JPH09181735A - Atm交換機のセル導通試験方式 - Google Patents

Atm交換機のセル導通試験方式

Info

Publication number
JPH09181735A
JPH09181735A JP7340510A JP34051095A JPH09181735A JP H09181735 A JPH09181735 A JP H09181735A JP 7340510 A JP7340510 A JP 7340510A JP 34051095 A JP34051095 A JP 34051095A JP H09181735 A JPH09181735 A JP H09181735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
cell
continuity
atm switch
continuity test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7340510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3175571B2 (ja
Inventor
Hiroshi Adachi
博 足立
Nobuhiko Eguchi
信彦 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP34051095A priority Critical patent/JP3175571B2/ja
Publication of JPH09181735A publication Critical patent/JPH09181735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3175571B2 publication Critical patent/JP3175571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はATM交換機のセル導通試験方式に関
し、セル導通試験を高い精度で、効率良く行なうことの
できるATM交換機のセル導通試験方式を実現すること
を目的とする。 【解決手段】セルのヘッダを参照して、セルの宛先を決
定するATM交換機において、ATM交換機に組み込ま
れ、試験セルの送受信を行なう試験装置と、試験装置か
らの試験セルのヘッダを付け替え、宛先の指定を行なう
共通制御部と、ATM交換機に接続されたコンソールか
ら入力される試験情報を、前記試験装置、および、前記
共通制御部に送出するインタフェース部を設け、コンソ
ールから試験ルート、送出試験セル数のセル導通試験条
件を設定し、試験装置が設定されたセル導通試験条件に
したがって、試験セルを送出し、折り返えされた試験セ
ルを受信してセル導通試験を行なうように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM交換機のセ
ル導通試験方式に関する。ATM(Asynchronous Trans
fer Mode、非同期転送モード)通信は画像通信、高速デ
ータ通信、音声信号の通信等のマルチメディアの通信を
提供可能とする高速通信技術である。
【0002】このATM通信においては、通信される情
報を48バイトの固定長のデータに分割し、その先頭に
5バイトの宛先情報(ヘッダと称する)を付加したセル
と呼ばれる固定長のデータとして転送する。そして、A
TM交換機内では、それぞれのセルのヘッダの情報か
ら、そのセルの送出先を判定して、指定の回線、あるい
は端末に送出することにより通信を行なっている。
【0003】このようなマルチメディア通信に利用され
るATM交換機は高い信頼度が要求されている。そこ
で、ATM交換機の高い信頼度を維持するために、セル
導通試験を、高い精度で、効率良く行なうことが望まれ
ている。
【0004】
【従来の技術】図14は従来例を説明する図を示す。図
中の100はATM交換機、110、111は加入者カ
ード、121、122は共通制御部、130はスイッチ
部であり、160はATM交換機100の保守を行なう
ためのコンソールであり、300はATM交換機100
に外付けする測定器である。
【0005】加入者カードにはセルリレー方式用、フレ
ームリレー用等のものがあり、例えば、ATMセル導通
試験を行なう場合は、測定器300から、加入者カード
111、共通制御部121、スイッチ部130を介して
試験セルを送出し、試験セルは共通制御部122をとお
して、試験対象の加入者カード110で折り返えされ、
逆のルートをとおって測定器300で受信され、測定器
300で折り返えされた試験セルをチェックする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、下
記のような問題点が生じる。 ・試験の都度、測定器300のつなぎこみが必要である
ので、試験の前準備に長時間を要する。
【0007】・測定器300から送出した試験セルを、
折り返し受信して正常性をチェックする。しかし、異常
が検出されたとき、その障害発生箇所の特定に長時間を
要する。
【0008】・スイッチ部130の試験においては、ユ
ーザセルと同じルートしか試験できないので、スイッチ
の二重化構成による系切り替え後のルートの保証ができ
