JPH09171896A - ネオンを封入した低圧無電極放電ランプ - Google Patents
ネオンを封入した低圧無電極放電ランプInfo
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- JPH09171896A JPH09171896A JP8250751A JP25075196A JPH09171896A JP H09171896 A JPH09171896 A JP H09171896A JP 8250751 A JP8250751 A JP 8250751A JP 25075196 A JP25075196 A JP 25075196A JP H09171896 A JPH09171896 A JP H09171896A
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- H01J65/04—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
- H01J65/042—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
- H01J65/048—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using an excitation coil
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/12—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
- H01J61/16—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having helium, argon, neon, krypton, or xenon as the principle constituent
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用途に適した赤色光出力を発生する低
圧無電極放電ランプを提供する。 【解決手段】 無電極放電ランプ10は、ネオン・ガス
充填物14が封入されたランプ・エンベロープ12と、
ランプ・エンベロープによって実質的に取り囲まれるよ
うに配置されたフェライト・コイル部材16と、入力電
力を受け取って、作動信号を発生し、該作動信号をフェ
ライト・コイル部材を介してネオン・ガス充填物に結合
することにより、ネオン・ガス充填物を放電状態に駆動
して赤色光出力を発生させる安定回路装置24とを含
む。上記安定回路装置は、上記フェライト・コイル部材
と協同して同調回路を構成するコンデンサ部材30を含
み、同調回路は作動信号を高周波正弦波信号として供給
する。高周波正弦波信号は点滅光出力を生じるようにオ
ン及びオフ状態に選択的に切り換えられる。
圧無電極放電ランプを提供する。 【解決手段】 無電極放電ランプ10は、ネオン・ガス
充填物14が封入されたランプ・エンベロープ12と、
ランプ・エンベロープによって実質的に取り囲まれるよ
うに配置されたフェライト・コイル部材16と、入力電
力を受け取って、作動信号を発生し、該作動信号をフェ
ライト・コイル部材を介してネオン・ガス充填物に結合
することにより、ネオン・ガス充填物を放電状態に駆動
して赤色光出力を発生させる安定回路装置24とを含
む。上記安定回路装置は、上記フェライト・コイル部材
と協同して同調回路を構成するコンデンサ部材30を含
み、同調回路は作動信号を高周波正弦波信号として供給
する。高周波正弦波信号は点滅光出力を生じるようにオ
ン及びオフ状態に選択的に切り換えられる。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は、赤色光出力を生じるようにネ
オン充填物を利用する低圧無電極放電ランプに関するも
のである。更に詳しく述べると、本発明は自動車の尾灯
および信号灯用に利用することの出来るような上記の如
き放電ランプに関するものである。
オン充填物を利用する低圧無電極放電ランプに関するも
のである。更に詳しく述べると、本発明は自動車の尾灯
および信号灯用に利用することの出来るような上記の如
き放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】無電極放電ランプは、エネルギ効率がよ
く且つ長寿命である特性が知られているために近年かな
りの開発努力の対象となっている。このような開発努力
は、消費者にとって妥当なコストでこのようなランプを
生産すると言う課題に向けられており、またEMI(電
磁干渉)に関する要求条件内で良好な性能特性を達成す
ることであった。このような無電極ランプの例が本出願
人に譲渡された米国特許第5,412,280号に記載
されている。このランプは反射型蛍光ランプの形態に構
成され、商業用および家庭用の照明用に白色光出力を発
生するために蛍光体被膜を含んでいる低圧放電ランプで
ある。これらの長寿命でエネルギ効率のよい特性のため
に、放電ランプは点滅動作を行うことが必要である自動
車用に用いることが提案される。しかしながら、効率の
よい長寿命の照明装置を提供するのには有効であるが、
このようなランプを赤色光出力を発生するように変更す
ることは、赤色の蛍光体を使用することが必要になる。
所望の赤色光出力を発生する赤色蛍光体を設けることは
実用的でない。というのは、赤色蛍光体の無電極蛍光ラ
ンプは、自動車用途で避けられない状態である低温度状
態で効率が低いからである。
く且つ長寿命である特性が知られているために近年かな
りの開発努力の対象となっている。このような開発努力
は、消費者にとって妥当なコストでこのようなランプを
生産すると言う課題に向けられており、またEMI(電
磁干渉)に関する要求条件内で良好な性能特性を達成す
ることであった。このような無電極ランプの例が本出願
人に譲渡された米国特許第5,412,280号に記載
されている。このランプは反射型蛍光ランプの形態に構
成され、商業用および家庭用の照明用に白色光出力を発
生するために蛍光体被膜を含んでいる低圧放電ランプで
ある。これらの長寿命でエネルギ効率のよい特性のため
に、放電ランプは点滅動作を行うことが必要である自動
車用に用いることが提案される。しかしながら、効率の
よい長寿命の照明装置を提供するのには有効であるが、
このようなランプを赤色光出力を発生するように変更す
ることは、赤色の蛍光体を使用することが必要になる。
所望の赤色光出力を発生する赤色蛍光体を設けることは
実用的でない。というのは、赤色蛍光体の無電極蛍光ラ
ンプは、自動車用途で避けられない状態である低温度状
態で効率が低いからである。
【0003】自動車用の新しいタイプの赤色尾灯/信号
用ランプを構成する1つの方法は、標準的な電極付き放
電ランプのような既知のタイプのランプにネオン充填物
を利用することである。このようなネオン・ランプは、
白熱ランプに匹敵するほどの速いターン・オン時間を放
電ランプで達成できるので、自動車照明設計者にとって
標準的なハロゲン白熱ランプに匹敵するような改良をも
たらす。しかし、ガス放電ランプにネオンを用いること
により生じる1つの問題は、冷陰極システム(すなわ
ち、始動をより容易にするために陰極を予熱しないシス
テム)は妥当な効率を保証するために高電圧を使用しな
ければならないことである。自動車用途では、このよう
な高電圧をガソリンに近い位置で使用することは適切で
ない。さらに、冷陰極ネオン・ランプの発光効率は測定
により約3乃至7ルーメン/ワット(LPW)程度であ
ることが判った。他方、熱陰極ネオン・ランプを利用し
た場合は、通常はこのようなランプの寿命が低減すると
共に製造コストが増大する。その上、熱陰極ネオン放電
光源は約15LPWの発光効率しか達成できなきことが
測定により判った。従って、冷陰極または熱陰極放電ラ
ンプ構成のコストおよび欠点を生じることなく必要な赤
色光を出力することができ、しかも約20LPWより大
きい発光効率も達成できる光源が提供されれば有利であ
る。
用ランプを構成する1つの方法は、標準的な電極付き放
電ランプのような既知のタイプのランプにネオン充填物
を利用することである。このようなネオン・ランプは、
白熱ランプに匹敵するほどの速いターン・オン時間を放
電ランプで達成できるので、自動車照明設計者にとって
標準的なハロゲン白熱ランプに匹敵するような改良をも
たらす。しかし、ガス放電ランプにネオンを用いること
により生じる1つの問題は、冷陰極システム(すなわ
ち、始動をより容易にするために陰極を予熱しないシス
テム)は妥当な効率を保証するために高電圧を使用しな
ければならないことである。自動車用途では、このよう
な高電圧をガソリンに近い位置で使用することは適切で
ない。さらに、冷陰極ネオン・ランプの発光効率は測定
により約3乃至7ルーメン/ワット(LPW)程度であ
ることが判った。他方、熱陰極ネオン・ランプを利用し
た場合は、通常はこのようなランプの寿命が低減すると
共に製造コストが増大する。その上、熱陰極ネオン放電
光源は約15LPWの発光効率しか達成できなきことが
測定により判った。従って、冷陰極または熱陰極放電ラ
ンプ構成のコストおよび欠点を生じることなく必要な赤
色光を出力することができ、しかも約20LPWより大
きい発光効率も達成できる光源が提供されれば有利であ
る。
【0004】標準的な電極付き放電ランプにおける電極
の存在のために遭遇する別の問題は、自動車の信号灯用
には、例えば方向指示信号のように信号灯をオンおよび
オフ状態に点滅させる必要があることである。電極付き
放電ランプの場合、その長寿命は少なくとも一部分はラ
ンプをターン・オンしてからかなりの時間の間オンに留
まることのできると言う条件によるものであり、このよ
うなランプを点滅状態で利用することが必要なときは、
電極の劣化、典型的にはタングステンのスパッタリング
が生じることが知られている。この電極劣化は電極付き
放電ランプにとって寿命制限機構である。従って、放電
光源の長寿命および高エネルギ効率の特性を持ち、しか
も信号灯および尾灯性能を要求する自動車用途に利用で
きる光源が提供されれば有利である。
の存在のために遭遇する別の問題は、自動車の信号灯用
には、例えば方向指示信号のように信号灯をオンおよび
オフ状態に点滅させる必要があることである。電極付き
放電ランプの場合、その長寿命は少なくとも一部分はラ
ンプをターン・オンしてからかなりの時間の間オンに留
まることのできると言う条件によるものであり、このよ
うなランプを点滅状態で利用することが必要なときは、
電極の劣化、典型的にはタングステンのスパッタリング
が生じることが知られている。この電極劣化は電極付き
放電ランプにとって寿命制限機構である。従って、放電
光源の長寿命および高エネルギ効率の特性を持ち、しか
も信号灯および尾灯性能を要求する自動車用途に利用で
きる光源が提供されれば有利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、約20LP
Wより大きい発光効率で赤色光を出力することができ且
つ妥当な作動電圧で作動できると共に可変範囲の点滅速
度を与える能力有する無電極放電ランプによって、尾灯
および信号機能が実行される自動車用の新らしい改良さ
れた照明システムを提供することを目的とする。
Wより大きい発光効率で赤色光を出力することができ且
つ妥当な作動電圧で作動できると共に可変範囲の点滅速
度を与える能力有する無電極放電ランプによって、尾灯
および信号機能が実行される自動車用の新らしい改良さ
れた照明システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】本発明の原理によれ
ば、ネオン・ガスの充填物が封入されたランプ・エンベ
ロープを有し、赤色光出力を発生することのできる低圧
無電極放電ランプが提供される。フェライトコイル部材
がランプ・エンベロープに対して所定の位置に配置され
て、ランプ・エンベロープがフェライト・コイル部材の
一部を実質的に取り囲む。安定回路装置がフェライト・
コイル部材に結合され、通常の入力源から作動信号を発
生するように作用する。作動信号はフェライト・コイル
部材を介してネオン・ガス充填物に結合されて、ネオン
・ガス充填物を放電状態に駆動して、赤色光出力を発生
させる。
ば、ネオン・ガスの充填物が封入されたランプ・エンベ
ロープを有し、赤色光出力を発生することのできる低圧
無電極放電ランプが提供される。フェライトコイル部材
がランプ・エンベロープに対して所定の位置に配置され
て、ランプ・エンベロープがフェライト・コイル部材の
一部を実質的に取り囲む。安定回路装置がフェライト・
コイル部材に結合され、通常の入力源から作動信号を発
生するように作用する。作動信号はフェライト・コイル
部材を介してネオン・ガス充填物に結合されて、ネオン
・ガス充填物を放電状態に駆動して、赤色光出力を発生
させる。
【0007】本発明の一面によれば、安定回路装置は、
フェライト・コイル部材と同調回路を構成するコンデン
サ部材を含み、これによりランプ・エンベロープ内のガ
ス充填物に作動信号を伝達する。同調回路は作動信号を
高周波正弦波信号の形で発生し、これは作動信号のオン
およびオフ部分の持続時間を変えることにより、可変の
点滅速度の光出力を発生することが出来る。このように
して、本発明のガス放電ランプの光出力は他の運転者に
付加的な情報を伝えるように構成することができる。例
えば、速い点滅の光出力により、強い制動または緊急停
止を合図し、また遅い点滅速度により、通常の方向指示
信号の動作を合図することができる。
フェライト・コイル部材と同調回路を構成するコンデン
サ部材を含み、これによりランプ・エンベロープ内のガ
ス充填物に作動信号を伝達する。同調回路は作動信号を
高周波正弦波信号の形で発生し、これは作動信号のオン
およびオフ部分の持続時間を変えることにより、可変の
点滅速度の光出力を発生することが出来る。このように
して、本発明のガス放電ランプの光出力は他の運転者に
付加的な情報を伝えるように構成することができる。例
えば、速い点滅の光出力により、強い制動または緊急停
止を合図し、また遅い点滅速度により、通常の方向指示
信号の動作を合図することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示されているように、自動
車用に赤色光出力を発生することのできる低圧無電極放
電ランプ10は、ネオン・ガスの充填物14が封入され
ているランプ・エンベロープ12を含む。ランプ・エン
ベロープ12はフェライト・コイル部材16を取り囲
み、フェライト・コイル部材16は中心のコア部分18
およびコア部分上に配置された巻線20を有する。取り
付けのためにのみカバー22がランプ・エンベロープ1
2およびコイル部材16の周りに配置される。カバー2
2は、その少なくとも前側部分すなわち安定回路装置2
4の側とは反対側の部分が光透過性材料で作られてい
る。ランプ・エンベロープ12の一部分には反射被膜2
6を塗布して、光出力をカバー22の前側部分の方へ向
けるようにすることができる。
車用に赤色光出力を発生することのできる低圧無電極放
電ランプ10は、ネオン・ガスの充填物14が封入され
ているランプ・エンベロープ12を含む。ランプ・エン
ベロープ12はフェライト・コイル部材16を取り囲
み、フェライト・コイル部材16は中心のコア部分18
およびコア部分上に配置された巻線20を有する。取り
付けのためにのみカバー22がランプ・エンベロープ1
2およびコイル部材16の周りに配置される。カバー2
2は、その少なくとも前側部分すなわち安定回路装置2
4の側とは反対側の部分が光透過性材料で作られてい
る。ランプ・エンベロープ12の一部分には反射被膜2
6を塗布して、光出力をカバー22の前側部分の方へ向
けるようにすることができる。
【0009】安定回路装置24は、入力電力を受け取
り、自動車用途の例では図示のように直流電源28から
の入力電力を受け取り、その入力電力を作動信号に変換
する。作動信号はフェライト・コイル部材16を介し
て、ランプ・エンベロープ12内に封入されている充填
物14へ結合することができる。勿論、入電力は、交流
電源を含めて任意の適当な装置からのものであってよい
ことを理解されたい。安定回路装置24の構成の詳しい
説明については、例えば1955年4月11日発行の米
国特許第5,406,177号の明細書を参照された
い。安定回路の変換器部分(図示していない)は、フェ
ライト・コイル部材16と共振コンデンサ部材30とか
ら成る同調回路を駆動する。同調回路は、ランプ・エン
ベロープ12内に封入されている充填物14へ作動信号
を導入して、充填物14を放電状態に駆動することによ
り、赤色光出力を発生させるように作用する。一般に、
放電は、図1に参照符号32で示すように、ドーナツ形
の形状をとる。このため、ランプ・エンベロープ12の
形状は典型的には放電の形状に従って作られ、この例で
は図2に示されているようにドーナツ形の形状に作られ
る。更に図2に示されているように、フェライト・コイ
ル部材16は、ランプ・エンベロープ12に形成された
中央の開口32内に実質的に配置される。
り、自動車用途の例では図示のように直流電源28から
の入力電力を受け取り、その入力電力を作動信号に変換
する。作動信号はフェライト・コイル部材16を介し
て、ランプ・エンベロープ12内に封入されている充填
物14へ結合することができる。勿論、入電力は、交流
電源を含めて任意の適当な装置からのものであってよい
ことを理解されたい。安定回路装置24の構成の詳しい
説明については、例えば1955年4月11日発行の米
国特許第5,406,177号の明細書を参照された
い。安定回路の変換器部分(図示していない)は、フェ
ライト・コイル部材16と共振コンデンサ部材30とか
ら成る同調回路を駆動する。同調回路は、ランプ・エン
ベロープ12内に封入されている充填物14へ作動信号
を導入して、充填物14を放電状態に駆動することによ
り、赤色光出力を発生させるように作用する。一般に、
放電は、図1に参照符号32で示すように、ドーナツ形
の形状をとる。このため、ランプ・エンベロープ12の
形状は典型的には放電の形状に従って作られ、この例で
は図2に示されているようにドーナツ形の形状に作られ
る。更に図2に示されているように、フェライト・コイ
ル部材16は、ランプ・エンベロープ12に形成された
中央の開口32内に実質的に配置される。
【0010】自動車用の尾灯や信号灯のような任意の光
源を作動する際、方向変更状態を表示するために光を点
滅させる能力を持たせることが必要である。更に、2つ
の異なるレベルの光強度が得られるようにして、その一
方は単に尾灯が点灯していることを表示し、他方は制動
状態を表示するようにすることも必要である。このた
め、本発明の光源10の動作を制御する手段を設けるこ
とが必要である。本発明の光源10の動作を制御するた
め、一形式のパルス幅変調が提案される。この場合、オ
ンおよびオフ状態に選択的に制御される高周波正弦波信
号の波形が、共振コンデンサ30とフェライト・コイル
16とからなる同調回路を介して充填物14を放電状態
に駆動するために用いられる。この形式の変調は点滅制
御装置34を使用することによって達成され、点滅制御
装置34は本質的にオン状態の間に高周波正弦波信号の
バーストを供給し、このオン状態の持続時間を制御する
ことによって、光出力の強度を非常に低いレベル、希望
する場合は本質的にゼロの光出力まで低下させるように
制御することができる。このようにして、通常の尾灯の
点灯と制動灯の点灯との区別を達成できると共に、光出
力をターン・オフし次いで再びターン・オンするように
点滅動作させて方向指示信号動作を行うことができる。
源を作動する際、方向変更状態を表示するために光を点
滅させる能力を持たせることが必要である。更に、2つ
の異なるレベルの光強度が得られるようにして、その一
方は単に尾灯が点灯していることを表示し、他方は制動
状態を表示するようにすることも必要である。このた
め、本発明の光源10の動作を制御する手段を設けるこ
とが必要である。本発明の光源10の動作を制御するた
め、一形式のパルス幅変調が提案される。この場合、オ
ンおよびオフ状態に選択的に制御される高周波正弦波信
号の波形が、共振コンデンサ30とフェライト・コイル
16とからなる同調回路を介して充填物14を放電状態
に駆動するために用いられる。この形式の変調は点滅制
御装置34を使用することによって達成され、点滅制御
装置34は本質的にオン状態の間に高周波正弦波信号の
バーストを供給し、このオン状態の持続時間を制御する
ことによって、光出力の強度を非常に低いレベル、希望
する場合は本質的にゼロの光出力まで低下させるように
制御することができる。このようにして、通常の尾灯の
点灯と制動灯の点灯との区別を達成できると共に、光出
力をターン・オフし次いで再びターン・オンするように
点滅動作させて方向指示信号動作を行うことができる。
【0011】光源10を尾灯および方向指示信号の状態
に動作させるのにバースト制御を使用することに加え
て、近くの運転者に他の情報を伝えるためにバースト制
御を使用することも可能である。例えば、光源10を速
く点滅させることによって、運転者は緊急な状況で生じ
うる様な強い制動状態の表示を行うことができる。点滅
制御装置34は、急ブレーキのような非常に急速な強制
的な制動用途のために速い点滅状態が表示できるように
することができる。このような動作はハロゲン・ランプ
のような従来の白熱ランプでは不可能である。というの
は、このような光源はオンおよびオフ状態に急速に変化
させることができないからである。さらに、ハロゲン・
ランプ出力はランプに供給される自動車蓄電池電圧およ
びランプの設計電力レベルによって制限される。ハロゲ
ン・ランプをパルス駆動することは、単に平均光出力を
下げるにすぎない。しかし、本発明の無電極ネオン放電
光源の場合は、平均設計電力を維持することができると
共に、ピーク電力を増大することができる。共に一定の
電力レベルで同じ光出力を得るように設計された無電極
ネオン放電ランプとハロゲン・ランプとを考察すると、
デューティサイクルが50%のとき、無電極ネオン放電
ランプは光出力がハロゲン・ランプの2倍であり、また
デューティサイクルが10%のとき、無電極ネオン放電
ランプはピーク出力が10倍である。
に動作させるのにバースト制御を使用することに加え
て、近くの運転者に他の情報を伝えるためにバースト制
御を使用することも可能である。例えば、光源10を速
く点滅させることによって、運転者は緊急な状況で生じ
うる様な強い制動状態の表示を行うことができる。点滅
制御装置34は、急ブレーキのような非常に急速な強制
的な制動用途のために速い点滅状態が表示できるように
することができる。このような動作はハロゲン・ランプ
のような従来の白熱ランプでは不可能である。というの
は、このような光源はオンおよびオフ状態に急速に変化
させることができないからである。さらに、ハロゲン・
ランプ出力はランプに供給される自動車蓄電池電圧およ
びランプの設計電力レベルによって制限される。ハロゲ
ン・ランプをパルス駆動することは、単に平均光出力を
下げるにすぎない。しかし、本発明の無電極ネオン放電
光源の場合は、平均設計電力を維持することができると
共に、ピーク電力を増大することができる。共に一定の
電力レベルで同じ光出力を得るように設計された無電極
ネオン放電ランプとハロゲン・ランプとを考察すると、
デューティサイクルが50%のとき、無電極ネオン放電
ランプは光出力がハロゲン・ランプの2倍であり、また
デューティサイクルが10%のとき、無電極ネオン放電
ランプはピーク出力が10倍である。
【0012】上述の本発明の実施の態様は好適なもので
あるが、特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸
脱することなく種々の変更をなし得ることが理解されよ
う。例えば、種々の他の色出力を達成するようにネオン
以外の充填ガスを用いることが可能である。また、ハロ
ゲン・ランプをフェライト・コイルの中心部に設けて、
バックアップ光源として作用させることもできる。また
更に、フェライト・コイルから放電を遮蔽することなく
指向性を改善するために反射被膜として薄い誘電体フィ
ルムを使用することもできる。また、本発明の光源は自
動車用途に制限されず、長寿命で効率の良い動作と共に
点滅動作を必要とする他の照明用途にも適用することが
できる。例えば、本発明の光源は緊急車両、空港ビーコ
ン照明、スクールバス点滅灯用途などに利用することが
できる。
あるが、特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸
脱することなく種々の変更をなし得ることが理解されよ
う。例えば、種々の他の色出力を達成するようにネオン
以外の充填ガスを用いることが可能である。また、ハロ
ゲン・ランプをフェライト・コイルの中心部に設けて、
バックアップ光源として作用させることもできる。また
更に、フェライト・コイルから放電を遮蔽することなく
指向性を改善するために反射被膜として薄い誘電体フィ
ルムを使用することもできる。また、本発明の光源は自
動車用途に制限されず、長寿命で効率の良い動作と共に
点滅動作を必要とする他の照明用途にも適用することが
できる。例えば、本発明の光源は緊急車両、空港ビーコ
ン照明、スクールバス点滅灯用途などに利用することが
できる。
【図1】本発明に従って構成された無電極放電ランプの
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の無電極放電ランプの上面図である。
10 低圧無電極放電ランプ 12 ランプ・エンベロープ 14 ネオン・ガスの充填物 16 フェライト・コイル部材 18 コア部分 20 巻線 22 カバー 24 安定回路装置 26 反射被膜 28 直流電源 30 共振コンデンサ 32 放電 34 点滅制御装置
フロントページの続き (72)発明者 トーマス・アール・スターントン アメリカ合衆国、オハイオ州、ソロン、ク レイソーン・ドライブ、34498番 (72)発明者 ジョウセフ・マイケル・アリスン アメリカ合衆国、オハイオ州、ユークリッ ド、マイアミ・ロード、2070番
Claims (6)
- 【請求項1】 ランプ・エンベロープと、 上記ランプ・エンベロープ内に封入されたネオン・ガス
充填物と、 上記ランプ・エンベロープによって実質的に取り囲まれ
るように、上記ランプ・エンベロープに対して配置され
たフェライト・コイル部材と、 上記フェライト・コイル部材に結合されていて、入力電
力を受け取って、作動信号を発生する安定回路装置であ
って、上記作動信号を上記フェライト・コイル部材を介
して上記ネオン・ガス充填物に結合することにより、上
記ネオン・ガス充填物を放電状態に駆動して赤色光出力
を発生させる安定回路装置とを含んでいる、赤色光出力
を有する低圧無電極放電ランプ - 【請求項2】 更に、反射被膜が赤色光出力を特定の方
向に向けるように上記ランプ・エンベロープの一部分上
に配置されている請求項1記載の低圧無電極放電ラン
プ。 - 【請求項3】 上記ランプ・エンベロープの形状がドー
ナツ形であり、上記フェライト・コイル部材がドーナツ
形の上記ランプ・エンベロープの中心の開口内に配置さ
れている請求項1記載の低圧無電極放電ランプ。 - 【請求項4】 自動車の尾灯および信号灯用の照明シス
テムにおいて、 ネオン・ガス充填物が封入されたランプ・エンベロープ
を持つ無電極放電ランプと、 上記ランプ・エンベロープに形成された開口内に少なく
とも一部分が配置されているフェライト・コイル部材
と、 上記フェライト・コイル部材に結合されていて、入力電
力を受け取って、作動信号を発生する安定回路装置であ
って、上記作動信号を上記フェライト・コイル部材を介
して上記ネオン・ガス充填物に結合することにより、上
記ネオン・ガス充填物を放電状態に駆動して赤色光出力
を発生させる安定回路装置とを含み、 上記安定回路装置は、上記フェライト・コイル部材と協
同して上記作動信号を発生するコンデンサ部材を含み、
上記コンデンサ部材および上記フェライト・コイル部材
は上記作動信号を高周波正弦波信号として供給するよう
に同調しており、上記安定回路装置により上記高周波正
弦波信号の作動信号が点滅光出力を生じるようにオン及
びオフ状態に選択的に切り換えられることを特徴とする
照明システム。 - 【請求項5】 上記作動信号の上記オンおよびオフ状態
のそれぞれの持続時間が、異なる点滅速度を生じるよう
に互いに対して調節される請求項4記載の照明システ
ム。 - 【請求項6】 上記作動信号の上記オンおよびオフ状態
の調節により、通常の点滅速度より速い緊急用点滅速度
が得られる請求項5記載の照明システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/533,297 US5654610A (en) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | Electrodeless discharge lamp having a neon fill |
US08/533297 | 1995-09-25 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171896A true JPH09171896A (ja) | 1997-06-30 |
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JP8250751A Withdrawn JPH09171896A (ja) | 1995-09-25 | 1996-09-24 | ネオンを封入した低圧無電極放電ランプ |
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JP (1) | JPH09171896A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009152664A1 (zh) * | 2008-06-18 | 2009-12-23 | 福建源光亚明电器有限公司 | 一种带灯头的环形无电极荧光灯组件 |
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- 1996-09-24 JP JP8250751A patent/JPH09171896A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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DE19638932A1 (de) | 1997-03-27 |
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