは、該呼び出し信号S1
9を受け取って使用状態となる。そして、第二の回線状
態検知部13は留守番電話機2cが使用状態であること
を検知して、第二の検知信号S9を制御部14に出力す
る。
9を受け取って使用状態となる。そして、第二の回線状
態検知部13は留守番電話機2cが使用状態であること
を検知して、第二の検知信号S9を制御部14に出力す
る。
【0049】制御部14の切替制御手段14dは第二の
回線状態検知部13から第二の検知信号S9を受け取る
と、第二の回線切替部16に第二の回線切替信号S17
を出力する。そして、第二の回線切替部16は、第二の
切替信号S17を制御部14から受け取ると、図6に示
すように、該切替片16dの接触状態を切り替えて、接
点16aと接点16cとが切替片16dを介して接続す
るようにする。
回線状態検知部13から第二の検知信号S9を受け取る
と、第二の回線切替部16に第二の回線切替信号S17
を出力する。そして、第二の回線切替部16は、第二の
切替信号S17を制御部14から受け取ると、図6に示
すように、該切替片16dの接触状態を切り替えて、接
点16aと接点16cとが切替片16dを介して接続す
るようにする。
【0050】従って、留守番電話機2cは第二の回線状
態検知部13と第二の回線切替部16と制御部14とを
介して、外部の通信回線L1と接続され、外部通信機器
18との間に通話路が確立される。一方、ファックス2
bは第一の回線切替部15により呼び出し信号出力部1
7と接続された状態であって外部の通信回線L1とは接
続していないので送受信動作をしない。
態検知部13と第二の回線切替部16と制御部14とを
介して、外部の通信回線L1と接続され、外部通信機器
18との間に通話路が確立される。一方、ファックス2
bは第一の回線切替部15により呼び出し信号出力部1
7と接続された状態であって外部の通信回線L1とは接
続していないので送受信動作をしない。
【0051】なお、第一実施の形態及び第二の実施形態
においては、通信機器切替装置は、第一の通信機器と第
二の通信機器との2台の通信機器を切り替えるものとし
て説明しているが、切替台数は2台に限られるものでは
なく、三台以上であってもよい。この場合、回線状態検
知部と回線切替部とを接続する通信機器の台数分だけ設
けて、使用状態にある通信機器以外の通信機器は全て外
部通信回線から開離されるようにすればよい。
においては、通信機器切替装置は、第一の通信機器と第
二の通信機器との2台の通信機器を切り替えるものとし
て説明しているが、切替台数は2台に限られるものでは
なく、三台以上であってもよい。この場合、回線状態検
知部と回線切替部とを接続する通信機器の台数分だけ設
けて、使用状態にある通信機器以外の通信機器は全て外
部通信回線から開離されるようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の通信機器切替装置は上述のよう
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
第一の通信機器が外部通信回線と接続されて、通話状態
になると、第二の通信機器は外部通信回線から開離され
且つ第二のメッセージ送出部と接続されるので、一つの
通信回線に複数の通信機器を接続する場合であっても、
一方の通信機器が外部通信回線を使用中にあっては他方
の通信機器は外部通信回線を使用することはできずメッ
セージが通知されるのみであり、よって一方の通信機器
が一般電話機の場合には、他方の通信機器の信号音等が
重畳されることなく通話可能であり、一方の通信機器が
ファックスや通信用モデムの場合には、他方の通信機器
の信号音等が重畳されて通信誤りを生じることなくデー
タの送受信を行うことのできる通信機器切替装置を提供
することができるという効果を奏する。
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
第一の通信機器が外部通信回線と接続されて、通話状態
になると、第二の通信機器は外部通信回線から開離され
且つ第二のメッセージ送出部と接続されるので、一つの
通信回線に複数の通信機器を接続する場合であっても、
一方の通信機器が外部通信回線を使用中にあっては他方
の通信機器は外部通信回線を使用することはできずメッ
セージが通知されるのみであり、よって一方の通信機器
が一般電話機の場合には、他方の通信機器の信号音等が
重畳されることなく通話可能であり、一方の通信機器が
ファックスや通信用モデムの場合には、他方の通信機器
の信号音等が重畳されて通信誤りを生じることなくデー
タの送受信を行うことのできる通信機器切替装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0053】請求項2記載の発明にあっては、呼び出し
信号検出手段が外部通信回線からの呼び出し信号に応答
して第一の通信機器と第二の通信機器とのいずれを使用
するかの選択を要求し、第一の回線切替部は外部通信回
線から第一の通信機器を選択する信号が入力されると第
一の通信機器と外部通信回線とを接続し、第二の回線切
替部は外部通信回線から第二の通信機器を選択する信号
が入力されると第二の通信機器と外部通信回線とを接続
するので、外部通信回線からの送信元の操作者は、ファ
ックスや留守番電話機などの通信機器を選択して通信、
通話することができ、また、一方の通信機器が通信、通
話中に、他方の通信機器の信号音等が重畳されて通信誤
りを生じるということがなくデータの送受信等を行うこ
とのできる通信機器切替装置を提供することができると
いう効果を奏する。
信号検出手段が外部通信回線からの呼び出し信号に応答
して第一の通信機器と第二の通信機器とのいずれを使用
するかの選択を要求し、第一の回線切替部は外部通信回
線から第一の通信機器を選択する信号が入力されると第
一の通信機器と外部通信回線とを接続し、第二の回線切
替部は外部通信回線から第二の通信機器を選択する信号
が入力されると第二の通信機器と外部通信回線とを接続
するので、外部通信回線からの送信元の操作者は、ファ
ックスや留守番電話機などの通信機器を選択して通信、
通話することができ、また、一方の通信機器が通信、通
話中に、他方の通信機器の信号音等が重畳されて通信誤
りを生じるということがなくデータの送受信等を行うこ
とのできる通信機器切替装置を提供することができると
いう効果を奏する。
【図1】待ち受け状態にある通信機器切替装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】第二の通信機器と外部回線とが接続された状態
にある通信機器切替装置のブロック図である。
にある通信機器切替装置のブロック図である。
【図3】第一の通信機器と外部回線とが接続された状態
にある通信機器切替装置のブロック図である。
