JPH09181734A - 館内情報伝送システム - Google Patents

館内情報伝送システム

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JPH09181734A
JPH09181734A JP7339495A JP33949595A JPH09181734A JP H09181734 A JPH09181734 A JP H09181734A JP 7339495 A JP7339495 A JP 7339495A JP 33949595 A JP33949595 A JP 33949595A JP H09181734 A JPH09181734 A JP H09181734A
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information transmission
sub
control device
transceiver
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Koichi Ito
弘一 伊藤
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NEC Mobile Communications Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】館内の各部屋間において、映像、音声および文
字等の多様な情報を伝送可能にする。 【解決手段】主制御装置1は、各部屋に配設された送受
信機3に対しポーリング信号を周期的に送出し、情報伝
送を要求する送受信機を検知して副制御装置2−1を割
当て、また、情報伝送先の送受信機に対して副制御装置
2−2を割当てる。そして、割当てた副制御装置2の送
受信周波数を対応する送受信機3へそれぞれ指定する。
情報伝送元の送受信機3は、指定された周波数を使用し
て副制御装置2−1へ映像、音声情報を送出する。情報
伝送先の送受信機3は、指定された周波数で副制御装置
2−2からの情報を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は館内情報伝送システ
ムに関し、特にホテル等の館内において各部屋間での映
像、音声および文字等の情報伝送を行う館内情報伝送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホテル等の館内における各部屋間
での情報交換手段は、主に電話を使用して音声によるの
が主体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のホテ
ル等における各部屋間での情報交換手段は、電話を使用
した音声によるものが主であり、映像および文字等の情
報を伝送できないため不便であった。
【0004】本発明の目的は、館内の各部屋間におい
て、映像、音声および文字等の多様な情報を伝送可能と
する館内情報伝送システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の館内情報伝送シ
ステムは、システム全体を制御する主制御装置と、この
主制御装置により割当てられて情報の伝送処理を行う複
数の副制御装置と、館内の各部屋にそれぞれ配設されて
情報の伝送処理を行う複数の送受信機と、前記主制御装
置および前記複数の副制御装置をそれぞれ接続するロー
カル回線と、前記複数の副制御装置および前記複数の送
受信機をそれぞれ接続するRF回線とを備え、前記主制
御装置は、情報伝送を要求する送受信機を検知する伝送
要求検知手段と、前記情報伝送を要求する送受信機およ
び情報伝送先の送受信機に対応して前記副制御装置をそ
れぞれ割当てて情報伝送を可能にする割当手段とを有
し、前記副制御装置は、前記情報伝送を要求する送受信
機が送出する前記情報を受信する受信手段と、受信した
情報を前記情報伝送先の送受信機へ送信する送信手段と
を有し、前記送受信機は、情報伝送要求を示す信号を送
出する伝送要求手段と、前記副制御装置へ情報を送信す
る送信手段と、前記副制御装置が送出する情報を受信す
る受信手段とを有している。
【0006】また、前記主制御装置の伝送要求検知手段
は、ポーリング信号を周期的に送出して応答信号を受信
し、前記送受信機の伝送要求手段は、前記ポーリング信
号に応じて前記情報伝送要求を示す信号を送出する。前
記主制御装置の割当手段は、前記情報伝送を要求する送
受信機および情報伝送先の送受信機に対して前記割当て
た副制御装置との通信を可能にする所定の送受信周波数
をそれぞれ指定する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態を示す構成図で
ある。ここで、主制御装置1はシステム全体を制御する
装置であり、また、複数の副制御装置2は、主制御装置
1によって割当てられて、部屋間の情報伝送処理を行う
装置である。これら装置は館内のコンピュータ室等に設
置される。
【0009】館内の各部屋には、送受信機3と、テレビ
受像機4と、ビデオカメラ5と、マイクロホン6と、キ
ーボード7と、分配器8とがそれぞれ設置されている。
そして、各部屋の送受信機3は、分配器8およびRF回
線102を介して複数の副制御装置2にそれぞれ接続さ
れている。また、複数の副制御装置2は、ローカルエリ
アネットワーク101を介して主制御装置1に接続され
ている。更に、主制御装置1は、モデム9を介して外部
の通信回線103に接続されている。
【0010】各部屋のテレビ受像機4は、図示しないT
V番組送出装置がRF回線102に送出するテレビ信号
を、分配器8を介して受信し、また、副制御装置2が送
出する映像情報Sv、音声情報Saを、送受信機3を介
して受信する。また、各部屋のビデオカメラ5は映像情
報を生成する際に使用し、マイクロホン6は音声情報を
生成する際に使用する。更に、キーボード7は、副制御
装置2に内蔵されたパーソナルコンピュータを操作する
コマンドを生成したり、文字情報を生成したり、また、
情報の伝送先を指定したりする際に使用する。
【0011】主制御装置1は、各部屋の送受信機3に対
しRF回線102を介して周期的にポーリング信号を送
出し、送受信機3からのポーリング応答信号を受信して
情報伝送要求の有無を検知する。そして、情報伝送を要
求した場合には、待機状態の副制御装置の中から情報伝
送元の送受信機に対応する副制御装置(例えば、副制御
装置2−1)を割当てる。その後、副制御装置2−1か
ら情報伝送先を通知されて、情報伝送先の送受信機に対
して情報伝送要求の有のポーリング応答信号を送出さ
せ、情報伝送先の送受信機に対応する副制御装置(例え
ば、副制御装置2−2)を割当てる。なお、各副制御装
置2には、送受信機との間で情報の授受を行うための送
受信周波数が予め設定されている。
【0012】主制御装置1は、副制御装置2を割当てる
と共に、割当てた副制御装置の送受信周波数を、対応す
る送受信機3に指定する。送受信機3は、指定された送
受信周波数を使用することにより対応する副制御装置と
の通信が可能となる。なお、副制御装置2の設置台数
は、情報伝送要求の発生頻度を考慮して、館内の送受信
機よりも少ない台数としている。
【0013】情報伝送元に対応する副制御装置2−1
は、情報伝送元の送受信機(例えば、部屋Aの送受信機
3A)が所定の送信周波数を使用してRF回線102へ
送出する情報を受信し、これを一旦記憶媒体に格納し、
情報伝送先(例えば、部屋Bの送受信機3B)を主制御
装置1へ通知する。主制御装置1により送受信機3Bに
対応する副制御装置2−2が割当てられた後、記憶媒体
に格納した伝送情報を副制御装置2−2へ転送する。副
制御装置2−2は、転送された情報を所定の送信周波数
によりRF回線102を介して送受信機3Bへ送出す
る。
【0014】ところで、各部屋の送受信機3は、図2に
示すように、主制御装置1からのポーリング信号に応じ
て応答信号S1を送出すると共に、主制御装置1から送
受信周波数の指定を受けて送受信を制御する制御部31
と、ビデオカメラ5の映像出力を所定周波数の映像信号
S2として出力する映像変調部32と、マイクロホン6
の音声出力を指定周波数の音声信号S3として出力する
音声変調部33と、キーボード7のキー情報を指定周波
数のキー入力信号S4として出力するキー入力変調部3
4と、副制御装置2から送出される映像音声信号S5を
復調して映像出力Svおよび音声出力Saとしてテレビ
受像機4へ出力する映像音声復調部35とを有してい
る。
【0015】副制御装置2は、図3に示すように、各部
屋の送受信機3からの映像,音声,キー入力の各信号S
2,S3,S4を分配すると共に、映像音声変調部25
が出力する映像音声信号S5を送出する分配合成器21
と、映像信号S2を復調する映像復調部22と、音声信
号S3を復調する音声復調部23と、キー入力信号S4
を復調するキー入力復調部24と、映像復調部22,音
声復調部23およびキー入力復調部24の出力を一旦保
持する情報記憶部26と、キー入力復調部24の出力お
よび主制御装置1の指示に応じて、情報記憶部26に一
旦保持した情報を指定された副制御装置へ転送したり、
映像音声変調部25へ送出したりするパソコン27とを
有している。
【0016】次に各装置の動作について説明する。
【0017】図4は主制御装置1の動作を示すフローチ
ャートである。
【0018】まず、各部屋に配設された送受信機3の識
別アドレスを含む所定周波数のポーリング信号を生成
し、周期的にRF回線102へ送出する(ステップ4
1)。これにより、各部屋の送受信機3の制御部31
は、自機宛のポーリング信号を識別受信し、情報伝送要
求の有無を示す応答信号S1を送出する。
【0019】主制御装置1は、送受信機3からのポーリ
ング応答信号を受信し(ステップ42)、この応答信号
が情報伝送を要求している場合(ステップ43)、待機
状態の副制御装置を割当てると共に(ステップ44)、
割当てた副制御装置との通信を可能にする所定の送受信
周波数を情報伝送元の送受信機に指定する(ステップ4
5)。
【0020】その後、副制御装置から情報伝送先の通報
を受けたときに(ステップ46)、情報伝送先の送受信
機に対しポーリング信号を送出して情報伝送のあること
を通知し、情報伝送先の送受信機に対応する副制御装置
を割当て(ステップ47)、割当てた副制御装置の送受
信周波数を情報伝送先の送受信機に指定する(ステップ
48)。これにより、副制御装置を介して情報伝送元の
送受信機から情報伝送先の送受信機への情報伝送が可能
となる。
【0021】その後、副制御装置から情報伝送終了の通
報を受けたときに(ステップ49)、周波数指定を解除
するコマンドを該当する送受信機に送出し、送受信機と
副制御装置との通信を終了させる(ステップ50)。
【0022】図5は副制御装置2の動作を示すフローチ
ャートであり、情報伝送元に対応する副制御装置の場合
を示している。
【0023】副制御装置2は、主制御装置1から割当て
指定を受けて動作を開始する(ステップ51)。各復調
部22,23,24および映像音声変調部25は、情報
伝送を要求した送受信機との情報通信を行う(ステップ
52)。受信した情報を一旦記憶保持した後(ステップ
53)、情報伝送先を主制御部へ通知する(ステップ5
4)。その後、主制御装置1から情報伝送先に対応する
副制御装置の指定を受け(ステップ55)、記憶保持し
ている情報を情報伝送先に対応する副制御装置へ転送す
る(ステップ56)。情報伝送が終了したとき、主制御
装置1に対し伝送終了を通報する(ステップ57)。
【0024】なお、情報伝送先に対応する副制御装置の
場合は、情報伝送元に対応する副制御装置から情報の転
送を受けた後、情報伝送先の送受信機へ送信する。
【0025】図6は送受信機3の動作を示すフローチャ
ートである。
【0026】情報伝送を要求するとき、伝送要求を示す
ポーリング応答信号を送出する(ステップ61)。その
後、主制御装置1から送受信周波数の指定を受け(ステ
ップ62)、指定された周波数を使用して副制御装置へ
情報を送信し、また、副制御装置からの情報を受信する
(ステップ63)。その後、主制御装置1から周波数指
定を解除するコマンドを受けて動作終了する(ステップ
64)。
【0027】例えば、部屋Aから部屋Bへ情報を伝送す
る場合、部屋Aの使用者は、まず、部屋Aの送受信機3
Aの制御部31から情報伝送を要求するポーリング応答
信号を送出させる。主制御装置1から送受信周波数の指
定を受けた後、キーボード7を操作して、伝送元の番号
(部屋Aの番号)、伝送先の番号(部屋Bの番号)、情
報の種別(映像、音声、キーボード入力)等を入力す
る。そして、伝送する情報が映像であればビデオカメラ
5を使用し、音声であればマイク6を使用し、文字デー
タであればキーボード7から入力する。この場合、テレ
ビ受像機4に表示される副制御装置2からの応答情報に
基づいて、副制御装置2へ情報伝送の操作を実行する。
【0028】なお、主制御装置1を経由して外部の通信
回線103へ情報を送出することにより、舘外の送信先
へも伝送可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、館
内の各部屋に、映像、音声および文字等の情報を伝送す
る送受信機を配設し、また、館内の一室には、全体を制
御する主制御装置および情報伝送処理を行う複数の副制
御装置を配設し、これら装置をそれぞれ回線により接続
し、主制御装置により情報伝送元および情報伝送先の送
受信機に対応する副制御装置を割当て、割当てた副制御
装置の送受信周波数を対応する送受信機に指定し、副制
御装置を介して情報伝送元から情報伝送先の送受信機へ
の情報伝送を行うことにより、館内の各部屋間で多様な
情報伝送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示した送受信機3のブロック図である。
【図3】図1に示した副制御装置2のブロック図であ
る。
【図4】図1に示した主制御装置1の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】図1に示した副制御装置2の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】図1に示した送受信機3の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 主制御装置 2 副制御装置 3 送受信機 101 ローカルエリアネットワーク 102 RF回線 103 外部の通信回線 41〜50 主制御装置1の動作を示すステップ 51〜57 副制御装置2の動作を示すステップ 61〜64 送受信機3の動作を示すステップ S1 ポーリング応答信号 S2 映像信号 S3 音声信号 S4 キー入力信号 S5 映像音声信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 館内の各部屋間で映像、音声および文字
    等の情報を伝送する館内情報伝送システムにおいて、前
    記館内の一室に配設されてシステム全体を制御する主制
    御装置と、この主制御装置により割当てられて前記情報
    の伝送処理を行う複数の副制御装置と、前記各部屋にそ
    れぞれ配設されて前記情報の伝送処理を行う複数の送受
    信機と、前記主制御装置および前記複数の副制御装置を
    それぞれ接続するローカル回線と、前記複数の副制御装
    置および前記複数の送受信機をそれぞれ接続するRF回
    線とを備え、 前記主制御装置は、情報伝送を要求する送受信機を検知
    する伝送要求検知手段と、前記情報伝送を要求する送受
    信機および情報伝送先の送受信機に対応して前記副制御
    装置をそれぞれ割当てて情報伝送を可能にする割当手段
    とを有し、 前記副制御装置は、前記情報伝送を要求する送受信機が
    送出する前記情報を受信する受信手段と、受信した情報
    を前記情報伝送先の送受信機へ送信する送信手段とを有
    し、 前記送受信機は、情報伝送要求を示す信号を送出する伝
    送要求手段と、前記副制御装置へ前記情報を送信する送
    信手段と、前記副制御装置が送出する情報を受信する受
    信手段とを有していることを特徴とする館内情報伝送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記主制御装置の伝送要求検知手段は、
    ポーリング信号を周期的に送出して応答信号を受信し、
    前記送受信機の伝送要求手段は、前記ポーリング信号に
    応じて前記情報伝送要求を示す信号を送出することを特
    徴とする請求項1記載の館内情報伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記主制御装置の割当手段は、前記情報
    伝送を要求する送受信機および情報伝送先の送受信機に
    対して前記割当てた副制御装置との通信を可能にする所
    定の送受信周波数をそれぞれ指定することを特徴とする
    請求項1記載の館内情報伝送システム。
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