JPH09171692A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH09171692A
JPH09171692A JP8344988A JP34498896A JPH09171692A JP H09171692 A JPH09171692 A JP H09171692A JP 8344988 A JP8344988 A JP 8344988A JP 34498896 A JP34498896 A JP 34498896A JP H09171692 A JPH09171692 A JP H09171692A
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JP
Japan
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output
circuit
mos transistor
sense amplifier
stage
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JP8344988A
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English (en)
Inventor
Katsuro Sasaki
勝朗 佐々木
Katsuhiro Shimohigashi
勝博 下東
Koichiro Ishibashi
孝一郎 石橋
Shoji Hanamura
昭次 花村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な出力回路を有する半導体集積回路を提
供する。 【構成】 入力をゲートで受けるNMOS差動回路とP
MOSラッチからなるアンプの2出力を共に同一固定電
位に接続して出力回路を出力ハイインピーダンスにす
る。 【効果】出力回路が簡単に出力ハイインピーダンスにで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ装置すなわちメモ
リセルが集積化された半導体集積回路に係り、特にメモ
リセルから読み出された微小な電位差を有する一対の相
補信号を高速かつ大きな増幅率で増幅するセンスアンプ
回路技術に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリセルからの読み出し信号を増幅す
るための従来のセンス回路の一例としては、特開昭52
−8734号は図3に記載のように、相補対入力信号
d, ̄dがセンスアンプ回路の2つの駆動MOSトラン
ジスタQ13,Q14のゲートおよびドレインにたすき
がけに接続されており、上記2つの駆動MOSQ13,
Q14のドレインが、それぞれ相補対出力信号D, ̄D
となっている。
【0003】また、米国特許第4,335,449号は図
4に記載のように、2つの負荷MOSトランジスタQ2
1,Q22をたすきがけに接続し、駆動トランジスタQ
23,Q24にバイポーラトランジスタを用い、2つの
駆動バイポーラトランジスタQ23,Q24のベース
に、相補的対入力信号d, ̄dが接続される。
【0004】なお、従来のセンス回路としては、他にも
特開昭62―46489号公報や米国特許第4,24
7,791号などにも記載がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭52−87
34号(図3参照)は、相補対入力信号d, ̄dが、セ
ンスアンプ回路中の駆動MOSQ13,Q14のゲート
とドレインの両方に接続されており、かつ入力信号線
d, ̄dと出力信号線D, ̄Dとが直接接続されている
ため、出力信号線D, ̄Dの負荷容量が非常に大きい場
合には、高速で増幅できないと言う欠点と、正帰還動作
のために、相補対入力および出力信号の反転が遅いと言
う欠点を有することが本願発明者の検討により明らかと
された。
【0006】また、上記米国特許4,335,449号
(図4参照)は、バイポーラトランジスタQ23,Q2
4を用いて、出力信号線の負荷容量を駆動しているが、
相補対入力信号d, ̄dの電位差が小さい場合は、この
入力電位差に応答したバイポーラトランジスタQ23,
Q24の動作電流がたすきがけ接続された負荷MOSト
ランジスタQ23,Q24の動作電流がたすきがけ接続
された負荷MOSトランジスタQ21,Q22に流れて
いる正帰還保持電流に対して弱く微小な入力信号に応答
してバイポーラトランジスタQ23,Q24と負荷MO
SトランジスタQ21,Q22とが反転できず、微小な
入力信号に対する高速センス動作が困難であると言う欠
点を有することも本願発明者の検討により明らかとされ
た。
【0007】従って、本発明の目的は上述の従来技術の
欠点を克服し、高速動作可能なセンスアンプ回路を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したように、メモリ
セルから読み出された微小な入力信号に対する高速セン
ス動作を可能とするため、ゲートとドレインとがクロス
カップル接続された負荷MOSトランジスタに接続され
た一対のトランジスタの相補出力間に第1スイッチング
手段を接続し、上記読み出し信号に応答して上記一対の
トランジスタが反転する際この第1スイッチング手段を
第1制御信号により導通せしめ、しかる後上記第1スイ
ッチング手段を非導通状態に制御させるものである。
【0009】一方、上述したように、負荷容量が非常に
大きいセンスアンプの出力信号線を高速に駆動するた
め、プリアンプはその入力信号線とその出力信号線とが
直結された回路形式を有してなり、メモリセルからの信
号読み出しを開始するためプリアンプとセンス増幅器と
を活性状態に制御して、メモリセルから読み出された相
補信号をプリアンプで増幅し、このプリアンプの相補増
幅出力信号をさらに後段のセンスアンプで増幅し、この
センスアンプの相補出力信号によってセンスアンプの出
力信号線の重負荷容量を駆動する如き多段増幅回路構成
とするとともに、後段のセンスアンプの増幅動作がほぼ
終了した時点(メモリセルからの信号読み出し開始から
所定時間経過後)で前段のプリアンプを非活性状態に制
御し、後段のセンス増幅器を活性状態に維持するもので
ある。
【0010】
【作用】第1制御信号により第1スイッチング手段が導
通状態となると、クロスカップル接続された負荷MOS
トランジスタの正帰還保持動作が解消されるので、微小
な入力信号に応答して一対のトランジスタは高速の反転
動作をすることが可能となる。
【0011】一方、後段のセンスアンプの増幅動作がほ
ぼ終了した時点で前段のプリアンプが非活性状態に制御
されるので、プリアンプの相補入出力すなわちセンスア
ンプの相補入力の電位差が必要量以上に拡大されること
が無くなり、次の反転読み出しを高速に実行することが
可能となる。また、プリアンプが非活性状態に制御され
ても、メモリセルから読み出された信号は非活性状態の
プリアンプの入力信号線と出力信号線との間の直結経路
を介して活性状態に制御されたセンス増幅器の入力に伝
達され増幅されるので、センス増幅器の増幅出力の消失
を回避することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。Q1,Q2,Q6,Q8はpチャネルMOSトラン
ジスタ(以下pMOSと称する)、Q3,Q4,Q5,
Q7,Q9はnチャネルMOSトランジスタ(以下nM
OSと称する)であり、d, ̄dは本実施例のセンス回
路に入力する一対の相補信号でありメモリセルからの相
補読出信号が伝達され、D,D ̄は本センス回路から出
力する一対の相補信号、 ̄φ1,φ1, ̄φ2,φ2
は、それぞれトランジスタQ6,Q7,Q8,Q9を駆
動するパルス信号、NMOSQ5のゲート端子に印加さ
れるSACは本センスアンプの活性化信号であり、これ
らの信号のタイミングは図2に示すが、特に、PMOS
Q1,Q2はクロスカップル接続された負荷MOS,N
MOSQ3,Q4は差動トランジスタ、PMOSQ8と
NMOSQ9とは第1スイッチング手段として動作し、
パルス信号φ2, ̄φ2は第1制御信号である。
【0013】尚、作動トランジスタQ3,Q4はnpn
バイポーラトランジスタによって置換されることも可能
である。又、トランジスタQ6,Q7はどちらか一方の
みでもよく、トランジスタQ8,Q9についてもどちら
か一方のみで動作可である。
【0014】d, ̄dはスタティック型メモリセルから
読み出される微小電位差を有するセンスアンプの一対の
相補入力信号で、信号遷移期間中にパルス信号 ̄φ1,
φ1により相補入力信号電位差縮小用MOSトランジス
タQ6,Q7が導通され、d, ̄dが同電位とされ、反
転読み出しが高速化される。続いて、パルス信号 ̄φ
2,φ2により相補出力信号電位差縮小用MOSトラン
ジスタQ8,Q9が導通され、補相出力信号D, ̄Dが
同電位にされるとともに、クロスカップル接続された負
荷MOSトランジスタQ1,Q2の正帰還保持動作が弱
められるので、反転読み出しが高速化される。次に、一
対の相補信号がメモリセルよりd, ̄dに読み出されは
じめるのと同時に、Q6,Q7が非導通とされ、d, ̄
d間の電位差が広がる。続いて、Q8,Q9も非導通と
される。
【0015】今、図2のタイミング図の時間軸におい
て、時刻t1からt2へ遷移した時点を考える。このと
き、dの電位は下降し、 ̄dの電位は上昇するが、ノー
ドN1とN2はまだ同電位である。したがって、Q3の
ドレイン電流は減少し、Q4のドレイン電流は増加し、
その後ノードN1の電位は上昇しノードN2の電位は下
降し始める。このため、Q1のドレイン電流が増加しQ
2のドレイン電流が減少し、さらにノードN1の電位が
上昇しノードN2の電位が下降する。これがさらに、Q
1のドレイン電流を増加させQ2のドレイン電流を減少
させ、ノードN1の電位を上昇させノードN2の電位を
下降させる方向に働く。すなわち、本センスアンプのノ
ードN1,N2には正帰還が働き、急速に電位差を広げ
る効果があり、きわめて高速センスアンプを実現するこ
とができる。
【0016】すなわち、相補入力信号d, ̄dに差動ト
ランジスタQ3,Q4が応答するとともに、負荷MOS
トランジスタQ1,Q2がこの差動トランジスタQ3,
Q4に応答するため、負荷容量の大きい相補出力補出力
D, ̄Dを高速で充電もしくは放電することができる。
【0017】本センスアンプにおいて、Q6,Q7,Q
8,Q9はきわめて重要な役割を果たしている。すなわ
ち相補入力信号d, ̄d間および相補出力信号D, ̄D
間を、信号遷移期間中に短絡し、信号遷移を速やかに行
なわせる働きをしている。Q6,Q7,Q8,Q9を用
いない場合のd, ̄dおよびD, ̄Dのタイミングを図
2に破線で示している。このとき、負荷MOSトランジ
スタQ1,Q2の正帰還回路の作用により相補出力信号
D, ̄Dの遷移が妨げられ、相補入力信号電位差が大き
くなる時刻t3に至ってやっとD, ̄Dの遷移が生じ
る。すなわち、センス速度が大幅に遅くなる。あるい
は、相補入力信号d, ̄dの最大電位差が小さい場合
は、相補出力信号D, ̄Dの遷移が生じない、すなわち
正しいデータが読みだされない場合が生じ得る。
【0018】以上のように、本実施例によれば、微小な
電位差をもつ一対の相補入力信号を、きわめて高速かつ
大きな増幅率で増幅する効果がある。
【0019】本発明の他の実施例を図5に示す。図5の
実施例は、第一の実施例(図1)において、pMOSと
nMOSの役割が入れ替わった構成となっており、図1
と同様にきわめて高速かつ大増幅率で増幅する効果があ
る。
【0020】本実施例においてもMOSトランジスタQ
36とQ37はどちらか一方でもよく、Q38とQ39
のどちらか一方でも所望の動作が可能である。
【0021】図6もまた、本発明の他の実施例である。
図6は、図1の回路を2段縦続接続した構成になってお
り、2段縦続接続することにより増幅率をさらに大きく
でき、相補出力信号D, ̄Dの電位差を電源電圧いっぱ
いまで広げることができる。また、図6の回路では2段
目センスアンプ部のトランジスタQ46〜Q50のサイ
ズを大きくして、負荷駆動能力を協力化し、D, ̄Dに
大きな負荷容量が接続される場合、この負荷容量を高速
に駆動することができる。
【0022】図7も本発明の他の実施例である。図7の
回路は、従来からよく知られたNMOS差動Q43,Q
44,Q43′,Q44′およびPMOSカレントミラー
Q41,Q42,Q41′,Q42′からなるセンスアン
プを初段とし、図1の回路を2段目のセンスアンプとし
て縦続接続した構成となっている。
【0023】本発明は、相補出力D, ̄Dを出力すると
ころのいわゆるダブル・エンドセンス増幅器に関係する
ものである。カレントミラー負荷を使用する場合は、相
補出力を得るためには二つのカレントミラー負荷回路が
必要である。図7の第1段目のカレントミラー負荷回路
型センスアンプは高速であるものの、図7の第2段のク
ロスカップル接続負荷回路型センスアンプほどは高速で
は無い。また、第2段目のトランジスタ数が5であるの
に対して第1段目のトランジスタ数が9であると言う欠
点がある。
【0024】しかし、図7においては第1段目にカレン
トミラー負荷回路型センスアンプを用いることによっ
て、下記の如き利点を生じるものである。
【0025】すなわち、メモリ装置を高速とするために
は、メモリ装置のワード線選択のためのワード線駆動信