ない。
【0009】・ポイント〜マルチポイントサービスの試
験が困難である。 ・回線切り替えを行なうAPS(Automatic Protection
Switching)サービスの試験が困難である。
【0010】・ATM交換機100内の残留セルにより
試験の精度が低下する。本発明は、ATM交換機のセル
導通試験を高い精度で、効率良く行なうことのできるA
TM交換機のセル導通試験方式を実現しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理を説明する図である。図中の100はATM交換機で
あり、140はATM交換機に組み込まれ、試験セルの
生成、送受信を行なう試験装置であり、121、122
は試験装置140からの試験セルのヘッダを付け替え、
宛先の指定を行なう共通制御部であり、150はATM
交換機100に接続されたコンソール160から入力さ
れる試験情報を、試験装置140、および、共通制御部
121、122に送出するインタフェース部である。
【0012】本発明では、コンソール160から試験ル
ート、送出試験セル数のセル導通試験条件を設定し、A
TM交換機100に組み込まれた試験装置140に送出
し、試験装置140は設定されたセル導通試験条件にし
たがって、試験セルを送出し、折り返えされた試験セル
を受信してセル導通試験を行なう。
【0013】このような構成をとることにより、ATM
交換機100のコンソール160から試験条件を設定す
ることができ、従来例で必要であった、測定器のつなぎ
こみがなくなり、、試験条件の設定も容易に行なうこと
ができ、効率的にセル導通試験を行なうことができる。
【0014】図2は本発明の第2の原理を説明する図で
ある。図中の100はATM交換機、110は加入者カ
ード、121、122は共通制御部、130はスイッチ
部、140は試験装置、150はインタフェース、16
0はコンソールであり、原理図1で説明したと同一構成
物である。200はATM交換機100に収容される遠
隔集線装置であり、211、212は加入者カード、2
21、222は共通制御部、230は集線部である。
【0015】本発明では、遠隔集線装置200に収容さ
れる加入者カード211を試験するとき、ATM交換機
100に収容される試験装置140から試験セルを送出
し、試験セルを受信した遠隔集線装置200側で試験セ
ルに試験セルであることを示す試験セル表示ビット(以
下Tビットと称する)を付与し、共通制御部222を通
して、被試験加入者カード211で折り返し、逆のルー
トをとおってATM交換機100へ送出する。
【0016】このとき、回線Lを通過するので、試験セ
ルはTビットを含まないフォーマットであることが必要
であり、共通制御部222でTビットをクリアして回線
Lに送出する。
【0017】ATM交換機100の試験装置140は回
線Lをとおして受信した試験セルをカウントしてセルの
導通試験を行なう。
【0018】
【発明の実施の形態】図3は本発明のセルフォーマット
を説明する図である。本発明のセル導通試験はATM交
換機100の信頼度を維持するために、ATM交換機1
00の運用中にユーザ間の通信に使用するユーザセルの
間に、試験セルを挿入して送出し導通試験を行なうもの
である。そこで、ユーザセルと試験セルとを識別するた
めに試験セルには試験セルであることを示す試験セル識
別ビット(以下Tビットと称する)を付与している。
【0019】試験セルには試験装置140で試験IDを
付与して送出している。本発明では6オクテットに試験
IDを付与しており、試験セル全体としては54オクテ
ットとしている。
【0020】また、8〜54オクテットには疑似ランダ
ムパターンを挿入しておき、疑似ランダムパターンのエ
ラーチェックを行なうことによりビットエラーの発生数
もカウントすることができる。
【0021】このような試験セルを使用することによ
り、本発明のセル導通試験が可能となる。図4は本発明
の実施の形態(1)を説明する図を示す。本発明のAT
M交換機100は、スイッチ部130を3段構成として
おり、スイッチ131〜133から構成している。セル
カウンタはATM交換機100のそれぞれの構成部に設
けており、加入者カード110、共通制御部121、1
22には、入側、出側に設けており、セル導通試験の結
果がNGの場合、それぞれの前後のセルカウンタのカウ
ント値を比較することにより、容易にセルの脱落が発生
した箇所を特定することができる。
【0022】また、試験セルはユーザセルと混在して通
過するので、図4で説明したセルカウンタを試験セルの
みを選択してカウントする機能を備えた試験セルカウン
タ(図示省略)で構成することにより、ユーザセルの影
響を排除することが可能となる。
【0023】図5は本発明の実施の形態(1)のセル受
信のフローチャートである。以下、フローチャートのス
テップ(図中Sと示す)にしたがって、試験装置140
の動作を説明する。
【0024】S1;受信したセルのヘッダに書き込まれ
たVPI、VCIが指定の値に一致したか否かを判定す
る。 S2;PTI(Payload Type)の値が指定の値に一致した
か否かを判定する。
【0025】S3;CLP(Congestion Level)の値が指
定の値に一致したか否かを判定する。 S4;TEST−IDが一致したか否かを判定する。S
