JPH0917475A - 表面実装接点,表面実装ジャンパ,表面実装接点のロール,表面実装ジャンパのロール,表面実装接点ストリップ形成方法,表面実装ジャンパストリップ形成方法 - Google Patents

表面実装接点,表面実装ジャンパ,表面実装接点のロール,表面実装ジャンパのロール,表面実装接点ストリップ形成方法,表面実装ジャンパストリップ形成方法

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JPH0917475A
JPH0917475A JP8041959A JP4195996A JPH0917475A JP H0917475 A JPH0917475 A JP H0917475A JP 8041959 A JP8041959 A JP 8041959A JP 4195996 A JP4195996 A JP 4195996A JP H0917475 A JPH0917475 A JP H0917475A
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conductive
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JP8041959A
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Janos Legrady
ジャノス・レグラディー
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Zierick Manufacturing Corp
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Zierick Manufacturing Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/55Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
    • H01R12/57Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/16Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡易で安価に製造出来、装着が自動化さ
れている表面実装装置を容易に使用出来、プリント回路
基板に効率よく実装出来、導体を運搬する為の包み又は
テープを必要とせず安価に生産出来、装着機への供給装
置で容易に効率良く使用出来る表面実装電気コネクタを
提供することである。 【解決手段】真空ノズルを含む表面実装装置によりプリ
ント回路基板上の導電性パッド上に実装される表面実装
接点14であり:一つの平面内に配置され表面実装接点
が実装される導電性パッド上に載置されるよう寸法が決
められている第1導電部12と;第1導電部と一体的に
形成されており上記平面の一側に延出している第2導電
部14と;を備えており、第1及び第2導電部の少なく
とも一方に表面実装装置の真空ノズルにより係合されて
表面実装接点を真空ノズルに強固に係合させる略平坦な
ピックアップ表面,12a,12bが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関係
しており、より詳細には、一度に1つづつ電気接点を連
続的にピックアップしてピックアップ場所から実装場所
に移送しそれらをプリント回路基板に正確に実装する自
動化された表面部品実装装置によりプリント回路基板の
表面に実装される表面実装電気接点に関係している。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板上に実装するための多
数の電気接点の設計が提案されてきた。これらの多く
は、平坦な薄板材料を打ち抜くことにより形成されるピ
ンまたはポスト用である。多くの場合、ピンまたはポス
トは、当初、プリント回路基板上での自動化された実装
を可能とするように、キャリヤ・ストリップにより互い
に接続されている。前記ピンまたはポストは、米国特許
第5,073,132号に示されるように、比較的平坦
な形状を含む、種々の形状をしている。薄く平坦なポス
トは米国特許第3,864,014号に示されている。
ボックス型の雄コネクタは米国特許第3,375,48
6号に図示されている。比較的大きな断面のピンもま
た、米国特許第4,017,142号および第3,42
8,934号に開示されている。
【0003】米国特許第4,395,087号および第
3,663,931号においては、実質的に四角いソリ
ッド・ピンが電気接点の為に使用されている。米国特許
第4,395,087号ではピンはキャリヤ・ストリッ
プに設けられており、米国特許第3,663,931号
では単体のピンが鍛造材料から形成されたと思われるソ
ケット接点と一体的に形成されているのが示されてい
る。米国特許第4,369,572号ではキャリヤ・ス
トリップに溶接されている実質的に矩形のソリッド・ピ
ンが示されている。しかしながら既知の設計のいずれも
が、プリント回路基板上への表面実装に適している平坦
な薄板材料から形成されるピン・コネクタを開示してい
ない。
【0004】また、図21に示す如く、プラスチック製
のポケット・キャリヤTにより搬送される複数のプラス
チック・ポケットPの夫々の中に装填された単一の浮動
(loose)表面実装ピン端子を提供することも知ら
れている。しかしながら、前述した種々の従来例は数多
くの問題を有しており、業界で広く受け入れらていな
い。まず最初に、補助的なプラスチック・ポケット、即
ち包み、Pが表面実装部品の単価を上昇させている。さ
らに、表面実装されたピンが通常はより大きな寸法のポ
ケット、または覆い、内に格納されているので、部品は
その中で少なくともある程度の移動の自由を有してい
て、このことが自動装着機のピックアップ場所におい
て、ピンの正確な直線状の整列の為のスプロケットまた
はパイロットなしでは、上記部品を自動装着機の真空ノ
ズルと精密に直線状に整列させることを困難で実現性の
ないものにしている。このような機械は、ピックアップ
の間に部品を非常に精密に直線状並べることを要求し、
また所望の位置からのごくわずかな直線状の整列のずれ
が部品及び/または真空ノズルに損傷を与える。
【0005】従来では、自動装着機の設計および使用法
は大きく進歩したが、このような機械は、真空ノズルと
の係合の為の吸込み領域を提供できるほど充分大きな平
坦表面を有している部品の装着にまず最初は使用されて
きた。そのようなものとして、このような機械はトラン
ジスタ,IC,コンデンサ,および必要な表面を提供す
る他の多数の電気部品の装着の為に使用されてきた。し
かしながら、棒状の電気端子,テスト接点,IDC,お
よびその他の電気レセプタクルは、装着機が取り扱うの
に適した適当な幾何学的形状を常に示していないので、
表面実装技術を使用したこのような部品の実装の自動化
は昔から不可能であった。
【0006】従って、今までは、棒状の表面実装端子は
一列の部品を保持する為にプラスチック製の本体を使用
したヘッダ形状に包装されていて、装着ロボットにより
基板上に装着されていた。テスト接点やタブやIDCや
その他の型式の単独の端子の必要性があった場合には、
これらの端子にはスルーホール技術だけしか適用するこ
とが出来なかった為に、基板および製造工程は表面実装
技術とスルーホール技術との組み合わせでなければなら
なかった。
【0007】電気のパッケージにおいては、まったくし
ばしばしばプリント回路基板上の配線を相互に交差させ
なければならない。このことは、両面PC基板上で基板
の一側面から他側面へと鍍金貫通孔を介して配線を連結
することにより容易に行うことが出来る。この方法を使
用すれば、基板の上側で2つの配線を交差させる必要が
生じた場合には、2つの鍍金貫通孔を介して一方の配線
を基板の下側に通すことにより上記の必要性を解決する
ことが出来る。しかしながらこのような方法は、最近広
まっているアルミニウム製プリント回路基板や一面プリ
ント回路基板には適用することが出来ない。これらの場
合には、ゼロオーム表面実装抵抗器やジャンパを使用す
ることが通常行われている。これらの部品は、真空部品
載置システムを使用する自動載置装置にこれらの部品を
送り込む為に、テープに固定されなければならない。
【0008】表面実装部品をテープに固定することは広
く実施されている工業技術である。これらの部品は連続
したテープの一部である多数の小さな凹所の中に1つ1
つ置かれ所定の位置でそれらの上部開口をテープにより
密封される。連続的なテープはリール上に巻装される。
リールはテープ供給装置に装填される。複数のテープ供
給装置が真空部品載置システムに設置されている。テー
プ供給装置は巻装されている連続的なテープを引き出
し、ストリップから上部のテープを引き剥がして真空ピ
ックアップノズルに対して表面実装部品を露出させる。
真空ピックアップノズルは表面実装部品を上記小さな凹
所からピックアップし表面実装回路基板上の適切な位置
に載置する。このようなテープ固定方法は非常に高価で
あり、しばしば表面実装部品よりも高くなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情の
下でなされ、この発明の目的は、前述した従来の表面実
装コネクタに固有の欠点を生じない表面実装電気コネク
タを提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、構造が簡易で安価に
製造することが出来る表面実装電気コネクタを提供する
ことである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、装着が自動化
されている表面実装装置を容易に使用できる表面実装電
気コネクタを提供することである。
【0012】本発明のまた他の目的は、表面実装電気コ
ネクタに対する損傷を原因とする全ての無駄を実質的に
無くすこと出来てプリント回路基板に効率よく実装する
ことが出来る表面実装電気コネクタを提供することであ
る。
【0013】本発明のより他の目的は、例えば棒状の実
装ポスト,テスト接点,IDC,雌レセプタクル,そし
てジャンパの形態を取ることが可能な前記の目的で言及
された型式の表面実装電気コネクタを提供することであ
る。
【0014】本発明のよりさらなる目的は、連続打ち抜
き技術を使用することにより、導体を運搬するための個
々の包みまたはテープを必要とせずに、安価に生産する
ことが出来る前記の型式の表面実装電気コネクタを提供
することである。
【0015】本発明は、装着機と使用するための供給装
置で容易に効率良く使用することが出来て表面実装技術
とスルーホール技術との組み合わせの必要性を無くすこ
とが出来る新規な表面実装電気コネクタを提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、プリン
ト回路基板の略平坦な導体表面上に表面実装するための
表面実装電気接点は:平面を規定していて、プリント回
路基板の対応する平坦な導電性表面への接続および取り
付けに適している略平坦な表面を有しているベースを備
えている。1つの接点がベースにより規定された平面に
対して実質的に垂直な方向においてベースから突出して
いる少なくとも1つの部分を有している。少なくとも1
つの折れ曲がった中間連結部分が上記少なくとも1つの
部分をベースに一体的に連結しており、上記少なくとも
1つの部分,ベース,そして少なくとも1つの曲がった
中間連結部分の全てが、導電性材料の略平坦な薄板によ
り一体的に形成されている。この表面実装電気接点の上
記少なくとも1つの部分は、電気ピン,テスト接点,電
気雌レセプタクル,電気絶縁移動コネクタ(IDC)ま
たは導電性リンクあるいはジャンパの形態であることが
出来る。
【0017】表面実装装置の真空ノズルとプリント回路
基板に載置される表面実装接点との間に強固な係合を生
じさせる為に、表面実装接点は、一つの平面内に配置さ
れて表面実装接点が実装される導電性パッド上に載置さ
れるよう寸法が決められている第1導電部を備えてい
る。第2導電部が第1導電部と一体的に形成されており
上記平面の一側に延出している。第1導電部と第2導電
部の少なくとも一方には、表面実装装置の真空ノズルに
より係合されて表面実装接点を真空ノズルに強固に係合
させる略平坦なピックアップ表面が設けられている。複
数の表面実装接点を相互に連ねて連結して連続的なスト
リップにする連結手段をさらに備えていることが好まし
い。連結手段は、上記略平坦なピックアップ表面に対し
て真空ノズルを係合させることにより導電性パッド上へ
表面実装接点を表面実装させる表面実装装置により切断
されて上記連続的なストリップから1つの表面実装接点
を選択的に分離させる。このような表面実装接点は、表
面実装ジャンパあるいは他の表面実装電気コネクタの形
態に形成される。
【0018】自動化された装着機械とともに使用された
場合、列をなして連結されている表面実装接点のストリ
ップには、相互に隣接している2つの表面実装接点の間
に壊れやすい連結手段が設けられている。このような方
法では、表面実装接点のストリップは自動化されている
実装場所に進められ、上記ストリップの下流端の表面実
装接点が上記ストリップ中で下流端の表面実装接点の下
流側で下流端の表面実装接点に隣接している表面実装接
点との間の壊れやすい連結手段を切断されることにより
上記ストリップから分離される。列をなして連結されて
いる表面実装接点はスプールまたはボビン上に螺旋状に
巻き付けられていて、そこから巻き戻されて自動化され
た実装場所へと進められることが好ましい。
【0019】本発明はまた、表面実装接点および本発明
に従った列をなして連結されている複数の表面実装接点
を形成する為の素材を、表面実装接点の製造方法ととも
に、意図している。
【0020】本発明は、ジャンパをテープに固定する必
要を無くすよう構成された表面実装ジャンパを提供す
る。このような表面実装ジャンパは、連続的なストリッ
プの形態で打ち抜かれる。複数の表面実装ジャンパは小
さな連結タブにより連ねられた状態で相互に連結されて
連続的なストリップを形成する。この連結タブは表面実
装ジャンパの一体的な部分である。真空ピックアップノ
ズルと強固に係合する為の平坦なピックアップ表面を提
供することが出来る他の表面実装接点もまた開示されて
いて、これは導電性薄板材料の連続的なストリップから
製造することが出来、実装装置において自動的に使用さ
れるようコイル状のリールに形成することが出来る。
【0021】上記連続的なストリップはリール上に巻装
される。このリールは特殊な供給装置に装填され、連続
的なストリップから1つの表面実装ジャンパあるいは他
の表面実装接点が切断されて適切な場所と時間で真空ピ
ックアップノズルに提供される。このような特殊な供給
装置は、本願発明の譲渡人に譲渡された米国特許出願第
08/196,864号及び08/395,622号の
両者に詳細に記載されている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下この発明の種々の実施の形態
を添付の図面を参照しながら詳細に説明するが、添付の
図面の全体を通して同一のまたは類似した構成部材は同
じ参照符号で指摘される。
【0023】図1を見ると、プリント回路基板(PC
B)の表面への実装に適している表面実装電気コネクタ
は参照番号10で示されている。
【0024】表面実装電気コネクタ10は、平面を規定
し、プリント回路基板のしばしば「ランド」または「パ
ッド」と称される平坦な導電性表面に接触され取り付け
られるのに適している略平坦な表面を有しているベース
12を含んでいる。電気接点ピン14は、ベース12に
より規定された平面に対して実質的に垂直な方向におい
てベース12から突出している少なくとも1つの部分を
有している。少なくとも1つの折れ曲がり中間連結部分
が電気接点ピン14をベース12に一体的に接続してい
る。図1に示された如き構造では、2つの折れ曲がり中
間連結部分16a及び16bが、第1接点部分14aを
第1ベース部分12aに連結しているとともに、第2接
点部分14bを第2ベース部分12bに連結している。
【0025】図示の如く相互に並んで配置された第1接
点部分14aおよび第2接点部分14bは、一体的な折
れ曲がり橋状部分14cにより相互に連結されている。
図示されている如き第1接点部分14aと第2接点部分
14bとの相互に並んだ配置は狭い間隙つまり空間14
dを創出しており、狭い間隙つまり空間14dは半田の
リフローの間に毛細管現象を利用できるようにしてい
る。第1接点部分14aと第2接点部分14bの2つの
薄いストリップの少なくとも1つはメッキされていて、
電気接点ピン14のベース12が溶融している半田ペー
ストにさらされた時に毛細管現象により液状の半田が空
間14d内に吸い上げられて第1接点部分14aと第2
接点部分14bとを相互に半田付けして接点ピンまたは
テスト接点のいずれかとして使用可能なソリッドピンを
形成する。毛細管現象およびその利点を促進する本発明
に従った他の表面実装電気コネクタの構造については、
後述される。
【0026】本発明の重要な特徴は、ベース12および
中間連結部分16a,16bを含んでいる図1の電気接
点ピン14が、以下に図2を参照しながらに説明される
ように導電性材料の略平坦な薄板から形成されることで
ある。このような構造は、表面実装電気コネクタを安価
に製造できるようにし、同様に重要なことは、表面実装
電気コネクタを以下に述べるように細長いストリップと
して生産できるようにして装着装置における正確な位置
付けを容易にすることが出来、このような表面実装電気
コネクタを実現可能かつ実用的なものとすることが出来
る。
【0027】図2を参照すると、図1の表面実装電気コ
ネクタ10が形成される基になる大きな素材(ブラン
ク)19、即ち細長いストリップ、が示されている。大
きな素材(ブランク)19は複数の表面実装電気コネク
タの夫々の為の小さな素材(ブランク)19a,19
b,19cが相互に連続して連結されているよう導電性
材料の平坦な薄板から打ち抜きにより形成される。中央
の小さな素材19aのみが実線で示されていて、中央の
小さな素材19aに対して大きな素材19の移動方向に
おける下流側に隣接した小さな素材19b及び上流側に
隣接した小さな素材19cは一点鎖線により示されてい
る。これら全ての小さな素材19a,19b,19cは
同様に構成されており、相互に隣接されている小さな素
材が壊れやすい接続タブ18により相互に連結されてい
る。
【0028】小さな素材19a,19b,19cの夫々
は、図2に示す如く、プリント回路基板の対応する表面
に取り付けられるのに適したベースと接点と接点をベー
スに一体的に連結する少なくとも1つの中間連結部分と
を備えている。図1の電気接点ピン14を形成するため
に使用される図2に示された大きな素材19において、
第1のベース部分12aは接点部分14aの両側に2つ
の平行な切片12cを有している略U字形状の部材を含
んでおり、2つの平行な切片12cの夫々は内方に突出
している突起部分12dを有している。2つの平行な切
片12cは横方向切片12eに連結されていて、横方向
切片12eは中心部が中間連結部分16aにより第1接
点部分14aと連結されている。橋状部分14cが第1
接点部分14aと第2接点部分14bとの間に狭い首状
部分として示されている。図2に示されているように、
第1接点部分14aと第2接点部分14bの上部、つま
り自由端、において、第2ベース部分12bは、反対側
つまり側方の窪み12fを伴った外方に広がる部分とし
て提供されている。図1から明かになるように、第2ベ
ース部分12bの寸法は、第1ベース部分12a及び第
2ベース部分12bがベース12の1つの共通面の中に
移動された時に2つの平行な切片12cの間の領域内に
受け入れられて実質的にその領域を満たすよう選択され
ている。
【0029】小さな素材19a,19b,19cがいっ
たん形成されると、図1に示されるように表面実装電気
コネクタ10は、第1中間連結部分16aが約90度に
折り曲げられ、それにより第1ベース部分12aが第1
接点部分14aに対して実質的に垂直な平面内に移動さ
れる。次に、第2接点部分14bは橋状部分14cの回
りで第1接点部分14aに対して180度折り曲げられ
て第1接点部分14aと第2接点部分14bとが図1に
示す如く並列に配置される。最後に第2ベース部分12
bが、第2中間連結部分16bを90度折り曲げ突起部
分12dを窪み12fの中に位置させることにより図1
に示される如く第1ベース部分12aの平面内に移動さ
れる。他の表面実装電気コネクタは上述した如き製造工
程またはそのわずかの変形例に従って製造することが出
来、当業者はこの発明を種々の他の表面実装電気コネク
タに適用することが出来る。
【0030】突起部分12dおよび窪み12fの組み合
わせが固定機構を創出していて、第1及び第2ベース部
分12a,12bと第1及び第2接点部分14a,14
bとが、特にプリント回路基板上に実装する前に、分離
することを防止することは好ましいことである。このよ
うな構成は、ストリップからの表面実装電気コネクタの
切断やピックアップポイントでの表面実装電気コネクタ
の把持や表面実装電気コネクタが半田付けされるプリン
ト回路基板上のランドへの表面実装電気コネクタの載置
を含む装着機における処理の間に、接点ピンまたはテス
ト接点の一体性を維持する。この為に表面実装電気コネ
クタがある程度の弾力性つまり「形態記憶」を有する柔
軟な薄板材料から打ち抜かれたとしても、表面実装電気
コネクタはソリッドピンの利点を享受する。もちろん、
表面実装電気コネクタ10がプリンタ回路基板に半田付
けされた後も、第1及び第2接点部分14a,14bは
間隙つまり空間14dの中に流入しそれを満す半田の毛
細管現象により効果的に堅いソリッドピンになる。
【0031】図1および図2の実施の態様の平坦なベー
ス12は、四角形状をしていて、しばしば同様に四角い
プリント回路基板上のランドまたはパッドに形状が合致
していることが好ましい。しかしながら、これは本発明
の重大な特徴ではなく、平坦なベース12により規定さ
れた領域を、上述してきた種々のベース部分の為に適切
な寸法を選択することにより所望のまたは選択された領
域であることが出来ることは明白である。また、図1お
よび図2に示されたベース12の構成によれば、中心領
域における例外はあるが、平坦なベース12はプリント
回路基板上のランドまたはパッドとの充分な接触や接着
を創出する為の実質的にしっかりした表面を提供するこ
とが理解されるであろう。しかしながら、ベース12の
中心には少なくとも幾つかの開放領域Sが設けられてい
る。前に示唆された如く、半田は毛細管現象により開放
領域Sおよび電気接点ピン14の中に上昇し、そしてそ
の為にその中心領域Sでのプリント回路基板への接着が
行なわれる。本発明を使用した全ての構成において、表
面実装電気コネクタのベースは、毛細管現象から充分な
利益を得て半田が開放領域S中にリフローした時に表面
実装電気コネクタがプリント回路基板に引き寄せられて
プリント回路基板に取り付られるような、非常に小さな
開放領域Sが設けられた実質的にしっかりした金属表面
を提供することが望ましい。このことは、リフローして
いる半田の上昇が吸着カップ効果とは異ならない効果で
ベースをPCBの表面に向かって引き寄せるので、最小
の浮きまたは側方への変位しか通常は発生させない。こ
れは重要なことである。何故ならば、装着機が表面実装
処理において最大の精度を提供しても、半田のリフロー
中における構成部品の望ましくない変位が装着機による
精密な載置の後の構成部品の位置ずれを生じさせるから
である。ベース12をPCBの表面に引き寄せるために
効果的な「過剰な半田の吸収」であるベースの開放領域
S中への、または接点ピン14の空間または間隙14d
(図1)中への半田の流れ込みは、ベースおよびPCB
のランドまたはパッドの寸法の許容誤差の厳密さを低下
させるというさらなる利点優位点がある。
【0032】開放領域S(または間隙14d)は、上述
した如く毛細管現象を創出する寸法を有していなければ
ならない。このような寸法は、半田ペーストの性質や基
板及び/または接触表面領域がどれほど清潔で広いかや
基板がどの程度平坦かなどの多数の要因に依存する。表
面張力や濡れ角や毛細管現象についての半田の特性につ
いて多数の技術論文が作成されてきた。例えば、「大学
物理」シアーズ・アンド・ゼマンスキー(“University
Physics”Sears and Zemansky)、第2版、アディソン
・ウェスレイ出版株式会社(Addison-Wesley Publishin
g Company, Inc.)、1957年、231ページ乃至23
5ページ;「はんだ結合性に関するSMDの試験」、
B.M.アレン(“Testing SMDs for Solderability”
B.M.Allen)「表面実装技術(“Surface Mount Technol
ogy”) 」、1988年10月、17ページ乃至18ペ
ージ;「濡れバランスを使用する表面実装装置のはんだ
結合性の評価」吉田その他(“The Assessment of the
Solderability of Surface Mounted Devices Using the
Wetting Balance”Yoshida et al.) 、国際錫研究機関
報告書(Internatinal Tin Research Institute Repor
t) 。当業者は、すべての関連する要因を理解した上
で、これらの寸法がどうなるべきかを判断することがで
きる。開放領域Sの数やこれらの寸法や及び/またはこ
れらの配置は、これらが所望の毛細管現象を創出する限
り重要ではない。
【0033】図3および図4には、本発明に従った別の
実施の態様が接点ピン20という形態で示されている。
接点ピン20は、雌接点レセプタクルの中への挿入を容
易とするよう面取りされた上端または自由端20bを備
えた上部接点部材20aを含んでいる。ベース22は、
図1および図2に示された実施の態様の如く略U字形状
をしていて、図3および図4に示されている如く、相互
に平行に離間した部分22a,22bと横断部分22c
と半田吸収空間Sとを含んでいる。ベース22の領域内
で上部接点部材20aは、図示の如く、ベース22の幅
まで漏斗状に開かれているか、または広げられていて、
中央接点部材20aと実質的に同じ平面内にある複数の
垂下部分を規定している。図3および図4では、拡大さ
れた肩部20cが第1および第2の側方垂下部分20
d,20eと中央垂下部分20fとを含んでいる。別の
折れ曲がった中間連結部分が、これら垂下部分の夫々を
対応しているベース部分に連結している。従って、第1
の側方垂下部分20dは第1及び第2折れ曲がり部分2
4c,24dを含む連結部分24aによりベース部分2
2aに接続されている。同様にして、連結部分24bは
側方垂下部分20eをベース部分22bに接続してい
る。プリント回路基板とのベースの面積すなわち接触表
面を最大限にし半田受け入れ空間Sを創出する為に、中
央垂下部分20fの延長部分である中央ベース部分22
dが折れ曲がり部分24eで接合されている。図示の如
く、折れ曲がり部分24cおよび24eは90度に折り
曲げられていて、折れ曲がり部分24dは180度折り
曲げられている。前述した接点ピン14の場合の如く、
これらのベースは、図3の真空ピックアップノズルNの
如き実装装置によりストリップの下流端にある表面実装
電気コネクタがピックアップされる時に選択的に切断さ
れる連結または運搬タブ18を使用して相互に連結され
ている。
【0034】図5には、2つのベース部分だけが設けら
れているということを除き、図3および図4に示されて
いるのと略同じ接点ピンが示されている。従って、拡大
された肩部20cは、第1垂下部分20gおよび第2垂
下部分20hを創出するために図示の如く構成されてい
る。図3では連結部分24a,24bが接点ピン20の
同じ側に両方とも配置されていて、図5では接続部分2
4a,24bが接点ピン20の反対側に配列されてい
る。従って、2つの垂下部分の一方に連結されていると
ともに、図3の接続部分でのように夫々が180度及び
90度に折り曲げられた折り曲げ部分24dおよび24
eによりを使って2つの垂下部分に連結されている2つ
のベース部分22eおよび22fのみが提供されてい
る。
【0035】図5に示されている実施の態様では、2つ
の垂下部分20gおよび20hの合計幅が拡大された肩
部20cの幅以下で側方連結タブまたは運搬ストリップ
18´を創出していて、その結果として相互に隣接して
いる表面実装電気コネクタが、図1乃至図4に示されて
いる如き実施の態様の場合の如きベースでではなく、肩
部で切断されることにより相互に切断される。従って、
連結タブまたは運搬ストリップの特定の位置は本発明の
目的にとっては重大ではないが、運搬ストリップまたは
連結タブの特定の位置がわずかにある程度は装着機およ
び特に表面実装電気コネクタを装着機に供給するために
使用される供給装置の設計の関数となることが明かであ
る。
【0036】図6においては、ある程度は図3乃至図5
に示された接点ピンに類似しているさらに別の接点ピン
の構造が示されている。しかしながら、図6では、ベー
ス26がストリップの堅い部分で形成されていて、(折
れ曲がり部分28a,28bでの)一対の反対側を規定
している。接点ピン20はベース26により規定されて
いる矩形領域の略中心に配置されている。1つの折れ曲
がり中間連結部分26aが、図6に示されている如く、
ベース26の一側から接点ピン20まで延出していて、
もう1つの折れ曲がり中間連結部分26bがベース26
の他側から接点ピン20の基端に近い位置まで延出して
いる。図6に示されている如く、接点ピン20の周辺で
曲げられているタブまたはカラー30が設けられてい
る。このようにして折れ曲がり中間連結部分26a,2
6bが接点ピン20の位置を安定させている。また図6
に示されている如く、ベース26は一対の相互に離間し
ている連結タブまたは運搬ストリップ18a,18bを
含んでいる。なおこのような運搬ストリップ18a,1
8bの1つまたは多数を、使用される装着機及び連結タ
ブまたは運搬ストリップを装着機に送る方法に応じて設
けることが出来ることは明らかである。前述した理由か
らリフローの間に半田を吸収する追加の孔Sがベース2
6中に1点鎖線で示されている。
【0037】本発明は、図1乃至図6に示されている型
式の細長い接点ピンや棒状部材(ポスト)やテスト接点
に限定されるものではない。図7は、表面実装電気コネ
クタが中間折れ曲がり連結部分32aにより堅いベース
26に連結された絶縁変位コネクタ(IDC)32の形
態である、本発明のさらに別の実施の形態を示してい
る。IDC部分32の構造は当業者に良く知られてい
る。同様に図9には、平坦なタブ受入れ空間36cを創
出するよう相互に離間された第1及び第2の弾性枝部分
36a,36bを含む雌タブレセプタクル36という形
態の他の型式の表面実装電気コネクタが示されている。
第1及び第2の弾性枝部分36a,36bは図10にも
っとも良く示されている如くベース34に連結されてい
る。ベース34はI字形状をしていて、横方向ベース部
分34a,34bと中心ベース部分34cとを含んでい
る。第1及び第2の弾性枝部分36a,36bの夫々は
中心ベース部分34cに連結されていて、横方向ベース
部分34a,34bの夫々は2つの連結タブまたは運搬
ストリップ18a,18bを有している。
【0038】図11乃至図13を参照すると、図3に示
されていた接点ピンの形態の表面実装電気コネクタと構
造が類似している接点ピンの形態の表面実装電気コネク
タの変形例が示されている。しかしながら、中心ベース
部分22dを提供するために、図3に示されていた如く
中心垂下部分20fが折り曲げられている代わりに、中
央垂下部分20fが接点ピン20と同じように下方向に
真っ直ぐに延出していて下方に延出しているポスト20
fを形成している。下方に延出しているポスト20f
は、図13に示されている如く、プリント回路基板42
の導電性のランドまたはパッドに形成されている貫通開
口38の中に受け入れられる。ポストまたは錨ピンが平
坦な取り付けベースから下方に突出する。PCBの半田
パッド40は図示されている如く中心に孔38を有して
いなければならない。端子またはコネクタがペーストで
覆われた半田パッドの側に載置されると、錨ポスト20
fが孔または開口38の中に入り、半田がリフローされ
る間に端子が浮き上がるのを規制する。多くの場合、前
述した毛細管現象により半田が空間S中に吸収される結
果として望ましくない浮動はほぼ完全に排除される。
【0039】図14にはプリント回路基板の表面への自
動化された実装の為に連なって相互連結された表面実装
電気コネクタの丸められたストリップが示されており、
参照符号44により指摘されている。スプールまたはリ
ール44は、回転軸46を持つ回転可能な支持部材45
を含んでいる。図示の如く、表面実装電気コネクタ48
は接点49の方向が回転軸46に対して実質的に平行と
なるよう配置されていて、個々の表面実装電気コネクタ
のベースは1つの共通した平面または平行な平面内に実
質的に配置されている。連結タブまたは運搬ストリップ
の形態の壊れやすい連結手段は、連結タブまたは運搬ス
トリップがサポート部材45の回りに螺旋状に巻装され
た時に表面実装電気コネクタが円弧に沿って配置される
ことを許容するよう破壊を生じることなく充分に柔軟で
ある。
【0040】(スプールまたはリール44上に巻装され
た時に)細長い接点ピンの半径方向の寸法は通常このよ
うな表面実装電気コネクタのベースの半径方向の寸法以
下であるので、電気接点を図示の如く所望の平行な向き
に維持するために、表面実装電気コネクタの螺旋状に連
続的に巻き付けられたストリップと交互に重ねられる適
切なスペーサ要素が提供されるのが望ましい。図15を
参照すると、表面実装電気コネクタのベースの半径方向
の寸法と実質的に等しい半径方向の寸法を有している、
螺旋形状のコネクタ受け入れ空間を規定するために、一
定の距離だけ相互に離間した相互に隣接する層の中に接
点49を保持するために使用することが出来るスペーサ
の1つの形態が示されている。適切に寸法が決められて
いる螺旋状のコネクタ受入れスペースは相互に隣接して
いる層の中のベース間の接触干渉を最小にしている。図
示されているスペーサは、可撓性材料の連続した平坦な
ストリップ50aおよび図示の如く平坦なストリップ5
0aに取り付けれた可撓性材料のうねる波状の波形スト
リップ50bを含んでいる。平坦なストリップ50aの
長手方向に沿った波形ストリップ50bの頂間の距離5
0cはストリップ上で連続して配置されている表面実装
電気コネクタ48の相互間の距離に実質的に対応してい
て、平坦なストリップ50aの長手方向に対して垂直な
半径方向に沿った波の高さ50dは、回転可能な支持部
材45上に螺旋状に巻装された時の半径方向におけるベ
ースの寸法と接点49の寸法との間の差異に実質上等し
い。スペーサ50は、通常、リール上で接点ピンを固定
する。使用中にスペーサを巻き戻すことにより、連続的
なストリップもまた巻き戻すことが出来て装着機に送る
ことができる。図14に示された如き型式のスプールま
たはリールは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許出
願第08/196,864号に図示され記載されている
型式の供給装置上に設けることが出来る。スペーサ50
の特定の構造は重要ではなく、理論的には、表面実装電
気コネクタの連続的なストリップはスペーサを使用せず
に螺旋状に巻くことが出来る、あるいは平坦な薄板材料
の連続的なストリップにより単に分離されることが出来
る。しかしながら、スペーサの使用は、コネクタ48の
所望の向きを維持し、連結タブまたは運搬ストリップが
損傷を受けたり切断されることを防止する。
【0041】図16および図17においては、本発明を
取り入れヒューズ・ホルダ60という形態を取る別の実
施例が図示されている。ヒューズ・ホルダ60は、図9
および図10に示されたベースに類似したベース62を
有している。ばねクリップ60a,60bがベース62
から垂直に延出しており、図示の如く折れ曲がり部分6
4a、64bでベース62に一体的に連結されている。
他の表面実装電気コネクタの場合の如く、ベース62に
は毛細管現象により半田を受け入れるための開口Sが設
けられていることが好ましい。ある程度の半田がまた、
折れ曲がり部分64a,64bの領域内の空間S´に入
る。
【0042】前述した多数の表面実装接点は、ベースか
ら突出しそこで表面実装接点がプリント回路基板上に実
装される上向き突出接点部を比較的大きなノズル(図7
及び図9参照)に受け入れてもらえるような寸法と形状
に設定されている。あるクラスの表面実装接点は、表面
実装装置の真空ノズルと係合出来るような略平坦なピッ
クアップ表面を提供することにより、比較的より小さな
ノズルでも強固な係合を創出することが出来るという利
点を得ることが出来る。本願発明の最も広い概念によれ
ば、このような表面実装接点は、1つの面内に配置され
て表面実装接点が実装される導電性パッドの上に載置さ
れるような寸法に設定された第1の導電部を備えてい
る。第2の導電部が第1の導電部と一体的に形成されて
いて、上記1つの面の一側に延出している。第1の導電
部と第2の導電部の少なくとも1つには、表面実装装置
の真空ノズルと係合出来るような略平坦なピックアップ
表面が設けられている。このような表面実装接点の一例
は表面実装ジャンパである。図19及び図20を見る
と、この種の表面実装ジャンパの複数が連なって相互に
連結されている連続的なストリップが参照符号100に
より指摘されている。これらの表面実装ジャンパは、表
面実装装置へと自動的に供給されるようリール102上
でコイル状に巻装されている。個々の表面実装ジャンパ
は参照符号104により指摘されていて、表面実装ジャ
ンパ104が実装されるプリント回路基板116上の2
つの相互に離間した導電性パッド118に対応して寸法
が設定されている相互に離間した足部106を含んでい
る。第2の導電部108は足部106の平面から偏位し
た導電性リンク部の形態をしており、図示の如く足部1
06の平面に対して略平行な平面内に配置されて足部1
06の間に延出している。導電性リンク部108は図2
0に示す如く略平坦なピックアップ表面を提供してい
る。
【0043】個々の表面実装ジャンパ104は適切な連
結手段により表面実装ジャンパ104の複数が連なって
相互に連結されている連続的なストリップを構成してい
る。図示の実施の態様では、上記連結手段は相互に隣接
している表面実装ジャンパ104の間に延出した2つの
相互に離間している連結タブ114の形態をしている。
連結タブ114は、表面実装装置により連続的なストリ
ップから1つの表面実装ジャンパ104を選択的に分離
することが出来るよう破壊することが出来る。分離され
た表面実装ジャンパ104は、ピックアップ真空ノズル
Nに係合されることによりプリント回路基板116上に
実装することが出来る。表面実装装置により表面実装さ
れる為に、表面実装ジャンパ104の複数が連なって相
互に連結されている連続的なストリップは適切な供給装
置に送られて、小突起114´が切断されることにより
上記ストリップの下流端の表面実装ジャンパ104は上
記ストリップから分離される。なおこのような供給装置
は、本願発明の譲渡人に譲渡されている米国特許出願第
08/196,864号及び第08/395,822号
の両者に詳細に説明されている。
【0044】図20に示す如く、表面実装ジャンパ10
4は相互に離間している2つの導電性パッド118上に
実装される2つの足部を含んでいる。なお表面実装ジャ
ンパ104は2つ以上の足部を伴っていることが可能で
あり、その場合にはプリント回路基板上のパッドまたは
ランドの数に対応して1つの平面内で所望の形態に配置
することが出来、導電性リンク部は種々の足部の間に延
出し種々の足部の間を繋いでこれらの間に共通の電気接
点を創出するような適切な形態が望まれる。
【0045】表面実装ジャンパ104の連続的なストリ
ップを形成する方法は、導電性薄板材料の連続的なスト
リップを前進させる工程を含んでいる。図示の如く、連
続的なストリップの前進方向に対して略横断する方向の
連続した線中に複数の横断スリット110,112が形
成されている。複数の横断スリット110,112は、
相互に離間している足部106と、足部106の間に延
出していて足部106を1つの共通の平面内に配置して
いる導電性リンク部108とを規定するよう配置されて
いる。導電性リンク部108は、上記1つの共通の平面
に対して偏位し略平行な1つの平面内にある。
【0046】図8には表面実装IDC120の形態をし
ている表面実装接点が示されている。ここにおいては、
第1の導電部が、表面実装IDC120が実装される導
電性パッドに対応して寸法が設定されている略平坦なベ
ース122を備えている。表面実装接点のIDC部分1
24はベース122と部分126で一体的に形成されて
いて、相互に離間して導電体受け入れ開口134を創出
している2つのIDC接点部分130,132を含んで
いる。ベース122の上面は略平坦なピックアップ表面
を提供しており、中心開口134は真空ノズルNが挿入
されて略平坦なベース122と係合出来るよう寸法が設
定されている。
【0047】図18には表面実装ヒューズクリップ13
6が示されていて、表面実装ヒューズクリップ136が
実装される導電性パッドに対応して寸法が設定され略平
坦なピックアップ表面を創出している略平坦なベース1
38を備えている。ベース138のタブ140が、表面
実装装置へと供給する為に複数の表面実装ヒューズクリ
ップ136を連ね相互に連結して形成した連続的なスト
リップ中の相互に隣接している表面実装ヒューズクリッ
プ136の間の切断可能な連結片を提供している。2つ
のクリップ接点142,144は相互に充分離間され
て、真空ノズルNがベース138に接近し略平坦なベー
ス138と係合することを許容している。
【0048】ピックアップノズルが平坦なピックアップ
表面に接触して真空吸着が強化されるので、表面実装接
点の全てのクラスで比較的小さなピックアップノズルを
使用することが出来る。このような比較的小さなピック
アップノズルばかりでなく従来のピックアップノズル
も、小さく平坦な表面に接触することにより、より吸着
効果を発揮することが出来る。
【0049】本発明を添付の図面を参照しながら好適な
実施の態様について詳細に説明したが、当業者にとって
は種々の変更や上述した以外の種々の態様は明らかある
ことに注目する必要がある。このような変更や上述した
以外の種々の態様は、前述した特許請求の範囲に定義さ
れた本発明の範囲内に含まれると理解されなければなら
ない。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明に従った表
面実装接点,表面実装ジャンパ,表面実装接点のロー
ル,表面実装ジャンパのロール,表面実装接点ストリッ
プ形成方法,表面実装ジャンパストリップ形成方法によ
れば、前述した従来の表面実装コネクタに固有の欠点を
生じない表面実装電気コネクタを提供することが出来、
構造が簡易で安価に製造することが出来る表面実装電気
コネクタを提供することが出来、装着が自動化されてい
る表面実装装置を容易に使用できる表面実装電気コネク
タを提供することが出来、表面実装電気コネクタに対す
る損傷を原因とする全ての無駄を実質的に無くすこと出
来てプリント回路基板に効率よく実装することが出来る
表面実装電気コネクタを提供することが出来、例えば棒
状の実装ポスト,テスト接点,IDC,雌レセプタク
ル,そしてジャンパの形態を取ることが可能な前記の目
的で言及された型式の表面実装電気コネクタを提供する
ことが出来、連続打ち抜き技術を使用することにより、
導体を運搬するための個々の包みまたはテープを必要と
せずに、安価に生産することが出来る前記の型式の表面
実装電気コネクタを提供することが出来、装着機と使用
するための供給装置で容易に効率良く使用することが出
来て表面実装技術とスルーホール技術との組み合わせの
必要性を無くすことが出来る新規な表面実装電気コネク
タを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】テスト接点または雄接続ピンの形態をした本発
明に従った表面実装電気コネクタの第1の実施の形態
を、このようなコネクタの素材の多数が連なって相互に
連結された大きな素材であるストリップから切断された
後にプリント回路基板上に表面実装される準備が整って
いる状態で示された斜視図である。
【図2】図1に示された表面実装電気コネクタの素材の
多数が連なって相互に連結された大きな素材であるスト
リップの一部を示す平面図である。
【図3】接続ピンという形態をした本発明に従った表面
実装電気コネクタの第2の実施の形態を、この接続ピン
がストリップから切断された後にこの接続ピンをピック
アップするための真空ピックアップ・ノズルとともに示
す斜視図である。
【図4】図3の接続ピンのベースが接続タブまたは運搬
ストリップにより相互に連結されている状態を示す上記
ベースの下方からの斜視図である。
【図5】図3に類似しているが接続ピンという形態をし
た本発明に従った表面実装電気コネクタの第4の実施の
形態を、ストリップ中で相互に隣接した接続ピンがベー
スの代わりに接続ピンの一部で互いに連結されている状
態で示す斜視図である。
【図6】接続ピンという形態をした本発明に従った表面
実装電気コネクタの第5の実施の形態を、運搬ストリッ
プの二つのセットにより互いに連結された状態で示す斜
視図である。
【図7】図3および図5の実施の形態に類似するが、絶
縁変位コネクタ(IDC)という形態をした本発明に従
った表面実装コネクタの第6の実施の形態を示す斜視図
である。
【図8】図7の実施の形態に類似するが、真空ノズルを
表面実装ベース上の平坦なピックアップ表面と強固に係
合させる為にIDCの開口に真空ノズルを導くようなI
DC及び支持ベースの形態を示す斜視図である。
【図9】図7の第6の実施の形態に類似するが、雌レセ
プタクルという形態をした本発明に従った表面実装コネ
クタの第7の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】図9の雌レセプタクルのベースが相互に連結
されている状態を示す下方からの斜視図である。
【図11】図3の実施の形態に類似するが、下方に伸び
るポストを含む図3の実施の形態の変形例を示す斜視
図。
【図12】図11の変形例のベースが相互に連結されて
いる状態を示すとともに下方に伸びるポストを示す下方
からの斜視図である。
【図13】図110及び図12の変形例を、変形例が実
装されるプリント回路基板のスルー開口とともに示す斜
視図である。
【図14】図1の表面実装電気コネクタを回転自在な支
持部材上に螺旋状に巻装したストリップの斜視図であ
る。
【図15】図14のストリップを表面実装電気コネクタ
の相互間に介在されるスペーサ部材とともに拡大して示
す斜視図である。
【図16】ヒューズ・ホルダに似た形態をした本発明に
従った表面実装電気コネクタの第8の実施の形態を示す
正面図である。
【図17】図16の表面実装電気コネクタのベースが接
続タブまたは運搬ストリップにより相互に連結されてい
る状態を示すとともに溶融半田の毛細管現象の為にベー
スに形成された開口を示す平面図である。
【図18】図16のヒューズ・ホルダにおいて真空ノズ
ルが相互に離間しているヒューズ保持クリップの間に挿
入されて表面実装ベース上の平坦なピックアップ表面に
強固に係合した状態を示す斜視図でる。
【図19】複数の表面実装接点が連なって相互に連結さ
れて形成した本発明に従ったストリップが、巻装された
リール上から引き出された状態を示す斜視図である。
【図20】図19のストリップから分離された表面実装
接点が真空ノズルにより強固に係合されていてプリント
回路基板上に載置される直前の状態を示す斜視図であ
る。
【図21】従来の表面実装電気コネクタがリールに螺旋
状に巻装されたテープのポケットに収容された状態で表
面実装装置に運ばれる様子を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 表面実装電気コネクタ 12 ベース 12a 第1ベース部分 12b 第2ベース部分 12c 平行な切片 12d 突起部分 12e 横方向切片 12f 窪み 14 電気接点ピン 14a 第1接点部分 14b 第2接点部分 14c 橋状部分 14d 空間 16a,16b 中間連結部分 18,18´,18a,18b 連結タブまたは運搬ス
トリップ 19 大きな素材(ブランク;ストリップ) 19a,19b,19c 小さな素材(ブランク) 20 接点ピン 20a 上部接点部材 20b 自由端 20c 肩部 20d 第1の側方垂下部分 20e 第2の側方垂下部分 20f 中央垂下部分,錨ポスト 20g 第1垂下部分 20h 第2垂下部分 22 ベース 22a,22b 相互に平行に離間した部分(ベース部
分) 22c 横断部分 22d 中央ベース部分 24a 連結部分 24b 連結部分 24c 第1折れ曲がり部分 24d 第2折れ曲がり部分 24e 折れ曲がり部分 26 ベース 26a,26b 中間連結部分 28a,28b 折れ曲がり部分 30 タブ,カラー 32 絶縁変位コネクタ(IDC) 32a 中間折れ曲がり連結部分 34 ベース 34a,34b 横方向ベース部分 34c 中心ベース部分 36 雌タブレセプタクル 36a 第1の弾性枝部分 36b 第2の弾性枝部分 36c タブ受入れ空間 38 貫通開口,孔 40 半田パッド 42 プリント回路基板 44 スプール,リール 45 支持部材 46 回転軸 48 表面実装電気コネクタ 49 接点 50 スペーサ 50a 平坦なストリップ 50b 波形ストリップ 50c 頂間の距離 50d 波の高さ 60 ヒューズ・ホルダ 60a,60b ばねクリップ 62 ベース 64a、64b 折れ曲がり部分 100 ストリップ 102 リール 104 表面実装ジャンパ 106 足部 108 第2導電部(導電性リンク部) 110,112 横断スリット 114 連結タブ 114´ 小突起 116 プリント回路基板 118 導電性パッド 120 表面実装IDC 122 ベース 124 IDC部分 126 部分 130,132 IDC接点部分 134 導電体受け入れ開口(中心開口) 136 表面実装ヒューズクリップ 138 ベース 140 タブ 142,144 クリップ接点 N 真空ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 1/11 6921−4E H05K 1/11 A

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空ノズルを含む表面実装装置によりプ
    リント回路基板上の導電性パッド上に実装される表面実
    装接点であり:一つの平面内に配置され、表面実装接点
    が実装される導電性パッド上に載置されるよう寸法が決
    められている第1導電部と;第1導電部と一体的に形成
    されており上記平面の一側に延出している第2導電部
    と;を備えており、 第1導電部と第2導電部の少なくとも一方に表面実装装
    置の真空ノズルにより係合されて表面実装接点を真空ノ
    ズルに強固に係合させる略平坦なピックアップ表面が設
    けられている、 ことを特徴とする表面実装接点。
  2. 【請求項2】 表面実装接点が表面実装ジャンパを備え
    ており、第1導電部が表面実装ジャンパが設けられる相
    互に離間した2つの導電性パッドの寸法に対応した寸法
    を有する相互に離間した足部を備え、第2導電部が上記
    足部の面から分岐して上記足部の間に延出している導電
    性リンク部を備えていて、導電性リンク部が上記略平坦
    なピックアップ表面を提供している、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面実装接点。
  3. 【請求項3】 複数の表面実装接点を相互に連ねて連結
    して連続的なストリップにする連結手段をさらに備えて
    いて、連結手段は、上記略平坦なピックアップ表面に対
    して真空ノズルを係合させることにより導電性パッド上
    へ表面実装接点を表面実装させる表面実装装置により切
    断されて上記連続的なストリップから1つの表面実装接
    点を選択的に分離させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面実装接点。
  4. 【請求項4】 表面実装IDCコネクタをさらに備えて
    おり、第1導電部が表面実装IDCコネクタが設けられ
    る導電性パッドに対応した寸法を有していて上記略平坦
    なピックアップ表面を提供している略平坦なベース部を
    備え、第2導電部が中心開口が設けられたIDC接点部
    を備えており、上記中心開口には真空ノズルが挿入され
    て上記略平坦なベース部と係合する、 ことを特徴とする請求項3に記載の表面実装接点。
  5. 【請求項5】 表面実装クリップコネクタをさらに備え
    ており、第1導電部が表面実装クリップコネクタが設け
    られる導電性パッドに対応した寸法を有していて上記略
    平坦なピックアップ表面を提供している略平坦なベース
    部を備え、第2導電部が相互に離間して真空ノズルを上
    記略平坦なベース部に係合させる2つのクリップ接点を
    備えている、 ことを特徴とする請求項3に記載の表面実装接点。
  6. 【請求項6】 真空ノズルを含む表面実装装置によりプ
    リント回路基板上の導電性パッド上に実装される表面実
    装ジャンパであり:表面実装ジャンパが実装される導電
    性パッドの寸法に対応して寸法が決められていて共通の
    平面内に略配置されている相互に離間した足部が夫々に
    設けられている複数の表面実装ジャンパと;上記共通の
    平面に対して略平行な平面内で上記足部から略偏位され
    てピックアップ表面を形成し、上記足部の間に延出して
    いる略平坦な導電性リンク部と;複数の表面実装ジャン
    パを相互に連ねて連結して連続的なストリップにする連
    結手段と;を備えていて、 上記連結手段は、上記ピックアップ表面に対して真空ノ
    ズルを係合させることにより導電性パッド上へ表面実装
    ジャンパを表面実装させる表面実装装置により切断され
    て上記連続的なストリップから1つの表面実装ジャンパ
    を選択的に分離させる、 ことを特徴とする表面実装ジャンパ。
  7. 【請求項7】 複数の表面実装ジャンパの夫々に2つの
    足部が設けられていて、上記連結手段が上記2つの足部
    の間に延出している平坦で細長い導体を備えている、 ことを特徴とする請求項6に記載の表面実装ジャンパ。
  8. 【請求項8】 上記連続的なストリップの形成の為に複
    数の表面実装ジャンパを相互に連ねて連結した時に上記
    細長い導体が相互に平行に配置され、上記連結手段が、
    相互に隣接した上記細長い導体の間に延出し相互に隣接
    した上記細長い導体を相互に結合しているタブ手段を備
    えている、 ことを特徴とする請求項7に記載の表面実装ジャンパ。
  9. 【請求項9】 タブ手段が相互に隣接した上記細長い導
    体の間に延出している2つの相互に離間したタブを備え
    ている、 ことを特徴とする請求項8に記載の表面実装ジャンパ。
  10. 【請求項10】 上記2つの相互に離間したタブは上記
    足部の近傍領域に配置されている、 ことを特徴とする請求項9に記載の表面実装ジャンパ。
  11. 【請求項11】 上記連続的なストリップが表面実装装
    置に対する自動化された供給の為にリール上にコイル状
    に巻装されている、 ことを特徴とする請求項6に記載の表面実装ジャンパ。
  12. 【請求項12】 表面実装装置によりプリント回路基板
    上の導電性パッド上に実装される表面実装接点のロール
    であり:リールと;複数の表面実装接点を相互に連ねて
    連結して形成し、表面実装装置と組み合わされて使用さ
    れる供給装置により使用される連続的なストリップと;
    を備えていて、 上記連続的なストリップが、 一つの平面内に配置され、表面実装接点が実装される導
    電性パッド上に載置されるよう寸法が決められている第
    1導電部と、 第1導電部と一体的に形成されており上記平面の一側に
    延出している第2導電部と、 を備えており、 第1導電部と第2導電部の少なくとも一方に表面実装装
    置の真空ノズルにより係合されて表面実装接点を真空ノ
    ズルに強固に係合させる略平坦な表面が設けられてい
    る、 ことを特徴とする表面実装接点のロール。
  13. 【請求項13】 表面実装装置によりプリント回路基板
    上の導電性パッド上に実装される表面実装ジャンパのロ
    ールであり:複数の表面実装ジャンパを相互に連ねて連
    結して形成し、リール上に巻かれ、表面実装装置と組み
    合わされて使用される供給装置により使用される連続的
    なストリップ、を備えていて、 上記連続的なストリップが、 表面実装ジャンパが実装される導電性パッドの寸法に対
    応して寸法が決められていて共通の平面内に略配置され
    ている相互に離間した足部が夫々に設けられている複数
    の表面実装ジャンパと、 上記共通の平面に対して略平行な平面内で上記足部から
    略偏位されてピックアップ表面を形成し、上記足部の間
    に延出している略平坦な導電性リンク部と、 複数の表面実装ジャンパを相互に連ねて連結して連続的
    なストリップにする連結手段と、 を備えていて、 上記連結手段は、上記ピックアップ表面に対して真空ノ
    ズルを係合させることにより導電性パッド上へ表面実装
    ジャンパを表面実装させる表面実装装置により切断され
    て上記連続的なストリップから1つの表面実装ジャンパ
    を選択的に分離させる、 ことを特徴とする表面実装ジャンパのロール。
  14. 【請求項14】 複数の表面実装接点を相互に連ねて連
    結して形成した連続的なストリップを形成する表面実装
    接点ストリップ形成方法であり:導電性薄板材料の連続
    的なストリップを前進させるストリップ前進工程と;一
    つの平面内に配置され、表面実装接点が実装される導電
    性パッド上に載置されるよう寸法が決められている第1
    導電部を形成する第1導電部形成工程と;第1導電部と
    一体的に形成されており上記平面の一側に延出している
    第2導電部を形成する第2導電部形成工程と;を備えて
    おり、 第1導電部と第2導電部の少なくとも一方に表面実装装
    置の真空ノズルにより係合されて表面実装接点を真空ノ
    ズルに強固に係合させる略平坦なピックアップ表面が設
    けられている、 ことを特徴とする表面実装接点ストリップ形成方法。
  15. 【請求項15】 複数の表面実装ジャンパを相互に連ね
    て連結して形成した連続的なストリップを形成する表面
    実装ジャンパストリップ形成方法であり:導電性薄板材
    料の連続的なストリップを前進させるストリップ前進工
    程と;上記前進の方向と略交差する連続的な線上に配置
    された複数の横断スリットを切削する横断スリット切削
    工程と;を備えていて、 上記複数の横断スリットが、相互に離間した足部を規定
    するよう配置されているとともに、共通の平面内に上記
    足部を略配置するよう上記足部に延出している導電性リ
    ンク部を規定するよう配置されていて、 上記導電性リンク部が、上記共通の平面に対して偏位し
    ているとともに略平行でもある平面内にある、 ことを特徴とする表面実装ジャンパストリップ形成方
    法。
JP8041959A 1995-02-28 1996-02-28 表面実装接点,表面実装ジャンパ,表面実装接点のロール,表面実装ジャンパのロール,表面実装接点ストリップ形成方法,表面実装ジャンパストリップ形成方法 Withdrawn JPH0917475A (ja)

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