JP3043647U - Cd収納ケース - Google Patents
Cd収納ケースInfo
- Publication number
- JP3043647U JP3043647U JP1997004129U JP412997U JP3043647U JP 3043647 U JP3043647 U JP 3043647U JP 1997004129 U JP1997004129 U JP 1997004129U JP 412997 U JP412997 U JP 412997U JP 3043647 U JP3043647 U JP 3043647U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin film
- woven fabric
- storage
- storage case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDの出入れ操作が容易であるCD収納ケー
スを提供することにある。 【解決手段】 略正方形に形成された第1、第2、第3
の合成樹脂フィルムを重ねると共に、第1、第2の合成
樹脂フィルムの間に略正方形の二枚の第1、第2の不織
布を重ね、前記合成樹脂フィルム及び不織布を重ねた状
態で三辺(両側辺と底辺)を熱融着し、前記第1の合成
樹脂フィルムと前記第1の不織布及び前記第2の合成樹
脂フィルムと前記第2の不織布との夫々の上縁部近傍を
熱融着して、一個の袋体内に二箇所の収納部A,Bを形
成し、収納部Aの内面は第1、第2の不織布で内張りさ
れた状態になってCDを収納する収納部にすると共に、
収納部Bは歌詞カード等の収納部としたので、不織布が
捲れ上がる事なくCDの出し入れ操作ができる。また、
収納部の開閉動作が容易である。
スを提供することにある。 【解決手段】 略正方形に形成された第1、第2、第3
の合成樹脂フィルムを重ねると共に、第1、第2の合成
樹脂フィルムの間に略正方形の二枚の第1、第2の不織
布を重ね、前記合成樹脂フィルム及び不織布を重ねた状
態で三辺(両側辺と底辺)を熱融着し、前記第1の合成
樹脂フィルムと前記第1の不織布及び前記第2の合成樹
脂フィルムと前記第2の不織布との夫々の上縁部近傍を
熱融着して、一個の袋体内に二箇所の収納部A,Bを形
成し、収納部Aの内面は第1、第2の不織布で内張りさ
れた状態になってCDを収納する収納部にすると共に、
収納部Bは歌詞カード等の収納部としたので、不織布が
捲れ上がる事なくCDの出し入れ操作ができる。また、
収納部の開閉動作が容易である。
Description
【0001】
本考案は、内部にCD(コンパクトディスク)及び歌詞カード等を収納する事 のできるCD収納ケースに関するものである。
【0002】
従来より、CDを収納する部分に不織布を使用して、CD表面を傷付けないよ うにしたケースが種々提案されている。 例えば、簡易的なケースとして、一枚の軟質合成樹脂シートと、一枚の不織布 を略正方形の袋とし、この袋にCDを収納する形式のものが存在した。しかし、 この簡易的なケースでは、CDは収納できるが歌詞カードを収納する事ができな かった。
【0003】 そこで、CD本体と歌詞カードの双方を収納する事ができるCD収納ケースが 提案されていた。例えば、軟質合成樹脂シートを用いて形成した外袋と、この外 袋に組み込んだ不織布製の偏平な保護内袋とで構成され、内袋にCDを収納し、 内袋と外袋との間に歌詞カードを収納する形式のものが存在した。
【0004】
ところが、実公昭31−7060号公報の様に、内袋は、その底部のみで外袋 に接着されていた。このために、CDを収納する際に内袋と外袋の両方の上端部 を同時に掴んで開かねばなず、非常に煩雑あった。そこで、内袋の上端と、外袋 の上端を接着すれば、この煩雑さを解消する事ができるが、歌詞カードを収納す る事ができなかった。更に、内袋の一方の片面上部を外袋内面に接着した場合、 CDの取り出しの際に、内袋が捲れ上がってしまうと云う欠点が存在した。
【0005】 本考案の目的は、これら従来のCD収納ケースの問題点に鑑み、CDの出し入 れの際に内袋が捲れ上がる事のないCD収納ケースを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案のCD収納ケースは、略正方形に形成され た第1、第2、第3の合成樹脂フィルムを重ねると共に、第1、第2の合成樹脂 フィルムの間に略正方形の二枚の第1、第2の不織布を重ね、前記合成樹脂フィ ルム及び不織布を重ねた状態で三辺(両側辺と底辺)を熱融着し、前記第1の合 成樹脂フィルムと前記第1の不織布及び前記第2の合成樹脂フィルムと前記第2 の不織布との夫々の上縁部近傍を熱融着して、一個の袋体内に二箇所の収納部A ,Bを形成し、収納部Aの内面は第1、第2の不織布で内張りされた状態になっ てCDを収納する収納部にすると共に、収納部Bは歌詞カード等の収納部とした ことを特徴とするものである。
【0007】 前記第3の合成樹脂フィルムは、やや縦長に形成されており、この上端部にラ ベル収納部が形成されていることを特徴とするものである。また、前記第2の合 成樹脂フィルムは、上端部の中央に摘み片を有したことを特徴とするものである 。前記第1の合成樹脂フィルムと第1の不織布及び第2の合成樹脂フィルムと第 2の不織布の全周が夫々熱融着されたことを特徴とするものである。
【0008】 本考案に係るCD収納ケースでは、不織布で構成された内袋が上端部及び下端 部で合成樹脂フィルムに融着されているので、出し入れの際に内袋が捲れ上がる ことがない。
【0009】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本考案の CD収納ケースの一実施例を示す平面図、図2は同CD収納ケースの収納部を開 いた状態を示す斜視図、図3は同CD収納ケースの収納部A、Bを開いた状態を 示す図1のX−X線断面図、図4は同CD収納ケースの製造手順を示す斜視図で ある。
【0010】 CD収納ケース9は、略正方形に形成された第1、第2、第3の合成樹脂フィ ルム10、11、12を重ねると共に、第1、第2の合成樹脂フィルム10、1 1の間に略正方形の二枚の第1、第2の不織布13、14を重ね、前記合成樹脂 フィルム10〜12及び不織布13、14を重ねた状態で三辺(両側辺と底辺) を熱融着する。図4は、合成樹脂フィルム10〜12及び不織布13,14の融 着前の状態を示すものである。
【0011】 図1は、三辺を熱融着してCD収納ケース9が完成した状態を示す平面図であ る。CD収納ケース9の三辺端部には、シームライン17が形成される。尚、本 実施例では、熱融着する場合について説明したが他の接合方法、例えば高周波融 着等であってもよい。
【0012】 第1の合成樹脂フィルム10と第1の不織布13との上端部の融着は、図1, 2に示すように所定間隔で融着した破線状のシームライン18が形成されている 。また、CD収納ケース9の正面側を形成する第1の合成樹脂フィルム10の上 端部の中央には、摘み片15が形成されている。この摘み片15を指で摘む事に より、CD収納部を容易に開く事ができる。
【0013】 第3の合成樹脂フィルム12のやや縦長に形成された上端部には、ラベル収納 部16が形成される。ラベル収納部16は、第3の合成樹脂フィルム12の上端 の延設部分に横長の合成樹脂フィルム19を重ね、一側面を残して上下左端のみ を熱融着する。この熱融着によって、鉤形のシームライン20aと破線状のシー ムライン20bが形成される。したがって、ラベル収納部16は、図1中で右側 のみからラベルを挿入する事ができる。
【0014】 また、三辺を熱融着して完成したCD収納ケース9は、図3に示すように第1 の合成樹脂フィルム10と第1の不織布13と第2の合成樹脂フィルム11と第 2の不織布14とで構成された収納部Aと、第2の合成樹脂フィルム11と第3 の合成樹脂フィルム12とで構成された収納部Bが形成される。
【0015】 次に、以上のように構成されたCD収納ケース9の使用方法について説明する 。先ず、CD収納ケース9の収納部AにCD等を収納する場合、第3の合成樹脂 フィルム12の上端部と第1の合成樹脂フィルム10の摘み片15を摘んで開く と、自動的に収納部Aが開口される(図2参照)。
【0016】 また、収納部したCD等を抜き出す場合には、同様に第3の合成樹脂フィルム 12の上端部と第1の合成樹脂フィルム10の摘み片15を摘んで収納部Aを開 口させ、CDのみを取り出す。この際、不織布13,14は、第1の合成樹脂フ ィルム10及び第2の合成樹脂フィルム11に四辺が熱融着されているので、C Dの抜き出しと共に、不織布が捲れ上がってしまう事がない。したがって、CD の挿入及び取り出し動作を円滑に行う事ができる。
【0017】 収納部Aは、不織布13,14と第1の合成樹脂フィルム10及び第2の合成 樹脂フィルム11で二重構造となっているので、不織布のみで構成されたものに 比べて強度も増強する事ができる。
【0018】 また、収納部Bには歌詞カード等を収納する事ができ、CDに収録された曲の 楽譜や歌詞を同時に収納できCDの保管、管理に便利である。更に、ラベル収納 部16には、CDのタイトル、ミュージシャン名、曲名等を記名した細長紙片を 挿入でき、保管しているCD等の検索が容易になる。
【0019】 尚、本考案は以上の実施例に限る事なく、本考案の技術思想に基づいて種々の 変形が可能である。
【0020】
以上説明したように、本考案のCD収納ケースでは、略正方形に形成された第 1、第2、第3の合成樹脂フィルムを重ねると共に、第1、第2の合成樹脂フィ ルムの間に略正方形の二枚の第1、第2の不織布を重ね、前記合成樹脂フィルム 及び不織布を重ねた状態で三辺(両側辺と底辺)を熱融着し、前記第1の合成樹 脂フィルムと前記第1の不織布及び前記第2の合成樹脂フィルムと前記第2の不 織布との夫々の上縁部近傍を熱融着して、一個の袋体内に二箇所の収納部A,B を形成し、収納部Aの内面は第1、第2の不織布で内張りされた状態になってC Dを収納する収納部にすると共に、収納部Bは歌詞カード等の収納部としたので 、収納部AからCD等を抜き出す際に、不織布部分が捲れ上がってしまうと云う 虞がない。
【0021】 また、収納部A及びBは、夫々第2の合成樹脂フィルムで仕切られた状態で構 成されているので、一部が不織布のみから成るものに比べて剛性があり、強度が 強い。更に、CDの挿入に際しても、合成樹脂フィルムの存在により剛性があっ て収納部Aを開き易くCDの収納作業が容易に行える。
【0022】 また、前記第3の合成樹脂フィルムは、やや縦長に形成されており、この上端 部にラベル収納部を形成したので、CDのタイトル、ミュージシャン名、曲名等 を記名した細長紙片を挿入でき、保管しているCD等の検索が容易となる。また 、前記第2の合成樹脂フィルムは、上端部の中央に摘み片を形成したので、ここ を掴んで収納部を開口する事ができ、CD等の収納、取り出し操作が容易となる 。
【0023】 前記第1の合成樹脂フィルムと第1の不織布及び第2の合成樹脂フィルムと第 2の不織布は夫々全周に渡って熱融着した場合、合成樹脂フィルムが不織布で内 張りされたようになるので、柔らかい不織布にCDが接触し、合成樹脂フィルム に直接接触する事がないので、CD表面を傷付ける虞がない。
【図1】本考案のCD収納ケースの一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】同CD収納ケースの収納部を開いた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同CD収納ケースの収納部A、Bを開いた状態
を示す図1のX−X線断面図である。
を示す図1のX−X線断面図である。
【図4】同CD収納ケースの製造手順を示す斜視図であ
る。
る。
A 収納部 B 収納部 9 CD収納ケース 10 第1の合成樹脂フィルム 11 第2の合成樹脂フィルム 12 第3の合成樹脂フィルム 13 第1の不織布 14 第2の不織布 15 摘み片 16 ラベル収納部 17,18 シームライン 19 合成樹脂フィルム 20a,b シームライン
Claims (4)
- 【請求項1】 略正方形に形成された第1、第2、第3
の合成樹脂フィルムを重ねると共に、第1、第2の合成
樹脂フィルムの間に略正方形の二枚の第1、第2の不織
布を重ね、前記合成樹脂フィルム及び不織布を重ねた状
態で三辺(両側辺と底辺)を熱融着し、前記第1の合成
樹脂フィルムと前記第1の不織布及び前記第2の合成樹
脂フィルムと前記第2の不織布との夫々の上縁部近傍を
熱融着して、一個の袋体内に二箇所の収納部A,Bを形
成し、収納部Aの内面は第1、第2の不織布で内張りさ
れた状態になってCDを収納する収納部にすると共に、
収納部Bは歌詞カード等の収納部としたことを特徴とす
るCD収納ケース。 - 【請求項2】 前記第3の合成樹脂フィルムは、やや縦
長に形成されており、この上端部にラベル収納部が形成
されていることを特徴とする請求項1記載のCD収納ケ
ース。 - 【請求項3】 前記第2の合成樹脂フィルムは、上端部
の中央に摘み片を有したことを特徴とする請求項1記載
のCD収納ケース。 - 【請求項4】 前記第1の合成樹脂フィルムと第1の不
織布及び第2の合成樹脂フィルムと第2の不織布は夫々
全周に渡って熱融着されたことを特徴とする請求項1記
載のCD収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004129U JP3043647U (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | Cd収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004129U JP3043647U (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | Cd収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043647U true JP3043647U (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=43178096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004129U Expired - Lifetime JP3043647U (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | Cd収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043647U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269825A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Myuupakku Ozaki:Kk | コンパクトディスク収納用包装容器 |
JP2018158760A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-11 | 株式会社ジャストコーポレーション | Dvd等のメディア収納ケース |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP1997004129U patent/JP3043647U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269825A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Myuupakku Ozaki:Kk | コンパクトディスク収納用包装容器 |
JP2018158760A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-11 | 株式会社ジャストコーポレーション | Dvd等のメディア収納ケース |
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