1〜S4で否の場合はS11へ進む。
【0026】S5;受信セルのカウント値を「+1」カ
ウントする。 S6;試験セルのシーケンシャルナンバ(図中SNと示
す)のCRCのチェックを行なう。
【0027】S7;シーケンシャルナンバが前に受信し
たセルのシーケンシャルナンバ+1(図中シーケンシャ
ルナンバの期待値をSNRと示す)であるかをチェック
する。
【0028】S8;シーケンシャルナンバが期待値に一
致しない場合は、エラーセルカウンタを「+1」する。 S9;シーケンシャルナンバが期待値に一致した場合
は、次の期待値としてシーケンシャルナンバ+1を設定
する。
【0029】S10;S6のシーケンシャルナンバのC
RCチェックでエラー発生の場合は、シーケンシャルナ
ンバエラーカウンタを「+1」カウントし、シーケンシ
ャルナンバの期待値はそのまま保持する。
【0030】S11;S1〜S4で否となった場合は、
そのセルを廃棄する。このような処理により、試験セル
の正常受信数、シーケンシャルナンバのCRCエラー発
生数、シーケンシャルナンバエラー発生数をカウントし
セル導通試験を行なう。
【0031】このような試験セルはユーザセルの間に挿
入され送受信されるものであり、ATM交換機100の
運用中に自動的に実行することができる。そこで、セル
導通試験スケジューラを設け、任意のタイミングでセル
導通試験を行なうように構成することも可能である。
【0032】図6は本発明の試験セル選択部を説明する
図を示す。本発明で、スイッチ部130は、図4で説明
したようにスイッチ部130は3段構成をとっている。
さらにATM交換機100の信頼度を高めるために、二
重化構成を採用しており、スイッチ部130は複数のス
イッチ131A〜133A、131B〜133Bから構
成されている。
【0033】例えば、スイッチ132Aの入力側にはA
CT系のスイッチ131AとSBY系のスイッチ131
Bが接続されている。ここで、スイッチ132A内のセ
ル監視部130Aは入力してくるセルのTビットを監視
し、Tビットが設定されたセルを検出したときには、そ
のタイミングだけ、SBY系のスイッチ131Bからの
セルを選択するようにセル選択部130Bに指示を出
す。
【0034】このような、構成により、SBY系のスイ
ッチ131Bからの試験セルを選択して流すことが可能
となる。上図はスイッチ132Aで説明したが、すべて
のスイッチ131A〜133A、131B〜133Bも
同様な構成をとっており、このような構成により、試験
セルをACT系、SBY系のいずれにも導通させること
ができ、二重化交絡部分の試験も可能となり、系切替え
後の正常性を保証することができる。
【0035】図7は本発明の実施の形態(2)を説明す
る図を示す。図は、試験装置140から加入者カード1
11、112に試験セルを送出するポイントツウマルチ
ポイントのセル導通試験を行なう図を示す。実施の形態
(2)では、加入者カード111、112に試験セルの
廃棄を行なう試験セル廃棄部と図4で説明したセルカウ
ンタとを設けている。
【0036】本発明では、試験装置140から試験セル
を送出し、共通制御部121、122、スイッチ部13
0をとおして、複数の加入者カード111、112(3
個以上であっても同様である。)に送出する。加入者カ
ード111、112では、セルカウンタで受信した試験
セルの個数をカウントすることにより、それぞれのパス
の正常性をチェックする。また、異常がある場合には、
それぞれの装置に設けられたセルカウンタのカウント値
から容易に障害箇所を特定することができる。
【0037】図中の破線は試験セルの通過ルートを示
し、ここでは、スイッチ部130でセルコピーを行なっ
て、マルチポイント通信を行なう状態を示す。また、加
入者カード111、112の試験セル廃棄部で試験セル
を廃棄することにより、他のパスへの使用済みの試験セ
ルの混入を防止することができる。
【0038】図8、9は本発明の実施の形態(3)を説
明する図(その1)、(その2)を示す。ATM通信に
おいては、システムとして高い信頼度が要求されている
ので、回線も二重化構成としている。二重化された一方
の回線をワーキングライン(Working Line)と称し、他方
の回線をプロテクションライン(Protection Line) と称
し、通常は、ワーキングラインにより通信を行なってお
り、障害が発生した場合にはプロテクションラインに切
り替え使用する。高い信頼度が維持するには、ワーキン
グラインの稼働中でも、プロテクションラインの正常性
のチェックを行なうことが必要である。
【0039】本発明では、共通制御部121でTビット
を識別することにより、非サービス状態の加入者カード
112からの試験セルを通過させる試験セル制御部12
0Bを設けた構成としている。
【0040】図8(A)に示す折り返し設定により、ワ
ーキングラインに対応する共通制御部121の回線対応
部での折り返し試験、図8(B)に示す折り返し設定に
より、ワーキングラインに対応する加入者カード111
での折り返し試験、図9(C)に示す折り返し設定によ
りプロテクションラインに対応する共通制御部121の
回線対応部での折り返し試験、図9(D)に示す折り返
し設定によりプロテクションラインに対応する加入者カ
ード112での折り返し試験を行なうことができる。
