JPH09172270A - 保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造 - Google Patents

保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造

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JPH09172270A
JPH09172270A JP33017295A JP33017295A JPH09172270A JP H09172270 A JPH09172270 A JP H09172270A JP 33017295 A JP33017295 A JP 33017295A JP 33017295 A JP33017295 A JP 33017295A JP H09172270 A JPH09172270 A JP H09172270A
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lever
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JP33017295A
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Tatsuya Mori
達也 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保護蓋付電子機器の蓋体係止の解除を容易に
し、且つ蓋体が携帯時に誤って開いてしまいにくくす
る。 【解決手段】ケース本体1とこのケース本体1に開閉自
在に取付けられケース本体1の上面を覆う蓋体2と、こ
の蓋体2に設けられ蓋体2をケース本体1の閉位置で係
止するフック部21と、ケース本体1に取り付けられて
蓋体2のフック部21の係止を解除するシーソー状のて
こ部品3と、ケース本体1に取り付けられてこ部品3を
押すための解除ボタン4と、解除ボタン4を無負荷時に
定位置に復帰させる為の弾性部材5とにより構成され
る。てこ部品3は蓋体2の押上部32と解除ボタン4に
よる押下部33と押下部33に解除ボタンより加えられ
る力をてこの原理により押上部32に伝える為の支点部
31を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器における
蓋体係止解除構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保護蓋付電子機器の蓋体
係止解除構造は、図3に示す様に、ケース本体51と、
このケース本体51に開閉自在に取り付けられてケース
本体51の上面を覆う蓋体52と、この蓋体52に設け
られて蓋体52をケース本体51の閉位置である凹部5
3に係止するフック部54と、フック部54付近に蓋体
52を開く時に指を差し込む為の段部55とを有してな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
の技術において蓋体を開く時に、ケース本体をもう一方
の手で保持しなければならず、蓋体を開けづらいことで
ある。その理由は、蓋体のフック部による係止を解除す
る為の構造として蓋体を指で引き上げる為の段部を有し
ているだけである為、蓋体を開く時に指で引き上げる動
作が必要となり、ケース本体を保持する方向の力、すな
わち押す力と逆方向の力を加える必要があるからであ
る。
【0004】第2の問題点は、従来の技術において蓋体
フック部の係止力が弱い為、携帯時に衝撃等により誤っ
て蓋体が開いてしまい易いことである。その理由は、蓋
体を開く時に、引き上げ易いように解除力を小さくする
必要上、蓋体フック部の係止力を強く出来ないからであ
る。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、蓋体が携帯時に誤って開きにくくすると共に、蓋体
のフック部による係止の解除を容易にし、且つケース本
体を一方の手で保持することなしに蓋体を開き易くする
よう信頼性及び操作性の向上をはかった保護蓋付電子機
器の蓋体係止解除構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の保護蓋付電子機
器の蓋体係止解除構造は、ケース本体と、このケース本
体に開閉自在に取り付けられて前記ケース本体の一面を
覆う蓋体と、この蓋体に設けられて前記蓋体を前記ケー
ス本体に対し閉位置で係止するフック部と、シーソー状
を呈して前記ケース本体に回動自在に軸支され且つてこ
の原理により一方側からの力を前記軸支された部分を支
点として逆に他方側への力に変換し前記蓋体に対する前
記フック部の係止を解除するてこ部品と、前記ケース本
体に可動自在に保持され前記てこ部品を前記一方側から
押すための解除ボタンと、この解除ボタンを無負荷時に
定位置に復帰させるための弾性部材とを備えている。
【0007】この保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造
において、前記てこ部品を押す前記一方側からの力は前
記ケース本体の表面側からの力であり、前記フック部の
係止を解除する前記他方側からの力は前記フック部を押
し上げる方向の力であるものとし、また前記弾性部材は
密度の高いスポンジ材であるのが好ましい。
【0008】〔作用〕本発明においては、ケース本体
と、このケース本体に開閉自在に取り付けられてケース
本体の表面を覆う蓋体と、この蓋体に設けられて蓋体を
ケース本体の閉位置で係止するフック部と、ケース本体
に軸支され、表面側からの力を軸支部を支点として逆方
向への力に変換し、蓋体フック部の係止を押し上げるこ
とにより解除するてこ部品と、てこ部品を表面側から押
すための解除ボタンと、この解除ボタンを無負荷時に定
位置に復帰させるための弾性部材とを有する。
【0009】このため、解除ボタンを押すことで蓋体の
フックによる係止を解除することができ、ケース本体を
保持する方向の力すなわち押す力と同じ方向の力を加え
ることで解除することができるので、もう一方の手で前
記ケース本体を保持する必要が無い。また、解除ボタン
を有することで、蓋体を引き上げ易いようにフックの係
止力を小さくする必要が無く、携帯時に衝撃等により誤
って蓋体が開いてしまいにくくできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の分解斜視図、
図2はこの実施の形態を組立てた蓋体係止解除構造部の
断面図である。
【0012】図に示すようにこの実施の形態の蓋体係止
解除構造は、ケース本体1と、このケース本体1に開閉
自在に取り付けられてケース本体1の上面を覆う蓋体2
と、この蓋体2に設けられ蓋体2をケース本体1に対し
閉位置である凹部11に係止するフック部21と、シー
ソー状を呈してケース本体1のてこ部品軸支部12に支
点部31が回動自在に軸支されて取り付けられ蓋体2の
フック部21の凹部11に対する係止を解除する為のて
こ部品3と、ケース本体1に可動自在に取り付けられて
てこ部品3を押すための解除ボタン4と、解除ボタン4
を無負荷時に定位置に復帰させる為にケース本体1に貼
付固定された弾性部材5とにより構成されている。な
お、弾性部材5には高い反発付勢力のある密度の高いス
ポンジ状のものを用いる。
【0013】ここで、シーソー状のてこ部品3は、蓋体
2を押し上げるための押上部32と、解除ボタン4の可
動により押し下げられる押下部33と、押下部33に解
除ボタン4より加えられる力をてこの原理により押上部
32に伝える為の支点部31とを備えている。また解除
ボタン4は、押下部41と、ケース本体1の解除ボタン
挿入部13に可動自在に挿入保持されるガイド部42
と、解除ボタン挿入部13に係入して抜け防止となる爪
部43とを備えている。
【0014】このような構成の本発明の実施の形態の動
作について、図2を参照して説明する。図2に示すよう
にケース本体1の凹部11にフック部21が係止してい
る状態から、解除ボタン4の押下部41を矢印Aの方向
(ケース本体1の表面側から下に向う方向)に指で押下
すると、てこ部品3の押下部33が連動して矢印A方向
に押下され、支点部31を支点にしててこ部品3が回動
し、押上部32が逆方向(矢印B方向)に動き、ケース
本体1の凹部11に係止されている蓋体2のフック部2
1を矢印B方向に押し上げ、フック部21の係止が解除
され、蓋体2が開く。蓋体2の開蓋後、解除ボタン4の
押下部41から指を放すと、弾性部材5の反発付勢力が
矢印Aと逆方向に作用して解除ボタン4を定位置に復帰
させる。解除ボタン4は、解除ボタン挿入部13内に爪
部43が係入しているので、抜けが防止される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ケース本
体と蓋体とのフック係止を解除するためのシーソー状の
てこ部品及びこのてこ部品を押すための解除ボタンを有
する構成とすることにより、解除ボタンを押すことで蓋
体のフックによる係止を解除することができ、ケース本
体を保持する方向の力すなわち押す力と同じ方向の力を
加えることで解除することができるので、もう一方の手
でケース本体を保持する必要が無いという第1の効果が
ある。これにより、蓋体のフックの係止の解除を容易に
行うことができるようになる。
【0016】また第2の効果は、蓋体を引き上げ易いよ
うにフックの係止力を小さくする必要が無く、携帯時に
衝撃等により誤って蓋体が開いてしまいにくくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を組立てた蓋体係止解除構
造部の断面図である。
【図3】従来の蓋体係止解除構造の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 蓋体 3 てこ部品 4 解除ボタン 5 弾性部材 11 凹部 12 てこ部品軸支部 13 解除ボタン挿入部 21 フック部 31 支点部 32 押上部 33 押下部 41 押下部 42 ガイド部 43 爪部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体に開閉自
    在に取り付けられて前記ケース本体の一面を覆う蓋体
    と、この蓋体に設けられて前記蓋体を前記ケース本体に
    対し閉位置で係止するフック部と、シーソー状を呈して
    前記ケース本体に回動自在に軸支され且つてこの原理に
    より一方側からの力を前記軸支された部分を支点として
    逆に他方側への力に変換し前記蓋体に対する前記フック
    部の係止を解除するてこ部品と、前記ケース本体に可動
    自在に保持され前記てこ部品を前記一方側から押すため
    の解除ボタンと、この解除ボタンを無負荷時に定位置に
    復帰させるための弾性部材とを備えることを特徴とする
    保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造。
  2. 【請求項2】 前記てこ部品を押す前記一方側からの力
    は前記ケース本体の表面側からの力であり、前記フック
    部の係止を解除する前記他方側からの力は前記フック部
    を押し上げる方向の力であることを特徴とする請求項1
    記載の保護蓋付電子機器の蓋体係止解除構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は密度の高いスポンジ材で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の保護蓋付
    電子機器の蓋体係止解除構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016155269A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 富士ゼロックス株式会社 着脱機構及び画像形成装置
CN114126271A (zh) * 2020-08-25 2022-03-01 英业达科技有限公司 保护壳

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JPH0430776U (ja) * 1990-07-06 1992-03-12

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