JP2000299487A - 紫外線用受光素子 - Google Patents

紫外線用受光素子

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JP2000299487A
JP2000299487A JP11109630A JP10963099A JP2000299487A JP 2000299487 A JP2000299487 A JP 2000299487A JP 11109630 A JP11109630 A JP 11109630A JP 10963099 A JP10963099 A JP 10963099A JP 2000299487 A JP2000299487 A JP 2000299487A
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Koji Okamoto
浩二 岡本
Tatsumi Yamanaka
辰己 山中
Yasuo Hakamata
康男 袴田
Yoshimarou Fujii
義磨郎 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経時的に高信頼性の紫外線用受光素子を提供す
る。 【解決手段】n+型シリコン基板1上にn-型エピタキシ
ャル層2が形成され、このn-型エピタキシャル層2に
p型の第一の不純物層3、p型のガードリング層4、n
+型のチャネルストッパ層5、およびn型の第二の不純
物層6が形成され、n-型エピタキシャル層2上にシリ
コン酸化膜7が形成され、シリコン酸化膜7上に、金属
からなる、アノード電極8およびカソード電極9が形成
され、n+型シリコン基板1の下面にカソード電極10
が形成される。シリコン酸化膜7は、ガードリング層4
とチャネルストッパ層5との間隙に相当する範囲で厚く
形成され、この厚いシリコン酸化膜7は、カソード電極
9により覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線に対して経
時的に高信頼性である紫外線用受光素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】紫外線受光素子は紫外線エネルギーを電
気エネルギーに変換する素子であり、受光素子に逆バイ
アスを印加することによって形成される空乏層およびそ
の近傍へ紫外線が入射することでキャリアが励起され、
このキャリアが逆バイアスにより生じた電界に従って移
動し光電流が発生する。
【0003】図3に、n+型シリコン基板101上にシ
リコンからなるエピタキシャル層102を形成して紫外
線用受光素子を構成した例を示す。この受光素子に紫外
線が入射した場合、表面に設けられた絶縁物層であるシ
リコン酸化膜105中で正電荷が発生し、シリコン酸化
膜105とその下部のシリコン半導体との界面に界面準
位を生じさせることがある。界面準位は、漏れ電流や暗
電流の発生の要因となるためノイズ成分が増加し、素子
の信頼性が低下するという問題がある。
【0004】この現象は、受光領域Bの外側部分、特
に、p型不純物層103とn+型チャネルストッパ層1
04で挟まれたエピタキシャル層102(間隙部分C)
とシリコン酸化膜105の界面で界面準位が発生した時
に大きな問題となる。また、アノード電極106とカソ
ード電極107を介して素子に逆バイアスが印加される
と、間隙部分Cでは空乏層が生じるが、紫外線がシリコ
ン酸化膜105を通過してこの空乏層の領域まで入射す
ると、この部分でキャリアが生じ、素子の感度が不安定
となり、信頼性が低下するという問題も生じる。
【0005】このような問題を解決するために、例え
ば、特開平6−310697号公報では、受光領域の外
側のシリコン酸化膜をポリシリコン(多結晶シリコン)
層で覆うという手法が提案されている。この手法によれ
ば、照射された紫外線がポリシリコン層に遮光され、シ
リコン酸化膜やこの下部の半導体層に到達しないとされ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
研究によれば、ポリシリコンは紫外線、特に強い紫外線
に対して十分な遮光性を有していないことが分かってき
ており、紫外線がポリシリコン層を通過して、このポリ
シリコン層の下部にあるシリコン酸化膜やエピタキシャ
ル層まで到達し、信頼性が低下するという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来の技術的課題に
鑑みてなされたものであり、紫外線用受光素子を経時的
に高信頼性にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紫外線用受
光素子は、(1)第一導電型不純物が高濃度にドープさ
れた半導体基板と、(2)この半導体基板上に形成さ
れ、第一導電型不純物が低濃度にドープされたエピタキ
シャル層と、(3)このエピタキシャル層の表層に形成
され、第二導電型不純物がドープされた第一の不純物層
と、(4)この第一の不純物層の周囲のエピタキシャル
層に形成され、第一の不純物層よりも深くかつ内周が第
一の不純物層と接続するように、第二導電型の不純物が
ドープされたガードリング層と、(5)このガードリン
グ層の周囲のエピタキシャル層にガードリング層と離隔
して形成され、第一導電型不純物が高濃度にドープされ
たチャネルストッパ層と、(6)上記エピタキシャル層
上に形成された絶縁物層と、(7)絶縁物層上に形成さ
れ、絶縁物層に形成されたスルーホールを介して、ガー
ドリング層に接続された第一金属層と、(8)絶縁物層
上に形成され、絶縁物層に形成されたスルーホールを介
して、チャネルストッパ層に接続された第二金属層とを
備え、絶縁物層が、ガードリング層とチャネルストッパ
層との間隙に相当する範囲で厚く形成され、この厚く形
成された絶縁物層を、第一金属層もしくは第二金属層の
一方が覆っていることを特徴とする。
【0009】このような構成にすることにより、紫外線
による信頼性低下の原因となりやすい範囲(ガードリン
グ層とチャネルストッパ層との間隙に相当する範囲)に
おいて、紫外線が金属層で遮られることにより、金属層
の下の絶縁物層およびその下のエピタキシャル層に到達
しない。
【0010】また、紫外線がアノード電極とカソード電
極との間隙から入射しても、この間隙部分の絶縁物層は
相対的に薄くなっているので、この絶縁物層におけるチ
ャージの発生が抑えられ、シリコン半導体との界面にお
ける界面準位の発生が抑制される。
【0011】また、厚く形成された絶縁物層を第一金属
層が覆うようにしたときは、絶縁物層が厚いために第一
金属層がチャンネルストッパ層とガードリング層の間隙
のエピタキシャル層に与えるMOS効果は少なくなり、
逆に、厚く形成された絶縁物層を第二金属層が覆うよう
にしたときには、かかるMOS効果による不具合は原理
的に生じない。
【0012】さらに、本発明に係る紫外線用受光素子
は、ガードリング層とチャネルストッパ層に挟まれるエ
ピタキシャル層の表層に、エピタキシャル層より高濃度
でかつチャネルストッパ層より低濃度の第一導電型不純
物がドープされた第二の不純物層を更に備える構成にし
てもよい。
【0013】このような構成にすることにより、素子に
逆バイアスが印加された時に、ガードリング層とチャネ
ルストッパ層とに挟まれるエピタキシャル層に生じる空
乏層が小さくなり、この領域に紫外線が万が一入射して
も、不純物がドープされない場合に比べてキャリアの発
生する数が減り、経時的にも耐久性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0015】第1図は、この発明の第一実施形態に係る
紫外線用受光素子の構造を示す断面図である。
【0016】この紫外線用受光素子は、n型不純物が高
濃度にドープされたn+型シリコン基板1と、このn+
シリコン基板1上に形成され、n型不純物が低濃度にド
ープされたシリコンからなるn-型エピタキシャル層2
と、このn-型エピタキシャル層2の表層に形成され、
p型不純物がドープされた第一の不純物層3と、この第
一の不純物層3の周囲のn-型エピタキシャル層2に形
成され、第一の不純物層3よりも深くかつ内周が第一の
不純物層3と接続するように、p型不純物がドープされ
たガードリング層4と、このガードリング層4の周囲の
-型エピタキシャル層2にガードリング層4と離隔し
て形成され、n型不純物が高濃度にドープされたチャネ
ルストッパ層5と、ガードリング層4とチャネルストッ
パ層5の間隙のn-型エピタキシャル層2の表層に形成
され、n-型エピタキシャル層2より高濃度でかつチャ
ネルストッパ層5より低濃度のn型不純物がドープされ
た第二の不純物層6を備えている。
【0017】そして、上記のようなシリコン半導体上、
すなわち、第一の不純物層3、ガードリング層4、チャ
ネルストッパ層5および第二の不純物層6上には、シリ
コン酸化膜7が形成され、このシリコン酸化膜7上に
は、シリコン酸化膜7に形成されたスルーホールを介し
てガードリング層4に接続されたアノード電極8と、シ
リコン酸化膜7に形成されたスルーホールを介してチャ
ネルストッパ層5に接続されたカソード電極9を備えて
おり、さらにn+型シリコン基板1の下面に形成された
カソード電極10を備えて構成されている。
【0018】本実施形態において特徴的なことは、第一
に、ガードリング層4とチャネルストッパ層5の間隙の
-型エピタキシャル層2の表層に第二の不純物層6が
形成され、この第二の不純物層6に、n-型エピタキシ
ャル層2より高濃度でかつチャネルストッパ層5より低
濃度のn型不純物がドープされていることである。
【0019】第二の特徴は、表面に形成されたシリコン
酸化膜7の厚さが各部において異なっていることであ
る。具体的には、受光領域Aでは薄く25nm程度に、
第二の不純物層6上では受光領域Aよりも5倍以上、好
ましくは10倍以上厚く、例えば400nm程度の厚さ
に形成され、チャネルストッパ層5上ではその中間の厚
さの300nm程度になっていることである。
【0020】第三の特徴は、カソード電極9がガードリ
ング層4とチャネルストッパ層5の間隙に形成された第
二の不純物層6を覆うように、好ましくは第二の不純物
層6とこれに隣接するガードリング層4およびチャネル
ストッパ層5の端部を覆うように形成されていることで
ある。したがって、厚く形成されたシリコン酸化膜7の
上面および側面を覆うようにカソード電極9が形成され
ており、しかもそのカソード電極9が金属であるアルミ
ニウムで構成されていることである。
【0021】次に、上記実施形態に係る紫外線用受光素
子の作用を説明する。
【0022】受光素子の使用状態においては、アノード
電極8とカソード電極9を介して逆バイアスが印加さ
れ、空乏層が第一の不純物層3の下部およびガードリン
グ層4周辺のエピタキシャル層2に広がる。そして、検
出すべき紫外線は受光面に対して垂直方向あるいは斜方
向から入射される。
【0023】このような使用状態においては、受光素子
の信頼性低下は、受光領域Aの外側部分のシリコン酸化
膜7に紫外線が入射して正電荷を発生させ、シリコン酸
化膜7とその下部のシリコン半導体の界面に界面準位を
生じさせることにより引き起こされる。
【0024】上記実施形態においては、受光領域Aの外
側の領域がアルミニウムからなるアノード電極8および
アルミニウムからなるカソード電極9で覆われているの
で、この領域に紫外線が入射した場合、最表面がシリコ
ン酸化膜やポリシリコン膜である場合に比べて、紫外線
がシリコン酸化膜7および第二の不純物層6に到達しづ
らい。したがって、受光素子の経時的な信頼性が向上す
る。
【0025】アノード電極8とカソード電極9との間隙
から紫外線が入射することも考えられるが、アノード電
極8とカソード電極9との間隙部分のシリコン酸化膜7
は、第二の不純物層6上部のシリコン酸化膜7に比べて
相対的に薄くなっているので、紫外線入射に伴うチャー
ジの発生が抑えられ、シリコン半導体との界面における
界面準位の発生が抑制される。
【0026】また、ガードリング層4とチャネルストッ
パ層5の間の距離を、例えば、10μm程度と狭くする
ことができるため、第二の不純物層6とシリコン酸化膜
7との界面の面積が少なくなり、この部分に紫外線が万
が一入射してきてもそれにさらされる範囲が減少する。
【0027】これに加えて、上記実施形態においては、
ガードリング層4とチャネルストッパ層5の間隙のn-
型エピタキシャル層2の表層に、n-型エピタキシャル
層2より高濃度でかつチャネルストッパ層5より低濃度
のn型不純物がドープされた第二の不純物層6を備えた
構成であるため、逆バイアスが印加された時に、ガード
リング層4とチャネルストッパ層5の間隙で形成される
空乏層が小さくなり、この間隙に紫外線が万が一入射し
ても、不純物がドープされない場合に比べてキャリアの
発生する数が減り、そのために受光素子の耐久性が向上
する。
【0028】なお、上記実施形態においては、シリコン
酸化膜7のうち第一の不純物層3の上の部分の膜厚が2
5nm程度と薄く、第一の不純物層3の不純物濃度が高
く、膜厚が0.1μm程度と薄いため、紫外線に対して
高感度である。また、第一の不純物層3の膜厚が薄いた
め暗電流が増加する可能性が有るが、第一の不純物層3
の外側にガードリング層4を接続した構造にしたことに
より、暗電流を低減することが可能になる。
【0029】次に、この紫外線用受光素子の製造方法を
説明する。
【0030】まず、面方位(100)のn+型シリコン
基板1の上に、エピタキシャル成長法により、n型不純
物が低濃度にドープされたシリコンからなるn-型エピ
タキシャル層2を形成し、次に、ガードリング層4とチ
ャネルストッパ層5の間隙を含む範囲にn型不純物をイ
オン注入し、n-型エピタキシャル層2より高濃度でn+
型のチャネルストッパ層5より低濃度の第二の不純物層
6を、n-型エピタキシャル層2の表層に形成する。次
に、第二の不純物層6上にシリコン酸化膜を形成し、チ
ャネルストッパ層5部分のシリコン酸化膜をエッチング
により除去し、n型不純物を熱拡散させチャネルストッ
パ層5を形成する。表面酸化により再びシリコン酸化膜
を形成し、エッチングによりガードリング層4部分を開
孔し、熱拡散によりp型不純物をドープしガードリング
層4を形成する。表面酸化後、ガードリング層4より内
側のシリコン酸化膜を除去した後、受光領域となる部分
を開孔し、p型不純物をドープし、第一の不純物層3を
形成する。再び表面酸化を行った後、アノード部分とカ
ソード部分を開孔し、金属を蒸着し、アノード電極8と
カソード電極9を形成する。
【0031】なお、本実施形態において、n+型シリコ
ン基板1は、例えば厚さが385μmで比抵抗が0.0
2Ω・cm以下であり、このn+型シリコン基板1上にエ
ピタキシャル成長により形成したn-型エピタキシャル
層2は、例えば厚さが15μmで比抵抗が1kΩ・cm
である。第一の不純物層3は、例えば厚さ0.1μmで
ボロン等のp型不純物が1×1018cm-3以上ドープさ
れる。第一の不純物層3の外側に接続するガードリング
層4は、例えば厚さが0.5μm以上で不純物濃度が1
×1018cm-3である。
【0032】また、チャネルストッパ層5は、例えば厚
さが1.5μmでリン等の不純物が1×1019cm-3
上ドープされる。ガードリング層4とチャネルストッパ
層5の間隙の第二の不純物層6は、例えば80keVの
加速電圧でドーズ量1×10 12cm-2になるようにn型
不純物をイオン注入することにより形成される。最終的
にガードリング層4とチャネルストッパ層5の間隙の第
二の不純物層6の幅は10μm程度に狭く形成される。
【0033】第一の不純物層3は、例えばp型不純物と
してボロンを用いて形成され、この場合は、ボロンイオ
ン注入の後短時間のランプアニールを行う方法や、ボロ
シリケートガラス固相拡散法などで形成される。
【0034】次に、図2を参照して第二の実施形態につ
いて説明する。
【0035】図2は、本実施形態に係る紫外線用受光素
子の断面構成図である。図2の構成は図1に示す受光素
子の構成と基本的に同一であり、異なる点は、ガードリ
ング層4とチャネルストッパ層5の間隙に形成された第
二の不純物層6の上部のシリコン酸化膜7をアノード電
極8が覆うような構成になっている点である。
【0036】このような構成によると、図1の実施形態
とは異なり、ガードリング層4とチャネルストッパ層5
の間隙のn型の第二の不純物層6(第二の不純物層6が
設けられていない場合はn-型のエピタキシャル層2)
が、シリコン酸化膜7を挟んでアノード電極8と対面す
るため、アノード電極8がMOS効果を与えて第二の不
純物層6(第二の不純物層6が設けられていない場合は
-型のエピタキシャル層2)の導電型を反転させるこ
とも原理的には考えられるが、シリコン酸膜7がガード
リング層4とチャネルストッパ層5の間で厚く形成され
ているために、上記のMOS効果による不具合は抑制さ
れる。
【0037】また、アノード電極8とカソード電極9の
間隙から紫外線が入射した場合でも、この入射位置はチ
ャンネルストッパ層5の上部であるため、界面準位の発
生による不具合は図1の実施形態に比べて生じにくい。
【0038】本発明は上記実施形態に限定されず、種々
の変形が可能である。例えば、半導体各部の導電型はp
型とn型が逆になっていてもよく、この場合には、第一
の不純物層にカソード電極、チャネルストッパ層にアノ
ード電極が接続される。また、絶縁物層はシリコン酸化
膜に限らずシリコン窒化膜あるいはシリコン窒酸化膜で
もよいが、シリコン酸化膜の場合には紫外線によるチャ
ージの発生が問題になりやすいので、本発明の効果は大
きい。
【0039】電極材料はアルミニウムに限らず、金、
銅、高融点金属、高融点金属シリサイド等の紫外線に対
して不透明であり、半導体プロセスに適用できる材料で
あれば構わない。
【0040】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、紫外線が受光領域の外側部分の絶縁物層、および
これと接するエピタキシャル層に到達することを阻止す
ることができ、紫外線用受光素子を経時的に高信頼性に
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る紫外線用受光素子
の断面構造図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係る紫外線用受光素子
の断面構造図である。
【図3】従来の紫外線用受光素子の断面構造図である。
【符号の説明】
1…n+型シリコン基板、2…n-型エピタキシャル層、
3…第一の不純物層、4…ガードリング層、5…チャネ
ルストッパ層、6…第二の不純物層、7…シリコン酸化
膜、8…アノード電極、9…カソード電極、10…カソ
ード電極、101…n+型シリコン基板、102…エピ
タキシャル層、103…p型不純物層、104…n+
チャネルストッパ層、105…シリコン酸化膜、106
…アノード電極、107…カソード電極。
フロントページの続き (72)発明者 袴田 康男 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 藤井 義磨郎 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 Fターム(参考) 5F049 MA02 MA04 MB03 MB12 NA04 NA05 NA07 PA10 QA12 QA14 SE05 SE17 SS03 SS09 SZ10 WA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型不純物が高濃度にドープされ
    た半導体基板と、 この半導体基板上に形成され、前記第一導電型不純物が
    低濃度にドープされたエピタキシャル層と、 このエピタキシャル層の表層に形成され、第二導電型不
    純物がドープされた第一の不純物層と、 この第一の不純物層の周囲の前記エピタキシャル層に形
    成され、前記第一の不純物層よりも深くかつ内周が前記
    第一の不純物層と接続するように、前記第二導電型の不
    純物がドープされたガードリング層と、 このガードリング層の周囲の前記エピタキシャル層に前
    記ガードリング層と離隔して形成され、前記第一導電型
    不純物が高濃度にドープされたチャネルストッパ層と、 前記エピタキシャル層上に形成された絶縁物層と、 前記絶縁物層上に形成され、当該絶縁物層に形成された
    スルーホールを介して、前記ガードリング層に接続され
    た第一金属層と、 前記絶縁物層上に形成され、当該絶縁物層に形成された
    スルーホールを介して、前記チャネルストッパ層に接続
    された第二金属層と、を備えており、 前記絶縁物層が、前記ガードリング層と前記チャネルス
    トッパ層との間隙に相当する範囲で厚く形成され、この
    厚く形成された絶縁物層を、前記第一金属層もしくは前
    記第二金属層の一方が覆っていることを特徴とする紫外
    線用受光素子。
  2. 【請求項2】 前記ガードリング層と前記チャネルスト
    ッパ層との間隙における前記エピタキシャル層の表層
    に、当該エピタキシャル層より高濃度でかつ前記チャネ
    ルストッパ層より低濃度の前記第一導電型不純物がドー
    プされて形成された第二の不純物層を更に備えることを
    特徴とする請求項1記載の紫外線用受光素子。
  3. 【請求項3】 前記第一金属層がアノード電極またはカ
    ソード電極として機能することを特徴とする、請求項1
    または請求項2記載の紫外線用受光素子。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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