【0041】図9(C)、(D)においては、共通制御
部121にプロテクションライン側からの試験セルが折
り返されるが、Tビットが「オン」であることから試験
セルであることを確認し、試験セル制御部120Bを通
過させ試験装置140へ送出する。
【0042】それぞれの折り返し設定において、折り返
し設定されない側に送出された試験セルはそれぞれの試
験セル廃棄部でヘッダが参照され、試験セルはTビット
がオンとなっているので、そこで廃棄される。
【0043】このような設定により、ワーキングライ
ン、プロテクションラインを個別に試験することが可能
となる。図10は本発明の実施の形態(4)を説明する
図である。図において、共通制御部121にはTビット
削除部120A、加入者カード110にはTビットを付
加するTビット付加部110Aを設けた構成としてい
る。
【0044】加入者カード110で、Tビット=1の試
験セルは、回線側には送出されず廃棄される。図10で
は、試験セルを回線側に送出ために、試験装置140か
ら送出された試験セルのTビットを共通制御部121の
Tビット削除部120Aで「0」に設定する。Tビット
=「0」に設定された試験セルはヘッダの指定により、
試験対象の加入者カード110を経由して、回線側に出
力される。
【0045】回線側に出力された試験セルは回線側で折
り返えされ、加入者カード110に入力される。加入者
カード110では試験セルであることを表示するため
に、Tビット付加部110AでTビット=「1」に設定
して、送出することにより、試験装置140で回収さ
れ、セル導通試験を行なうことができる。
【0046】図11は本発明の実施の形態(5)を説明
する図を示す。ATM交換機100は先に述べたように
高い信頼度を要求されており、ATM交換機100を構
成するそれぞれの装置を二重化している。二重化されて
いる一方の系を0系、他方の系を1系を称しており、障
害の発生等により、切り替え使用を行なう。
【0047】本発明では、このような0系、1系のAT
M交換機100、101にそれぞれの試験装置140を
搭載し、0系、1系の試験装置140から独立に試験セ
ルを送出、折り返すことにより、ACT系、SBY系の
ルートの導通試験も同時に行なうことができる。
【0048】図においては、0系は0系内のルート(太
線で示す)、1系は1系内のルートで導通試験を行なっ
ているが、交絡したルート(破線で示す)で導通試験を
行なうことができることは勿論である。
【0049】また、図11の構成において、試験装置1
40は独立した構成であり、コンソール160から、そ
れぞれ独立に試験条件を設定することができ、例えば、
試験セルの送出個数、送出速度を任意に設定できる。
【0050】本発明において、試験セルを送出する試験
装置140には、図示省略の試験識別番号付与部を設け
てある。セル導通試験は複数の導通ルートを指定し、連
続して行なうことが一般的である。ATM交換機100
のスイッチ部130には、バッファを備えており、セル
を一旦蓄積してから、指定の速度で送出する。
【0051】かかる、セル導通試験において、試験ルー
トを切り替えたとき、スイッチ部130のバッファに、
前の導通試験用の試験セルが残留していた場合には、次
の試験において、試験セルの混入が発生し、通過した試
験セル数を正しくカウントすることができなくなる。
【0052】そこで、本発明では試験識別番号付与部を
設け、導通試験ごとにTEST−IDを付与することに
より、前回の導通試験の残留セルが存在しても、TES
T−IDにより前の試験の残留セルを分離することが可
能となり、正確な試験セル数をカウントすることが可能
となる。
【0053】図12は本発明の実施の形態の試験ルート
設定部のフローチャートを示す。例えば、図4で説明し
たように、スイッチ部130が複数のスイッチ131〜
133から構成されている場合、1つの端末から、他の
端末へのルートは複数存在する。このような、複数のル
ートについて、全ての導通試験を行なうと、重複したル
ートの試験を行なうことになり、導通試験の効率を低下
させることになる。
【0054】そこで、セル導通試験においては、すべて
のスイッチを通過し、且つ、重複したルートは試験しな
いよう、試験ルート設定部で試験ルートを設定する。 S1;スイッチ部130が3段構成か否かを判定する。
【0055】S2;3段構成の場合には、2段目のスイ
ッチ(図中ICSWと示す)内の同一の入出ルートの試
験を行なう。(同一スイッチ系) S3;2段目のスイッチ内のクロスルートの試験を行な
う。(同一スイッチ系) S4;2段目のスイッチ内の同一の入出ルートの試験を
行なう。(交絡スイッチ系) S5;2段目のスイッチ内のクロスルートの試験を行な
う。(交絡スイッチ系) S6;3段スイッチ構成でない場合はn×nの交点試験
を行なう。
【0056】例えば、8入力、8出力のスイッチを4個
使用した、3段構成のスイッチの導通試験においては、
導通試験ルート数を約1/4に削減することができる。
図13は本発明の実施の形態(6)を説明する図であ
る。図はATM交換機100に収容される遠隔集線装置
200のセル導通試験を行なう図である。
【0057】図において、ATM交換機100と遠隔集
線装置200は回線Lで接続される。回線L上のセルフ
ォーマットはTビットは「0」であり、遠隔集線装置2
00に送出される試験セルのTビットを共通制御部12
