JPH09171990A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH09171990A
JPH09171990A JP33166395A JP33166395A JPH09171990A JP H09171990 A JPH09171990 A JP H09171990A JP 33166395 A JP33166395 A JP 33166395A JP 33166395 A JP33166395 A JP 33166395A JP H09171990 A JPH09171990 A JP H09171990A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】AlGaAs表面の酸化物を有効に取り除き、
円滑なエッチングを実現する。 【解決手段】AlGaAs/GaAsのエッチングにお
いて塩素ガスを直接基板に照射するとともに、塩素イオ
ンを同時に照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応性ガスを用い
た半導体のドライエッチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体のドライエッチング方法と
して、ケミカリー・アシステッド・イオン・ビーム・エ
ッチング(CAIBE)がよく用いられる。図5はCA
IBEに用いられる装置の一例で、詳細は、M.W.G
eis他、ジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス
・アンド・テクノロジー、19巻4号(1981年)、
pp.1390〜1393に記載されている。この装置
では、ノズル9を通して塩素ガス10を半導体基板、こ
こではGaAs基板1に直接照射する。一方で、タング
ステン・フィラメント7と陽極8で構成されるカウフマ
ン型のイオン源を用いてアルゴンガス6をプラズマ化
し、プラズマ中のアルゴンイオンを引き出し電極5によ
ってエッチング室に引き出し、GaAs基板1に照射す
る。GaAsは室温では塩素ガスによってエッチングさ
れないが、アルゴンイオンを照射することによってGa
Asと塩素ガスの反応生成物の脱離が促進され、エッチ
ングが進行する。このエッチング方法では非常に平滑な
エッチングが可能であるとともに異方性のエッチングが
できるため、GaAsのエッチング方法として広く用い
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例を
AlAsやAlGaAsのエッチングに用いる場合、問
題点が生じることが報告されている。A.Schere
他、アプライド・フィジックス・レターズ、55巻26
号(1989年)pp.2724〜2726によれば、
AlAsを含む多層構造のエッチングには上記従来例の
エッチング方法を用いた場合、エッチング室内部の残留
酸素と活性なアルミニウムを含むAlAsが反応し、A
lAs表面にAl23が形成される。Al23はエッチ
ングマスクとして作用するため、エッチングが阻害さ
れ、所望の形状のエッチングができないという問題が発
生するわけである。表面にAl23が形成されないよう
にするためにはエッチング室を超高真空雰囲気にすれば
よいが、その場合、エッチング装置は大変高価な装置と
なるだけでなく、その操作についても繁雑性が増し、作
業効率も低下する、これを解決するためにSchere
らはアルゴンイオンを引き出すときの引き出し電圧を増
加させ、アルゴンイオンのエネルギーを500eV以上
に上げることにより、物理的なスパッタリング作用で表
面のAl23を除去している。ところがイオンのエネル
ギーを増加されるとそのエネルギーによって半導体基板
に強い衝撃が加わり、結晶欠陥を発生させるという問題
が新たに発生する。従って、本発明の主たる目的は半導
体基板に結晶欠陥を発生させることなく、AlGaA
s、またはAlAsを含む構造のエッチングを簡便に行
う方法を提供することにある。
【0004】我々は、従来のCAIBEを用いてイオン
のエネルギーをパラメータとしてエッチング実験を行っ
た。実験に用いた試料の構造を図6に、エッチング時間
に対するエッチング深さのデータを図7に示す。ここ
で、試料はGaAs基板21上に1.5μmのAlGa
As層22、1.5μmのGaAs層23を有機金属熱
分解(MOCVD)法によって作製した。AlGaAs
層22のAl混晶比は0.5とした。エッチング実験は
図5に示した装置を用いて室温で行い、ノズル9からの
塩素ガス照射は流量10SCCM、アルゴンガスは流量
7SCCMでイオン化室4に導入し、イオンの引き出し
電圧を200、400、500、700Vと変化させて
実験した。図よりわかるように、引き出し電圧が500
V以上ではエッチングは等速で進行するが、引き出し電
圧が400V以下の場合、表面から1.5μmエッチン
グが進行した時点、即ち、AlGaAs層22に達した
時点でエッチングは停止し、それ以上のエッチングは不
可能であった。このことは、引き出し電圧が400V以
下の場合、多層膜のエッチングにおいてAlGaAs層
がエッチング停止層として用いることができるというこ
とを示しているが、この層をエッチングしたいという場
合にはCAIBEが適用できないことを示している。低
ダメージのドライエッチングを実現したい場合、例えば
半導体レーザの光出射端面の形成等に用いる場合、信頼
性まで考慮するとこの方法は適当とはいえない。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のドライ
エッチング方法は、反応性ガスを用いて、半導体基板、
又は基板上に形成された半導体層表面に凹部を形成する
ドライエッチング方法において、反応性ガスを前記半導
体基板又は半導体層に直接吹き付けると共に、前記反応
性ガスと同一又は異なる反応性ガスをイオン化して前記
反応性ガスと同時に前記半導体基板又は半導体層に照射
してなることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載のドライエッチング方法
は、前記直接吹き付けられる反応性ガスと前記イオン化
される反応性ガスは共に、塩素を含むガスであることを
特徴とするものである。
【0007】請求項3に記載のドライエッチング方法
は、反応性ガスを用いて、半導体基板、又は基板上に形
成された半導体層表面に凹部を形成するドライエッチン
グ方法において、反応性ガスを前記半導体基板又は半導
体層に直接吹き付けると共に、所望のイオンを前記半導
体基板又は半導体層に照射し、同時に電子線を前記基板
に照射してなることを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載のドライエッチング装置
は、エッチング室内で、反応性ガスを用いて半導体基
板、又は基板上に形成された半導体層表面に凹部を形成
するドライエッチング装置であって、少なくとも、前記
半導体基板又は半導体層上に前記反応性ガスを照射する
ノズルと、前記半導体基板又は半導体層上へ直接電子線
を照射するよう配置された電子銃と、所望のガスをプラ
ズマ化し、その中からイオンをエッチング室内へ取り出
すイオン源と、を具備してなることを特徴とすることを
特徴とするものである。
【0009】以下、本発明の作用を記載する。
【0010】上述のように、反応性ガスを直接半導体基
板又は基板上に形成された半導体層(以下、半導体層
等)表面に照射すると共に、反応性ガス、特に塩素を含
むガスをイオン化して半導体層等に照射すると、そのエ
ネルギーが低い場合であっても半導体層等表面上の酸化
膜は有効に除去され、AlGaAs又はAlAsを含む
場合においてもエッチングは阻害されることなく進行す
る。また、反応性ガスを直接半導体層等の表面に照射す
ると共に、イオンと電子線を該半導体層等に照射する
と、やはり半導体層等表面上の酸化膜は有効に除去さ
れ、AlGaAs、又はAlAsを含む場合においても
エッチングは進行する。この場合、イオンのエネルギー
は低く、また電子線照射に起因する結晶欠陥もほとんど
発生しないため、理想的なエッチングが実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例のドライエッチング方法を示している。
【0013】本実施例では、ノズル9を通して塩素ガス
10を半導体基板、ここではGaAs/AlGaAs基
板に直接照射する。一方でタングステン・フィラメント
7と陽極8で構成されるカウフマン型のイオン源を用い
て塩素ガス16をプラズマ化し、プラズマ中の塩素イオ
ンを引き出し電極5によってエッチング室に引き出し、
GaAs基板に照射する。塩素イオンとアルゴンイオン
の質量はそれほど変わらない(35.5と40)から、
従来例の場合と同じように、室温で塩素ガスによってエ
ッチングされないGaAsは、塩素イオンを、照射する
ことによってエッチングされると予想される。
【0014】塩素イオンを用いたAlGaAsのエッチ
ングに関しては浅川他による実験結果がある。詳細は
K.Asakawa他ジャーナル・オブ・バキューム・
サイエンス・アンド・テクノロジーズ、B3巻1号(1
985年)pp.402―405に記載されている。そ
れによるとAlGaAsを塩素イオンを用いてエッチン
グした場合、Al混晶比が0.3と低い場合であっても
そのエッチレートはGaAsの場合と比較して低下する
ことが明らかになっている。具体的には、イオンの引き
出し電圧が300Vの場合、エッチング装置の真空度を
3×l0-8Torr以下にまで高くしないとその低下は
改善されていない。
【0015】我々は、実際に従来例と同じ図6に示す層
構造をもつ試料を作製してエッチング実験を行なった。
図2にエッチング時間に対するエッチング深さのデータ
を示す。ここで、ノズル9からの塩素ガス照射は流量1
0SCCM、塩素ガスは流量7SCCMでイオン化室4
に導入し、イオンの引き出し電圧を100、200、4
00、500Vと変化させて実験した。我々のエッチン
グ装置の場合、基板付近の真空度は7×10-6Torr
であり、従来の浅川らの報告によると塩素ガスを用いて
GaAsとAlGaAsの等速エッチングは不可能な真
空度である。それにもかかわらず、われわれの実験で
は、イオンの引き出し電圧を100Vまで下げた場合に
おいてもAlGaAsに達したときのエッチレートの低
下は観察されず、GaAsとAlGaAsが等速でエッ
チングされていることを示している。この理由について
は従来の実験結果からは予想されず。現状では理解され
ていない。
【0016】K.Asakawa他、ジャーナル・オブ
・バキューム・サイエンス・アンド・テクノロジーズ、
83巻1号(1985年)pp.402―405には、
Al23のスパッタ率が示されている。それによれば、
塩素イオンを用いたエッチング、(リアクティブ・イオ
ン・ビーム・エッチング)の場合、同じ条件で比較する
と、GaAsのスパッタ率が13であるのに対してAl
23のスパッタ率は0.2である。また、彼らも塩素イ
オンはAl23に対して非常に不活性であることを報告
している。以上のことを考え併せると、本発明の効果は
塩素ガスと塩素イオンの何らかの相乗作用によるものと
考えられる。
【0017】リアクティブ・イオン・ビーム・エッチン
グの場合、プラズマ中での塩素ガスのイオン化率は約1
%程度と言われている。とすれば、塩素ガス/塩素イオ
ンの比はイオン化室内で100程度である。そのうち、
塩素イオンは引き出し電圧よって効率良くエッチング室
に引き出され、基板に照射される。一方、塩素ガスは装
置内を拡散してその一部が基板に到達する。したがっ
て、基板上での塩素ガス/塩素イオンの比はたかだか1
00であり、その場合には本特許で示すようなAl23
の除去効果は見られていないわけである。本特許の場
合、塩素ガスは直接基板表面に照射されており、われわ
れの実験によれば塩素ガス/塩素イオンの比は1000
以上と見積もられた。従って、本特許がGaAsとAl
GaAsの等速エッチングに有効に使えるのは塩素ガス
/塩素イオンの比が1000以上の領域であることがわ
かる。そのような条件下で、本特許の有効性が実証され
た。
【0018】(実施例2)次に、実施例1でイオン化室
に導入した塩素ガスをCCl4、CCl22、CCl
3F、PCl3、BCl3、HClと取り替えて実施し
た。そのほかのエッチング条件は実施例1と同じであ
る。その結果を図3に示す。用いるガスを変えるとエッ
チレートはガスによって変化するが、どのガスを用いた
場合でもAlGaAs層に到達した後も等速エッチング
を続けている。即ち、塩素ガスだけでなく、これら塩素
系ガスの場合でもそれをイオン化し、塩素ガス照射と同
時に用いることにより、AlGaAs表面に形成される
酸化膜を効率よく除去し、等速エッチングを実現できる
ことを確認した。
【0019】(実施例3)図4は、本発明の第3の実施
例のドライエッチング方法を示している。本実施例で
は、ノズル9を通して塩素ガス10をGaAs/AlG
aAs基板に直接照射する。この例ではマグネット31
によって発生させた磁場とマイクロ波30とでイオン化
室34に導入されたアルゴンガス6をプラズマ化する電
子サイクロトロン共鳴(ECR)を利用したイオン源を
用いてイオンを作りだしている。プラズマ中のアルゴン
イオンは、実施例1と同様に引き出し電極5によりてエ
ッチング室に引き出し、GaAs/AlGaAs基板に
照射する。それに加えて、エッチング室に配置された電
子銃32から基板に向けて電子線を照射した。この電子
銃は電子ビームを収束しないで照射するタイプの電子銃
で、基板全面に均一に電子線を照射できるように設計さ
れている。
【0020】この場合にも、従来例と同じ図6に示す層
構造をもつ試料を作製してエッチング実験を行った。そ
の結果、実施例1と同様にAlGaAsとGaAsの等
速エッチングが実現できた(この時のデータは実施例と
ほぼ同様である。)。この理由についても現時点では明
らかではないが、電子線とイオンと塩素ガスの相乗作用
がAl23の除去効果を有するものと考えられる。この
場合、イオンとしてはアルゴンを用いているため、実施
例1や実施例2とは異なったメカニズムが存在している
ようであるが、本特許がGaAsとAlGaAsの等速
エッチングに有効であることが実証された。
【0021】また、本実施例では、イオン源としてアル
ゴンガスを用いているが、アルゴンガスの代わりにキセ
ノン、ネオン、ヘリウム等を用いてもよく、さらには、
塩素ガス、CCl4、CCl22、CCl3F、PC
3、BCl3、HClを用いる場合にも適用できること
はいうまでもない。
【0022】以上の実施例においてはカウフマン型、及
びECR型のプラズマを用いてイオンを発生させたが、
その他のイオン源、例えばヘリコン波励起プラズマ、誘
導結合型プラズマ等を用いても同じ効果が得られること
は自明である。 さらに、以上の実施例においては、半導体基板を直接エ
ッチングする例を用いて説明したが、本願発明はこれに
限定されるものではなく、基板上に形成された半導体層
であってもよい。
【0023】また、以上の実施例においては、AlGa
Asを含む構造のエッチングに関して説明しているが、
AlGaAsの代わりにAlAsを用いた場合や、その
ほかのAlを含む半導体、AlN、AlGaN、Al
P、AlGaP、AlSb、AlGaSb、AlIn
P、AlInAs、AlInSb、AlAsP、AlA
sSb、AlSbP又はその混晶を用いた場合にも適用
できる。さらに、GaAsの場合や、その他半導体膜、
例えばGaN、GaP、GaSb、InN、InP、I
nAs、InSb又はそれらの混晶を用いた場合にも適
用できることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】上記のように、反応性ガスを直接半導体
基板、又は基板上に形成された半導体層(以下、半導体
層等)表面に照射するとともに、反応性ガス、特に塩素
を含むガスをイオン化して半導体層等に照射すると、イ
オンのエネルギーが低くてすむため、それに起因する結
晶欠陥は発生しない。AlGaAs、又はAlAsを含
む場合においても、そのエネルギーが低い場合であって
も半導体層等表面上の酸化膜は有効に除去され、エッチ
ングは阻害されることなく進行する。また、反応性ガスを
直接半導体層等の表面に照射するとともにイオンと電子
線を基板に照射すると、イオンのエネルギーが低くてす
むため、それに起因する欠陥損傷は発生しない。AlG
aAs又はAlAsを含む場合においても半導体層等の
表面の酸化膜は有効に除去され、エッチングは進行す
る。また電子線照射に起因する結晶欠陥もほとんど発生
しないため、理想的なエッチングが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体基板のエッチン
グ方法を説明するための図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるエッチングの結果
を示し、エッチング時間に対するエッチング深さを示す
図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるエッチングの結果
を示し、エッチング時間に対するエッチング深さを示す
図である。
【図4】本発明の第3の実施例の半導体基板のエッチン
グ方法を説明するための図である。
【図5】従来例による半導体エッチング方法を説明する
ための図である。
【図6】従来例、本発明の第1乃至第3の実施例におい
てエッチングに用いた試料の構造を示す図である。
【図7】従来例によるエッチングの結果を示し、エッチ
ング時間に対するエッチング深さを示す図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 エッチング室 3 アルゴンイオンビーム 4 イオン化室 5 引き出し電極 6 アルゴンガス 7 タングステン・フィラメント 8 陽極 9 ノズル 10 塩素ガス 11 GaAs/AlGaAs基板 13 塩素イオンビーム 16 塩素ガス 30 マイクロ波 31 マグネット 32 電子銃 33 電子線 34 イオン化室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応性ガスを用いて、半導体基板、又は
    基板上に形成された半導体層表面に凹部を形成するドラ
    イエッチング方法において、 反応性ガスを前記半導体基板又は半導体層に直接吹き付
    けると共に、前記反応性ガスと同一又は異なる反応性ガ
    スをイオン化して前記反応性ガスと同時に前記半導体基
    板又は半導体層に照射してなることを特徴とするドライ
    エッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記直接吹き付けられる反応性ガスと前
    記イオン化される反応性ガスは共に、塩素を含むガスで
    あることを特徴とする請求項1に記載のドライエッチン
    グ方法。
  3. 【請求項3】 反応性ガスを用いて、半導体基板、又は
    基板上に形成された半導体層表面に凹部を形成するドラ
    イエッチング方法において、 反応性ガスを前記半導体基板又は半導体層に直接吹き付
    けると共に、所望のイオンを前記半導体基板又は半導体
    層に照射し、同時に電子線を前記基板に照射してなるこ
    とを特徴とするドライエッチング方法。
  4. 【請求項4】 エッチング室内で、反応性ガスを用いて
    半導体基板、又は基板上に形成された半導体層表面に凹
    部を形成するドライエッチング装置であって、 少なくとも、 前記半導体基板又は半導体層上に前記反応性ガスを照射
    するノズルと、 前記半導体基板又は半導体層上へ直接電子線を照射する
    よう配置された電子銃と、 所望のガスをプラズマ化し、その中からイオンをエッチ
    ング室内へ取り出すイオン源と、を具備してなることを
    特徴とするドライエッチング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000049708A (ko) * 2000-04-25 2000-08-05 차인석 에칭기
JP2015002348A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 光検出器アレイをドライエッチングするシステム及び方法
JP2021503709A (ja) * 2017-10-30 2021-02-12 フェイスブック・テクノロジーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFacebook Technologies, Llc 高屈折率材料のh2補助傾斜エッチング

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