JPH09173941A - 重防食被覆pcストランドの製造方法及び装置 - Google Patents

重防食被覆pcストランドの製造方法及び装置

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JPH09173941A
JPH09173941A JP8171187A JP17118796A JPH09173941A JP H09173941 A JPH09173941 A JP H09173941A JP 8171187 A JP8171187 A JP 8171187A JP 17118796 A JP17118796 A JP 17118796A JP H09173941 A JPH09173941 A JP H09173941A
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strand
wire
coated
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heavy
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JP8171187A
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Noriyuki Matsunaga
則之 松永
Masamitsu Takei
雅光 武井
Shigeki Nakamura
茂樹 中村
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JFE Steel Corp
JFE Techno Wire Corp
Original Assignee
Kawatetsu Wire Products Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
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    • D07B7/16Auxiliary apparatus
    • D07B7/18Auxiliary apparatus for spreading or untwisting ropes or cables into constituent parts for treatment or splicing purposes
    • D07B7/185Auxiliary apparatus for spreading or untwisting ropes or cables into constituent parts for treatment or splicing purposes for temporarily untwisting ropes or cables into constituent parts for applying a coating
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
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    • D07B2401/20Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】PCストランドに重防食被覆を施す場合に、芯
線の長さを調整する調整装置や、緩解装置、緩閉装置等
の複雑な装置構成を要することなく、重防食被覆PCス
トランドを製造する。 【解決手段】拡線装置22でPCストランド10の撚り
をわずか開き、防食材供給装置25で芯線と側線との間
の空間に液状防食材を供給し、その直後撚りを元に戻
し、硬化装置33、冷却装置34、引取装置35を経て
巻取装置36で巻取る。PCストランドの内部、各素線
の接触部のV溝及び外周表面の防食材被覆を完全に形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重防食被覆PCスト
ランドの製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】防食効果を高める目的でPCストランド
の側線と芯線とが形成する空間及び側線の周囲を樹脂被
覆した、いわゆる重防食被覆PCストランドを製造する
技術としてPCストランドの撚りを一時的に緩解させて
各素線外周面に樹脂被覆する技術が、特開平6−142
595号公報に開示されている。この従来技術では、P
Cストランドの撚り合わせ部分を順次一時的に撚り戻
し、撚り戻された部分の芯線と側線のそれぞれの外周面
に、合成樹脂粉体塗料付着膜を形成し、その付着膜を加
熱溶着させた後に再度撚り合わせることを特徴とする方
法及び装置を開示している。この技術は、あらかじめP
Cストランドの先端部を解きほぐして緩解装置にセット
し、PCストランドを長手方向に送り、緩解装置で芯線
と側線を分離した状態で樹脂被覆を施し、被覆が完成し
た後、緩閉装置で元の撚り状態に戻すものである。この
技術では、緩解装置と緩閉装置の間に、芯線と側線の拡
開を維持する装置と、芯線の長さを調整する装置が必要
である。
【0003】ここで用いられている緩開装置と同様のも
のは、例えば、オーストラリア特許公開公報AU−A1
−6387680(1981年5月7日)に回転ダイと
して開示されている。図11及び図12はその装置を示
すもので、図11は前面から見た回転ダイ60の斜視
図、図12はその背面から見た斜視図である。回転ダイ
60は、固定フレーム61に固定したリング62の内周
に、ワイヤ10の各素線を通す孔を備えたダイス63を
回転自在に保持した回転ダイ60である。ノズル65か
ら吹き付け物64を吹き付けた後、ワイヤ10の撚りを
回復するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6−142
595号公報の技術では、PCストランドの各素線が完
全に分離した状態で樹脂を被覆するために良好な被覆が
得られる。しかし、次の問題点がある。 (a)一時的に撚りをバラバラにして各素線の外周面に
樹脂を一様に付着し硬化させた後、再び撚りを入れ直す
ために、樹脂被覆された芯線及び側線は樹脂の膜厚分だ
け線径が太くなる。このため芯線回りの螺旋の径が大き
くなるので、芯線の長さが側線の長さに対して相対的に
余剰が生じて側線より長くなる。このために芯線の長さ
を調整する調整装置が必要となる。 (b)特開平6−142595号公報に示された緩解装
置で側線を強制的に広げ、広げた状態で樹脂被覆を行
い、加熱、硬化、冷却等の工程を経た後、同公報に示さ
れた緩閉装置で撚りを戻すために拡開維持装置が必要と
なる等、装置構成が複雑となる。 (c)樹脂被覆が完了した後に、緩閉装置で撚りを戻す
ために、被覆に疵や欠陥を生ずるおそれがあり、これを
避けることができない。 (d)芯線と側芯との間の内部空間が充填されないので
ここに水が浸透するおそれがあり、防食が不完全となる
おそれがある。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点を解決した重
防食被覆PCストランドの製造方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決
し、所期の目的を達成するための本発明の特徴とする技
術手段は次の通りである。すなわち本発明は、PCスト
ランドを長手方向に送りつつ、素線間隔を開き、芯線と
側線との間の空間に液状樹脂防食材を供給した後直ちに
素線間隔を閉じて該液状樹脂防食材を該空間に封入し、
ついで該PCストランドを加熱、冷却することを特徴と
する重防食被覆PCストランドの製造方法である。
【0007】さらにこの場合、前記液状樹脂防食材を該
空間に封入した後、PCストランド外周に付着した前記
液状樹脂防食材を清掃した後、外周に粉末樹脂防食材を
付着させ、ついで該PCストランドを加熱、冷却するこ
ととすれば好適である。また、前記液状樹脂の供給が滴
下、吹付又は浸漬であり、前記粉末樹脂防食材の前記付
着が静電付着であると好ましい。
【0008】本発明はPCストランドの素線間隔を閉じ
て液状防食材をPCストランドの芯線と側線との間の空
間に封入した後、PCストランドを加熱、冷却すること
を特徴とする重防食被覆PCストランドの製造方法であ
る。防食材の種類、供給方法、PCストランドの仕様等
によっては、PCストランドの外周にも優れた被膜を形
成することができ、十分に高品質の内外周被覆を備えた
PCストランドを得ることができる。しかし、場合によ
っては、PCストランド外周に付着した防食材を清掃
し、改めてPCストランドの外周に防食材を付着させて
から加熱工程に入ってもよい。
【0009】上記本発明方法を好適に実施するための本
発明装置は、PCストランドの素線間隔を開く拡線装置
と、該拡線装置の後流に設けた液状樹脂防食材供給装置
と、硬化冷却装置とをPCストランド通線ラインに順次
配設したことを特徴とする重防食被覆PCストランドの
製造装置である。この場合に、前記液状樹脂防食材供給
装置と、硬化冷却装置との間に、PCストランド外周清
掃装置と、粉末樹脂防食材付着装置とを配設すると好適
であり、さらに前記液状樹脂の供給装置が滴下、吹付又
は浸漬装置であり、前記粉末樹脂防食材付着装置が静電
付着装置であると好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、PCストランドの撚り
を少し戻した状態で、PCストランドを長手方向に送り
つつ、芯線と側線との間の空間に液状樹脂防食材を供給
した後直ちに素線間隔を閉じて液状樹脂防食材を芯線と
側線との間の空間に封入する。従って芯線及び側線とが
形成する内部空間内に防食材を充満させることができ
る。この段階で撚りを戻すので、芯線と側線及び側線相
互間の素線同士の接触は元のとおりとなる。しかもそれ
らの接触部が形成するシャープな溝の部分には防食材が
十分に充満される。従来、このシャープな溝の部分に樹
脂等を完全に充満させることが非常に難しかったが、本
発明では液状樹脂防食材を用いるので極めて容易とな
る。液状樹脂防食材は、シャープな溝内の素線の表面を
液体の表面張力によって、完全に被覆する。従って、素
線間の接触部分が厚さ零の膜厚となったとしても、防食
効果を減ずることはない。
【0011】本発明では、上記のように、防食材の被覆
によって線径が増加することはなく、元のとおりとなる
ので、芯線と側線との総体的な長さを調整する必要が全
くない。従って、撚りの形状が変化したり、長さ調整の
ための複雑な装置を全く必要としない。次に本発明で
は、PCストランドの撚りを完全に元に戻した後、外周
面を清掃し、改めて一様厚さの防食材を外周面に被覆さ
せ、硬化処理するので疵や欠陥のない外周被膜を形成す
ることができる。
【0012】本発明の被覆に用いる防食材としては、エ
ポキシ樹脂が最も適切である。液体は滴下、吹付又は浸
漬によって供給するのがよい。粉体は静電付着で付着さ
せるのがよい。粉末樹脂防食材は静電付着で一様な厚
さ、例えば200μm厚さに付着させる。次に、図面を
参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、実施例のPCストランドの製造装
置の略示ライン図である。PCストランド供給装置21
はPCストランド10を連続的に繰出し、図1の向かっ
て右方向に供給する。拡線装置22は、PCストランド
10の撚りをわずか開いて素線間に隙間を形成し、防食
材供給装置25は、このわずか開いたPCストランドの
芯線と側線との間の空間に液状樹脂防食材を供給する。
防食材供給装置25の下流側には、被覆装置32、硬化
装置33、冷却装置34を設け、PCストランド引取装
置35、巻取装置36を備える。図2は別の実施例装置
であって、液状防食材供給装置25と固化装置33との
間に払拭装置27、加熱装置28、被覆層地32を備え
たものである。
【0014】図3はPCストランド10の撚りを開いて
防食材25bを供給する工程を示す側面図である。防食
材供給装置25はノズル25aから液状の防食材25b
を滴下し、受皿25cは余分な防食材を受け取る。防食
材供給装置25の直後でPCストランド10の撚りを元
に戻す。拡線装置22は、図4に正面図を示すように、
孔46を備えた円盤45を固定スタンド41にボールベ
アリング(アウタリング42、ボール43、インナリン
グ44からなる)を介して内嵌している。孔46にはP
Cストランドの各素線を挿通する。拡線装置22の後流
に液状防食材供給装置25を備え、その直後でPCスト
ランド10の撚りを元に戻している。図5には、拡線装
置22からPCストランドの2〜3ピッチ離れた後流の
位置に、拡線装置22と同様の構造をもつ素線保持装置
23を備えたものを示している。撚りの開きの安定を図
る場合に適用することができる。図5では保持装置23
の後流に防食材供給装置25を備え、その直後でPCス
トランド10の撚りを元に戻している。
【0015】図6は防食材供給装置25の別の例を示す
もので、図3、図4に示す滴下方式ではなく、液状樹脂
防食材中に素線を浸漬する方式である。図7は払拭装置
26を示す模式図で、スポンジ等からなる払拭装置で余
分の液状樹脂防食材をふき取る。ついで、図8に示すよ
うなPCストランドの外周に合致する6弁の梅鉢状の孔
48を備えた回転自在な払拭板47を備えた清掃装置2
7でPCストランド10の外周を清掃する。
【0016】被覆装置32は、きれいになったPCスト
ランドの外周表面に改めて粉末樹脂防食材を一様に付着
させる。硬化装置33はPCストランドの内部に付着及
び充填した液状樹脂防食材と外周表面に付着した粉末樹
脂防食材を加熱して硬化させPCストランドに被覆を成
形する。加熱、硬化した防食材は冷却装置34により冷
却され、被覆を完了する。PCストランド引取装置35
はPCストランドのライン速度をきめ、連続的に一定速
度で走らせる装置である。図に示すように、2個のドラ
ムにPCストランドをたすき掛けして駆動するダブルキ
ャプスタン型とし、PCストランドを6回巻回してい
る。巻取装置36はPCストランド10を巻き取る。
【0017】芯線と側線とが形成する内部空間への液状
樹脂防食材の供給は、十分に充満するようにし、撚りを
戻したあと、ストランドの内部空間部に液状樹脂防食材
が充満して側線の隙間から絞り出されるように充填す
る。この時各素線全体にも付着するが、そのすぐ後流で
PCストランドがの撚りを元に戻し、素線同士が密着す
るようにする。場合によっては、ここでPCストランド
の外周面の液状樹脂防食材を除去清掃する。このとき各
素線の接触部が互いに形成するシャープな溝の部分は、
付着したまま残ることとなる。ついで再度外周面の仕上
げ被覆を行う。外周表面被覆は粉末樹脂防食材とし膜厚
200μmとし、静電粉体塗装とした。そのあと加熱硬
化冷却処理を施すことにより、PCストランドの内部及
び外周表面の防食材被覆を確実に完全に形成させた。加
熱は高周波誘導加熱で実施し、温度は220℃程度で加
熱溶着させた。冷却は水による内外オーバーフロー浸漬
により実施した。
【0018】液状樹脂防食材としては、液状のエポキシ
樹脂を滴下して用い、粉末樹脂防食材としては、粉体状
のエポキシ樹脂を静電粉体装置で付着させて用いた。被
覆厚は、全周一様に200μmとした。加熱装置32は
高周波誘導加熱装置を用い、220℃で加熱溶着させ
た。加熱された防食材は硬化装置33を経て冷却装置3
4により冷却され、被覆を完了した後、図9に示す断面
のPCストランドとなった。このストランドは、図10
に示す従来のストランド(特開平6−142595号公
報)と比較して、芯線1と側線2が形成する空間及び素
線同士が形成する溝部が充満しており、被覆後の撚り戻
し等の工程がないので、完全な被覆を形成することがで
きる。
【0019】本発明方法及び装置で製造した防食材被覆
PCストランド12.7mmφについて性能試験した結
果、次のように非常に優れた成績を示した。 (イ)樹脂被覆外観検査 PCストランドの内部空間部に防食材が充満しており、
PCストランドの表面は膜厚200μmの欠陥のない被
覆を有している。 (ロ)コンクリート付着試験 土木材料実験(改訂4版)の付着強度試験の規定に従っ
て、コンクリートの引き抜き滑り初めの荷重と測定する
引き抜き試験を行ったところ、裸PCストランドと同等
乃至それ以上の付着強度を示した。 (ハ)曲げ試験 1000KNアムスラー横型引張試験機に鉄性の円筒を
セットし、それにPCストランドをUの字に掛け、曲げ
を与えることにより曲げ試験を行った。線径の31倍の
過酷試験として、被覆部の割れ、剥離等は認められなか
った。 (ニ)アルカリ試験 3M−NaOH水溶液50℃1100時間浸漬試験にお
いて、塗膜の軟化、膨潤、ふくれ及び割れ等の変化は認
められなかった。 (ホ)塩水噴霧試験 JIS Z 2371の条件により、5%NaCl 3
5℃ 1000時間の塩水噴霧試験を行った結果、塗膜
に錆、ふくれ等の発生は認められなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、簡易な工程と装置によ
りPCストランド内部まで防食材を充満させることがで
き、芯線の長さ調整装置等が不要で、表面被覆、素線相
互間のシャープなV溝の内部も欠陥のない防食材被覆を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の模式的側面図である。
【図2】別の実施例装置の模式的側面図である。
【図3】実施例装置の素線間隔を開き防食材を供給する
部分の模式的側面図である。
【図4】拡線装置の正面図である。
【図5】実施例装置の素線間隔を開き防食材を供給する
部分の模式的側面図である。
【図6】実施例装置の素線間隔を開き防食材を供給する
部分の模式的側面図である。
【図7】実施例の払拭装置の模式的斜視図である。
【図8】実施例の清掃装置の正面図である。
【図9】実施例によるPCストランドの断面図である。
【図10】比較例のPCストランドの断面図である。
【図11】従来の回転ダイの斜視図である。
【図12】従来の回転ダイの斜視図である。
【符号の説明】
1 芯線 2 側線 3 内部空間 4 被覆 10 PCストランド 21 供給装置 22 拡線装置 23 保持装置 25 防食材供給装置 26 払拭装置 27 清掃装置 31 外周防食
材除去装置 32 被覆装置 33 硬化装置 34 冷却装置 35 引取装置 36 巻取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/20 B05D 7/20 B21F 7/00 B21F 7/00 Z 21/00 21/00 E04C 5/08 E04C 5/08 (72)発明者 武井 雅光 千葉市中央区新浜町1番地 川鉄テクノワ イヤ株式会社内 (72)発明者 中村 茂樹 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCストランドを長手方向に送りつつ、
    素線間隔を開き、芯線と側線との間の空間に液状樹脂防
    食材を供給した後直ちに素線間隔を閉じて該液状樹脂防
    食材を該空間に封入し、ついで該PCストランドを加
    熱、冷却することを特徴とする重防食被覆PCストラン
    ドの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記封入した後、PCストランド外周に
    付着した前記液状樹脂防食材を清掃した後、外周に粉末
    樹脂防食材を付着させ、ついで該PCストランドを加
    熱、冷却することを特徴とする請求項1記載の重防食被
    覆PCストランドの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記液状樹脂の供給が滴下、吹付又は浸
    漬であり、前記粉末樹脂防食材の前記付着が静電付着で
    あることを特徴とする請求項2記載の重防食被覆PCス
    トランドの製造方法。
  4. 【請求項4】 PCストランドの素線間隔を開く拡線装
    置と、該拡線装置の後流に設けた液状樹脂防食材供給装
    置と、硬化冷却装置とをPCストランド通線ラインに順
    次配設したことを特徴とする重防食被覆PCストランド
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記液状樹脂防食材供給装置と、硬化冷
    却装置との間に、PCストランド外周清掃装置と、粉末
    樹脂防食材付着装置とを配設したことを特徴とする請求
    項4記載の重防食被覆PCストランドの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記液状樹脂の供給装置が滴下、吹付又
    は浸漬装置であり、前記粉末樹脂防食材付着装置が静電
    付着装置であることを特徴とする請求項5記載の重防食
    被覆PCストランドの製造装置。
JP8171187A 1995-10-26 1996-07-01 重防食被覆pcストランドの製造方法及び装置 Pending JPH09173941A (ja)

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JP27908595 1995-10-26
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