JPH09175568A - 不織布用収納箱 - Google Patents

不織布用収納箱

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Publication number
JPH09175568A
JPH09175568A JP33708295A JP33708295A JPH09175568A JP H09175568 A JPH09175568 A JP H09175568A JP 33708295 A JP33708295 A JP 33708295A JP 33708295 A JP33708295 A JP 33708295A JP H09175568 A JPH09175568 A JP H09175568A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
box body
woven fabric
lye
box
Prior art date
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Withdrawn
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JP33708295A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kamiya
恒 神谷
Masayuki Sato
正幸 佐藤
Yushiro Miyamoto
祐司郎 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不織布を収納するとともに一枚ずつ簡単に取
り出すことができる不織布用収納箱の提供。 【解決手段】 収納部を有する箱体30に天面37から
前側面36,後側面38にかけて開口する末広がり状の
取出孔40が形成され、収納部34に複数枚の不織布3
2が積み重ねられ屈曲されてなる不織布積層物45をこ
れの屈曲部45aが取出孔40の幅の広い側となるよう
に収納され、かつ該不織布積層物45の屈曲凹部45b
に取出孔40の最大幅より幅広の仕切板47が挟まれて
おり、箱体30天面37側の取出孔40の最小幅部分
は、不織布積層物45の周縁部32b近傍に位置して不
織布32の周縁部32bを摘み上げ自在な大きさに形成
され、箱体30前側面36側の取出孔40の最大幅部分
は、不織布積層物45の屈曲部45aより幅狭に形成さ
れてなる不織布用収納箱。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜の灰汁取り等
に用いられる不織布を収納するとともに一枚ずつ簡単に
取り出すことができる不織布用収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜を鍋に入れて煮込むと煮汁の液面に
灰汁が浮いてくるため、この灰汁を取り去るための灰汁
取り用不織布が知られている。また、この灰汁取り用不
織布は、通常、鍋の形に合わせた円状のものであり、ま
た、中央部にはスリットが形成されており、鍋の中央に
溜った灰汁も効率良く、吸収除去できるようになってい
る。
【0003】ところで、このような灰汁取り用不織布
は、通常、複数枚重ねた状態で袋に入れられて包装され
ているため、使用時には、袋を開封し、開封口から袋の
内部にいちいち手をいれて一枚ずつ不織布を取り出さな
くてはならないが、灰汁取り用不織布の表面は毛羽立っ
ているため、摩擦力が大きく、一度に複数枚がまとまっ
て出てきてしまうという問題があった。しかしながら複
数の灰汁取り用不織布を収納するとともに灰汁取り用不
織布を一枚ずつ簡単に取り出すことができる容器は、こ
れまで実用化されていなかった。
【0004】そこで、このような問題を解決するため、
灰汁取り用不織布の収納にティッシュペーパー収納箱を
利用する方法も考えられる。図10は、一般的なティッ
シュペーパー収納箱の例を示した斜視図である。このテ
ィッシュペーパー収納箱1は、連続取り出し可能に折り
重ねられたティッシュペーパー5が内部に収納された直
方体状の箱体10であって、その天面11にはティッシ
ュペーパー5を取り出すための楕円状の取り出し口13
が形成されてなるものである。ティッシュペーパー5の
折り重ね方法は、図11に示すように複数のティッシュ
ペーパー5をそれぞれ中央でV字状に二つに折りされ、
隣合うティッシュペーパー5の内面(谷が形成される側
の面)の半面14同士が当接するように重ねられ、前記
楕円穴13からティッシュペーパー5を引き出すことに
より、ティッシュペーパー5を一枚ずつ連続的に取り出
すことができるようになっている。
【0005】また、図12は、実開平4−1181号公
報に記載されたティッシュペーパー収納箱の一例を示し
た縦断面図である。このティッシュペーパー収納箱21
が、図10に示したティッシュペーパー収納箱1と異る
ところは、連続取り出し可能に折り重ねたティッシュペ
ーパー5が逆U字状に屈曲されて箱体10内に収納さ
れ、かつティッシュペーパー5の折り返し中心部に位置
し、該ティッシュペーパー5を支持する立ち上がり部2
5を備えた支持部材27が該箱体10の底部23に備え
られた点である。
【0006】ところが、灰汁取り用不織布を前述のティ
ッシュペーパー5と同様に連続取り出し可能に折り重
ね、箱体10に収納した場合においては、灰汁取り用不
織布を取り出し口13から一枚ずつ引き出そうとして
も、不織布の表面はティッシュペーパー5に比べて毛羽
立っているため、摩擦力が大きく、一度に複数枚がまと
まって出てきてしまうという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、不織布を収納するとともに一枚
ずつ簡単に取り出すことができる不織布用収納箱を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、内部に不織
布を収納するための収納部を有する箱体であって、該箱
体には天面から側面にかけて開口する末広がり状の取出
孔が形成され、前記収納部には複数枚の不織布が積み重
ねられ屈曲されてなる不織布積層物がこれの屈曲部が前
記末広がり状の取出孔の幅の広い側となるように収納さ
れ、かつ該不織布積層物の屈曲凹部には前記末広がり状
の取出孔の最大幅より幅広の仕切板が挟まれており、前
記箱体天面側の取出孔の最小幅部分は、前記不織布積層
物の周縁部近傍に位置して不織布の周縁部を摘み上げ自
在な大きさに形成され、箱体側面側の取出孔の最大幅部
分は、前記不織布積層物の屈曲部より幅狭に形成され、
前記末広がり状の取出孔の最小幅部分から露出する不織
布の周縁部を摘んでその屈曲部まで取出孔を介して外方
に引き出し、更に不織布を引き抜く時に、該仕切板が箱
体内に残す不織布を前記箱体の取出孔最大幅部分両側の
抜け止め部の内面に押し付けて抜け止め可能な構成であ
ることを特徴とする不織布用収納箱を前記課題の解決手
段とした。
【0009】本発明の不織布用収納箱においては、前記
仕切板が断面>状のものであることが好ましい。また、
この断面>状の仕切板には、該仕切板の弾力性を調節す
るための切り込みが形成されているのが好ましい。
【0010】また、本発明の不織布用収納箱において
は、前記末広がり状の取出孔を形成し得る切り込み線が
前記箱体の天面から側面にかけて備えられていてもよ
い。前記箱体には、前記末広がり状の取出孔を開閉自在
とする蓋片が備えられていてもよい。前記箱体には、前
記蓋片の先端を差込むための差込み口が形成されていて
もよい。前記箱体には、不織布積層物を出し入れ自在と
する差込み片が備えられていてもよい。前記箱体には、
吊下げるための吊部が備えられていてもよい。
【0011】前記箱体内に収納される不織布は、灰汁取
り用不織布に限らず、油濾し用不織布などであってもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不織布用収納箱を
灰汁取り用不織布の収納に適用した場合について説明す
る。図1は、本発明の不織布用収納箱の第一の例を示し
た斜視図であり、図中符号30は、箱体である。この箱
体30は、矩形状の底面35と、この底面35から前後
に立ち上がった対向する前側面36,後側面38と、前
記底面35と対向する天面37と、該天面37から左右
に垂下する対向する左側面50,右側面51とからなる
