JP3582883B2 - 面実装コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に電子部品コネクタに関し、特に、電子部品コネクタを一度に一個、逐次把持し、把持テーブルからプリント回路基板上に正確に実装するために実装テーブルに移動する能力を有す自動部品実装装置により、プリント回路基板上に実装可能な面実装電気部品コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント回路基板上に実装するための電子部品コネクタの種々の構造が提案されている。これらの多くは、シート材を打ち抜くことによって形成されるピン又はポストのためのものである。多くの場合、ピン又はポストは、プリント回路基板上で自動実装を可能とするために、キャリアストリップにより初めは互いに連結されている。以上のピン又はポストは、米国特許番号5,073,132で示されているように比較的平たい形状のものを含む、異なった形をとる。薄型平板形状のポストが米国特許番号3,864,014で開示されている。ボックス型の雄コネクタが米国特許番号3,375,486で開示されている。比較的大型の断面を有すピンが米国特許番号4,017,142及び3,428,934で開示されている。
【0003】
米国特許番号4,395,087及び3,663,931では、ほぼ四角形の中身の詰まったピンが電気的接触を得るために使用されている。米国特許番号4,395,087では、ピンは、キャリアストリップ上に固定され、米国特許番号3,663,931では、単一のピンがソケットの接触子と一体型に形成されていて、これは打抜き材で形成されていると思える。
米国特許番号4,369,572では、ほぼ中身の詰まった四角のピンがキャリアストリップに半田付けされている。しかし、従来の構造で、プリント回路基板上に面実装するのに適合するか、又は最適であるシート部材から形成されたピンコネクタを開示しているものは知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図17のテープに示されているように、プラスチックポケットキャリア、即ち、テープTにより搬送される個々のプラスチックポケットPに挿入される単一開放型面実装ピン端子を提供する方法も知られている。しかし、この方法は、問題がありすぎ、産業界で受け入れられるには至っていない。まず、プラスチックポケット、即ち袋Pを備えることが、面実装部品の部品あたりのコストを引き上げる。更に、面実装ピンは、通常より大きいポケット又は容器に保持されるので、部品は、その中で少なくともある程度の移動自由度があり、従って、正確にピンを位置決めする目的のポケット又はパイロット穴Hがあるにも拘わらず、位置決めの目的を有する真空ノズルを備えた自動把持配置装置の把持テーブルにある部品を正確に位置決めすることは困難となる。こういった装置では、把持期間中に、部品は非常に正確に位置決めされなければならず、要求位置からの若干の位置ずれも、部品及びノズル又はそのいずれかを傷める可能性がある。
【0005】
以上を勘案して、把持配置装置の構造及び利用方法に於いて、かなりの進歩があったが、これらの装置は、主として、ノズルのための吸引面を提供するに十分な面を有する部品を把持、配置するために使用されている。従って、これらの装置は、必要な表面があるトランジスタ、集積回路、コンデンサ、及び他の多くの電子部品を把持し、配置するのに、主として使用されてきた。電気的な支柱ポスト、テストポイント、IDC及び他のソケット等は、把持配置装置が必要とする形状となっていないために、面実装技術を使用してこれらの部品を自動実装することが不可能な場合があった。
【0006】
現在まで、面実装ポストは、部品の列を保持するためのプラスチック体を利用したヘッダ形状に挿入され、把持配置ロボットにより基板に配置される。テストポイント、タブ、IDC又は他のどの種類の単一端子が必要な場合は、基板及び製造工程は、面実装技術とスルーホール技術との組み合わせである必要があった。これらの端子は、スルーホールによってのみ可能であるからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、面実装コネクタに付随する不具合のない面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明の目的は、更に、構造が簡単で、低製造コストの面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明の目的は、更に、面実装自動把持配置装置で容易に使用可能な面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明の目的は、更に、コネクタの破損による廃棄物をほぼ無くしながら、プリント回路基板上に効率よく実装できる面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明の目的は、更に、ポスト、テストポイント、IDC及び雌型レセプタクルを実装する方式が応用できるような上記で述べた種類の面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明の目的は、更に、連続打抜き技術を使用し、導体を搬送する個別の袋又はテープの使用を必要とせず、安価に製造可能な上記で述べた種類の面実装電子部品コネクタを提供することにある。
本発明は、面実装技術及びスルーホール技術を組み合わせる必要を無くするために、把持配置装置と共に使用されるフィーダと共に、容易かつ効果的に使用できる面実装端子の新規な装置を提供する。
【0008】
本発明によれば、プリント回路基板の全体的に平面である導体表面上で実装される面実装電子部品コネクタは、面を画定するベースを有し、このベースは、接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続され、かつ固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有す。接触子は、前記ベースで画定される面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する部分を少なくとも有する。少なくとも一つの中間湾曲連結部が、前記接触子と前記ベースを一体に連結し、前記接触子、ベース及び少なくとも一つの中間湾曲連結部は、全体で、ほぼ平坦な導体シートから一体で形成される。コネクタの接触子部分は、ピン、テストポイント、電子部品雌レセプタクル或いは電子部品絶縁変位コネクタの形状とすることが可能である。
より具体的な本発明は、以下の構成からなる。
プリント回路基板の全体的に平坦な導体面に面実装するための面実装コネクタであって、
接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有する面を画定するベースと、該ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、該接触子と前記ベースを一体に連結する中間湾曲連結部とから構成され、
前記ベースは二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域に略一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
前記接触子は、二つの細長い略並置された接触部からなり、これら各接触部は、近接した端部を前記ベースから遠位に有し、該遠位の端部は一体湾曲ブリッジ部により連結され、更に二つの前記接触部は、端部に有する中間湾曲連結部を介して前記第一ベース部と第二ベース部にそれぞれ連結するように構成され、
かつ、前記接触子とベースと中間湾曲連結部は、全体として略平坦な導体シート部材から形成されることを特徴とする。
【0009】
自動把持配置装置で使用される場合、一連の面実装コネクタが接続されたストリップは、互いに隣り合う二つのコネクタの間で可破砕性連結手段を備える。こうして、コネクタのストリップは、自動実装テーブルに進み、ストリップの下流端のコネクタは、この下流端のコネクタと、ストリップですぐ後続の隣接コネクタとの間にある可破砕性連結手段を切断することによりストリップから切り放される。面実装コネクタの連結は、スプールか、又はボビンに螺旋状に巻かれて、ストリップが傷まず、自動実装テーブルに到達するのが好ましい。
より具体的な本発明は、以下の構成からなる。
プリント回路基板の面に自動実装するための面実装コネクタの連結ストリップであって、
各コネクタは面を画定するベースで、接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有すベースと、前記ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、前記接触子と前記ベースを一体に連結する少なくとも一つの中間湾曲連結部とを含み、
前記ベースは前記接触子の両端部に配置される二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域にほぼ一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
前記接触子、前記ベース及び前記中間連結部は、全体で略平坦な導体シート部材から一体で形成され、どの二つの隣接コネクタの間でも可破砕性連結手段が設けられ、
前記コネクタのストリップが螺旋状に巻かれる回転可能な支持部材が設けられ、前記回転可能な支持部材は回転軸を画定し、前記コネクタは前記接触子が前記回転軸に対して略平行となるように延びるような向きに向けられ、前記可破砕性連結手段は、前記支持部材の周りに螺旋状に巻かれたとき円弧に沿って前記コネクタが巻き取られても破損しないほど十分に柔軟であることを特徴とする。
また更に本発明は、面実装コネクタ及び面実装コネクタ及び連続して連結された複数の面実装コネクタを形成する素材板及びこれらコネクタを形成する方法にも関する。
【0010】
【実施例】
図を参照しながら実施例を説明する。同一部品には同一の参照符号を使用する。図1では、プリント回路基板(PCB)の表面に実装するに適する電子部品コネクタ又は接触子が、全体として参照符号10で示されている。
コネクタ10は、面を画定するベース12を含み、しばしば、“ランド”又は“パッド”と呼称されるプリント回路基板の平坦な導体表面に接触し、かつ固定するのに適する全体に平坦な表面を有す。電気的接触ピン14は、ベースで画定される面に対してほぼ法線方向にベース12より延びる少なくとも一つの部分を有す。少なくとも一つの湾曲中間連結部が接触子14とベース12を一体として連結している。図1の構造で示されているように、二つの中間湾曲連結部16a、16bが、第一接触部14aを第一のベース部12aへ接続し、第二の接触部14bを第二のベース部12bへ、それぞれ接続している。
【0011】
図示のごとく互いに並置される第一及び第二の接触部14a、14bの最上部は、一体湾曲ブリッジ部14cにより互いに連結されている。図示のように接触部14a、14bの並置は、狭いギャップ、即ちスペース14dを形成し、これにより、面実装ピン構造の半田付け処理で、毛管作用の効果が促進される。二つの薄いストリップ(接触部)14a、14bのうち少なくとも一つは、メッキが施され、ピン端子のベース12が溶融した半田ペーストに接触すると、毛管作用により溶融半田がギャップ14d内を上昇し、二つの部分14a、14bを半田付けし、接触ピン又はテストポイントとして使用できる充実型ピンを形成する。
【0012】
次に、毛管作用及びその効果を促進する本発明による他の面実装コネクタの構造を以下に説明する。
本発明の重要な特徴としては、ベース12及び中間連結部16a、16bを含む、図1に示される接触ピン14といった電気的接触子が、図2で説明するようにほぼ平坦な導体シート部材で形成されることである。こうした構造は、面実装電子部品コネクタを経済的に生産することを可能とし、更に、同様に重要なことであるが、次に説明するように、コネクタは、把持配置装置で電子部品コネクタの正確な位置決めを容易とする細長いストリップで形成され、従って、これらコネクタが把持配置装置で使用可能としている。
【0013】
図2を参照すると、図1のコネクタ10が形成される素材板19が示されている。素材板19は、図示されているように、面実装コネクタが複数連続して連結されたものであり、これは、図示の如く、ストリップに沿って、連続的に打抜きされた同じ素材板よりなる電気的に導体である平板シートの細長いストリップからの打抜きとして形成される。中央の素材板19aのみが実線の輪郭で示され、すぐ下側の素材板19b及びすぐ上側の素材板19cは、鎖線で示されている。全素材板が、同様に形成され、隣接した素材板を互いに連結する可破砕性連結タブストリップ又はキャリア18により互いに連結されている。
【0014】
各素材板19は、図1で示されるように、接続されるプリント回路基板に固定するに適するベースと、接触子と、接触子をベースに一体に接続する少なくとも一つの中間連結部とを含む。図1の接触ピンを形成するための、図2で示される素材板に関しては、第一ベース部12aは、接触部14aの両側の二つの平行部材12cを有する全体としてU字型部材を含み、その各々は、図示の如く内部に延びる突起12dを有す。二つの平行部材12cは、横部材12eに連なり、この横部材12eは、その中心部で、中間連結部16aにより接触部14aと連続している。ブリッジ部14cは、第一及び第二接触部14a、14bの間の狭い、即ちネックダウン部として示されている。図2で示される接触部の上端、即ち自由端では、第二ベース部12bが設けられ、両側、即ち側方切欠12fが設けられている外側に対してテーパが付いたものとして示されている。図1で示されているように、第二ベース部12bは、ベース部12a、12bがベース12の同一面に配置されると、平行部材12cの間の領域内に収容され、ほぼその領域を占有するようなな大きさである。
【0015】
図2で示されるように素材板19が形成されると、面実装コネクタ10は、第一中間連結部16aをほぼ90°だけ曲げるように素材板を変形させ、従って、第一ベース部12aを第一接触部14aに対してほぼ法線方向の面に変位させる。第二接触部14bは、次に、ブリッジ部14cの周りに、第一接触部14aに対して180°だけ曲げられ、従って、接触部14a、14bは、図1に示すように並置される。最後に、第二ベース部12bは、第二中間連結部16bに90°の曲げを与え、かつ突起部12dを切欠12fに図1のように挿入することにより、第一ベース部12aの面に変位される。他の面実装コネクタも、以上説明したように素材板を形成する工程で形成されるか、本発明を他の多くの面実装コネクタ構造に応用すれば当業者には、容易なように、以下の説明からの変形による工程で形成可能である。
【0016】
突起部12dと切欠12fの組み合わせにより、ロック機構が形成され、これにより第一及び第二ベース部12a、12b及び第一及び第二接触部14a、14bが、特にプリント回路基板上での組立、実装前に、離れるのを防止する。この構造により、把持配置装置により処理し、ストリップからコネクタを切り放し、コネクタを把持点で把持し、コネクタを半田付けすべきプリント回路基板上のランドに配置する期間中に、接触ピン又はテストポイントの完全性が好ましい形状で維持される。従って、あるレジリエンス、即ち“記憶”を有する、柔軟性のあるシート部材から、コネクタが打抜された場合でも、コネクタは、充実ピンの利点を有す。勿論、コネクタ10がプリント回路基板に半田付けされた後、接触部14a、14bは、ギャップ、即ちスペース14dに流れ込み、充実する半田の毛管作用により効果的に充実ピンとなる。
【0017】
図1及び図2の実施例の平坦なベースは、多くの場合、正方形であるプリント回路基板のランド又はパッドと一致するように、正方形であることが好ましい。しかし、これは本発明の重要な点でなく、既に説明した種々のベース部に対して適当な大きさを選択することによってどのような面とすることも可能である。図1及び図2のベースの形状については、中央の部分を除いては、平坦なベース12は、プリント回路基板のランド又はパッドに対して実効のある接触、固着を得るために隙間のない面とすることが好ましい。
【0018】
しかし、ベースの中央部では、図1に示すような少なくとも開口部Sがある。既に説明したように、半田は、毛管作用により、開口部S内に上昇してゆき、接触ピン14に入り、その領域に於いてプリント回路基板に対する接着性をもたらしている。本発明を使用する構造の総てに於いて、コネクタのベースは、毛管作用を最大限に利用するために比較的小さくしてある開口部Sが設けられた実質的に空隙のない金属表面を有し、半田が上記開口部S内にリフローすると、コネクタは、プリント回路基板に固着される。これは、一般に、リフロー半田の上昇は、吸着盤と変わらない効果でもってベースをプリント回路基板の方へ引き寄せるので、最小の浮き又は側方変位で可能となる。これは、把持配置装置が、面実装処理で最大限の精度を必要とするので、重要であり、半田リフローの期間中の部品の好ましくない変位は、装置により正確に配置された後の部品のずれを起こす。ベースをプリント回路基板へ引き寄せるための、ベース12の開口部Sへの半田の流入、又は過剰な半田を有効に吸収する接触ピン14(図1)のスペース又はギャップ14dへの半田の流入は、ベース及びプリント基板のランド又はパッドの大きさに対する許容度の重要性を低減するという二次的な効果をもたらす。
【0019】
スペースS(又はギャップ14d)は、既に述べたように毛管作用をもたらす大きさでなければならない。その大きさは、半田の特性、基板及び接触面又はいずれかの清浄度及び面積、基板の平坦性等を含む多くの要素に依存する。表面張力、ぬれ角及び毛管作用の関連するトピックを扱っている半田特性について書かれた多くの論文がある。例えば、“大学物理”シアズ及びゼマンスキー、第二版、アジソン−ウズリー出版社、1957、ページ231−235;“半田付け性に関するSMDの試験”ビー・エム・アレン、“面実装技術”1988年10月ページ17−18;“ぬれバランスを使用した面実装デバイスの半田付け性の評価”、ヨシダ他、国際錫研究所レポート Report)が参考となる。当業者は、総ての関連する要素を知悉しているので、大きさの決定は、容易である。スペースの数、その大きさ、及び構成は、望む毛管作用が得られるかぎり重要ではない。
【0020】
次に、図3及び図4は、本発明による他の実施例が接触ピン20として示されている。接触ピン20は、雌型接触レセプタクルに容易に挿入されるように面取りされた上端又は自由端20bが設けられた上部接触部材20aを含む。図1及び図2で示される実施例でそうであるように、ベース22は、全体としてU字型をしていて、隔てられた平行部分(ベース部)22a、22bと、横方向部分22c及び半田吸収スペース(開口部)Sを含む。
上部接触部材20aは、図示のようにベース22の領域でベース22の幅まで広がり、中央接触部材20aとほぼ同一の面である、複数の分岐する部分を画定する。図3及び図4に於いては、広がったショルダー部20cは、第一及び第二の分岐部20d、20e及び中央分岐部20fを含む。
【0021】
分離湾曲中間連結部は、分岐部の各々と、連結されたベース部とを接続している。第一側方分岐部20dは、第一及び第二湾曲部24c、24dを含む連結部24aによって、ベース部22aに接続されている。同様に、連結部24bは、側方分岐部20eをベース部22bに接続している。ベースの面積、即ち接触表面をプリント回路基板に対して最大とし、半田収容スペースSを提供するために、中央分岐部20fの拡張部分である、中央ベース部分22dが、湾曲部24eに接続されている。湾曲部24c、24eは、90°だけ曲がり、湾曲部24dは、180°曲がる。接触ピン14と同様に、ベースは、連結タブ、又はキャリアタブ18により互いに連結され、ストリップの下端のコネクタが図3の真空把持ノズルで示される実装装置により把持されるとき、選択的に切断される。
【0022】
図5では、二つのベース部が設けられていることを除けば、図3及び図4に全体として類似しているピンが示されている。拡大ショルダー部20cが、第一の分岐部20g及び第二の分岐部20hに連続している。連結部24aは、図3の接触ピン20では両方同じ側に配置されているが、図5の接触ピン20aでは反対側に配置されている。二つのベース部22e、22fのみが提供され、各々が二つの分岐部の対応するいずれかに接続され、図3の連結部とそれぞれ180°及び90°をなす連結部湾曲部24d、24eにより接続されている。
【0023】
図5の実施例では、二つの分岐部20g、20hの総合幅は、拡大ショルダー部20cの幅より狭く、側方連結タブ又はキャリアストリップ18’が形成され、隣接コネクタは、図1から図4に示される実施例の場合のようにベースで切断される代わりに、ショルダー部で切断される。連結タブ又はキャリアストリップの特定の位置は、本発明の目的には重要ではなく、キャリアストリップ又は連結タブの特定の位置は、少なくともある程度は、把持配置装置の関数であり、特に把持配置装置にコネクタを供給するのに使用されるフィーダーの構造の関数である。
【0024】
図6は、図3から図5で示されるピンと若干の共通点を有す、他の接触ピンの構造を示す。図6では、ベース26は、ストリップの連続した部分で示され、一対の(湾曲部28a、28b)対向辺を画定する。接触ピン20は、ベース26により画定される長方形のほぼ中央に位置する。一つの湾曲中間連結部26aは、図示の如くベース26の一方の辺から接触ピン20まで延び、もう一方の辺から接触ピン20に近接する点まで延びる。タブ又はカラー30は、図示のようにカールされている。こうして中間連結部26a、26bは、接触ピン20の位置を安定化する。図6で示されいるように、ベース26には、一つの離れた連結タブ又はキャリアストリップ18a、18bが設けられている。使用される装置に応じて、また把持配置装置にタブが供給される方法に応じて、備えるキャリアストリップは、一つ以上であってもよい。鎖線で示されているのは、既に説明したようにリフロー中に半田を吸収するベース26の孔Sである。
【0025】
本発明は、図1から図6で示される種類の全体に細長い接触ピン、支ポスト柱又はテストポイントに限定されない。図7は、本発明の他の実施例を示し、接触子は、絶縁変位コネクタ(IDC)32であり、中間湾曲連結部32aにより連続ベース26に接続されている。IDC部32の構造は、従来技術でよく知られている。同様に、図8に於いては、面実装コネクタの他の種類が示されていて、これは、平坦タブ挿入スペース36cを設けるために、図示の如く、互いに隔てられたいる第一及び第二分岐36a、36bを含む雌型タブレセプタクル36である。分岐部36a、36bは、図9でよく示されているように、ベース34で連続している。ベース34は、I字型であり、横方向ベース部34a、34b及び中央ベース部34cを含む。分岐部36a、36bの各々は、中央ベース部34cに連続し、横方向ベース部34a、34bの各々は、二つの連結タブ又はキャリアストリップ18a、18bを有している。
【0026】
図10から図12では、コネクタピンとしての面実装コネクタの変形例が図示されていて、これは、図3のピンコネクタの構造に類似している。図3で示されている、中央ベース部20dを備える湾曲した中央分岐部20fに替えて、中央分岐部20fは、接触ピン20と同一面で下方に直線で延び、下方延長ポスト20f’を形成し、これは、図12が示すように、プリント回路基板の導体ランド又はパッドに形成されているスルーホール38に収容される。ポスト又はアンカーピンは、平坦な固定ベースから下方に突出する。プリント回路基板の半田パッド40には、図示されているように中心の孔38が設けられている。端子又はコネクタは、ペースト被覆の半田パッドの側に配置され、アンカーポスト20fは、孔又は開口38に挿入され、半田リフロー期間中、端子が浮動することを防止する。殆どの場合、既に述べたように毛管作用によりスペースSへの半田吸収の結果、好ましくない浮動は、完全に防止される。
【0027】
図13では、プリント回路基板の面に自動実装するために連続的に連結された面実装コネクタの巻取ストリップが示され、全体として参照符号44で示されている。スプール又はリール44は、回転軸46を有する回転可能な支持部材45を含む。図示の如く、接触子49の方向が、ほぼ回転軸46に平行していて、個々のコネクタのベースが、ほぼ共通の面か、平行な面に一致するように、面実装コネクタ48は方向が定まる。連結タブ又はキャリアストリップとしての可破砕性手段は、十分に柔軟性を有していて、コネクタ48が、支持部材45の周りに螺旋状に巻かれるとき、円弧に沿って配置可能である。
【0028】
スプール又はリール44に巻き取られたとき、細長い接触ピンの半径方向の大きさは、コネクタのベースのそれより大幅に小さく、従って、図13に示すように、望む平行の向きに接触子を維持するために連続的に螺旋状に巻いたコネクタのストリップに、適当なスペーサ要素を挿入することが好ましい。
図14を参照すると、コネクタのベースの半径方向の大きさにほぼ等しい半径方向の大きさを有する螺旋状コネクタ収容スペースを画定する距離に互いに隔てられた隣接の層に接触子49を維持するのために使用可能なスペーサの例が示されている。適当な大きさの螺旋状コネクタ収容スペースは、隣接した層のベース間の干渉を低減する。図示のスペーサは、柔軟材50aの連続の平坦ストリップと、材料50aに固定された波状ストリップ50bとを含む。波状ストリップ材50bは、平坦ストリップ材50aの長さ方向に沿って、ピークからピークまでの距離50cを有し、これはほぼ連続した接触子48の間の距離に対応し、平坦ストリップの長さ方向の法線方向である半径方向に於けるピークからピークまでの高さ50dは、回転可能な支持部材45上に螺旋状巻かれたとき、半径方向に於いて、ベースの半径方向の大きさと、接触子の半径方向の大きさの差に、ほぼ等しい。
【0029】
スペーサ50は、接触子をリールに保持する。使用時は、スペーサを解くことにより、連続ストリップの部分が解かれ、把持配置装置に供給される。図13に示される種類のスプール又はリールは、本出願の譲受人に譲渡された米国特許出願に記載されている種類のフィーダーに供給される。スペーサ50の構造は、重要ではなく、面実装コネクタの連続ストリップは、スペーサを使用しなくとも、又は連続平坦シート部材により単に分離しただけでも、螺旋状に巻き取ることが可能である。しかし、スペーサの使用により、コネクタ48の望む方向が維持でき、連結タブ又はキャリアストリップが破損したり、切断したりするのが防止される。
【0030】
図15及び図16では、ヒューズホルダ60としての本発明の他の実施例が示される。ヒューズホルダ60は、図8及び図9で示されるベースに類似したベース62を有する。スプリングクリップ60a、60bは、ベースより法線方向に延び、図示のように湾曲部64a、64bに連続している。他の面実装コネクタのように、ベースは、毛管作用により半田を吸収するためのアパチャー又は開口Sが備わっているのが好ましい。ある程度の半田は、湾曲部64a、64bの付近のスペースS’に入る。
【0031】
本発明は、添付図面を参照して好適な実施例について説明しているが、当業者にとっては種々の変形例が容易に可能である。そのような変形例も特許請求の範囲で定義される本発明の範囲に含まれる。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されるので、面実装コネクタに付随する不具合のない面実装電子部品コネクタを、かつ構造が簡単で、低製造コストの面実装電子部品コネクタを、かつ面実装自動把持配置装置で容易に使用可能な面実装電子部品コネクタを、更に、コネクタの破損による廃棄物をほぼ無くしながら、プリント回路基板上に効率よく実装できる面実装電子部品コネクタを提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテストポイント又は雄型接触ピンの形状の面実装コネクタの斜視図であり、コネクタのストリップから切断され、プリント回路基板上に実装される状態にある。
【図2】図1で示された種類の連続して連結された面実装コネクタのための素材板の平面図であり、一つのコネクタを実線で示し、これに対する上部及び下部のコネクタは、鎖線で示される。
【図3】本発明による面実装コネクタの他の実施例の斜視図であり、接触ピンの形状であり、ストリップから切り放された後のコネクタを把握するためにストリップの下端のコネクタ上に位置する真空把握ノズルをも図示している。
【図4】図4は、図3のコネクタの底部の斜視図であり、ベースの構造と、コネクタが、連結タブ又はキャリアストリップにより互いに接続される方法とを示している。
【図5】図3に類似するが、本発明による面実装コネクタの他の実施例を示し、ストリップの隣接したコネクタは、ベース部分でではなくて、接触ピンの一部分で、互いに連結されている。
【図6】本発明による面実装コネクタの更に他の実施例であり、隣接のコネクタが二重キャリアストリップにより互いに連結され、接触ピンを安定化する構造を示している。
【図7】図3及び図5に類似し、絶縁変位コネクタ(IDC)の形状の、本発明による面実装コネクタを示す。
【図8】図7に類似し、本発明による面実装のための雌型レセプタクルを示す。
【図9】図8のコネクタの底部の斜視図であり、ベースの詳細と、隣接コネクタが互いに連結されている方法とを示している。
【図10】図3に類似し、下方に延びるポストを含むコネクタの変形例を示す。
【図11】図10のコネクタの底部斜視図である。
【図12】図10及び図11に示されている種類であり、コネクタのポスト用のスルーホールを備えるプリント基板に実装する前の、面実装コネクタの斜視図である。
【図13】図1に示された種類のコネクタの巻取ストリップであり、リールに螺旋状に巻かれるコネクタの向きと、螺旋巻きの隣接した層を引き離しておくための差し込み部材又はスペーサ部材とを示す。
【図14】図13で示される巻取ストリップで使用されたスペーサ部材の断面の斜視図である。
【図15】ヒューズホルダの形状の、本発明による面実装コネクタの他の実施例の正面立面図である。
【図16】図15に示された種類のヒューズホルダの上部平面図であり、ストリップでコネクタがどのように連結されているかを示し、プリント回路基板で半田付けを実行する場合に毛管現象を促進するためにコネクタのベースに形成された孔を示している。
【図17】従来技術による面実装ピンのスプールの斜視図であり、各々のピンがリールに螺旋状に巻かれたテープに逐次設けられたポケットキャリア内に保持される。
【符号の説明】
10 コネクタ
12 ベース
12a 第一ベース部
12b 第二ベース部
12c 平行部材
12d 突起
12e 横部材
12f 側方切欠
14 接触ピン
14a 第一接触部
14b 第二接触部
14c ブリッジ部
14d スペース(ギャップ)
16a,16b 中間湾曲連結部
18 キャリア
19 素材板
20 接触ピン
20a 上部接触部材
20b 自由端
20c ショルダー部
20d 分岐部
20e 分岐部
20f 分岐部
22 ベース
22a ベース部
22b ベース部
22c 横方向部
22d 中央ベース部
22e 分岐部
24a,24b 連結部
24c,24d 湾曲部
24e 湾曲部
26,34 ベース
S 開口部(スペース)

Claims (13)

  1. プリント回路基板の全体的に平坦な導体面に面実装するための面実装コネクタであって、
    接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有する面を画定するベースと、該ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、該接触子と前記ベースを一体に連結する中間湾曲連結部とから構成され、
    前記ベースは二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域に略一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
    前記接触子は、二つの細長い略並置された接触部からなり、これら各接触部は、近接した端部を前記ベースから遠位に有し、該遠位の端部は一体湾曲ブリッジ部により連結され、更に二つの前記接触部は、端部に有する中間湾曲連結部を介して前記第一ベース部と第二ベース部にそれぞれ連結するように構成され、
    かつ、前記接触子とベースと中間湾曲連結部は、全体として略平坦な導体シート部材から形成されることを特徴とする面実装コネクタ。
  2. プリント回路基板の全体的に平坦な導体面に面実装するための面実装コネクタであって、
    接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有する面を画定するベースと、該ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、該接触子と前記ベースを一体に連結する中間湾曲連結部とから構成され、
    前記ベースは二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域に略一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
    前記接触子は、二つの細長い略並置された接触部からなり、これら各接触部は、近接した端部を前記ベースから遠位に有し、該遠位の端部は一体湾曲ブリッジ部により連結され、前記二つの接触部は、端部に設けた中間湾曲連結部を介して前記第一ベース部と第二ベース部にそれぞれ連結され、更にこれら二つの中間湾曲連結部の各々は略90°に曲折されるように構成され、
    かつ、前記接触子とベースと中間湾曲連結部は、全体として略平坦な導体シート部材から形成されることを特徴とする面実装コネクタ。
  3. 前記ベースは、略長方形であると共に一対の対向する辺を有し、前記接触子は、前記ベースの長方形の面のほぼ中央に位置し、一つの中間湾曲連結部は、前記ベースの一辺から前記接触子へ延び、他の中間湾曲連結部は、前記ベースの他方の辺から前記接触子に対する近接点へ延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の面実装コネクタ。
  4. プリント回路基板の全体的に平坦な導体面に面実装するための面実装コネクタであって、
    接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有する面を画定するベースと、該ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、該接触子と前記ベースを一体に連結する中間湾曲連結部とから構成され、
    前記ベースは、中央ベース部とこの両側の端ベース部の三つのベース部から構成され、
    前記接触子は、一つの細長片からなる接触ピンにてなり、この接触ピンの上端には雌型接触レセプタクルに挿入される自由端を有すると共に、基端には中央分岐部とこの両側の側方分岐部の三つの分岐部を有して構成され、
    前記中間湾曲連結部は、中央湾曲連結部とこの両側の端湾曲連結部の三つの湾曲連結部から構成され、
    前記中間湾曲連結部の各々は、対応するベースと分岐部とを接続することにより前記接触子とベースを一体に連結するように構成され、
    かつ、前記接触子とベースと中間湾曲連結部は、全体として略平坦な導体シート部材から形成されることを特徴とする面実装コネクタ。
  5. 前記分岐部の一つは前記接触ピンと略同一の広がりの中央分岐部であり、前記側方分岐部の二つは前記中央分岐部の側方に形成され、前記中央分岐部の湾曲連結部は略90°に曲げられ、前記側方分岐部の湾曲連結部は略180°に曲げられることを特徴とする請求項4記載の面実装コネクタ。
  6. プリント回路基板の全体的に平坦な導体面に面実装するための面実装コネクタであって、
    接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有する面を画定するベースと、該ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、該接触子と前記ベースを一体に連結する中間湾曲連結部とから構成され、
    前記ベースは、隣接する二つのベース部から構成され、
    前記接触子は、一つの細長片からなる接触ピンにてなり、この接触ピンの上端には雌型接触レセプタクルに挿入される自由端を有すると共に、基端には二股状に分かれた二つの分岐部を有して構成され、
    前記中間湾曲連結部は、二つの湾曲連結部から構成され、
    前記中間湾曲連結部の各々は、対応するベースと分岐部とを接続することにより前記接触子とベースを一体に連結するように構成され、
    かつ、前記接触子とベースと中間湾曲連結部は、全体として略平坦な導体シート部材から形成されることを特徴とする面実装コネクタ。
  7. 前記二つの中間湾曲連結部は、各々略180°曲げられることを特徴とする請求項6記載の面実装コネクタ。
  8. プリント回路基板の面に自動実装するための面実装コネクタの連結ストリップであって、
    各コネクタは面を画定するベースで、接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有すベースと、前記ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、前記接触子と前記ベースを一体に連結する少なくとも一つの中間湾曲連結部とを含み、
    前記ベースは前記接触子の両端部に配置される二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域にほぼ一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
    前記接触子、前記ベース及び前記中間連結部は、全体で略平坦な導体シート部材から一体で形成され、どの二つの隣接コネクタの間でも可破砕性連結手段が設けられ、前記コネクタと前記ストリップの隣接するすぐ後続のコネクタとの間の前記可破砕性連結手段を切断することにより前記ストリップから切り放されることを特徴とするコネクタのストリップ。
  9. 前記可破砕性連結手段は、二つの連結するコネクタのベースにより一体的に形成された連結タブを含むことを特徴とする請求項8記載のコネクタのストリップ。
  10. 前記可破砕性連結手段は、二つの連結するコネクタの接触子により一体的に形成された連結タブを含むことを特徴とする請求項8記載のコネクタのストリップ。
  11. プリント回路基板の面に自動実装するための面実装コネクタの連結ストリップであって、
    各コネクタは面を画定するベースで、接続されるプリント回路基板の平坦な導体表面に対して接続・固定されるのに適切な全体に平坦な表面を有すベースと、前記ベースで画定される前記面に対してほぼ法線方向に前記ベースより突出する接触子と、前記接触子と前記ベースを一体に連結する少なくとも一つの中間湾曲連結部とを含み、
    前記ベースは前記接触子の両端部に配置される二つのベース部からなるもので、第一ベース部は、横方向部分と該横方向部分の各端部で接続される二つの平行部分とを含むU字部材にて形成され、第二ベース部は、前記U字部材の空間領域にほぼ一致しこれを占有するような形状・大きさにて構成され、
    前記接触子、前記ベース及び前記中間連結部は、全体で略平坦な導体シート部材から一体で形成され、どの二つの隣接コネクタの間でも可破砕性連結手段が設けられ、
    前記コネクタのストリップが螺旋状に巻かれる回転可能な支持部材が設けられ、前記回転可能な支持部材は回転軸を画定し、前記コネクタは前記接触子が前記回転軸に対して略平行となるように延びるような向きに向けられ、前記可破砕性連結手段は、前記支持部材の周りに螺旋状に巻かれたとき円弧に沿って前記コネクタが巻き取られても破損しないほど十分に柔軟であることを特徴とするコネクタの巻取ストリップ。
  12. 前記コネクタのベースは、回転可能な支持部材の周りに螺旋状に巻き取られた場合、半径方向に予め設定した寸法を有し、予め設定した寸法に略等しい半径方向の寸法を有す螺旋状コネクタ収容スペースを画定するために、前記接触子を互いにある間隔だけ隔てた隣接の層に保持するためのスペーサ手段を含み、コネクタの巻取ストリップは、螺旋状コネクタ収容スペース内に、隣接層のベースの間で最小の接触干渉で挿入されることを特徴とする請求項11記載のコネクタの巻取ストリップ。
  13. 前記スペーサ手段は、柔軟材料よりなる連続平坦ストリップと、前記平坦ストリップ材料に取り付けられた波状ストリップ材料とを含み、前記波状ストリップ材料は、前記ストリップで連続する接触子間の距離に略相当する前記平坦ストリップの長さ方向に沿ったピークからピークの距離を有し、前記回転可能な支持部材に螺旋状に巻かれた状態で、前記予め設定された寸法と前記接触の半径方向の寸法との差に略等しい、前記平坦ストリップに対して法線方向の半径方向に沿ったピークからピークまでの高さを有することを特徴とする請求項12記載のコネクタの巻取ストリップ。
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