号の印加の時点からセンスアンプからの出力までの時点
までの遅延TDを小さくすることが重要である。一方、
上記のワード線駆動信号の印加の時点からMOSトラン
ジスタQ51,Q52,Q53,Q54,Q55,Q5
6の非導通による相補信号線間の電位差縮小動作終了ま
での時点までの遅延TEが存在する。
【0026】図21の横軸は後者の遅延TEを示し、そ
の縦軸は前者の遅延TDを示し、図21図中で実践は図
7の実施例の特性を示し、破線は図6の実施例の特性を
示している。
【0027】いずれの特性においても、ワード線駆動信
号の印加の時点から相補信号線間の電位差縮小動作終了
までの時点までの遅延TEが短すぎると、センスアンプ
中の差動トランジスタもしくは負荷トランジスタの対と
なっているトランジスタのしきい値電圧などの電気的特
性差によって、センスアンプの第1段目の相補入力信号
の振幅が微小である間に、センスアンプの第1段目の差
動トランジスタの相補出力から誤情報が一時的に出力さ
れてしまい、第1段目の差動トランジスタの相補出力か
ら正しい情報を得るために遅れが生じることとなる。こ
の遅れが、上記ワード線駆動信号の印加の時点からセン
スアンプからの出力までの時点までの遅延TDを支配的
に決定することとなる。
【0028】図6の実施例のセンスアンプの第1段目の
正帰還負荷の増幅率が大きいため、この第1段目の出力
から大きな振幅で誤情報が出力されることになる。一
方、図7の実施例のセンスアンプの第1段目のカレント
ミラー負荷の増幅率は図6の正帰還負荷の増幅率と比較
して小さいので、図7の実施例のセンスアンプの第1段
目の出力から生じる誤情報の振幅は小さいものとなり、
図7の遅延TDは小さなものとなる。
【0029】以上のように図6の実施例と比較して図7
の実施例は負荷回路の増幅率が小さいので、上記の電位
差縮小動作終了に関係する遅延TEが短くなっても、上
記のセンスアンプ出力に関係する遅延TDはそれほど大
きくなることは無い。
【0030】従って、図7の実施例によれば、電位差縮
小動作終了に関係する遅延TEの最小値は図6の実施例
と比較して1.3nS小さくすることが可能となって、
この遅延時間TEに関するタイミング・マージンを大き
くすることができる。
【0031】図8も本発明の他の実施例である。図8の
回路は、接地電圧の如き固定電圧がゲートに印加された
PMOSQ41,Q42を負荷とする差動アンプを初段
とし、図1の回路を2段目センスアンプとして縦続接続
した構成となっている。
【0032】図7,図8の構成においても、2段目の正
帰還型センスアンプにより、データバスD, ̄Dの大き
な負荷容量を高速で駆動することができる。
【0033】図9の回路は、公知のセンス回路であり、
カレントミラー型アンプを2ケ並列接続したアンプを2
段縦接続した構成となっている。
【0034】図10は、本発明の一実施例である図6の
センス回路と従来例である図9のセンス回路の遅延時間
をセンスアンプ平均電流に対して示したグラフである。
図10より、本発明の一実施例である図6のセンス回路
は、従来例である。図9のセンス回路に比べて2倍以上
の高速性を有することが明らかである。
【0035】図11は本発明のもう一つの実施例であ
り、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRA
M)を構成する。図11においてSRAMセルからの読
出し信号を増幅するためのSAとして図6のセンスアン
プ回路が使用され、MAとしては図1のセンスアンプ回
路にトライステート出力コントロール用PMOSトラン
ジスタQ71,Q72を付加したメインアンプ回路であ
る。
【0036】図12は本願発明者等によって出願前に検
討された集積回路の一例であるが、図11の実施例は図
12に比べてトランジスタ数が大幅に低減しており、消
費電流およびレイアウト面積がほぼ半分となっている。
【0037】その上、図11の回路を用いると大幅に高
速化が可能となり、メモリセル情報がDoutに到達す
るまでの時間が、図12の回路を用いた場合の約半分に
まで減少することが、回路解析により確認されている。
【0038】これは図12の回路においては負荷PMO
Sトランジスタがカレントミラー接続されているため負
荷MOSの利得が小さいのに対して、図11の回路にお
いては負荷PMOSトランジスタが正帰還クロスカップ
ル接続されているため負荷MOSの利得が大きいことに
起因している。
【0039】図13は、図11のセンス回路を1Mビッ
トSRAMに適応した際の回路解析による動作波形を示
す。図13において、コモンデータ線d, ̄dの微小な
電位差が、初段および2段目のセンスアンプ(図11の
SA)で高速に増幅され、CMOSレベルの信号S2,
 ̄S2が得られる。信号S2, ̄S2は大きな配線容量
を有するデータバスを伝播した後、メインアンプ(図1
1のMA)の入力端においてなまった波形(図13D,
 ̄D)となるが、D, ̄Dに微小電位差が生じるやいな
やメインアンプで増幅することにより高速なメインアン
プ出力信号D1, ̄D1が得られ、インバータINV
1,INV2を経て出力トランジスタQ75,Q76を
駆動する。このように、図11の回路構成によれば、セ
ンスアンプ初段、2段目およびメインアンプの動作を1
ns程度の遅延で行われることができ、きわめて高速で
出力Doutを得ることができる。図13の例において
は、コモンデータ線d, ̄dに電位差が生じ始めてから
3ns程度出力Doutが得られている。
【0040】さらに、図12では、データ出力制御信号
DOCに応答してメインアンプMAの後に出力端Dou
tの高インピーダンス状態を決定するための出力制御回
路DBを用いているのに対し、図11の実施例において
は、データ出力制御信号DOCにより制御されるNMO
SトランジスタQ70によりメインアンプMAの活性状
態あるいは非活性状態を制御する一方、出力端Dout
を高インピーダンス状態にするためのPMOSトランジ
スタQ71,Q72をメインアンプMAの出力に並列接
続し、DOCにより制御することにより、図12の出力
制御回路DBに相当する回路を省略でき、出力バッファ
内の信号伝達時間を短縮することができる。
【0041】図14も本発明の他の実施例であり、初段
および2段目のセンスアンプSAに図7にセンス回路を
用いて構成した。
【0042】図15も本発明の他の実施例であり、初段
および2段目のセンスアンプSAに図8にセンス回路を
用いて構成した。
【0043】図16もまた本発明の他の実施例(スタテ
ィックRAMのセンス回路)であり、図11の実施例に
おいて、コモンデータ線d, ̄dにCMOS正帰還プリ
アンプ回路PFB1(Q204,Q205,Q225〜
Q228)を付加した構成となっている。図17は図1
6の実施例の動作を示す波形図であり、以下図17を用
いて図16を説明する。スタティックRAMメモリセル
から読み出されコモンデータ線d, ̄dに伝達された電
位差は通常0.1〜0.2V程度であり、この微小電位差
をいかに高速に増幅するかが高速化の鍵である。d, ̄
dの信号遷移帰還にφCDQ, ̄φCDQにパルスを印
加してMOSトランジスタQ202,Q203を一時的
に導通させ、d, ̄dの信号遷移を速やかに行なわせ
る。次に、新たに選択されたメモリセルによる信号電位
差がd, ̄dに生じ始めると同時に、パルスφCDA,
 ̄φCDAによりMOSトランジスタQ204,Q20
5を導通せしめ、入力信号線と出力信号線とが直接接続
されたCMOS正帰還プリアンプ回路PFB1を動作さ
せる。PFB1は、d, ̄dの電位差を正帰還増幅し、
最大0.5V程度の電位差を得る(ΔV1)。PFB1
の効果は、d, ̄dの電位差を速く大きくすることによ
り、次段のセンス回路を速く安定に動作させることにあ
る。次段以降でのセンス動作が終了後は、Q204,Q
205は、φCDA, ̄φCDAにより非導通とされP
FB1は動作せず、SRAMメモリセルからY方向スイ
ッチMOSトランジスタを介して読み出された信号はC
MOS正帰還プリアンプ回路PFB1によって増幅され
ることなく、このプリアンプ回路PFB1の入力信号と
出力信号線との間の直接接続を介して、コモンデータ線
d, ̄dに伝達されるようになる。このように、d, ̄
dの電位差が必要以上に大きくなることなく、次第に定
常状態の電位差ΔV2(0.1〜0.2V)に変化する。
すなわち、コモンデータ線d, ̄dの電位差が大きく開
きすぎて、次のメモリセル情報の読み出しが遅れること
がない。センスアンプ初段(SA1)出力S1, ̄S1
はMOSトランジスタQ206,Q207をパルスφS
EQ1, ̄φSEQ1より、センスアンプ2段目(SA
2)出力S2, ̄S2はMOSトランジスタQ208,
Q209をパルスφSEQ2, ̄φSEQ2により、信
号遷移帰還導通せしめ、やはり信号遷移を速やかに行な
わせる。その後、コモンデータ線d, ̄dに電位差が生
じると同時にQ206,Q207,Q208,Q209
を非導通とし、制御信号Y・SACによりセンスアンプ
SA1,SA2動作せしめ、既に述べたようにPMOS
正帰還動作によりきわめて高速で増幅された信号S1,
 ̄S1およびS2, ̄S2が得られる。
【0044】センスアンプ2段目出力S2, ̄S2とデ
ータバスD, ̄Dを接続するトランフフアーゲートを構
成するMOSトランジスタQ212,Q213,Q21
4,Q215は、S2, ̄S2に信号が出力する前に導
通せしめておき、また、MOSトランジスタQ210,
Q211,Q216,Q217をパルスφSEQ2, ̄
φSEQ2,φBEQ, ̄φBEQにより信号遷移帰還
導通せしめ、S2, ̄S2に電位差を生じると同時にQ
210,Q211,Q216,Q217を非導通とす
る。センスアンプ2段目SA2で増幅された信号S2,
 ̄S2は、大きな負荷容量を有するデータバスを伝播す
る間になだらかになまった波形(図17D, ̄D)とな
る。
【0045】メインアンプ出力M, ̄Mは、信号遷移期
間に、コントロール信号DOCによりMOSトランジス
タQ218を非導通とし、Q219,Q220を導通せ
しめ、またφMAEQ, ̄φMAEQ信号によりMOS
トランジスタQ221,Q222を導通せしめることに
より、M, ̄Mの電位を一時的に電源電圧VCC電位と
する。したがってこの期間は、出力用NMOSトランジ
スタQ223,Q224が共に非導通となり、出力信号
Doutが“0”から“1”あるいは“1”から“0”
へ遷移する期間に出力トランジスタQ223,Q224
に貫通して流れる電流がなく、低消費電力かつ低雑音の
動作を行なわせることができる。次に、D, ̄Dに電位
差が生じる前にDOC信号によりQ218を導通,Q2
19,Q220を非導通とし、引き続きD, ̄Dに電位
差が生じると同時にQ221,Q222を非導通とする
と、メインアンプMA1により高速に増幅された信号波
形M, ̄Mが得られる。これらの信号は、インバータI
NV1,INV2を経て出力トランジスタQ223,Q
224を駆動し出力Doutが得られる。
【0046】このように、コモンデータ線d, ̄dの微
小な電位差を順次高速に増幅することにより、きわめて
高速に出力波形Doutが得られる。
【0047】本発明の他の実施例として、図16の初段
および2段目のセンス回路部SAとして図7あるいは図
8あるいは図9を用いた回路構成も考えられ、これらい
ずれの実施例も既に述べた動作と同様の動作より高速で
出力が得られる。
【0048】図18も本発明の他の実施例である。図1
8は、図16の実施例にPMOS正帰還回路PFB2が
付加された構成となっている。PFB2の効果は、ビッ
ト線対b, ̄bの電位差を高速に大きくし、図16の実
施例に比べコモンデータ線d, ̄dの電位差をいっそう
速く大きくし、センスアンプSAの動作をさらに速め
て、なおいっそうの高速増幅を可能にしたことにある。
【0049】本発明の他の実施例として、図18の初段
および2段目のセンス回路部SAとして図7あるいは図
8あるいは図9を用いた回路構成も考えられ、これらい
ずれの実施例も図18と同様高速のセンス増幅を実現で
きる。
【0050】図19は本発明の他の実施例を示してお
り、Q301,Q308,Q310,Q311,Q31
5はPチャネルMOSトランジスタを示し、Q302,
Q303,Q304,Q305,Q306,Q307,
Q309,Q312,Q313,Q314,Q316は
NチャネルMOSトランジスタを示している。
【0051】この図19の回路においては、二種類のセ
ンスアンプが従属接続されており、第1段目のセンスア
ンプはQ303,Q304,Q305,Q306,Q3
07と全てNチャネルMOSトランジスタで構成されて
おり、Q310,Q311,Q312,Q313,Q3
14から構成されたところの図1のセンスアンプが第2
段目のセンスアンプとして使用されている。
【0052】MOSトランジスタQ301,Q302が
相補線d, ̄dの間に接続され、MOSトランジスタQ
308,Q309が相補線D1, ̄D1の間に接続さ
れ、MOSトランジスタQ315,Q316が相補線
D, ̄Dの間に接続されている。
【0053】相補線d, ̄dの入力信号に応答して相補
信号D1, ̄D1が対となったソースフォロワ動作のN
チャネルMOSトランジスタQ303,Q304によっ
て得られた後、さらにゲートとドレインがクロスカップ
ル接続されたNチャネルMOSトランジスタQ305,
Q306によって高速に増幅される。
【0054】この相補信号D1, ̄D1はトランジスタ
Q310,Q311,Q312,Q313,Q314の
サイズを大きくして負荷駆動能力を強力化して、D, ̄
Dに大きな負荷容量が接続されている場合でも、この負
荷容量を高速に駆動することができる。
【0055】図20も本発明の他の実施例を示してお
り、Q401,Q403,Q404,Q405,Q40
6,Q407,Q408,Q410,Q411,Q41
5はPチャネルMOSトランジスタを示し、Q402,
Q409,Q412,Q413,Q414,Q416は
NチャネルMOSトランジスタを示している。
【0056】この図20の回路においては、二種類のセ
ンスアンプが従属接続されており、第1段目のセンスア
ンプはQ403,Q404,Q405,Q406,Q4
07と全てPチャネルMOSトランジスタで構成されて
おり、Q410,Q411,Q412,Q413,Q4
14から構成されたところの図1のセンスアンプが第2
段目のセンスアンプとして使用されている。MOSトラ
ンジスタQ401,Q402が相補線d, ̄dの間に接
続され、MOSトランジスタQ408,Q409が相補
線D1, ̄D1の間に接続され、MOSトランジスタQ
415,Q416が相補線D, ̄Dの間に接続されてい
る。
【0057】相補線d, ̄dの入力信号に応答して相補
信号D1, ̄D1が対となったソースフォロワ動作のP
チャネルMOSトランジスタQ403,Q404によっ
て得られた後、さらにゲートとドレインがクロスカップ
ル接続されたPチャネルMOSトランジスタQ405,
Q406によって高速に増幅される。
【0058】この相補信号D1, ̄D1はトランジスタ
Q410,Q411,Q412,Q413,Q414の
サイズを大きくして負荷駆動能力を協力化して、D, ̄
Dに大きな負荷容量が接続されている場合でも、この負
荷容量を高速に駆動することができる。
【0059】以上説明したように、この図19の実施例
中のセンスアンプの第1段目のNチャネルMOSトラン
ジスタQ303,Q304および図20の実施例中のセ
ンスアンプの第1段目のPチャネルMOSトランジスタ
Q403,Q404はそれぞれ電圧利得が1以下のソー
スフォロワーとして動作し、図19の実施例中のセンス
アンプの第1段目のゲートとドレインがクロスカップル
接続されたNチャネルMOSトランジスタQ305,Q
306および図20の実施例中のセンスアンプの第1段
目のゲートとドレインがクロスカップル接続されたPチ
ャネルMOSトランジスタQ405,Q406は上記ソ
ースフォロワーのソース負荷回路として動作し、このク
ロスカップル接続負荷回路の電圧利得は1よりはるかに
大きい。
【0060】図19および図20の実施例においては、
以前の実施例と同様にパルス信号φ2, ̄φ2に応答し
てMOSトランジスタQ308,Q309,Q408,
Q409が導通することによって、クロスカップル接続
された負荷MOSトランジスタQ305,Q306,Q
405,Q406の正帰還動作が解消される。
【0061】また、本発明はSRAMに限定されるもの
ではなく、DRAM,PROM,EPROM等のメモリ
装置全般に適用することが可能である。
【0062】さらに本発明は上記した具体的実施例に限
定されるものでは無く、その基本的技術思想に従って種
々の変形が可能であることは言うまでも無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の回路を動作させるのに好適なタイミング
図。
【図3】従来技術を示す回路図。
【図4】従来技術を示す回路図。
【図5】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図6】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図7】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図8】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図9】従来のセンス回路を示す回路図。
【図10】本発明の一実施例(図6)および従来のセン
ス回路例(図9)のセンス増幅に要する遅延時間のセン
スアンプ平均電流依存性を示す特性図。
【図11】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図12】本願発明者等によって出願前に検討された回
路を示す回路図。
【図13】図11の実施例の動作波形図。
【図14】それぞれ本発明の他の実施例を示す回路図。
【図15】それぞれ本発明の他の実施例を示す回路図。
【図16】それぞれ本発明の他の実施例を示す回路図。
【図17】図16の実施例の動作を説明するための動作
波形図。
【図18】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図19】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図20】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図21】図6の実施例と図7の実施例の特性の相違を
示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花村 昭次 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2入力線と、 第1及び第2出力線と、 そのゲートが上記第1入力線に接続された第1MOSト
    ランジスタと、 そのゲートが上記第2入力線に接続されるとともにその
    ソースが上記第1MOSトランジスタのソースに接続さ
    れた第2MOSトランジスタと、 そのドレインが上記第1出力線に接続され、そのソース
    ・ドレイン経路が上記第1MOSトランジスタのソース
    ・ドレイン経路に直列に接続された第3MOSトランジ
    スタと、 そのドレインが上記第2出力線及び上記第3MOSトラ
    ンジスタのゲートに接続され、そのソース・ドレイン経
    路が上記第2MOSトランジスタのソース・ドレイン経
    路に直列に接続され、そのゲートが上記第3MOSトラ
    ンジスタのドレインに接続された第4MOSトランジス
    タと、 上記第1MOSトランジスタのソースと第1動作電位点
    との間に接続された第1のスイッチ回路と、 上記第1出力線及び上記第2出力線と固定電位との間に
    接続され、上記第1のスイッチ回路が非導通状態のとき
    に導通状態となる第2のスイッチ回路と、 上記第2のスイッチ回路が導通状態のときに出力ハイイ
    ンピーダンスとなる出力回路とを具備することを特徴と
    する半導体集積回路。
  2. 【請求項2】上記第1出力線と上記第2出力線との間に
    接続された第3のスイッチ回路をさらに具備することを
    特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】第1及び第2入力線と、 第1及び第2出力線と、 そのゲートが上記第1入力線に接続され、そのドレイン
    が上記第1出力線に接続された第1MOSトランジスタ
    と、 そのゲートが上記第2入力線に接続され、そのドレイン
    が上記第2出力線に接続された第2MOSトランジスタ
    と、 そのゲートが上記第2出力線に接続され、そのソース・
    ドレイン経路が上記第1MOSトランジスタのソース・
    ドレイン経路に直列に接続された第3MOSトランジス
    タと、 そのゲートが上記第1出力線に接続され、そのソース・
    ドレイン経路が上記第2MOSトランジスタのソース・
    ドレイン経路に直列に接続された第4MOSトランジス
    タと、 上記第1MOSトランジスタのソース・ドレイン経路及
    び上記第2MOSトランジスタのソース・ドレイン経路
    と第1動作電位点との間に接続された第1のスイッチ回
    路と、 上記第1出力線及び上記第2出力線と固定電位との間に
    接続され、上記第1のスイッチ回路が非導通状態のとき
    に導通状態となる第2のスイッチ回路と、 上記第2のスイッチ回路が導通状態のときに出力ハイイ
    ンピーダンスとなる出力回路とを具備することを特徴と
    する半導体集積回路。
  4. 【請求項4】上記第1出力線と上記第2出力線との間に
    接続された第3のスイッチ回路をさらに具備することを
    特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路。
JP8344988A 1996-12-25 1996-12-25 半導体集積回路 Pending JPH09171692A (ja)

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