横長の偏平の略直方体状のもので、内部に灰汁取り用不
織布32を収納するための収納部34を有するものであ
る。
【0013】前記箱体30には、図2に示すような末広
がり状の切り込み線39が、後側面38から天面37を
経て前側面36にかけて形成されている。この第一の例
の不織布用収納箱では、前記切り込み線39に沿って箱
体30をカットすると、図3に示すような後側面38か
ら天面37を経て前側面36にかけて開口する末広がり
状の取出孔40が形成されるとともに該末広がり状の取
出孔40を開閉自在とする蓋片42が形成され、さらに
取出孔40の最大幅部分の両側に抜け止め部(前側面3
6の両端部)36a,36aが形成される。箱体30天
面37側の取出孔40の最小幅部分は、後述する不織布
積層物45の周縁部32b近傍に位置して不織布32の
周縁部32bを摘み上げ自在な大きさに形成され、箱体
30前側面36側の取出孔40の最大幅部分は、不織布
積層物45の屈曲部45aより幅狭に形成されている。
また、末広がり状の取出孔40の大きさは、前述の最小
幅部分と最大幅部分の条件を満たしていれば、箱体30
の強度に影響を及ぼさない程度でできるだけ大きい方が
好ましい。
【0014】前記箱体30の収納部34には、複数枚の
灰汁取り用不織布32が積み重ねられ断面U状に屈曲さ
れてなる不織布積層物45がこれの屈曲部45aが前記
末広がり状の取出孔40の幅の広い側が形成される前側
面36側となるように収納されてており、また、該不織
布積層物45の屈曲凹部45bには前記末広がり状の取
出孔40の最大幅より幅広の仕切板47が挟まれてい
る。
【0015】灰汁取り用不織布32は、円状のものであ
り、また、中央部にはスリット32aが形成されており
鍋の中央に溜った灰汁も除去できるようになっている。
仕切板47は、厚紙などの強度が大きい材料からなる矩
形状のものである。
【0016】前述のような灰汁取り用不織布32を用い
て不織布積層物45を得るときは、各灰汁取り用不織布
32に形成されたスリット32aの位置が一致するよう
に灰汁取り用不織布32を積み重ねられ、さらに、スリ
ット32aがU状に屈曲するように屈曲される。また、
不織布積層物45を箱体30に収納されるときは、灰汁
取り用不織布32のスリット32aが前記末広がり状の
取出孔40の幅方向と交差するように収納される。
【0017】前記箱体30の後側面38には、図4に示
すような蓋片42の先端部43を差込むための差込み口
48が形成されている。灰汁取り用不織布32を使用し
ないときは、蓋片42の先端部43を差込み口48に差
込んでおくことにより、蓋片42が開口したままあるい
は浮き上がったままになるのを防止でき、箱体30内に
埃等が侵入するのを低減することができる。
【0018】また、組立前の箱体30の両側端部は、図
4に示すように開口部53,開口部54を有している。
一方の開口部53の周縁には、左側面となる左側面片5
0と、端片55,56と、内側面片57が設けられてお
り、端片55,56、内側面片57、左側面片50の順
の内方に折り曲げられ、内側面片57と左側面片50と
が貼着されることにより開口部53が閉塞されるととも
に左側面50が形成されている。
【0019】他方の開口部54の周縁には、右側面とな
る右側面片51と、端片58,59と、右側面片51の
上端から延びる差込み片61が設けられている。不織布
積層物45を箱体30に収納するときは、開口部54か
ら収納部34に不織布積層物45を入れたのち、差込み
片58との境界62を谷に折り、さらに端片55,56
と右側面片50とを内側に折り、前記差込み片58を箱
体30内に差込むことにより、開口部54が閉塞される
とともに右側面51が形成されるようになっており、一
方、不織布積層物45を箱体30から取り出すときは、
差込み片58を箱体30内から抜き、右側面片51、端
片58,59を外方に開くことにより、収納部34から
不織布積層物45が取り出せるようになっている。
【0020】また、前記開口部54の周縁には、吊部と
なる突出片64が設けられている。この突出片64は、
二点鎖線で示される中心線65を線対称とする穴67
a,67bが形成されており、突出片64をその中心線
65で谷に折ると、穴67a,67bが重なって一つの
貫通孔67が形成されるので、フック等に貫通孔67を
引っ掛けたり、あるいは、貫通孔67に紐を通し、さら
にこの紐をフック等に引っ掛けることなどにより、不織
布用収納箱を吊下げることができるようになっている。
【0021】次に、第一の例の不織布用収納箱の使用方
法を説明する。まず、図1に示す箱体30を切り込み線
39に沿ってカットし、蓋片42を箱体30の上方から
側方に引き出して、図3に示すように末広がり状の取出
孔40を開口させる。ついで、図5に示すように末広が
り状の取出孔40の最小幅部分から露出する最上部の灰
汁取り用不織布32の周縁部32bを摘み、図6に示す
ように該不織布32をその屈曲部45aまで取出孔40
から外方に引き出した後、灰汁取り用不織布32を底面
35に沿って引き抜く。
【0022】このようにすると、末広がり状の取出孔4
0の開口が広いうえ、灰汁取り用不織布32がティッシ
ュペーパーのように連続取り出し可能なように複雑に折
り畳まれていないので、引き抜かれる灰汁取り用不織布
32と、箱体30内に残る灰汁取り用不織布32同士の
摩擦面が小さく、さらに仕切板47が箱体30内に残す
灰汁取り用不織布32を末広がり状の取出孔40の最大
幅部分両側に位置する抜け止め部(前側面36の両端
部)36a,36aの内面に押し付けて抜け止めするの
で、一枚の灰汁取り用不織布32のみを容易に取り出す
ことができる。前述のように末広がり状の取出孔40の
最小幅部分から露出する最上部の灰汁取り用不織布32
の周縁部32bを摘んでその屈曲部45aまで取出孔4
0から外方に引き出した後、さらに底面35に沿って灰
汁取り用不織布32を引き抜く操作を繰り返すことによ
り、灰汁取り用不織布32を一枚ずつ容易に取り出すこ
とができる。
【0023】灰汁取り用不織布32を必要枚数取り出し
た後は、蓋片42を側方から上方に引き上げた後、先端
部42aを差込み口48に差し込み、末広がり状の取出
孔40を蓋片42で閉塞することにより、灰汁取り用不
織布32を保管しておく。
【0024】再度、灰汁取り用不織布32を使用すると
きには、蓋片42の先端部42aを差込み口48から抜
き、蓋片42を上方から側方に引き出して末広がり状の
取出孔40を開口させ、この後、前述方法と同様にして
末広がり状の取出孔40から灰汁取り用不織布32を一
枚ずつ取り出せばよい。
【0025】第一の例の不織布用収納箱にあっては、収
納部34を有する箱体30に天面37から前側面36,
後側面38にかけて開口する末広がり状の取出孔40を
形成し、前記収納部34に複数枚の灰汁取り用不織布3
2が積み重ねられ屈曲されてなる不織布積層物45をこ
れの屈曲部45aが前記末広がり状の取出孔40の幅の
広い側となるように収納し、かつ該不織布積層物45の
屈曲凹部45bに前記末広がり状の取出孔40の最大幅
より幅広の仕切板47を挟み、前記箱体30天面37側
の取出孔40の最小幅部分を、前記不織布積層物45の
周縁部32b近傍に位置して不織布32の周縁部32b
を摘み上げ自在な大きさに形成し、前記箱体30前側面
36側の取出孔40の最大幅部分を、前記不織布積層物
45の屈曲部45aより幅狭に形成したことにより、末
広がり状の取出孔40の開口が十分広いうえ、灰汁取り
用不織布32がティッシュペーパーのように連続取り出
し可能なように複雑に折り畳まれていないので、末広が
り状の取出孔40の最小幅部分から露出する灰汁取り用
不織布32の周縁部32bを摘んでその屈曲部45aま
で取出孔40から外方に引き出し、更に該不織布32を
引き抜く時に、引き抜かれる灰汁取り用不織布32と、
箱体30内に残す灰汁取り用不織布32同士の摩擦面が
小さく、さらに仕切板47の側面が箱体30内に残す灰
汁取り用不織布32を末広がり状の取出孔40最大幅部
分両側に位置する抜け止め部36a,36aの内面に押
し付けて抜け止めするので、灰汁取り用不織布32を一
枚ずつ簡単に取り出すことができる。
【0026】前記第一の例の不織布用収納箱において
は、箱体30が横長の偏平の略直方体である場合につい
て説明したが、天面から側面にかけて開口する末広がり
状の取出孔が形成可能な構造であればその他の形状であ
ってもよく、例えば、縦長の直方体、立方体、柱状体で
あってもよい。また、灰汁取り用不織布32が円状であ
る場合について説明したが、鍋の形に合せた方形状のも
のであってもよい。また、仕切板47が矩形状のもので
ある場合について説明したが、箱体30内に残す灰汁取
り用不織布32を末広がり状の取出孔40の両側に位置
する抜け止め部36a,36aの内面に押し付けて抜け
止め可能な構造であればその他の形状であってもよく、
例えば、H状、逆コ字状、U字状であってもよい。
【0027】図7は、本発明の不織布用収納箱の第二の
例を示した斜視図である。図7に示した第二の例の不織
布用収納箱が、図1に示した不織布用収納箱と異なると
ころは、断面>状の仕切板77が用いられている点であ
る。前記仕切板77は、矩形状の厚紙が中央の折曲げ線
で二つに折り曲げることにより、外側に山部77a、内
側に凹部77bが形成されており、厚紙の反発力により
折曲げ線を境とする上部78と下部79とが外方に広が
る力が働いているものである。このような仕切板77
は、これの山部77aが不織布積層物45の屈曲凹部4
5bと当接するように不織布積層物45に挟まれてい
る。また、前記仕切板77には、図8に示すように仕切
板77の弾力性を調節するための切り込み80が形成さ
れているのが好ましい。この切り込み80は、仕切板7
7の中央の折曲げ線77cから下部79にかけて形成さ
れている。
【0028】第二の例の不織布用収納箱にあっては、特
に、断面>状の仕切板77を用いたことにより、末広が
り状の取出孔40の最小幅部分から露出する灰汁取り用
不織布32の周縁部32bを摘んでその屈曲部45aま
で取出孔40から外方に引き出した後、更に該不織布3
2を外方に引き抜くときに、仕切板77の側面が箱体3
0内に残す灰汁取り用不織布32を末広がり状の取出孔
40最大幅部分のの両側に位置する抜け止め部36a,
36aの内面に押し付けて抜け止めするうえ、仕切板7
7の上部78,下部79がそれぞれ箱体30内に残す灰
汁取り用不織布32を天面37の内面,底面35の内面
に押し付けて抜け止めし、さらに、仕切板47の上部7
8と天面37との間の灰汁取り用不織布32を末広がり
状の取出孔40側に迫り上げるので、第一の例の不織布
用収納箱よりも灰汁取り用不織布32をより簡単に取り
出すことできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の不織布用収
納箱は、収納部を有する箱体にその天面から側面にかけ
て開口する末広がり状の取出孔が形成され、前記収納部
には複数枚の不織布が積み重ねられ屈曲されてなる不織
布積層物がこれの屈曲部が前記末広がり状の取出孔の幅
の広い側となるように収納され、かつ該不織布積層物の
屈曲凹部には前記末広がり状の取出孔の最大幅より幅広
の仕切板が挟まれており、前記箱体天面側の取出孔の最
小幅部分は、前記不織布積層物の周縁部近傍に位置して
不織布の周縁部を摘み上げ自在な大きさに形成され、箱
体側面側の取出孔の最大幅部分は、前記不織布積層物の
屈曲部より幅狭に形成されたものであるので、末広がり
状の取出孔の開口が十分広いうえ、不織布がティッシュ
ペーパーのように連続取り出し可能なように複雑に折り
畳まれていないので、末広がり状の取出孔の最小幅部分
から露出する不織布の周縁部を摘んでその屈曲部まで取
出孔を介して外方に引き出し、更に不織布を引き抜く時
に、引き抜かれる不織布と、箱体内に残す不織布同士の
摩擦面が小さく、さらに仕切板が箱体内に残す不織布を
末広がり状の取出孔最大幅部分両側の抜け止め部の内面
に押し付けて抜け止めするので、不織布を一枚ずつ簡単
に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の不織布用収納箱の第一の例を示した
斜視図である。
【図2】 図1の不織布用収納箱を後側面側から見た斜
視図である。
【図3】 図1の不織布用収納箱の箱体を切り込み線に
沿ってカットして末広がり状の取出孔を形成したときの
前側面側から見た斜視図である。
【図4】 図1の不織布用収納箱に備えられた差込み口
