JP4571906B2 - 水中スクータ - Google Patents

水中スクータ Download PDF

Info

Publication number
JP4571906B2
JP4571906B2 JP2005366540A JP2005366540A JP4571906B2 JP 4571906 B2 JP4571906 B2 JP 4571906B2 JP 2005366540 A JP2005366540 A JP 2005366540A JP 2005366540 A JP2005366540 A JP 2005366540A JP 4571906 B2 JP4571906 B2 JP 4571906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
engine
combustion engine
crankshaft
underwater scooter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005366540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007168534A (ja
Inventor
博昭 長谷部
啓司 飯野
康武 龍
良洋 飯嶋
誠 矢▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005366540A priority Critical patent/JP4571906B2/ja
Publication of JP2007168534A publication Critical patent/JP2007168534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4571906B2 publication Critical patent/JP4571906B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

この発明は、少なくとも水中、より具体的には水面近くを航行する水中スクータに関する。
従来、操縦者(ダイバー)に操縦されて水面近くを航行する水中スクータあるいはアクアスクータが提案されている。この種の水中スクータは、浮力体(タンク)の下部に配置されてプロペラを駆動する2サイクルの内燃機関を備え、操縦者は浮力体の上に腹ばいになって乗り、左右に設けられたハンドルを把持して航行するように構成される(例えば非特許文献1参照)。非特許文献1記載の水中スクータにあっては、2サイクルで排気量48ccの内燃機関は通常の形で搭載、即ち、シリンダヘッドを上にして搭載されている。
"ノリモノランド アクアスクータ"、[on line]、[平成17年11月16日検索]、インターネット<URL:http://www.norimonoland.com/aqua>
ところで、2サイクルの内燃機関に比し、4サイクルの内燃機関はエミッション性能の点で優れるが、4サイクルの内燃機関はシリンダヘッドに動弁系が設けられるため、PTO(Power Take-off)軸上の高さが2サイクルの内燃機関よりも大きくなる。
そこで、上記した従来技術に開示される水中スクータに、2サイクル機関に代え、4サイクル機関を搭載するとき、通常のようにシリンダヘッドを上にして配置すると、浮力体から内燃機関のPTO軸までの(重力方向の)高さが大きくなる。その結果、浮力体から水中スクータの本体部分(プロペラシャフト回りの部分)までの全高が大きくなって大型化し、前面投影面積も大きくなることから抵抗が増え、航行速度が低下して燃費性能が悪化する。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決することにあり、2サイクル機関に代えて4サイクル機関を搭載するとき、水中スクータとしての本体部分の全高が増加するのを可能な限り抑制するようにした水中スクータを提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に係る水中スクータにあっては、浮力体と、前記浮力体の重力方向において下方に配置された内燃機関とを少なくとも備え、前記内燃機関でプロペラを駆動して少なくとも水中を航行する水中スクータにおいて、前記内燃機関として4サイクル機関を搭載すると共に、前記内燃機関を、そのクランクシャフトが前記プロペラのプペラシャフトと同軸になる一方、そのシリンダヘッドが前記クランクシャフトより前記重力方向において下方となるように、配置する如く構成した。