1のTビット削除部で「0」に設定する。
【0058】Tビットが「0」に設定された試験セルを
受信した遠隔集線装置201、202の加入者カード2
12はTビット付与部により、Tビット「1」に設定す
る。そして、Tビット「1」に設定した試験セルを被試
験加入者カード211に送出し、被試験加入者カード2
11で折り返す。そして、共通制御部222でTビット
「0」に設定して回線Lに送出し、ATM交換機100
の試験装置140で回収することにより、遠隔集線装置
200に対するセル導通試験を行なう。
【0059】この構成においても、セレクタ200Aに
より、試験セルを選択通過させることにより、ACT系
と、SBY系の導通試験を同時に行なうことが可能であ
る。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、試験セルの送出、受信
を行なう試験装置をATM交換機内に実装することによ
り、ATM交換機のコンソールから試験条件の設定が容
易となり、セル導通試験を効率良く行なうことができ
る。
【0061】また、0系、1系の二重化されたATM交
換機にそれぞれ試験装置を実装し、独立に折り返し設定
し、ACT系、SBY系のセル導通試験を同時に行なう
ことができ、系切り換え後の正常性も保証できる。
【0062】さらに、試験セルには試験セルであること
を表示するTビットを付与し、Tビットを監視して、通
過、廃棄処理を行なうことにより、ポイントツウマルチ
ポイントの導通試験、回線折り返し試験、APS回線試
験等ATM交換機の運用に必要な試験を行なうことがで
きる。
【0063】さらに、ATM交換機に収容される遠隔集
線装置も同様にACT系、SBY系のセル導通試験を同
時に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の原理を説明する図
【図2】 本発明の第2の原理を説明する図
【図3】 本発明のセルフォーマットを説明する図
【図4】 本発明の実施の形態(1)を説明する図
【図5】 本発明の実施の形態(1)のセル受信のフロ
ーチャート
【図6】 本発明の試験セル選択部を説明する図
【図7】 本発明の実施の形態(2)を説明する図
【図8】 本発明の実施の形態(3)を説明する図(そ
の1)
【図9】 本発明の実施の形態(3)を説明する図(そ
の2)
【図10】 本発明の実施の形態(4)を説明する図
【図11】 本発明の実施の形態(5)を説明する図
【図12】 本発明の試験ルート設定のフローチャート
【図13】 本発明の実施の形態(6)を説明する図
【図14】 従来例を説明する図
【符号の説明】
100、101 ATM交換機 110、111、112、211、212 加入者カー
ド 110A Tビット付与部 121、122、221、222 共通制御部 120A Tビット削除部 120B 試験セル制御部 130 スイッチ部 131〜133、131A〜133A、131A〜13
3B スイッチ 130A セル監視部 130B セル選択部 140 試験装置 150 インタフェース部 160 コンソール 200、201、202 遠隔集線装置 200A セレクタ 230 集線部 300 測定器 L 回線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルのヘッダを参照して、セルの宛先を
    決定するATM交換機において、 前記ATM交換機に組み込まれ、試験セルの生成、送受
    信を行なう試験装置と、 試験装置からの試験セルのヘッダを付け替え、宛先の指
    定を行なう共通制御部と、 前記ATM交換機に接続されたコンソールから入力され
    る試験情報を、前記試験装置、および、前記共通制御部
    に送出するインタフェース部を設け、 前記コンソールから試験ルート、送出試験セル数のセル
    導通試験条件を設定し、前記試験装置が設定されたセル
    導通試験条件にしたがって、試験セルを送出し、折り返
    えされた試験セルを受信してセル導通試験を行なうこと
    を特徴とするATM交換機のセル導通試験方式。
  2. 【請求項2】 前項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 前記ATM交換機を構成する装置ごとにセルカウンタを
    設け、 前記セルカウンタのカウント値から障害箇所を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載のATM交換機のセル導
    通試験方式。
  3. 【請求項3】 前項記載のセルカウンタを、 試験セルのみをカウントする試験セルカウンタで構成し
    たことを特徴とする請求項2記載のATM交換機のセル
    導通試験方式。
  4. 【請求項4】 2項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 ATM交換機のセル導通試験を実行するスケジュールを
    設定するセル導通試験スケジューラを設けたことを特徴
    とする請求項2記載のATM交換機のセル導通試験方
    式。
  5. 【請求項5】 2項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 試験セルを識別し、試験セルを廃棄する試験セル廃棄部