と、差込み片と、吊部とを説明するための斜視図であ
る。
【図5】 図1の不織布用収納箱の末広がり状の取出孔
の最小幅部分から露出する不織布の周縁部を摘んだ状態
を示す斜視図である。
【図6】 図5に示した不織布の周縁部を摘んだ状態の
後、該不織布をその屈曲部まで取出孔を介して外方に引
き出した状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の不織布用収納箱の第二の例を示した
斜視図である。
【図8】 図7の不織布用収納箱の仕切板の不織布積層
物への挾み方を説明するための断面図である。
【図9】 図7の不織布用収納箱の仕切板に形成された
切り込みを説明するための図である。
【図10】 ティッシュペーパー収納箱の例を示した斜
視図である。
【図11】 図10に示したティッシュペーパー収納箱
に収納されるティッシュペーパーの折り重ね方法を説明
するための図である。
【図12】 ティッシュペーパー収納箱の例を示した縦
断面図である。
【符号の説明】
30・・・箱体、32・・・不織布、32b・・・周縁部、34・
・・収納部、35・・・底面、36・・・前側面、36a・・・抜
け止め部、37・・・天面、38・・・後側面、40・・・末広
がり状の取出孔、45・・・不織布積層物、45a・・・屈曲
部、45b・・・屈曲凹部、47・・・仕切板、77・・・仕切
板、77a・・・山部、77b・・・凹部、80・・・切り込
み。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に不織布を収納するための収納部を
    有する箱体であって、 該箱体には天面から側面にかけて開口する末広がり状の
    取出孔が形成され、前記収納部には複数枚の不織布が積
    み重ねられ屈曲されてなる不織布積層物がこれの屈曲部
    が前記末広がり状の取出孔の幅の広い側となるように収
    納され、かつ該不織布積層物の屈曲凹部には前記末広が
    り状の取出孔の最大幅より幅広の仕切板が挟まれてお
    り、前記箱体天面側の取出孔の最小幅部分は、前記不織
    布積層物の周縁部近傍に位置して不織布の周縁部を摘み
    上げ自在な大きさに形成され、箱体側面側の取出孔の最
    大幅部分は、前記不織布積層物の屈曲部より幅狭に形成
    され、 前記末広がり状の取出孔の最小幅部分から露出する不織
    布の周縁部を摘んでその屈曲部まで取出孔を介して外方
    に引き出し、更に不織布を引き抜く時に、該仕切板が箱
    体内に残す不織布を前記箱体の取出孔最大幅部分両側の
    抜け止め部の内面に押し付けて抜け止め可能な構成であ
    ることを特徴とする不織布用収納箱。
JP33708295A 1995-12-25 1995-12-25 不織布用収納箱 Withdrawn JPH09175568A (ja)

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JP33708295A JPH09175568A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 不織布用収納箱

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JP33708295A JPH09175568A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 不織布用収納箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020033105A (ja) * 2016-10-17 2020-03-05 クラレクラフレックス株式会社 不織布製の衛生ふきんのシート収納容器

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JP2020033105A (ja) * 2016-10-17 2020-03-05 クラレクラフレックス株式会社 不織布製の衛生ふきんのシート収納容器

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