請求項2に係る水中スクータにあっては、前記内燃機関が、ダイヤフラム式気化器と前記クランクシャフトで駆動されるスリンガからなるオイル供給手段とを備える如く構成した。
請求項3に係る水中スクータにあっては、前記浮力体の内部に、前記内燃機関に供給されるべき燃料を貯留する燃料室と、前記内燃機関に供給されるべき空気を貯留する空気室とを形成する如く構成した。
請求項1に係る水中スクータにあっては、内燃機関として4サイクル機関を搭載すると共に、内燃機関をクランクシャフトがプロペラのプペラシャフトと同軸になる一方、そのシリンダヘッドがクランクシャフトより重力方向において下方となるように配置する如く構成したので、シリンダヘッドを上に向ける配置に比し、浮力体から内燃機関のPTO軸までの(重力方向の)高さ、即ち、浮力体からプロペラシャフト回りの水中スクータの本体までの全高が増加するのを抑制でき、よって水中スクータとしての大型化や前面投影面積の増加も抑制することができる。その結果、水の抵抗の増加も抑制でき、航行速度の低下あるいは燃費性能の悪化を可能な限り回避することができる。
また、シリンダヘッドが下方に位置、換言すれば水中スクータの底部に位置するため、その付近に配置される点火プラグ(あるいは点火プラグ・キャップ)の脱着、あるいは動弁系(吸排気バルブ、ロッカアームなど)のメンテナンスが容易となる。
請求項2に係る水中スクータにあっては、内燃機関がダイヤフラム式気化器とクランクシャフトで駆動されるスリンガからなるオイル供給手段とを備える如く構成したので、重力方向におけるシリンダヘッドの位置の如何に関わらず、運転させることができる。
請求項3に係る水中スクータにあっては、浮力体の内部に、内燃機関に供給されるべき燃料を貯留する燃料室と内燃機関に供給されるべき空気を貯留する空気室とを形成する如く構成したので、浮力体として必要な浮力を得ることができると共に、水中スクータとしての構成をコンパクトにすることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る水中スクータを実施するための最良の形態について説明する。
図1は第1実施例に係る水中スクータの側面透視断面図、図2は図1に示す水中スクータのII−II線透視断面図、図3は図1に示す水中スクータに操縦者(ダイバー)が乗った状態を示す説明側面図、図4は図3に示す状態を上方から見た説明上面図である。
図1から図4において、符号10は水中スクータを示す。水中スクータ10は、図示の如く、浮力体12と、浮力体12の重力方向において下方に配置された内燃機関(以下「エンジン」という)Eとを少なくとも備え、エンジンEでプロペラ14を駆動し、図3あるいは図4に示す如く、操縦者(ダイバー)を浮力体12の上に腹ばいに乗せた状態で水上または水中、具体的には水面Wsから少し沈下して水面Wsの近くを航行する。
浮力体12は、水中スクータ10の全長の1/2以上の面積を持つ、内部が中空に形成されたタンクからなる。浮力体12は樹脂材などの軽量な材料から製作される。浮力体12の(航行方向に向かって)左右端近傍の一方、具体的には右端には燃料給油口12aが配置される。燃料給油口12aは、キャップ12a1で開閉される。
浮力体12の左右端近傍の他方には、シュノーケル16(図4で図示せず)が接続される。シュノーケル16は中途で折り曲げられて全体としてL字状を呈する1本の円筒(パイプ)からなり、短い方の円筒部16aは浮力体12の左側面に穿設された孔からキャップ16bを介して気密に内部に挿入されると共に、図1に示す如く、長い方の円筒部16cは上方に向けて突出するように構成される。円筒部16cは、図3に良く示す如く、予定される操縦者の体重などから想定される沈下位置においても水面Wsから所定距離だけ突出するような長さに設定される。
図2に示す如く、浮力体12の内部は、隔壁12b,12cで2つの室に大別される。即ち、浮力体12において、燃料給油口12aの配置位置の付近、即ち、その下方にはエンジンEに供給されるべきガソリン燃料を貯留する燃料室12dが形成されると共に、シュノーケル16の接続位置の付近、即ち、円筒部16aが挿入される側にはエンジンEに供給すべき空気を貯留する空気室12eが形成される。
図2に示す如く、燃料室12dは上面視において、浮力体12の一辺(図で上辺)から他方の辺(図で下辺)に延びるカギ状の空間からなる。空気室12eは、残余の部分、即ち、略直方体部分からなる。図3に示す如く、浮力体12は、燃料給油口12aの配置位置と、シュノーケル16の接続位置を除く残余の表面が、大略平坦に形成される。尚、シュノーケル16は側方から突出することから、浮力体12の表面は、正確には、燃料給油口12aの配置位置のみを除く残余の部分が大略平坦に形成される。