にある通信機器切替装置のブロック図である。
【図4】待ち受け状態にある通信機器切替装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】第一の通信機器と外部回線とが接続された状態
にある通信機器切替装置のブロック図である。
にある通信機器切替装置のブロック図である。
【図6】第二の通信機器と外部回線とが接続された状態
にある通信機器切替装置のブロック図である。
にある通信機器切替装置のブロック図である。
【図7】一般電話機とファックスとを通信回線に接続す
る方法の説明図である。
る方法の説明図である。
1 第一の通信機器 2a 第二の通信機器 2b 第一の通信機器 2c 第二の通信機器 4 第一の回線状態検知部 5 第二の回線状態検知部 7 第一の回線切替部 8 第二の回線切替部 9 第一のメッセージ通知部 10 第二のメッセージ通知部 14a 呼び出し信号検出手段 15 第一の回線切替部 16 第二の回線切替部 L1 外部通信回線
Claims (2)
- 【請求項1】 第一の通信機器の使用状態・不使用状態
を判断する第一の回線状態検知部と、第二の通信機器の
使用状態・不使用状態を判断する第二の回線状態検知部
と、第一の通信機器に対してメッセージを出力する第一
のメッセージ通知部と、第二の通信機器に対してメッセ
ージを出力する第二のメッセージ通知部と、第一の通信
機器と第二の通信機器とが待ち受け待機時には第一の通
信機器と外部通信回線とを接続し、第二の回線状態検知
部が第二の通信機器の使用状態を検知すると第一の通信
機器と外部通信回線とを開離して、第一の通信機器と第
一のメッセージ通知部とを接続する第一の回線切替部
と、第一の通信機器と第二の通信機器とが待ち受け待機
時には第二の通信機器と外部通信回線とを接続し、第一
の回線状態検知部が第一の通信機器の使用状態を検知す
ると第二の通信機器と外部通信回線とを開離して、第二
の通信機器と第二のメッセージ通知部とを接続する第二
の回線切替部とを有する通信機器切替装置。 - 【請求項2】 外部通信回線からの呼び出し信号に応答
して第一の通信機器と第二の通信機器とのいずれを使用
するかの選択を要求する呼び出し信号検出手段と、外部
通信回線から第一の通信機器を選択する信号が入力され
ると第一の通信機器と外部通信回線とを接続する第一の
回線切替部と、外部通信回線から第二の通信機器を選択
する信号が入力されると第二の通信機器と外部通信回線
とを接続する第二の回線切替部とを有することを特徴と
する通信機器切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335011A JPH09181839A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 通信機器切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7335011A JPH09181839A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 通信機器切替装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181839A true JPH09181839A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18283744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7335011A Withdrawn JPH09181839A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | 通信機器切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181839A (ja) |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP7335011A patent/JPH09181839A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060067513A1 (en) | Multi-function telephone adapter | |
US4901343A (en) | Data communication apparatus | |
US20070149188A1 (en) | Cordless telephone system and method of connecting the same with interrupting caller | |
US5583930A (en) | Communication apparatus for responding to calls to a different apparatus on a network | |
JPH10308975A (ja) | 携帯電話機 | |
JPH09181839A (ja) | 通信機器切替装置 | |
JPH04351127A (ja) | 無線電話装置 | |
JP2523573B2 (ja) | 電話装置 | |
JP3529283B2 (ja) | 回線選択装置 | |
JP2001016357A (ja) | ドアホン機能付きターミナルアダプタ | |
JP7275867B2 (ja) | 緊急通報装置 | |
JP3475103B2 (ja) | 電話機 | |
JP2741965B2 (ja) | システム電話機 | |
JPH0918371A (ja) | 移動通信端末装置 | |
JP3256500B2 (ja) | ボタン電話装置と割込通話方法 | |
JP2607795Y2 (ja) | 画像診断装置用制御システム | |
JPS63313951A (ja) | ファクシミリ受信装置 | |
JPS62152267A (ja) | ボタン電話装置 | |
JP3072775B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JP2834861B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JPH0937347A (ja) | 通信装置および子機 | |
JPS60259059A (ja) | フアクシミリ装置 | |
JP3533035B2 (ja) | Fax着信の自動受信方法 | |
JP2001203796A (ja) | 電話装置 | |
JPH06197165A (ja) | 交換機における通話保留方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |