JPH09174284A - 溶接用位置決め装置 - Google Patents

溶接用位置決め装置

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JPH09174284A
JPH09174284A JP35472995A JP35472995A JPH09174284A JP H09174284 A JPH09174284 A JP H09174284A JP 35472995 A JP35472995 A JP 35472995A JP 35472995 A JP35472995 A JP 35472995A JP H09174284 A JPH09174284 A JP H09174284A
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JP
Japan
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welding
tower
arm
positioning device
clamp
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Application number
JP35472995A
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English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Kaneshiro
辰佳 金城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接用位置決め装置を軽量化、また、低コ
スト化し、クレーンを使わずにほとんどの溶接作業を能
率良く終わらせようというものであり、操作も簡単で、
スペースも有効に利用できる。 【構成】 キャスター48を設け、移動可能なシャー
シ34にタワー1を垂直に設ける、タワー1を基準に上
下するアーム9と角度が変わり、回転し、クランプを設
けた十字架状のテーブル11とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨建築における仕口
の本溶接を効率良く作業出来る溶接用位置決め装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来では、位置決め装置自体にキャス
ター等が付いていないとか、重量が重い等の理由で、移
動が困難であったり、構造上ホイスト等でしか溶接物を
セット出来なかったり、一度のセットではテーブル側に
隠れてしまうH形鋼ブラケットのフランジ部とダイヤフ
ラム部の溶接が出来ないため、もう一度ホイスト等でセ
ットしなおさなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、この発明の
目的は、ホイスト等で溶接物をテーブルの上まで移動さ
せせることなく、一度のセットでテーブル側に隠れてし
まうH形鋼ブラケットのフランジ部とダイヤフラム部の
溶接もできる溶接用位置決め装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本発明は前記課題を解
消する為になされたものでキャスター48を設け移動可
能なシャーシ34にタワー1を基準に上下するアーム9
と、主軸21を中心に反転し、しかも、軸23を中心に
回転する、クランプを設けた十字架状のテーブル11と
で構成された溶接用位置決め装置としたことである。
【0005】
【作用】 被溶接物のテーブルを下向きにし、テーブル
を溶接物の上になるように動かす。そして、溶接物の四
つの角に合うようにテーブルを動かしながらアームを下
げ、テーブルと溶接物を接触させる。次に四つのクラン
プで溶接物を締め付ける。
【0006】 そしてタワーを基準に上下するアームを
上げ、テーブルの角度を主軸21を中心に反転させ、そ
して、溶接しやすい高さ・角度・向きにし溶接作業を行
い、反対側の溶接のできていない所を、もう一度、高さ
・角度・向きを調節し溶接作業をし、終了したら、テー
ブルを下向きにし、アームを下げ、溶接物を下ろしてク
ランプを外す事により作業が完了する。
【0007】
【実施例】 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。タワー1の1面に長穴2があり、タワー1の
上部、下部付近にスプロケット3・4と軸5・6を設け
原動機13と減速機14の動力は、軸6、スプロケット
4に伝わる。さらにチェーン12とスプロケット3を経
てスライド部7まで伝わり、スライド部7がタワー1の
内面を上下に移動する。
【0008】 チェーン12の両端はスライド部7の上
部と下部に継なぎ、スライド部7には図13のように、
タワー1が広がったり、ひずんだりしないよう補強する
ローラ8を設けたプレート49と、スムーズにスライド
するよう複数のローラ8を設ける。スライド部7の一面
にはアーム9を接合し、アーム9は根本近くでカットし
双方を蝶番26によって接合することで、折りたためる
ようにする。尚、スライド部7が、図14の様な構造の
物もある。
【0009】 アーム9の先端には主軸21を中心に反
転可能なヘッド10がある。その動力は原動機15と減
速機16を使い、軸17・スプロケット19・チェーン
20を経てアーム9の先端部の、スプロケット22・主
軸21に伝わる為、ヘッド10は主軸21を中心に可動
する。
【0010】 十字架状のテーブル11には軸23があ
りヘッド10の穴24に入れて接合し、軸23を中心に
テーブル11は回転する。テーブル11は山形鋼を組み
合わせることによって軽量にし、しかも図2のように互
いを背中合わせに組むことで、その間をストッパー兼ク
ランプ台18がスライド出来る構造になっている。スト
ッパー兼クランプ台18はボルト25によって固定する
ことができる。また、テーブル11の裏面にはスケール
51を取付ける。
【0011】 テーブルは、十字架状でクランプがスラ
イド出来る構造である。尚、クランプは市販品のワンタ
ッチ・クランプ27を採用し、また、ストッパー兼クラ
ンプ台18を図3のようにダイヤフラム31と隙間が開
くようにセットすると、十字架状のテーブル11を下向
きにした際、目視によって容易にセットが可能。しか
も、溶接物が重量物の際に手で動かせなくても位置決め
装置自体にキャスター48を設け、前輪又は後輪を自在
車輪にする事によって、ダイヤフラム31の四つの角の
内、一角をストッパー兼クランプ台18の内の一つに合
わせ、手でテーブル11を動かし溶接物に合わせる。そ
して、アーム9を下方向に下げテーブル11全体がダイ
ヤフラム31に接触した所で、各ワンタッチ・クランプ
27を締め付ける。さらに、その状態から動力によって
溶接物を持ち上げ、高さ、また、角度も設定でき、その
まま溶接作業が可能である。
【0012】 また、テーブルが十字架状になっている
ので、図8のように従来のテーブル50では溶接出来な
かったダイヤフラム31とH形鋼のブラケット28のフ
ランジ部分の接合部29テーブル面も位置決め装置に溶
接物を取り付けたまま溶接ができ、しかも、角巻き溶接
部30の所も溶接出来るので、ほとんどの溶接が一度の
チャッキングで済ませられるよう、考案・設計されてお
り、作業効率が大変よくなっている。
【0013】 図1においてテーブル11がタワー1よ
り前方にあるので、足32を蝶番33によりシャーシー
34と接合して足32の先端付近に上下可動片35を設
け位置決め装置全体を安定させる。そして、蝶番33の
下辺りに芯棒36を入れ、足32が上方向に動かないよ
うにする。また、図9中の長穴37から通した突起物3
8を芯棒36に取り付け、突起物38が長穴37に沿っ
て動くことによってシャーシー34から芯棒36が引き
抜くことが出来、こうすれば足32が折れ曲がり、スペ
ースを取らない。
【0014】 タワー1、アーム9、スライド部7、シ
ャーシー34が、角パイプで出来ており、ほとんどが市
販品に加工を少々加えるだけの部材を使用しているの
で、かなり安価にできる。その為、鉄骨加工を営む事業
所に普及しやすく、産業上かなり貢献するものである。
アームの折たたみも蝶番26によってでき、収納もコン
パクトになり狭い作業所においても有効に利用出来る。
【0015】 また、請求項1のチェーン・スプロケッ
トの組み合わせをワイヤ・滑車・ワイヤ巻き取りドラム
に変えることによっても動力を伝える事が出来るし、他
にも雄ねじの主軸と雌ねじの組み合わせや、ラックとピ
ニオンの組み合わせでも原動機から動力を伝える事が出
来る。さらに、チェーンの変わりに歯車を両端に有する
シャフトと歯車の組み合わせによっても、原動機から動
力を伝える事が出来る。
【0016】 タワー1の変わりに工場等の既設のH形
鋼の柱に図10・11の構造のスライド部にする方法が
ある。その場合、図11のように軸43を中心に水平方
向の回転を付け加えても転倒の可能性が無くなり、更に
用途が広がっていく。尚、上下の移動はチェーン、ワイ
ヤ、雄ねじの主軸と、雌ねじの組み合わせ、ラックとピ
ニオンによる方法などがあり、原動機や減速機などはH
形鋼のウェーブ面の柱の上部、または下部方向に設ける
事により、狭い工場の所でもスペースを有効に利用が出
来る。
【0017】
【発明の効果】 以上の如く本発明は、クランプにより
セットが容易で、また、本体自体が動力によって溶接物
を持ち上げ、そのまま角度や回転や高さを調節でき、
尚、十字架状のテーブルによって、H形鋼ブラケットの
フランジ部とダイヤフラム部の溶接作業が一度のセット
でできるし、溶接作業が効率良く、しかも、容易に出来
る。更に、アームや足を折り曲げればスペースもとらな
い。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の溶接用位置決め装置の全体図であ
る。
【図 2】図6のA−A’線の断面図である。
【図 3】図4の上面図である。
【図 4】図2の右側面図である。
【図 5】図4の下面図である。
【図 6】本発明のテーブル11に溶接物を設置した状
態の平面図である。
【図 7】本発明のテーブル11に溶接物を設置し下向
きにした状態の側面図である。
【図 8】従来のテーブル50に溶接物を設置した状態
の平面図である。
【図 9】シャーシ34と足32継ぎ部の部分図であ
る。
【図10】タワー1の部材にH形鋼を使用した場合の平
面図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】スライド部7に補強用ローラを付けた平面図
である。
【図13】図12の正面図である。
【図14】スライド部7に他の方法でローラ8を付けた
平面図である。
【符号の説明】
1、タワー 23、テーブルの回転
軸 2、スライド部の長穴 34、シャーシ 7、スライド部 35、上下可動片 8、ローラ 48、移動用キャスタ
ー 9、アーム 50、従来のテーブル 10、ヘッド 11、テーブル 18、ストッパー兼クランプ台 21、テーブルの反転軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャスターの付いたシャーシに直立してい
    るタワーを基準として、上下するアームと、角度が変わ
    り、回転するテーブルによって溶接物を位置決あし、溶
    接作業効率を良くする為の溶接用位置決め装置。
JP35472995A 1995-12-25 1995-12-25 溶接用位置決め装置 Pending JPH09174284A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100864693B1 (ko) * 2007-06-14 2008-10-23 주식회사 인지디스플레이 분할형 샤시탑의 제조설비의 레이저 접합장치
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