エンジンEは4サイクルで排気量35ccの火花点火式の単気筒のガソリンエンジンからなり、そのクランクシャフト20が、プロペラ14に接続されるプペラシャフト22と同軸になると共に、そのシリンダヘッド24がクランクシャフト20より重力方向において下方となるように、換言すれば倒立されて配置される。
エンジンEは、シリンダヘッド24と一体に形成されたシリンダブロック26と、その端面に接合されるクランクケース30からなる。シリンダブロック26の内部には1個のピストン32(図2)が上下動自在に収容されると共に、その外周には図に示すように多数の冷却フィンが形成される。クランクケース30の内部のクランク室には、ピストン32にコンロッドを介して連結されるクランクシャフト20が回転自在に収容される。
シリンダヘッド24には吸排気バルブ(図示せず)を駆動するロッカーアームなどの動弁系34が収容されると共に、点火プラグ36が配置される。エンジンEの吸気管40(より正確には吸気管40に接続された吸気パイプ40a)は浮力体12の空気室12eに気密に接続され、吸気パイプ40aを介して供給された空気は、ダイヤフラム式気化器42によってクランク室の脈動に応じて燃料室12dから汲まれたガソリン燃料と混合させられ、よって生じた混合気は燃焼室に供給され、点火プラグ36で点火されて燃焼させられる。
燃焼によって生じた排ガスはマフラ44を通って排気管46を流れ、水中に排出される。排気管46は、図2に示す如く、後端で湾曲させられ、プロペラシャフト22の直下位置で開口させられる。
図1で符号50はリコイルスタータを示す。エンジンEは、操縦者によってリコイルスタータ50が引かれることで始動される。エンジンEは、図示の如く、水中に露出されたまま配置されるが、吸気管40の吸気パイプ40aは浮力体12の空気室12eに気密に接続されることから、エンジンEは水中において気密状態に保持され、燃料室12dから燃料が供給される限り、回転を継続する。
符号52で示される部材の内部には、クランクシャフト20で駆動されるスリンガなどからなり、オイル(潤滑油)をミスト状態で供給するオイル供給手段が収容され、重力方向におけるシリンダヘッド24の位置の如何に関わらず、オイルを供給されて回転する。尚、オイル供給手段の詳細は、本出願人が先に提案した特許公報(特許第3111402号)に詳細に記載されているので、これ以上の説明を省略する。
エンジンEとプロペラ14の接続について説明すると、クランクシャフト20は、遠心クラッチ54を介してドライブシャフト56に接続される。遠心クラッチ54は、クランクシャフト20の端部に拡径可能に軸支されたクラッチシュー54aと、それを縮径方向に付勢するクラッチスプリング(図示せず)と、クラッチシュー54aを囲みつつドライブシャフト56に固定されるクラッチドラム54bとからなる。
クランクシャフト20が所定回転数以上で回転すると、クラッチシュー54aが拡径してクラッチドラム54bの内側に圧接し、クランクシャフト20の回転がドライブシャフト56に伝えられる。
ドライブシャフト56は、プラネタリギヤ(減速ギヤ機構)60を介してプロペラシャフト22に接続される。即ち、ドライブシャフト56の回転は、サンギヤ60aおよびプラネタリピニオン60bを介してリングギヤ60cに減速されて伝達される。リングギヤ60cはプロペラシャフト22に固定されていることから、リングギヤ60cの回転はそのままプロペラシャフト22に伝達され、プロペラシャフト22の後端に固定されたプロペラ14を回転させる。
プロペラ14の周囲にはダクト62が取り付けられ、操縦者などがプロペラ14に接触するのを防止する。ダクト62はコニカルコーン62aと、円筒62bと、それらを径方向の3箇所で接続するフィン62cとからなり、コニカルコーン62aがプラネタリギヤ60のケースにボルト止めされることで、エンジンEに固定される。
ダクト62の後方には、整流板64がボルト止めされて取り付けられる。整流板64はダクト62の円筒62と同様な円筒からなるが、テーパ状、即ち、後方で径がすぼめられた形状にされる。
エンジンEの回転数、換言すれば水中スクータの航行速度は、スロットルレバー66によって調整される。即ち、エンジンEの前面の左側には上方から下方に延びるグリップ状のスロットルレバー66が設けられる。スロットルレバー66は、図2に良く示す如く、水平方向に回動自在に構成され、その回動はケーブル66a(部分的に示す)を介して気化器42の付近に配置されるスロットルバルブ(図示せず)に伝達され、スロットルバルブを開閉して水中スクータ10の航行速度を増減する。
