JPH09172598A - サーバ/クライアントシステムおよびデータ転送システム - Google Patents

サーバ/クライアントシステムおよびデータ転送システム

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JPH09172598A
JPH09172598A JP7332871A JP33287195A JPH09172598A JP H09172598 A JPH09172598 A JP H09172598A JP 7332871 A JP7332871 A JP 7332871A JP 33287195 A JP33287195 A JP 33287195A JP H09172598 A JPH09172598 A JP H09172598A
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Kimiya Tachikawa
仁也 立川
Kunihiro Taniguchi
邦弘 谷口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サーバが1つに対して、クライアントが複数
ある形態で、同じデータを共有している場合に、コマン
ドの状態遷移をスムースに行なう。 【解決手段】 コントロールパネルは、コマンド送信手
段51を通して、サーバに移る状態を指示する。サーバ
において状態遷移信号は、コマンド順序制御手段30b
においてどのクライアントからの再生要求を受け入れら
れるかの判断をし、コマンド排他制御手段30aにおい
てそれぞれのクライアントが要求する状態が解釈され、
信号109からの前記手段30bの判断を元にコマンド
解釈手段31に送られる。コマンド解釈手段31にてそ
の状態にあったデータ読みだしの中止/再開の決定とデ
ータ転送速度が決められ、データ読みだしの中止/再開
の決定がクライアント群再生状態管理手段40に伝えら
れる。転送速度がデータ送出手段41に伝えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ/クライア
ントシステムに関し、特に複数のクライアントでデータ
を共有するデータ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】サーバ/クライアントシステムでの動画
・音声再生制御では、両者の再生状態が常に同期がとれ
ていることが必要である。従来のサーバ/クライアント
システムの動画・音声再生では、個々のクライアントは
独立な再生制御を行なうという一対一の関係であった。
このためサーバではクライアントの再生状態を管理して
いて、クライアントからの再生状態遷移要求に従って管
理状態の変更を行ない、動画・音声データの取り出し、
送信方法の調整を行なっている。
【0003】図5は、従来のサーバ/クライアント間が
一対一でのデータ転送システムの一例を示すブロック図
である。
【0004】サーバにおいて、データが格納してあるデ
ータ格納機器10と、機器10からデータを読みだすデ
ータ読みだし手段20と、クライアントからのコマンド
を受けとりデータの送出方法を指示するコマンド解釈手
段30と、手段30から状態を通知され手段20に対し
データ読みだしの中止,再開を指示するクライアント再
生状態管理手段40と、手段20からデータを受けとり
手段30からデータの転送方法を指示され複数のクライ
アントにデータを送信するデータ送信手段41と、手段
30から手段40にデータ送出方法を指示する信号11
0と、手段30から手段41にデータ送出方法を指示す
る信号111と、手段40から手段20に対して機器1
0からデータ読みだしを中止、再開を指示する信号12
0、データを転送する130、140がある。
【0005】クライアントにおいて、ユーザーからの指
示を検知するコントロールパネル50と、コントロール
パネル50から信号を受けサーバに制御状態を送るコマ
ンド送信手段51と、サーバからのデータを受け入れる
データ受け入れ手段60と、手段60からデータを受け
とり、データ再生を行なうデータ再生部61がある。
【0006】ネットワークにおいて、クライアントから
サーバに対し状態制御コマンドを送信する信号100
と、サーバからクライアントにデータを転送する信号2
00がある。
【0007】次に動作を説明する。
【0008】まず、クライアントのユーザーから、コン
トロールパネル50に対して状態遷移の指令が発生され
る(例えば、通常再生中から早送りに変える)。コント
ロールパネル50は、コマンド送信手段51を通して、
サーバに移る状態を信号100を通じて指示する。
【0009】サーバにおいて、信号100を通して送ら
れた状態遷移信号は、コマンド解釈手段30において解
釈されクライアント再生状態管理手段40に信号110
によって再生状態が通知される。また、その状態にあっ
たデータ転送速度が決められ、信号111によって転送
速度が手段41に伝えられる。
【0010】手段40では現在管理している再生状態の
変更が必要ならば状態遷移を記録するとともに、再生状
態に応じたデータ取りだし方法を決め、データ読みだし
手段20に通知する。データ読みだし手段20では、通
知されたデータ取りだし方法に従って信号130でデー
タを取りだしデータ送出手段41に渡す。
【0011】手段41では、信号140を通して送られ
てくるデータを信号111で送られてきた転送速度にし
て各クライアントにデータを送りつづける。
【0012】また転送を止める場合には、コマンド解釈
手段30から信号110を通して手段40に信号111
を通して手段41にそれぞれ伝えられる。クライアント
再生状態管理手段40は信号120を通してデータ読み
だし手段20に対し、データ読みだしの中止を指示す
る。データ読みだし手段20では、最後に読みだしたデ
ータを覚えておく。
【0013】データ読みだし再開となり、その最初に送
り出すデータが最後にネットワークに送りだしたデータ
の再生からだったら、コマンド解釈手段30は、そのデ
ータから送りだすようにクライアント再生状態管理手段
40に指示する。そうでない場合は、コマンド解釈手段
30は、取りだすべきデータを決め読みだすようにクラ
イアント再生状態管理手段40に指示する。指示を受け
たクライアント再生状態管理手段40は、信号120を
通してデータ読みだし手段20にそのデータから読むよ
うに指示する。データ読みだし手段20は指示されたデ
ータをデータ格納機器10から読みだし始め信号13
0、140を通してデータがデータ送出手段41に伝え
られ、データ送出手段41は前に述べたようなデータ転
送を各クライアントに行なう。
【0014】各クライアントでは、信号200を通じて
送られてくるデータをデータ受け入れ手段60において
受けとる。そのままデータは手段60からデータ再生6
1に送られ再生される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】複数のクライアントで
同じ動画・音声ファイルを同時に共有して、かつ再生制
御をクライアント間で共有する場合には、従来の技術で
はサーバでのクライアント毎の再生状態管理では、個々
のクライアントの状態の同期をとるための機能が必要と
なり効率的でない。また各クライアントからの再生状態
変更に矛盾が生じないような排他制御が必要である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の動画
および音声データファイルが格納されているサーバと、
前記動画および音声データファイルより、同じファイル
を同時に取り出し、再生装置で速度、方向を変えた再
生、および一時停止、停止の再生制御を行なう2つ以上
のクライアント群より構成されるサーバ/クライアント
システムにおいて、前記クライアント群の動画および音
声の再生制御状態を前記サーバ内で一元管理することに
より、サーバとクライアント間の同期が効率的に行なう
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態であ
る。
【0018】図1はN個のクライアントでサーバ内のデ
ータを共有しており、各クライアントでは同じ動画・音
声ファイルを同時に再生している。Nは任意の正の整数
でよいが、図1はN=3の場合を書いている。
【0019】サーバにおいて、データが格納してあるデ
ータ格納機器10と、機器10からデータを読みだすデ
ータ読みだし手段20と、各クライアントからのコマン
ドを受けとり、各クライアントの再生要求を判断するコ
マンド順序制御手段30aと、各クライアントからの再
生要求の中からどのクライアントの再生要求を受け付け
るかを判断するコマンド排他制御30bと、手段30a
から各クライアントのデータの送出方法を指示するコマ
ンド解釈手段31と、手段31から状態を通知され手段
20に対しデータ読みだしの中止、再開等を指示するク
ライアント群再生状態管理手段40と、手段20からデ
ータを受けとり手段31からデータの転送方法を指示さ
れ複数のクライアントにデータを送信するデータ送信手
段41と、手段30bから手段30aにどのクライアン
トからの再生要求をクライアント群の再生要求とするか
を指示する信号109と、手段30aから手段31に各
クライアントごとの要求を指示する信号110と、手段
31から手段40にデータ送出方法を指示する信号11
1と、手段31から手段41にデータ送出方法を指示す
る信号112と、手段40から手段20に対して機器1
0からデータ読みだしを中止、再開を指示する信号12
0、データを転送する130、140がある。
【0020】クライアント群を形成する各クライアント
において、ユーザーからの指示を検知するコントロール
パネル50a、50b、50cと、コントロールパネル
から信号を受けサーバに制御状態を送るコマンド送信手
段51a、51b、51cと、サーバからのデータを受
け入れるデータ受け入れ手段60、70、80と、手段
60、70、80それぞれからデータを受けとり、デー
タ再生を行なうデータ再生部61、71、81と、手段
50a、50b、50cから手段51a、51b、51
cにユーザーの要求を指示する信号100a、100
b、100cと、手段60、70、80から手段61、
71、81にデータを転送する信号100a、100
b、100cがある。
【0021】ネットワークにおいて、各クライアントか
らサーバに対し状態制御コマンドを送信する信号101
a、101b、101cと、各クライアントからサーバ
に対しコマンドの排他制御を指示する信号102a、1
02b、102cと、サーバから各クライアントにデー
タを転送する信号200a、200b、200cがあ
る。
【0022】図2は、上記システムの例として動画再生
の場合のモード遷移の一例を示している。INITは初
期状態、QUITは終了状態、PLAYは通常再生状
態、STOPは再生停止状態、FASTは高速再生状
態、SLOWは低速再生状態、を表す。また、コマンド
としては次のようなものがある。connect:サー
バとクライアントをつなぐ。quit:サーバとクライ
アントを切り離す。play:通常再生。fast:早
送り再生。slow:スロー再生。
【0023】ユーザーがコマンドとしてconnec
t、openを指示することで、INIT状態から再生
状態集合に入る。それから、例えば、playを指示し
たら、PLAYの状態に移行し、stopを指示した
ら、STOPの状態に移行する。コマンドに対応した状
態に移ることで状態遷移を行なっている。そして、サー
バのデータ送出手段41がデータの転送速度を管理する
ことでこの状態の遷移を行なっている。
【0024】図3は、一例としてクライアントAとクラ
イアントBそれぞれとサーバの状態遷移の遷移状態図の
一例である。
【0025】次に、本実施形態の動作を説明する。図
1、図2を参照して、本実施形態の動作について説明す
る。
【0026】まず、システムが立ち上がり初期化が終わ
ると、サーバ、クライアント群共に状態はINITにな
る。
【0027】そして、コマンドの順序制御、排他制御を
サーバに対し通知するために、ユーザーがそれぞれのコ
ントロールパネル50a、50b、50cを操作して、
どのクライアントからの再生要求をクライアント群の要
求とするかを、信号102a、102b、102cを通
してサーバに伝える。サーバでは、コマンド排他制御手
段30bにて信号102a、102b、102cを元に
して、クライアント群の再生要求とすべきクライアント
を決定する。
【0028】ユーザーがそれぞれのコントロールパネル
50a、50b、50cを操作して、再生方法を選択す
る。選択された再生方法それぞれは、信号100a、1
00b、100cを通してコマンド送信手段51a、5
1b、51cに伝えられる。コマンド送信手段それぞれ
は信号101a、101b、101cを通してサーバに
コマンドを送る。サーバではそれぞれのクライアントか
らのコマンドをコマンド排他制御手段30aにて受けと
り、それぞれのクライアントの希望している状態を調
べ、コマンド排他制御手段30bから信号109にて送
られてくるコマンド排他の信号を受け、クライアント群
の再生状態を決定する。その状態がコマンド解釈手段3
1に信号110を通して送られる。
【0029】データ送信の流れを説明する。データは格
納してあるディスク10からデータを読みだし制御手段
20によって信号130を通じて読みだされる。データ
送出手段41は、手段20から信号140を通じてデー
タを受けとり、ネットワークにコマンドごとに決められ
たデータ転送速度でネットワークに送りだす。信号20
0、201、202を通して各クライアントにデータを
転送する。データ読みだしを中止するコマンドの場合
は、手段40から信号120を通し、手段20にデータ
読みだしを中止させる。そして、データ送信再開になっ
たら、手段40から信号120を通し、手段20にデー
タ読みだしを再開するように指示する。
【0030】次に、具体例を用いて説明する。図3も用
いて、コマンドの順序制御を行なう動画像の再生の例に
ついて説明する。
【0031】クライアント群が共有し、サーバに蓄積さ
れている動画像情報は、500フレームに分かれてい
て、フレームごとに番号は0から499まで通して付け
られており、サーバに蓄積されているとする。
【0032】一秒間に30枚のフレームを再生するの
が、通常再生の速度で、一秒間に60枚のフレームを再
生するのが、早送り通常再生の速度で、一秒間に20枚
のフレームを再生するのが、スロー再生の速度とする。
【0033】まずサーバ/クライアント間も初期化が終
り(INIT状態)、サーバがクライアント群からのコ
マンドを待っている状態であるとする。
【0034】コマンドの排他制御を行なわず、各クライ
アントからの再生要求がサーバに届いた時点のものをク
ライアント群の再生要求とする方法をとっている。
【0035】クライアントAとクライアントBを使用し
ているユーザーそれぞれが、図1のコントロールパネル
50a、コントロールパネル50bを用いて通常再生を
選択したとする。
【0036】クライアントAでは、コントロールパネル
50aから信号100aを通してplayが選択された
ことを図1のコマンド送信手段51aに送り、さらにコ
マンド送信手段51aは信号101aを通してサーバの
コマンド順序制御手段30aに送る。同様に、クライア
ントBでは、コントロールパネル50bから信号100
bを通してplayが選択されたことを図1のコマンド
送信手段51bに送り、さらにコマンド送信手段51b
は信号101bを通してサーバのコマンド排他制御手段
30aに送る。
【0037】コマンド排他制御手段30aは、クライア
ントA、クライアントBから送られてきたコマンドか
ら、クライアント群としての再生状態を決定する。この
場合クライアントAの再生の方が、クライアントBの要
求よりサーバに早く通知されているので、クライアント
Aの再生要求をグループの要求と決定する。クライアン
トAからの再生要求が、例えば通常再生であり、再生す
る最初のフレーム番号は0であるとした場合、これをク
ライアント群の再生要求を決定し、play:0、のよ
うにして、クライアント群がどのような再生要求を行な
っているかを信号110を通してコマンド解釈手段31
に送る。
【0038】コマンド解釈手段31では、コマンドと転
送速度の対応表を持ち、その対応から、それぞれのコマ
ンドを解釈してその状態に合った転送速度を決定する。
そして、手段31は信号111を通してクライアント群
再生状態管理手段40に対し、読みだすデータの位置を
通知し、信号112を通してデータ送出手段41に対
し、読みだされたデータのクライアントへの転送速度を
通知する。この場合、手段31から手段40にフレーム
番号0のデータから読みだすように指示が送られ、手段
41にデータを一秒間に30枚送るように指示が送られ
る。
【0039】手段40は信号120を通してデータ読み
だし手段20に対し、どのデータから読みだすかを指示
する。手段20はデータ格納機器10から信号130を
通して当該データを読みだし手段41は信号140を通
して手段20からデータを受けとる。そして手段31か
らの転送速度の指示どおりに、信号200a、200
b、200cを通してクライアント群にデータを送る。
この場合、手段20と40からフレーム番号0からのデ
ータが読みだされ手段41に送られる。手段41では、
指示された転送速度一秒間に30枚のフレームを信号2
00a、200bを通してクライアントA、クライアン
トBに対して送信する。
【0040】次に、クライアントAでは、フレーム番号
200を見たところで早送り再生を選択し、クライアン
トBでは、フレーム番号150を見たところでスロー再
生を選択したとする。
【0041】クライアントAでは、コントロールパネル
50aから信号100aを通してfastが選択された
ことを手段51aに送り、さらに手段51aは信号10
1aを通してサーバの前記手段30に送る。クライアン
トBでは、コントロールパネル50bから信号100b
を通してslowが選択されたことを前記手段51bに
送り、さらに手段51bは信号101bを通してサーバ
の手段30に送る。
【0042】コマンド排他制御手段30aは、コマンド
の到着した中で、クライアントBのコマンドを選択し、
グループの再生状態としてクライアントA、クライアン
トBから送られてきたコマンドから、slow:150
を信号110を通して手段31に送る。
【0043】手段31から手段40にフレーム番号15
0のデータから読みだすように指示が送られ、手段41
にデータをクライアント群には一秒間に20枚送るよう
に、指示が送られる。
【0044】手段20と40からフレーム番号150か
らのデータが読みだされ手段41に送られる。手段41
では、一秒間に20枚のフレームを200a、200
b、200cを通してクライアントBに対して送信す
る。
【0045】次に、図4を用いて、コマンドの排他制御
を行なって動画再生を行なう具体例について説明する。
【0046】図4では、クライアントAからの再生要求
が有効であり、クライアントBの再生要求は無視される
設定になっている。これは、以下のようにして決定され
る。
【0047】クライアントA、クライアントBは信号1
02aと102bを通してクライアントBの再生要求を
無効にするようにサーバに指示し、サーバは、コマンド
排他制御手段30bにてその決定を保持し、信号109
を通してコマンド順序制御手段30aにその決定を送
る。手段30aでは、その信号を受けクライアント群の
再生要求としてクライアントAからのコマンドを受け付
け、クライアントBのコマンドは無視する。
【0048】クライアントAでは、コントロールパネル
50aから信号100aを通してplayが選択された
ことを図12のコマンド送信手段51aに送り、さらに
コマンド送信手段51aは信号101aを通してサーバ
のコマンド排他制御手段30に送る。同様に、クライア
ントBでは、コントロールパネル50bから信号100
bを通してplayが選択されたことを図1のコマンド
送信手段51bに送り、さらにコマンド送信手段51b
は信号101bを通してサーバのコマンド排他制御手段
30に送る。
【0049】コマンド排他制御手段30aは、クライア
ントA、クライアントBから送られてきたコマンドと、
前記手段30bから、クライアントBからの再生要求を
無視するようにとのコマンド排他の指示を受け、クライ
アント群としての再生状態を決定する。この場合クライ
アントBの再生の要求は無視され、クライアントAの再
生要求をグループの要求と決定する。
【0050】後のデータ転送の仕方は、前に説明した場
合と同様である。
【0051】次に、クライアントAでは、フレーム番号
200を見たところで早送り再生を選択し、クライアン
トBでは、フレーム番号150を見たところでスロー再
生を選択したとする。
【0052】ここでは、クライアントBの再生要求がク
ライアントAの再生要求より早くサーバに届いている
が、クライアントBからの再生要求は無視され、クライ
アント群の再生要求としてクライアントAの再生要求が
採択されて、各クライアントにその再生の状態に応じた
スピードでサーバからデータが送られる。
【0053】この排他制御の具体例として、一クライア
ントからの要求を答えていたが、クライアント群の中の
特定の複数クライアントからの再生要求に答えるという
方法も取ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明のサーバ/クライアント状態管理
方式は、サーバによるコマンドの一元管理としたため、
サーバとクライアント群の同期が効率的に行なえるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成図である。
【図2】再生状態遷移図。
【図3】サーバ/クライアント間の状態遷移図(順序制
御)。
【図4】サーバ/クライアント間の状態遷移図(排他制
御)。
【図5】従来のサーバ/クライアント間の構成図。
【符号の説明】
10 データ格納機器 20 データ読みだし手段 30 コマンド排他制御手段 40 クライアント群再生状態管理手段 41 データ送出手段 50a、50b、50c コントロールパネル 51a、51b、51c コマンド送信手段 60、70、80 データ受け入れ手段 61、71、81 データ再生

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の動画および音声データファイルが格
    納されているサーバと、 前記動画および音声データファイルより、同じファイル
    を同時に取り出し、再生装置で速度、方向を変えた再
    生、および一時停止、停止の再生制御を行なう2つ以上
    のクライアント群より構成されるサーバ/クライアント
    システムにおいて、 前記クライアント群の動画および音声の再生制御状態を
    前記サーバ内で一元管理するサーバ/クライアントシス
    テム。
  2. 【請求項2】複数の動画および音声データファイルが格
    納されているサーバと、 前記動画および音声データファイルより、同じファイル
    を同時に取り出し、再生装置で速度、方向を変えた再
    生、および一時停止、停止の再生制御を行なう2つ以上
    のクライアント群より構成されるサーバ/クライアント
    システムにおいて、 各クライアントは転送要求を前記サーバに伝え、 前記サーバでは、その要求の中で一番早く着いたクライ
    アントの要求をそのクライアント群の制御状態とし、そ
    の制御状態に合った再生データ転送速度でデータをクラ
    イアントに送り、各クライアントではそのデータ転送速
    度で再生することで前記クライアント群の動画および音
    声の再生制御状態をサーバが管理するサーバ/クライア
    ントシステム。
  3. 【請求項3】複数の動画および音声データファイルが格
    納されているサーバと、 前記動画・音声データファイルより、同じファイルを同
    時に取り出し、再生装置で速度、方向を変えた再生、お
    よび一時停止、停止の再生制御を行なう2つ以上のクラ
    イアント群より構成されるサーバ/クライアントシステ
    ムにおいて、 サーバでは、特定のクライアントからの要求をクライア
    ント群の要求として、他のクライアントからの要求には
    応じないことで前記クライアント群の動画および音声の
    再生制御状態をサーバが管理するサーバ/クライアント
    システム。
  4. 【請求項4】サーバ一つに対して多数のクライアントが
    つながっており、それらクライアント群がサーバに蓄積
    してあるデータを共有している場合に、 サーバにおいて、 蓄積してあるデータを読みだすデータ読みだし手段と、 前記読みだし手段を制御するクライアント群再生状態管
    理手段と、 前記読みだし手段からデータを取り出し、各クライアン
    トにデータを送信するデータ送出手段と、 クライアントからの操作コマンドを受けとり、データ送
    信手段に対しデータ転送のスピードを決定するコマンド
    解釈手段と、 クライアントにおいて、 サーバからネットワークを通じて送られてくるデータを
    受けとり再生デバイスにデータを入れるデータ受け入れ
    手段と、 ユーザのデータ操作を解釈してサーバに操作コマンドを
    送信するコマンド送信手段を備えていることを特徴とす
    るデータ転送システム。
  5. 【請求項5】前記サーバで、一クライアントからの要求
    のみ受けつけ、他のクライアントからの要求には応じな
    いコマンド排他制御手段を備えていることを特徴とする
    請求項4に記載のデータ転送システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013522804A (ja) * 2010-03-24 2013-06-13 ウォッチイットゥー インコーポレイテッド 共有デジタルデータの同時編集を協調するシステムおよび方法

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