JPH09170417A - 四サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents

四サイクルエンジンの潤滑装置

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JPH09170417A
JPH09170417A JP7327665A JP32766595A JPH09170417A JP H09170417 A JPH09170417 A JP H09170417A JP 7327665 A JP7327665 A JP 7327665A JP 32766595 A JP32766595 A JP 32766595A JP H09170417 A JPH09170417 A JP H09170417A
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valve
oil
crank
engine
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康武 龍
Sohei Honda
宗平 本田
Takao Nishida
隆夫 西田
Takanori Tsugekawa
高則 告川
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの如何なる運転姿勢でも、特別なオ
イルポンプを用いずに潤滑油の循環を可能にする。 【解決手段】 エンジン本体1に、油溜室22、クラン
ク室23及び動弁室24を設け、油溜室22及びクラン
ク室23間を通孔46を介して連通し、クランク室23
及び動弁室24間をクランク室23の昇圧時に開く一方
向弁49を介して連通し、動弁室24及び油溜室22間
をオリフィス51を介して連通し、油溜室22で生成さ
れたオイルミストをクランク室23の圧力脈動を利用し
て油溜室22、クランク室23、動弁室24、油溜室2
2へと循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてトリマー
やチェンソーの動力源に用いられるハンドヘルド型四サ
イクルエンジンの潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンドヘルド型エンジンとして
は、傾斜、横転など如何なるエンジン運転姿勢でも、潤
滑機能を発揮し得る二サイクルエンジンが広く用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年、排
ガス浄化の見地からハンドヘルド型エンジンとしても四
サイクルエンジンの採用が要請されている。ところが、
四サイクルエンジンでは、潤滑専用のオイルを貯留させ
る必要があるので、これをハンドヘルド型に採用すれ
ば、どのようなエンジンの運転姿勢でもエンジン各部を
確実に潤滑することが必要となる。
【0004】本発明は、そのような要求を満足させ得る
四サイクルエンジンの潤滑装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、潤滑油を貯留すると共に、その潤滑油か
らオイルミストを生成するオイルミスト成形手段を収容
する油溜室と、クランク軸のクランク部を収容するクラ
ンク室と、動弁装置を収容する動弁室とをエンジン本体
に設け、油溜室及びクランク室間を油溜室の油面上で通
孔を介して連通し、クランク室及び動弁室間を、クラン
ク室の昇圧時に開き減圧時に閉じる制御弁を介して連通
し、また動弁室の上部を実質的に大気に連通すると共
に、その底部をオリフィスを介して油溜室に連通し、ク
ランク室の圧力をPc、油溜室の圧力をPo、動弁室の
圧力をPvとすると、エンジン運転時に次式 Pc≦Po<Pv が成立するようにしたことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、エンジ
ン本体に、動弁室の上方位置を占める最上部室を設け、
この最上部室をオリフィスを介して動弁室に連通すると
共に、油路を介して油溜室又はクランク室に連通し、最
上部室の圧力をPtとしたとき、エンジンの運転時に次
式 Pc≦Po≦Pt<Pv が成立するようにしたことを第2の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第1の特徴に加えて、オ
イルミスト生成手段を、クランク軸により回転駆動さ
れ、エンジンの傾斜状態の如何に拘らず常に油溜室の潤
滑油を攪拌、飛散させるオイルスリンガで構成したこと
を第3の特徴とする。
【0008】さらにまた本発明は、第1又は第2の特徴
に加えて、制御弁を、圧力応動型の一方向弁で構成した
ことを第4の特徴とする。
【0009】さらにまた本発明は、第1又は第2の特徴
に加えて、制御弁を、クランク軸の回転に連動したピス
トンの下降時に開き上昇時に閉じるロータリ弁で構成し
たことを第5の特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、第5の特徴に加え
て、ロータリ弁の開弁期間をクランク角で略180°と
し、且つその開弁開始点をピストンの上、下死点間の中
点からクランク角でピストンの下降側45°の範囲に設
定すると共に、その開弁終了点を前記中点Pからクラン
ク角でピストンの上昇側45°の範囲に設定したことを
第6の特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の潤滑装置を備えたハンドヘ
ルド型四サイクルエンジンの一使用例を示す斜視図、図
2はその四サイクルエンジンの縦断正面図、図3〜図9
は図2の3−3線〜9−9線断面図である。
【0013】先ず、図1に示すように、ハンドヘルド型
の四サイクルエンジンEは、例えば動力トリマTの動力
源として、その駆動部に取付けられる。動力トリマT
は、その作業状態によりカッタを色々の方向に向けて使
用されるので、その都度エンジンEも大きく傾けられ、
あるいは逆さにされ、その運転姿勢は一定しない。
【0014】図2及び図3において、上記エンジンEの
エンジン本体1には、その前後に気化器2及び排気マフ
ラ3がそれぞれ取付けられ、気化器2の吸気道入口には
エアクリーナ4が装着される。またエンジン本体1の下
面には燃料タンク5が取付けられる。気化器2は、エン
ジンEの後述するクランク室の圧力脈動を利用して燃料
タンク5から燃料を汲上げ、余剰燃料を該タンク5に還
流させるダイヤフラムポンプを備えており、どのような
姿勢でもエンジンEの吸気ポートに燃料を供給すること
ができる。
【0015】図2及び図3において、エンジン本体1
は、ヘッド一体型のシリンダブロック6と、このシリン
ダブロック6の下端面に接合されるクランクケース7と
からなっている。シリンダブロック6は、ピストン8を
収容する単一のシリンダ9を中心部に備え、その外周に
は多数の冷却フィン10を備える。
【0016】クランクケース7は、上下一対のケース半
体7a,7bを、それらの周縁に並ぶ複数のボルト11
により相互に接合してなるもので、ピストン8にコンロ
ッド12を介して連接するクランク軸13が両ケース半
体7a,7b間で次のように支持される。
【0017】即ち、上部ケース半体7aは、その天井壁
から垂下する左右一対の上部ジャーナル壁14,14′
を一体に有し、また下部ケース半体7bは、その底壁か
ら立上って上部ジャーナル壁14,14′と対向する左
右一対の下部ジャーナル支持壁15,15′を一体に有
し、左側の上、下部ジャーナル支持壁14,15により
クランク軸13の左側のジャーナル部がプレーンベアリ
ング16を介して挟持され、右側の上、下部ジャーナル
支持壁14′,15′によりクランク軸13の右側のジ
ャーナル部がボールベアリング17を介して挟持され
る。上、下部ジャーナル支持壁14,14′;15,1
5′には、プレーンベアリング16又はボールベアリン
グ17を間に置いて並んでクランクケース7を上下に貫
通する合計四本のボルト孔18が穿設されており、これ
らボルト孔18を貫通する四本のスタッドボルト19が
シリンダブロック6の下端面に植込まれている。これら
スタッドボルト19の、クランクケース7下面から突出
した各下端にナット20が螺締され、これによって上、
下部ジャーナル支持壁14,14′;15,15′が相
互に結合されると共に、シリンダブロック6及びクラン
クケース7も相互に結合される。
【0018】このような結合構造は、シリンダブロック
6外周の冷却フィン10と何等干渉しないので、冷却フ
ィン10の枚数、広さ等を自由に選択することができ、
エンジンEの空冷効果を充分に高めることができる。ま
たクランクケース7のクランク軸13に対する支持剛性
をも高めることができる。
【0019】クランクケース7の両端壁には、クランク
軸13の貫通部分にオイルシール21,21′が装着さ
れる。
【0020】クランクケース7の内部には、前記上、下
部ジャーナル支持壁14,14′;15,15′によ
り、図2で左側の油溜室22と中央のクランク室23と
右側の動弁室24とに区画され、クランク室23にはク
ランク軸13のクランク部13aが配置される。油溜室
22には規定量の潤滑油Oが貯留され、これを攪拌、飛
散させるオイルスリンガ25(オイルミスト生成手段)
がクランク軸13に固着される。
【0021】図2及び図4に示すように、オイルスリン
ガ25は、クランク軸13に嵌着されるボス25aと、
その外周から突出するそれぞれ複数の長腕羽根25b及
び短腕羽根25cとからなっており、両羽根25b,2
5cの先端は互いに軸方向反対側に屈曲している。
【0022】このような構造のオイルスリンガ25は、
エンジンEの如何なる運転姿勢においても、両羽根25
b,25cの回転により油溜室22の貯留油を攪拌し
て、常にオイルミストを生成することができる。
【0023】動弁室24は、シリンダブロック6の一側
部を通ってその頭部まで延びており、この動弁室24の
上部は、シリンダブロック6の頭部に接合されるヘッド
カバー26により開閉可能になっている。
【0024】図2及び図5に示すように、シリンダブロ
ック6の頭部には、前記気化器2及び排気マフラ3に連
なる吸、排気ポート27,28が形成されると共に、こ
れら吸、排気ポート27,28を開閉する吸、排気弁2
9,30が設けられ、これら吸、排気弁29,30を開
閉駆動する動弁装置31が動弁室24に配設される。
【0025】この動弁装置31は、クランク軸13に固
着される駆動タイミングギヤ32と、シリンダブロック
6及びクランクケース7の接合面間に支持された支軸3
4に回転自在に支承されて駆動タイミングギヤ32から
2分の1の減速比で駆動される被動タイミングギヤ33
と、この被動タイミングギヤ33の一端に一体に連設さ
れたカム35と、このカム35により揺動されるべく、
シリンダブロック6に設けられたカムフォロワ軸36に
支持される一対のカムフォロワ37,38と、シリンダ
ブロック6の頭部に設けられたロッカ軸39により支持
されてそれぞれ一端を前記吸、排気弁29,30の弁頭
に当接させる一対のロッカアーム40,41と、これら
ロッカアーム40,41の他端に前記カムフォロワ3
7,38をそれぞれ連接させる一対のプッシュロッド4
2,43と、吸、排気弁29,30をそれぞれ閉弁方向
へ付勢する弁ばね44,45とからなっており、ピスト
ン8の吸気行程時に吸気弁29を開き、排気行程時に排
気弁30を開くことができる。
【0026】油溜室22及びクランク室23間は、クラ
ンク軸13に穿設した通孔46を介して連通される。そ
の際、通孔46の油溜室22への開口部は、該室22の
中心部に配置され、該室22の潤滑油Oの貯留量は、エ
ンジンEのどのような傾斜、倒立状態でも、上記開口部
が油中に沈まないように設定される。
【0027】図2及び図7に示すように、クランクケー
ス7の下面には、前記動弁室24に連なる弁室47が形
成され、この弁室47は弁孔48を介してクランク室2
3の底部と連通する。この弁室47には弁孔48を開閉
する制御弁としての一方向弁49が設けられ、この一方
向弁49はクランク室23の圧力脈動に応動するもの
で、その減圧時に弁孔48を閉じ、昇圧時にそれを開く
ようになっている。
【0028】またクランクケース7の下面には、図7に
示すように弁室47を取囲むU字状の油戻し室50が形
成される。この油戻し室50は、互いに極力離れて配置
される一対のオリフィス51を介して動弁室24の底部
と連通する一方、一対の通孔を介して油溜室22とも連
通する。通孔22の総合断面積は、オリフィス51の総
合断面積よりも十分に大きく設定される。
【0029】上記弁室47及び油戻し室50は、クラン
クケース7の下面に形成された凹部を底板53により閉
鎖することにより形成されるもので、その底板53は前
記スタッドボルト19及びナット20によりクランクケ
ース7に共締めされる。
【0030】動弁室24の上部は、ヘッドカバー26の
一側壁にそれを貫通するように取付けられたゴム製のブ
リーザチューブ54を介して前記エアクリーナ4内部と
連通する。その際、ブリーザチューブ54の動弁室24
への開口端は、動弁室24に所定長さ突入するように配
置される。したがって、エンジンEの如何なる運転姿勢
においても、動弁室24に多少とも溜る油のブリーザチ
ューブ54への流出を防ぐことができる。
【0031】図2、図8及び図9に示すように、ヘッド
カバー26には、その外周に嵌合するアウタカバー55
が結合される。これらカバー26,55の天井壁間には
扁平な最上部室56が画成され、該室56は、ヘッドカ
バー26の天井壁の対角位置に穿設された一対のオリフ
ィス57(望ましくは四隅に穿設される)を介して動弁
室24と連通する。また最上部室56はシリンダブロッ
ク6及びクランクケース7に穿設された1本の油路58
を介して前記油戻し室50とも連通する。油路58は、
前記一対のオリフィス57の総合断面積よりも大きい断
面積を有する。
【0032】而して、エンジンEの運転中、クランク軸
13の回転により油溜室22においてオイルスリンガ2
5が潤滑油Oを攪拌してオイルミストを生成すると、ピ
ストン8の上昇運動によりクランク室23が減圧したと
き、そのオイルミストは通孔46を通してクランク室2
3に吸入され、クランク部13a及びピストン8周りを
潤滑する。次いでピストン8の下降運動によりクランク
室23が昇圧すると、一方向弁49の開弁により上記オ
イルミストはクランク室23で発生したブローバイガス
と共に弁孔48から弁室47、したがって動弁室24へ
供給され、該室24でオイルミストとブローバイガスの
分離が行われる。そしてオイルミストは動弁装置31の
各部を潤滑し、ブローバイガスはブリーザチューブ54
を通してエアクリーナクリーナ4へ排出される。
【0033】ところで、クランク室23の圧力は、ピス
トン5の昇降運動により、正圧、負圧を交互に繰返すよ
うに脈動し、その正圧時には一方向弁49が開いてその
正圧を弁室47側へ放出し、負圧時には一方向弁49が
閉じて弁室47からの正圧の逆流を阻止するので、クラ
ンク室23の圧力は平均的には負圧状態に保たれる。
【0034】一方、相互に連なる動弁室24及び弁室4
7はブリーザチューブ54を介して大気圧状態のエアク
リーナ4内部に連通しているので、両室24,47の圧
力は略大気圧となっている。
【0035】また油溜室22は、通孔46を介してクラ
ンク室23に連通しているので、油溜室22の圧力はク
ランク室23と同圧又はそれより若干低い圧力となる。
【0036】油戻し室50は、通孔52を介して油溜室
22と連通する一方、オリフィス51を介して動弁室2
4とも連通しているので、油戻し室50の圧力は油溜室
22と同圧またはそれより若干低い圧力となる。
【0037】最上部室56は、油路58を介して油戻し
室50と連通する一方、オリフィス57を介して動弁室
24とも連通するので、最上部室50の圧力は油戻し室
22と同圧又はそれより若干低い圧力となる。
【0038】上記各室の圧力の高低関係は次式により表
わすことができる。
【0039】Pc≦Po≦Pr≦Pt<Pv 但し、Pc:クランク室23の圧力 Po:油溜室22の圧力 Pr:油戻し室50の圧力 Pt:最上部室56の圧力 Pv:動弁室24の圧力 その結果、エンジンの運転中は次のような経路で圧力の
流れが生じる。
【0040】
【外1】 したがって、動弁室24に送られたオイルミストは上記
圧力経路を経て油溜室22に還流し、また動弁室24で
液化した油はオリフィス51を経て油戻し室50、油溜
室22へと還流する。そして、このようなオイルミスト
及び液化した油の還流はエンジンEをどのように傾斜さ
せた場合でも支障無く行われる。
【0041】またエンジンEの倒立運転状態では最上部
室56が動弁室24の下方にくるので、動弁室24で液
化した油はオリフィス57を通して最上部室24に流入
し、油路58を通して油戻し室50に吸上げられ、油溜
室22に還流する。
【0042】このようにエンジンEの傾斜、倒立など、
どのような運転姿勢においても、エンジンE内部で潤滑
油の循環が絶間無く行われ、良好な潤滑状態を常に確保
することができる。したがって動力トリマTのあらゆる
方向での作業に耐えることができる。しかも潤滑油の循
環にはクランク室23の圧力脈動を利用しているから、
高価なオイルポンプは不要である。
【0043】再び図2において、前記クランク軸13
の、動弁室24側の外端部には、フライホイールマグネ
トー59の冷却羽根60付ロータ61が固着され、この
ロータ61と協働する点火コイル62はシリンダブロッ
ク6に固着される。また上記ロータ61と作業機用駆動
軸63との間に遠心クラッチ64が介装される。この遠
心クラッチ64は、ロータ61に拡径可能に軸支された
複数のクラッチシュー65と、これを縮径方向に付勢す
るクラッチばね66と、クラッチシュー65を取囲んで
駆動軸63に固着されるクラッチドラム67とからなっ
ており、ロータ61が所定回転数以上で回転すると、ク
ラッチシュー65が拡径してクラッチドラム67の内周
面に圧接し、クランク軸13の出力トルクを駆動軸63
に伝達するようになる。
【0044】エンジン本体1には、そのヘッド部及びフ
ライホイールマグネトー59を覆うと共に、それとの間
に冷却風通路68を画成するシュラウド69が取付けら
れ、遠心クラッチ64とシュラウド69との間に上記通
路68の入口68iが環状に設けられ、これと反対側の
シュラウド69に出口68oが設けられる。
【0045】而して、ロータ61の回転時には、冷却羽
根60によって生起された風が冷却風通路68を流れて
エンジンEの各部を冷却する。
【0046】前記油溜室22側のクランクケース7外側
面には、クランク軸13をクランキングし得る公知のリ
コイル式スタータ70が取付けられる。このスタータ7
0は、その操作性の観点から前記シュラウド69の外面
より突出するように配設されるもので、これが前記油溜
室22の外側に隣接配置されることにより、スタータ7
0の内側にデッドスペースができず、エンジンEのコン
パクト化に寄与し得る。
【0047】図10ないし図13は、前記一方向弁49
に代えてロータリ弁71を採用した本発明の別の実施例
を示す。図10ないし図12において、ロータリ弁71
は、動弁装置31の被動タイミングギヤ33の、カム3
5と反対側の側面に隆起形成されて直径線上に並ぶ一対
の扇形弁部72と、これら弁部72に周方向で挟まれる
一対の凹部73とを有し、これらクランク室23及び動
弁室24間の隔壁に穿設された弁孔74に対向させ、被
動タイミングギヤ33の回転により弁孔74を開閉する
ようにしたものである。
【0048】各弁部72及び凹部73はそれぞれ略90
°の中心角を持っているが、被動タイミングギヤ33が
クランク軸13と一体回転する駆動タイミングギヤ32
から2分の1の減速比をもって駆動されることから、各
弁部72及び凹部73による弁孔74の閉じ期間及び開
き期間はクランク角に換算するとそれぞれ略180°と
なる。
【0049】しかも、図13に示すように弁部72及び
凹部73は、弁孔74をピストン8の下降行程時に開き
(図12参照)、上昇行程時に閉じる(図10参照)よ
うに配置される。特に望ましい配置は、ピストン8の
上、下死点間の中点Pからクランク角でピストン8の下
降側45°までの範囲で弁孔74を開き、上記中点Pか
らクランク角でピストン8の上昇側45°までの範囲で
閉じるようにすることである。
【0050】その他の構成は、前記弁室47を廃止した
点を除けば前実施例と同様の構成であり、図中、前実施
例と対応する部分には、それと同一の符号を付す。
【0051】而して、ロータリ弁71は、クランク軸1
3の回転に機械的に連動して弁孔74を開閉するもので
あるから、エンジンEの高速回転時でも弁孔74に対す
る所定の開閉タイミングに狂いを生じることがなく、流
動する気体の慣性効果を有効に利用してクランク室23
から動弁室24へオイルミストを効率よく供給し得ると
共に、クランク室23の平均的な負圧状態を確保するこ
とができる。
【0052】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく種々の設計
変更が可能である。例えば油溜室22及びクランク室2
3間を連通する通孔46をプレーンベアリング16又は
両室22,23間の隔壁に設けることもできる。また油
戻し室50を廃止して動弁室24をオリフィス51を介
して油溜室22に直接連通し、また最上部室56を油路
58を介して油溜室22に直接連通することもできる。
また最上部室56は、これを油路58を介してクランク
室23に連通することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、潤滑油を貯留すると共に、その潤滑油からオイルミ
ストを生成するオイルミスト成形手段を収容する油溜室
と、クランク軸のクランク部を収容するクランク室と、
動弁装置を収容する動弁室とをエンジン本体に設け、油
溜室及びクランク室間を油溜室の油面上で通孔を介して
連通し、クランク室及び動弁室間を、クランク室の昇圧
時に開き減圧時に閉じる制御弁を介して連通し、また動
弁室の上部を実質的に大気に連通すると共に、その底部
をオリフィスを介して油溜室に連通し、クランク室の圧
力をPc、油溜室の圧力をPo、動弁室の圧力をPvと
すると、エンジン運転時に次式 Pc≦Po<Pv が成立するようにしたので、エンジンの如何なる傾斜状
態でも、上記各室の圧力の高低関係を利用してオイルミ
ストを油溜室、クランク室、動弁室、油溜室へと絶えず
循環させ、また動弁室で液化した油も油溜室へ還流させ
ることができ、良好な潤滑状態を確保することができ
る。しかも高価なオイルポンプが不要であるから、コス
ト面でも有利である。
【0054】また本発明の第2の特徴によれば、エンジ
ン本体に、動弁室の上方位置を占める最上部室を設け、
この最上部室をオリフィスを介して動弁室に連通すると
共に、油路を介して油溜室又はクランク室に連通し、最
上部室の圧力をPtとしたとき、エンジンの運転時に次
式 Pc≦Po≦Pt<Pv が成立するようにしたので、エンジンの倒立状態でも、
オイルミストの循環は勿論のこと、液化して最上部室に
溜った油の油溜室への還流をも確実に行うことができ、
良好な潤滑状態を確保することができる。
【0055】さらに本発明の第3の特徴によれば、オイ
ルミスト生成手段を、クランク軸により回転駆動され、
エンジンの傾斜状態の如何に拘らず常に油溜室の潤滑油
を攪拌、飛散させるオイルスリンガで構成したので、エ
ンジンの如何なる運転姿勢においても、オイルスリンガ
の回転により油溜室でオイルミストを確実に生成するこ
とができ、しかもその構造が比較的簡単である。
【0056】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
制御弁を、圧力応動型の一方向弁で構成したので、一方
向弁はクランク室の圧力脈動に応動して開閉し、クラン
ク室から動弁室へのオイルミストの輸送を行うと共に、
クランク室を平均的に負圧状態に保つことができ、特に
該弁の閉弁時のシールは良好であるから、比較的低速回
転型のエンジン用に有効である。
【0057】さらにまた本発明の第5の特徴によれば、
制御弁を、クランク軸の回転に連動したピストンの下降
時に開き上昇時に閉じるロータリ弁で構成したので、ロ
ータリ弁はクランク軸の回転に機械的に連動して開閉
し、クランク室から動弁室へのオイルミストの輸送を行
うと共に、クランク室を平均的に負圧状態に保つことが
でき、特にその開閉タイミングに狂いが生じないから、
比較的高速回転型のエンジン用に有効である。
【0058】さらにまた本発明の第6の特徴によれば、
ロータリ弁の開弁期間をクランク角で略180°とし、
且つその開弁開始点をピストンの上、下死点間の中点か
らクランク角でピストンの下降側45°の範囲に設定す
ると共に、その開弁終了点を前記中点Pからクランク角
でピストンの上昇側45°の範囲に設定したので、エン
ジンの高速回転時、気体の慣性効果を利用してクランク
室から動弁室への正圧の吐出を効果的に行うことがで
き、したがってオイルミストの輸送及びクランク室の平
均的負圧状態の確保がより確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエンジンを備えた動弁ト
リマの使用状態説明図
【図2】上記エンジンの縦断正面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線断面図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】図2の7−7線断面図
【図8】図2の8−8線断面図
【図9】図2の9−9線断面図
【図10】本発明の別の実施例を示すもので、ロータリ
弁を閉じ状態で示す縦断面図
【図11】図10の11−11線断面図
【図12】ロータリ弁を開き状態で示す縦断面図
【図13】上記ロータリ弁の開閉タイミングを示す線図
【符号の説明】
E エンジン O 潤滑油 1 エンジン本体 46 通孔 49 制御弁としての一方向弁 50 油戻し室 51 オリフィス 56 最上部室 57 オリフィス 58 油路 71 制御弁としてのロータリ弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また油溜室22は、通孔46を介してクラ
ンク室23に連通しているので、油溜室22の圧力はク
ランク室23と同圧又はそれより若干高い圧力となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】油戻し室50は、通孔52を介して油溜室
22と連通する一方、オリフィス51を介して動弁室2
4とも連通しているので、油戻し室50の圧力は油溜室
22と同圧またはそれより若干高い圧力となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】最上部室56は、油路58を介して油戻し
室50と連通する一方、オリフィス57を介して動弁室
24とも連通するので、最上部室56の圧力は油戻し室
50と同圧又はそれより若干高い圧力となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【外1】 したがって、動弁室24に送られたオイルミストは上記
圧力経路を経て油溜室22に還流し、また動弁室24で
液化した油はオリフィス51を経て油戻し室50、油溜
室22へと還流する。そして、このようなオイルミスト
及び液化した油の還流はエンジンEをどのように傾斜さ
せた場合でも支障無く行われる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
フロントページの続き (72)発明者 告川 高則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油(O)を貯留すると共に、その潤
    滑油からオイルミストを生成するオイルミスト成形手段
    (25)を収容する油溜室(22)と、クランク軸(1
    3)のクランク部(13a)を収容するクランク室(2
    3)と、動弁装置(31)を収容する動弁室(24)と
    をエンジン本体(1)に設け、油溜室(22)及びクラ
    ンク室(23)間を油溜室(22)の油面上で通孔(4
    6)を介して連通し、クランク室(23)及び動弁室
    (24)間を、クランク室(23)の昇圧時に開き減圧
    時に閉じる制御弁(49,71)を介して連通し、また
    動弁室(24)の上部を実質的に大気に連通すると共
    に、その底部をオリフィス(51)を介して油溜室(2
    2)に連通し、クランク室(23)の圧力をPc、油溜
    室(22)の圧力をPo、動弁室(24)の圧力をPv
    とすると、エンジン運転時に次式 Pc≦Po<Pv が成立するようにしたことを特徴とする、四サイクルエ
    ンジンの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 エンジン本体(1)に、動弁室(24)の上方位置を占
    める最上部室(56)を設け、この最上部室(56)を
    オリフィス(57)を介して動弁室(24)に連通する
    と共に、油路(58)を介して油溜室(22)又はクラ
    ンク室(23)に連通し、最上部室(56)の圧力をP
    tとしたとき、エンジンの運転時に次式 Pc≦Po≦Pt<Pv が成立するようにしたことを特徴とする、四サイクルエ
    ンジンの潤滑装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、 オイルミスト生成手段を、クランク軸(13)により回
    転駆動され、エンジンの傾斜状態の如何に拘らず常に油
    溜室(22)の潤滑油(O)を攪拌、飛散させるオイル
    スリンガ(25)で構成したことを特徴とする、四サイ
    クルエンジンの潤滑装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、 制御弁を、圧力応動型の一方向弁(49)で構成したこ
    とを特徴とする、四サイクルエンジンの潤滑装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のものにおいて、 制御弁を、クランク軸(13)の回転に連動したピスト
    ン(8)の下降時に開き上昇時に閉じるロータリ弁(7
    1)で構成したことを特徴とする、四サイクルエンジン
    の潤滑装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のものにおいて、 ロータリ弁(71)の開弁期間をクランク角で略180
    °とし、且つその開弁開始点をピストン(8)の上、下
    死点間の中点(P)からクランク角でピストン(8)の
    下降側45°の範囲に設定すると共に、その開弁終了点
    を前記中点Pからクランク角でピストン(8)の上昇側
    45°の範囲に設定したことを特徴とする、四サイクル
    エンジンの潤滑装置。
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