JPH09181348A - フォトダイオード - Google Patents
フォトダイオードInfo
- Publication number
- JPH09181348A JPH09181348A JP7336932A JP33693295A JPH09181348A JP H09181348 A JPH09181348 A JP H09181348A JP 7336932 A JP7336932 A JP 7336932A JP 33693295 A JP33693295 A JP 33693295A JP H09181348 A JPH09181348 A JP H09181348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- heavy metal
- shaped groove
- metal
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐放射線性の高いフォトダイオードを提供す
ることである。 【解決手段】 受光領域の周辺に形成されたPN接合界
面まで達したV字形状溝16と、このV字形状溝16の
溝壁16aに形成された絶縁膜18と、この絶縁膜18
上に形成されたCr/Cr−Cu/Cu−Sn膜20
と、絶縁膜及びCr/Cr−Cu/Cu−Sn膜を介し
てV字形状溝に充填されたPb−Sn合金とを備える。
ることである。 【解決手段】 受光領域の周辺に形成されたPN接合界
面まで達したV字形状溝16と、このV字形状溝16の
溝壁16aに形成された絶縁膜18と、この絶縁膜18
上に形成されたCr/Cr−Cu/Cu−Sn膜20
と、絶縁膜及びCr/Cr−Cu/Cu−Sn膜を介し
てV字形状溝に充填されたPb−Sn合金とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐放射線性の高
いフォトダイオードに関するものである。
いフォトダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトダイオードには、受光面の
周囲に垂直なトレンチ溝を形成し、このトレンチ溝にモ
リブデン金属を埋め込んだ構造のものが存在する(特開
昭62−234368号公報参照)。このフォトダイオ
ードにおいては、トレンチ溝に埋め込まれたモリブデン
金属により斜め方向から入射する光を遮光し、ノイズの
発生を防止している。
周囲に垂直なトレンチ溝を形成し、このトレンチ溝にモ
リブデン金属を埋め込んだ構造のものが存在する(特開
昭62−234368号公報参照)。このフォトダイオ
ードにおいては、トレンチ溝に埋め込まれたモリブデン
金属により斜め方向から入射する光を遮光し、ノイズの
発生を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォトダイ
オードをX線等の放射線の検出に用いることがある。こ
の場合、上述の垂直なトレンチ溝にモリブデン金属を埋
め込んだ構造のフォトダイオードでは、垂直方向に対し
て少しでも角度を有して放射線が入射した場合には、放
射線がトレンチ溝に面したP/N接合部にあたるため表
面リーク電流が増加し、ノイズが発生するという問題が
あった。
オードをX線等の放射線の検出に用いることがある。こ
の場合、上述の垂直なトレンチ溝にモリブデン金属を埋
め込んだ構造のフォトダイオードでは、垂直方向に対し
て少しでも角度を有して放射線が入射した場合には、放
射線がトレンチ溝に面したP/N接合部にあたるため表
面リーク電流が増加し、ノイズが発生するという問題が
あった。
【0004】この発明の課題は、耐放射線性の高いフォ
トダイオードを提供することである。
トダイオードを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のフォトダ
イオードは、受光領域の周囲に形成されたP/N接合界
面まで達したV字型溝と、このV字型溝の溝壁に形成さ
れた絶縁膜と、この絶縁膜上に形成された金属膜と、絶
縁膜及び金属膜を介してV字型溝に充填された重金属と
を備えることを特徴とする。
イオードは、受光領域の周囲に形成されたP/N接合界
面まで達したV字型溝と、このV字型溝の溝壁に形成さ
れた絶縁膜と、この絶縁膜上に形成された金属膜と、絶
縁膜及び金属膜を介してV字型溝に充填された重金属と
を備えることを特徴とする。
【0006】従って、V字型溝に充填された重金属によ
り垂直方向からの放射線のみならず斜め方向からの放射
線を遮断でき、表面リーク電流の増加を抑制しノイズの
発生を防止できる。
り垂直方向からの放射線のみならず斜め方向からの放射
線を遮断でき、表面リーク電流の増加を抑制しノイズの
発生を防止できる。
【0007】また、請求項2記載のフォトダイオード
は、請求項1記載のフォトダイオードの重金属を、35
0℃以下の温度で溶融する重金属で構成したことを特徴
とする。
は、請求項1記載のフォトダイオードの重金属を、35
0℃以下の温度で溶融する重金属で構成したことを特徴
とする。
【0008】従って、Alスパイクを生じさせず、ま
た、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれを生じさせ
ることなく、V字型溝にPb−Sn合金ハンダを充填す
ることができる。
た、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれを生じさせ
ることなく、V字型溝にPb−Sn合金ハンダを充填す
ることができる。
【0009】また、請求項3記載のフォトダイオード
は、請求項2記載のフォトダイオードの重金属を、Pb
−Sn合金ハンダとしたことを特徴とする。
は、請求項2記載のフォトダイオードの重金属を、Pb
−Sn合金ハンダとしたことを特徴とする。
【0010】従って、200℃程度の熱処理を行なうこ
とにより、V字型溝にPb−Sn合金ハンダを充填する
ことができる。
とにより、V字型溝にPb−Sn合金ハンダを充填する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0012】図1は、この発明の実施の形態にかかるP
Nフォトダイオードの断面図であり、図2及び図3はそ
の製造工程を説明するための図である。はじめに、図2
及び図3を参照して、図1に示すPNフォトダイオード
の製造工程を説明する。
Nフォトダイオードの断面図であり、図2及び図3はそ
の製造工程を説明するための図である。はじめに、図2
及び図3を参照して、図1に示すPNフォトダイオード
の製造工程を説明する。
【0013】まず、図2(a)に示すように、エピ型ウ
エハーにより構成されるN/N+型シリコン基板10上
に、P型シリコンエピタキシャル層12を成長させ、P
/N接合を形成する。
エハーにより構成されるN/N+型シリコン基板10上
に、P型シリコンエピタキシャル層12を成長させ、P
/N接合を形成する。
【0014】次に、P型シリコンエピタキシャル層12
の表面にSiO2膜を形成し、このSiO2膜にフォトエ
ッチングにより穴を開け、電極とのオーミックコンタク
トを得るためのP+領域14をボロンイオンをイオン注
入することにより形成する。その後、P型シリコンエピ
タキシャル層12の表面に残っているSiO2膜の除去
を行なう(図2(b)参照)。
の表面にSiO2膜を形成し、このSiO2膜にフォトエ
ッチングにより穴を開け、電極とのオーミックコンタク
トを得るためのP+領域14をボロンイオンをイオン注
入することにより形成する。その後、P型シリコンエピ
タキシャル層12の表面に残っているSiO2膜の除去
を行なう(図2(b)参照)。
【0015】次に、図2(c)に示すように、P/N接
合部分を分離するためのV字型溝16をアルカリ異方性
エッチッング液を用いたウエットエッチングにより形成
する。ここで、形成されたこのV字型溝16は、P/N
接合界面(N/N+型シリコン基板10)に到達する深
さを有するものであり、このV字型溝16は、受光領域
30の周囲に形成される(断面図においては、一方のV
字型溝16のみを示す。)。
合部分を分離するためのV字型溝16をアルカリ異方性
エッチッング液を用いたウエットエッチングにより形成
する。ここで、形成されたこのV字型溝16は、P/N
接合界面(N/N+型シリコン基板10)に到達する深
さを有するものであり、このV字型溝16は、受光領域
30の周囲に形成される(断面図においては、一方のV
字型溝16のみを示す。)。
【0016】その後、図3(d)に示すように、シリコ
ンの表面を保護するためのパッシベーション膜18を形
成すると共に、V字型溝16の傾斜部16aにV字型溝
に浸透充填される重金属の密着性を高め、表面張力の影
響を和らげるためにCr/Cr−Cu/Cu−Snを順
次蒸着し、3層構造とした金属膜20を形成する。(図
3(e)参照)。
ンの表面を保護するためのパッシベーション膜18を形
成すると共に、V字型溝16の傾斜部16aにV字型溝
に浸透充填される重金属の密着性を高め、表面張力の影
響を和らげるためにCr/Cr−Cu/Cu−Snを順
次蒸着し、3層構造とした金属膜20を形成する。(図
3(e)参照)。
【0017】次に、V字型溝16上にPb−Sn合金ハ
ンダ(Pb≒40%、Sn≒60%)22を置き、20
0℃の熱処理を行なうことにより、Pb−Sn合金ハン
ダ22を、V字型溝16内に浸透充填させることができ
る。ここで、200℃の温度は、Alスパイクが発生
し、また、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれが発
生する400℃よりも低い温度であることから、Alス
パイクの発生、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれ
の発生を防止することができる。
ンダ(Pb≒40%、Sn≒60%)22を置き、20
0℃の熱処理を行なうことにより、Pb−Sn合金ハン
ダ22を、V字型溝16内に浸透充填させることができ
る。ここで、200℃の温度は、Alスパイクが発生
し、また、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれが発
生する400℃よりも低い温度であることから、Alス
パイクの発生、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれ
の発生を防止することができる。
【0018】また、V字型溝に浸透充填される重金属の
密着性を高め、表面張力の影響を和らげるためにCr/
Cr−Cu/Cu−Sn金属20をV字型溝16の傾斜
部16aに蒸着しているため、シリコン酸化膜となじみ
にくいPb−Sn合金ハンダ22をV字型溝16に充填
しやすい。
密着性を高め、表面張力の影響を和らげるためにCr/
Cr−Cu/Cu−Sn金属20をV字型溝16の傾斜
部16aに蒸着しているため、シリコン酸化膜となじみ
にくいPb−Sn合金ハンダ22をV字型溝16に充填
しやすい。
【0019】次に、図3(f)に示すように,パッシベ
ーション膜18にコンタクトホール24を形成してAl
の電極26の取り出しを行なう。また、裏面のコンタク
トはAuの電極28により形成される。
ーション膜18にコンタクトホール24を形成してAl
の電極26の取り出しを行なう。また、裏面のコンタク
トはAuの電極28により形成される。
【0020】このようにして製造されたこの発明の実施
の形態にかかるPNフォトダイオードは、図1に示す構
成を有するものであり、受光領域30の周囲(断面図で
は一端のみを示す)に、Pb−Sn合金ハンダ22が充
填されたV字型溝16を備えるものである。
の形態にかかるPNフォトダイオードは、図1に示す構
成を有するものであり、受光領域30の周囲(断面図で
は一端のみを示す)に、Pb−Sn合金ハンダ22が充
填されたV字型溝16を備えるものである。
【0021】次に、図4を参照して実施の形態にかかる
PNフォトダイオードをマトリクス状に配列して構成さ
れる撮像素子42を用いた放射線検出器について説明す
る。
PNフォトダイオードをマトリクス状に配列して構成さ
れる撮像素子42を用いた放射線検出器について説明す
る。
【0022】この放射線検出器は、図4(a)に示すよ
うに撮像素子42の上面に接着層44を介してシンチレ
ータ46が設けられた構成になっている。この放射線検
出器においては、放射線源48から照射され、検出体5
0を通過してフォトダイオードに入射する放射線を検出
する。
うに撮像素子42の上面に接着層44を介してシンチレ
ータ46が設けられた構成になっている。この放射線検
出器においては、放射線源48から照射され、検出体5
0を通過してフォトダイオードに入射する放射線を検出
する。
【0023】ここで、図4(a)の円内の部分を拡大し
たのが図4(b)である。この図において(X),
(Y),(Z)で示すものは、入射する放射線である。
この(X),(Y),(Z)の放射線は、V字型溝16
にPb−Sn合金ハンダ22が充填されていない場合に
は、図中点線で示すように、いずれもP/N接合部に照
射されるものである。しかしながら、この実施の形態の
PNフォトダイオードによれば、Pb−Sn合金ハンダ
22が充填されたV字型溝16により、入射した放射線
がP/N接合部にあたることを防止することができ、表
面リーク電流の増加を抑制しノイズの発生を防止するこ
とができる。
たのが図4(b)である。この図において(X),
(Y),(Z)で示すものは、入射する放射線である。
この(X),(Y),(Z)の放射線は、V字型溝16
にPb−Sn合金ハンダ22が充填されていない場合に
は、図中点線で示すように、いずれもP/N接合部に照
射されるものである。しかしながら、この実施の形態の
PNフォトダイオードによれば、Pb−Sn合金ハンダ
22が充填されたV字型溝16により、入射した放射線
がP/N接合部にあたることを防止することができ、表
面リーク電流の増加を抑制しノイズの発生を防止するこ
とができる。
【0024】なお、上述の実施の形態においては、PN
フォトダイオードに本願の発明を適応した場合について
説明したが、本願の発明をアバランシェフォトダイオー
ドに適応することも可能である。
フォトダイオードに本願の発明を適応した場合について
説明したが、本願の発明をアバランシェフォトダイオー
ドに適応することも可能である。
【0025】また、上述の実施の形態においては、N/
N+型シリコン基板10をN+型ウエハーの上にN型シリ
コンエピタキシャル層を形成したエピ型ウエハーにより
構成しているが、これに限らずNウエハーの裏面にN+
層を拡散により形成した拡散型ウエハーにより構成して
もよい。
N+型シリコン基板10をN+型ウエハーの上にN型シリ
コンエピタキシャル層を形成したエピ型ウエハーにより
構成しているが、これに限らずNウエハーの裏面にN+
層を拡散により形成した拡散型ウエハーにより構成して
もよい。
【0026】また、上述の実施の形態においては、P+
領域14をボロンイオンをイオン注入することにより形
成したが、これに限らず熱拡散により形成してもよい。
領域14をボロンイオンをイオン注入することにより形
成したが、これに限らず熱拡散により形成してもよい。
【0027】更に、上述の実施の形態においては、V字
型溝16に埋め込む金属としてPb−Sn合金ハンダを
用いているが、Alスパイク、不純物濃度や拡散長の設
計値からのずれが生じる400℃よりも低い融点、好ま
しくは350℃以下の融点を有する重金属であればPb
−Sn合金ハンダに限定されない。
型溝16に埋め込む金属としてPb−Sn合金ハンダを
用いているが、Alスパイク、不純物濃度や拡散長の設
計値からのずれが生じる400℃よりも低い融点、好ま
しくは350℃以下の融点を有する重金属であればPb
−Sn合金ハンダに限定されない。
【0028】また、上述の実施の形態においては、V字
型溝に浸透充填される重金属の密着性を高め、表面張力
の影響を和らげるためにCr/Cr−Cu/Cu−Sn
金属を用いているが、これに限らず、Ti等のように絶
縁膜と密着性の良い金属を蒸着し、その上にAu等Pb
−Sn合金ハンダとなじみの良い金属を蒸着するという
2層構造によりV字型溝に浸透充填される重金属の密着
性を高め、表面張力の影響を和らげるための金属を構成
してもよい。更に、Ti−Pt−Auを順次蒸着させて
3層構造によりV字型溝に浸透充填される重金属の密着
性を高め、表面張力の影響を和らげるための金属を構成
してもよい。
型溝に浸透充填される重金属の密着性を高め、表面張力
の影響を和らげるためにCr/Cr−Cu/Cu−Sn
金属を用いているが、これに限らず、Ti等のように絶
縁膜と密着性の良い金属を蒸着し、その上にAu等Pb
−Sn合金ハンダとなじみの良い金属を蒸着するという
2層構造によりV字型溝に浸透充填される重金属の密着
性を高め、表面張力の影響を和らげるための金属を構成
してもよい。更に、Ti−Pt−Auを順次蒸着させて
3層構造によりV字型溝に浸透充填される重金属の密着
性を高め、表面張力の影響を和らげるための金属を構成
してもよい。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、V字型溝に重金属を
充填したことにより、斜め方向から入射する放射線のみ
ならず、垂直方向から入射する放射線も遮断でき、表面
リーク電流の増加を抑制しノイズの発生を防止できる。
充填したことにより、斜め方向から入射する放射線のみ
ならず、垂直方向から入射する放射線も遮断でき、表面
リーク電流の増加を抑制しノイズの発生を防止できる。
【0030】また、金属膜としてCr/Cr−Cu/C
u−Sn金属等を用いた場合には、V字型溝に充填され
る重金属とシリコン酸化膜とのなじみをよくし、重金属
を確実にV字型溝に充填することができる。
u−Sn金属等を用いた場合には、V字型溝に充填され
る重金属とシリコン酸化膜とのなじみをよくし、重金属
を確実にV字型溝に充填することができる。
【0031】また、重金属として350℃以下の温度で
溶融する重金属を用いた場合には、Alスパイクを生じ
させず、また、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれ
を生じさせることなく、V字型溝に重金属を充填するこ
とができる。
溶融する重金属を用いた場合には、Alスパイクを生じ
させず、また、不純物濃度や拡散長の設計値からのずれ
を生じさせることなく、V字型溝に重金属を充填するこ
とができる。
【0032】更に、重金属をPb−Sn合金ハンダとし
た場合には、200℃程度の熱処理を行なうことによ
り、Pb−Sn合金ハンダを充填することができる。ま
た、Pb−Sn合金ハンダは、入手も容易な重金属であ
ることから、フォトダイオードに用いる材料として適し
ている。
た場合には、200℃程度の熱処理を行なうことによ
り、Pb−Sn合金ハンダを充填することができる。ま
た、Pb−Sn合金ハンダは、入手も容易な重金属であ
ることから、フォトダイオードに用いる材料として適し
ている。
【図1】本願発明の実施の形態のPNフォトダイオード
の構造を示す断面図である。
の構造を示す断面図である。
【図2】実施の形態のPNフォトダイオードの製造工程
(前半)を示す工程断面図である。
(前半)を示す工程断面図である。
【図3】実施の形態のPNフォトダイオードの製造工程
(後半)を示す工程断面図である。
(後半)を示す工程断面図である。
【図4】実施の形態のPNフォトダイオードを用いた放
射線検出に放射線が照射される状態を示す図である。
射線検出に放射線が照射される状態を示す図である。
10…N/N+型シリコン基板、12…P型シリコンエ
ピタキシャル層、14…P+領域、16…V字型溝、1
6a…傾斜部、18…パッシベーション膜、20…金属
膜、26,28…電極、42…撮像素子、46…シンチ
レータ。
ピタキシャル層、14…P+領域、16…V字型溝、1
6a…傾斜部、18…パッシベーション膜、20…金属
膜、26,28…電極、42…撮像素子、46…シンチ
レータ。
Claims (3)
- 【請求項1】 受光領域の周囲に形成されたP/N接合
界面まで達したV字型溝と、 このV字型溝の溝壁に形成された絶縁膜と、 この絶縁膜上に形成された金属膜と、 前記絶縁膜及び前記金属膜を介してV字型溝に充填され
た重金属とを備えることを特徴とするフォトダイオー
ド。 - 【請求項2】 前記重金属は、350℃以下の温度で溶
融する重金属であることを特徴とする請求項1記載のフ
ォトダイオード。 - 【請求項3】 前記重金属は、Pb−Sn合金ハンダで
あることを特徴とする請求項2記載のフォトダイオー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336932A JPH09181348A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | フォトダイオード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7336932A JPH09181348A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | フォトダイオード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181348A true JPH09181348A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18303970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7336932A Pending JPH09181348A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | フォトダイオード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181348A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007227750A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
WO2019189700A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光検出器 |
CN110649153A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-03 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 一种多层金属薄膜键合层结构及其制备方法 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP7336932A patent/JPH09181348A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007227750A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Seiko Instruments Inc | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
JP4584159B2 (ja) * | 2006-02-24 | 2010-11-17 | セイコーインスツル株式会社 | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
WO2019189700A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光検出器 |
CN111937151A (zh) * | 2018-03-30 | 2020-11-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 光检测器 |
JPWO2019189700A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2021-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光検出器 |
US11888003B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-01-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Photodetector |
CN110649153A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-01-03 | 中国电子科技集团公司第二十六研究所 | 一种多层金属薄膜键合层结构及其制备方法 |
CN110649153B (zh) * | 2019-09-26 | 2022-09-30 | 中电科技集团重庆声光电有限公司 | 一种多层金属薄膜键合层结构及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI481052B (zh) | Photodiode and photodiode array | |
JP5185205B2 (ja) | 半導体光検出素子 | |
TWI476906B (zh) | Photodiode and photodiode array | |
JP2006019360A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
JP2007067393A (ja) | クロストークの少ないcmosイメージセンサ | |
WO2005008788A1 (ja) | 裏面入射型光検出素子 | |
EP0022388B1 (fr) | Procédé de fabrication d'un transistor à effet de champ du type DMOS à fonctionnement vertical | |
TW201117406A (en) | Semiconductor optical detecting element and method of manufacturing semiconductor optical detecting element | |
JP2006054263A (ja) | 固体撮像装置およびその製造方法 | |
US5710447A (en) | Solid state image device having a transparent Schottky electrode | |
JP2013093609A (ja) | 半導体光検出素子 | |
JP3471394B2 (ja) | 半導体紫外線センサ | |
FR3027156A1 (fr) | Photodiode pincee a faible courant d'obscurite | |
JP2010503242A (ja) | 背面照射型撮像センサのスミアを低減する方法および装置 | |
JP2005019465A (ja) | フォトダイオードアレイ及びその製造方法 | |
JPS61133659A (ja) | 半導体受光素子の製造方法 | |
JPH09181348A (ja) | フォトダイオード | |
JP5005227B2 (ja) | 光検出素子、及び光検出素子の製造方法 | |
US20180286899A1 (en) | Method of manufacturing optical semiconductor device | |
JP2011187501A (ja) | シリコン検出器およびシリコン検出器の製造方法 | |
JP3681190B2 (ja) | 高耐圧プレーナ型受光素子 | |
JP2010118709A (ja) | 固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法 | |
JPH11274465A (ja) | 固体撮像装置、受光素子、並びに半導体の製造方法 | |
JPH07162025A (ja) | 半導体紫外線センサ | |
JP2000299487A (ja) | 紫外線用受光素子 |