JPH09177351A - 蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置 - Google Patents
蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置Info
- Publication number
- JPH09177351A JPH09177351A JP35254095A JP35254095A JPH09177351A JP H09177351 A JPH09177351 A JP H09177351A JP 35254095 A JP35254095 A JP 35254095A JP 35254095 A JP35254095 A JP 35254095A JP H09177351 A JPH09177351 A JP H09177351A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、自動車の駆動回転動力を利用し、
車両載置台を昇降させる立体駐車装置で、油圧ポンプで
発生した油圧圧力を油圧回路内に設けた蓄圧器に蓄えた
圧力を駆動源として作動する汎用性のある2段油圧昇降
式自動車立体駐車装置とする。 【構成】リフト装置部の前部に油圧ポンプ駆動装置(1
0)を設け、自動車の駆動輪により駆動回転ロ−ラ(1
1)、(11’)を回転し油圧ポンプ(9)を作動さ
せ、油圧回路内に設けた蓄圧器(13)に油圧圧力を蓄
える、圧力が上昇した時点で車両を、車両載置台(6)
に載せてから前記(6)を作動させ自動車を昇降させ
る、畜圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐
車装置。又、前記(9)を駆動するための油圧ポンプ駆
動装置(2)内に駆動回転ロ−ラ(11)、(11’)
を自動車の前、後輪に各々1本毎に合計2本設けること
による汎用性のある装置。
車両載置台を昇降させる立体駐車装置で、油圧ポンプで
発生した油圧圧力を油圧回路内に設けた蓄圧器に蓄えた
圧力を駆動源として作動する汎用性のある2段油圧昇降
式自動車立体駐車装置とする。 【構成】リフト装置部の前部に油圧ポンプ駆動装置(1
0)を設け、自動車の駆動輪により駆動回転ロ−ラ(1
1)、(11’)を回転し油圧ポンプ(9)を作動さ
せ、油圧回路内に設けた蓄圧器(13)に油圧圧力を蓄
える、圧力が上昇した時点で車両を、車両載置台(6)
に載せてから前記(6)を作動させ自動車を昇降させ
る、畜圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐
車装置。又、前記(9)を駆動するための油圧ポンプ駆
動装置(2)内に駆動回転ロ−ラ(11)、(11’)
を自動車の前、後輪に各々1本毎に合計2本設けること
による汎用性のある装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車輪駆動回転
動力を利用した蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自
動車立体駐車装置に関するものである。
動力を利用した蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自
動車立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば特許公報特公平7−862
81等の2段油圧昇降式自動車立体駐車装置はリフト装
置によって昇降する車両載置台とリフト部を作動させる
油圧シリンダ−と駆動ロ−ラ部の回転による油圧ポンプ
駆動装置を取付け、該装置を制御する油圧回路とからな
る装置が一体となって作動する構造である。又、上記公
報の2段油圧昇降式自動車立体車装置は、自動車の動力
を油圧ポンプ駆動ロ−ラ部に伝達する方法として車両載
置台上に自動車のタイヤ案内溝部を設け、載置時におけ
る前輪又は後輪部の片側を回転軸を設けて油圧回路の圧
力を得るための駆動ロ−ラ部の一本の軸上に置き、その
対向部車輪下に対応する部位にブレ−キ溝部を設けて、
自動車動力を駆動ロ−ラ部からののみ得る目的で対向部
位の動力輪の駆動を阻止することを期待して設けてい
る。
81等の2段油圧昇降式自動車立体駐車装置はリフト装
置によって昇降する車両載置台とリフト部を作動させる
油圧シリンダ−と駆動ロ−ラ部の回転による油圧ポンプ
駆動装置を取付け、該装置を制御する油圧回路とからな
る装置が一体となって作動する構造である。又、上記公
報の2段油圧昇降式自動車立体車装置は、自動車の動力
を油圧ポンプ駆動ロ−ラ部に伝達する方法として車両載
置台上に自動車のタイヤ案内溝部を設け、載置時におけ
る前輪又は後輪部の片側を回転軸を設けて油圧回路の圧
力を得るための駆動ロ−ラ部の一本の軸上に置き、その
対向部車輪下に対応する部位にブレ−キ溝部を設けて、
自動車動力を駆動ロ−ラ部からののみ得る目的で対向部
位の動力輪の駆動を阻止することを期待して設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた如
く、前記公報では発明の構成、構造は、リフト部、油圧
ポンプ駆動ロ−ラ部、車両載置台等から成り、載置自動
車上昇動力は常時該車両の駆動力に依存し続け、従っ
て、リフト部の車両載置台が上部の所定位置に達するま
での間、自動車の運転者等が該車両と共に乗車して上昇
し、上限に至って該載置台の上昇が停止してはじめて駆
動動力を停止させ、車外に出て、タラップ等を用いて階
下の地上に降りて来ることを条件とした機能を備えたも
のであって、運転者等が上昇を停止するまでの間起動し
た駆動力を供給し続けなければならない点と降車後タラ
ップ等を用いて階下の地上等にまで至る動作の過程で惹
起のおそれある身体上の危険とそれに対する危惧の念
は、装置自体が具備すべき不可欠の要件として看過する
訳には行かないばかりか、タラップ等に相当する部分
が、当該装置の幅員増をもたらし、本装置を必要とする
使用者の生活空間を減殺させ、よって本来、本装置の企
図する社会資本の効率的活用をも著しく阻害する結果を
招来することは歪めない。更に該方式による効用は、汎
用性を欠き特定の一部旧式自動車にのみ有効性を認める
に止まるに至っては、折角の無電力作動方式採用の意図
に反した発明と化すこと必定であるので、以下概説を行
う。油圧ポンプを作動させる油圧駆動ロ−ラが一本の該
装置が利用可能な自動車の種類は、前輪駆動車、後輪駆
動車または四輪駆動車のうち前輪或いは後輪のみを駆動
するよう選択した作動状況にある車両に限定され、四輪
全輪駆動状態での2階駐車は、該装置の車載台にて駆動
力を始動させた時点で脱輪、転落をもたらすことは自明
であり、運転者などを含む人身に危害を及す可能性は非
常に高く、これと同様な危険は2輪のみで駆動する自動
車においても予測され、一方の車輪が固定された状態で
は対向車輪が空転する機能を、前記公報においては「溝
部」を「ブレ−キ部」として一方の車輪の固定化を図
り、他方の対向車輪の駆動を期待してその動力を「油圧
駆動ロ−ラ部」に伝達することを本旨としているが所
謂、脱出装置と称した、駆動輪の一方が空転しても他方
が駆動し続けて空転状態から解放される自動車の普及が
著しく、脱出装置は標準的に或いは希望して使用者が付
加するもので、この様な自動車を外見上識別することは
極めて困難である点を考慮すれば該発明の根拠は現状に
全く対応し得ない。
く、前記公報では発明の構成、構造は、リフト部、油圧
ポンプ駆動ロ−ラ部、車両載置台等から成り、載置自動
車上昇動力は常時該車両の駆動力に依存し続け、従っ
て、リフト部の車両載置台が上部の所定位置に達するま
での間、自動車の運転者等が該車両と共に乗車して上昇
し、上限に至って該載置台の上昇が停止してはじめて駆
動動力を停止させ、車外に出て、タラップ等を用いて階
下の地上に降りて来ることを条件とした機能を備えたも
のであって、運転者等が上昇を停止するまでの間起動し
た駆動力を供給し続けなければならない点と降車後タラ
ップ等を用いて階下の地上等にまで至る動作の過程で惹
起のおそれある身体上の危険とそれに対する危惧の念
は、装置自体が具備すべき不可欠の要件として看過する
訳には行かないばかりか、タラップ等に相当する部分
が、当該装置の幅員増をもたらし、本装置を必要とする
使用者の生活空間を減殺させ、よって本来、本装置の企
図する社会資本の効率的活用をも著しく阻害する結果を
招来することは歪めない。更に該方式による効用は、汎
用性を欠き特定の一部旧式自動車にのみ有効性を認める
に止まるに至っては、折角の無電力作動方式採用の意図
に反した発明と化すこと必定であるので、以下概説を行
う。油圧ポンプを作動させる油圧駆動ロ−ラが一本の該
装置が利用可能な自動車の種類は、前輪駆動車、後輪駆
動車または四輪駆動車のうち前輪或いは後輪のみを駆動
するよう選択した作動状況にある車両に限定され、四輪
全輪駆動状態での2階駐車は、該装置の車載台にて駆動
力を始動させた時点で脱輪、転落をもたらすことは自明
であり、運転者などを含む人身に危害を及す可能性は非
常に高く、これと同様な危険は2輪のみで駆動する自動
車においても予測され、一方の車輪が固定された状態で
は対向車輪が空転する機能を、前記公報においては「溝
部」を「ブレ−キ部」として一方の車輪の固定化を図
り、他方の対向車輪の駆動を期待してその動力を「油圧
駆動ロ−ラ部」に伝達することを本旨としているが所
謂、脱出装置と称した、駆動輪の一方が空転しても他方
が駆動し続けて空転状態から解放される自動車の普及が
著しく、脱出装置は標準的に或いは希望して使用者が付
加するもので、この様な自動車を外見上識別することは
極めて困難である点を考慮すれば該発明の根拠は現状に
全く対応し得ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はリフト装置部、
車両載置台と油圧ポンプ駆動ロ−ラ装置部を設置し油圧
ポンプ駆動ロ−ラ部に自動車が入り、自動車の駆動輪を
駆動させ、その動力をもって当該装置の油圧ポンプを回
転させ、当該装置の油圧圧力を所定の圧力迄上昇させ、
この圧力を油圧回路内に設けた蓄圧器に蓄え、リフト装
置、車両載置台と油圧ポンプ駆動ロ−ラ装置部に自動車
を載せ、自動車の運転者等が降車してから、リフト装置
部のリフト装置操作弁にて上昇の操作行い、この操作に
より蓄圧器内に蓄圧された油圧圧力が放出され、油圧シ
リンダ−等を動作させることによってリフト装置部を所
定の位置まで上昇させ、安全装置が作動する事を特徴と
しまた、当該装置は自動車の駆動回転動力を動力源とし
て油圧ポンプ駆動ロ−ラ部の油圧ポンプを回転駆動させ
る方法のため、油圧ポンプを回転させるロ−ラとベルト
またはチェ−ン等で結合させた駆動回転軸を自動車の
前、後輪に対応して各々2本設置し、油圧の圧力を必要
とする時、即ち当該リフト装置が上昇動作を行うとき以
外は駆動回転ロ−ラは回転しないことを特徴とした蓄圧
器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置と
する。
車両載置台と油圧ポンプ駆動ロ−ラ装置部を設置し油圧
ポンプ駆動ロ−ラ部に自動車が入り、自動車の駆動輪を
駆動させ、その動力をもって当該装置の油圧ポンプを回
転させ、当該装置の油圧圧力を所定の圧力迄上昇させ、
この圧力を油圧回路内に設けた蓄圧器に蓄え、リフト装
置、車両載置台と油圧ポンプ駆動ロ−ラ装置部に自動車
を載せ、自動車の運転者等が降車してから、リフト装置
部のリフト装置操作弁にて上昇の操作行い、この操作に
より蓄圧器内に蓄圧された油圧圧力が放出され、油圧シ
リンダ−等を動作させることによってリフト装置部を所
定の位置まで上昇させ、安全装置が作動する事を特徴と
しまた、当該装置は自動車の駆動回転動力を動力源とし
て油圧ポンプ駆動ロ−ラ部の油圧ポンプを回転駆動させ
る方法のため、油圧ポンプを回転させるロ−ラとベルト
またはチェ−ン等で結合させた駆動回転軸を自動車の
前、後輪に対応して各々2本設置し、油圧の圧力を必要
とする時、即ち当該リフト装置が上昇動作を行うとき以
外は駆動回転ロ−ラは回転しないことを特徴とした蓄圧
器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置と
する。
【0005】
【作用】本発明の作用は、当該装置に於て、当該リフト
装置と油圧ポンプ駆装置を分離、分割し、駐車する自動
車が油圧ポンプ駆動装置に載り該自動車の駆動輪回転力
を起動し駆動回転ロ−ラが車輪との接触により油圧ポン
プの回転軸が作動し、油圧圧力が所定の圧力まで上昇
し、該圧力を蓄圧器内に蓄えた段階で該自動車を車両載
置台に入れ、運転者等が降車し、当該リフト装置をリフ
ト装置操作弁を操作することにより、該蓄圧器に蓄圧さ
れた圧力が放出される力を利用して車両載置台を載置自
動車と共に所定の位置まで油圧シリンダ−の作動により
上昇させ、その位置で落下防止安全装置が作動する。
又、当該リフト装置と油圧ポンプ駆動装置が一体となっ
た構成の場合は、自動車は当初から車両載置台に入り、
この部位に設置された油圧ポンプ駆動装置を駆動させる
点以下分離、分割型と同様であり油圧圧力回路は全く同
一である。本発明は無電力状況での供用を最大の目的と
しており、且つ安全性に力点を置き、先の引例、特許公
報特公平7−86281の如く運転者などが当該リフト
装置に載り自動車と共に上昇する必要は全くなく、自動
車の運転者等が昇降する為のタラップ等の構造物設置を
要ぜず、車両載置台幅員の減少による社会資源空間の効
率的活用を図ることに加えて、運転者等が自動車の原動
装置を起動し続けたまま車両載置台と共に所定の位置ま
で上昇し、降車に際しても階上となった狭隘な2階タラ
ップ等に降立ち階下まで歩行する間の人身に及す危険の
可能性大なることを解決した安全性においても大きな特
色有するものである。当該装置の機能上の特色は、自動
車の駆動回転力を動力源として油圧ポンプ駆動装置の油
圧ポンプを回転駆動する装置であり、油圧ポンプ回転ロ
−ラとベルトまたはチェ−ンで結合された駆動回転ロ−
ラを自動車の前輪、後輪各々に左右同軸として2本設け
た点にあり、その効果は、駆動方式の異なる如何なる種
類の自動車にも支障無く対応可能である点にある。
装置と油圧ポンプ駆装置を分離、分割し、駐車する自動
車が油圧ポンプ駆動装置に載り該自動車の駆動輪回転力
を起動し駆動回転ロ−ラが車輪との接触により油圧ポン
プの回転軸が作動し、油圧圧力が所定の圧力まで上昇
し、該圧力を蓄圧器内に蓄えた段階で該自動車を車両載
置台に入れ、運転者等が降車し、当該リフト装置をリフ
ト装置操作弁を操作することにより、該蓄圧器に蓄圧さ
れた圧力が放出される力を利用して車両載置台を載置自
動車と共に所定の位置まで油圧シリンダ−の作動により
上昇させ、その位置で落下防止安全装置が作動する。
又、当該リフト装置と油圧ポンプ駆動装置が一体となっ
た構成の場合は、自動車は当初から車両載置台に入り、
この部位に設置された油圧ポンプ駆動装置を駆動させる
点以下分離、分割型と同様であり油圧圧力回路は全く同
一である。本発明は無電力状況での供用を最大の目的と
しており、且つ安全性に力点を置き、先の引例、特許公
報特公平7−86281の如く運転者などが当該リフト
装置に載り自動車と共に上昇する必要は全くなく、自動
車の運転者等が昇降する為のタラップ等の構造物設置を
要ぜず、車両載置台幅員の減少による社会資源空間の効
率的活用を図ることに加えて、運転者等が自動車の原動
装置を起動し続けたまま車両載置台と共に所定の位置ま
で上昇し、降車に際しても階上となった狭隘な2階タラ
ップ等に降立ち階下まで歩行する間の人身に及す危険の
可能性大なることを解決した安全性においても大きな特
色有するものである。当該装置の機能上の特色は、自動
車の駆動回転力を動力源として油圧ポンプ駆動装置の油
圧ポンプを回転駆動する装置であり、油圧ポンプ回転ロ
−ラとベルトまたはチェ−ンで結合された駆動回転ロ−
ラを自動車の前輪、後輪各々に左右同軸として2本設け
た点にあり、その効果は、駆動方式の異なる如何なる種
類の自動車にも支障無く対応可能である点にある。
【0006】
【発明の構成】図1の全体の側面図について述べると、
基台部(1)に昇降用ア−ム(2)、(3)の各下端を
各々取り付ける。前記(1)は、車両(4)がその上部
に乗り上げることが可能な形状に形成される。 前記
(2)は、前記(1)に対して前後動のみ移動可能に係
止され、(2)と(3)とは長さ方向の中間位置で軸
(5)により互いが軸支されている。(6)は上段のパ
レットで、前記(2)の上端は前記(6)に軸支され
る。前記(3)はその下端が前記(1)に対して軸によ
り軸支され、(3)の上端は前記(6)対して一定幅だ
け前後動可能の状態に係止される。前記(2)と(3)
の(5)より前後方向のいずれか一方には、伸縮シリン
ダ−(7)、(7’)を設け、(7)、(7’)の下端
は(2)に軸支し、(7)、(7’)の上端は(3)に
軸支する。(8)は(6)に乗せた車両である。次に、
図2の油圧回路について述べると、駆動回転ロ−ラ(1
1)は、車両(4)の車輪と接触して回転し、油圧ポン
プ(9)が作動することにより、油圧回路に設けた、蓄
圧器(13)に作動油圧圧力が、圧力検知器(12)の
信号により油圧圧力が所定の圧力まで上昇したことを確
認して後、車両が前記(6)に乗り安全を確認してから
リフト装置操作弁(14)を上昇の操作を行い、前記
(13)に蓄えた作動油圧圧力を放出し、放出油圧圧力
が前記(7)に入りリフト装置部を上昇させ前記(6)
が上昇完了すると同時に、落下防止安全装置(15)が
作動して前記(6)がロックされる。次に車両を下降さ
せる場合、前記(14)を下降の方向に操作すると同時
に落下防止安全装置(15)が解放され、同時にロック
が外れ前記(6)が自重により下降する、また当該装置
から出庫する場合は前記(11)、(11’)は回転し
ないような構造のためスム−ズに行える。
基台部(1)に昇降用ア−ム(2)、(3)の各下端を
各々取り付ける。前記(1)は、車両(4)がその上部
に乗り上げることが可能な形状に形成される。 前記
(2)は、前記(1)に対して前後動のみ移動可能に係
止され、(2)と(3)とは長さ方向の中間位置で軸
(5)により互いが軸支されている。(6)は上段のパ
レットで、前記(2)の上端は前記(6)に軸支され
る。前記(3)はその下端が前記(1)に対して軸によ
り軸支され、(3)の上端は前記(6)対して一定幅だ
け前後動可能の状態に係止される。前記(2)と(3)
の(5)より前後方向のいずれか一方には、伸縮シリン
ダ−(7)、(7’)を設け、(7)、(7’)の下端
は(2)に軸支し、(7)、(7’)の上端は(3)に
軸支する。(8)は(6)に乗せた車両である。次に、
図2の油圧回路について述べると、駆動回転ロ−ラ(1
1)は、車両(4)の車輪と接触して回転し、油圧ポン
プ(9)が作動することにより、油圧回路に設けた、蓄
圧器(13)に作動油圧圧力が、圧力検知器(12)の
信号により油圧圧力が所定の圧力まで上昇したことを確
認して後、車両が前記(6)に乗り安全を確認してから
リフト装置操作弁(14)を上昇の操作を行い、前記
(13)に蓄えた作動油圧圧力を放出し、放出油圧圧力
が前記(7)に入りリフト装置部を上昇させ前記(6)
が上昇完了すると同時に、落下防止安全装置(15)が
作動して前記(6)がロックされる。次に車両を下降さ
せる場合、前記(14)を下降の方向に操作すると同時
に落下防止安全装置(15)が解放され、同時にロック
が外れ前記(6)が自重により下降する、また当該装置
から出庫する場合は前記(11)、(11’)は回転し
ないような構造のためスム−ズに行える。
【0007】
【発明の効果】如上のように本発明は、無電源、電力不
要の従来の2段油圧昇降式自動車立体駐車装置に比し、
リフト装置部に2階から降りることを主目的とするタラ
ップ等は不要であり、幅員の減少が計れ、安全性は確実
に大である。また、駆動方式を異にする如何なる種類の
自動車にも対応し得て使用可能であると共に無電源、電
源不要である本発明は2段昇降式立体駐車装置ないしは
製造において、圧倒的占有率を持つ電動機を駆動源とす
る従来の装置が、電源確保を条件としてその設置場所に
制限を有するに対し、本発明の場所を選ばない点、維持
費用の殆ど不要である点等の優位性は安全性、利便性並
びに経済性等の諸効果を衆人の十分認め得るところであ
る。
要の従来の2段油圧昇降式自動車立体駐車装置に比し、
リフト装置部に2階から降りることを主目的とするタラ
ップ等は不要であり、幅員の減少が計れ、安全性は確実
に大である。また、駆動方式を異にする如何なる種類の
自動車にも対応し得て使用可能であると共に無電源、電
源不要である本発明は2段昇降式立体駐車装置ないしは
製造において、圧倒的占有率を持つ電動機を駆動源とす
る従来の装置が、電源確保を条件としてその設置場所に
制限を有するに対し、本発明の場所を選ばない点、維持
費用の殆ど不要である点等の優位性は安全性、利便性並
びに経済性等の諸効果を衆人の十分認め得るところであ
る。
【0008】
【第一図】全体の側面図。
【第二図】本装置に用いる油圧回路図。
1…基台部、 2…昇降用ア−ム、 3…昇降用ア−ム、 4…車両、 5…軸、 6…車両載置台、 7…伸縮油圧シリンダ−、 7’…伸縮油圧シリンダ− 8…車両載置台に移動した車両 9…油圧ポンプ、 10…油圧ポンプ駆動装置、 11…駆動回転ロ−ラ、 11’…駆動回転ロ−ラ、 12…圧力検知器、 13…蓄圧器、 14…リフト装置操作弁、 15…落下防止安全装置、 15’…落下防止安全装置
Claims (1)
- 【請求項1】 蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自
動車立体駐車装置はリフト装置部、車両載置台と油圧ポ
ンプ駆動装置部を設置し、油圧ポンプ駆動装置に自動車
が入り、自動車の駆動輪を駆動させ、その動力をもって
当該装置の駆動回転ロ−ラにより油圧ポンプを回転さ
せ、当該装置の油圧圧力を所定の圧力迄上昇させ、この
圧力を油圧回路内に設けた蓄圧器に蓄え、自動車の運転
者等が降車してから、リフト装置のリフト装置操作弁に
て上昇の操作行い、この操作により蓄圧器内に蓄圧され
た油圧圧力が放出され、油圧シリンダ−等を動作させる
ことによって車両載置台を所定の位置まで上昇させ、安
全装置が作動する事とし、装置が自動車の駆動回転動力
を動力源として油圧ポンプ駆動ロ−ラ部の油圧ポンプを
回転駆動させる方法のため、油圧ポンプを回転させるロ
−ラとベルトまたはチェ−ン等で結合させた駆動回転ロ
−ラを自動車の前、後輪に対応して各々2本設置し、油
圧の圧力を必要とする時、即ち当該リフト装置部が上昇
動作を行うとき以外は駆動回転ロ−ラは回転しないこと
を特徴とした蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動
車立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35254095A JPH09177351A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35254095A JPH09177351A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177351A true JPH09177351A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18424766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35254095A Pending JPH09177351A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 蓄圧器を駆動源とする2段油圧昇降式自動車立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09177351A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104314131A (zh) * | 2014-09-16 | 2015-01-28 | 徐州徐工挖掘机械有限公司 | 一种油液混合动力的挖掘机控制系统 |
CN104481946A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-04-01 | 深圳市中科利亨车库设备有限公司 | 一种用于立体车库的液压系统 |
CN106939907A (zh) * | 2016-05-12 | 2017-07-11 | 华若延 | 一种用于建筑机械的能量回收系统 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP35254095A patent/JPH09177351A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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