浮力体12の説明に戻ると、浮力体12は、ステー68などを介してエンジンEのクランクケース30に固定される。また、エンジンEの前面の両側には、ハンドル70が取り付けられる。左右のハンドル70はそれぞれ下方に延びた後、折曲されて後方に延びてダクト62付近に達する。
図3および図4に示す如く、操縦者は腹ばいとなり、右手でハンドル70を把持すると共に、左手でハンドル70とスロットルレバー66を把持し、上半身を浮力体12の上に乗せ、スロットルレバー66で航行速度を調整して水面Wsの近くを航行するように水中スクータ10を操縦する。
浮力体12のシュノーケル16に接続される空気室12eにはエンジンEの吸気管40に接続された吸気パイプ40aが開口され、空気室12eの空気を吸引するが、水中スクータ10が航行するとき、シュノーケル16が誤って水没することがある。そのため、浮力体12において、水Wが侵入したときは、空気室12eに溜め、そこでブロックして吸気管40からエンジンEに侵入しないように構成している。しかしながら、その場合でも、水中スクータ10の傾斜や振動に応じて空気室12eの内部に溜められた水Wが波立つなどして吸気パイプ40aと吸気管40からエンジンEの燃焼室などの内部に侵入する恐れがある。
その点を考慮し、この実施例に係る水中スクータ10にあっては、空気室12eの内部に開口するエンジンEの吸気管40に接続される吸気パイプ40aの開口端に、撥水メッシュ製のキャップ(撥水手段)72を設ける如く構成した。キャップ72は、ナイロン、テフロン(登録商標)などの撥水メッシュ材から製作され、吸気パイプ40aの開口端を覆うように構成される。
従って、空気室12eの内部に溜められた水Wの水位が水中スクータ10の傾斜や振動に応じて波立つなどして吸気パイプ40aの開口端を越えたとしても、キャップ72で撥じかれる。即ち、キャップ72で水Wと空気を効果的に分離できるので、溜められた水Wが吸気パイプ40aと吸気管40からエンジンEの燃焼室などの内部に侵入するのを効果的に防止することができる。また、キャップ72はナイロン、テフロンなどの撥水メッシュ材から製作されるので、構成として簡易かつ安価となる。
この実施例に係る水中スクータにあっては、エンジンEとして4サイクル機関を搭載すると共に、エンジンEをクランクシャフト20がプロペラ14のプペラシャフト22と同軸になる一方、そのシリンダヘッド24がクランクシャフト20より重力方向において下方となるように配置する如く構成したので、シリンダヘッド2を上に向ける配置に比し、浮力体12からエンジンEのPTO軸(クランクシャフト20)までの(重力方向の)高さ、即ち、浮力体12からプロペラシャフト22の回りの水中スクータ10の本体までの全高が増加するのを抑制でき、よって水中スクータ10としての大型化や前面投影面積の増加も抑制もすることができる。その結果、水の抵抗の増加も抑制でき、航行速度の低下あるいは燃費性能の悪化を可能な限り回避することができる。
また、シリンダヘッド24が下方に位置、換言すれば水中スクータ10の底部に位置するため、その付近に配置される点火プラグ36(あるいはそのキャップ)の脱着、あるいは動弁系34のメンテナンスが容易となる。
また、エンジンEがダイヤフラム式気化器42と、クランクシャフト20で駆動されるスリンガからなるオイル供給手段(部材52に収容される)とを備える如く構成したので、重力方向におけるシリンダヘッド24の位置の如何に関わらず、運転させることができる。
また、浮力体12の内部に、エンジンEに供給されるべき燃料を貯留する燃料室12dとエンジンEに供給されるべき空気を貯留する空気室12eとを形成する如く構成したので、浮力体12として必要な浮力を得ることができると共に、水中スクータとしての構成をコンパクトにすることができる。
また、燃料室12dを料給油口12aの配置位置の付近に形成すると共に、空気室12eをシュノーケル16の接続位置の付近に形成する如く構成したので、燃料給油口12aと燃料室12dなどの間の接続が簡単になり、配管などを不要とすることができる。
また、浮力体12の左右端近傍の一方に燃料給油口12aを配置すると共に、その他方にシュノーケル16を接続する如く構成、具体的には、浮力体12の長手方向(航行する方向)中心線(図2に12fで示す)に直交する左右端近傍、より具体的には長手方向中心線12fからオフセットした位置の一方に燃料給油口12aを配置すると共に、その他方にシュノーケル16を接続する如く構成したので、操縦者は浮力体12の上での姿勢が制約されることがなく、自由に身体を動かすことができると共に、腹ばいになって乗るときの姿勢も制約されることがないので、例えば水中スクータ10の前方から顔を出して水中を覗くような姿勢をとることも可能となる。
また、浮力体12は、燃料給油口12aの配置位置とシュノーケル16の接続位置を除く残余の表面が、大略平坦に形成される如く構成したので、操縦者は浮力体12の上での姿勢が一層制約されることなく、一層自由に身体を動かすことができる。
また、空気室12eの内部にエンジンEの吸気管40に接続される吸気パイプ40aを開口させると共に、吸気パイプ40aの開口端に撥水メッシュ製のキャップ(撥水手段)72を設ける如く構成したので、シュノーケル16に接続される空気室12eに溜められた水Wが水中スクータ10の傾斜や振動に応じて波立つなどしても、キャップ72で水Wを効果的に分離できるので、溜められた水Wが吸気管40からエンジンEの燃焼室などの内部に侵入するのを効果的に防止することができる。また、撥水手段が撥水メッシュ製のキャップ72からなる如く構成したので、構成として簡易かつ安価となる。
この実施例は上記の如く、浮力体12と、前記浮力体12の重力方向において下方に配置されたエンジン(内燃機関)Eとを少なくとも備え、前記エンジン(内燃機関)Eでプロペラ14を駆動して少なくとも水中を航行する水中スクータ10において、前記エンジン(内燃機関)Eとして4サイクル機関を搭載すると共に、前記エンジン(内燃機関)Eを、そのクランクシャフト20が前記プロペラ14のプペラシャフト22と同軸になる一方、そのシリンダヘッド24が前記クランクシャフト20より前記重力方向において下方となるように、配置する如く構成した。
また、前記エンジン(内燃機関)Eが、ダイヤフラム式気化器42と前記クランクシャフト20で駆動される(部材52に収容される)スリンガからなるオイル供給手段とを備える如く構成した。
また、前記浮力体12の内部に、前記エンジン(内燃機関)Eに供給されるべき燃料を貯留する燃料室12dと、前記エンジン(内燃機関)Eに供給されるべき空気を貯留する空気室12eとを形成する如く構成した。
この発明の第1実施例に係る水中スクータの側面透視断面図である。 図1に示す水中スクータのII−II線透視断面図である。 図1に示す水中スクータに操縦者(ダイバー)が乗った状態を示す説明側面図である。 図3に示す状態を上方から見た説明上面図である。
符号の説明
10 水中スクータ、12 浮力体、12a 燃料給油口、12d 燃料室、12e 空気室、14 プロペラ、16 シュノーケル、E 内燃機関(エンジン)、20 クランクシャフト、22 プロペラシャフト、24 シリンダヘッド、42 ダイヤフラム式気化器、72 撥水メッシュ製のキャップ

Claims (3)

  1. 浮力体と、前記浮力体の重力方向において下方に配置された内燃機関とを少なくとも備え、前記内燃機関でプロペラを駆動して少なくとも水中を航行する水中スクータにおいて、前記内燃機関として4サイクル機関を搭載すると共に、前記内燃機関を、そのクランクシャフトが前記プロペラのプペラシャフトと同軸になる一方、そのシリンダヘッドが前記クランクシャフトより前記重力方向において下方となるように、配置したことを特徴とする水中スクータ。
  2. 前記内燃機関が、ダイヤフラム式気化器と前記クランクシャフトで駆動されるスリンガからなるオイル供給手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の水中スクータ。
  3. 前記浮力体の内部に、前記内燃機関に供給されるべき燃料を貯留する燃料室と、前記内燃機関に供給されるべき空気を貯留する空気室とを形成したことを特徴とする請求項1または2記載の水中スクータ。
JP2005366540A 2005-12-20 2005-12-20 水中スクータ Expired - Fee Related JP4571906B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366540A JP4571906B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 水中スクータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005366540A JP4571906B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 水中スクータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007168534A JP2007168534A (ja) 2007-07-05