    を設け、 前記セルカウンタのカウント値からマルチポイント通信
    の各加入者カードで受信した試験セル数をカウントし、
    カウント後の試験セルは試験セル廃棄部で廃棄すること
    を特徴とする請求項2記載のATM交換機のセル導通試
    験方式。
  6. 【請求項6】 2項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 非サービス状態の加入者カードからの試験セルの通過、
    廃棄を制御する試験セル制御部を設け、 セルに試験セルであることを表示し、ワーキングライン
    側、プロテクションライン側に送出し、ワーキングライ
    ン側、プロテクションライン側の一方で折り返し設定を
    行ない、試験セルは折り返し設定された側で折り返さ
    れ、他方の折り返し設定されない側では前記試験セル制
    御部により試験セルを廃棄することを特徴とする請求項
    2記載のATM交換機のセル導通試験方式。
  7. 【請求項7】 2項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 回線側から折り返されたセルに、試験セルであることを
    表示するビットを付与する試験セル表示ビット付与部を
    設け、 回線側で折り返したセルに試験セルであることを表示す
    るビットを付加して、試験セル導通試験を行なうことを
    特徴とする請求項2記載のATM交換機のセル導通試験
    方式。
  8. 【請求項8】 2項記載のATM交換機のセル導通試験
    方式において、 0系、1系のATM交換機に組み込まれた0系、1系の
    試験装置を設け、 0系、1系の独立の折り返し設定を行ない、現用系、予
    備系の試験セル導通試験を同時に行なうことを特徴とす
    る請求項2記載のATM交換機のセル導通試験方式。
  9. 【請求項9】 前項記載の0系、1系の試験装置は、そ
    れぞれ独立に、試験セル送出速度、試験セル送出個数を
    設定することを特徴とする請求項8記載のATM交換機
    のセル導通試験方式。
  10. 【請求項10】 2項記載のATM交換機のセル導通試
    験方式において、 独立したルートのみを試験ルートを設定する試験ルート
    設定部を設けたことを特徴とする請求項2記載のATM
    交換機のセル導通試験方式。
  11. 【請求項11】 2項記載のATM交換機のセル導通試
    験方式において、 試験セルフォーマット内に試験識別番号を付与する試験
    識別番号付与部を設け、 セル導通試験を行なうとき、送出試験セル数、受信試験
    セル数を試験識別番号単位に管理することを特徴とする
    請求項2記載のATM交換機のセル導通試験方式。
  12. 【請求項12】 1項記載のATM交換機に収容される
    遠隔集線装置の導通試験方式において、 前記ATM交換機に収容される前記試験装置から試験セ
    ルを送出し、試験セルを受信した前記遠隔集線装置は試
    験ビットを付与し、被試験加入者カードに送出し、該加
    入者カードは試験セルを折り返し、前記ATM交換機内
    の前記試験装置に送出し、試験セルの導通試験を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載のATM交換機のセル導
    通試験方式。
JP34051095A 1995-12-27 1995-12-27 Atm交換機のセル導通試験方式 Expired - Fee Related JP3175571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34051095A JP3175571B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 Atm交換機のセル導通試験方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34051095A JP3175571B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 Atm交換機のセル導通試験方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09181735A true JPH09181735A (ja) 1997-07-11
JP3175571B2 JP3175571B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=18337671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34051095A Expired - Fee Related JP3175571B2 (ja) 1995-12-27 1995-12-27 Atm交換機のセル導通試験方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3175571B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8411576B2 (en) 2000-08-18 2013-04-02 Juniper Networks, Inc. Route control system and route control method in a switching apparatus
