JPH0917741A - 熱処理装置および熱処理方法 - Google Patents
熱処理装置および熱処理方法Info
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- JPH0917741A JPH0917741A JP16025295A JP16025295A JPH0917741A JP H0917741 A JPH0917741 A JP H0917741A JP 16025295 A JP16025295 A JP 16025295A JP 16025295 A JP16025295 A JP 16025295A JP H0917741 A JPH0917741 A JP H0917741A
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- processed
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- treatment apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱処理時における被処理物の面内温度の均一
性を向上させる。 【構成】 熱処理中に半導体ウエハ4を支持する第2支
持手段6を、半導体ウエハ4と同一材料によって構成す
るとともに、その外径が半導体ウエハ4の外径よりも大
径のリング状の部材によって構成した。
性を向上させる。 【構成】 熱処理中に半導体ウエハ4を支持する第2支
持手段6を、半導体ウエハ4と同一材料によって構成す
るとともに、その外径が半導体ウエハ4の外径よりも大
径のリング状の部材によって構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置および熱処
理技術に関し、特に、半導体集積回路装置の製造工程に
用いる熱処理装置および熱処理方法に適用して有効な技
術に関するものである。
理技術に関し、特に、半導体集積回路装置の製造工程に
用いる熱処理装置および熱処理方法に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置の熱処理技術
においては、半導体ウエハ面内の温度の均一化が重要な
課題とされてきた。特に、光源からの光エネルギーによ
って半導体ウエハだけを加熱する、いわゆるコールドウ
ォール形の熱処理装置においては、半導体ウエハの外周
からの熱放散に起因して半導体ウエハ面内の温度均一化
が阻害される問題があった。
においては、半導体ウエハ面内の温度の均一化が重要な
課題とされてきた。特に、光源からの光エネルギーによ
って半導体ウエハだけを加熱する、いわゆるコールドウ
ォール形の熱処理装置においては、半導体ウエハの外周
からの熱放散に起因して半導体ウエハ面内の温度均一化
が阻害される問題があった。
【0003】これに応えて、この種の熱処理装置におい
ては、光源を複数設け、その各々の熱量を分割制御する
ゾーンコントロールの最適化技術や半導体ウエハの外周
部にその外周部からの熱放射を抑え温度低下を補うセラ
ミック製のガードリング等を設ける技術等、様々な改善
が図られてきた。
ては、光源を複数設け、その各々の熱量を分割制御する
ゾーンコントロールの最適化技術や半導体ウエハの外周
部にその外周部からの熱放射を抑え温度低下を補うセラ
ミック製のガードリング等を設ける技術等、様々な改善
が図られてきた。
【0004】なお、そのゾーンコントロール法およびガ
ードリングを設ける技術については、例えば、株式会社
工業調査会、1993年11月20日発行「超LSI製
造試験装置」P62〜P64に記載がある。
ードリングを設ける技術については、例えば、株式会社
工業調査会、1993年11月20日発行「超LSI製
造試験装置」P62〜P64に記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明者が
検討した熱処理技術においては、以下の問題があること
を本発明者は見い出した。
検討した熱処理技術においては、以下の問題があること
を本発明者は見い出した。
【0006】第1は、半導体ウエハの外周部からの放熱
に起因する半導体ウエハ面内の温度不均一性の問題に対
して充分な効果が得られていないという問題である。こ
れは、半導体ウエハが大口径になるにつれて問題とな
る。
に起因する半導体ウエハ面内の温度不均一性の問題に対
して充分な効果が得られていないという問題である。こ
れは、半導体ウエハが大口径になるにつれて問題とな
る。
【0007】例えばゾーンコントロール法においては、
その制御が難しい等の問題があり、充分な効果が得られ
ない場合がある。また、セラミック製のガードリングを
設ける技術においては、ウエハ支持部の高さとガードリ
ングの主面の高さとが同一となっていると、半導体ウエ
ハを搬送部材によってウエハ支持部上に載置する際にガ
ードリングが邪魔となり支持部上に載置できなくなって
しまうので、ガードリングを半導体ウエハから多少離し
た位置に配置しなければならない結果、ガードリングに
よる充分な効果が得られない場合がある。
その制御が難しい等の問題があり、充分な効果が得られ
ない場合がある。また、セラミック製のガードリングを
設ける技術においては、ウエハ支持部の高さとガードリ
ングの主面の高さとが同一となっていると、半導体ウエ
ハを搬送部材によってウエハ支持部上に載置する際にガ
ードリングが邪魔となり支持部上に載置できなくなって
しまうので、ガードリングを半導体ウエハから多少離し
た位置に配置しなければならない結果、ガードリングに
よる充分な効果が得られない場合がある。
【0008】第2は、熱処理に際して被処理物を支持す
る支持部から熱が逃げる結果、被処理物の面内の温度が
不均一となる問題である。これは、その支持部が通常は
石英等のような光の吸収する度合いが違う部材によって
構成されているので暖まりにくいことに起因する問題で
ある。
る支持部から熱が逃げる結果、被処理物の面内の温度が
不均一となる問題である。これは、その支持部が通常は
石英等のような光の吸収する度合いが違う部材によって
構成されているので暖まりにくいことに起因する問題で
ある。
【0009】本発明の目的は、熱処理時における被処理
物の面内温度の均一性を向上させることのできる技術を
提供することにある。
物の面内温度の均一性を向上させることのできる技術を
提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、本発明の熱処理装置は、処理室
内に収容された被処理物を主加熱源からの光によって加
熱する熱処理装置であって、前記被処理物の熱処理中に
前記被処理物に接触する構成部分を、前記被処理物と同
一材料によって構成したものである。
内に収容された被処理物を主加熱源からの光によって加
熱する熱処理装置であって、前記被処理物の熱処理中に
前記被処理物に接触する構成部分を、前記被処理物と同
一材料によって構成したものである。
【0013】また、本発明の熱処理装置は、処理室内に
収容された被処理物を主加熱源からの光によって加熱す
る熱処理装置であって、前記被処理物を処理室内に搬入
出する搬入出手段と、前記被処理物を搬入出手段によっ
て処理室内に搬入出するにあたって前記被処理物を仮に
支持する第1支持手段と、前記被処理物を熱処理中に接
触した状態で支持する第2支持手段とを備え、前記第2
支持手段を、前記被処理物と同一の材料によって構成す
るとともに、前記被処理物を取り囲むような形状の部材
によって構成したものである。
収容された被処理物を主加熱源からの光によって加熱す
る熱処理装置であって、前記被処理物を処理室内に搬入
出する搬入出手段と、前記被処理物を搬入出手段によっ
て処理室内に搬入出するにあたって前記被処理物を仮に
支持する第1支持手段と、前記被処理物を熱処理中に接
触した状態で支持する第2支持手段とを備え、前記第2
支持手段を、前記被処理物と同一の材料によって構成す
るとともに、前記被処理物を取り囲むような形状の部材
によって構成したものである。
【0014】さらに、本発明の熱処理装置は、処理室内
に収容された被処理物を主加熱源からの光によって加熱
する熱処理装置であって、前記被処理物を処理室内に搬
入出する搬入出手段と、前記被処理物を支持する支持手
段と、前記被処理物の厚さ方向に離間した位置に設けら
れ、前記被処理物の熱処理中における外周温度を補正す
るために、前記被処理物を取り囲むように形成されたセ
ラミックからなる温度補正手段とを備え、前記温度補正
手段を加熱する副加熱源を、前記主加熱源とは独立して
制御可能な状態で設けたものである。
に収容された被処理物を主加熱源からの光によって加熱
する熱処理装置であって、前記被処理物を処理室内に搬
入出する搬入出手段と、前記被処理物を支持する支持手
段と、前記被処理物の厚さ方向に離間した位置に設けら
れ、前記被処理物の熱処理中における外周温度を補正す
るために、前記被処理物を取り囲むように形成されたセ
ラミックからなる温度補正手段とを備え、前記温度補正
手段を加熱する副加熱源を、前記主加熱源とは独立して
制御可能な状態で設けたものである。
【0015】
【作用】上記した本発明の熱処理装置によれば、熱処理
中に被処理物と接触する部分を被処理物と同一材料によ
って構成したことにより、その接触部分からの放熱作用
を抑制することができるので、熱処理中における被処理
物の面内温度均一性を向上させることが可能となる。
中に被処理物と接触する部分を被処理物と同一材料によ
って構成したことにより、その接触部分からの放熱作用
を抑制することができるので、熱処理中における被処理
物の面内温度均一性を向上させることが可能となる。
【0016】また、上記した本発明の熱処理装置によれ
ば、熱処理中の被処理物を支持する第2支持手段を被処
理物と同一材料によって構成したことにより、被処理物
の外周部からの放熱を抑制することができる。また、第
2支持手段を、被処理物と同一材料からなり、かつ、被
処理物を取り囲むような形状の部材によって構成したこ
とにより、実効上、被処理物の径を大きくしたのと等価
な状態を作ることができ、被処理物が中央の均一温度領
域にあるようにすることが可能となる。したがって、熱
処理中における被処理物の面内温度均一性を向上させる
ことが可能となる。
ば、熱処理中の被処理物を支持する第2支持手段を被処
理物と同一材料によって構成したことにより、被処理物
の外周部からの放熱を抑制することができる。また、第
2支持手段を、被処理物と同一材料からなり、かつ、被
処理物を取り囲むような形状の部材によって構成したこ
とにより、実効上、被処理物の径を大きくしたのと等価
な状態を作ることができ、被処理物が中央の均一温度領
域にあるようにすることが可能となる。したがって、熱
処理中における被処理物の面内温度均一性を向上させる
ことが可能となる。
【0017】さらに、上記した本発明の熱処理装置によ
れば、温度補正手段を副加熱源によって加熱することに
より、半導体ウエハの外周部からの放熱を抑制すること
ができるので、熱処理中における被処理物の面内温度均
一性を向上させることが可能となる。
れば、温度補正手段を副加熱源によって加熱することに
より、半導体ウエハの外周部からの放熱を抑制すること
ができるので、熱処理中における被処理物の面内温度均
一性を向上させることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
る熱処理装置の説明図、図2は図1の熱処理装置の平面
図、図3および図4は図1および図2の熱処理装置を用
いる場合の被処理物搬送工程から熱処理工程までの説明
図である。
る熱処理装置の説明図、図2は図1の熱処理装置の平面
図、図3および図4は図1および図2の熱処理装置を用
いる場合の被処理物搬送工程から熱処理工程までの説明
図である。
【0020】本実施例1の熱処理装置は、図1および図
2に示すように、例えば半導体集積回路装置の短時間ア
ニール工程で用いる枚葉式のランプアニール装置1であ
る。
2に示すように、例えば半導体集積回路装置の短時間ア
ニール工程で用いる枚葉式のランプアニール装置1であ
る。
【0021】ランプアニール装置1を構成する加熱源
(主加熱源)2は、例えば複数本の円筒状のランプ2a
が互いに直交するように2段重ねされて構成されてい
る。そして、このランプ2a群は所定数のゾーンに分割
され、それぞれ独立にパワー設定することが可能な構造
となっている。このランプ2aには、例えばタングステ
ンハロゲンランプが使用されている。
(主加熱源)2は、例えば複数本の円筒状のランプ2a
が互いに直交するように2段重ねされて構成されてい
る。そして、このランプ2a群は所定数のゾーンに分割
され、それぞれ独立にパワー設定することが可能な構造
となっている。このランプ2aには、例えばタングステ
ンハロゲンランプが使用されている。
【0022】加熱源2の下方には、処理室3が設けられ
ている。加熱源2と処理室3とは、石英等からなる透明
な隔壁板(図示せず)を介して隔てられている。処理室
3は、例えばSi単結晶からなる半導体ウエハ(被処理
物)4に対して熱処理を施すための部屋であり、その処
理室3内には、第1支持手段5と、第2支持手段6とが
設けられているとともに、その側面に設けられた開口部
を開閉する開閉扉7が設けられている。
ている。加熱源2と処理室3とは、石英等からなる透明
な隔壁板(図示せず)を介して隔てられている。処理室
3は、例えばSi単結晶からなる半導体ウエハ(被処理
物)4に対して熱処理を施すための部屋であり、その処
理室3内には、第1支持手段5と、第2支持手段6とが
設けられているとともに、その側面に設けられた開口部
を開閉する開閉扉7が設けられている。
【0023】熱処理前の半導体ウエハ4は、開閉扉7を
開けた後、その開口部を通じて処理室3内へ搬入され、
熱処理後の半導体ウエハ4は、開閉扉7を開けた後、そ
の開口部を通じて処理室3内から搬出されるようになっ
ている。
開けた後、その開口部を通じて処理室3内へ搬入され、
熱処理後の半導体ウエハ4は、開閉扉7を開けた後、そ
の開口部を通じて処理室3内から搬出されるようになっ
ている。
【0024】第1支持手段5は、処理室3内に搬送され
た半導体ウエハ4を仮に支持するための構成部であり、
支持台5aと、その上に立設された3本の支持ピン5b
とを有している。支持台5aおよび支持ピン5bは、例
えば石英等からなり、上下動可能な構造となっている。
なお、図示はしないが、支持台5aと処理室3を構成す
る筐体との接触部には処理室3内の気密性を確保するた
めの封止部材が設けられている。
た半導体ウエハ4を仮に支持するための構成部であり、
支持台5aと、その上に立設された3本の支持ピン5b
とを有している。支持台5aおよび支持ピン5bは、例
えば石英等からなり、上下動可能な構造となっている。
なお、図示はしないが、支持台5aと処理室3を構成す
る筐体との接触部には処理室3内の気密性を確保するた
めの封止部材が設けられている。
【0025】また、第2支持手段6は、熱処理に際して
半導体ウエハ4を直接接触した状態で支持する構成部で
あり、例えば平面リング状に形成されている。第2支持
手段6の外径は、半導体ウエハ4の直径よりも大径とな
っており、第2支持手段6の内径は、半導体ウエハ4の
直径よりも小径となっている。
半導体ウエハ4を直接接触した状態で支持する構成部で
あり、例えば平面リング状に形成されている。第2支持
手段6の外径は、半導体ウエハ4の直径よりも大径とな
っており、第2支持手段6の内径は、半導体ウエハ4の
直径よりも小径となっている。
【0026】ところで、本実施例1においては、この第
2支持手段6が、例えば半導体ウエハ4と同一材料のS
i単結晶によって構成されている。ただし、第2支持手
段6の全部をSi単結晶によって構成しても良いし、第
2支持手段6を石英等からなる基台の上面にSi単結晶
からなる層を設けることで構成しても良い。
2支持手段6が、例えば半導体ウエハ4と同一材料のS
i単結晶によって構成されている。ただし、第2支持手
段6の全部をSi単結晶によって構成しても良いし、第
2支持手段6を石英等からなる基台の上面にSi単結晶
からなる層を設けることで構成しても良い。
【0027】このようにしたことにより、熱処理中にお
いて、半導体ウエハ4の径を大きくしたのと等価な状態
を作ることで、半導体ウエハ4が中央の均一温度領域に
存在するようになる。また、半導体ウエハ4を第2支持
手段6上に接触させた状態で載置することにより、半導
体ウエハ4の外周部の熱が逃げ難くくなる。これらによ
り、熱処理中における半導体ウエハ4の面内の温度均一
性を向上させることが可能となっている。
いて、半導体ウエハ4の径を大きくしたのと等価な状態
を作ることで、半導体ウエハ4が中央の均一温度領域に
存在するようになる。また、半導体ウエハ4を第2支持
手段6上に接触させた状態で載置することにより、半導
体ウエハ4の外周部の熱が逃げ難くくなる。これらによ
り、熱処理中における半導体ウエハ4の面内の温度均一
性を向上させることが可能となっている。
【0028】次に、本実施例1のランプアニール装置1
の熱処理方法を図3および図4によって説明する。
の熱処理方法を図3および図4によって説明する。
【0029】まず、図3に示すように、ランプアニール
装置1の開閉扉7を開け、半導体ウエハ4を、ランプア
ニール装置1の搬送手段8に保持した状態で処理室3内
に搬入した後、支持ピン5b上に載置する。なお、搬送
手段8は、例えば石英または炭化シリコン(SiC)等
のようなセラミック等からなる。
装置1の開閉扉7を開け、半導体ウエハ4を、ランプア
ニール装置1の搬送手段8に保持した状態で処理室3内
に搬入した後、支持ピン5b上に載置する。なお、搬送
手段8は、例えば石英または炭化シリコン(SiC)等
のようなセラミック等からなる。
【0030】この際、ランプアニール装置1の搬送手段
8が第2支持手段6に接触しないように、支持ピン5b
の先端位置を第2支持手段6の主面よりも高い位置に設
定しておく。また、第2支持手段6を加熱源2によって
予め所定温度に加熱しておいても良い。
8が第2支持手段6に接触しないように、支持ピン5b
の先端位置を第2支持手段6の主面よりも高い位置に設
定しておく。また、第2支持手段6を加熱源2によって
予め所定温度に加熱しておいても良い。
【0031】続いて、図4に示すように、搬送手段8を
処理室3内から取り出し、開閉扉7を閉じた後、支持台
5aを図4の下方に下降し、半導体ウエハ4を第2支持
手段6上に載置する。
処理室3内から取り出し、開閉扉7を閉じた後、支持台
5aを図4の下方に下降し、半導体ウエハ4を第2支持
手段6上に載置する。
【0032】その後、加熱源2の電源を入れることによ
り、半導体ウエハ4を、第2支持手段6を含めて所定時
間、例えば800℃〜1100℃程度に加熱する。熱処
理後は、支持台5aを図4の上方に上昇させた後、開閉
扉7を開けて搬送手段8(図3参照)によって熱処理後
の半導体ウエハ4を処理室3内から取り出す。
り、半導体ウエハ4を、第2支持手段6を含めて所定時
間、例えば800℃〜1100℃程度に加熱する。熱処
理後は、支持台5aを図4の上方に上昇させた後、開閉
扉7を開けて搬送手段8(図3参照)によって熱処理後
の半導体ウエハ4を処理室3内から取り出す。
【0033】このように、本実施例1によれば、以下の
効果を得ることが可能となる。
効果を得ることが可能となる。
【0034】(1).半導体ウエハ4を、これと同一材料か
らなる大径の第2支持手段6に接触させた状態で支持し
加熱することにより、半導体ウエハ4の径を大きくした
のと等価な状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中
央の均一温度領域にあるようにすることが可能となる。
らなる大径の第2支持手段6に接触させた状態で支持し
加熱することにより、半導体ウエハ4の径を大きくした
のと等価な状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中
央の均一温度領域にあるようにすることが可能となる。
【0035】(2).半導体ウエハ4を、これと同一材料か
らなる大径の第2支持手段に接触させた状態で支持し加
熱することにより、半導体ウエハ4の外周部の熱を逃げ
難くすることが可能となる。
らなる大径の第2支持手段に接触させた状態で支持し加
熱することにより、半導体ウエハ4の外周部の熱を逃げ
難くすることが可能となる。
【0036】(3).上記(1),(2) により、熱処理中におけ
る半導体ウエハ4の面内の温度均一性を向上させること
が可能となる。
る半導体ウエハ4の面内の温度均一性を向上させること
が可能となる。
【0037】(4).上記(3) により、半導体ウエハ4の面
内の温度が不均一となることに起因する結晶欠陥の発生
率を低減することができるので、半導体集積回路装置の
歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
内の温度が不均一となることに起因する結晶欠陥の発生
率を低減することができるので、半導体集積回路装置の
歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
【0038】(5).上記(3) により、半導体ウエハ4の面
内の半導体集積回路装置の電気的特性の均一性を向上さ
せることが可能となる。
内の半導体集積回路装置の電気的特性の均一性を向上さ
せることが可能となる。
【0039】(実施例2)図5は本発明の他の実施例で
ある熱処理装置の説明図である。
ある熱処理装置の説明図である。
【0040】本実施例2においては、処理室3内におい
て、熱処理中に収容される半導体ウエハ4の外周下方
に、半導体ウエハ4の外周部の温度低下を補うための温
度補正手段9が設けられている。
て、熱処理中に収容される半導体ウエハ4の外周下方
に、半導体ウエハ4の外周部の温度低下を補うための温
度補正手段9が設けられている。
【0041】温度補正手段9は、例えばSiC等のよう
なセラミックからなり、その外径が半導体ウエハ4の直
径よりも大径であり、その内径が半導体ウエハ4の直径
よりも小径である。
なセラミックからなり、その外径が半導体ウエハ4の直
径よりも大径であり、その内径が半導体ウエハ4の直径
よりも小径である。
【0042】すなわち、半導体ウエハ4の外周下方にセ
ラミックからなる温度補正手段9を設けたことにより、
熱処理中において半導体ウエハ4の径を大きくしたのと
等価な状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中央の
均一温度領域にあるようにすることが可能となってい
る。
ラミックからなる温度補正手段9を設けたことにより、
熱処理中において半導体ウエハ4の径を大きくしたのと
等価な状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中央の
均一温度領域にあるようにすることが可能となってい
る。
【0043】また、本実施例2においては、温度補正手
段9の下部にこれを加熱する副加熱源10が設けられて
いる。副加熱源10は、例えば抵抗加熱器からなり、加
熱源2とは独立して制御することが可能な構造となって
いる。これにより、半導体ウエハ4の外周部近傍の温度
を所定温度に設定することができるので、半導体ウエハ
4の外周部から熱が逃げてしまうのを抑制することが可
能となっている。
段9の下部にこれを加熱する副加熱源10が設けられて
いる。副加熱源10は、例えば抵抗加熱器からなり、加
熱源2とは独立して制御することが可能な構造となって
いる。これにより、半導体ウエハ4の外周部近傍の温度
を所定温度に設定することができるので、半導体ウエハ
4の外周部から熱が逃げてしまうのを抑制することが可
能となっている。
【0044】さらに、本実施例2においては、支持ピン
5bが、例えば半導体ウエハ4と同一材料のSi単結晶
等によって構成されている。これにより、熱処理中にお
ける半導体ウエハ4の熱が支持ピン5bを通じて逃げて
しまうのを抑制することが可能となっている。なお、本
実施例2においては支持台5aは上下動せず、固定され
た状態で設置されている。
5bが、例えば半導体ウエハ4と同一材料のSi単結晶
等によって構成されている。これにより、熱処理中にお
ける半導体ウエハ4の熱が支持ピン5bを通じて逃げて
しまうのを抑制することが可能となっている。なお、本
実施例2においては支持台5aは上下動せず、固定され
た状態で設置されている。
【0045】このように、本実施例2においては、以下
の効果を得ることが可能となっている。
の効果を得ることが可能となっている。
【0046】(1).半導体ウエハ4の外周下方にセラミッ
クからなる温度補正手段9を設けたことにより、熱処理
中において半導体ウエハ4の径を大きくしたのと等価な
状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中央の均一温
度領域にあるようにすることが可能となる。
クからなる温度補正手段9を設けたことにより、熱処理
中において半導体ウエハ4の径を大きくしたのと等価な
状態を作ることができ、半導体ウエハ4が中央の均一温
度領域にあるようにすることが可能となる。
【0047】(2).温度補正手段9の下部に副加熱源10
を設けたことにより、半導体ウエハ4の外周部近傍の温
度を所定温度に設定することができるので、半導体ウエ
ハ4の外周部から熱が逃げてしまうのを抑制することが
可能となる。
を設けたことにより、半導体ウエハ4の外周部近傍の温
度を所定温度に設定することができるので、半導体ウエ
ハ4の外周部から熱が逃げてしまうのを抑制することが
可能となる。
【0048】(3).支持ピン5bを半導体ウエハ4と同一
材料のSi単結晶等によって構成したことにより、熱処
理中における半導体ウエハ4の熱が支持ピン5bを通じ
て逃げてしまうのを抑制することが可能となる。
材料のSi単結晶等によって構成したことにより、熱処
理中における半導体ウエハ4の熱が支持ピン5bを通じ
て逃げてしまうのを抑制することが可能となる。
【0049】(4).上記(1),(2),(3) により、半導体ウエ
ハ4の面内の温度均一性を向上させることが可能とな
る。
ハ4の面内の温度均一性を向上させることが可能とな
る。
【0050】(5).上記(4) により、半導体ウエハ4の面
内の温度が不均一となることに起因する結晶欠陥の発生
率を低減することができるので、半導体集積回路装置の
歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
内の温度が不均一となることに起因する結晶欠陥の発生
率を低減することができるので、半導体集積回路装置の
歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
【0051】(6).上記(4) により、半導体ウエハ4の面
内の半導体集積回路装置の電気的特性の均一性を向上さ
せることが可能となる。
内の半導体集積回路装置の電気的特性の均一性を向上さ
せることが可能となる。
【0052】(実施例3)図6は本発明の他の実施例で
ある熱処理装置の説明図である。
ある熱処理装置の説明図である。
【0053】本実施例3の熱処理装置は、図6に示すよ
うに、例えば半導体集積回路装置の短時間アニール処理
に用いる枚葉式のランプアニール装置1である。
うに、例えば半導体集積回路装置の短時間アニール処理
に用いる枚葉式のランプアニール装置1である。
【0054】ランプアニール装置1を構成する加熱源2
は、例えば複数本の円筒状のランプ2aが、半導体ウエ
ハ4の主面側と裏面側との双方に配置され構成されてい
る。
は、例えば複数本の円筒状のランプ2aが、半導体ウエ
ハ4の主面側と裏面側との双方に配置され構成されてい
る。
【0055】このランプ2a群は、前記実施例1と同様
に所定数のゾーンに分割され、それぞれ独立にパワー設
定することが可能な構造となっている。このランプ2a
には、例えばタングステンハロゲンランプが使用されて
いる。なお、ランプ2aの背面側には、反射板11が設
置されている。
に所定数のゾーンに分割され、それぞれ独立にパワー設
定することが可能な構造となっている。このランプ2a
には、例えばタングステンハロゲンランプが使用されて
いる。なお、ランプ2aの背面側には、反射板11が設
置されている。
【0056】処理室3は、石英管12によって形成され
ている。石英管12の一端側には半導体ウエハ4を搬入
出するための開口部が形成されている。この開口部は、
蓋13によって閉止されるようになっている。
ている。石英管12の一端側には半導体ウエハ4を搬入
出するための開口部が形成されている。この開口部は、
蓋13によって閉止されるようになっている。
【0057】処理室3内には、石英サセプタ14が収容
されている。石英サセプタ14上には、その主面上に設
置された支持ピン15(支持手段)を介して半導体ウエ
ハ4が載置されている。すなわち、半導体ウエハ4は、
その石英サセプタ14上の支持ピン15上に支持された
状態で熱処理されるようになっている。
されている。石英サセプタ14上には、その主面上に設
置された支持ピン15(支持手段)を介して半導体ウエ
ハ4が載置されている。すなわち、半導体ウエハ4は、
その石英サセプタ14上の支持ピン15上に支持された
状態で熱処理されるようになっている。
【0058】ところで、本実施例3においては、支持ピ
ン15が、例えば半導体ウエハ4と同一材料のSi単結
晶によって構成されている。これにより、熱処理中にお
ける半導体ウエハ4の熱が支持ピン15から逃げてしま
うのを抑制することができるので、半導体ウエハ4の面
内の温度均一性を向上させることが可能となっている。
ン15が、例えば半導体ウエハ4と同一材料のSi単結
晶によって構成されている。これにより、熱処理中にお
ける半導体ウエハ4の熱が支持ピン15から逃げてしま
うのを抑制することができるので、半導体ウエハ4の面
内の温度均一性を向上させることが可能となっている。
【0059】なお、図6の符号16は、処理室3内のガ
スをパージするためのガスパージノズルを示している。
また、符号17は、半導体ウエハ4用の放射温度計を示
している。
スをパージするためのガスパージノズルを示している。
また、符号17は、半導体ウエハ4用の放射温度計を示
している。
【0060】このように、本実施例3によれば、熱処理
中に半導体ウエハ4を支持する支持ピン15を、例えば
半導体ウエハ4と同一材料のSi単結晶によって構成し
たことにより、半導体ウエハ4の熱が支持ピン15を通
じて逃げてしまうのを抑制することができるので、半導
体ウエハ4の面内の温度均一性を向上させることが可能
となる。
中に半導体ウエハ4を支持する支持ピン15を、例えば
半導体ウエハ4と同一材料のSi単結晶によって構成し
たことにより、半導体ウエハ4の熱が支持ピン15を通
じて逃げてしまうのを抑制することができるので、半導
体ウエハ4の面内の温度均一性を向上させることが可能
となる。
【0061】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1〜3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
1〜3に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0062】例えば前記実施例1においては、第1支持
手段を上下動可能としたが、これに限定されるものでは
なく、例えば第2支持手段を上下動可能としても良い。
手段を上下動可能としたが、これに限定されるものでは
なく、例えば第2支持手段を上下動可能としても良い。
【0063】また、前記実施例1においては、第2支持
手段のみで熱処理中の半導体ウエハの外周部における温
度低下を補う構造としたが、例えば第2支持手段の下部
にこれを加熱するための副加熱源を設けても良い。この
場合、副加熱源は主加熱源とは独立して制御可能となっ
ている。副加熱源には、例えば抵抗加熱、光加熱または
高周波加熱源が用いられている。
手段のみで熱処理中の半導体ウエハの外周部における温
度低下を補う構造としたが、例えば第2支持手段の下部
にこれを加熱するための副加熱源を設けても良い。この
場合、副加熱源は主加熱源とは独立して制御可能となっ
ている。副加熱源には、例えば抵抗加熱、光加熱または
高周波加熱源が用いられている。
【0064】また、前記実施例1,2においては、半導
体ウエハの主面上方側に主加熱源を設けた場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば図
7に示すように、半導体ウエハ4の裏面側にランプ2a
によって構成された加熱源2を設けても良い。
体ウエハの主面上方側に主加熱源を設けた場合について
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば図
7に示すように、半導体ウエハ4の裏面側にランプ2a
によって構成された加熱源2を設けても良い。
【0065】また、前記実施例1〜3においては、主加
熱源を構成するランプを複数本のランプによって主加熱
源を構成する熱処理装置に本発明を適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、例えば
図8に示すように、1つのランプ2bによって構成され
た加熱源2を有する熱処理装置にも適用できる。なお、
図8のランプアニール装置1のランプ2bは、例えばア
ークランプからなり、その背面側には、反射板11が設
けられている。なお、処理室3と加熱源2とは、例えば
石英等のような透明な隔壁板(図示せず)を介して隔て
られている。
熱源を構成するランプを複数本のランプによって主加熱
源を構成する熱処理装置に本発明を適用した場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく、例えば
図8に示すように、1つのランプ2bによって構成され
た加熱源2を有する熱処理装置にも適用できる。なお、
図8のランプアニール装置1のランプ2bは、例えばア
ークランプからなり、その背面側には、反射板11が設
けられている。なお、処理室3と加熱源2とは、例えば
石英等のような透明な隔壁板(図示せず)を介して隔て
られている。
【0066】また、前記実施例2においては、副加熱源
を抵抗加熱器とした場合について説明したが、これに限
定されるものではなく種々変更可能であり、例えば光加
熱、高周波加熱源を用いても良い。
を抵抗加熱器とした場合について説明したが、これに限
定されるものではなく種々変更可能であり、例えば光加
熱、高周波加熱源を用いても良い。
【0067】また、前記実施例3においては、支持ピン
を半導体ウエハと同一材料によって構成した場合につい
て説明したが、前記実施例2と同様に、半導体ウエハ外
周下方に温度補正手段およびこれを加熱する副加熱源を
設けても良い。
を半導体ウエハと同一材料によって構成した場合につい
て説明したが、前記実施例2と同様に、半導体ウエハ外
周下方に温度補正手段およびこれを加熱する副加熱源を
設けても良い。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0069】(1).本発明の熱処理装置によれば、熱処理
中に被処理物と接触する部分を被処理物と同一材料によ
って構成したことにより、その接触部分からの放熱作用
を抑制することができるので、熱処理中における被処理
物の面内温度均一性を向上させることが可能となる。
中に被処理物と接触する部分を被処理物と同一材料によ
って構成したことにより、その接触部分からの放熱作用
を抑制することができるので、熱処理中における被処理
物の面内温度均一性を向上させることが可能となる。
【0070】(2).上記した本発明の熱処理装置によれ
ば、熱処理中の被処理物を支持する第2支持手段を被処
理物と同一材料によって構成したことにより、被処理物
の外周部からの放熱を抑制することができる。また、第
2支持手段を、被処理物と同一材料からなり、かつ、被
処理物を取り囲むような形状の部材によって構成したこ
とにより、実効上、被処理物の径を大きくしたのと等価
な状態を作ることができ、被処理物が中央の均一温度領
域にあるようにすることが可能となる。したがって、熱
処理中における被処理物の面内温度均一性を向上させる
ことが可能となる。
ば、熱処理中の被処理物を支持する第2支持手段を被処
理物と同一材料によって構成したことにより、被処理物
の外周部からの放熱を抑制することができる。また、第
2支持手段を、被処理物と同一材料からなり、かつ、被
処理物を取り囲むような形状の部材によって構成したこ
とにより、実効上、被処理物の径を大きくしたのと等価
な状態を作ることができ、被処理物が中央の均一温度領
域にあるようにすることが可能となる。したがって、熱
処理中における被処理物の面内温度均一性を向上させる
ことが可能となる。
【0071】(3).上記した本発明の熱処理装置によれ
ば、温度補正手段を副加熱源によって加熱することによ
り、半導体ウエハの外周部からの放熱を抑制することが
できるので、熱処理中における被処理物の面内温度均一
性を向上させることが可能となる。
ば、温度補正手段を副加熱源によって加熱することによ
り、半導体ウエハの外周部からの放熱を抑制することが
できるので、熱処理中における被処理物の面内温度均一
性を向上させることが可能となる。
【0072】(4).上記(1),(2),(3) により、本発明を半
導体集積回路装置の製造工程における熱処理に用いるこ
とによって、熱処理中における半導体ウエハ面内の温度
均一性を向上させることができるので、半導体ウエハの
結晶欠陥等を低減することができ、半導体集積回路装置
の歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
導体集積回路装置の製造工程における熱処理に用いるこ
とによって、熱処理中における半導体ウエハ面内の温度
均一性を向上させることができるので、半導体ウエハの
結晶欠陥等を低減することができ、半導体集積回路装置
の歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である熱処理装置の説明図で
ある。
ある。
【図2】図1の熱処理装置の平面図である。
【図3】図1および図2の熱処理装置を用いる場合の被
処理物搬送工程から熱処理工程までの説明図である。
処理物搬送工程から熱処理工程までの説明図である。
【図4】図1および図2の熱処理装置を用いる場合の被
処理物搬送工程から熱処理工程までの説明図である。
処理物搬送工程から熱処理工程までの説明図である。
【図5】本発明の他の実施例である熱処理装置の説明図
である。
である。
【図6】本発明の他の実施例である熱処理装置の説明図
である。
である。
【図7】本発明の他の実施例である熱処理装置の説明図
である。
である。
【図8】本発明の他の実施例である熱処理装置の説明図
である。
である。
1 ランプアニール装置(熱処理装置) 2 加熱源(主加熱源) 2a,2b ランプ 3 処理室 4 半導体ウエハ(被処理物) 5 第1支持手段 5a 支持台 5b 支持ピン 6 第2支持手段 7 開閉扉 8 搬送手段 9 温度補正手段 10 副加熱源 11 反射板 12 石英管 13 蓋 14 石英サセプタ 15 支持ピン(支持手段) 16 ガスパージノズル 17 放射温度計
フロントページの続き (72)発明者 永山 智士 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 処理室内に収容された被処理物を主加熱
源からの光によって加熱する熱処理装置であって、前記
被処理物の熱処理中に前記被処理物に接触する構成部分
を、前記被処理物と同一材料によって構成したことを特
徴とする熱処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の熱処理装置において、前
記被処理物に接触する構成部分は、前記被処理物を支持
する支持手段であることを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項3】 処理室内に収容された被処理物を主加熱
源からの光によって加熱する熱処理装置であって、前記
被処理物を処理室内に搬入出する搬入出手段と、前記被
処理物を搬入出手段によって処理室内に搬入出するにあ
たって前記被処理物を仮に支持する第1支持手段と、前
記被処理物を熱処理中に接触した状態で支持する第2支
持手段とを備え、前記第2支持手段を、前記被処理物と
同一の材料によって構成するとともに、前記被処理物を
取り囲むような形状の部材によって構成したことを特徴
とする熱処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の熱処理装置において、前
記第2支持手段を加熱する副加熱源を、前記主加熱源と
は独立して制御可能な状態で設けたことを特徴とする熱
処理装置。 - 【請求項5】 処理室内に収容された被処理物を主加熱
源からの光によって加熱する熱処理装置であって、前記
被処理物を処理室内に搬入出する搬入出手段と、前記被
処理物を支持する支持手段と、前記被処理物の厚さ方向
に離間した位置に設けられ、前記被処理物の熱処理中に
おける外周温度を補正するために、前記被処理物を取り
囲むように形成されたセラミックからなる温度補正手段
とを備え、前記温度補正手段を加熱する副加熱源を、前
記主加熱源とは独立して制御可能な状態で設けたことを
特徴とする熱処理装置を特徴とする熱処理装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の熱処理装置において、前
記主加熱源が光加熱源であり、前記副加熱源が、光加熱
源、抵抗加熱源または高周波加熱源であることを特徴と
する熱処理装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱
処理装置において、前記被処理物が半導体ウエハである
ことを特徴とする熱処理装置。 - 【請求項8】 請求項3または4記載の熱処理装置を用
いた熱処理方法であって、前記被処理物を加熱処理する
のに先立って、前記第2支持手段を加熱することにより
所定温度に維持する工程を有することを特徴とする熱処
理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16025295A JPH0917741A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 熱処理装置および熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16025295A JPH0917741A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 熱処理装置および熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917741A true JPH0917741A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15710991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16025295A Withdrawn JPH0917741A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 熱処理装置および熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0917741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008182228A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-08-07 | Applied Materials Inc | 熱処理チャンバにおけるウエハ支持体の温度測定及び制御 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16025295A patent/JPH0917741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008182228A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-08-07 | Applied Materials Inc | 熱処理チャンバにおけるウエハ支持体の温度測定及び制御 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |