JPH09170804A - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents

空気調和機の風向調節装置

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JPH09170804A
JPH09170804A JP33151495A JP33151495A JPH09170804A JP H09170804 A JPH09170804 A JP H09170804A JP 33151495 A JP33151495 A JP 33151495A JP 33151495 A JP33151495 A JP 33151495A JP H09170804 A JPH09170804 A JP H09170804A
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Koichi Honda
弘一 本多
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して、組み立ての作業性を向
上させると共に、コスト的に有利な構成でなる空気調和
機の風向調節装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 枠体3と、同枠体に左右両端の略中央に
設けた支軸1aを回動自在に軸支した複数の風向板1とか
らなるものにおいて、前記風向板の一端の前記支軸と後
端との間に、前後に延びる長孔状の連結孔1fを穿設し、
同連結孔に直交し前記風向板の一端から少許離間した略
コ字状の切欠部1gを設け、前記支軸と後端との間の前記
風向板の一側面に、前記連結孔に対応する連結軸1cを立
設し、同連結軸を含む高さが前記切欠部の幅寸法に比し
て小寸法でなり、前記連結軸の基端部を前記切欠部の一
側とほぼ面一にした弾性を有する連結杆1bを立設し、同
連結杆を前記切欠部に挿入し、同切欠部から前記連結軸
を前記連結孔に挿入して前記風向板を連結するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の風向調節
装置に係わり、より詳細には、複数枚の風向板をコスト
的に有利な構成で連結できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の風向調節装置は、例
えば図2(A)および図2(B)で示すように、複数枚
の風向板1と、同風向板の両端に設けた支軸1aを回動自
在に軸支する支持部3と、前記風向板1の一端あるいは
他端に突設した連結軸1bと、同連結軸1bに対応する連結
部2aを備えた連結板2とからなり、前記連結板2で前記
風向板1を連結してなる構成であった。
【0003】前記構成により、複数枚の前記風向板1の
うち一枚を前記支軸1aを中心に手指で回動させることに
よって、複数枚の前記風向板1を連動させて任意の角度
に回動し、風向を調節して空気調和を行っていた。
【0004】しかしながら、前記構成においては、前記
連結板2を用いて、前記連結軸1bに前記連結部2aを夫々
連結する必要があることから、部品点数が多く、また、
作業性が悪いという問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、部品点数を削減して、組み立ての作
業性を向上させると共に、コスト的に有利な構成でなる
空気調和機の風向調節装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記問
題点を解決するため、枠体と、同枠体に左右両端の略中
央に設けた支軸を回動自在に軸支した合成樹脂製の複数
の風向板とからなるものにおいて、前記風向板の一端の
前記支軸と後端との間に、前後に延びる長孔状の連結孔
を穿設し、同連結孔に直交し前記風向板の一端から少許
離間した略コ字状の切欠部を設け、前記支軸と後端との
間の前記風向板の一側面に、前記連結孔に対応する連結
軸を立設し、同連結軸を含む長さが前記切欠部の幅寸法
に比して小寸法でなり、前記連結軸の基端部を前記切欠
部の一側とほぼ面一にした弾性を有する連結杆を立設
し、同連結杆を前記切欠部に挿入し、同切欠部から前記
連結軸を前記連結孔に挿入して前記風向板を連結するよ
うにした構成としている。
【0007】また、前記連結杆を板状に形成した構成と
している。
【0008】また、前記連結軸を、その先端が前記風向
板の一端とほぼ面一となる高さに形成した構成としてい
る。
【0009】また、前記連結軸の先端部に、前記連結孔
の小径部とほぼ同径でなる頭部を設け、同頭部および前
記連結軸にスリットを設けた構成としている。また、前
記頭部の先端に、傾斜部を設けた構成としている。
【0010】更に、前記連結杆と、前記連結軸と、前記
頭部とを、前記風向板と一体的に形成した構成としてい
る。
【0011】
【作用】以上のように構成したので、部品点数を削減し
て、組み立ての作業性を向上させると共に、コスト的に
有利な構成でなる空気調和機の風向調節装置となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1(A)および図2(B)において、1
は空気調和機の風向調節装置を構成する複数の風向板
で、同風向板1は合成樹脂製により形成された構成とな
っている。1aは前記風向板1の左右両端の略中央に設け
た支軸で、同支軸1aが後述する枠体に軸支されることに
よって、前記風向板1が回動自在に軸支されるようにし
た構成となっている。
【0013】1bは前記風向板1の前記支軸1aと後端との
間の一側面に一体的に立設した連結杆で、同連結杆1bは
板状に形成されたことによって、前記風向板1の長手方
向に対して弾性を有した構成となっている。また、前記
連結杆1bは、段差を有して、その先端部の外面が後述す
る切欠部の一側とほぼ面一になるようにした構成となっ
ており、これによって、前記先端部に立設した後述する
連結軸を後述する連結孔に挿入できるようにした構成と
なっている。
【0014】1cは前記連結杆1bの先端部に外方に向けて
立設した連結軸で、同連結軸1cを後述する連結孔に挿入
して複数の前記風向板1を連結できるようにした構成と
なっている。また、前記連結軸1cは、後述する連結孔に
挿入した際、その先端が前記風向板1の一端に突出しな
い寸法で形成した構成となっており、これによって、平
面状の後述する枠体の内面に前記支軸1aを軸支できるよ
うにした構成となっている。
【0015】1dは前記連結軸1cの先端部に設けられた頭
部で、同頭部1dは後述する連結孔をほぼ同径で形成され
ており、この頭部1dと前記連結軸1cとにスリット1eを設
けたことにより、弾性によって前記頭部1dが後述する連
結孔に接触するようにした構成となり、これによって、
前記風向板1で風向を調節した際、前記支軸1aと同支軸
1aを軸支した後述する枠体との間で、所謂ビリ音が発生
しないよう防止した構造となっている。
【0016】1fは前記連結軸1cに対応して、前記風向板
1の一端の前記支軸1aと後端との間に、前後に延びる長
孔状に穿設した連結孔で、同連結孔1fは長孔状に穿設し
たことにより、同連結孔1fに前記連結軸1cを挿入し複数
の前記風向板1を連結した際、同風向板1を連動させて
同一方向に回動させることができるようにした構成とな
っている。
【0017】1gは前記連結孔1fに直交させるように、前
記風向板1の一端から少許離間した位置に略コ字状に形
成したの切欠部で、同切欠部1gは前記連結軸1cおよび前
記頭部1dと前記連結杆1bの板厚とを含む長さ寸法に比し
て大きい幅寸法で形成されており、これによって、前記
切欠部1gに前記連結杆1bを撓ませて挿入し、前記連結孔
1fに前記連結軸1cを挿入して複数の前記風向板1を容易
に連結できるようにした構成となっている。
【0018】また、前記構成で、前記頭部1dに傾斜部a
を設けたことにより、前記連結孔1fに前記連結軸1cを挿
入する際、より容易に挿入できるようにした構成となっ
ている。
【0019】また、前記連結杆1bと、前記連結軸1cと、
前記頭部1dとは、前記風向板と一体的に形成したことに
より、寸法形状が精度よく仕上げられると共に、コスト
的に有利な構成となっている。なお、2は、図2(A)
および図2(B)で示すように、従来技術において使用
される別部材でなる連結板であり、本実施例の説明にお
いては欠番となっている。
【0020】3は複数の前記風向板1の前記支軸1aを回
動自在に軸支する枠体である。前記枠体3が、複数の前
記風向板1の前記支軸1aを回動自在に軸支して空気調和
機の吹出口(図示せず)に取り付けられることによっ
て、同吹出口から室内に向けて吹き出される空気の風向
を調節をして送出できるようにした構成となっている。
【0021】以上の構成により、図1(A)および図1
(B)で示すように、前記連結軸1cを前記連結孔1fに挿
入して複数の前記風向板1を連結し、同風向板1の左右
両端に形成された前記支軸1aを前記枠体3で回動自在に
軸支し、同枠体3を空気調和機の吹出口(図示せず)に
取り付けるようにしたことにより、従来技術のように、
別部材でなる連結板を用いる必要がなくなって、簡便な
構成でなる空気調和機の風向調節装置となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によると、部品点数
を削減して、組み立ての作業性を向上させると共に、コ
スト的に有利な構成でなる空気調和機の風向調節装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の風向調節装置の説明
図で、(A)は風向板の斜視図であり、(B)は組立状
態を示す側面図である。
【図2】従来例による空気調和機の風向調節装置の説明
図で、(A)は分解斜視図であり、(B)は組立状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 風向板 1a 支軸 1b 連結板 1c 連結軸 1d 頭部 1e スリット 1f 連結孔 1g 切欠部 2 従来技術における連結板(別部材) 3 枠体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、同枠体に左右両端の略中央に設
    けた支軸を回動自在に軸支した合成樹脂製の複数の風向
    板とからなるものにおいて、 前記風向板の一端の前記支軸と後端との間に、前後に延
    びる長孔状の連結孔を穿設し、同連結孔に直交し前記風
    向板の一端から少許離間した略コ字状の切欠部を設け、
    前記支軸と後端との間の前記風向板の一側面に、前記連
    結孔に対応する連結軸を立設し、同連結軸を含む長さが
    前記切欠部の幅寸法に比して小寸法でなり、前記連結軸
    の基端部を前記切欠部の一側とほぼ面一にした弾性を有
    する連結杆を立設し、同連結杆を前記切欠部に挿入し、
    同切欠部から前記連結軸を前記連結孔に挿入して前記風
    向板を連結するようにしたことを特徴とする空気調和機
    の風向調節装置。
  2. 【請求項2】 前記連結杆を、板状に形成したことを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機の風向調節装置。
  3. 【請求項3】 前記連結軸を、その先端が前記風向板の
    一端とほぼ面一となる高さに形成したことを特徴とする
    請求項1記載の空気調和機の風向調節装置。
  4. 【請求項4】 前記連結軸の先端部に、前記連結孔の小
    径部とほぼ同径でなる頭部を設け、同頭部および前記連
    結軸にスリットを設けたことを特徴とする請求項1また
    は請求項3記載の空気調和機の風向調節装置。
  5. 【請求項5】 前記頭部の先端に、傾斜部を設けたこと
    を特徴とする請求項4記載の空気調和機の風向調節装
    置。
  6. 【請求項6】 前記連結杆と、前記連結軸と、前記頭部
    とを、前記風向板と一体的に形成したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項
    5記載の空気調和機の風向調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022105086A1 (zh) * 2020-11-19 2022-05-27 湖州鸿进自动化科技有限公司 一种空气净化器的滤网结构

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