JPH09174971A - 紙葉類の挟持装置 - Google Patents

紙葉類の挟持装置

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JPH09174971A
JPH09174971A JP33925595A JP33925595A JPH09174971A JP H09174971 A JPH09174971 A JP H09174971A JP 33925595 A JP33925595 A JP 33925595A JP 33925595 A JP33925595 A JP 33925595A JP H09174971 A JPH09174971 A JP H09174971A
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drum
sandwiching
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JP33925595A
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Naoyuki Yokoyama
尚幸 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラム上に紙葉類を巻き付けたとき、紙葉類
の一部が浮き上がったり、皺が発生したりしないように
する挟持装置を提供する。 【解決手段】 紙葉類15を挟持する挟持部51,71と、該
挟持部51,71を支持する支持部53,73と、前記挟持部5
1,71が前記紙葉類15を挟持したときに、前記挟持部5
1,71が挟持方向と直交する方向にスライドするよう
に、前記挟持部51,71を前記支持部53,73に連結する連
結部52,53と、を有し、前記挟持部51,71に前記紙葉類
15が挟持されたとき、前記紙葉類15を外側に伸ばすよう
に前記挟持部51,71がスライドすることを特徴とする紙
葉類の挟持装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を挟持する
挟持装置に関し、例えば複写機やファクシミリまたはプ
リンタなどにおいて、記録用紙またはインクフィルムな
どの紙葉類をドラム上に巻き付ける際に、該紙葉類を挟
持する紙葉類の挟持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリまたはプリンタな
どでは、画像形成の際に記録用紙を回転するドラム上に
巻き付けて画像形成を行っているものがある。
【0003】図11は従来の挟持装置の一例で、ドラム
100に記録用紙を巻き付けるために記録用紙の一端を
挟持するものである。図示するように、従来の挟持装置
110はドラム100の表面上に設けられており、金属
製で蝶番状の形状をしたごく単純な構造のもので、挟持
部分111がカム機構(不図示)などによって開かれた
状態で記録用紙が挿入されると、ばね機構(不図示)な
どにより挟持部分111が閉じて挿入された記録用紙が
挟持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の挟持装
置では、とりあえず記録用紙を挟持して、回転するドラ
ムから不用意に記録用紙が脱落することがないように挟
持しているのみである。このため、ドラム上に巻き付け
られた記録用紙が、場合によってはドラムから一部分浮
き上がったり、皺が発生したりすることがあり、このよ
うな場合に画像形成時の転写むらとなって、形成される
画像品質の劣化につながるといった問題があった。
【0005】これは、例えば、トナーによる静電潜像が
形成される感光体ドラムと、記憶用紙を巻き付け該感光
体ドラムと接する転写ドラムよりなり、感光体ドラム上
のトナー潜像を転写ドラムに巻き付けられている記録用
紙に転写するようなカラー複写機などの場合、記録用紙
が転写ドラムから浮いていたり、皺になっていたりする
と、感光体ドラム上のトナーが記録用紙に正確に転写さ
れず、濃度むらとなったり、画像そのものが歪んだりし
て記録用紙に形成される画像の画質劣化につながる。
【0006】そこで本発明の目的は、記録用紙やインク
フィルムなどの紙葉類をドラムに巻き付ける際に、紙葉
類の一部が浮き上がったり、皺が発生したりしないよう
にする紙葉類の挟持装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、紙葉類を挟持する挟持装置
において、該紙葉類を挟持する挟持部と、該挟持部を支
持する支持部と、前記挟持部が前記紙葉類を挟持したと
きに、前記挟持部が挟持方向と直交する方向にスライド
するように、前記挟持部を前記支持部に連結する連結部
と、を有し、前記挟持部に前記紙葉類が挟持されたと
き、前記紙葉類を外側に伸ばすように前記挟持部がスラ
イドすることを特徴とする紙葉類の挟持装置である。
【0008】また、請求項2記載の本発明は、前記請求
項1記載の紙葉類の挟持装置において、前記挟持部が、
前記紙葉類の少なくとも両端部分を挟持するように、前
記連結部によって前記支持部に連結されていることを特
徴とする紙葉類の挟持装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施の形態を説明する。
【0010】実施の形態1 図1は、本発明を適用した挟持装置の閉じた状態を示す
概略斜視図であり、図2は同挟持装置の開いた状態を示
す部分概略斜視図であり、図3および図4は挟持装置の
動作を説明するための側面図および正面図である。
【0011】この挟持装置は、回転軸21に、その一端
がビス23止めされ、該回転軸21に沿って取り巻いて
いるばね材22を有し、該ばね材22の一部が分断され
ていて、この部分に紙葉類15を挟持する先端チャック
機構50、60および70が取り付けられている。ま
た、ばね材22の側面部分には、ピン24が設けらてい
て、回転軸21が図3a中矢印A方向に回転することに
より、ピン24がこの挟持装置が設けられているドラム
またはプリント装置のフレームなどに固定されている引
っ掛け棒25に引っ掛かり、先端チャック機構50、6
0および70が開く(図2参照)。この状態で、紙葉類
15が供給される。
【0012】そして、この挟持装置の回転軸21が、図
3bに示す矢印B方向に回転することにより、ばね材2
2の力で先端チャック機構50、60および70が閉ま
り、紙葉類15が挟持される(図1参照)。このとき、
先端チャック機構50および70によって、後述する図
4に示すように、紙葉類15が外側に引っ張られて、紙
葉類15が皺になったりせずにドラムに密着するように
なる。
【0013】先端チャック機構50、60および70
は、図5および図6に示すように、紙葉類を挟持する挟
持部51、61および71が、それぞれ連結部52、6
2および72によって、支持部53、63および73に
連結されている。
【0014】挟持部51、61および71は、ゴムや摩
擦係数の高い合成樹脂などによるすべりどめ部材81
と、このすべりどめ部材81の強度を保つための金属部
材82とによって形成されており、すべりどめ部材81
と金属部材82とは接着剤などによって接着されてい
る。連結部52、62および72は板ばね材よりなり、
その一方の端が前記金属部材82と溶接やろう付けなど
によって結合され、他端が支持部53、63および73
のかぎ溝83に係合されて、挟持部51、61および7
1と支持部53、63および73を連結している。
【0015】ここで、支持部53、63および73は、
金属部材により前述のばね部材22とは別体に構成し
て、ばね部材22の分断した部分に溶接やねじ止め、ま
たは接着剤などにより接合したものであるが、その他、
例えばばね部材22の分断されている部分に直接かぎ溝
83を設けて支持部として構成してもよい。なお、図5
および図6においては、先端チャック機構のうち、その
上側のみを示し、全く同様の構成である下側部分は省略
した。
【0016】連結部52、62および72の形状は、紙
葉類の両端を挟持する先端チャック機構50および70
と、紙葉類中央部分を挟持する先端チャック機構60と
で異なり、先端チャック機構50および70の連結部5
2および72は、図5に示したように、支持部のかぎ溝
83と係合する部分を除き直線的な形状を成し、支持部
53および73に対して、挟持部51および71が紙葉
類を挟持する方向と直角な横方向にスライドするよう
に、ある角度を成して支持部53および73と挟持部5
1および71とを連結している。一方、紙葉類中央部分
を挟持する先端チャック機構60の連結部62は、図6
に示したように、くの字形をして、紙葉類挟持時に挟持
部61がスライドしないように形成されている。
【0017】これにより、図4aに示したように、先端
チャック機構50、60および70が開いた状態では、
いずれもその支持部53、63および73と挟持部5
1、61および71は同位置にあり、図4bに示したよ
うに、先端チャック機構50、60および70が閉じる
と、紙葉類15の両端を挟持する先端チャック機構50
および70では、その挟持部51および71がスライド
して、紙葉類を横方向に引き伸して挟持する。
【0018】したがって、紙葉類15を挟持したときに
は、中央部分を挟持する先端チャック機構60によって
紙葉類15の位置が固定され、さらに紙葉類15両端を
挟持する先端チャック機構50および70が互いに紙葉
類15を外側に引っ張ることとなるので、紙葉類の位置
が保たれたまま、左右方向に張力を加えることができ、
紙葉類15に皺が発生するのを防止する。なお、図4に
おいては、先端チャック機構50,60および70部分
のみを示し、ばね部材や回転軸などは省略した。
【0019】実施の形態2 次に本発明を適用した挟持装置の他の形態について説明
する。
【0020】図7は、他の形態の挟持装置を示す側面図
である。この挟持装置は、その一部に切り欠き部分36
が設けられていて、変心した回転軸31によって回転す
る回転体32と、その一端が切り欠き部分36に内接
し、他端が回転体32にビス止めされて、回転体32の
周囲を取り巻くように設けられているばね材34よりな
り、この回転体32の切り欠き部分36の一壁面とばね
材34との間に、前述の実施の形態1において説明した
先端チャック機構50、60および70が設けられてい
る。
【0021】その動作は、図7aに示すように、回転軸
31が図中矢印A方向に回転することにより、ばね材3
4の一部がドラムやプリンタ装置のフレームなどに固定
されている引っ掛け棒35に引っ掛かり、先端チャック
機構50、60および70が開くこととなり、この状態
で紙葉類が供給される。引っ掛け棒35は、図示するよ
うに、ばね材34が当たる部分に段差があり、ばね材3
4の位置が変化しないようになっている。
【0022】そして、回転軸31が、図7bに示す矢印
B方向に回転することにより切り欠き部分36の内壁と
ばね材34の一端との間に設けられた先端チャック機構
50、60および70が閉まり、紙葉類が挟持される。
このとき先端チャック機構の動きは、既に説明したよう
に(図4b参照)、紙葉類が挟持されると、紙葉類の両
端部を挟持する先端チャック機構50および70の挟持
部51および71が横方向にスライドして、紙葉類15
を外側に引き伸し、皺が発生するのを防止する。
【0023】以上説明した実施の形態1および2の挟持
装置は、いずれもスライドしない中央部分の挟持部60
と、紙葉類15両端を挟持し互いに紙葉類を外側へ引っ
張る2個の挟持部50および70とを設けたものである
が、本発明はこの様な形態に限定されるものではなく、
例えば、紙葉類をその両端でのみ挟持する(この場合中
央部分は挟持しない)2個の挟持部を設け、その一方の
みがスライドして、他方はスライドしないようにし、一
方の端部でのみ紙葉類を引っ張るようにしてもよい。
【0024】
【実施例】以下、上述のように構成された挟持装置を熱
転写方式のドラムに記録用紙およびインクフィルムを巻
き付ける巻き付け装置に適用した一実施例を説明する。
本実施例での熱転写方式は、一つのドラム上に記録用紙
とインクフィルムとを重ねて巻き付け、インクフィルム
の上からレーザー光やその他の発熱体によって、画像を
形成し、インクフィルムの染料(または顔料、もしくは
染料や顔料などを含む染色剤)を記録用紙上に転写する
方式である。
【0025】この巻き付け装置は、図8に示すように、
主走査方向に回転する円筒のドラム1の円周上に、供給
装置11から供給された記録用紙の一端を挟持して、ド
ラム1周囲に巻き付ける巻き上げローラ2と、同様に供
給装置11から供給されたインクフィルムを挟持して、
記録用紙の上から巻き付ける巻き上げローラ3と、これ
ら記録用紙およびインクフィルムの後端を挟持する後端
チャック4および5とを具備しており、巻き上げローラ
2および3として、既に説明した本発明による挟持装置
を用いたものである。したがって、巻き上げローラ2お
よび3のチャック部分20および30には、前述の先端
チャック機構50、60および70が設けられている。
【0026】ドラム1の回転には、ステップモータが用
いられ、ドラム1の回転が正確に行われる。また、ドラ
ム1には、ドラム1が所定の位置にあることを検知する
ドラム初期位置センサ(不図示)が設けられている。
【0027】巻き上げローラ2および3は、その回転軸
21(または31)を回転させるためのトルクリミッタ
付きの回転モータ(不図示)によって回転し、一定の力
が加わると自動的にその回転が止まるようになってい
る。そして、この回転モータは巻き上げローラ2または
3を回転するときのみ回転軸21(または31)と係合
するようにソレノイドによって出し入れされて、回転が
不要なときには、ドラム1の回転に差し障りのないよう
に退避する。また、回転軸21(または31)には、ラ
チェット機構が設けられていて、回転モータが係合して
いないときに不必要に回転しないようにしており、ラチ
ェットの爪部材が外されたときにのみ回転軸21(また
は31)が回転自在となる。
【0028】後端チャック4および5は、例えばその先
端に弾性体を有する断面がくさび形や単純な円形で、ド
ラム1の幅(副走査方向)よりも長い金属製で、ばねな
どによってドラム1の中心方向に付勢される軸(不図
示)と、ドラム1表面の窪みとによって記録用紙または
インクフィルムを挟持する。この軸は、ソレノイドやカ
ムまたはレバーなどよって持ち上げられてドラム1表面
の窪みとの間に隙間ができ、その状態で記録用紙または
インクフィルムが挿入される。
【0029】ドラム1の周囲には、さらに、圧接ローラ
6、排出装置12、剥離ローラ7、記録用紙およびイン
クフィルムの先端検知センサと後端検知センサが設けら
れている。
【0030】圧接ローラ6は、ドラム1に対して上下動
し、記録用紙およびインクフィルムの先端が巻き上げロ
ーラ2または3に挟持された後、ドラム1が回転して記
録用紙およびインクフィルムを巻き付ける際に、ドラム
1に圧接してガイドローラの役割を果たし、また、後端
チャック4および5に記録用紙およびインクフィルムの
後端を滑り込ませる役目を果たす。また、記録用紙およ
びインクフィルムを排出する際には、ドラム1から記録
用紙およびインクフィルムを剥離して、剥離ローラ7と
共に排出装置12に導く機能を有する。この圧接ローラ
6の上下動は、排出装置12と共にソレノイドなどによ
って行われる。また、この圧接ローラ6の回転は、ステ
ップモータによって正確に行われ、かつ、電磁クラッチ
により回転自在となる。
【0031】排出装置12は、圧接ローラ6と共にドラ
ム1に対して上下動して、圧接ローラ6によって導かれ
た記録用紙およびインクフィルムを排出する。このと
き、剥離ローラ7が圧接ローラ6によってドラム1から
分離された記録用紙およびインクフィルムを排出装置1
2に導く。排出装置12には、記録用紙およびインクフ
ィルムが排出されたことを検出する排出センサが設けら
れている。また、剥離ローラ7は、ソレノイドによって
上下する。
【0032】供給装置11および排出装置12は、供給
モータおよび排出モータによって、それぞれ記録用紙お
よびインクフィルムの供給、排出を行っている。
【0033】先端検知センサは、供給装置11の先端部
分に設けられており、記録用紙およびインクフィルムが
供給されて、その先端部分が巻き上げローラ2および3
に入ったことを検知する。また、後端検知センサは、記
録用紙およびインクフィルムがドラム1に巻き付いたと
きに、その後端を検知する。
【0034】この巻き付け装置の動作は、図9aに示す
ように、始めに、ドラムの位置が初期位置センサによっ
て初期位置にあることが検知された後、記録用紙16が
供給装置11から供給されて、巻き上げローラ2の先端
チャック20が開いている(図3aまたは図7a参照)
ところに挿入される。次いで、巻き上げローラ2が回転
し、先端チャック20が閉じて(図3bまたは図7b参
照)、記録用紙16が挟持される。このとき、この巻き
上げローラ2に本発明による挟持装置を用いたことで、
図4bに示したように、紙葉類である記録用紙16が横
方向に引き伸ばされて挟持される。
【0035】次いで、ドラム1が回転して、記録用紙1
6がドラム1に巻き付けられ、記録用紙16の後端が後
端チャック4によって挟持された後、図9bに示すよう
に、巻き上げローラ2が図中D方向にさらに回転して
(図3cまたは図7c参照)、先端チャック20部分が
移動することにより記録用紙16を引っ張りドラム1に
密着させる。
【0036】これにより、記録用紙16は本発明の挟持
装置を適用した巻き上げローラ2に挟持されて、横方向
に引っ張られると共に、この巻き上げローラ2の回転に
よって、記録用紙16の縦方向にも引っ張られて、皺が
生じたりドラム1から浮いたりすることなくドラム1に
密着する。
【0037】次に、前記記録用紙同様に、記録用紙16
の上からインクフィルム17が巻き付けられる。すなわ
ち、供給装置11からインクフィルム17が供給され
て、その先端が巻き上げローラ3の先端チャック30に
挟持され、ドラム1が回転して、記録用紙16の上から
インクフィルム17がドラム1に巻き付けられ、インク
フィルム17の後端が後端チャック5によって挟持され
た後、巻き上げローラ3が回転して、先端チャック30
が移動することにより、インクフィルム17を引っ張
り、図10に示すように、記録用紙16の上にインクフ
ィルム17が密着する。
【0038】これにより、本発明の挟持装置を適用した
巻き上げローラ3に挟持されたインクフィルム17は、
その横方向に引っ張られると共に、巻き上げローラ3の
回転によって縦方向にも引っ張られて、皺が生じたり記
録用紙16から浮いたりすることなく記録用紙16と密
着する。特にインクフィルム17は、記録用紙16と比
較して非常に薄く皺になりやすいため、本発明の挟持装
置を適用した巻き上げローラ3がインクフィルム17を
挟持したときに、このインクフィルム17を横方向に引
っ張ることで、単に、巻き上げローラ3の回転によって
縦方向に引っ張るだけよりも皺などが発生しにくくな
り、記録用紙16とより良好に密着することとなる。
【0039】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば以下のよう
な効果を奏する。
【0040】請求項1記載の本発明によれば、紙葉類を
挟持する挟持部が、挟持方向に対して垂直な方向にスラ
イドするようにしたので、紙葉類を挟持したときに、こ
の挟持部のスライドにより、紙葉類を外側に引っ張り、
紙葉類に皺などが発生するのを防止し、また、ドラムに
紙葉類を巻き付ける際には、紙葉類とドラムとの密着性
が向上する。
【0041】請求項2記載の本発明によれば、紙葉類の
両端をスライドする2個の挟持部によって挟持し、互い
に外側に引っ張ることとしたので、紙葉類の両端に、均
一な張力を与えることができるので、均等に紙葉類を引
き伸ばして皺などの発生を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した挟持装置を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明を適用した挟持装置を示す部分斜視図
である。
【図3】 本発明を適用した挟持装置の動作を説明する
ための側面図である。
【図4】 本発明を適用した挟持装置の動作を説明する
ための正面図である。
【図5】 本発明を適用した挟持装置を説明するための
分解図である。
【図6】 本発明を適用した挟持装置を説明するための
分解図である。
【図7】 本発明を適用した他の挟持装置の動作を説明
するための側面図である。
【図8】 本発明による挟持装置を巻き上げ装置に適用
した実施例を示す図面である。
【図9】 上記巻き上げ装置の動作を説明するための図
面である。
【図10】 上記巻き上げ装置の動作を説明するための
図面である。
【図11】 従来の挟持装置を説明するための斜視図で
ある。
【符号の説明】
21、31…回転軸、 22、24…ばね材、 24…ピン、 25、35…引っ掛け棒、 32…回転体、 50、60、70…先端チャック機構、 51、61、71…挟持部、 52,62、72…連結部、 53、63、73…支持部、 81…すべりどめ部材、 82…金属部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を挟持する挟持装置において、 該紙葉類を挟持する挟持部と、 該挟持部を支持する支持部と、 前記挟持部が前記紙葉類を挟持したときに、前記挟持部
    が挟持方向と直交する方向にスライドするように、前記
    挟持部を前記支持部に連結する連結部と、を有し、 前記挟持部に前記紙葉類が挟持されたとき、前記紙葉類
    を外側に伸ばすように前記挟持部がスライドすることを
    特徴とする紙葉類の挟持装置。
  2. 【請求項2】 前記挟持部が、前記紙葉類の少なくとも
    両端部分を挟持するように少なくとも2個設けられ、該
    少なくとも2個の挟持部が前記紙葉類を挟持したとき
    に、互いに挟持した紙葉類を引き伸ばす方向にスライド
    することを特徴とする請求項1記載の紙葉類の挟持装
    置。
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