JPH09180777A - 電気部品と電子部品付き端子との接続構造および接続方法 - Google Patents

電気部品と電子部品付き端子との接続構造および接続方法

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JPH09180777A
JPH09180777A JP7341625A JP34162595A JPH09180777A JP H09180777 A JPH09180777 A JP H09180777A JP 7341625 A JP7341625 A JP 7341625A JP 34162595 A JP34162595 A JP 34162595A JP H09180777 A JPH09180777 A JP H09180777A
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JP
Japan
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terminal
electric
diode
housing
component
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7341625A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Maruo
尚史 丸尾
Mitsuaki Uchida
光章 内田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主として電磁コイルから導出され
る電線と、ダイオードなどの電子部品付き端子との接続
構造に関し、ワイヤハーネスとの接続作業が簡素化さ
れ、接続部の信頼性も向上する電気部品と電子部品付き
端子との接続構造および接続方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 電気部品のハウジングを構成するカバー
Bに形成した端子収容部7内に、一対の端子1、1′間
にダイオード2を接続してなるダイオード付き端子Aを
装着すると共に、ダイオード付き端子Aの電線圧接部
5、5′のスロット5a、5a′にハウジング内に収納
した電気部品から導出する電線を圧入して接続するよう
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電気部品、と
くに電磁コイルから導出される電線と、この電線に接続
するダイオード等の電子部品付き端子との接続構造およ
び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁コイルから導出される電線の端末と
外部回路との接続部は、たとえば、特公昭60−132
68号公報に、図5に示すような電気コネクタKが提案
されている。電気コネクタKは、鉄心aの一端にプラス
チック材料で一体に成形されたハウジングbが固着され
ている。このハウジングbには、スロットcを有する箱
状構造物dが設けられており、電磁コイルeを構成する
電線の端末がスロットcに圧入されている。そして、外
部回路の電線wに接続した接触子fを、箱状構造物dに
嵌入することにより、外部回路と接続するようにしてい
る。
【0003】電気コネクタKにおいては、逆起電力サー
ジ対策については開示されていないので、このような電
磁コイルの逆起電力サージ対策としては、図6に示すよ
うに、電磁コイルeの箱状構造物dと接続する電線w、
w相互間にダイオードgを橋絡する方法が考えられる。
その手段としては、従来、電線w、w間にディスクリー
トタイプのダイオードを直接接続したり、実開昭64−
7779号公報に開示されている図7に示すような電子
素子内蔵コネクタDを介して接続することが検討されて
いる。
【0004】電子素子内蔵コネクタDは、一対の端子板
h、h′間にダイオードiを接続し、その周囲を合成樹
脂材で被包した電子素子付端子jをハウジングb′内に
収容したものであり、端子板h、h′に電線wを接続し
た状態で、相手側の電気部品に接続されているコネクタ
Eと嵌合させて接続するようにしたものである。
【0005】しかしながら、ワイヤハーネスを構成する
電線間に直接ダイオードを接続したり、ワイヤハーネス
の中間に電子素子内蔵コネクタDなどのコネクタを介在
させて接続を行う作業は、煩雑な工程となるため作業性
が悪く、接続部の信頼性も低下するなどの問題点を有し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、ワイヤハーネスとの接続
作業が簡素化され、接続部の信頼性も向上する電気部品
と電子部品付き端子との接続構造および接続方法を提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した発明の電気部品と電子部品付き
端子との接続構造は、電気部品のハウジングと一体に形
成した端子収容部内に、電気接触部と電線圧接部を備え
た一対の端子相互間に電子部品を接続してなる電子部品
付き端子を収容すると共に、該ハウジング内に収納した
電気部品から導出した電線を該電線圧接部に設けたスロ
ットに圧入して接続したことを特徴とする。
【0008】端子収容部内に電気部品のハウジング内に
開口する電線導出孔を設けることが好ましい(請求項
2)。電子部品付き端子を収容する端子収容部が、電磁
コイルを収納する環状のハウジングの周壁に突設されて
いることが好適である(請求項3)。電子部品付き端子
が、一対の端子相互間に接続したダイオードおよび該ダ
イオードと端子との接続部の周囲を電気絶縁性の合成樹
脂材で被包一体化してなるダイオード付き端子であるこ
とが有効である(請求項4)。
【0009】請求項5に記載した発明の電気部品と電子
部品付き端子との接続方法は、電気部品のハウジング内
に電気部品を収納し、該ハウジングと一体に形成した端
子収容部内に該電気部品から導出した電線を突出させ、
電子部品付き端子の電線圧接部を該端子収容部に挿着す
ると同時に、導出した電線を該電線圧接部に圧接するこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わるダイオード付
き端子Aと電気部品としての電磁コイルを収容するハウ
ジングに冠着するカバーBを示す斜視図である。
【0011】ダイオード付き端子Aは、一対の端子1、
1′と、端子1、1′の中間部相互間を橋絡するダイオ
ード2とから成り、ダイオード2の周囲および端子1、
1′とダイオード2との接続部周囲を電気絶縁性の合成
樹脂材3で被包した構造を有している。端子1、1′
は、それぞれ一端に雄型の電気接触部4を有し、他端に
電線圧入用のスロット5aを有する電線圧接部5を備え
ている。
【0012】ハウジングの全体は図示していないが、電
磁コイルを収納する円筒状のケースであり、カバーBは
そのハウジングを構成する蓋である。カバーBは、電気
絶縁性の合成樹脂材の成形加工により形成されたもの
で、周壁6の所定の位置に端子収容部7が突設してあ
る。
【0013】端子収容部7は略直方体状に形成され、上
部にダイオード付き端子Aの双方の電線圧接部5、5′
を収容する凹部8、8′が並設されている。凹部8、
8′には、図2に示すように、端子収容部7を貫通して
カバーBの内側に開口する電線導出孔9、9′が設けら
れている。
【0014】次に、ハウジングに収納された電気部品と
しての電磁コイルから導出される電線10と、ダイオー
ド付き端子Aとを接続する過程について説明する。先
ず、ハウジング内に収納した電磁コイルの端末から導出
した2本の電線10を、電線導出孔9、9′にそれぞれ
挿通し、端子収容部7の凹部8、8′から突出させる。
【0015】次いで、図3に示すように、ダイオード付
き端子Aの電線圧接部5、5′を端子収容部7の凹部
8、8′に挿着すると、突出した2本の電線10がダイ
オード付き端子Aの電線圧接部5、5′のスロット5
a、5a′にそれぞれ圧接される。なお、図示していな
いが、端子収容部7に装着したダイオード付き端子Aを
保護するため、端子収容部7に端子カバーを被着するこ
とが好ましい。
【0016】ワイヤハーネスと接続するには、ダイオー
ド付き端子Aの電気接触部4、4′とワイヤハーネスを
構成する電線Wの端末に付設された雌型の端子とを接続
すればよい。図4は、電磁コイルMのハウジングに装着
したダイオード付き端子Aとワイヤハーネスを構成する
電線Wとを接続した状態を示す回路図である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、電気部品のハウジング
に設けた端子収容部にダイオード等の電子部品付き端子
を直接装着することができるため、ワイヤハーネスとの
接続作業が簡素化され、配線作業や組付作業の生産性、
および信頼性が著しく向上するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるダイオード付き端子と
電気部品のハウジングを構成するカバーを示す斜視図で
ある。
【図2】図1のカバーの要部を内側から見た斜視図であ
る。
【図3】図1のダイオード付き端子を端子収容部に装着
し、電気部品から導出される電線を圧接した状態を示す
平面図である。
【図4】図3のダイオード付き端子にワイヤハーネスを
構成する電線を接続した状態を示す回路図である。
【図5】従来の電磁コイルのハウジングに設けた外部電
線に対する電気コネクタを示す斜視図である。
【図6】電磁コイルの逆起電力サージ対策として電線間
にダイオードを接続した状態を示す回路図である。
【図7】従来の電子素子内蔵コネクタを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A ダイオード付き端子 B ハウジングのカバー 1、1′ 端子 2 ダイオード 3 合成樹脂材 4、4′ 電気接触部 5、5′ 電線圧接部 5a、5a′ スロット 6 周壁 7 端子収容部 9 電線導出孔 10 電線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品のハウジングと一体に形成した
    端子収容部内に、電気接触部と電線圧接部を備えた一対
    の端子相互間に電子部品を接続してなる電子部品付き端
    子を収容すると共に、該ハウジング内に収納した電気部
    品から導出した電線を該電線圧接部に設けたスロットに
    圧入して接続したことを特徴とする電気部品と電子部品
    付き端子との接続構造。
  2. 【請求項2】 端子収容部内に電気部品のハウジング内
    に開口する電線導出孔を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の電気部品と電子部品付き端子との接続構造。
  3. 【請求項3】 電子部品付き端子を収容する端子収容部
    が、電磁コイルを収納する環状のハウジングの周壁に突
    設されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の電気部品と電子部品付き端子との接続構造。
  4. 【請求項4】 電子部品付き端子が、一対の端子相互間
    に接続したダイオードおよび該ダイオードと端子との接
    続部の周囲を電気絶縁性の合成樹脂材で被包一体化して
    なるダイオード付き端子であることを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3記載の電気部品と電子部品
    付き端子との接続構造。
  5. 【請求項5】 電気部品のハウジング内に電気部品を収
    納し、該ハウジングと一体に形成した端子収容部内に該
    電気部品から導出した電線を突出させ、電子部品付き端
    子の電線圧接部を該端子収容部に挿着すると同時に、導
    出した電線を該電線圧接部に圧接することを特徴とする
    電気部品と電子部品付き端子との接続方法。
JP7341625A 1995-12-27 1995-12-27 電気部品と電子部品付き端子との接続構造および接続方法 Withdrawn JPH09180777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108232079A (zh) * 2018-02-05 2018-06-29 骆驼集团新能源电池有限公司 一种软包锂离子启停电池系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108232079A (zh) * 2018-02-05 2018-06-29 骆驼集团新能源电池有限公司 一种软包锂离子启停电池系统
CN108232079B (zh) * 2018-02-05 2024-04-02 骆驼集团新能源电池有限公司 一种软包锂离子启停电池系统

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