JP2013115603A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Alaxala Networks Corp パケット中継装置およびシステム、障害検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8411576B2 (en) 2000-08-18 2013-04-02 Juniper Networks, Inc. Route control system and route control method in a switching apparatus
JP2013115603A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Alaxala Networks Corp パケット中継装置およびシステム、障害検出方法
US8923138B2 (en) 2011-11-29 2014-12-30 Alaxala Networks Corporation Packet relay device, packet relay system, and fault detection method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3175571B2 (ja) 2001-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7133367B2 (en) Embedded cell loopback method and system for testing in ATM networks
JP2947181B2 (ja) ループバックセル制御システム
US5796720A (en) Control method of asynchronous data communications
US6067286A (en) Data network switch with fault tolerance
EP0700229B1 (en) Connectionless communications system, test method, and intra-station control system
US5408461A (en) Path route test apparatus for use in an ATM transmission system
US5737338A (en) ATM exchange and method of testing same
JPH05136804A (ja) Atmセル誤り処理システム
US6636484B1 (en) Automatic generation of OAM cells for connection continuity detection
US11621906B2 (en) Method for test traffic generation and inspection, and associated switch input or output port and switch
US6477141B1 (en) Communication path quality monitoring method and quality monitoring apparatus
JPH04107027A (ja) データ伝送方式
JP3175571B2 (ja) Atm交換機のセル導通試験方式
JP2824483B2 (ja) Atm交換機におけるスイッチ診断方式
EP1093263A2 (en) Method and devices for cell loss detection in ATM telecommunication devices
JPH09247162A (ja) 伝送品質監視oam機能の無瞬断二重化切替回路
JP3131945B2 (ja) 回線試験装置及び方法
CA2233191A1 (en) Method for the reception of message cells from low-priority connections from only one of a number of redundant transmission paths
EP0820669A1 (en) Data network switch with fault tolerance
JPH09238139A (ja) Atm交換機試験装置
JP3376272B2 (ja) 信号処理装置の接続試験方式
JP2738344B2 (ja) Atmセルループバック方式
JP2001230780A (ja) 非同期転送モード伝送装置における故障検出装置
JP2001053756A (ja) パス監視装置
JPH1084344A (ja) Atm交換機の診断方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010306

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees