JPH09173932A - 液体ディスペンサー - Google Patents

液体ディスペンサー

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JPH09173932A
JPH09173932A JP8255230A JP25523096A JPH09173932A JP H09173932 A JPH09173932 A JP H09173932A JP 8255230 A JP8255230 A JP 8255230A JP 25523096 A JP25523096 A JP 25523096A JP H09173932 A JPH09173932 A JP H09173932A
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JP
Japan
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liquid
piston
pump piston
pump
pressure
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Withdrawn
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JP8255230A
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English (en)
Inventor
Donald D Foster
ディー フォスター ドナルド
Philip L Nelson
エル ネルソン フィリップ
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Contico International Inc
Original Assignee
Contico International Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Contico International Inc filed Critical Contico International Inc
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0062Outlet valves actuated by the pressure of the fluid to be sprayed
    • B05B11/0064Lift valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1042Components or details
    • B05B11/1061Pump priming means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
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    • B05B11/0037Containers
    • B05B11/0039Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means
    • B05B11/0044Containers associated with means for compensating the pressure difference between the ambient pressure and the pressure inside the container, e.g. pressure relief means compensating underpressure by ingress of atmospheric air into the container, i.e. with venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスペンサーの圧力調節弁から離れたとこ
ろでポンプ室の空気を抜き、粘性流体が噴霧でき、且つ
比較的簡易な構造の液体ディスペンサーを提供する。 【解決手段】 液体ディスペンサーはディスペンサー本
体、逆止弁、圧力調節弁及びポンプピストンで構成さ
れ、空気が液体受流空胴内にある場合の第一ポジション
から第二ポジションに向かうポンプピストンの運動は空
気を排通路に追い出すため液体受流空胴内の圧力を高
め、その結果ポンプに呼び水が差される。空気が追い出
されたあとの第二ポジションから第一ポジションに戻る
ポンプピストンの運動により液体受流空胴内に真空圧が
発生し液体は補給源から逆止弁を通過して液体受流空胴
へと流れ込む。液体受流空胴が液体で満たされている場
合の第一ポジションから第二ポジショに向かうポンプピ
ストンの運動で液体を圧力調節弁から吐出口へ押し出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体ディスペンサ
ー、さらに具体的にはポンプ式ディスペンサーに関連す
るものである。
【0002】
【従来の技術】圧力蓄圧式噴霧器は、液体が噴霧器から
散布される前に一定の圧力レベルに達しなければならな
い一般的なタイプの噴霧器のことである。このような噴
霧器には概して手動ポンプが付随しており、このポンプ
が(容器などの)液体補給源から液体を吸い込み、流路
を経て液体をノズルから散布する。流路内にあり、かつ
ポンプの下流にある圧力調節弁は、液体が少なくとも最
低流体圧力レベルに達するまで液体をノズルへ送り込ま
ないようにしている。液圧が最低流体圧力レベルに達す
ると、圧力調節弁が開き、液体は圧力調節弁を通ってノ
ズルの外へと散布される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(調理用油などの)粘
性のある流体を噴霧する場合には、かなり高いレベルの
最低流体圧力が必要となる。散布される液体の粘度や希
望するスプレーや流動パターンにより、最低流体圧力は
異なる。流体圧力が十分でない場合液体は噴霧されな
い、つまりスプレーとして散布されない。
【0004】従来の技術における圧力蓄圧式噴霧器で
は、噴霧器のポンプに呼び水をする場合にしばしば困難
が伴う(すなわち、液体補給源から流れ込む液体がポン
プ室内の空気を入れ換える)。ポンプ室内の空気には圧
縮性があるため、ポンプの作動が圧力調節弁のバイアス
力に打ち勝って弁を開かせるに十分なまでに上昇しな
い。ポンプ室内の空気を排除しない限り、噴霧器は操作
できない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のいくつかの目的
の中に、改良型ポンプ式ディスペンサーの条件が認めら
れる場合がある。そのようなディスペンサーの条件と
は、ディスペンサーの圧力調節弁から離れたところでポ
ンプ室の空気を抜くことである;またそのようなディス
ペンサーの条件とは、粘性流体を噴霧することができる
能力である:またそのようなディスペンサーの条件と
は、比較的簡易な構造である。
【0006】本発明の液体ディスペンサーは一般に、デ
ィスペンサー本体、逆止弁、圧力調節弁、およびポンプ
ピストンで構成される。ディスペンサー本体には、概し
て円筒形の内面、少なくともその一部が円筒形の内面に
よって定義されるポンプ室、液体補給源と液体の流通を
図るために設けられた吸込口、ポンプ室と吸込口間に液
体の流動を供給する吸込流路、吐出口、吐出口とポンプ
室間に液体の流動を供給する吐出流路がある。
【0007】逆止弁は吸込流路内あり、吸込口からポン
プ室への液体の流動を促し、ポンプ室から吸込口への液
体の流動を妨げるように配置されている。
【0008】圧力調節弁は吐出流路内にあり、開いた位
置と閉じた位置間を動くことができる。閉じた位置にあ
る場合、圧力調節弁はポンプ室と吐出口間の液体流動を
塞ぐ。開いた位置にある場合、圧力調節弁は液体がポン
プ室から吐出流路を通って吐出口へと流れ出るように促
す。
【0009】ポンプピストンはその内側末端にヘッドが
あり、ポンプ室内を滑動する。ディスペンサー本体の円
筒形の内面とピストンのヘッド間の液体の漏れを密閉す
るため、ヘッドはディスペンサー本体の円筒形の内面と
係合してピストンのヘッドの全周を密閉するように配置
されている。ピストンのヘッドとポンプ室は、可変的容
量の液体受流空胴を形成している。ポンプピストンは、
ポンプ室内で液体受流空胴が液体の最初の容量V1をもつ
ところの第一ポジションと、液体受流空胴が最初の容量
V1より少ない第二の容量V2をもつところの第二ポジショ
ン間を往復滑動することができる。排気通路は液体受流
空胴から空気を排出するため、ディスペンサー本体とポ
ンプピストンによって少なくともその一部が形成され
る。ディスペンサー本体とポンプピストンは、ポンプピ
ストンが第二ポジションにある場合には排気通路を開
き、第一ポジションにある場合には排気通路を塞ぐよう
に形成され、配置されている。液体受流空胴内に空気が
ある場合、第一ポジションから第二ポジションに向かう
ピストンの運動によって液体受流空胴内の圧力が高まる
ため、空気は排気通路を押し出され、その結果ポンプに
呼び水が差される。空気が液体受流空胴から排出してし
まうと、第二ポジションから第一ポジションに戻るピス
トンの運動によって液体受流空胴内に真空圧が発生し、
液体は液体補給源から逆止弁を通過して液体受流空胴へ
と流れ込む。液体受流空胴が液体で満たされている場
合、第一ポジションから第二ポジションに向かうピスト
ンの運動は、液体を圧力調節弁から吐出口へと押し出
す。
【0010】本発明の別の形態として、液体ディスペン
サーがディスペンサー本体、逆止弁、圧力調節弁、そし
てポンプピストンによって構成される場合がある。排気
通路は、液体受流空胴から空気を排出するため、少なく
ともその一部がディスペンサー本体とポンプピストンの
一つによって形成される。ディスペンサー本体は、ポン
プピストンが第二ポジションにある場合にポンプピスト
ンと係合する一部分を含んでいる。ポンプピストンとデ
ィスペンサー本体の一部分は、ポンプピストンがディス
ペンサー本体の一部分と係合して排気通路を開くように
形成されている。ピストンが第一ポジションにある場
合、排気通路は塞がれる。空気が液体受流空胴内にある
場合の第一ポジションから第二ポジションに向かうポン
プピストンの運動は、空気を排気通路に追い出すため液
体受流空胴内の圧力を高め、その結果ポンプに呼び水が
差される。空気が液体受流空胴から排出したあとの第二
ポジションから第一ポジションに戻るポンプピストンの
運動により液体受流空胴内に真空圧が発生し、液体は液
体補給源から逆止弁を通過して液体受流空胴へと流れ込
む。液体受流空胴が液体で満たされている場合の第一ポ
ジションから第二ポジションに向かうポンプピストンの
運動により、液体は圧力調節弁を通過して吐出口へと押
し出される。
【0011】その他の目的と機能は、下文において部分
的に明確にされ、また部分的に指摘されている。
【0012】
【発明の実施の形態】図面、さらに具体的には図1を参
照した場合、本発明のスプレー式ディスペンサー全体が
参照番号20として表示されている。ディスペンサー20
は、一般に22で示されるディスペンサー本体、一般に24
で示されるボール型逆止弁、一般に26で示される圧力調
節弁と、一般に28で示されるポンプピストンから構成さ
れている。ディスペンサー本体22は、一般に30で示され
る上部ケーシング構成要素と、一般に34で示されるノズ
ルヘッドで構成されている。これらの部品はいずれも重
合体材料でできていることが望ましい。しかし、本発明
の範囲を離れることなく部品の一部あるいはすべてがそ
の他の材料に代わる場合もありうる。
【0013】ディスペンサー本体22の上部ケーシング構
成要素30には、円筒形構成部(壁)36、実質的に円筒形
の壁の一方の端(すなわち図1に見られる右端)を塞い
でいる円形背壁38、円形背壁に隣接する概して円筒形の
垂直な構成部40、垂直構成部から前方に延長している水
平管部分42が含まれる。円筒形の壁36は、滑動するポン
プピストン28(以下で詳細を説明)を受けるための概し
て円筒形の内面44を含んでいる。円筒形の壁36の内面44
と円形背壁38は、滑動するポンプピストン28を受けるた
めに、片方の端(すなわち図1に見られる左端)で開い
ているポンプ室46を形成する。
【0014】上部ケーシング構成要素30の垂直構成部40
には、垂直構成部40の底部から上向きに延長している垂
直孔48(図2、3)がある。垂直孔48の下端は、ディス
ペンサー本体22の下部ケーシング構成要素32を受け止め
る。さらに具体的には、下部ケーシング構成要素32に
は、垂直構成部40と係合して密閉機能を果たすため、垂
直孔48の中まで上向きに延長している概して円筒形の柱
50がある。下部ケーシング構成要素32にもまた、円筒形
の柱50の下端から下向きに延長しているニップル52(図
1)と環状フランジ54がある。ニップル52と円筒形の柱
50は、吸込液体流路56(図2、3)を形成する内面をも
つ。ニップル52の下端は、吸込液体流路56のために吸込
口58を形成する。延び軸60は、円筒形の柱の上端が塞が
れその結果として液体が円筒形の柱の上端を通過するの
を妨げるように、円筒形の柱50の上端の中に下向きには
まり込むようになっていることが望ましい。円筒形の柱
50の壁を通る側面開口部62は、吸込液体流路56とポンプ
室46間に液体の流通を供給するため、上部ケーシング構
成要素30の円形背壁38を通る吸込開口部64によって調整
される。このように、吸込口58を通る上向の液体の流れ
は、吸込液体流路56を通過し、調整された開口部62、64
を通って、ポンプ室46へと流れ込む。
【0015】ねじ付きカラー66(またはキャップ)は、
液体ボトル(図上にない)のねじ付きネックを受けるた
め、環状フランジ54経由で下部ケーシング構成要素32上
に保持されることが望ましい。ディップ管68は密閉する
ようにニップル52と係合され、ニップル52の下端からた
れ下がる。ディップ管68は、ボトル内(図上にない)の
液体の中まで下方に延長されている。ディップ管68は、
液体をボトルから吸込液体流路56の吸込口58へ移動する
ための導水管を構成している。ディスペンサー20には、
ボトルの中まで下方に延長されたほぼ直線的なディップ
管が望ましいが、霧噴器から離れた液体補給源にニップ
ルから延びている柔軟性のある長い管を代わりに使用す
る場合もありうる。
【0016】ボトル排気開口部70は、ボトル上部を大気
中へ開くために下部ケーシング構成要素32内にあること
が望ましい。栓72(図2、3)はポンプピストン28に一
体的に結合され、それと一緒に移動可能になっている。
栓72は、ディスペンサー20を使用していない場合に液体
が開口部を伝ってボトルの外にこぼれ出ないよう、ボト
ル排気開口部70を塞ぐ目的で取り付けられている。
【0017】上部ケーシング構成要素30の水平管部分42
は、軸方向に延長しその結果として垂直構成部40の垂直
孔48の上端と液体の流通を保つ水平孔74を含んでいる。
垂直および水平の孔48、74は、吐出流路76を構成してい
る。ポンプ室46上部の円形背壁38を通る排気開口部78
は、ポンプ室と吐出流路76間に液体の流通を行なわせ
る。ポンプ室46内の液体は、排気開口部を流れ出て吐出
流路76を通過する。ノズルヘッド受口80(図1)は、ノ
ズルヘッド34の後方(上流側)端を受けるため、水平管
部分42の前端内にある。受口80は、水平孔74と同軸上に
あり、吐出流路76と液体の流動を保っているため、吐出
流路を通る液体の流動はノズルヘッド34へと向かう。
【0018】ノズルヘッド34は、水平管部分42のノズル
ヘッド受口80の中に挿入されている管状突起82、管状突
起82の前方(下流側)端のノズル壁84、そしてノズル壁
を通り水平内径74の内部と液体の流動を保つノズル穴86
から構成されている。管状突起82の内部はさらに吐出流
路76を形成し、ノズル穴86は吐出流路の吐出口の構成要
素となっている。液体スピナ88は、ノズルヘッド34の管
状突起84の内部に含まれていることが望ましい。液体ス
ピナ88は、液体を吐出口からスプレーパターンで散布す
るため、ノズルヘッド34を通って前進している液体に渦
巻を与える。
【0019】逆止弁24は、ボール90と、吸込流路56内の
下部ケーシング構成要素32の中に構成されている環状弁
座92から構成されている。逆止弁24のボール90は、開い
た位置(図1の実線部分)と閉じた位置(図1の仮想線
部分)の間を移動することができる。閉じた位置にある
場合、ボール90は吸込流路56を塞ぐために弁座92に定着
し、その結果ポンプ室46から吸込口58へ向かう液体の流
動を妨げる。開いた位置にある場合、液体がボールの周
りを上向きに流れて吸込流路56を通るように、ボール90
は弁座92上から離れる。ボール90の上向き運動を制限す
るため、延び軸60の下部94は吸込流路56の中まで下向き
に延長し、かつ円筒形の柱50の壁を通って側面開口部62
の下まで延長していることが望ましい。
【0020】圧力調整弁26(すなわち圧力上昇弁)は、
垂直構造部40の上端から下向に吐出流路76内まで延長し
ているシャフト98上を滑動できるように取り付けられ
た、ほぼ環状の弁構成要素96を構成している。シャフト
98は、4方向液体運搬水路100(図2、3内に2つだけ
見られる)を形成するため、水平に交差しX 字型をして
いることが望ましい。環状弁構成要素96には、シャフト
98上を滑動するほぼ円筒形の内面102 があるが、シャフ
ト98の液体運搬水路100 を塞ぐことはない。環状弁構成
要素96の外面104 は、垂直孔48の円筒形の内面と滑動的
に係合している。環状弁構成要素96の外面104 は、垂直
孔48の内面と係合して二者間の漏れを密閉するように、
大きさも構造も決められることが望ましい。環状弁構成
要素96は、弁構成要素がシャフト98に伴って滑動する場
合においても、その表面を密閉するように係合すること
が望ましい。圧力調節弁26はさらに、円筒形の柱50の上
端上の上向き環状弁座106 と、弁座に定着するために取
り付けられている環状弁構成要素96のほぼ底部にある下
向き環状密封面108 から構成されている。環状弁構成要
素96は、閉じた位置(図2、3内に実線で表示)と開い
た位置(図2、3内に仮想線で表示)その間を移動する
ことができる。閉じた位置にある場合、環状弁構成要素
96の密閉面108 は液体が吐出流路76を通過するのを妨げ
るため弁座106に定着する。つまり、圧力調節弁26が閉
じている場合、弁構成要素96はポンプ室46と吐出口86間
の液体の流通を塞ぐため弁座106 を密閉する。開いた位
置にある(定着していない)場合、液体がポンプ室46か
ら吐出流路76を通って吐出口86から流れ出るように、弁
構成要素96の密封面108 は弁座106 の上方に離れる。
【0021】圧力調節弁26内には、弁構成要素96を閉じ
た位置に留めておくためのバイアスばね110 も含まれて
いる。バイアスばね110 は、シャフト98を取り巻くコイ
ルばねにより圧縮され、垂直構成部40と弁構成要素96の
上端間に延長されていることが望ましい。しかしなが
ら、その他のタイプの弾性構成要素または/あるいは部
品が本発明の範囲を離れることなく採用される場合もあ
りうる。
【0022】ポンプピストン28には、好ましくは低密度
ポリエチレンなどの適切な弾性材で形作られたピストン
ヘッド112 がある。ピストンヘッド112 は、ポンプピス
トン28の後端(図1〜3に見られる右端)を構成してい
る。ピストンヘッド112 はポンプ室46内で滑動できるよ
うになっており、ポンプピストン28と円筒形の内面44間
の液体の漏れを密閉するため、ポンプ室46の円筒形の内
面44と係合してピストンヘッド112 の全周を密閉するよ
うに形成されている。ピストンヘッド112 とポンプ室46
は、可変的容量の液体受流空胴114 を形成する。ポンプ
ピストン28は、ポンプ室46内で第一(伸長した)ポジシ
ョンと第二(圧縮された)ポジション間を概してX 軸に
沿って往復滑動する。ポンプピストン28が伸長したポジ
ション(図1、2に表示)にある場合、液体受流空胴11
4 内には第一(伸長した状態)の容量V1が入っている。
ポンプピストン28が圧縮されたポジション(図3に表
示)にある場合、液体受流空胴114 内には伸長した状態
の容量V1よりも少ない第二(圧縮された状態)の容量V2
が入っている。
【0023】ポンプピストン28は、トリガ116 によって
伸長したポジションから圧縮されたポジションへと移動
することが望ましい。トリガ116 は、上部ケージング構
成要素に関連するピボット運動(すなわち、図1に見ら
れる時計周り運動や反時計周り運動)のために、その上
端(図に表示されていない)を上部ケーシング構成要素
30に接続されている。トリガ116 には、ポンプピストン
28の前端120 (すなわち、図1に見られるように左端)
と係合するカム表面がある。トリガ116 の反時計周り運
動により、カム表面118 はポンプ室28に対して押し付け
られ、その結果ポンプピストンは後方へ(すなわち、図
1に見られるように左から右へ)と動く。コイルピスト
ンばね122 は、ポンプピストンを伸長した状態まで前方
に押し出すためポンプ室46の円形背壁38とポンプピスト
ン28の間に配置される。このように、ポンプピストン28
は、トリガ116 を手で握ることによって伸長したポジシ
ョンから圧縮されたポジションへと後方に移動し、また
使用者がトリガから手を離した場合、ピストンばね122
を経て伸長したポジションへと自動的に戻る。ポンプに
呼び水が差されたあと、すなわち空気が液受流空胴114
から排出されたあと、X 軸に沿ったポンプピストン28の
前方向運動により液体受流空胴114 内に真空圧(すなわ
ち負圧)が発生する。この真空圧によって、液体はボト
ルからディップ管68、吸込口58、吸込流路56を経て液体
受流空胴114 内へと流れる。ポンプピストン28の後方運
動は、液体受流空胴114 内の圧力を上昇させる。この流
体圧力の上昇によって逆止弁24が閉まり、圧力調節弁26
が開いて、液体は吐出流路76を経て吐出口86から外へと
押し出される。
【0024】粘性液(たとえば粘度20〜30cps の調理用
油など)をスプレー散布する場合、吐出流路76内の液体
は少なくとも最低流体圧力レベルP まで加圧されること
が必要である。この最低流体圧力レベルは液体の粘度と
希望する液体の散布状態により大きく異なる。液体が十
分に加圧されていないと、液体は吐出口86から希薄に流
れるか、あるいはまったく吐き出されない。このような
理由により、圧力調節弁26のバイアスばね110 は、液体
受流空胴114 内の流体圧力が最低流体圧力レベルP を下
回る場合に圧力調節弁のバルブ構成要素96を閉じた状態
に保つように、十分なバネ力をもっていることが好まし
い。最低流体圧力レベルP は、ポンプピストン28が伸長
したポジションから圧縮されたポジションへと移動する
ことにより発生するであろう空気圧より大きい。つま
り、容量V1が華氏80度で大気圧であると仮想した場合、
最低流体圧力レベルP は、伸長時の容量V1から圧縮時の
容量V2に移り変わる際の等温圧縮によって生み出される
空気圧より大きい。ポンプピストン28の往復運動が圧力
調節弁26を開くに十分な圧力を作り出すことができない
と、液体受流空胴114 内の空気は吐出流路76を通って吐
出口86へ排出されることができない。
【0025】液体受流空胴114 から空気を排出し、その
結果として呼び水を差すためには、ポンプピストン28の
ピストンヘッド112 とポンプ室46の円筒形の内面44は、
ポンプピストン28が圧縮されたポジションにある場合に
その間に少なくとも1 つの排気通路を提供し、またポン
プピストン28が伸長したポジションにある場合に排気通
路を塞ぐように構成されている。具体的には、斜面124
はポンプ室46の円筒形の内面44の後方部分に形成されて
いる。ポンプピストン28が圧縮されたポジションへと後
方に移動すると、ピストンヘッド112 (図3、4に見ら
れる上部)の一部分126 は斜面124 とを係合する。斜面
124 は、ピストンヘッドを弾力的に(すなわち一時的
に)変形してピストンヘッドの上部分126 を横向きに押
し下げるため、ポンプピストン28のピストンヘッド112
に対して(図3、4に見られるように下向きの)十分な
側圧を伝える。ピストンヘッド112 の上部126 の横運動
は、ピストンヘッドと円筒形の内面44間の密閉を破り、
その間に2 つの排気通路128(図4)を形成する。これ
らの排気通路128 は、液体受流空胴114 と、ポンプピス
トン28が圧縮されたポジションにある場合に大気中へ開
かれているポンプ室46の前方領域130 (図3)間に液体
の流通を行なうため、ピストンヘッド112 と円筒形の内
面44間を軸方向に沿って延びている。ピストンヘッド11
2 が斜面124 の前方へ軸方向に沿って移動する場合、排
気通路128 を閉じるためにポンプ室46の円筒形の内面44
が係合して密閉機能を取り戻すように、ヘッドに備わる
弾性がヘッドの上部を外側へ放射状に押し返す。ポンプ
ピストン28の後方運動は、ピストンヘッド112 が斜面12
4 に係合するまで液体受流空胴114 内の空気を圧縮す
る。ピストンヘッド112 が斜面124 に係合すると、ピス
トンヘッドの上部126 は内側に放射状に動いて排気通路
128 を開き、液体受流空胴114 内の圧縮された空気は液
体受流空胴から逃げようと排気通路を通って大気中へと
流れる。圧縮された空気が排出されると、ポンプピスト
ン28の前方運動によってピストンヘッド112 は排気通路
128 を閉じる。引き続くヘッドの前方運動によって液受
流空胴114 内に真空圧が発生し、液体はボトルから液体
受流空胴内へと流れ込む。
【0026】排気通路128 は、斜面124 によるポンプピ
ストン28のヘッド112 の変形によって形成されることが
望ましいが、本発明の範囲を離れることなくその他のタ
イプの排気通路が採用される場合もありうることが理解
される。たとえば、斜面に円筒形の内面に形成される短
い縦長の伸長グルーブ(図に示されていない)などが代
用される場合もありうる。このような場合、ピストンヘ
ッドは変形の必要がなく、排気通路は前記グルーブとピ
ストンヘッドによって形成される場合もある。代わりに
なるべきものとして、排気通路(図に示されていない)
が壁の中へ縦長に延長する短かくて小径の孔を構成する
こともある。この孔は最初の端に開いてポンプ室の後方
部分へとつながる場合と、二番目の端に開きポンプ室の
前方部分へとつながる場合がある。この排気通路は、ピ
ストンヘッドの軸方向位置が内径の最初の端と二番目の
端の間にある場合に、液体受流空胴と大気との間を連通
する。しかしながら、ピストンヘッド112 の変形によっ
てできる排気通路は液体によって容易に詰まることがな
いので、このような排気通路の構成の方が望ましい。
【0027】操作の際、スプレー式ディスペンサー20は
液体受流空胴114 内に最初から空気が入っており、液体
は入っていない。空気は、ディスペンサーの液体散布を
可能にするために排出されなければならない。使用者
は、ポンプピストン28を後方の圧縮されたポジション
(図3)まで動かすためにトリガを握りしめる。圧縮さ
れたポジションに至るポンプピストン28の動きは、液体
受流空胴114 から空気を排出するための排気通路128 を
開ける。ポンプピストン28が圧縮されたポジションまで
動かされた時に液体受流空胴114 内の空気圧が圧力調節
弁26のバイアスばね110 のバイアス力に打ち勝つに不十
分であると、圧力調節弁は閉じたままになる。次に使用
者がトリガ116 をゆるめると、ピストンばね122 はポン
プピストン28を伸長したポジションまで前方に動かす。
空気が液体受流空胴114 から排出したあとのポンプピス
トン28の前方へのこの動きにより、逆止弁24のボール90
は弁座92から上方へと動かされ液体がボトルからディッ
プ管68と吸込流路56を経て液体受流空胴内に流れ込むた
めの真空圧を液体受流空胴に発生させる。ポンプピスト
ン28が伸長したポジションに達すると、液体受流空胴11
4 内の液体はおおよそV1の容量になる。ポンプピストン
28の後続する動きにより、圧力調節弁26の弁構成要素96
がはずれ、圧力調節弁が開き、吐出口86を通って加圧さ
れた液体の流通が促される。液体は吐出口86を通って少
なくとも最低流体圧力レベルP で散布されるため、液体
は望ましいパターンで散布される。以上の見解の中で、
発明の中のいくつかの目的は完成されたものであり、そ
の他の有効な効果も達成されたものとみなされる。
【0028】この発明の範囲を離れることなく以上に述
べた構造にさまざまな変更も加えられる場合がありうる
ため、上記説明に含まれるかまたは添付する図面に記載
されているすべての事柄は限られた範囲にとどまらず実
施例として解釈されるべきである。
【0029】
【発明の効果】本発明の液体ディスペンサーはディスペ
ンサーの圧力調節弁から離れたところでポンプ室の空気
を抜くことができ、粘性粒体を噴霧することができ、且
つ比較的簡易な構造を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体ディスペンサーの部分的な側面図
である。
【図2】図1に示された液体ディスペンサーのポンプ内
のメカニズムを表した部分的な拡大断面図であり、該メ
カニズムのポンプ室に対して相対的に該メカニズムのピ
ストンが収縮した状態を表している。
【図3】図2と類似した拡大図であるが、ポンプ室に対
して相対的にピストンが伸長した状態を表している。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【符号の説明】
20 ディスペンサー 22 ディスペンサー本体 30 上部ケーシング構成要素 32 下部ケーシング構成要素 34 ノズルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ エル ネルソン アメリカ合衆国 ミズーリ 63011 ワイ ルドウッド キングズタウン エステイツ コート ナンバー9

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概して円筒形の内面、該円筒形の内面に
    より少なくともその一部を形成されるポンプ室、液体補
    給源との液体流動のために設けられた吸込口、吸込口と
    ポンプ室間に液体流動を行なう吸込流路、吐出口、ポン
    プ室と吐出口間に液体流動を行なう吐出流路を備えるデ
    ィスペンサー本体と、 吸込口からポンプ室への液体の流動を促し、ポンプ室か
    ら吸込口への液体の逆流を防ぐように構成された吐出流
    路内の最初の逆止弁と、 ポンプ室と吐出口間の液体の流れを塞ぐための閉じたポ
    ジションと、液体がポンプ室から吐出流路を通って吐出
    口へと流れるように促すための開いたポジション間を動
    くことができる吐出流路内の第二逆止弁と、 ディスペンサー本体の円筒形の内面とピストンのヘッド
    間の液体の漏れを密閉するために、ディスペンサー本体
    の円筒形の内面と係合してピストンのヘッドの全周を密
    閉するように構成される、ポンプ室内で滑動できるヘッ
    ドをその内側突端にもったポンプピストンであって、前
    記ピストンヘッドとポンプ室が可変的容量の液体受流空
    胴を形成し、液体受流空胴が第一容量V1であるところの
    第一ポジションと液体受流空胴が第一容量V1より小さい
    第二容量V2であるところの第二ポジション間をポンプ室
    内で交互に滑動することができるポンプピストンと、 液体受流空胴から空気を排出するためにディスペンサー
    本体とポンプピストンの両者によって少なくとも一部を
    形成された排気流路であってポンプピストンが第二ポジ
    ションにある場合に排気通路を開き、第一ポジションに
    ある場合に排気通路を塞ぐようにディスペンサー本体と
    ポンプピストンが構成されている排気流路とを包含し、 さらに前記ディスペンサー本体がポンプピストンが第二
    ポジションにある場合にポンプピストンのヘッドと係合
    する部分を有し、ポンプピストンのヘッドがディスペン
    サー本体の前述の部分と係合することにより、液体受流
    空胴から空気を排出するため吐出流路を開くようにポン
    プピストンのヘッドの一つとディスペンサー本体に変形
    を生じさせるよう構成され、 かくして、液体受流空胴内に空気がある場合に、空気が
    吐出流路を通りその結果としてポンプに呼び水作用を起
    こさせるために液体受流空胴内の空気の圧力を高める第
    一ポジションから第二ポジションへポンプピストンを運
    動させ、空気が液体受流空胴内から排出されたあと、液
    体が前述の液体補給源から最初の逆止弁を通って液体受
    流空胴内に流れ込むように液体受流空胴内に真空圧を発
    生させる第二ポジションから第一ポジションへポンプピ
    ストンを運動させ、また、液体受流空胴が液体補給源で
    満たされいる場合に、液体を第二逆止弁から吐出口へ導
    くためポンプピストンを第一ポジションから第二ポジシ
    ョンへ運動させることを特徴とする液体ディスペンサ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記第二逆止弁が、ポンプピストンに応
    じて開いた状態まで動き最低圧力以上にポンプ室内の液
    圧を高める圧力調節弁であることを特徴とする請求1記
    載の液体ディスペンサー。
  3. 【請求項3】 吐出流路を開くため、ディスペンサー本
    体の前述の部分とポンプピストンのヘッドとの係合でポ
    ンプピストンのヘッドを変形させることを特徴とする請
    求項1記載の液体ディスペンサー。
  4. 【請求項4】 ポンプピストンが第二ポジションにある
    場合にディスペンサー本体の円筒形の内面とピストンの
    ヘッド間の密閉を打ち破って吐出流路を開くため、ディ
    スペンサー本体の前述の部分がピストンのヘッドに対し
    て十分な力を与えることを特徴とする請求項1記載の液
    体ディスペンサー。
  5. 【請求項5】 ポンプピストンは概してX 軸に沿って第
    一ポジションと第二ポジション間を滑動することがで
    き、ポンプピストンが第二ポジションにある場合にディ
    スペンサー本体の円筒形の内面とピストンのヘッド間の
    密閉を打ち破って吐出流路を開くため、ディスペンサー
    本体の前述の部分がピストンのヘッドに対して十分な横
    圧を伝えることを特徴とする請求項1記載の液体ディス
    ペンサー。
  6. 【請求項6】 ポンプピストンを第一ポジションに押し
    戻すためにポンプピストンに対してバイアス力を生じる
    弾力性ある構成要素をさらに有することを特徴とする請
    求項2記載の液体ディスペンサー。
  7. 【請求項7】 手動によりポンプのピストンを往復運動
    させるためポンプのピストンに接続されたトリガをさら
    に有することを特徴とする請求項6記載の液体ディスペ
    ンサー。
  8. 【請求項8】 前記圧力調節弁が、排水流路内の液圧が
    少なくとも最低流体圧力レベルP まで上昇した時点で閉
    じた状態から開いた状態に動くように形成されたことを
    特徴とする請求項2記載の液体ディスペンサー。
  9. 【請求項9】 前記圧力調節弁が、液体受流空胴内の液
    圧が最低流体圧力レベルP 以下になった時点で、該圧力
    調節弁を閉じた状態に維持するためのバイアス構成要素
    を有することを特徴とする請求項8記載の液体ディスペ
    ンサー。
  10. 【請求項10】 第一容量V1が大気圧で華氏80度の状態
    で、前記最低流体圧力レベルP が第一容量V1から第二容
    量V2へと等温圧縮される結果として発生する空気圧より
    も大きいことを特徴とする請求項9記載の液体ディスペ
    ンサー。
  11. 【請求項11】 前記圧力調節弁は弁座と、圧力調節弁
    を通る液体の流れに対して密閉をほどこすために弁座に
    可動構成要素が定着する位置と、圧力調節弁を通る液体
    の流れを促すために前記可動構成要素が弁座との間にす
    き間を作るよう定着していない位置との間を移動するこ
    とができる可動構成要素と、可動構成要素を定着した位
    置に留めておくためのバイアス力を発する弾力性のある
    構成要素とを備え、前記可動構成要素は圧力調節弁が閉
    じた状態の時には定着した位置に、開いた状態の時には
    定着していない位置にあることを特徴とする請求項9記
    載の液体ディスペンサー。
  12. 【請求項12】 空気が液体受流空胴内にある時に可動
    構成要素を定着した位置に維持するために前記圧力調節
    弁の弾力性構成要素が圧力調節弁の可動構成要素に対し
    て十分なバイアス力を発し、それによって、空気が液体
    受流空胴内にある場合に第一ポジションから第二ポジシ
    ョンへと移動するポンプピストンによって空気が圧力調
    節弁を通らずに吐出流路から排出されることを特徴とす
    る請求項11記載の液体ディスペンサー。
  13. 【請求項13】 液体ディスペンサーがトリガ噴霧器で
    あることを特徴とする請求項2記載の液体ディスペンサ
    ー。
  14. 【請求項14】 概して円筒形の内面、該円筒形の内面
    により少なくともその一部を形成されるポンプ室と、液
    体補給源との液体流動のために設けられた吸込口と、吸
    込口とポンプ室間に液体流動を供給する吸込流路と、吐
    出口、ポンプ室と吐出口間に液体流動を供給する吐出流
    路とを備えるディスペンサー本体と、 吸込口からポンプ室への液体の流動を促し、ポンプ室か
    ら吸込口への液体の逆流を防ぐように構成された吐出流
    路内の最初の逆止弁と、 ポンプ室と吐出口間の液体の流れを塞ぐための閉じたポ
    ジションと、液体がポンプ室から吐出流路を通って吐出
    口へと流れるように促すための開いたポジションとの間
    を動くことができる吐出流路内の第二逆止弁と、 ディスペンサー本体の円筒形の内面とピストンのヘッド
    との間の液体の漏れを密閉するために、ディスペンサー
    本体の円筒形の内面と係合してピストンのヘッドの全周
    を密閉するように構成され、ポンプ室内で滑動できるヘ
    ッドを内側突端に有するポンプピストンであって、前記
    ピストンヘッドとポンプ室が可変的容量の液体受流空胴
    を形成し、液体受流空胴が第一容量V1である第一ポジシ
    ョンと液体受流空胴が第一容量V1より小さい第二容量V2
    である第二ポジション間をポンプ室内で交互に滑動する
    ことができるようになったポンプピストンと、 液体受流空胴から空気を排出するためにディスペンサー
    本体とポンプピストンの両者によって形成された排気流
    路とを包含し、 さらにポンプピストンが第二ポジションにある場合にピ
    ストンのヘッドと係合する部分を前記ディスペンサー本
    体に備え、ポンプピストンのヘッドがディスペンサー本
    体の前述の部分と係合することにより、液体受流空胴か
    ら空気を排出するために吐出流路を開くようにポンプピ
    ストンのヘッドを変形するように前記ポンプピストンの
    ヘッドとディスペンサー本体の前述部分とが構成され、 液体受流空胴内に空気がある場合に、空気が吐出流路を
    通りその結果としてポンプに呼び水作用を起こさせるた
    めに液体受流空胴内の空気の圧力を高める第一ポジショ
    ンから第二ポジションへポンプピストンを運動させ、空
    気が液体受流空胴内から排出されたあと、液体が前述の
    液体補給源から最初の逆止弁を通って液体受流空胴内に
    流れ込むように液体受流空胴内に真空圧を発生させる第
    二ポジションから第一ポジションへポンプピストンを運
    動させ、また液体受流空胴が液体補給源で満たされいる
    場合に、液体を圧力調節弁から吐出口へ追い出すよう第
    一ポジションから第二ポジションへポンプピストンを運
    動させることを特徴とする液体ディスペンサー。
  15. 【請求項15】 前記圧力調節弁が、ポンプピストンに
    応じて開いた状態まで動き最低圧力以上にポンプ室内の
    液圧を高める第二逆止弁であることを特徴とする請求項
    14記載の液体ディスペンサー。
  16. 【請求項16】 前記吐出流路がディスペンサー本体と
    ポンプピストン両者によって少なくとも一部が形成され
    ることを特徴とする請求項14記載の液体ディスペンサ
    ー。
  17. 【請求項17】 ポンプピストンが第二ポジションにあ
    る場合にディスペンサー本体の円筒形の内面とピストン
    のヘッド間の密閉を打ち破って吐出流路を開くため、デ
    ィスペンサー本体の前述の部分がピストンのヘッドに対
    して十分な力を伝えることを特徴とする請求項14記載
    の液体ディスペンサー。
  18. 【請求項18】 ポンプピストンは概してX 軸に沿って
    第一ポジションと第二ポジション間を滑動することがで
    き、ポンプピストンが第二ポジションにある場合にディ
    スペンサー本体の円筒形の内面とピストンのヘッド間の
    密閉を打ち破って吐出流路を開くため、ディスペンサー
    本体の前述の部分がピストンのヘッドに対して十分な横
    圧を伝えることを特徴とする請求項14記載の液体ディ
    スペンサー。
  19. 【請求項19】 ポンプピストンを第一ポジションに押
    し戻すためにポンプピストンに対するバイアス力を生じ
    る弾力性ある構成要素をさらに有することを特徴とする
    請求項15記載の液体ディスペンサー。
  20. 【請求項20】 手動によりポンプのピストンを往復運
    動させるためポンプのピストンに接続されたトリガをさ
    らに有することを特徴とする請求項19記載の液体ディ
    スペンサー。
  21. 【請求項21】 排水流路内の液圧が少なくとも最低流
    体圧力レベルP まで上昇した時点で閉じた状態から開い
    た状態に動くように形成されたトリガを前述の圧力調節
    弁が有することを特徴とする請求項15記載の液体ディ
    スペンサー。
  22. 【請求項22】 液体受流空胴内の液圧が最低流体圧力
    レベルP 以下になった時点で、圧力調節弁を閉じた状態
    に維持するためのバイアス構成要素を前記圧力調節弁が
    有することを特徴とする請求項21記載の液体ディスペ
    ンサー。
  23. 【請求項23】 第一容量V1が大気圧で華氏80度の状態
    で、該最低流体圧力レベルP が第一容量V1から第二容量
    V2へと等温圧縮される結果として発生する空気圧よりも
    大きいことを特徴とする請求項22記載の液体ディスペ
    ンサー。
  24. 【請求項24】 前記圧力調節弁が弁座と、圧力調節弁
    を通る液体の流れに対して密閉をほどこすために前記弁
    座に可動構成要素が定着した位置と、圧力調節弁を通る
    液体の流れを促すために可動構成要素が弁座との間にす
    き間を作る定着していない位置との間を移動することが
    できる可動構成要素と、可動構成要素を定着した位置に
    留めておくためのバイアス力を発する弾力性のある構成
    要素とを有し、前記可動構成要素が圧力調節弁が閉じた
    状態の時には定着した位置に、開いた状態の時には定着
    していない位置にあることを特徴とする請求項9記載の
    液体ディスペンサー。
  25. 【請求項25】 空気が液体受流空胴内にある時に可動
    構成要素を定着した位置に維持するために前記圧力調節
    弁の弾性構成要素が圧力調節弁の可動構成要素に対して
    十分なバイアス力を発し、それによって、空気が液体受
    流空胴内にある場合に第一ポジションから第二ポジショ
    ンへと移動するポンプピストンの運動によって空気が圧
    力調節弁を通らずに吐出流路から排出されることを特徴
    とする請求項11記載の液体ディスペンサー。
  26. 【請求項26】 液体ディスペンサーがトリガ噴霧器で
    あることを特徴する請求項15記載の液体ディスペンサ
    ー。
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