JP4571906B2 true JP4571906B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=38295691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005366540A Expired - Fee Related JP4571906B2 (ja) 2005-12-20 2005-12-20 水中スクータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4571906B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144690A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Sanshin Ind Co Ltd 水中走行具
JP3111402B2 (ja) * 1995-12-15 2000-11-20 本田技研工業株式会社 四サイクルエンジンの潤滑装置
JP2001088788A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Yamaha Motor Co Ltd 水中推進機
JP2005297746A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 水中スクータ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07144690A (ja) * 1993-11-24 1995-06-06 Sanshin Ind Co Ltd 水中走行具
JP3111402B2 (ja) * 1995-12-15 2000-11-20 本田技研工業株式会社 四サイクルエンジンの潤滑装置
JP2001088788A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Yamaha Motor Co Ltd 水中推進機
JP2005297746A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Honda Motor Co Ltd 水中スクータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007168534A (ja) 2007-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007176128A (ja) チェーンソー
JP2007185894A (ja) チェーンソー
JP4259976B2 (ja) 自動二輪車及び自動二輪車用エンジン
JP2002193185A (ja) エンジン付サーフボード
JP3586036B2 (ja) 小型船舶用2サイクルエンジンの排気制御装置
JP2002154479A (ja) エンジン付サーフボードのリモコンシステム及び送信機
JP2006250130A (ja) 強制空冷式エンジン
JP2007185893A (ja) チェーンソー
JPH10175592A (ja) 船艇の内燃機関振動減衰装置
JP4571906B2 (ja) 水中スクータ
US6699088B2 (en) Engine mount structure for personal watercraft
JP2005090267A (ja) 自動二輪車用v型エンジンの吸気装置
JP2007168535A (ja) 水中スクータ
JP4711419B2 (ja) 水中スクータ
JP4711418B2 (ja) 水中スクータ
US6997128B2 (en) Stand-up type personal watercraft
JP2007168536A (ja) 水中スクータ
JP2007314000A (ja) 水中スクータ
JPS6038293A (ja) 船外機
JPH09286395A (ja) 小型船舶用エンジンの排気装置
JP6557404B2 (ja) 船外機
JP4265710B2 (ja) 水中推進機
JP2007203864A (ja) 水中スクータ
EP1101696B1 (en) Outboard motor with supporting structure
US7090552B2 (en) Intake system for outboard engine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100813

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140820

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees